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YouTubeのおすすめをリセットする方法|履歴と設定の総点検

ホーム画面に“興味ない動画”が並ぶたび、ため息…そんな経験ありませんか? 実はYouTubeにおすすめを一発初期化するボタンは存在しません
けれど、履歴の整理 × フィードバック活用 × 連携設定の見直しを順番に行えば、フィードは驚くほど整います。

本記事では、スマホ/PCでできる「視聴・検索履歴の削除と一時停止」、ホーム上で使う「興味なし/このチャンネルをおすすめしない」の賢い使い分け、そして「Your Data in YouTube」「Googleマイアクティビティ」の総点検まで、一気通貫で解説。“見たい”が先に来るYouTubeへ、最短ルートでリフレッシュしていきましょう。

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この記事のまとめ

削る → 止める → 伝える → 育てる。

履歴を削る(視聴・検索をクリア)、2) 一時停止で止める(ノイズの流入を止める)、3) 興味なし等で伝える(不要ジャンルを明確に拒否)、4) 育てる(見たいジャンルを集中的に視聴・高評価・登録)。
この4ステップを1~2週間回すだけで、ホームは着実にあなた寄りへチューニングされます。
整ってきたら履歴記録をオンに戻すのも忘れずに。最後に、記事末のチェックリストを保存して週1回の点検を習慣化。
アルゴリズム任せにしない“コントロールできるYouTube”を、自分の手で作っていきましょう。

YouTubeのおすすめをリセットする方法

  1. 履歴をクリア&一時停止(視聴/検索)

  2. 不要コンテンツにフィードバック([興味なし]/[このチャンネルをおすすめしない]/高評価の見直し)

  3. Google側のアクティビティ連携を点検(Your Data in YouTube / マイアクティビティ)

この順番で着手すると、短期で“ズレたおすすめ”を減らし、中期で“見たいジャンル中心”に再学習させやすくなります。


第1章:履歴の総点検(視聴履歴・検索履歴の削除/一時停止)

視聴履歴の削除(モバイル/PC共通の考え方)

視聴履歴はおすすめに強く影響します。
不要な履歴は削除し、一時停止を活用することで、その後の学習に余計なノイズを入れないようにします。
具体的手順は公式ヘルプの通りです。

モバイル(iOS/Android)

  1. YouTubeアプリでプロフィール画像をタップ

  2. 設定 → 履歴→「すべての履歴を管理」(または「Manage all history」)

  3. 削除したい項目で×(削除)、複数なら[削除]→期間選択(過去○時間/全期間など)

  4. [コントロール]タブから視聴履歴を含めるのチェックを外せば一時停止
    (将来の精度向上には、再学習が進んだ段階で一時停止を解除(オンに戻す)のがコツ)

PC(Web)

  1. 左メニューの[履歴]→右側の[視聴履歴を管理]

  2. 個別削除、[削除]→期間選択、または[視聴履歴を一時停止]が可能です。

補足:自動削除(3/18/36か月など)も設定できます。長期的に履歴をため込みたくない人に有効です。

検索履歴の削除

検索履歴もおすすめや検索候補に影響します。検索履歴のクリアは設定の「履歴とデータ」から可能です。

PCの例

  1. 左メニュー[設定]

  2. [履歴とデータ]→[検索履歴を削除]

  3. 確認画面で[検索履歴を削除]を選択

“Your Data in YouTube”から横断管理

Your Data in YouTubeでは、履歴の確認・削除・一時停止や、YouTubeデータの取扱い概要にアクセスできます。
デスクトップ/モバイルWebで利用可能(サインインが必要)。


第2章:フィードを手動で“再学習”させる

[興味なし]と[このチャンネルをおすすめしない]の使い分け

ホームや関連動画で不要な動画が出てきたら三点メニューから即フィードバックします。

  • [興味なし]:その動画や類似の話題を減らしたいとき

  • [このチャンネルをおすすめしない]:特定チャンネル自体を非表示寄りにしたいとき
    これらはおすすめや検索結果に影響します。気づいた都度、数日間“徹底”して実行すると、ホームの精度が上がりやすい体感があります。

高評価(いいね)・低評価の棚卸し

高評価は“好みの強いシグナル”になります。
過去の高評価を見直し、今の興味とズレたものは解除すると、再学習を後押しできます。

“視聴パターンを育てる”

履歴をクリアした直後は、YouTube側もあなたの嗜好を再推定します。
本当に見たいジャンルの動画を数日集中的に視聴し、高評価チャンネル登録で前向きなシグナルも追加しましょう。


第3章:Googleアクティビティ連携の見直し

マイアクティビティ(Google全体)を点検

YouTubeはGoogleアカウントと連携しており、myactivity.google.comからYouTube履歴(視聴/検索)の管理や自動削除設定にアクセスできます。
YouTube以外のウェブ/アプリのアクティビティ管理もここから実施可能。不要なデータは削除し、保持期間を見直しましょう。

Your Data in YouTubeで“入口を一本化”

「どこに何があるか分からない」を避けるため、Your Data in YouTubeを“中継地点”にするのが便利です。
ここから、検索/視聴履歴の削除・一時停止や、関連設定へ素早く移動できます。


第4章:端末別の操作フロー

iOS/Android(YouTubeアプリ)

  1. プロフィール画像設定

  2. 履歴(または履歴とプライバシー/データ)→ 「すべての履歴を管理」

  3. 右上/各項目の削除で個別・期間指定・全期間削除

  4. [コントロール]で視聴履歴の一時停止を有効化/解除

  5. ホーム上の不要動画は三点メニュー →[興味なし]/[このチャンネルをおすすめしない]を徹底(数日)

PC(ブラウザ)

  1. 左メニュー[履歴]→右の[視聴履歴を管理]

  2. 削除(期間指定/全期間)または一時停止

  3. 左メニュー[設定]→[履歴とデータ]→[検索履歴を削除]

  4. ホームや関連で不要動画があれば三点メニューでフィードバック


第5章:よくある落とし穴&復旧のコツ

落とし穴1:履歴をずっと“オフ”のまま
→ おすすめの学習が進みません。リフレッシュ期間(数日~1週間)を経て、履歴記録をオンに戻すと精度が上がります。

落とし穴2:“興味なし”が足りない
→ ホームで10~20件くらい一気に実施すると効果が見えやすい場面があります(体感値)。公式も、フィードバックが推奨アクションであることを明示しています。

落とし穴3:別用途の視聴が混ざる
→ 仕事・趣味・育児など用途が混在するとフィードがブレます。シークレット(ログアウト)視聴ブランドアカウント分離で視聴履歴を分けると安定。(ブランド/別アカウント活用は一般的な運用術。履歴やデータの使われ方は公式のプライバシー説明も参照。)

落とし穴4:“終盤のおすすめポップアップ”が邪魔
→ 直近のアップデートで、動画終盤のエンド画面推奨を隠す「Hide」ボタンが段階的に提供されました。視聴体験の邪魔を減らしたい人は活用を。※動画ごとに切り替え。


第6章:一枚で分かる“総点検チェックリスト”

  • 視聴履歴:期間指定or全期間で削除 → 一時停止をON(整ってきたらOFFに戻す

  • 検索履歴:[履歴とデータ]→[検索履歴を削除]でクリア

  • 不要動画/チャンネル三点メニューから[興味なし]/[このチャンネルをおすすめしない]を集中的に実施

  • 高評価の棚卸し:今の興味とズレた「高評価」を解除して再学習を促進

  • Your Data in YouTube:履歴の確認・削除・一時停止を横断的に管理

  • マイアクティビティ自動削除や保持期間を見直し(3/18/36か月など)

  • 視聴パターンの再構築:見たいジャンルを集中的に視聴+高評価/登録で前向きシグナル付与


FAQ

Q1. “完全リセット”はできますか?
A. 公式に“一括初期化”ボタンはありません。履歴の削除/一時停止+フィードバックで「ほぼリセット」に近い状態を作るのが現実解です。

Q2. 一生、履歴をオフにしておけばいい?
A. 短期的なリフレッシュには有効ですが、おすすめ精度を上げたいなら、再学習が進んだタイミングでオンに戻すのがおすすめです。

Q3. [このチャンネルをおすすめしない]を“取り消す”ことは?
A. 公式UIでの細かな個別復元は限定的です。現状はフィードバックのやり直しや視聴/評価の積み重ねで緩和していくのが現実的です(将来の仕様変更により改善される可能性あり)。根幹は継続的な視聴シグナルです。

Q4. 子どもの視聴対策は?
A. まずは家族向けの管理機能(視聴制限や時間管理)を検討しつつ、履歴や検索の管理フィードバック操作を併用するとよいでしょう(最新の保護者向けガイドは公式のプライバシー/安全のページから確認を)。