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Windows11の効率モードを無効化する方法|緑の葉っぱが戻る原因と対策

Windows11でChromeやEdgeが突然重くなり、タブ切り替えや文字入力がもたつく。原因を探してタスクマネージャーを開くと、プロセスの横に緑の葉っぱが表示され、「効率モード」になっていた――そんな状況で困っていないでしょうか。

さらに厄介なのは、効率モードをオフにして一度は軽くなっても、しばらくすると勝手に戻ることです。「自分で無効にしたのに、なぜ?」「恒久的に無効化できないの?」と不安になるのも無理はありません。

本記事では、まず今すぐ効率モードを無効化して動作を戻す方法を最短で解説し、そのうえで「戻る」原因をプロセス再起動・子プロセスの入れ替わり・省電力条件の発火という観点で切り分けます。最後に、Edge側の設定や管理ポリシーも含めて、あなたの利用環境に合わせた戻りにくくする現実的な対策まで整理します。読後には、「結局どうすればいいか」が迷わず選べる状態になります。

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目次

Windows11の効率モードとは何か

「効率モード」という言葉がややこしいのは、同じ言葉が複数の文脈で使われるからです。この記事では、混乱を避けるために用語を次のように固定します。

緑の葉っぱはWindows側の効率モード

タスクマネージャーに表示される緑の葉っぱは、Windows 11のタスクマネージャー機能としてのEfficiency mode(効率モード)です。Microsoftの解説でも、これはCPUへの干渉を減らし、前面の応答性や省電力に寄与する目的で提供される、とされています。

この機能は、体感として次のように現れる場合があります。

  • 前面アプリの操作は軽いが、対象プロセスが抑制されることで、ブラウザの描画や入力が遅く感じる

  • バッテリーの持ちは良くなるが、重いWebアプリ(会議、表計算、デザインツール等)で引っかかりが出る

ブラウザの効率モードはEdge側の機能としても存在する

一方でMicrosoft Edgeには、ブラウザ設定としての「効率モード(省電力・パフォーマンス関連)」があり、これはWindowsの葉っぱ表示と混同されがちです。管理環境ではポリシーで制御できる点が、Windows側の効率モードと大きく異なります。


まずは最短:タスクマネージャーで効率モードを無効にする

いま困っている(遅い・もたつく)なら、最初は小難しいことをせず、タスクマネージャーで“その瞬間”の対象プロセスを解除するのが最短です。

手順:プロセス単位で効率モードをオフにする

  1. Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開きます

  2. 「プロセス」タブ(または左メニューのプロセス)を開きます

  3. 遅く感じるアプリ(Chrome / Edge / Spotify / Notion 等)を探します

  4. 該当行を右クリックし、効率モードをオフ(Disable efficiency mode)にします

  5. 確認ダイアログが出たら内容を確認して実行します

Microsoft Q&Aでも、タスクマネージャーの右クリックから無効化できる一方で、変更は一時的で、プロセス再起動でやり直しになる旨が明記されています。

うまくいかないときの確認ポイント

「効率モード」の項目が出ない、またはグレーアウトする場合は次を確認します。

対象が“親プロセス”ではなく子プロセスの可能性

ChromeやEdgeは複数プロセスで動きます。見た目は同じでも、タブ・拡張機能・GPU・レンダラなどが別プロセスです。
解除したのにすぐ戻ったように見える場合、別の子プロセスが新しく作られて効率モードになっていることがあります。

表示場所が違う可能性

「プロセス」では見つけにくい場合、「詳細」タブ側に同名の実体(chrome.exe など)が並ぶことがあります。まずは重い瞬間にCPU使用率が高い行から辿ると確実です。

管理者権限・管理設定の影響

組織PCや制限環境では、一部の操作が制限される場合があります。その場合は、後述の「Edgeポリシー」など管理者側の設定確認が必要です。


効率モードが勝手に戻る理由を3分で切り分ける

ここからが本題です。「戻る」問題は、やみくもに設定を触るほど泥沼になります。先に“原因の型”を理解し、短時間で切り分けるのが近道です。

戻る主因は大きく3つ

原因1:プロセスが再起動している(手動終了・クラッシュ・更新・タブ構成変更)

Microsoft Q&Aでも、効率モードの無効化がセッション限定であり、プロセスが再起動すると元に戻ると説明されています。
ブラウザは内部事情でプロセスが作り直されやすく、更新や拡張機能の挙動でも入れ替わります。

原因2:子プロセスが増減して、別のプロセスに効率モードが付く

Chrome/Edgeは、見た目の“アプリ”に対して実体が複数あります。解除したのに葉っぱが残る場合、解除した行とは別の行に効率モードが付いていることが多いです。

原因3:OSが条件を満たしたと判断して効率モードを再適用する

Task Manager Efficiency modeは、CPUへの干渉を減らし、省電力や応答性の改善を狙う機能として提供されています。
そのため、電源状態や負荷状況によって、OS側の最適化として効率モードが働く局面が出ます。


切り分けフロー:どの型で戻っているかを特定する

以下は、読者が自分で“戻る型”を特定できる文章フローです。3分で完了します。

ステップ1:戻るまでの時間を観察する

  • 数十秒〜1分以内に戻る:子プロセス入れ替え(原因2)の可能性が高い

  • ブラウザ再起動・スリープ復帰・更新後に戻る:プロセス再起動(原因1)の可能性が高い

  • バッテリー時や省電力設定時に戻りやすい:条件発火(原因3)の可能性が高い

ステップ2:解除した“行”を特定する(親か子か)

  • タスクマネージャーで、解除した直後の状態をスクリーンショット(またはメモ)

  • 1分後に、同じ行が残っているか確認

    • 行が消えて別の行が増えているなら、原因1または2

ステップ3:対象を“影響が大きいもの”に絞る

ここで大事なのは、すべての葉っぱを消すことではなく、体感に効くところから最短で潰すことです。ブラウザの場合は次が効きやすい傾向があります。

  • CPU使用率が高いプロセス

  • 会議やWebアプリ(スプレッドシート等)で負荷が上がる瞬間のプロセス


どれを選ぶべきか:無効化アプローチ比較表

ここで一度、選択肢を1枚に整理します。目的がズレると、遠回りになりがちだからです。

アプローチ できること 恒久性 難易度 リスク/注意 おすすめ対象
Windows側:タスクマネージャーで解除 その瞬間のプロセスを解除 低(戻りやすい) プロセス再起動で戻る まず今すぐ軽くしたい
Edge側:設定で調整 Edgeの省電力挙動を調整 OS側葉っぱと別物 Edge利用者(個人)
Edge側:ポリシーで無効化 Edge効率モードを“常に無効”にできる 高(Edge内) 管理環境向け、設定責任が発生 管理者/組織・統制したい
代替策:電源モード/負荷整理 戻っても困りにくい環境に バッテリー/発熱とトレードオフ ノートPC/発熱が気になる
恒久に近づける:外部ツールでルール化 特定プロセスの挙動を固定寄りに 中〜高 非公式、相性/更新影響、企業PCは要注意 “戻る”が致命的で自己責任で管理できる

Edgeを使っているなら:ブラウザ側の効率モードを先に整える

Edge利用者は、Windows側の葉っぱ対策だけでなく、Edge側の効率モード(ブラウザ機能)も見直すと、体感が改善する場合があります。

Edge設定での見直しポイント(個人向け)

Edgeの設定手順は更新でUI表記が変わることがありますが、基本は「System and performance(システムとパフォーマンス)」配下にあります。
特に確認したいのは次の2点です。

  • 電源接続中でも効率モードを有効にする類のトグル

  • 省電力が強く働く条件(バッテリー/一定の負荷/一定時間)に関する設定

「いつもAC接続で使うデスクトップ/据え置きノート」なら、効率モードが常時強く働く設定になっていると体感が落ちやすいため、作業内容に応じて調整します。

管理者向け:Edgeポリシーで効率モードを無効化する

管理環境(または管理ポリシーを扱えるユーザー)で「Edgeの効率モードを絶対に使わせない」という要件がある場合、Microsoft Learnのポリシー EfficiencyModeEnabled が有効です。
このポリシーを無効(Disable)にすると、「効率モードは決してアクティブにならない」と明記されています。

重要:これは“Edgeの効率モード”の話であり、Windowsの葉っぱとは別

ここが混同されがちな点です。Edgeポリシーで止められるのは、Edgeのブラウザ機能としての効率モードであって、Windowsのタスクマネージャー側の葉っぱをOS全体で恒久停止する話とは一致しません。


Chromeや他ブラウザはどうする?現実的な落としどころ

Chromeは利用者が多い分、「効率モードを全部まとめて切れないのか」「毎回プロセスごとは面倒」という不満が生まれやすい領域です。実際、Super Userでも“すべてのchrome.exeを一括でオフにしたい”という相談が出ています。

まずは“体感に効く場面”だけ切る運用にする

最も安全で失敗しにくいのは、次の運用です。

  • 常時オフを狙わない

  • 会議・重いWebアプリ・動画編集/配信など、体感に直撃する場面だけ効率モード解除

  • 終わったら必要に応じてそのまま(戻っても良い)

「毎回戻る」こと自体をゼロにするのは難しい場合があるため、ストレスの総量を減らす設計に寄せます。

代替策:電源モードとバックグラウンド整理で“戻っても遅くならない”状態へ

OS側の効率モードは、省電力・応答性の狙いで設計されています。
そのため、端末側の余裕を増やすと、効率モードが働いても体感が崩れにくくなります。

電源モード(パフォーマンス寄り)の活用

  • AC利用が中心なら、パフォーマンス寄りにすることで、体感のもたつきが改善することがあります

  • バッテリー中心なら、作業中だけパフォーマンス寄りにする(終わったら戻す)運用が現実的です

バックグラウンド負荷の削減

  • 自動起動アプリの見直し

  • 常駐ツールの整理

  • ブラウザ拡張機能の棚卸し(入れっぱなしが多いほど不安定化しやすい)


“戻る”問題に強くなる:戻り方別の対処表

戻る現象は、原因により打ち手が変わります。ここを押さえると、無駄な試行錯誤が減ります。

戻り方 症状の特徴 確認手順(短) 対策の方向性
子プロセス入れ替え 解除しても葉っぱが別行に残る 解除した行が1分後に残るか確認 “影響が大きいプロセス”に絞って解除
プロセス再起動 再起動/復帰/更新で戻る ブラウザ再起動後に再発するか 常時オフを狙わず場面運用+環境改善
条件発火(省電力) バッテリー時に戻りやすい AC/バッテリーで差が出るか 電源モード調整、作業中だけ方針変更
管理設定影響 設定が灰色/変更できない 組織PCか、ポリシー適用か確認 管理者に確認、Edgeはポリシー設計

恒久化に近づけたい人へ:外部ツールを使う前に必ず読む注意点

「どうしても戻るのが許容できない」「ブラウザゲームや業務アプリで致命的」というケースでは、外部ツールでルール化する話が出てきます。実際、コミュニティでは特定プロセスに対して効率モードをオフ固定する“ルール”を作る方法が共有されています(ただしコミュニティ情報であり、環境差があります)。

ここでは、過度な誘導はせず、判断材料だけを整理します。

外部ツールのメリット

  • “毎回手で切る”負担を減らせる

  • 特定プロセス(chrome.exe等)に対して、一定の挙動を維持しやすい

外部ツールのリスク(重要)

  • Microsoftの公式機能ではないため、OS/アプリ更新で効かなくなる可能性

  • 相性問題・想定外の制御が起きたとき、切り戻しが必要

  • 会社PCでは規程違反になり得る(特に常駐系ツール)

導入前チェックリスト

  • 公式サイト/提供元の実在性を確認できる

  • アンインストールで元に戻るか理解できる

  • 端末のバックアップや復元ポイントなど“戻す手段”を用意できる

  • 会社PCなら管理者の許可がある


よくある質問

最後に、検索されやすい疑問を短く整理します。

効率モードを切ると何が起きますか

対象プロセスの抑制が弱まり、体感の遅さが改善する場合があります。その一方で、消費電力や発熱が増えることがあります。タスクマネージャーの効率モード自体は、省電力と応答性の狙いで設計されています。

オフにしても戻るのは故障ですか

多くの場合、故障とは限りません。Microsoft Q&Aでは、タスクマネージャーでの無効化が一時的である旨が示されています。
また、Windows 11 Homeで全アプリの効率モードを恒久停止したい、という趣旨の相談が存在することからも、少なくとも現時点で“誰でも簡単に全体固定できる”手段は一般化していない状況がうかがえます。

Edgeだけは完全に止められますか

Edgeの“ブラウザ機能としての効率モード”は、管理ポリシー EfficiencyModeEnabled を無効化することで「効率モードは決してアクティブにならない」と明記されています(管理環境向け)。
ただし、これはWindowsの葉っぱ(OS側)と完全に同義ではない点に注意してください。

Chromeの葉っぱをまとめて消す方法はありますか

“すべてのchrome.exeを一括でオフにしたい”というニーズ自体は多く、Q&Aもありますが、Windows標準機能だけで常に一括固定できる形は限定的です。
現実的には「体感に効く場面だけ解除」+「電源モード等で戻っても困りにくい環境づくり」の組み合わせが失敗しにくいです。


まとめ:最短で効率モードを無効化し、戻る問題を減らす

  • まずはタスクマネージャーで、重い瞬間の対象プロセスの効率モードを無効化します。

  • 戻る場合は、①プロセス再起動、②子プロセス入れ替え、③条件発火(省電力)に分けて切り分けると、迷いが減ります。

  • Edge利用者は、ブラウザ側設定も見直し、管理環境ならポリシー EfficiencyModeEnabled で無効化可能です。

  • “恒久固定”を追うほどリスクが上がるため、まずは「困る場面を確実に救う」設計に寄せると満足度が上がります。


参考にした情報源