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XL2546設定ガイド|240Hz固定とDyAc最適化でFPSを見やすく

XL2546は設定項目が多く、断片的な「おすすめ数値」だけを真似すると、目的(残像低減・視認性・疲れにくさ)に対して逆効果になることがあります。特に、240Hz動作が確実に固定できていない状態でOSDを調整すると、体感が安定せず「何が効いているのか」「どこが悪さをしているのか」が分からなくなりがちです。

本記事では、まず“環境として固定すべき設定”を固め、そのうえでDyAc/Black eQualizer/Color Vibrance/AMAを順序立てて最適化し、最後にS.Switchでのプリセット運用まで落とし込みます。PCで競技系FPSを想定しつつ、PS5利用の注意点も整理いたします。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

XL2546設定で最初に固定する3項目

XL2546を240HzにするPC側設定

最初に固定すべきは「OSとGPUが240Hz出力になっていること」「モニターがその信号を受け取り240Hzで動いていること」です。ここが曖昧だと、DyAcやAMAを触っても“変化が少ない/ブレる/気のせいに感じる”状態になります。

確認の基本方針

  • 240Hzは「モニター設定」だけでは成立しません。Windows側+GPU側+ケーブル/入力が揃って初めて安定します。

  • まずは色味や視認性より、フレームとリフレッシュの土台を固めます。

手順(Windows側で240Hzを選ぶ)

  1. Windowsの「設定」を開きます。

  2. 「システム」→「ディスプレイ」を開きます。

  3. 「詳細設定(詳細表示)」に進み、リフレッシュレートの選択で240Hzを選びます。

  4. 適用後、念のため一度ゲームを起動し、挙動が安定するか(カクつき・ブラックアウトがないか)を確認します。

GPU側(NVIDIA/AMD)での重要ポイント

  • GPUコントロールパネルでもリフレッシュレートを確認します。Windowsが240Hzでも、GPU側の設定や解像度の選択次第で、期待どおりのモードにならない場合があります。

  • 解像度の選択で「PC」側の1920×1080を選び、そこから240Hzを選択する考え方が安全です(項目の区分がある場合)。

“240Hz固定”ができているかの見分け方

  • Windowsの詳細表示で240Hzが表示され、切替が可能である。

  • ゲーム内のフレームレート上限やV-Sync設定の影響で“滑らかさが変に感じる”ことがあるため、初期検証では以下を推奨いたします。

    • まずはゲーム内V-SyncをOFF(もしくは一旦デフォルト)

    • フレーム上限はタイトルの推奨に合わせつつ、挙動確認が目的なら上限を高め(または無制限)にして240Hzの恩恵が出るかを見る

    • ただし、発熱や消費電力が増えるため、最終的には安定運用に戻す

よくある失敗

  • ケーブルや入力が想定と違い、240Hzが選べない。

  • デュアルモニター環境で、片方の設定に引っ張られているように見える。

  • ゲーム内が60Hz相当の設定になっており、OS側と体感が一致しない。

ここまでを「触る前の前提」として固めてから、OSDに入るのが最短ルートです。


XL2546の接続はDisplayPortを優先する考え方

PCで240Hz運用を安定させたい場合、接続としては一般にDisplayPortが選ばれやすい構成です。重要なのは「端子の種類」そのものより、“240Hzが安定して選べる接続・入力・ケーブル品質”を確保することです。

確認すべきポイント(接続まわり)

  • モニター側の入力が、実際に挿している端子(DisplayPort/HDMI)と一致しているか。

  • ケーブルの規格や品質が不足し、信号が不安定になっていないか。

  • 変換アダプタや延長を挟んでいないか(挟むほどトラブル率が上がりやすい傾向があります)。

接続で問題が起きた場合の切り分けの考え方

  • まずは「表示できるか」を最優先し、必要なら一度HDMIに切り替えてでも画面を出してから、ドライバ更新や設定のやり直しを行います。

  • “DisplayPortで信号が検出されない”などの症状は、入力選択・抜き差し・再検出・ドライバ更新など、順序立てた確認で解決するケースがあります。

運用上の結論

  • “最初に安定する接続”を決めて固定し、その接続前提で設定を詰めることが重要です。接続を頻繁に変えると、設定値の評価がぶれます。


XL2546のOSD初期化と変更優先順位

XL2546の設定で迷子になりやすい原因は、「同時に多くを変えてしまう」ことです。評価が難しくなり、結果として“なんとなくそれっぽいが再現できない”状態になります。

推奨する変更優先順位

  1. リフレッシュレート固定(240Hz)

  2. DyAc(動きのブレ/見え方の軸)

  3. AMA(応答の体感・残像と副作用のバランス)

  4. Black eQualizer(暗部視認性)

  5. Color Vibrance(色による識別)

  6. 明るさ/ガンマ(部屋と疲れに合わせる)

この順にする理由は明確で、動きの見え方(DyAc・AMA)→視認性(BEQ・Vibrance)→快適性(輝度・ガンマ)の順で決めると、後戻りが少ないからです。

OSD初期化の扱い

  • 既に色々触って訳が分からない場合は、いったん初期状態に戻し、上記の順序で調整し直す方が早いです。

  • 初期化したら、同時に「部屋の照明」「ゲーム内の明るさ/ガンマ」「プレイするタイトル」を揃え、比較条件を固定してください。


XL2546のOSD主要設定を最適化する

XL2546のDyAcを選ぶ基準

DyAcは、動きの見え方に影響する代表的な機能です。体感としては「視点移動中に輪郭が追いやすくなる」「ブレが減ったように感じる」方向に働く一方、環境によっては「暗く感じる」「目が疲れる」「ちらつく感じがする」といった副作用が気になることがあります。

DyAcを決める基本戦略

  • いきなり最大(Premium等)にせず、まずはHigh相当から試し、問題がなければ上げます。

  • 少しでも違和感がある場合は、一段戻して評価します。戻したときに“楽になる”なら、戻した設定があなたに合っています。

DyAc評価で見るべきシーン

  • 近距離の左右ストレイフ(敵が横移動する)

  • 中距離のトラッキング(追いエイム)

  • 視点を左右に振る(索敵で視点を速く動かす)
    これらで「輪郭が保てるか」「見失いにくいか」を見ます。

DyAcの副作用が出た時の対処順

  1. DyAcを一段下げる(Premium→High)

  2. それでも厳しいならOFFにし、代わりにAMAやBEQで見え方を整える

  3. “競技用はDyAc ON、長時間用はOFF”という二刀流にする

“常時ONが正義”ではなく、目的と体調に合わせて切り替えるのが最も合理的です。


XL2546のBlack eQualizerを決める手順

Black eQualizer(BEQ)は、暗部の情報を持ち上げて視認性を上げる方向の機能です。暗いマップや影の中の敵が見づらいときに有効ですが、上げすぎると全体が白っぽくなり、結果として輪郭が溶ける場合があります。

BEQの調整手順(再現性重視)

  1. テスト場所を固定します(暗所・影・黒い背景など)。

  2. BEQを「0→5→10→15→20」のように段階的に上げます。

  3. 各段階で「敵の輪郭」「背景との分離」「白っぽさによる見えにくさ」をチェックします。

  4. 最終的に、次の基準で決めます。

    • 基準A:敵の輪郭が最も拾いやすい

    • 基準B:白っぽさで“エイムが浮く”感じが出ない

    • 基準C:目が疲れない(長時間視点移動でしんどくならない)

おすすめの運用

  • BEQは“万能の上げ得”ではありません。

  • 競技用は中程度、暗所用プリセットで高めにする、という分離が失敗しづらいです。


XL2546のColor Vibranceで敵を見つけやすくする

Color Vibranceは、色の強さや印象を調整し、敵と背景の識別を助ける方向の設定です。ここで重要なのは「派手にすること」ではなく、敵が背景に埋もれない状態を作ることです。

調整の考え方

  • 上げすぎると、背景やエフェクトが強くなってノイズになり、逆に敵が見づらくなる場合があります。

  • 逆に下げすぎると、全体が単調になって“敵と背景が同化”しやすくなります。

おすすめの決め方

  1. ゲーム内で“敵が背景に溶けやすい場所”を決めます。

  2. Vibranceを中間から少し上げ、敵の輪郭・服・装備が拾いやすくなるか確認します。

  3. 次に少し下げ、どちらが“判断が速いか”を比較します。

  4. 最終的に「敵を見つける速度が上がる」「疲れにくい」側を採用します。

注意点

  • タイトルや設定(色覚補助、カラーフィルター等)との相性があります。ゲーム内の色関連設定を触っている場合は、まずゲーム内を標準寄りに戻して評価すると、原因切り分けが容易です。


XL2546のAMAで残像とオーバーシュートを避ける

AMAは応答の体感に関わり、残像を減らす方向に寄せられる一方、上げすぎるとオーバーシュート(輪郭の縁取りや逆残像のような違和感)が出る場合があります。

AMAの最適化は“症状で決める”のが確実です

  • 追従が鈍く、残像が伸びて見える → AMAを少し上げて評価

  • 輪郭に白いフチ、色の反転のような違和感 → AMAを下げる

評価のコツ

  • 背景が単色の場所で、同じ動作(左右移動)を繰り返す

  • 1回の変更で結論を出さず、最低でも30秒〜1分は同条件で見る

  • DyAcをONにしている場合、DyAcとAMAの組合せで印象が変わるため、DyAcを固定してからAMAを触る

AMAは「高ければ高いほど良い」ではなく、副作用が出ない範囲の最大値を狙うのが基本方針です。


XL2546の明るさとガンマの落としどころ

輝度とガンマは、視認性にも快適性にも大きく影響します。ただし、ここは“正解の数値”が環境依存になりやすいため、ロジックで決めるのが重要です。

落としどころの作り方

  • 部屋が明るい → 輝度は上げても疲れにくい傾向があります

  • 部屋が暗い → 輝度を上げすぎると眩しさで疲れやすい傾向があります

  • DyAcをONにして暗く感じる → まず輝度で補い、次にガンマやBEQで微調整します

おすすめ運用

  • “競技用プリセットは少し明るめ”

  • “長時間用プリセットは抑えめ”
    この二本立てにするだけで、悩みと疲労が大幅に減ります。


XL2546設定のおすすめプリセット3種

ここでは、数値の暗記ではなく「目的が違えばプリセットも分ける」という前提で、3つの運用プリセットを提示いたします。各項目は環境により最適値が異なるため、レンジ(推奨範囲)+決め方で示します。

XL2546の競技FPS向けプリセット

目的:視点移動中でも敵を追いやすく、撃ち合いの判断を早くする

  • DyAc:Highから開始し、問題がなければPremiumも試す

  • AMA:中間を基準に、オーバーシュートが出ない範囲で上げる

  • Black eQualizer:中程度(上げすぎると白っぽくなるため)

  • Color Vibrance:中間〜やや高め(敵が背景に埋もれない範囲)

  • 輝度:DyAcで暗いと感じるなら上げる(ただし眩しすぎない範囲)

このプリセットの決め手

  • 敵の輪郭が“動いても残る”

  • 暗部が見えるが、白っぽさで逆に狙いづらくならない

  • 10分プレイして目が疲れすぎない


XL2546の暗所マップ向けプリセット

目的:影・暗部・屋内で敵を見落とさない

  • DyAc:High(競技用より少し抑えても良い)

  • Black eQualizer:競技用より高め(ただし上げすぎは禁物)

  • Color Vibrance:中間(色ノイズを増やしすぎない)

  • AMA:競技用と同等(違和感が出るなら微調整)

  • 輝度:中〜高(暗部が潰れない範囲)

注意点

  • 暗所用は便利ですが、常用すると白っぽさが気になりやすいです。

  • “暗い場面だけ呼び出す”運用が適しています。


XL2546の目疲れ軽減プリセット

目的:長時間プレイや作業兼用でも負担を減らす

  • DyAc:OFFまたはHigh(疲れるならOFFに寄せる)

  • Black eQualizer:低め(やりすぎない)

  • Color Vibrance:低〜中(自然寄り)

  • AMA:中間(副作用が出ない範囲)

  • 輝度:低〜中(部屋の明るさと相談)

このプリセットの狙い

  • “勝ちに行く日”と“疲れを溜めない日”を切り分ける

  • 目と集中力を温存し、結果としてパフォーマンスを落としにくくする


XL2546のS.Switchでプリセットを保存する手順

プリセット運用の要は「すぐ呼び出せること」です。S.Switchを使うと、用途別に作った設定をワンボタンで切り替えできます。

保存までの流れ(手順)

  1. OSDで目的の設定(DyAc/BEQ/Vibrance/AMA/輝度など)を作ります。

  2. S.Switchの保存したい番号(1〜3)を長押しし、保存動作を実行します。

  3. 保存できたら、番号を押して切替が反映されるか確認します。

  4. 競技用・暗所用・目疲れ軽減用の3枠を作り、迷ったら押し直せる状態にします。

おすすめの割当(例)

  • 1:競技FPS向け

  • 2:暗所マップ向け

  • 3:目疲れ軽減

運用のコツ

  • “一度決めたら触らない項目”と“場面で触る項目”を分けます。

    • 触らない:入力、基本解像度、240Hz運用の土台

    • 場面で触る:BEQ、輝度、DyAcの段階

  • 「暗くて見えない」と感じたら、いきなり全部を変えず、まず暗所プリセットへ切替するだけにします。


XL2546設定がうまくいかない時の対処

ここからは、症状から逆引きできるように整理いたします。トラブル対応は“思いつき”で行うほど沼に入りやすいので、順序を固定するのが重要です。

XL2546で240Hzが選べない時の原因と確認

240Hzが選べない原因は大きく分けて、(1)出力側、(2)伝送、(3)入力・認識の3つです。以下のチェックリストを上から順に潰してください。

チェックリスト(上から順に)

  • Windowsの詳細表示で240Hzが候補に出ているか

  • GPUコントロールパネルで解像度が想定どおりか(「PC」側の1920×1080になっているか)

  • モニター側の入力が正しい端子になっているか(DP接続なら入力もDP)

  • ケーブルを抜き差しして再認識するか(別ケーブルがあれば交換)

  • 別のポート(GPU側の別DP端子など)で同症状が出るか

  • ドライバ更新ができているか(画面が出ない場合は一度HDMIにして更新)

切り分けの考え方

  • 240Hzが“候補として出ない”なら、設定の問題より先に、接続やモード(解像度カテゴリ)の問題を疑います。

  • 240Hzが“出るが不安定”なら、ケーブルや端子、ドライバ等の安定性を疑います。


XL2546で信号が検出されない時の切り分け

「信号が検出されません」は、入力が違う/認識が失敗している/ケーブル・端子・ドライバ問題など、原因が広い症状です。焦ってOSDを触り続けるより、次の順で切り分ける方が早いです。

切り分け手順

  1. モニター側で入力選択を確認し、実際の接続と一致させます。

  2. ケーブルを抜き差しし、再検出を試します。

  3. 可能であれば、別のケーブルに交換します。

  4. HDMIに切り替えて表示できるか確認し、表示できるなら環境整備(ドライバ更新等)を進めます。

  5. それでも難しい場合は、PC本体・GPU・モニターの別組合せで再現するか確認し、問題の所在を絞ります。

よくある落とし穴

  • 入力がAutoのままで、意図しない入力に切り替わっている

  • DPを挿しているが、モニター側がHDMI入力になっている

  • ケーブルが劣化しており、抜き差しで一瞬直るが再発する


XL2546でDyAcが暗い時の調整順

DyAcをONにした途端に暗く感じる、という相談は非常に多いです。結論としては、DyAcは“動きの見え方”を優先する代わりに、環境によって暗さが気になりやすいことがあります。対処は順序が重要です。

調整順(推奨)

  1. DyAcを一段下げる(Premium→High)

  2. 輝度を少し上げる(上げすぎて眩しくしない)

  3. それでも厳しいならDyAcをOFFにし、AMAとBEQで代替的に整える

  4. 競技用はDyAc ON、長時間用はOFFとしてプリセットで分離する

やってはいけない例

  • DyAcが暗いからといって、BEQやガンマを極端に上げ、全体が白っぽくなって輪郭が溶ける

  • いきなり複数項目を同時に触り、原因が追えなくなる


XL2546をPS5で使う場合の確認ポイント

PS5利用時は、PCほど自由に出力条件を作れないため、確認ポイントを押さえることが重要です。特に120Hz運用は、タイトル側の対応や設定の影響を受けます。

確認ポイント(順序)

  • PS5本体の映像出力設定(120Hzを有効にする系の項目)

  • タイトル側が120Hzに対応しているか、かつパフォーマンス優先の設定になっているか

  • 接続端子とケーブルが適切か(途中に分配器や変換が入っていないか)

  • モニターの入力がPS5の接続に合っているか

  • 期待するモードに入らない場合は、他のタイトルでも同様か(タイトル依存か環境依存かを分ける)

PS5は「本体設定だけ合っていれば必ず120Hzになる」ではなく、タイトル側の条件が絡むことが多い点に注意してください。


XL2546設定のよくある質問

XL2546のDyAcは常時ONが良いですか

常時ONが最適とは限りません。DyAcは動きの見え方に効きますが、環境や体調によって暗さ・疲れ・違和感が出ることがあります。おすすめは、S.Switchで“競技用(ON)”と“長時間用(OFF)”を分ける運用です。これにより「今日は疲れるからOFF」「大会前はON」といった切替が容易になります。


XL2546のBlack eQualizerは上げるほど有利ですか

上げるほど暗部は見やすくなる傾向がありますが、同時に白っぽさや階調崩れが増え、輪郭が溶ける場合があります。従って「上げるほど有利」ではなく、有利になる範囲を段階比較で見つけるのが正解です。暗所専用プリセットを作り、必要時だけ呼び出す運用が失敗しづらいです。


XL2546のおすすめ設定はゲーム内設定とどちらを優先しますか

優先順位は以下を推奨いたします。

  1. OS/GPU/接続の土台(240Hz固定)

  2. モニターOSD(DyAc・AMAで動き、BEQ・Vibranceで視認性)

  3. ゲーム内設定(最終微調整)

ゲーム内設定はタイトルごとに項目が異なり、変更による影響も大きいため、先にOSDを固めた方が比較が容易です。特に「何を変えたら見え方が変わったか」を追える状態が重要です。


XL2546KやXL2546Sでも同じ考え方で設定できますか

基本の考え方(240Hz固定→DyAc/AMA→BEQ/Vibrance→輝度・ガンマ→プリセット運用)は共通化できます。ただし、モデルごとに機能名や挙動、OSD項目の表現が異なる場合があります。従って、同じ“思想”で調整しつつ、項目名と段階は各モデルの表示に合わせるのが安全です。


XL2546設定のまとめと次のアクション

XL2546の設定は固定と微調整を分ける

XL2546で最も重要なのは、設定の“土台”と“好み”を混ぜないことです。

  • 固定すべき:240Hz、接続、入力、基本解像度

  • 微調整すべき:DyAc、AMA、BEQ、Vibrance、輝度・ガンマ

固定ができていれば、トラブル時も「どこから崩れたか」を追いやすくなり、復旧が早くなります。


XL2546のプリセット運用で迷いをゼロにする

最終的な理想は「数値を覚えること」ではなく、迷ったらボタン1つで戻せる状態を作ることです。S.Switchで以下の3つを作ってください。

  • 競技FPS向け(判断速度と追いやすさ)

  • 暗所マップ向け(影の敵を見落とさない)

  • 目疲れ軽減(長時間でも負担を減らす)

この運用にすると、調整の悩みが「その場で数値をいじる」から「プリセットを選ぶ」に変わり、再現性が大幅に上がります。加えて、ドライバ更新や接続変更などで挙動が変わった場合でも、まずは“240Hz固定の確認”に戻るだけで状況を整理できます。