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VS Codeを日本語化する完全ガイド|最短3分の手順と直らない時の復旧策

VS Codeを開いた瞬間、メニューや設定が英語のままで固まってしまった――そんな経験は珍しくありません。特に学習を始めたばかりの方ほど、「どこを押せば日本語になるのか」「設定を触って壊れないか」が不安になり、最初の一歩で時間を取られがちです。

本記事では、最短3分でVS Codeを日本語化する手順を最初に提示し、そのうえで日本語にならない/突然英語に戻る/一部だけ英語が残るといった困りごとを、症状別にスムーズに切り分けて解決できるようにまとめました。さらに、端末ごとに言語を安定させたい方向けの固定方法や、必要なときだけ切り替える一時起動までカバーします。
「とにかく早く日本語にしたい」「失敗しても自力で戻せる状態にしたい」――その両方を、迷わず達成できる構成です。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

VSCodeを日本語で使う前に知っておくこと

VS Codeは「Configure Display Language」で日本語(ja)に切替し再起動すれば日本語化できます。必要ならJapanese Language Packが導入され、argv.jsonのlocaleでも固定可能。うまくいかない場合は言語パックと再起動、同期や固定設定を確認し再設定すると復旧できます。

日本語化で変わる範囲と変わらない範囲

VS Codeの日本語化は「エディタ本体の表示言語」を切り替えるイメージです。具体的には、次のような部分が日本語になります。

  • メニューバー(File / Editなど)

  • 設定(Settings)画面の項目名

  • 一部のダイアログや通知メッセージ

一方で、次のような要素は日本語化しても英語のままになる場合があります。

  • 拡張機能の説明文(マーケットプレイス由来の説明)

  • 拡張機能のUI(拡張機能側が翻訳を持っていない場合)

  • ターミナルの出力やコマンド結果(ツール側の仕様)

  • プログラミング言語やコンパイラのエラー(言語やツール次第)

「一部だけ英語が残る」症状は珍しくありません。まずは“VS Code本体の表示言語”が日本語になっているかを確認し、残っている英語が拡張機能由来なのか、起動状態(再起動不足)なのかを切り分けるのが近道です。

まずは公式の切り替え機能を使うべき理由

ネット上には、locale.jsonを編集する古い手順が混在しています。しかし現在の主流は「Configure Display Language」から表示言語を切り替え、必要であれば言語パックを導入し、argv.jsonのlocaleへ反映する流れです。公式ドキュメントもargv.jsonでの変更に触れています。

この“公式の一本道”を最初に採用すると、次のメリットがあります。

  • メニューが英語でも、コマンド検索で到達できる(迷いにくい)

  • 言語パックが未導入でも導線がある

  • 設定がどこに保存されるか(argv.json)が明確で復旧しやすい


VSCodeを日本語化する最短手順

まずは結論としての最短ルート

最短で日本語化するには、次の手順が最も成功率が高いです。

  1. コマンドパレットを開く

  2. 「Configure Display Language」を実行

  3. 日本語(ja)を選ぶ

  4. 再起動する

ここから先は、英語表示のままでも迷わないように、押す場所と入力語を具体的に書きます。

Configure Display Languageで日本語へ切り替える

英語UIのままでも問題ありません。キーボード操作で完結します。

  1. VS Codeを起動します

  2. コマンドパレットを開きます

    • Windows / Linux:Ctrl + Shift + P

    • macOS:Cmd + Shift + P

  3. 入力欄に display と入力します

  4. 候補に出る Configure Display Language を選んでEnter

  5. インストール済み言語の一覧が出たら、ja / Japanese / 日本語 といった表記を選びます

  6. 再起動を促されたら Restart を押します

Marketplaceの日本語言語パックの説明でも、このコマンドで表示言語を切り替えることが案内されています。

日本語が選択肢に出ない場合は言語パックを入れる

言語一覧に日本語が出ない場合は、先に日本語言語パックを導入すると解決しやすいです。

  1. 左側の拡張機能(Extensions)を開きます(四角いアイコン)

  2. 検索欄に Japanese Language Pack と入力します

  3. Japanese Language Pack for VS Code をインストールします

  4. 右下に「Change Language and Restart」のような案内が出たらクリックして再起動します

  5. 反映されない場合は、もう一度「Configure Display Language」で日本語(ja)を選び直します

この時点で多くのケースは日本語化できます。次章では「目的別に、どの方法が最適か」を比較表で整理します。


VSCode日本語化の方法を比較して選ぶ

目的別に最適な方法が変わる

日本語化には複数の手段があります。「とりあえず日本語にしたい」のか、「毎回安定して日本語にしたい」のか、「一時的に英語にしたい」のかで最適解が変わります。まずは下表で自分の目的に合う方法を選んでください。

日本語化の方法比較表

目的 方法 永続性 難易度 こんな人におすすめ 主な注意点
最短で日本語にしたい Configure Display Language 中(設定として残る) 初学者、新人、まず日本語にしたい 再起動が必要
日本語が選べない Japanese Language Pack導入+再起動 日本語が一覧に出ない人 拡張の導入後に再起動
端末で日本語を固定したい argv.jsonに"locale":"ja" 同期や環境差で戻る人 編集後は完全終了→起動推奨
その起動だけ日本語にしたい code --locale=ja 低(起動時のみ) 一時切替、説明・講師、検証 codeコマンドが使える必要
直らない時の復旧 英語→日本語の再設定、拡張再導入、プロファイル確認 中〜高 何をしても戻らない人 手順を段階的に実施

公式ドキュメントはargv.jsonでの変更にも触れています。また、Marketplaceは表示言語コマンドで切替できることを明示しています。


VSCodeの日本語表示を固定する方法

なぜ固定が必要になることがあるのか

「昨日まで日本語だったのに英語に戻った」「会社PCだと毎回英語になる」などの相談は多いです。原因はさまざまですが、共通して言えるのは「表示言語は起動時に決まり、設定が保存される場所も決まっている」という点です。ここを押さえると、復旧が早くなります。

表示言語の変更は、コマンドで切り替えるだけでなく、argv.json(起動時引数の設定ファイル)を編集して固定する方法もあります。公式ドキュメントでもargv.jsonの編集で変更できると説明されています。

Preferences: Configure Runtime Argumentsでargv.jsonを安全に開く

手動でファイルの場所を探すより、VS Codeのコマンドから開くのが安全です。

  1. コマンドパレットを開きます(Ctrl/Cmd + Shift + P

  2. Preferences: Configure Runtime Arguments(または Configure Runtime Arguments)を検索して実行します

  3. argv.json がエディタで開きます

ここで編集するときは、最初に入っているコメントや既存キーを乱暴に消さず、必要箇所だけを追加するのが安全です。

argv.jsonにlocaleを設定して日本語を固定する

argv.jsonに次のように追記(または編集)します。

{
"locale": "ja"
}

すでに他の設定が入っている場合は、JSONの形式を壊さないように注意してください(カンマの付け忘れ等があると起動時に問題が出る可能性があります)。

そして重要なのが反映手順です。

  • 変更後は「再起動」よりも、VS Codeを完全に終了してから起動し直すほうが確実です。
    ウィンドウを閉じただけでプロセスが残る環境では、反映が遅れることがあります。

固定を解除して自動判定に戻す

固定をやめたい場合は、"locale": "ja"の行を削除して保存し、完全終了→起動します。
固定がなければ、VS Codeは環境や設定に応じて表示言語を決めます(端末やOSの言語設定に影響される場合があります)。“端末ごとに安定させたい”なら、固定を入れておくのが無難です。


一時的に日本語または英語で起動する方法

固定設定を触らずに切り替えたいときの考え方

「普段は日本語で良いが、英語メニューで検索しやすい時がある」「海外のチュートリアルに合わせたい」「チームの操作説明が英語前提」など、言語を固定しない運用が役立つ場面もあります。こういう時は、argv.jsonを編集せず、起動時引数で切り替えるのが安全です。

codeコマンドの–localeで起動時だけ言語を変える

VS Codeにはコマンドラインオプションがあり、表示言語を変えることにも触れられています。
また、--locale引数が存在することはVS Codeリポジトリの議論でも示されています。

代表例は次のとおりです。

  • その起動だけ日本語:code --locale=ja

  • その起動だけ英語:code --locale=en

  • 地域指定例:code --locale=en-US

この方法は「普段は固定しているが、今回だけ変えたい」場合にも便利です。固定している場合でも、起動時引数で上書きする運用は検証価値があります(環境により挙動が異なる場合があるため、まずは1回試してください)。

codeコマンドが使えないときの確認ポイント

codeコマンドが使えない場合は、以下を確認します。

  • macOSで「Shell Command: Install ‘code’ command in PATH」を実行しているか

  • WindowsでVS Codeインストール時にPATH追加が有効になっているか

  • 会社PCの制限でPATH追加ができない場合は、通常起動+Configure Display Languageで切替する


VSCodeが日本語にならないときの直し方

まずは症状を言語化して、最短で切り分ける

「日本語にならない」といっても症状は複数あります。対処を誤ると遠回りになるため、まずは自分の症状に一致する行から確認してください。

症状別:原因切り分け表

症状 典型原因 確認場所 対処
日本語が一覧に出ない 言語パック未導入 Extensions / 検索 Japanese Language Packを導入→再起動
日本語を選んだのに英語のまま 再起動不足/プロセス残り OSのタスク、Dock 完全終了→起動し直す
いったん日本語になったが戻る argv.json固定が英語/同期の影響 argv.json / Sync argv.jsonのlocale確認、同期の影響を疑う
一部だけ英語が残る 拡張機能UIの未翻訳/locale反映不足 拡張機能画面 完全終了→起動、拡張の仕様なら割り切り
会社PCだけ毎回英語 権限制限/プロファイル差/管理設定 プロファイル、設定 argv.jsonで固定、プロファイル切替で再確認
何をしても直らない 設定破損/拡張競合/ユーザーデータの不整合 新規プロファイル 新規プロファイルで検証→必要なら再インストール

ポイントは、いきなり再インストールに飛ばず、「言語パック」「再起動(完全終了)」「argv.json」「同期・プロファイル」の順に確認することです。

言語パックの状態を確認するチェックリスト

次のチェックリストを上から順に実施してください。上ほど効果が高く、影響が小さいです。

  • VS Codeを完全終了して起動し直した(ウィンドウを閉じただけでなく、プロセスが止まった状態)

  • Japanese Language Packがインストール済みになっている

  • コマンドパレットで「Configure Display Language」が実行できる

  • 日本語(ja)を選んだ後、Restartを実行した

  • argv.jsonに"locale":"en"のような固定が入っていない

  • Settings Syncを使っている場合、別端末の影響が疑われないか確認した

ここまでで直るケースが大半です。

いったん英語に戻してから日本語にする復旧手順

表示言語の状態が中途半端になっているときは、いったん英語へ戻してから日本語にすると復旧することがあります。

  1. コマンドパレット → Configure Display Language

  2. Englishを選択 → Restart

  3. もう一度 Configure Display Language

  4. 日本語(ja)を選択 → Restart

“設定状態を一度まっさらに近い形に戻す”イメージです。

argv.jsonの固定設定を見直す

「なぜか戻る」系で特に多いのが、argv.jsonにlocaleが固定されているケースです。公式ドキュメントが説明している通り、表示言語はargv.jsonで変更可能です。

確認手順は次のとおりです。

  1. コマンドパレット → Preferences: Configure Runtime Arguments

  2. argv.json"locale": "en""locale": "en-US"がないか確認

  3. 日本語固定にしたいなら"locale": "ja"へ変更

  4. 保存して、完全終了→起動

JSON形式を壊すとトラブルになり得るため、最小限の編集に留めてください(不安ならバックアップとしてファイル内容をコピーしておくと安全です)。

設定同期が原因かもしれない場合の考え方

設定同期(Settings Sync)を使っていると、別端末での状態が反映されて「戻ったように見える」ことがあります。公式ドキュメントでも同期機能は提供されています。

対策の考え方は次のとおりです。

  • 端末ごとに言語を安定させたい:argv.jsonでlocaleを固定する

  • その時だけ切り替えたい:--localeで起動時のみ切り替える

  • 原因調査をしたい:一時的に同期をオフにし、挙動の差を確認する

「同期を切る」のは最終的な解決ではなく、原因特定のための手段として使うのが安全です。

それでも直らない場合の最終手段

段階的に影響の大きい順へ進みます。

  1. Japanese Language Packをアンインストール → 完全終了 → 再インストール → 再起動

  2. VS Codeを最新版へ更新(または再インストール)

  3. 新しいプロファイル(またはクリーン環境)で起動して、日本語化が通るか検証

  4. 会社PCで制限が強い場合は、管理者に「argv.jsonのlocale固定が許可されるか」を相談

「新しいプロファイルで試す」のは特に有効です。既存プロファイルに問題があるかどうかを切り分けられるため、再インストールより先に試す価値があります。


VSCodeの日本語表示でよくある疑問

一部だけ英語のままになるのはなぜ

主な理由は次の3つです。

  • 反映前の起動状態が残っている(完全終了していない)

  • 拡張機能のUIが翻訳対応していない(仕様)

  • 表示言語は日本語だが、拡張の説明や外部ツールの出力が英語(仕様)

まずは、完全終了→起動を一度行い、VS Code本体のメニューが日本語になっているか確認してください。
それでも拡張機能側の画面だけ英語なら、拡張機能が翻訳を提供していない可能性が高いです。この場合は“異常”ではなく“仕様”として受け止めるのが現実的です。

日本語化したのに突然英語に戻りました

よくある原因は次のいずれかです。

  • argv.jsonが英語で固定されている

  • 同期(Settings Sync)やプロファイル変更で状態が変わった

  • Insider版・Portable版など、別の環境で起動している(設定保存先が違う)

まずはargv.jsonのlocaleを確認し、次に同期・プロファイルの影響を疑うと早いです。

会社PCで勝手に戻るのを防げますか

最も再現性が高いのは、argv.jsonに"locale":"ja"を設定して固定する方法です。
ただし会社PCでは、ポリシーや権限で設定ファイルの編集が制限される場合があります。その場合は、個人で無理に回避しようとせず、管理者に相談したほうが安全です。業務端末のルールに抵触すると、更新や運用で別の問題が起きる可能性があります。

一時的に英語で起動したいです

固定を崩したくない場合は、起動時引数が便利です。

  • code --locale=en

CLIで表示言語を変えられることは公式のCLIドキュメントでも言及されています。

設定画面が英語でも、設定検索は日本語でできますか

設定検索はキーワードの影響を受けます。日本語化すると日本語キーワードで探しやすくなる一方、英語UIのチュートリアルに合わせるなら英語のほうが一致しやすい場合もあります。
そのため「普段は日本語」「必要なときだけ–localeで英語」という運用が、学習にもチームにも扱いやすい落とし所になりやすいです。


まとめ

VS Codeの日本語化は、コマンドパレットから「Configure Display Language」を実行し、日本語(ja)を選んで再起動するのが最短です。日本語が選択肢にない場合は、日本語言語パックを導入してから同じ手順を踏むと解決しやすくなります。

うまくいかないときは、次の順番で確認すると遠回りを防げます。

  • 完全終了→起動で反映を確実にする

  • 言語パックの有無を確認する

  • 英語→日本語の再設定で状態をリセットする

  • argv.jsonのlocale固定(英語固定になっていないか)を確認する

  • 同期・プロファイルの影響を切り分ける

さらに、固定設定を触らずにその起動だけ言語を変えたいときは、code --locale=jacode --locale=enが便利です。


参考情報源