VS Codeのアップデート通知が出たものの、「押して大丈夫なのか」「どこから更新すればよいのか」「そもそも更新メニューが見当たらない」と迷った経験はないでしょうか。VS Codeは基本的に自動で更新されますが、Windows・macOS・Linuxの違いに加え、Microsoft Store版やパッケージ管理版など“入れ方”によって手順と挙動が変わるため、同じ説明でも当てはまらないケースが少なくありません。さらに、更新後に拡張機能が動かない、設定が崩れる、更新が失敗するなど、いざという時の切り分け方法を知らないと復旧に時間を取られがちです。
本記事では、VS Codeアップデートを「OS別」だけでなく「インストール経路×症状別」に整理し、最短で更新できる手順と、更新できない場合の原因・対処を体系的に解説します。更新前に確認すべきポイント、自動更新の制御方法、更新後に不具合が出たときの復旧手順までを一つの記事で完結できる構成にしています。読み終えた頃には、ご自身の環境に最適な更新方法が判断でき、トラブルが起きても落ち着いて対処できる状態を目指せます。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
VS Codeアップデートの前に確認すること
現在のバージョンと最新バージョンの確認方法
VS Codeの更新を迷わず進めるためには、最初に「自分が使っているVS Codeのバージョン」と「最新バージョン」を把握することが重要です。ここが曖昧なまま進めると、「更新できたのか分からない」「更新が来ないのは不具合なのか」といった混乱が起きやすくなります。
まず、現在のバージョンは次の方法で確認できます。
-
Windows
画面上部のメニューから「ヘルプ」→「バージョン情報」を開きます。メニュー表示が英語の場合は「Help」→「About」です。
併せて、コマンドパレットからAboutと検索して開ける場合もあります。 -
macOS
画面左上のアプリケーションメニュー(Visual Studio Code)から「バージョン情報」を開きます。英語の場合は「Code」→「About Visual Studio Code」です。 -
Linux
GUIメニューから「ヘルプ」→「バージョン情報」で確認できるケースが多いです。デスクトップ環境により位置が異なるため、見つからない場合はコマンドパレットでAboutを検索します。
次に、最新バージョンの確認です。これは「VS Codeのリリースノート(Updates)」で、最新のリリース番号と公開日を確認するのが確実です。更新通知が出ていない場合でも、最新が公開済みであることはあります。
ここで覚えておきたい点が2つあります。
-
段階的に配信される場合がある
最新版が公開されても、端末や環境によって通知の到達タイミングに差が出ることがあります。そのため「最新が出たのに自分には来ない」は直ちに不具合とは限りません。 -
反映には再起動が必要な場合がある
更新ファイルのダウンロードが終わっていても、VS Codeの再起動が済むまでバージョンが変わらないことがあります。更新後に表示上は古いままに見える場合は、必ずVS Codeを完全終了して再起動してください。
更新状況の判断に迷った場合は、次の手順で確認すると確実です。
-
現在のバージョンを確認する
-
リリースノートで最新バージョンと公開日を確認する
-
差分がある場合は、更新手順を実行する
-
VS Codeを完全終了して起動し直す
-
もう一度バージョン情報で確認する
この流れを最初に押さえるだけで、「更新したのに変わらない」問題の多くは回避できます。
インストール経路で手順が変わる理由
VS Codeは同じアプリに見えても、「どの方法でインストールされたか」によって更新の手順と挙動が変わります。ここを理解せずに記事や手順をなぞると、メニューが一致しない、更新が反映されない、更新の確認が存在しない、といった事象が起きやすくなります。
代表的なインストール経路は次のとおりです。
-
Windows
-
公式インストーラー(User Installer / System Installer)
-
Microsoft Store版
-
ZIP版(ポータブル運用)
-
-
macOS
-
公式サイトからダウンロードしたアプリ
-
Homebrewで導入したアプリ
-
-
Linux
-
公式のリポジトリを登録して apt や dnf 等で導入
-
snap
-
flatpak
-
tar.gz を展開して配置
-
インストール経路が異なると、次の違いが発生します。
-
更新の主体が変わる
Store版やパッケージ版は、アプリ内の更新よりも「ストア」「パッケージマネージャー」が更新の主体になります。その場合、VS Code内に「更新の確認」があっても更新されない、あるいはメニュー自体が非表示ということもあり得ます。 -
権限要件が変わる
System InstallerやLinuxのパッケージ更新では管理者権限が必要になりやすいです。会社PC等で権限がない場合、更新が途中で失敗する典型要因になります。 -
反映のタイミングが変わる
Store、snap、flatpakなどは更新が裏で行われ、ユーザーが気づきにくい場合があります。逆に、更新がすぐ適用されず遅延することもあります。
したがって、本記事では「OS別」だけでなく「どの入れ方か」を意識した上で、最短で正しいルートに進む形で解説します。
更新前の確認チェックリスト
更新は概ね安全ですが、更新前に最低限の確認を行うことで、トラブルの確率を大きく下げられます。特に、拡張機能を多用している場合や、会社のネットワーク制限がある場合は効果が大きいです。
更新前チェックリストは次のとおりです。
-
作業中のターミナルやデバッグ実行がない
更新時にプロセスが残るとファイルロックにつながる場合があります。 -
VS Codeを複数起動していない
ウィンドウを閉じてもバックグラウンドに残る場合があるため、タスクトレイやプロセスを確認します。 -
管理者権限が必要な環境か把握している
System InstallerやLinuxパッケージ更新は権限不足で止まりやすいです。 -
設定と拡張機能のバックアップ方針がある
設定同期を使っていない場合、重要な設定はエクスポートやメモを取っておくと安全です。 -
更新後に再起動が必要なことを理解している
更新が適用されたかどうかの確認は再起動後に行います。
加えて、トラブルが怖い場合は、次の「保険」を用意しておくと安心です。
-
よく使う拡張機能の一覧を控える
-
重要な設定(たとえばフォント、保存時整形、ターミナル設定等)をメモする
-
会社PCなら、更新は業務が止まっても問題ない時間帯に行う
-
直前にOS再起動をして「ロック状態」を減らす
VS Codeアップデートのやり方(OS別)
WindowsでVS Codeをアップデートする
Windowsでのアップデートは、まず「どの入れ方か」で判断します。代表的なケースごとに、最短の手順を示します。
公式インストーラー版の場合
多くの方が該当するのが公式インストーラー版です。通常は自動更新が働き、更新があると通知が出ます。
-
更新通知が出た場合は指示に従い、更新を適用します
-
VS Codeを完全終了します
-
VS Codeを起動し直します
-
バージョン情報で更新後の番号を確認します
通知が出ない場合は、次章の「メニューから更新」または「インストーラー再実行」を選びます。
Microsoft Store版の場合
Store版の場合、更新は原則としてMicrosoft Store側が行います。VS Code内で更新を探しても挙動が一致しないことがあります。
-
Microsoft Storeを開きます
-
ライブラリや更新画面から更新を確認します
-
VS Codeを終了し、更新後に起動し直します
-
バージョン情報を確認します
企業ポリシーでStore更新が制限される場合は、情シスの指示に従ってください。
ZIP版の場合
ZIP版は「更新=入れ替え」です。ZIPで展開したフォルダを丸ごと置き換える運用が基本になります。設定や拡張機能の保存先がどこかで影響が変わるため、運用方針が不明な場合は安易に入れ替えず、まず現状把握を行ってください。
macOSでVS Codeをアップデートする
macOSもWindows同様に「導入経路」で最短ルートが変わります。
公式サイトから導入した場合
公式サイトからダウンロードしたアプリの場合、通知やメニュー操作で更新できることが多いです。
-
更新通知が出たら適用します
-
VS Codeを完全終了します
-
起動し直し、バージョン情報を確認します
通知が出ない場合は、次章の「メニューから更新」または「アプリの入れ替え(再インストール相当)」が確実です。
Homebrewで導入した場合
Homebrewで導入した場合は、Homebrewの更新を行うのが基本です。
-
brew update -
brew upgrade
この方法で更新した後、VS Codeを再起動してバージョン情報を確認します。Homebrew導入なのにアプリ内更新を繰り返すと、状態が分かりにくくなるため、更新経路は統一するのが望ましいです。
LinuxでVS Codeをアップデートする
LinuxはOSディストリビューションと導入経路の組み合わせが多いため、結論としては「入れ方に応じた更新」を徹底することが最短です。
aptで導入した場合
一般的には次の流れです。
-
sudo apt update -
sudo apt upgrade(またはsudo apt install codeで上書きされる場合もあります) -
VS Codeを再起動し、バージョン情報を確認します
dnfやyumで導入した場合
RHEL系では sudo dnf upgrade 等で更新します。導入したリポジトリ設定が有効であることが前提です。
snapで導入した場合
snapは更新が自動で行われることもありますが、手動で明示的に更新するなら次の通りです。
-
sudo snap refresh code(パッケージ名は環境により異なります)
flatpakで導入した場合
-
flatpak update
tar.gz展開の場合
tar.gzの場合は、基本的に「新しいアーカイブを取得して差し替える」運用です。旧版を残しておいて切り戻せるようにするなど、運用設計が重要になります。
VS Codeアップデートを手動で進める方法
メニューから更新を実行する
「通知が出ない」「今すぐ更新したい」場合は、VS Code内のメニューから更新を実行できるケースがあります。メニューの名称や位置はOSやバージョンで揺れますが、一般的には次の流れになります。
-
メニューから「更新の確認」相当を探して実行します
-
更新が見つかればダウンロードが開始されます
-
「再起動して更新を適用」相当の案内が出たら実行します
-
バージョン情報で反映を確認します
注意点として、Store版や一部のパッケージ版では、アプリ内の更新機能が主体ではないことがあります。この場合、メニューで更新確認をしても更新されない、あるいはメニュー自体が存在しないことがあります。そのときは、導入経路の更新に切り替えるのが正解です。
また、更新後にバージョンが変わらない場合は、次を実施してください。
-
VS Codeを一度閉じるだけでなく、完全終了する
-
タスクトレイやプロセスに残っていないか確認する
-
それでも変わらない場合は、OS再起動後に再確認する
インストーラー再実行で更新する
更新トラブルの解決として最も確実なのは、インストーラーによる上書き更新です。これは「再インストール」に近い手段ですが、多くの場合、設定や拡張機能が残ったまま更新が完了します。
インストーラー再実行が向いているケースは次のとおりです。
-
メニューから更新できない
-
更新が途中で失敗する
-
更新後に挙動が怪しいが、原因が分からない
-
会社PCではない、または管理者権限を取得できる
手順としては次が基本です。
-
VS Codeを完全終了します
-
公式サイトから最新のインストーラーを取得します
-
インストーラーを実行して上書きします
-
起動し直し、バージョン情報を確認します
この方法は「失敗しにくい」反面、企業環境では管理者権限や配布ルールに抵触する可能性があります。会社PCの場合は、無断での上書きは避け、情シスや管理者のプロセスに従ってください。
パッケージ管理で更新する
パッケージ管理下で導入している場合は、更新もパッケージ管理で行うのが最も安定します。手順を誤ると「どっちが本体か分からない」状態になり、更新が思ったように進まなくなるためです。
代表的な更新手段を整理します。
| 環境 | 導入経路 | 更新の基本方針 | 実行例 |
|---|---|---|---|
| Ubuntu/Debian | apt | aptで更新を完結させる | sudo apt update → sudo apt upgrade |
| RHEL/Fedora | dnf | dnfで更新を完結させる | sudo dnf upgrade |
| Linux各種 | snap | snap refreshで更新する | sudo snap refresh |
| Linux各種 | flatpak | flatpak updateで更新する | flatpak update |
| macOS | Homebrew | brew upgradeで更新する | brew update → brew upgrade |
重要なのは、「アプリ内更新」と「パッケージ更新」を混在させないことです。更新経路を統一すると、トラブル時の切り分けも容易になります。
VS Codeアップデートができない時の原因と対処
更新の確認が表示されない
更新の確認が表示されない場合、よくある原因は次の3つです。
-
導入経路の問題
Store版、snap版、flatpak版などは、アプリ内更新よりストアやパッケージ側が主体のため、メニューが一致しないことがあります。 -
更新設定の問題
自動更新を制御する設定が変更されていると、通知が出なかったり、更新が抑止されたりします。たとえばupdate.modeが無効化相当になっているケースです。 -
配信タイミングの問題
最新版は公開されていても、通知が届くタイミングに差が出る場合があります。急ぎなら手動で更新を進めるのが確実です。
対処は「簡単で安全な順」に進めると失敗しにくいです。
-
まず、バージョン情報で現在のバージョンを確認します
-
リリースノート等で最新バージョンとの差を確認します
-
差があるなら、導入経路に合った更新(Store、パッケージ、インストーラー上書き)を実行します
-
更新後は必ずVS Codeを完全終了して再起動し、バージョンを再確認します
なお、設定を触る前に「導入経路による差」を疑うことが重要です。設定変更は効果がある反面、意図せず運用が変わるリスクがあるため、最初の手段としては推奨しません。
更新が失敗する(権限・ファイルロック・背景更新)
更新が失敗する場合、原因は「権限」と「ロック」の2系統に分かれることがほとんどです。
権限の典型
-
System Installerで入れているが管理者権限がない
-
Linuxのパッケージ更新でsudoが使えない
-
会社PCのセキュリティ制御でインストールが制限されている
この場合の対処は明確で、基本的には権限を持つ管理者に依頼する、または許可された手順で更新する必要があります。無理に回避策を探すと、管理ポリシー違反になる恐れがあるため注意してください。
ロックの典型
-
VS Codeがバックグラウンドに残っている
-
拡張機能やターミナルがプロセスを掴んでいる
-
OS側の更新やセキュリティソフトがファイルを保持している
この場合は、次の順で対応すると安定します。
-
VS Codeを完全終了する
-
タスクマネージャー等でVS Code関連プロセスが残っていないか確認する
-
OSを再起動する
-
再起動直後に更新を実行する
それでも失敗する場合、次のような手段が有効です。
-
アプリ内更新にこだわらず、インストーラー上書きに切り替える
-
Windowsなら背景更新が絡む場合があるため、関連設定の影響を疑う
-
セキュリティソフトが干渉している場合、更新の時間だけ一時的に影響を減らす運用を検討する(企業PCでは管理者判断が必要です)
重要なのは、設定変更を増やしすぎないことです。切り分けの観点では「更新経路を確実な方法に寄せる(上書き更新、パッケージ更新)」方が再現性が高く、復旧も早くなります。
更新後に不具合が出た(拡張機能・設定)
更新が完了しても、次のような不具合が発生することがあります。
-
一部の拡張機能が動かない、エラーになる
-
保存時整形やLintが効かなくなる
-
ターミナルやリモート接続の挙動が変わる
-
UI表示が崩れる、設定が反映されない
この場合、最初に「拡張機能の影響」と「設定の影響」を切り分けるのが定石です。
切り分け手順
-
拡張機能を疑う
直近で更新された拡張機能が原因のことが多いため、まず拡張機能を一時的に無効化して挙動を確認します。
特に、言語サーバー、フォーマッター、テーマ、入力補助、リモート系の拡張は影響範囲が広い傾向があります。 -
設定を疑う
設定同期やプロファイル機能を使っている場合、設定が更新後に想定外の形で反映されることがあります。設定を段階的に戻して確認します。 -
プロファイルやユーザーデータの切り分け
可能であれば、別プロファイルや最小構成で起動し、問題が再現するか確認します。再現しないなら、ユーザー側の設定や拡張が原因である可能性が高いです。 -
切り戻し方針を決める
どうしても直らない場合に備え、更新前に「戻し方」を決めておくと被害が小さくなります。個人環境なら旧版インストーラーの利用、チーム環境なら検証済みバージョンの固定などです。
VS Codeアップデートの自動更新を制御する
update.modeで自動更新を無効化・変更する
自動更新は便利ですが、次のような状況では制御したくなることがあります。
-
重要案件中で環境を変えたくない
-
拡張機能や社内ツールの互換性を検証してから更新したい
-
会社の運用でバージョン固定が必要
-
更新通知を抑えたい
このときに確認すべきなのが update.mode です。一般的に、設定で更新動作を変える場合は次の方針になります。
-
自動更新を基本動作に戻したい場合は、標準相当にする
-
自動更新を止めたい場合は、無効化相当にする
ただし、自動更新を止める運用を採る場合は、「手動更新の手順」と「更新の頻度」を運用として決めてください。止めるだけだと、セキュリティ修正や不具合修正の取り込みが遅れ、結果としてリスクが増えることがあるためです。
また、企業環境では個人判断で設定を変えると運用から外れる場合があります。組織の方針がある場合は、必ず統一ルールに従ってください。
段階的ロールアウトで更新が来ない場合の考え方
更新が来ない場合に、最初に疑うべきは「不具合」ではなく「配信タイミング」です。段階的に配信される場合、同じ日に全員へ届くとは限りません。
このときの判断基準は次のとおりです。
-
最新版が公開されているかどうかは、リリースノートで確認する
-
自分のバージョンとの差が大きいかどうかを確認する
-
急ぎであれば、手動更新を選ぶ
-
急ぎでなければ、通知到達を待つか、次の定期更新タイミングで上げる
特に、会社PCで更新が自由でない場合は「無理に今すぐ上げる」よりも「許可されたルートで確実に上げる」方が結果的に早く、トラブルが少なくなります。
チーム運用・企業PCでの注意点
チームや企業でVS Codeを使う場合、更新の設計は個人利用とは別物になります。ポイントは「勝手に上がると困る」だけでなく、「更新を止め続けるのも困る」ことです。
現実的な運用設計としては、次のような整理が有効です。
-
更新の責任者と手順の明文化
誰が、どの端末を、どのルートで更新するかを決めます。属人的にすると、古い端末が放置されがちです。 -
検証の段階導入
まず少人数で更新し、業務アプリや必須拡張が問題ないことを確認してから全体へ展開します。 -
更新経路の統一
端末によってStore版とインストーラー版が混在すると、更新の追跡が難しくなります。できる限り統一すると、問い合わせ対応も容易になります。 -
プロキシやセキュリティ制御の考慮
ダウンロードが失敗する場合、ネットワーク制限が原因のことがあります。個人で解決できない領域のため、管理者側で方針を決めることが必要です。
VS Codeアップデートのよくある質問
更新後にバージョンが変わらないのはなぜですか
最も多い理由は「再起動が完了していない」ことです。更新ファイルの取得と、更新の適用は別段階のため、ダウンロードが済んでもバージョン表示が変わらない場合があります。
対処としては次の順番が確実です。
-
VS Codeを完全終了する
-
タスクトレイやプロセスに残っていないか確認する
-
もう一度起動してバージョン情報を確認する
-
それでも変わらなければOSを再起動し、更新をやり直す
-
導入経路がStoreやパッケージ管理であれば、そちらの更新状況も確認する
なお、更新が来ていないだけの可能性もあるため、リリースノート上の最新と比較することも重要です。
InsidersとStableはどう使い分けますか
InsidersとStableの使い分けは「新機能の優先度」と「安定性の優先度」で決めるのが基本です。
-
Stable
安定性を重視する方向けです。通常運用はStableが適します。 -
Insiders
新機能を早めに試したい方向けです。新しい機能や改善を先取りできますが、環境変化も早いため、業務の主力環境としては慎重な判断が必要です。
個人でもチームでも、現実的には次の使い方が安定します。
-
本番作業はStable
-
検証用や興味のある検証はInsiders
-
チームなら、限られた検証担当がInsidersで先に確認し、問題がなければStableへ展開
オフライン環境で更新するにはどうしますか
オフライン環境では、アプリ内更新やパッケージ更新が成立しにくいため、基本は「更新ファイルを別経路で用意し、手動で適用する」ことになります。
具体的には次の考え方です。
-
WindowsやmacOSでは、最新のインストーラーやアプリを別の端末で取得し、オフライン端末へ持ち込んで上書きします
-
Linuxでは、debやrpmなど必要なパッケージを持ち込み、依存関係を含めて更新する設計が必要になります
-
企業環境では、無断で持ち込み更新を行わず、配布・承認プロセスに従うべきです
オフライン更新は環境差が大きいため、「まずは導入経路の特定」「次に公式配布物の用意」「最後に上書き適用と再起動確認」という基本の順序を崩さないことが重要です。