※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

X(旧Twitter)のブックマークが消えた原因と復旧手順|全部消えた時の確認順

Xのブックマークが突然消えた、見れない、保存したはずなのに反映されない――この状況は強い不安につながります。特に、後で読み返すために数百〜数千件を保存している方ほど影響が大きく、学習・趣味・仕事の情報導線が一気に途切れてしまいます。

本記事では「全部消えた」「一部だけ消えた」「メニュー自体が消えた」「検索すると出るのに一覧に出ない」「保存が反映されない」など、症状ごとに最短で原因へ到達できるよう、確認順と復旧手順を体系的に整理いたします。あわせて、公式情報で説明されているブックマークの基本仕様(非公開であること等)を前提に、復旧できるケース・できないケースを切り分け、再発防止の運用まで踏み込んでご案内いたします。

なお、ブックマークは「投稿への参照」を保存する機能です。したがって、表示不具合が原因で“見えないだけ”のケースもあれば、投稿側が削除・非公開・凍結等で閲覧不能になり“実質的に参照できない”ケースもあります。本記事は、ここを混同しないことを最重要ポイントとして構成しています。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

X(旧Twitter)のブックマークが消えたときに最初に確認すること

最初の数分で行う確認だけで、原因の大半は切り分けられます。ここで遠回りすると、キャッシュ削除や再インストールなど「やらなくてよい作業」を先に行いがちです。まずは以下を上から順に実施してください。

別のアカウントに切り替わっていないか確認する

ブックマークが「0件」になったり「普段の保存が一切見えない」場合、意外に多いのがアカウントの取り違えです。Xは複数アカウント運用が一般化しており、スマホではワンタップで切り替えられるため、意図せず別アカウントのブックマークを見てしまうことがあります。

確認ポイントは次のとおりです。

  • プロフィールのユーザー名(@以降)がいつもと同じか

  • アイコン・表示名が普段のものか(似たアイコンにしていると誤認しやすいです)

  • 通知・タイムラインの内容が普段の傾向と一致しているか

  • アプリとWeb版でログイン中のアカウントが一致しているか

特に、以下の状況ではアカウント違いが発生しやすいです。

  • 端末を買い替えた直後、再ログインの際に別アカウントで入ってしまった

  • 仕事用と私用を切り替えていて、最後に使ったアカウントのままになっている

  • ブラウザで別アカウントをログイン状態にしたまま、ブックマークを開いている

ここで一致が確認できたら、次の確認へ進んでください。一致しない場合は、正しいアカウントに切り替えたうえで、ブックマーク一覧を再確認するだけで解決することがあります。

Web版でX ブックマークを確認する

アプリで表示が崩れている場合でも、Web版では正常に見えることがあります。これは、アプリ側のキャッシュや表示処理が原因で不具合が起きているときに典型的です。逆に、Web版でも同様に消えているように見えるなら、X側の一時障害、または投稿側要因(削除・非公開・凍結等)を疑いやすくなります。

切り分けの観点では、次の表が有効です。

状況推定しやすい原因次に優先する対応
アプリだけ見えない / Web版は見えるアプリ側の表示不具合・キャッシュ・端末依存再起動、更新、キャッシュ整理、再ログイン
アプリもWeb版も見えないX側の一時障害、アカウント状態、投稿側要因時間を置く、別端末確認、投稿の生存確認
PCブラウザだけ見えない拡張機能・VPN・ブラウザキャッシュシークレット、拡張停止、別ブラウザ

Web版で確認する際は、普段使っていないブラウザ(例:普段ChromeならSafari/Edge)も有効です。環境を変えるほど、原因の切り分けが速くなります。

X ブックマークを直接URLで開いてみる

「メニューにブックマークが見当たらない」「サイドバーから消えた」「導線が変わって探せない」という場合、機能そのものが消えたとは限りません。UI変更や表示条件の差で、単に“入口が見つからない”だけのことがあります。

その場合は、ブックマーク一覧へ直接アクセスする方法が有効です。

  • 直接アクセス用URL(例):https://x.com/i/bookmarks
    (環境によっては https://twitter.com/i/bookmarks でも到達する場合があります)

直接アクセスで開けた場合は、問題は「導線(見つけ方)」または「表示要素(メニュー)」に寄っている可能性が高く、復旧よりも「今後迷わない方法(ブックマークURLを別途保存)」が有効になります。

また、直接アクセス時に「ログインが必要」と出たら、ログイン状態が切れている可能性があります。ログインし直したうえで再度アクセスしてください。

通信環境と日時ずれを確認する

見落とされがちですが、通信環境の影響は無視できません。Xは読み込みが段階的に進むため、通信が不安定だと以下が起きやすくなります。

  • ブックマーク一覧が途中で止まる

  • 「0件」のように見える(読み込み失敗)

  • 保存操作はできたように見えるが、反映されない

  • 検索結果は出るが一覧は出ない(一覧の取得が失敗している)

まずは最小の変更で次を試してください。

  • Wi-Fi ⇄ モバイル通信の切り替え

  • 機内モードをオン→オフ

  • VPNを使っている場合は一時停止

  • 省電力モードを解除(バックグラウンド通信が制限される場合があります)

  • 端末の日時が大きくズレていないか確認(認証トークン周りで不具合が出ることがあります)

ここまでで症状が改善することもあります。改善しない場合、次の章で原因を整理し、復旧手順へ進めます。


X(旧Twitter)のブックマークが消えた主な原因

「消えた」と一言で言っても、実際には複数の原因が混在します。ここでは代表的な原因を、症状の現れ方とあわせて整理いたします。

アプリやWebの一時的な表示不具合

もっとも多いのは、一時的な表示不具合です。X側の短時間の障害、アプリの描画不良、取得処理の失敗などで、データ自体は残っているのに表示だけが崩れるケースです。

典型的な特徴は以下です。

  • 時間を置くと戻る

  • アプリ再起動で戻る

  • Web版では見えるがアプリでは見えない(または逆)

  • “全部消えた”ように見えるが、実際は読み込みできていないだけ

この場合は、焦って削除や再インストールに進む前に、まず「環境を変えて見えるか」を確かめるのが合理的です。

キャッシュ破損やストレージ不足

キャッシュが破損すると、ブックマークに限らず表示全般が不安定になります。特に、以下のような兆候が併発している場合は、キャッシュや端末状態を疑ってください。

  • アプリが落ちやすい

  • 画像や動画の読み込みが不安定

  • タイムラインが更新されない

  • ブックマークに限らずUIが崩れる

また、端末の空き容量が少ないとアプリの動作が不安定になることがあります。最低でも数GB程度の余裕を確保しておくと安定します。

ログアウトや端末変更による同期ズレ

ログアウト・端末変更・アカウント切替の直後に「一部だけ見えない」「反映されない」という症状が出ることがあります。同期というよりは、認証状態や取得処理の“ズレ”として現れることが多いです。

よくあるパターンは以下です。

  • 新端末でログイン後、ブックマークが空に見える

  • しばらくすると戻るが、直後は見えない

  • 一部だけ表示されない(取得が途中で止まる)

この場合は、再ログイン、別環境確認、時間を置く、の順が有効です。

投稿が削除・非公開・凍結された

ブックマークは「投稿への参照」を保存します。したがって、投稿自体が以下の状態になると、ブックマークから実質的に参照できなくなります。

  • 投稿者が投稿を削除した

  • 投稿者がアカウントを非公開にし、あなたがフォロー外になった等で閲覧できない

  • 投稿者のアカウントが凍結等で閲覧不能になった

  • 投稿がルール違反等で閲覧制限された

この場合は「ブックマークを復元する」発想ではなく、「参照先が消えたため見えない」という理解が必要です。残念ながら、参照先が戻らない限り、あなたの側だけで元に戻すことは困難です。

仕様変更やUI変更で場所が変わった

XはUIが変更されることがあり、導線が変わると「どこに行ったのか分からない」状態になります。これを「消えた」と表現する方が多いです。

UI変更が疑わしい場合は次が有効です。

  • 直接URL(/i/bookmarks)で開けるか

  • 別端末ではメニューにあるか

  • アプリの更新が保留になっていないか(古いUIと新しいUIで違う場合があります)

場所が変わっただけなら、データ自体は残っています。見つけ方を固定化するのが再発防止になります。

拡張機能やVPNが干渉している

PCブラウザでは、拡張機能やフィルタが原因で表示が崩れることがあります。特に広告ブロック、トラッカー遮断、スクリプト制御系は、Xの機能要素を誤ってブロックすることがあります。

症状としては以下が典型です。

  • ブックマーク一覧だけ真っ白

  • 読み込み中のまま終わらない

  • ボタンやメニューが欠ける

  • あるブラウザでは見えるが、別ブラウザでは見えない

この場合は、シークレットモード(拡張無効)や別ブラウザでの確認が非常に有効です。

不正アクセスや連携アプリが影響している

頻度は高くありませんが、被害が大きいため除外せず確認すべき領域です。第三者ログインが起きていると、ブックマーク解除などの操作をされる可能性があります。加えて、連携アプリ(外部サービス)に権限を与えている場合、意図しない動作が起きるリスクもゼロではありません。

疑うべき兆候は以下です。

  • 身に覚えのない投稿やフォローが増えている

  • ログイン履歴に不審な端末・地域がある(確認できる範囲で)

  • 連携アプリに見覚えのないものがある

  • パスワードやメールが変更された形跡がある

この場合は、復旧手順と並行してセキュリティ対策(後述のチェックリスト)を行うことを推奨いたします。


X(旧Twitter)のブックマークが消えた場合の復旧手順

ここからは「最小コストで試せる順」に並べます。上から順に進めることで、余計な作業を減らし、原因の切り分けも同時に進みます。

手順1 アプリと端末を再起動する

最初にやるべきは、アプリと端末の再起動です。理由は単純で、表示不具合の多くが一時的な状態不整合(メモリ・セッション・描画)に起因しており、再起動が最も安価で効果が出やすいからです。

実施手順は以下です。

  1. Xアプリを完全終了(マルチタスク画面から消す)

  2. 端末を再起動

  3. 起動後、Xにログイン状態が維持されているか確認

  4. ブックマークを開く

ここで戻るなら、深追いは不要です。再発が頻発する場合のみ、後述の再発防止策(整理・二重保存・環境見直し)を検討してください。

手順2 アプリ更新とキャッシュを整理する

再起動で改善しない場合、次に疑うべきはアプリの状態です。特に更新が保留のままだと、X側の仕様変更と噛み合わず表示不具合が出ることがあります。

実施の優先順は次のとおりです。

  1. アプリストアでXを最新化

  2. 端末の空き容量を確保(最低でも数GBの余裕推奨)

  3. 可能な範囲でキャッシュ整理(端末設定やアプリ設定の範囲で実施)

  4. 再度ブックマークを開く

キャッシュ削除の影響として「一時的にログインし直しが必要」「画像の再読み込みが増える」などが起こり得ます。重要なのは、手順を飛ばしていきなり再インストールに進まないことです。再インストールは負荷が高く、原因切り分けの観点でも後回しが適切です。

手順3 一度ログアウトして再ログインする

アプリ更新・キャッシュ整理でも改善しない場合、認証状態の崩れを疑います。ログアウト→再ログインは、セッション不整合や同期ズレに対して有効です。

実施時の注意点は以下です。

  • ログイン情報(メール/電話番号/ユーザー名、パスワード)を確認してからログアウトしてください

  • 二要素認証を設定している場合、認証手段を準備しておくと安全です

  • 複数アカウント運用の場合、必ず正しいアカウントで再ログインしてください

再ログイン後にブックマークが戻った場合でも、反映に少し時間がかかることがあります。直後に0件に見えても、数分後に再読み込みすると戻るケースもあるため、短時間の待機と再読み込みは許容して構いません。

手順4 ブラウザや別端末で確認する

ここまでで改善しない場合は、「アプリ固有」から「環境固有」へ視点を広げます。別端末・別ブラウザ・別ネットワークは、切り分けの決定打になりやすいです。

推奨の確認順は以下です。

  • スマホアプリ → スマホブラウザ(同端末)

  • スマホ → PCブラウザ(可能なら)

  • 普段のブラウザ → 別ブラウザ

  • 普段の回線 → 別回線(Wi-Fi/モバイル)

加えて、導線が見つからない問題については、直接URLが有効です。

  • https://x.com/i/bookmarks

この時点で「別環境では見える」なら、原因はほぼ環境(アプリ、ブラウザ、拡張、回線)に絞れます。「どの環境でも見えない」なら、X側の一時障害か、投稿側要因、またはアカウント状態を疑う方向になります。

手順5 拡張機能とVPNを一時停止する

PCブラウザで症状が出ている場合は、この手順が非常に有効です。拡張機能やVPNは便利ですが、表示の妨げになることがあります。

手順は次のとおりです。

  1. シークレットモードで開く

    • 多くの環境で拡張機能が無効になります(設定次第で有効の場合もあります)

  2. それでも改善しない場合、広告ブロック・トラッキング遮断・スクリプト制御系を一時停止

  3. VPNを一時停止

  4. 別ブラウザでも試す

ここで改善したなら、原因はほぼ拡張機能またはVPNです。恒久対策としては、Xのドメインを例外設定に入れる、もしくはブックマーク閲覧時のみ拡張を切る運用が現実的です。

手順6 復旧できない条件を確認し次の手に進む

最後に重要なポイントとして、「復旧できない条件」を明確にしておきます。ここを誤ると、延々とキャッシュ削除や再ログインを繰り返してしまい、精神的にも消耗します。

復旧が難しい(あなた側だけでは解決しにくい)条件は代表的に次のとおりです。

  • 投稿が削除された

  • 投稿が非公開になり、あなたが閲覧できなくなった

  • 投稿者のアカウントが凍結等で閲覧不能

  • 投稿が閲覧制限・地域制限などで表示不可

この場合に取り得る現実的なアクションは次のとおりです。

  • ブラウザ履歴、共有履歴、メモ、DM等からURLや内容の痕跡を探す

  • 今後のために、重要投稿は二重保存(リンク保存・スクリーンショット・要点メモ)する

  • どうしても必要なら、投稿者が再投稿していないか等を探索する(ただし確実性は低いです)

ここまで実施しても原因が不明な場合は、X側の一時障害の可能性もあります。その際は、時間を空けて再確認し、同様の報告が増えていないかを確認するのが合理的です。


X(旧Twitter)のブックマークが消えたように見えるケースの見分け方

ここでは「消えた」と感じる典型症状ごとに、判断ポイントと優先対応をまとめます。復旧の最短ルートは、症状の言語化から始まります。

検索では出るのに一覧に出ない場合

この症状は「一覧の取得・読み込み」がうまくいっていないことが多いです。つまり、データが消えたというより、一覧表示が成立していない状態です。

優先対応は以下です。

  • Web版でも同様か確認(アプリ固有か、全体か)

  • 回線変更(Wi-Fi/モバイル、VPN停止)

  • アプリ更新→再ログイン

  • 端末再起動

  • PCなら拡張機能停止、別ブラウザ

また、一覧の読み込みはスクロールに依存する場合があるため、一定時間待ってから再スクロール・再読み込みを試す価値があります。ただし、何度も同じ操作を繰り返す前に、必ず「環境を変える」ことを推奨いたします。

一部だけ見えない場合

一部だけ見えない場合、原因は大きく二系統です。

  1. 表示・読み込みの問題(環境起因)

  2. 投稿側要因(削除・非公開・凍結等)で、その投稿だけ参照できない

見分けるコツは以下です。

  • 見えない範囲が毎回同じなら、投稿側要因の可能性が上がります

  • 時間や環境で見える範囲が変わるなら、表示・読み込みの問題が濃厚です

  • 可能なら、以前その投稿を共有した履歴・URLが残っていないかを探し、投稿が生存しているか確認すると判断が早まります

一部消失は精神的に厳しいですが、まずは「読み込みの問題か、参照先が消えたのか」を切り分けることが最優先です。

メニューからブックマーク自体が消えた場合

これはUI変更、または表示条件差で起きやすい症状です。メニューにない=機能が消えた、ではありません。

対処は明確です。

  • 直接URL https://x.com/i/bookmarks を開く

  • 別端末・別ブラウザでメニューの見え方を確認する

  • アプリ更新が保留になっていないか確認する

直接URLで開けた場合は、今後迷わないように、そのURL自体を別途ブックマーク(ブラウザのブックマークやメモ)しておくと再発防止になります。

保存した直後に反映されない場合

保存直後に反映されない場合、次の可能性が高いです。

  • 通信不良で保存リクエストが完了していない

  • 一時的な不具合で、表示更新が遅れている

  • アカウント切替直後などで、取得が遅延している

優先対応は次の順がおすすめです。

  1. 回線を変える、VPNを止める

  2. 一度ブックマーク画面を閉じ、再度開く(再読み込み)

  3. アプリ再起動

  4. Web版でも同様か確認

  5. 必要なら再ログイン

また、重要な投稿を保存した直後は「ブックマークに入ったか」だけでなく、可能なら「一度ブックマーク一覧から当該投稿を開けるか」まで確認しておくと安心です。


X(旧Twitter)のブックマークが消えた後の再発防止

復旧できたとしても、同じ不安を繰り返したくないというのが本音だと思います。再発防止は、アプリ設定よりも「運用設計」で効きます。ここでは現実的に続けられる対策に絞って解説いたします。

重要投稿は二重で保存する

ブックマークは便利ですが、参照先(投稿)が消えれば見返せなくなります。したがって、重要な情報は二重保存が基本です。おすすめは次の3点セットです。

  • リンク保存:メモアプリやNotion等にURLを貼る

  • スクリーンショット:証拠性や要点が画像で残る

  • 要点メモ:検索できる“自分の言葉”で残す(これが最も強いです)

特に「要点メモ」は、投稿が消えても価値が残ります。短くて構いませんので、1〜2行でも残しておくと後から助かります。

ブックマークフォルダで整理する

ブックマーク数が増えるほど、次の問題が出ます。

  • 探せない

  • 重複が増える

  • “重要”と“後で読む”が混ざる

  • 一部が見えないときの影響範囲が分からない

可能であればフォルダ運用で整理し、「探せる状態」を作ることが再発防止になります。フォルダ名は短く、用途で固定化するのがコツです。

おすすめ例

  • 後で読む

  • 学習

  • 仕事

  • 買うかも

  • 参考資料

整理のポイントは「分類しすぎない」ことです。フォルダが増えすぎると運用が破綻します。まずは5個以内から始めるのが無難です。

定期的に見直す運用ルールを作る

最も効くのは、定期的な“棚卸し”です。次のような運用を一つでも入れると、ブックマーク依存のリスクが下がります。

  • 週1回:「後で読む」を空にする(読むか、別保存に移すか、削除する)

  • 月1回:重要なものをメモへ移す(リンク+要点)

  • 四半期ごと:不要なブックマークを削除し、検索性を上げる

ポイントは、ブックマークを“倉庫”にしないことです。倉庫化すると、消えたときの被害が最大化します。

連携アプリの棚卸しと権限管理を行う

最後にセキュリティの観点です。頻度は低くても、当たると被害が大きいため、最低限のチェックは推奨いたします。

セキュリティチェックリスト

  • 見覚えのない連携アプリがない

  • 不要な連携は解除している

  • パスワードを使い回していない

  • 二要素認証を設定している(可能な範囲で)

  • 不審なログイン・挙動がない

また、ブックマークが大量にある方ほど、心理的に「ブックマーク=資産」になりがちです。資産とみなすなら、パスワード管理と二要素認証は優先度が上がります。


X(旧Twitter)のブックマークが消えたに関するよくある質問

ブックマークは他人に見られますか

ブックマークは基本的に非公開で、本人のアカウント内でのみ閲覧できる仕様として案内されています。したがって、あなたのブックマーク一覧が他人に公開されることは通常ありません。
ただし、端末のロックが甘い場合や、アカウントが第三者にログインされた場合は別問題です。公開性ではなく「アカウント保護」の観点で対策してください。

削除したブックマークは復元できますか

ブックマーク解除(削除)を元に戻す「復元機能」が一般に提供されているわけではありません。
ただし、投稿自体が残っているなら、再度その投稿をブックマークし直すことは可能です。つまり、状態を“戻す”のではなく“付け直す”形になります。フォルダ整理をしていた場合は、再分類が必要になる点に注意してください。

投稿が削除されたらブックマークはどうなりますか

投稿が削除・非公開・凍結等で閲覧不能になると、ブックマークから参照できなくなり、「消えた」ように見えることがあります。これはブックマークの故障というより、参照先が消えた結果です。
重要投稿は二重保存(リンク・スクショ・要点メモ)を推奨する理由がここにあります。

Web版でブックマークの場所が分かりません

UI変更や表示条件差で、メニューから見つからない場合があります。まずは直接URL(https://x.com/i/bookmarks)で開いてください。開けるなら機能は存在しており、問題は導線の見つけ方です。
今後のために、このURL自体をブラウザのブックマークやメモに保存しておくと安心です。

不具合が疑わしい時は何を確認すべきですか

不具合が疑わしい場合は、闇雲に操作を増やすのではなく、次の順で切り分けることが重要です。

  • アカウントが一致しているか(取り違えがないか)

  • アプリだけか、Web版でも同じか(環境依存か、全体か)

  • 回線を変える、VPNを止める(通信経路の影響を除外)

  • アプリ更新→再起動→再ログイン(状態不整合の解消)

  • PCなら拡張機能を止める、別ブラウザで試す

この手順で進めると、必要以上にデータや設定を触らずに原因へ到達しやすくなります。