Cドライブの空き容量が減ってきて、VALORANTの更新が止まったり、インストールに失敗したりしていませんか。容量を空けるためにDドライブへ移したいものの、「フォルダを動かしたら起動しなくなるのでは」「VanguardやRiot Clientの設定が壊れそうで怖い」と感じる方も多いはずです。
本記事では、VALORANTのインストール先変更を失敗しにくい順に整理し、確実に直せる再インストール手順と、再ダウンロードを抑えたい方向けの既存データ移動のコツを分かりやすく解説いたします。さらに、起動しない・検証が終わらない・更新が進まないといった“よくある詰まりどころ”は、症状別に確認ポイントと対処をまとめました。読み終えたときには、ご自身の状況に合う方法が迷わず選べ、安心して移行作業を進められる状態を目指せます。
VALORANTのインストール先を変更したい人が最初に確認すべきこと

Cドライブの空き容量が少なくなり、VALORANTの更新が止まったり、インストールが失敗したりすると「Dドライブに移したい」と考える方は多いです。ただし、VALORANTはゲーム本体だけでなく、Riot Client(起動・管理)やRiot Vanguard(アンチチート)など複数の要素で動いています。インストール先変更の作業は、これらが“正しい場所を参照し続ける状態”を作ることがゴールです。
まずは結論:迷ったら再インストールが最も安全
次のどれかに当てはまるなら、最初から「再インストールでインストール先を指定」するのがおすすめです。
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起動できない、更新が止まる、エラーが出ている
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PC操作に自信がない(フォルダ移動や例外設定が不安)
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失敗したときに戻すのが面倒
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すでに一度フォルダ移動を試して挙動が怪しくなった
公式サポートでも、アンインストール→関連フォルダ削除→再起動→再インストールという“クリーン化”が明確に案内されています。
再ダウンロードを避けたい人は「移動して認識」も可能だが条件がある
回線が遅い、通信量を抑えたいなどの事情がある場合は、ゲームフォルダを別ドライブへ移し、Riot Clientに新しい場所を認識させる方法もあります。ただしこの方法は、成功条件を外すと「起動しない」「検証が終わらない」になりやすいです。
本記事では、画面UIが変わっても通用する“確認観点”として具体化します。
インストール先を変えてもCドライブが完全に不要にはならない
インストール先をDドライブにしても、ファイアウォール例外設定やVanguard関連ではCドライブ配下が登場します。公式は、ファイアウォール例外に追加する実行ファイルとして VALORANT.exe、RiotClientServices.exe、vgc.exe、vgm.exe 等のパス例を示し、「別の場所にインストールした場合は、その場所を指定する必要がある」と明記しています。
つまり、Dドライブへ移した後は“新パスで例外を作り直す”ことが重要です。
VALORANTのインストール先変更方法を比較して選ぶ
ここでは、主に使われる3パターンを比較し、あなたの状況に合う選び方を提示します。
方法比較表:安全性と失敗時の戻しやすさで選ぶ
| 方法 | 難易度 | 安全性 | 目安時間 | 再DL量 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| 再インストールで保存先を指定 | 低 | 高 | 中 | 多め | 確実に成功させたい、トラブル中 |
| 既存データを移動して認識させる | 中 | 中 | 中〜短 | 少なめ | 回線事情で再DLを抑えたい |
| 上級者向け(設定ファイル編集等) | 高 | 低〜中 | 短 | なし〜少 | 仕組みが分かり自己責任で調整できる |
「更新が止まる」「エラーが出る」など不安定な状態なら、まず再インストールが結果的に早いことが多いです。
選び方の目安:1分で決めるチェック
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次のうち1つでも当てはまる → 再インストール
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起動不可/更新不可/検証が終わらない/エラーが出る
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フォルダ構成に自信がない
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当てはまらない&回線事情が強い → 移動して認識
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現状は普通に起動できる
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コピー・移動・例外設定のやり直しができる
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失敗したら再インストールへ切り替える覚悟がある
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再インストールでインストール先を変更する手順
ここからは最も安全な手順です。基本は「アンインストール」「残ファイル削除」「再起動」「再インストール」の順で進めます。公式サポートの流れに沿っているため、トラブルが出にくいのが利点です。
作業前チェックリスト:ここを押さえると失敗しにくい
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新しいドライブに十分な空き容量がある(本体+今後の更新分も考慮)
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Riot Clientを完全終了できる(タスクトレイ常駐も終了)
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管理者権限で操作できる
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可能なら有線LANなど安定した回線
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セキュリティソフト利用中なら、後で例外設定を作り直す前提を理解
「元フォルダを残す」必要はありません(再インストールなので)。ただし、念のためスクリーンショットで現在のインストール場所を控えておくと、例外設定や確認がスムーズです。
アンインストールと残ファイル削除:公式手順の要点
公式サポートは、アンインストール後に残るフォルダを削除し、ゴミ箱を空にしてから再起動する流れを案内しています。
実施するポイントは次の通りです。
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VALORANTをアンインストール
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C:\Riot Gamesを開き、VALORANTとRiot Clientフォルダを削除 -
ゴミ箱を空にする
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Windowsキー + R →
%localappdata%→Riot GamesとVALORANTフォルダを削除 -
PCを再起動
この「%localappdata% 側の削除」と「再起動」まで含めるのが、再インストールの成功率を上げるコツです。
再インストール時に保存先をDドライブへ指定するコツ
再インストール時は、インストーラーやクライアント側で保存先を指定する場面が出ます。迷いにくい運用のコツは以下です。
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保存先は
D:\Riot Games\のように、フォルダ名を分かりやすく統一する -
将来の整理のため、ゲームと関連フォルダを同じ親フォルダ配下に置く
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インストール完了後、起動テストをしてから次の設定へ進む(いきなり例外設定へ行かない)
既存データを移動してRiot Clientに認識させる手順
ここは「再ダウンロードを抑えたい人向け」です。最大のポイントは、成功しているかどうかの“完了条件”を持つことです。完了条件は「Riot Clientが新しい場所を参照し、検証(Verify)が走り、起動と更新ができる状態」です。
移動前の鉄則:まずはコピーで安全に進める
いきなり“切り取り(移動)”にすると、失敗した瞬間に戻せなくなります。おすすめは次の流れです。
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Riot Clientを完全に終了
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旧インストール先の
VALORANTフォルダを、新ドライブへコピー -
コピー先の容量とファイル数が概ね一致することを確認
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その後、Riot Client側で“新しい場所を参照する状態”を作る
成功を確認するまでは、旧フォルダは残してください(最強の切り戻し手段になります)。
Riot Clientに認識させるための確認観点
UI表示はアップデートで変わる可能性があります。そのため、画面文言ではなく、次の観点で進めると失敗しにくいです。
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観点1:クライアントが「インストール場所」を参照できる導線がある
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設定(歯車)やゲーム管理の画面で、インストール場所の指定・変更・修復などができるか
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観点2:指定後に「検証/修復」が始まる
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不足分のダウンロードやファイル検証が走る状態が理想
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観点3:起動でき、更新も進む
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起動だけでなく、アップデートが正常に進むかも確認
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もし「検証が始まらない」場合は、コピーしたフォルダの階層が不自然(深すぎる/親フォルダがバラバラ)なケースがあります。D:\Riot Games\VALORANT\... のように、分かりやすい階層に揃えると改善することがあります。
移動後に必ずやる:ファイアウォール例外の再登録
インストール先を変えると、ファイアウォールやセキュリティソフトが「旧パス」を許可したままになり、新パスをブロックする場合があります。公式は、既存の登録を削除してから、新たに“別のアプリの許可”で追加する流れを案内しています。
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例外登録の実務(Windows Defenderファイアウォール)
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Windows Defenderファイアウォールを開く
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「アプリまたは機能を許可」→「設定の変更」
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リスト上のVALORANT/Riot Client登録をいったん削除
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「別のアプリの許可」から、新パスの実行ファイルを追加
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VALORANT.exe -
RiotClientServices.exe -
vgc.exe、vgm.exeなど
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この工程だけで、起動不可や接続エラーが解消するケースがあります。
成功確認ができたら旧フォルダを削除する
以下の3つが確認できたら、旧フォルダを削除して構いません。
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Riot Clientが新パスで起動できる
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ゲームが起動し、実戦(または射撃場)まで進める
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アップデートが正常に進む(検証が止まらない)
インストール先変更後によくあるトラブルと対処
ここでは「症状→まず確認→対処→最終手段」の形で、迷いなく進められるようにします。
症状別トラブル対応表
| 症状 | まず確認 | 対処 | 最終手段 |
|---|---|---|---|
| 起動しない | Riot Clientが旧パス参照/例外設定が旧パス | 例外を削除→新パスで再登録(VALORANT.exe等) | 再インストール |
| 検証(Verify)が終わらない | フォルダ階層が不自然/空き容量不足 | 階層を整理し再指定、空き容量確保 | 再インストール |
| 更新が進まない | Cドライブ空き不足/セキュリティ干渉 | 一時ファイル整理、例外設定見直し | 再インストール |
| 接続できない/エラーコード | ファイアウォール未許可 | 公式手順で許可アプリ再登録 | 公式の接続トラブル手順へ |
| Vanguard関連の問題 | Vanguardサービス・許可設定 | Vanguardのアンインストール/再インストール | 公式手順に従い再構築 |
Cドライブ容量不足が続くときの現実的な対策
Dドライブへ移しても、Windowsやセキュリティ、ログ等でCの空きがギリギリだと、更新時に詰まることがあります。少なくとも以下は定期的に確保してください。
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Windowsの一時ファイル削除
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不要アプリ削除
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デスクトップ/ダウンロードフォルダ整理
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可能ならCドライブの空き容量に余裕を持たせる(更新時の安全域)
よくある質問
再インストールすると設定や進行状況は消えますか
一般的に進行状況はアカウント側に紐づくため、再インストールで失われる心配は大きくありません。一方でローカルのキャッシュやログは削除対象になるため、初回起動時に再生成されることがあります。公式の再インストール手順では、%localappdata% 配下の削除が案内されています。
外付けSSDに入れても大丈夫ですか
可能ですが、プレイ中に接続が不安定だと起動や検証で問題が出る場合があります。常時接続できる環境(安定したポート、十分な速度)で運用してください。
Vanguardだけ別ドライブにできますか
Vanguardはサービスとして動作し、ファイアウォール例外の対象にもなります。公式は C:\Program Files\Riot Vanguard\vgc.exe 等を例示しており、インストール場所が異なる場合はその場所を指定する必要があるとしています。
そのため「ゲーム本体はDへ、Cにも最低限の余裕を残す」方針が現実的です。
参考にした情報源
VALORANT Support|ゲームのアンインストールと再インストール
https://support-valorant.riotgames.com/hc/ja/articles/45689967948947-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A8%E5%86%8D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
VALORANT Support|ファイアウォールとVALORANT
https://support-valorant.riotgames.com/hc/ja/articles/360048522893-%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A8VALORANT
VALORANT Support|Vanguardのアンインストールと無効化
https://support-valorant.riotgames.com/hc/ja/articles/45689903525907-Vanguard%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A8%E7%84%A1%E5%8A%B9%E5%8C%96
VALORANT Support|接続に関するトラブルシューティングガイド(PC)
https://support-valorant.riotgames.com/hc/ja/articles/45690758141971-%E6%8E%A5%E7%B6%9A%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89-PC
