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うんこが緑色で焦ったら読む:原因の切り分けと受診の目安が3分でわかる

トイレで「うんこが緑色…?」と気づくと、思わず不安になります。昨日の食事の影響なら様子見で済むこともありますが、下痢が続いていたり、黒っぽく見えたり、発熱や強い腹痛があると「これって病気?受診すべき?」と判断に迷うはずです。
本記事では、緑色の便が起こる仕組みを踏まえたうえで、食事・下痢(ストレス)・感染・薬(鉄剤など)を短時間で切り分ける方法、様子見できる条件と受診の目安、そして緑と黒の見間違いを防ぐチェックポイントまで、迷いを減らす形で整理します。読み終えたときに「自分はいま何をすればよいか」がはっきり分かるように進めていきます。

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目次

うんこが緑色になる仕組みを知ると不安が減る

緑色の便を理解するカギは、「胆汁」と「腸を通過する速さ」です。

胆汁の色はもともと緑系で、時間がたつと茶色寄りになる

便の色は、肝臓から分泌される胆汁の色素などが関係しています。通常は腸内で変化していき、最終的に茶色〜黄褐色に落ち着きます。
ところが、腸を通る時間が短くなると、色が“茶色に仕上がる前”の状態で出てしまい、緑色っぽく見えることがあります。

下痢になると腸の通過が速くなり、緑色に寄りやすい

下痢やストレス、暴飲暴食などで腸の動きが活発になると、内容物が早く運ばれて緑色便になりやすいと説明されています。
「緑色+やわらかい」「緑色+水っぽい」というときは、まず“通過が速い状態”を疑うのが自然です。

暗い緑は黒っぽく見えることがある

便が暗い緑だと、トイレの照明・水の色・便の厚みで黒く見えることがあります。ここが最も不安になりやすいポイントです。
ただし、タールのように真っ黒で粘りがある便(タール便)は消化管出血の可能性があり、放置しない方がよいとされています。
「暗い緑かもしれない」と感じても、次の章の見分け表で落ち着いて確認してください。


うんこが緑色になる原因を72時間で切り分ける

原因の見当をつけるときは、「直近72時間(3日)」を振り返ると精度が上がります。食事や薬の影響は短期間で反映されることが多く、感染性の症状も数日で出ることがあるからです。

原因カテゴリ ありがちな状況 便の特徴 一緒に出やすい症状 次の一手
食事(葉物・青汁・着色料) ほうれん草/ケール/青汁、緑の着色の菓子や飲料 緑がかるが形は保たれることも ほぼなし 数日で戻るか観察
下痢・ストレス・暴飲暴食 飲酒、脂っこい食事、寝不足、緊張 やわらかい〜水様で緑っぽい 腹部不快、軽い腹痛 水分補給と食事調整、改善なければ受診
感染(胃腸炎・食中毒) 同居人も不調、外食/生もの、流行期 緑色の水様便になることも 発熱、強い腹痛、嘔吐、血便 早めに受診・脱水対策
薬・サプリ(鉄剤など) 鉄剤/鉄サプリ開始後 黒〜緑黒に見えることも 体調は普段通りのことが多い 開始時期と一致するか確認、気になれば処方医へ

この表の目的は「診断」ではなく、今の自分がどのレーンにいるかを把握して、次の行動を間違えないことです。


まず多いのは食事が原因の緑便

緑便で最初に確認したいのは、やはり食事です。葉物野菜(ほうれん草、ケール、ブロッコリーなど)や青汁などは、便が緑色に見える原因になり得ます。
緑の着色が強いお菓子や飲料、サプリの影響もあります。

食事要因が濃厚なサイン

  • 直近1〜2日で葉物野菜や青汁を増やした

  • 便は緑っぽいが、腹痛や発熱はない

  • 排便回数は普段と大きく変わらない

  • 便のにおいが普段どおり、または少し変わる程度

この場合は、まず慌てず「数日で茶色に戻るか」を観察して構いません。

食事要因でも受診を考えた方がよい例

食事に心当たりがあっても、次が重なるときは「食事だけ」と決めつけない方が安全です。

  • 緑色の水様便が続く

  • 体重が落ちる、だるさが強い

  • 発熱や強い腹痛が出てきた

  • 血が混じる、あるいは真っ黒で粘い便が出る


下痢やストレスで腸の通過が速いと緑色になりやすい

仕事の忙しさ、睡眠不足、ストレス、暴飲暴食、飲酒などが重なると、腸が過敏になり下痢気味になることがあります。腸の通過が速くなると、胆汁色素が十分に変化しきる前に排出され、緑便につながる可能性があります。

「ストレス由来っぽい緑便」に多いパターン

  • 朝から腹部が落ち着かず、何度もトイレに行く

  • 便がやわらかい〜水っぽく、色が緑寄り

  • 発熱はない(または微熱程度)

  • 仕事や予定の前に悪化しやすい

このタイプでの自宅ケアの優先順位

  1. 水分と塩分(電解質)を意識する

  2. 腸を刺激するもの(アルコール、脂っこい食事、冷たい炭酸、果汁の多い飲料)をいったん避ける

  3. 休息・睡眠を確保し、1〜2日で改善するかを見る

改善が乏しい、または症状が強い場合は、感染との区別が難しくなるため受診を検討してください。


感染性胃腸炎や食中毒が疑われるときの見分け方

感染が疑われるときは、「緑色」そのものより、併発症状の強さが重要です。感染では下痢による通過の速さが目立ち、緑色の水様便になることもあるとされます。

感染を疑いやすいサイン

  • 発熱がある(特に高熱)

  • 強い腹痛、差し込むような痛み

  • 嘔吐があり水分がとれない

  • 同居人・同僚・友人にも同様の症状

  • 外食や生ものの後に症状が出た

  • 血便や粘液便がある

自宅でやるべきことは「止める」より「守る」

感染が疑われるとき、最優先は脱水を防ぐことです。ノロウイルスなどでは、治療の中心は水分補給で、軽度の脱水は経口補水液やスポーツドリンクで補うことがある、と自治体の感染症情報でも説明されています。


下痢止めは「使っていい下痢」と「避ける下痢」がある

下痢止めは便利に感じますが、ここは条件分岐が大切です。

下痢止めを避けた方がよいケース

  • 発熱がある

  • 血便がある

  • 強い腹痛がある

  • 腸管出血性大腸菌(O157等)が疑われる状況がある
    このような場合、腸の動きを抑える薬は避けるよう注意喚起されることがあります。

使うことが検討されるケース

発熱や血便がなく、水様下痢が中心で、日常生活への支障が大きい場合は、医師の判断でロペラミドなどが選択肢になることがあります。
ただし自己判断が難しい場面も多いので、迷ったら受診して「感染が疑わしいか」をまず確認するのが安全です。


鉄剤やサプリで便が黒〜緑黒になることがある

鉄剤(鉄の薬)は便の色を黒っぽく変えることで有名ですが、未吸収の鉄が酸化したり食物と反応したりして、黒色〜緑黒色に見える場合があると解説されています。

鉄剤由来の可能性が高いサイン

  • 鉄剤(または鉄サプリ)を飲み始めた直後から色が変わった

  • 便の回数や形状は普段どおり

  • 発熱や強い腹痛がない

  • 体調は概ね安定している

それでも注意したいポイント

  • 「タールのように真っ黒で粘りが強い」「ふらつく」「冷汗」「動悸」「息切れ」などがある場合は、薬のせいと決めつけず早めに受診を検討してください。黒い便が受診推奨となるケースがあるためです。


緑と黒が紛らわしいときの見分け方

暗い緑と黒は本当に紛らわしく、ここで不安が跳ね上がります。色だけで判断せず、質感・におい・症状をセットで見てください。

緑とタール便の見分け表

目安 暗い緑に見える便 タール便(疑い)
見た目 濃い緑〜黒緑っぽい 真っ黒(漆黒に近い)
質感 普通〜やや軟らかいことも ねっとり、粘りが強いことが多い
におい 普段と同程度〜少し強い 強いにおいを伴うことがある
伴う症状 なし〜軽い腹部不快 貧血っぽさ、ふらつき、吐血などがあれば要注意
推奨行動 明るい場所で再確認、経過観察 早めに医療機関へ相談

※判断に迷うときは、明るい場所で写真を撮って受診時に見せると説明が早くなります。


様子見でよいケースと受診すべきケース

ここは最重要なので、「様子見」「早めに受診」「至急」の3段階で整理します。

判断表:様子見・受診・至急

区分 こんなとき 次の行動
様子見が基本 便が緑っぽいだけ、症状なし/食事に心当たりが強い/1〜2日以内に改善傾向 食事と水分を整えて観察
早めに受診 緑色の下痢が続く/腹痛・嘔吐がある/数日たっても改善しない/繰り返す 内科・消化器内科へ(子どもは小児科)
至急(迷わず相談) 血便、タール様便、高熱、強い腹痛、意識がぼんやり、尿が出ないほどの脱水、ぐったり 早急に医療機関へ

「色が緑」だけでは危険度が決まりません。症状の強さと脱水、持続が判断軸です。


うんこが緑色のときの自宅対処は水分が最優先

下痢や嘔吐がある場合、体は水分と塩分(電解質)を失います。脱水を防ぐために、こまめな水分補給が大切だと解説されています。

脱水のサインチェック

  • 口の中が乾く、唾液が少ない

  • めまい、立ちくらみ

  • 尿の量が減る、色が濃い

  • ぼーっとする、ぐったりする

これがあるときは、色の心配より脱水対策を優先してください。

何を飲むのがよいか

おすすめとして、経口補水液やスポーツドリンク、麦茶、白湯、スープなどが挙げられています。果汁飲料や炭酸飲料は糖分が多く下痢を悪化させることがあるため避けた方がよい場合があります。
ポイントは「一気に飲む」より「少量をこまめに」です。


食事の戻し方は胃腸を刺激しない順番で

症状が落ち着くまでは、胃腸への負担を減らす食べ方に切り替えると回復しやすくなります。

食事の戻し方ステップ

  1. おかゆ、うどん、スープなど消化のよいものを少量

  2. 落ち着いたら豆腐、白身魚、卵などを少しずつ

  3. 普段の食事に戻すのは、便が形に戻ってから

いったん避けたいもの

  • アルコール

  • 脂っこいもの

  • 香辛料

  • 冷たい炭酸や果汁が多い飲料(下痢がひどいとき)


受診するなら何科で、何を伝えると話が早いか

緑便そのものは幅が広いので、診察では「経過」と「併発症状」が大切になります。緑便の相談先として消化器内科が推奨されるケースがあるとも説明されています。

受診先の目安

  • 成人:内科 または 消化器内科

  • 子ども:小児科(淡色便・黄疸などがあれば早めに相談)

受診時に伝えるテンプレ(そのままメモでOK)

  • いつから(例:1/10朝から)

  • 1日の回数(例:5回)

  • 便の形(普通/軟便/水様/粘液)

  • 色(緑、黄緑、黒っぽい、写真あり)

  • 伴う症状(発熱、腹痛、嘔吐、だるさ、尿量低下)

  • 直近72時間の食事(青汁、葉物、着色食品、外食、生もの)

  • 服薬・サプリ(鉄剤、抗菌薬、下剤など)

  • 周囲の流行(家族も下痢、職場で胃腸炎が流行など)

このテンプレがあるだけで、医師側も「感染の可能性」「出血の可能性」「薬剤性」などを効率よく絞れます。


赤ちゃんや子どもの緑いうんちは大人と見方が少し違う

子どもの便色は変化しやすく、緑っぽい便そのものは珍しくありません。ただし乳児では、「緑」よりも淡い色(白っぽい・灰白色など)が重要になることがあります。

便色カードが重要になるのは「淡色便」

自治体の案内では、便色カードを使って赤ちゃんの便色を確認し、薄い便色の場合に胆道閉鎖症の疑いがあるとして早期受診を促しています。
また、小児関連の資料でも便色異常(便色カード1〜3相当)や黄疸などが重要な所見として挙げられています。

子どもで早めに相談したいサイン

  • 便が白っぽい/灰白色に近い

  • 黄疸(皮膚や白目が黄色い)が強い

  • 尿が濃い黄色で続く

  • 嘔吐や下痢で水分がとれず、ぐったりしている

緑色便だけで慌てる必要はないケースも多い一方、淡色便は見逃さないことが大切です。


よくある質問

何も症状がないのに緑色です。病気ですか

食事(葉物・青汁・着色料)や、一時的に腸の通過が速くなっただけで緑色に見えることがあります。症状がなく、数日で戻るなら経過観察でよいことが多いです。
ただし、長引く・繰り返す・体重減少などがある場合は一度相談すると安心です。

1回だけ緑色なら様子見でいいですか

直近の食事に心当たりがあり、体調が普段どおりなら様子見で問題にならないことが多いです。ポイントは「翌日以降に戻るか」「下痢が続くか」です。

黒っぽくも見えて怖いです

暗い緑が黒っぽく見えることはありますが、タール様の真っ黒で粘る便や、ふらつきなど全身症状がある場合は早めに医療機関へ相談してください。
迷うときは写真を撮って受診時に見せると判断が早くなります。

下痢止めは飲んでいいですか

発熱・血便・強い腹痛がある下痢では、腸の動きを抑える薬は避けるよう注意されることがあります。
一方、非感染性が疑われる水様下痢では医師判断で使う場合もあります。迷ったら受診して相談してください。

受診前に準備しておくと良いことはありますか

「いつから」「回数」「便の状態」「症状」「直近72時間の食事・薬」をメモし、可能なら写真があると説明がスムーズです。脱水が疑われる場合は水分補給を優先し、尿量が減っている・ぐったりしているときは早めに受診してください。


参考にした情報源