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YouTubeに時間制限をかける方法|iPhoneとAndroidの最短手順

気づけばショートを無限スクロール、気づいたら深夜——。
YouTubeは楽しいけれど、時間だけは取り戻せません。この記事では、iPhoneのスクリーンタイムAndroidのDigital Wellbeing/Family Linkを使って、最短手順でYouTubeに時間制限をかける方法を丁寧に解説します。自分用に“サクッと30分”、子ども用に“平日20分・休日45分”、夜は“完全オフ”など、目的別テンプレで迷わず設定。さらに、YouTubeアプリの休憩・就寝リマインダーブラウザ対策ありがち抜け道の塞ぎ方まで一気にカバーします。
これは「我慢」ではなく、仕組みで守る集中力。今日から“観る時間を、選ぶ時間”へ。あなたの毎日に、もう一度ゆとりを取り戻しましょう。

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この記事のまとめ

YouTubeの視聴は、気分転換にも学びにもなる一方で、放置すれば時間泥棒。だからこそ、OS側の制限(iPhone:スクリーンタイム/Android:Digital Wellbeing・Family Link)で強制力を担保し、アプリ側のリマインダー気づきを補強ブラウザ対策抜け道を封鎖する——この三段構えが最短で最強です。まずは1日30分など“少し短い”上限からスタートし、就寝時間の固定週末だけの特例で現実的に運用。うまくいかなければ、ボーナス時間常に許可するアプリで柔軟に調整しましょう。
次のアクションはシンプルです。いま端末を手に取り、YouTubeにタイマーを設定。その1分が、あなた(と家族)の1週間を整えます。観たい気持ちは味方に、時間管理は仕組みに——それが、無理なく続く最短ルートです。

自分用:いまから1分でYouTubeに上限をかける

iPhone(スクリーンタイム)

手順

  1. 設定 → スクリーンタイムApp使用時間の制限

  2. 制限を追加カテゴリーから選ぶ(またはYouTube単体を検索して選択)

  3. 時間を設定(例:1日30分)→ 追加

  4. 深夜帯も抑えたい場合は、スクリーンタイム → 休止時間をON(例:22:00–7:00)

ポイント

  • App単位でピンポイント制限が可能(YouTubeだけ止める)。

  • スクリーンタイム・パスコードを設定しておくと、後で自分が上限を超えても勝手に延長しづらくなる

  • “今日は許可”が出て誘惑に負けるなら、パスコードを家族に預ける運用が鉄板。

つまずき回避

  • 制限対象をSafariのYouTube(Web版)にも広げたい場合は、
    「コンテンツとプライバシーの制限」→ Webコンテンツ →“許可されたWebサイトのみ”または常に許可しないにYouTubeを追加。
    ※やり過ぎると他サイトまで見づらくなるため、まずはアプリ制限から始めるのが無難。


Android(Digital Wellbeing のアプリタイマー)

手順

  1. 設定 → Digital Wellbeing と 保護者による使用制限

  2. 画面中央の円グラフをタップ → YouTubeをタップ

  3. タイマーのアイコンをタップ → 1日の上限(例:30分)を設定 → 完了

ポイント

  • 上限に達するとアイコンがグレーになり、当日は原則起動できません(翌日0:00にリセット)。

  • PixelやGalaxyなど機種で表記差がありますが、探すキーワードは「Digital Wellbeing」「タイマー」。

つまずき回避

  • YouTubeアプリを消してブラウザから見る抜け道があるため、あとで紹介するブラウザ対策と就寝時間(ベッドタイム)も合わせて運用を。


子ども用:強制力の高い“保護者管理”で抜け道を塞ぐ

iPhone(ファミリー共有 × スクリーンタイム)

前提

  • 子どものApple IDファミリー共有に追加しておく。

  • 保護者側のiPhoneで管理できます。

手順

  1. 保護者のiPhone → 設定 → スクリーンタイム

  2. ファミリーの中から子どもを選ぶ

  3. App使用時間の制限制限を追加YouTubeを選択 → 時間を設定

  4. 必要なら 休止時間(例:21:00–7:00)通信・プライバシー制限も設定

  5. スクリーンタイム・パスコード保護者だけが知っている状態に

さらに強くするコツ

  • Appの削除・インストール制限も有効化(アプリを消して“履歴をリセット”する抜け道を塞ぐ)。

  • Web版YouTube対策としてSafariのWebコンテンツ制限でyoutube.comをブロック。


Android(Google Family Link)

前提

  • 保護者・子ども双方にGoogleアカウント。子どもの端末にFamily Linkを導入。

手順(保護者の端末)

  1. Family Linkアプリ → 子どもを選択

  2. スクリーンタイムアプリの制限YouTubeを選んで1日の上限を設定

  3. 端末全体の**利用時間(ベッドタイム/利用可能時間)**も合わせて設定

  4. 休日は長め、平日は短めなど曜日別の運用にすると継続しやすい

柔軟に運用するワザ

  • 宿題や家事を頑張った日は**「ボーナス時間付与」**でメリハリ管理。

  • 学校のある日は就寝時間を早め、休日は朝の起動時刻を遅めに設定。

抜け道ケア

  • ChromeのシークレットタブでYouTubeに行けないよう、Family Linkでサイト制限を設定(youtube.comをブロック、または許可リスト方式)。

  • 可能ならYouTube Kidsに一本化(後述)すると管理が楽。


YouTubeアプリ内の“ゆるめ”機能も併用して習慣化

ここで紹介する機能は「通知して気づかせる」タイプ。
強制停止はOS側で行い、アプリ側は“自制のリマインダー”として使うと効果的。

休憩リマインダー

  • YouTubeアプリ → プロフィール → 設定 → 一時停止のリマインダー

  • 例:毎15分で「そろそろ休憩しませんか?」の全画面通知が出る

  • 続行は可能なので、OS側の上限と組み合わせる

就寝時間リマインダー

  • YouTubeアプリ → 設定 → 就寝時間をリマインド

  • 指定時刻におやすみ通知。ベッドタイム前のスイッチングの合図として◎

YouTube Kids(小さなお子さま向け)

  • アプリ内に内蔵タイマーあり。フレンドリーな演出で自動終了

  • 視聴できるコンテンツ範囲も保護者パネルから設定可能。

  • 「一般のYouTube」は誘惑が強いので、Kids優先が管理しやすい。


ブラウザ(Web版YouTube)への対策

iPhone(Safari)

  • スクリーンタイム → コンテンツとプライバシーの制限Webコンテンツ

    • 成人向けWebサイトを制限許可しないサイトに youtube.com を追加

    • あるいは許可されたWebサイトのみでホワイトリスト方式に(厳格)

Android(Chrome)

  • Family Linkサイト制限youtube.com をブロック/許可制)

  • 自分用で“ゆるめ”にやるなら、Digital Wellbeingのフォーカスモード
    ChromeやYouTubeを一時停止して“短時間の集中”を作るのもアリ


ありがちトラブルと対処チェックリスト

すぐ延長してしまう・自分に甘くなる

  • パスコードを他者管理(家族に預ける)

  • 就寝時間(休止時間)を設定して深夜帯は一括停止

  • 上限は最初から厳しすぎない(例:1日30分→次週20分)で徐々に絞る

子どもが抜け道を使う(Web版/シークレットタブ等)

  • iPhone:Webコンテンツ制限で youtube.com をブロック

  • Android:Family Linkのサイト制限アプリの再インストール制限

  • アプリ削除で履歴を逃れる対策:アプリ削除自体を禁止(iPhoneは「iTunesとApp Storeでの購入」→“Appの削除”を許可しない)

学校や習い事でどうしても使う日がある

  • ボーナス時間(Android Family Link)を使う

  • “休止時間”は固定、日中のアプリ制限だけ緩める方式でリズム維持

勉強用の動画は許可したい

  • iPhone:YouTubeは制限しつつ、教育系アプリだけ“常に許可”に

  • Android:YouTubeを止め、学習アプリはタイマーなしで運用

  • YouTube内の学習チャンネルを使う場合は、YouTube Kids時間帯限定で折衷