突然、Windowsが固まってマウスもキーボードも効かない。画面は真っ黒のまま。締切や会議が迫っているのに、何から試せばいいのか分からず、思わず電源ボタンに手が伸びてしまう――そんな場面は少なくありません。
ただ、強制再起動(電源長押し)は最終手段です。状況によっては、電源を切らずに復旧できる方法があり、順番を誤ると未保存データの消失やファイル破損のリスクも高まります。
この記事では、まず「いまの症状」を30秒で判定し、安全性の高い手段から順に試せるように整理します。Ctrl+Alt+Delが効くケース、画面だけ固まるケース、再起動ループや起動不能のケースまで、迷いにくい手順で解説。さらに復旧できたあとに必ず行うべきデータ退避・ディスク/システム確認・再発防止まで一気通貫でまとめました。焦りを最小限にして、最短で「いつもの作業環境」に戻しましょう。
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Windows強制再起動が必要になる症状
30秒で判定できる5つのチェックポイント
強制再起動が必要かどうかは、次の5点でほぼ判断できます。まずは深呼吸して、上から順に確認してください。
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カーソルは動くか(マウスは反応するか)
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キーボードは反応するか(Caps Lockのランプや入力欄の反応など)
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画面だけ固まっている可能性はあるか(音は出る、PCは動いていそう、外部モニター関連)
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更新中の表示が出ていないか(「更新プログラムを構成しています」等)
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再起動がループしていないか(起動してもすぐ再起動、ロゴで止まる等)
この判定により、最初に試すべき手段が変わります。特に「画面だけ固まっている」場合は、OS再起動より前に試せる復旧策が存在します(後述)。
操作できるフリーズと、操作不能のフリーズ
フリーズには大きく2種類あります。
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操作できる(部分的に反応する)
例:マウスは動く、キーボードが効く、タスクマネージャーが開ける、アプリだけ固まっている
→ まずは“ソフト的に安全な復旧”で回避できる可能性が高いです。 -
操作不能(完全に反応しない)
例:マウスもキーボードも効かない、Ctrl+Alt+Delが出ない、画面が完全停止
→ 最終的に強制終了が必要になる確率が上がりますが、見切りの基準が重要です(後述)。
画面が真っ黒・真っ白・ちらつくなどの表示系トラブル
「PC本体は動いていそうなのに画面だけおかしい」ケースがあります。外部モニター使用時、ドライバー更新後、スリープ復帰直後などで起きやすい傾向です。
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画面が真っ黒/真っ白に近い
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画面がちらつく、表示が乱れる
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音は鳴る、通知音がする、ファンは回っている
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外部モニターだけ映らない、または内蔵画面だけ映らない
この場合、Microsoftのサポートでも、特定の表示問題で「Windows ロゴ キー + Ctrl + Shift + B」によるグラフィックスドライバーのリセットを案内しています。改善しない場合は再起動を試す流れです。
ブルースクリーン(停止コード)と再起動ループ
次の状態では、単なるフリーズではなく、OSの停止や起動経路の異常が疑われます。
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ブルースクリーン(青い画面)が出て停止コードが表示される
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画面が変わらないまま長時間停止している
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自動再起動を繰り返してログイン画面まで到達しない(再起動ループ)
ブルースクリーンが表示される場合、可能なら停止コードを控えると原因の当たりが付けやすくなります。また、10分以上待っても自動再起動されない/ループが続く場合に強制終了する目安を示す解説もあります。
Microsoft側でも停止コードに対する基本的なトラブルシューティング(新しいハードウェアの取り外し、セーフモード起動など)を案内しています。
Windows強制再起動の前に試す安全な復旧手段
ここでは「電源断(強制終了)を避けられる可能性がある」手段を上から順に試します。電源長押しは最後です。
症状別最短ルート早見表
まずは“あなたの状態”に近い行を選び、左から順に進めてください。
| 症状 | まず試す(安全) | 次に試す | それでもダメなら |
|---|---|---|---|
| マウスやキーボードが反応する | アプリ終了/待機 | Ctrl+Alt+Del→再起動 | 電源長押し |
| マウスは動くが操作が重い | 少し待機→タスクマネージャー | Ctrl+Alt+Del→再起動 | 電源長押し |
| 画面が真っ黒/真っ白/ちらつく | Win+Ctrl+Shift+B | 表示モード切替(Win+P等)→再起動 | 電源長押し |
| Ctrl+Alt+Delも無反応 | 短時間だけ待機 | (手段なし) | 電源長押し |
| ブルースクリーン/再起動ループ | 停止コード控える | 回復環境→修復/セーフモード | 必要に応じ電源長押し |
数分待つべきケースと、待ってはいけないケース
「待つ」という行動は一見無力ですが、ディスクアクセスや更新処理の途中では、待つことが最も安全な復旧策になることがあります。
待つべき可能性が高い例
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ファンが回っている、アクセスランプが点滅している(処理中の可能性)
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更新中の表示が出ている
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大容量コピーやバックアップの途中だった
待っても改善しにくい例(見切りを検討)
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完全に無反応で10分以上画面が変わらない
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ブルースクリーンと再起動が延々と繰り返される
このようなケースでは強制終了が必要になることがある、という目安が示されています。
待機の“適切な長さ”は状況により異なりますが、操作できる兆候があるなら次の「Ctrl+Alt+Del」を試して反応を見るのが合理的です。
Ctrl+Alt+Delで安全に再起動へつなげる
Ctrl+Alt+Delが効く場合は、OSが完全停止していない可能性があり、電源断を避けられます。
条件
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何らかの反応がある(カーソルが動く、キーボードが効く)
操作
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Ctrl + Alt + Deleteを押します
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画面が切り替わったら、右下の電源アイコンから再起動を選びます
期待結果
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再起動が始まり、通常起動に戻る
うまくいかない場合の次手
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画面が表示系の異常なら「Win+Ctrl+Shift+B」
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どれも無反応なら「電源長押し」へ
アプリだけ固まったときの“被害を最小化する”終了手順
業務中は「OSではなく、特定アプリだけが固まっている」こともよくあります。この場合、強制再起動を回避できる可能性が高いです。
条件
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マウスやキーボードが反応する
操作(優先順)
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アプリの保存ができそうなら、まず保存(自動保存があるなら時間を稼ぐ)
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Alt + F4でアプリを閉じる(反応しなければ次へ)
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Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、該当アプリを終了
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改善しなければ、Ctrl+Alt+Delから再起動
期待結果
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OS再起動なしで作業継続できる
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どうしても無理なら、安全な再起動に移行できる
画面だけ固まるときに効く:グラフィックスドライバーのリセット
表示系トラブルでは、Microsoftのサポートで案内されているキー操作が有効な場合があります。
条件
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画面が真っ黒/真っ白/ちらつく
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PCは動いていそう(音がする等)
操作
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Windows ロゴ キー + Ctrl + Shift + Bを同時に押します
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ビープ音が鳴る、画面が一瞬切り替わるなどがあれば改善を確認します
期待結果
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表示が戻る、ちらつきが改善する
うまくいかない場合の次手
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改善しなければ再起動を試す、という流れも案内されています。
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再起動できない/無反応なら最終手段(電源長押し)
Windows強制再起動の最終手段と安全なやり方
強制終了(電源ボタン長押し)を使ってよい判断基準
強制再起動は最終手段です。次の条件を満たす場合に検討してください。
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マウス・キーボードが完全に無反応
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Ctrl+Alt+Delも出ない
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10分以上、画面が変化しない(または再起動ループが止まらない)
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仕事の継続が不可能で、他の手段が尽きた
ブルースクリーンが続いて起動できない場合や、10分以上待っても自動的に再起動されない場合に、電源ボタンで強制終了する目安が示されています。
電源ボタン長押しの手順(メーカー案内に沿う)
条件
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上記の判断基準に該当
操作
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可能なら外付けストレージへの書き込みが終わるのを少し待つ
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電源ボタンを4秒以上長押しして電源を切ります(HPの案内例)。
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画面が消灯し、完全に電源が切れたことを確認
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数秒〜10秒ほど待ってから電源を入れ直します
期待結果
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電源が落ち、再投入で起動を試せる
注意点
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未保存データは失われます
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状況によってはファイル/システムに負荷がかかるため、頻繁な実施は避けます
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直前に重要な作業をしていた場合、起動後は「データ退避」を最優先で行います(後述)
ノートPC・デスクトップ・周辺機器の“安全な切り分け”
強制終了後に起動が不安定な場合、周辺機器が原因のこともあります。次の順に切り分けると、原因の特定が早くなります。
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USB機器・外付けHDD・USBハブを外す(必要最低限だけにする)
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外部モニターを外して内蔵画面で起動を試す
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可能ならプリンター等も外す
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それでも不安定なら、次章の「回復環境」へ
Microsoftの停止コード対処でも、新しいハードウェアを取り外す手順が基本として示されています。
更新中に固まった場合の考え方(事故を避ける)
更新中は強制終了が怖い場面です。ただ、何時間も変化がない場合は、現実には強制終了が必要になることもあります。重要なのは「最初から電源断を狙わない」ことです。
更新中らしきときの原則
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まずは一定時間待つ(ディスク処理が動いていれば待つ価値が高い)
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画面表示が全く変わらず、長時間停止している/ループする場合のみ最終手段へ
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起動できたら、更新失敗の影響を疑い「イベントログ」「システム検査」を必ず実施
Windows強制再起動後に必ず行う確認と復旧
ここが記事の要です。強制再起動で復旧しても、原因が残っていると再発します。特に仕事用PCは“再発しない状態”まで持っていくほど安心が増します。
最優先はデータ退避:復旧直後にやるべきこと
起動できたら、まずは“正常に見えるうちに”重要データを退避してください。ブルースクリーン後にデータコピーを勧める注意喚起もあります。
退避のチェックリスト
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直近の作業ファイル(ドキュメント、表計算、プレゼン、プロジェクト)
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デスクトップ/ダウンロード/作業フォルダ
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ブラウザの同期状況(クラウド同期が止まっていないか)
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外付け・クラウドへの二重化(可能なら)
「今は動いているから後で」が一番危険です。再発時に起動できなくなると退避の難易度が上がるため、まず退避が最優先です。
再起動後の健康診断チェックリスト(5分でできる範囲)
次に、PCの状態を簡易チェックします。
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ログイン後、操作が安定している(固まりが再発しない)
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ストレージの空き容量が極端に少なくない(逼迫は不安定化の原因になり得ます)
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外付け機器を接続しても固まらない(周辺起因の切り分け)
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同じ作業を再現すると固まるか(再現性の有無)
再現性がある場合は原因が絞りやすいので、次の章「原因と対策」へ進む価値が高いです。
システムファイル・ディスクの検査(手順と“やる順番”)
強制終了の後は、システムやディスクに軽微な不整合が残ることがあります。ここでは一般的な検査コマンドを“順番つき”で示します。
順番の理由
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まずシステムファイル(Windowsの中身)を確認し、それでも不調が続くなら、より広い範囲(イメージ)を修復し、必要に応じてディスク検査へ進む、という流れが安全です。
操作(管理者として実行)
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スタートメニューで「cmd」または「Windows Terminal」を検索し、管理者として実行
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次を入力して実行
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sfc /scannow(システムファイル検査)
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まだ不安定なら次を実行
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DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth(イメージ修復)
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さらにディスク不調が疑われる場合は、必要に応じて
chkdskを検討-
※環境によっては再起動が必要になります
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業務PCの場合、管理者権限が制限されていることがあります。その場合は情シスに依頼し、停止コードや症状(いつ・何をしたら)を共有すると解決が早まります。
イベントログで原因の“当たり”を付ける
再発防止の精度を上げるには、「いつ」「何が」起きたかを記録から確認するのが近道です。Microsoft Learnでは、システムイベントログを使った予期しない再起動のトラブルシューティング解説もあります。
見る場所(概要)
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「イベント ビューアー」→「Windows ログ」→「システム」
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フリーズ・強制終了・再起動の時刻前後の「エラー」「警告」を確認
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ドライバーやサービス名が出ていれば、次章の対策(更新・ロールバック)に直結します
ポイント
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1回だけの偶発なら深追いしすぎない
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繰り返すなら“証拠(ログ)”をもとに対処する
Windows強制再起動が繰り返すときの原因と対策
ここからは「また固まる」人向けです。原因は大きく、①周辺機器 ②ドライバー ③ストレージ ④熱や負荷 ⑤Windows更新の影響、に集約されます。
周辺機器の切り分け:最小構成で安定するか
まず簡単で効果が高いのが最小構成テストです。
手順
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USB機器・外付けHDD・USBハブを外す(マウス・キーボード以外は外す)
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再現する作業を試す
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安定するなら、外した機器を1つずつ戻す
これにより、原因が“特定の機器”または“USB周辺の相性”に寄る可能性を潰せます。
ドライバーが原因のとき:更新・ロールバック・再インストールの順
表示系不具合や突然のフリーズは、ドライバー(特にGPU、ストレージ、ネットワーク)が引き金のことがあります。Microsoftの画面トラブルシューティングでも、ドライバー更新やロールバックなどの方向性が示されています。
目安
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直前にWindows Updateやドライバー更新をした → 影響可能性が高い
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ゲーム・会議・動画などGPU負荷時に固まる → GPU/表示周りを疑う
対策の順番(例)
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デバイスマネージャーで該当デバイスを確認
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直近更新後に悪化したなら、可能ならロールバック
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改善しなければ、メーカー推奨版ドライバーへ更新(無闇なベータは避ける)
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それでも再発するなら、セーフモードで検証(次項)
セーフモードで切り分け:安定するなら“ソフト要因”濃厚
停止コードや起動不安定の切り分けとして、セーフモードが基本手段として案内されています。
考え方
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セーフモードで安定する:常駐ソフト、ドライバー、最近の更新が原因の可能性が高い
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セーフモードでも不安定:ストレージやメモリなどハード要因、またはOS破損の可能性が上がる
次にやること(安定する場合)
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最近追加したアプリのアンインストール
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常駐の見直し
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ドライバーの更新/ロールバック
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必要ならシステムの復元
ブルースクリーンが出る場合:停止コードを控えて対処を最短化
ブルースクリーンが出るなら、停止コード(STOPコード)を控えるのが最短です。解説として、強制終了前にエラーコードをメモする重要性が述べられています。
実践ポイント
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スマホで画面を撮る(文字を控えるより確実)
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直前に変えたこと(新しい機器、更新、アプリ)をメモ
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そのうえで、まずは「新しいハードウェアの取り外し」「セーフモード」を優先
Microsoftのガイダンスでも、停止コードが繰り返される場合の基本手順として示されています。
再起動ループ・起動しないときの復旧手順
「Windowsが起動しない」は最も不安が強い状態です。ここでは“記事内で完結”するように、一般的な復旧の順番を示します(できる範囲からで構いません)。
まずは最小構成:外部要因を外して起動を試す
起動ループでは、外部要因が引き金になっていることがあります。
やること
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USB機器・外付けストレージを外す
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外部モニターを外す
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可能なら周辺機器を最小限にする
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その状態で再起動
停止コード対処の基本として、新しいハードウェアを外す案内があります。
回復環境(自動修復)に入ったら試す順番
Windowsは起動に失敗すると自動修復(回復環境)に入ることがあります。入れた場合、次の順番を推奨します。
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スタートアップ修復(自動で起動経路を修復)
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セーフモード起動(起動できれば原因切り分けが可能)
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システムの復元(直近の更新や変更前に戻す)
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更新のアンインストール(大型更新直後なら優先度が上がる)
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最後に初期化/再インストール(データ退避が前提)
停止コードが繰り返される場合の基本手順として、セーフモード起動などが案内されています。
強制終了を繰り返さないための注意
起動しないと焦って電源長押しを何度も繰り返しがちですが、状況を悪化させる場合があります。
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同じところで止まるなら、回復環境の選択肢を優先
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どうしても反応がない場合のみ強制終了
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起動できた瞬間にデータ退避(最優先)
ブルースクリーンが起きたあと、起動できたらデータをコピーすることが推奨されています。
Windows強制再起動に関するよくある質問
強制再起動(強制終了)で壊れる確率は高いのですか
一般に、強制終了は未保存データが失われる可能性が高く、状況次第ではファイルやシステムに負荷がかかります。そのため、最初から常用する方法ではなく、安全手段が尽きたときの最終手段として扱うのが基本です。メーカーサポートでも、正常にシャットダウンできない場合に電源ボタン長押し(4秒以上)を案内しています。
電源ボタン長押しをしても切れない場合はどうすればよいですか
まずは周辺機器を外し、ACアダプター(ノートPC)や電源ケーブル(デスクトップ)の接続を確認します。それでも改善しない場合、機種固有の対応が必要なことがあるため、メーカーサポートの機種別手順を参照してください。起動ループ対処として周辺機器を外す案内は一般的です。
画面が真っ黒で何もできません。まず何をすべきですか
まず「表示だけがおかしい」可能性を疑い、Microsoftサポートで案内されているWindows ロゴ キー + Ctrl + Shift + Bを試します。改善しない場合、再起動へ進みます。
ブルースクリーンが出たら、最優先でやることは何ですか
停止コードを控え(可能なら写真)、起動できたら重要データを退避するのが最優先です。ブルースクリーンが続く・起動できない場合は強制終了の目安が示されています。
参考情報
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Microsoft サポート「Windows での画面のちらつきのトラブルシューティング」
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%A7%E3%81%AE%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%82%89%E3%81%A4%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-47d5b0a7-89ea-1321-ec47-dc262675fc7b -
Microsoft サポート「Windows の空白画面のトラブルシューティング」
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%AE%E7%A9%BA%E7%99%BD%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-51ef7b96-47cb-b454-fcab-fac643784457 -
Microsoft サポート「Windows の予期しない再起動とコードの停止エラーのトラブルシューティング」
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-%E3%81%AE%E4%BA%88%E6%9C%9F%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E5%86%8D%E8%B5%B7%E5%8B%95%E3%81%A8%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AE%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-60b01860-58f2-be66-7516-5c45a66ae3c6 -
Microsoft Learn「STOP エラーと予期しない再起動のトラブルシューティング ガイダンス」
https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-server/performance/troubleshoot-stop-errors-guidance -
Microsoft Learn「システム イベント ログを使用した予期しない再起動のトラブルシューティング」
https://learn.microsoft.com/ja-jp/troubleshoot/windows-server/performance/troubleshoot-unexpected-reboots-system-event-logs -
HP サポート「コンピューターを正常にシャットダウンできない場合の対処方法」
https://support.hp.com/jp-ja/document/c03398503 -
バッファロー「パソコンが青い画面になって起動しない!ブルースクリーンの対処方法」
https://www.buffalo.jp/topics/trouble/detail/recovery_0031.html