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X(旧Twitter)のパスワード変更の手順まとめ|できない原因とリセット対処

Xのパスワード変更は、単に「設定から変える」だけで終わる話ではありません。実際には、ログインできる状態かどうかで手順が分かれ、さらに「メールが届かない」「SMSが届かない」「登録情報が古い」「乗っ取りが疑われる」といった分岐が重なり、途中で詰まってしまう方が一定数いらっしゃいます。

本記事では、X公式ヘルプの一次情報を軸に、ログイン中の変更ログイン不可のリセットを整理したうえで、つまずきやすいポイントを原因別に解消し、最後に再発防止(多要素認証や安全なパスワード運用)まで一気通貫で解説いたします。スマホ中心の方でも、手順を見失わないように構成しております。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

Xのパスワード変更の前に確認すること

ログインできるかで手順が変わる

まず最初に、もっとも重要な切り分けは「今、Xにログインできるか」です。ここを誤ると、操作導線が一致せず、同じ画面を探し続けてしまいがちです。状態別に最短ルートを整理します。

あなたの状況取るべき手段代表的な入口つまずきやすい点
Xにログインできるパスワード変更設定→アカウント→パスワード現在のパスワードが必要
Xにログインできないパスワードリセットログイン画面→パスワードをお忘れですかメール/SMSが届かない
乗っ取り疑いがある変更/リセット+追加対策まずパスワード確保連絡先・2FA・端末の確認が必要

ログインできる場合は設定画面からの「変更」が最短です。一方で、ログインできない場合は設定画面に到達できないため、ログイン画面から本人確認を経て「リセット(再設定)」する必要があります。乗っ取り疑いの場合は、時間勝負になりやすいため、まずパスワードを変更またはリセットで確保し、追加の防御策まで実施する流れが現実的です。

ここで注意したいのは、パスワード変更・リセットはセキュリティ上の操作であるため、状況によってはセッション(ログイン状態)が切れたり、再ログインを求められたりする可能性がある点です。とくに運用アカウントの場合、誰がどの端末で再ログインできるのか整理せずに実行すると、業務に支障が出る恐れがあります。

変更とリセットの違い

「パスワード変更」と「パスワードリセット」は似ていますが、目的と前提条件が異なります。ここを押さえるだけでも、手順選択の迷いが大幅に減ります。

  • パスワード変更
    ログインできている状態で、設定からパスワードを更新します。多くの場合、本人確認として現在のパスワード入力が求められます。つまり「今のパスワードが分かっている」ことが前提です。

  • パスワードリセット(再設定)
    ログインできない、または現在のパスワードが分からない場合に、メールやSMS等で本人確認を行い、新しいパスワードを設定します。前提は「登録したメールアドレスや電話番号が使える」ことです。

実務上の判断基準はシンプルです。
現在のパスワードが分かり、ログインできる→変更
現在のパスワードが不明、ログインできない→リセット
この分岐を先に固めることで、余計な遠回りを避けられます。

事前に用意するもの(メール・電話番号)

スムーズに進めるため、以下を事前に確認できると成功率が上がります。特に「ログインできない」側は、準備の有無で所要時間が大きく変わります。

  • 登録メールアドレス(現在受信できるもの)
    リセットメールの受信先です。キャリアメールや古い会社アドレスの場合、既に使えないことがあります。

  • 登録電話番号(SMS受信できるもの)
    SMSでコードを受け取る方式の場合に必要です。端末側の設定でブロックされているケースもあります。

  • ユーザー名(@から始まるID)または表示名の手がかり
    アカウント特定に役立ちます。メールが複数ある方は特に重要です。

  • 2要素認証の利用状況(認証アプリ、セキュリティキー、パスキー等)
    ログイン時に追加確認が求められることがあり、復旧の難易度に影響します。

加えて、可能であれば「現在ログイン中の端末があるか」も確認してください。ログイン中の端末が残っている場合、設定から連絡先の更新や追加の防御設定ができ、復旧が一気に楽になります。


Xでパスワードを変更する方法(ログイン中)

ここでは、Xにログインできている方向けに、パスワード変更を最短で行う手順を整理します。アプリの画面や名称はアップデートで変わることがありますが、基本導線は「設定→アカウント→パスワード」です。迷った場合は、設定内検索(可能な場合)や、「アカウント」「パスワード」という語を目印に進めてください。

iPhoneアプリでの手順

iPhone(iOS)アプリでは、次の順に進めます。

  1. Xアプリを開き、ナビゲーションメニュー(プロフィールアイコン等)から設定とプライバシーへ進みます。

  2. アカウントを開きます。

  3. パスワードを変更するをタップします。

  4. 現在のパスワードを入力します。

  5. 新しいパスワードを入力します。

  6. パスワードを確認に同じ新しいパスワードを再入力します。

  7. 保存・完了を押して反映します。

つまずきやすいのは「現在のパスワード」欄です。ここに自信がない場合、推測で何度も試すのは避けてください。短時間に失敗が続くと、セキュリティ保護で制限がかかる可能性があります。分からない場合は潔く後述の「リセット」に切り替える方が結果的に早いことが多いです。

また、新しいパスワードを入力する際は、キーボードの自動補完パスワード管理機能が誤った文字列を入れることがあります。入力後は一度落ち着いて、意図した値になっているか確認してください。

Androidアプリでの手順

Androidアプリも基本的な流れは同じです。

  1. ナビゲーションメニューから設定とプライバシーへ進みます。

  2. アカウントを開きます。

  3. パスワードを変更するをタップします。

  4. 現在のパスワードを入力します。

  5. 新しいパスワードを入力します。

  6. パスワードを確認で再入力します。

  7. 保存して完了します。

Androidでは端末ごとにキーボードや入力補助が異なり、全角/半角の混在が起きることがあります。パスワードは基本的に半角入力が前提です。記号を入れた場合、見た目が似ている文字(例:ハイフンと長音、アンダースコア等)を取り違えないよう注意してください。

PCブラウザでの手順

PC(ブラウザ)では、メニュー表示が「もっと見る」等になることがありますが、目的地は同じです。

  • メニューから設定とプライバシー

  • 次にアカウント

  • その中のパスワード関連項目から変更画面へ

PCの場合、入力しやすい反面、ブラウザ拡張(パスワード補助、セキュリティ系、広告ブロッカー等)が干渉し、画面の一部が正しく動かないことがあります。うまく保存できない、ボタンが反応しないなどがある場合は、次の順で切り分けると効率的です。

  • シークレット/プライベートウィンドウで試す

  • 拡張機能を一時的に無効にして試す

  • 可能なら別ブラウザで試す(Chrome→Edge等)

  • それでもだめならアプリ側で実行する

「端末やブラウザを変えて試す」は、設定系トラブルの定番の解決策です。焦らず切り分けてください。

変更後に起きること(ログアウト等)

パスワード変更後は、セキュリティ上の理由で、次のような挙動が起きる可能性があります。

  • 端末によっては再ログインを求められる

  • 2要素認証を設定している場合、ログイン時に追加確認が入る

  • 共有運用(複数人)では、他担当者がログインできなくなる可能性がある

とくに注意したいのは、業務アカウントです。担当者が複数いる場合、パスワード変更は「全員が影響を受ける操作」です。最低限、次を確認してから実施してください。

  • 再ログインできる連絡先(メール/電話)が管理されている

  • 2要素認証の主体(誰の端末の認証アプリか、キーはどこか)が明確

  • 変更後にログインが必要な端末(投稿ツール、運用PC等)が把握できている

この準備がないと、パスワードを変更した本人以外がログインできず、緊急時の運用が止まることがあります。


Xでパスワードをリセットする方法(ログインできない)

ログインできない場合は、設定からの変更ではなく、ログイン画面から「パスワードをお忘れですか?」等の導線で、本人確認を経て再設定します。ここではメールとSMSの代表的な流れを整理し、再設定後に起こりがちな問題も併せて解消します。

メールでリセットする流れ

メールでのリセットは、多くのユーザーにとって標準的で、成功率が高い手段です。基本的な流れは次のとおりです。

  1. ログイン画面で「パスワードをお忘れですか?」へ進みます。

  2. アカウント特定のため、メールアドレス、ユーザー名、電話番号のいずれかを入力します。

  3. 指示に従い、メールを受け取って、リセット用の手続きに進みます。

  4. 新しいパスワードを設定し、保存します。

  5. その後、ログイン画面に戻り、新しいパスワードでログインします。

重要なのは「アカウント特定」です。メールアドレスを複数持っている方は、登録したメールがどれか分からなくなりやすいです。該当しないメールを入力しても届かないため、「届かない=不具合」と即断せず、まずはメールアドレスの可能性を洗い出すことが近道です。

SMSでリセットする流れ

電話番号を登録している場合、SMS(ショートメッセージ)でコードを受け取り、本人確認して再設定する方法が使える場合があります。流れは次のとおりです。

  1. ログイン画面からパスワードリセットへ進みます。

  2. 電話番号(国番号の扱い含む)を入力してアカウントを特定します。

  3. SMSで届くコード等を入力し、本人確認を完了します。

  4. 新しいパスワードを設定して保存します。

  5. 新しいパスワードでログインします。

SMSが届かないケースは一定数あり、端末設定・回線状況・迷惑SMS対策・番号の形式など原因が多岐にわたります。届かない場合は、メールへの切り替えも含め、後述のトラブルシューティングを参照してください。

リセット後にログインできない時の見直し

リセットが完了したはずなのにログインできない場合、典型的な原因は「入力情報の取り違え」と「端末側の自動入力」です。次の順で見直してください。

  • ログインIDが一致しているか
    メールで登録しているのにユーザー名で入ろうとしている、あるいはその逆で混乱することがあります。まずは、リセット手続きで使った情報(メール/電話/ユーザー名)でログインを試してください。

  • 自動補完が古いパスワードを入れていないか
    スマホのパスワード自動入力が、以前の値を差し込むことがあります。意図した新パスワードが入力されているか再確認してください。

  • 全角/半角、大小文字、記号の誤りがないか
    パスワードは1文字違うだけで不一致になります。とくに記号は似た文字が多いため注意が必要です。

  • 別端末・別ブラウザで試す
    キャッシュや拡張機能が原因の場合、環境を変えるとあっさり解決することがあります。

それでも難しい場合、アカウント側で追加の保護(ロック、追加確認)がかかっている可能性があります。表示される案内に従い、本人確認手順を優先してください。


Xでパスワード変更ができないときの原因と対処

この章では「できない」を原因別に潰します。焦って何度も操作を繰り返すと、セキュリティ保護で一時制限がかかる可能性があります。落ち着いて、該当する項目から順に確認してください。

リセットメールが届かない

最も多いトラブルの一つが「リセットメールが届かない」です。原因は大きく次の4つに集約されます。

  1. 迷惑メール等に振り分けられている

  2. そもそも登録メールアドレスが違う

  3. メールサーバ側でブロックされている(企業メール、独自ドメイン等)

  4. 送信遅延や一時的な不達

以下のチェックリストを上から順に実施してください。

チェックリスト:メールが届かないとき

  • 迷惑メール/プロモーション/スパムを確認する

  • メールボックスで「X」「Twitter」など関連語で検索する

  • 登録した可能性のあるメールアドレスを複数試す

  • 受信拒否設定やフィルタ設定を確認する(特に企業・独自ドメイン)

  • 少し時間を置いて再送する(短時間での連打は避ける)

  • 可能なら別の回線・端末でも確認する(メールアプリ固有の不達を除外)

特に重要なのは「登録メールが違う」可能性です。届かない原因の相当数はここにあります。仕事用/私用/キャリアメールなど、心当たりをすべて洗い出して試すことが、最短の解決策になりやすいです。

SMSが届かない

SMSが届かない場合、メールよりも端末・回線依存が強くなります。よくある原因と対処を整理します。

  • 圏外・機内モード・通信障害
    まず回線状況を確認し、機内モードが有効でないか見直してください。簡単ですが効果が高い確認です。

  • 迷惑SMS対策でブロック
    端末側やキャリア側で、迷惑SMSをブロックする設定が有効になっていると届かないことがあります。設定の見直し、または一時的な解除を検討してください。

  • 番号形式の不一致
    国番号や先頭の0の扱いなどで、入力形式が合っていないと認証が進まない場合があります。画面の案内どおりの形式で入力してください。

  • 格安SIM・法人回線等の制限
    契約によってはSMS受信に制限があるケースがあります。別の受信可能な電話番号があるなら、メール方式に切り替える方が早い場合があります。

SMSがどうしても届かない場合は、メールでのリセットに切り替える、または登録情報の見直し(ログイン中の端末があれば連絡先更新)に進むのが現実的です。

登録情報が古い・分からない

「登録したメールアドレスも電話番号も分からない」「昔の番号で受信できない」という状況は珍しくありません。この場合の基本方針は次のとおりです。

  • まずは心当たりのあるメールアドレスを全て試す
    仕事用、私用、キャリアメール、サブアドレスなど、可能性を列挙して試してください。

  • 次に電話番号でも試す
    複数回線を持っている場合、以前の番号で登録している可能性があります。

  • 可能ならログイン中の端末を探す
    以前使っていたスマホやPCでログイン状態が残っていれば、設定から連絡先更新ができる場合があります。

ここで大切なのは「復旧導線は登録情報に依存する」という点です。登録情報が完全に失われている場合、本人確認が難しくなり、復旧に時間がかかる可能性が高まります。今ログインできている方は、将来に備えて連絡先情報を最新にしておくことを強く推奨いたします。

アカウントがロックされた可能性

操作が正しいのに進めない、急にログインできなくなった、何度も失敗してしまった、といった場合は、アカウント保護の観点から制限やロックがかかっている可能性があります。

この場合、一般的には以下の対応が有効です。

  • 画面に表示される案内(追加確認、認証、指示)を優先する

  • 時間を置いて再試行する(短時間の連続試行を避ける)

  • 別端末・別ブラウザで試し、環境要因を除外する

  • ログインできる端末がある場合は、先にセキュリティ設定を確認する

「何が原因か分からないから、とにかく試す」を繰り返すと悪化しやすいため、原因を切り分ける姿勢が重要です。


Xのアカウントを守る設定(再発防止)

パスワード変更やリセットが完了したら、そこで終わらせず、再発防止まで整えることを推奨いたします。特に、パスワードの使い回しや、連絡先情報の古さが原因で、同じトラブルが繰り返されがちです。

強いパスワードの作り方と使い回し回避

安全なパスワード運用の要点は「長く」「推測されにくく」「使い回さない」です。具体的には、次を基準にするとよいです。

  • 長さ:12〜16文字以上を目安(可能ならさらに長く)

  • 複雑さ:英大文字・英小文字・数字・記号を必要に応じて組み合わせる

  • 独自性:他サービスと同じパスワードを使わない

  • 推測耐性:誕生日、電話番号、辞書単語だけの構成を避ける

チェックリスト:安全なパスワード運用

  • 他サービスと同じパスワードを使っていない

  • 12〜16文字以上の十分な長さにしている

  • 推測されやすい情報(誕生日、名前、ID等)だけで構成していない

  • パスワード管理方法(管理アプリ、保管ルール)が決まっている

  • 定期的な見直しよりも、漏えい疑い時に即変更する運用になっている

使い回しは、1つ漏れた時に被害が連鎖する最大要因です。Xだけでなく、メールアカウント(受信用)も含めて見直しておくと、復旧力が上がります。

多要素認証の考え方

パスワードだけで守る運用は、フィッシングや漏えいに弱くなります。そこで有効なのが多要素認証(2FA/MFA)です。ログイン時に、パスワード以外の要素(コード、端末、キー等)を要求するため、万一パスワードが漏れても突破されにくくなります。

方式は複数あり、向き不向きがあります。代表例を比較します。

方式メリットデメリット推奨の考え方
認証アプリ導入しやすい、コストが低い端末紛失時の復旧が課題多くの一般ユーザーの第一選択
セキュリティキーフィッシングに強い物理キーの管理が必要重要アカウントの強化に有効
パスキー利便性と安全性の両立端末移行・同期理解が必要端末環境が整っている人向け

多要素認証は「設定したら終わり」ではありません。紛失や機種変更に備え、バックアップ手段(復旧コード、予備キー、複数端末同期等)も同時に考えておくことが重要です。

セキュリティキーとパスキーの注意点(x.com移行)

近年、サービス側の仕様変更(例:ドメイン移行、認証方式の更新)により、セキュリティキーやパスキー利用者に追加対応が求められることがあります。こうした案内が出た場合、放置するとログイン手段が限定され、復旧難易度が上がる恐れがあります。

重要なのは、次の実務対応です。

  • 公式の案内が出ている場合、対象ユーザーか確認する

  • 対象なら、早めに再登録・更新を行う

  • 実施後、別端末でもログインできるか検証する

  • 予備手段(別方式の2FA等)を準備する

この種の変更は今後も起こり得ます。パスワード変更を機に、ログイン・認証手段を「一つしか持っていない」状態から脱することが、トラブル回避につながります。

乗っ取りが疑われるときに追加で行うこと

乗っ取りが疑われる場合、パスワードを変えるだけでは不十分なことがあります。パスワードを変えても、端末自体が侵害されていたり、連絡先が攻撃者に書き換えられていたりすると、再度奪われる可能性があるためです。追加で以下を実施してください。

  • 連絡先情報の確認・更新(メール・電話番号)
    受信できる状態に戻すことが優先です。

  • 多要素認証の有効化・再設定
    認証アプリやキーが攻撃者側に移っていないかも含めて確認します。

  • 不審な連携アプリやログイン履歴の確認(可能な範囲で)
    不要な連携は解除し、認証情報の露出を減らします。

  • 端末の安全確認
    不審アプリ、OS更新の未実施、ウイルス感染の可能性があれば対処します。端末が侵害されていると、いくらパスワードを変えても再被害が起こり得ます。

「パスワード変更=完全解決」ではなく、「侵入口を塞ぐための第一手」と位置づけ、追加の確認までセットで実施することが重要です。


Xパスワード変更に関するよくある質問

現在のパスワードを忘れたがログイン中の場合は?

ログイン中であっても、パスワード変更には「現在のパスワード」の入力が必要になる場合が多く、ここで止まることがあります。この場合は、推測で何度も試すより、パスワードリセット(再設定)へ切り替える方が確実です。

実務的には、次の順で判断するとよいです。

  • 現在のパスワードが確実に分かる→変更で進める

  • 現在のパスワードが曖昧→リセットへ切り替える

  • 受信できるメール/SMSがない→登録情報の整理・復旧導線の検討が必要

変更したのにログインできないのはなぜ?

よくある原因は次のとおりです。

  • 新しいパスワードの入力ミス(全角/半角、大小文字、記号)

  • 自動補完が古いパスワードを入力している

  • ログインIDの取り違え(メール、ユーザー名、電話番号)

  • ブラウザやアプリのキャッシュ、拡張機能の影響

対処の基本は「環境を変えて試す」と「入力を疑う」です。別端末・別ブラウザで試し、ログイン情報を手入力で確認してください。それでもだめなら、リセットを再実行し、確実に新しいパスワードを設定し直すのが近道になる場合があります。

変更すると他の端末はどうなる?

一般的に、セキュリティ上の操作を行うと、端末によっては再ログインが必要になることがあります。特に、リセット(再設定)ではログイン状態に影響が出る可能性があります。

複数端末で利用している場合は、次を想定しておくと安全です。

  • 主要端末(スマホ)が再ログインを求められる

  • 投稿ツールや連携アプリが再認証を求める

  • 2要素認証が有効なら追加確認が必要になる

運用アカウントでは、事前に関係者へ共有し、ログイン手段を確保してから実施してください。

メールアドレスも電話番号も使えない場合は?

メールも電話番号も使えない場合、本人確認の手段が限られ、復旧の難易度が上がります。まずは次を徹底してください。

  • 心当たりのあるメールアドレスを全て試す

  • 旧端末や旧PCでログイン状態が残っていないか探す

  • 家族・職場で管理されている共有アドレス等を見落としていないか確認する

それでも難しい場合は、問い合わせ導線の検討が必要になります。ただし、復旧可否や所要は状況により変動するため、まずは「受信できる連絡先を確保する」「ログイン中の端末を探す」という現実的な手段から優先していただくのがよいです。