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Unifyingレシーバーが認識しない原因と直し方|Boltとの違いと再ペアリング手順

「マウスが動かない」「キーボードが反応しない」。
USBを挿し直しても変わらず、再起動しても直らない――そんな状態でUnifyingレシーバーが認識しないと、強い不安と焦りを感じる方は少なくありません。会議や締切、授業が迫っている場面ほど、「壊れたのではないか」「今すぐ買い替えるしかないのか」と考えてしまいがちです。

しかし実際には、Unifyingレシーバーの不具合の多くは故障ではなく、確認順序や設定の問題であるケースがほとんどです。USBとしてPCに認識されていないだけなのか、規格の取り違えなのか、ペアリングが外れているだけなのか――原因ごとに正しい順番で切り分ければ、短時間で復旧できる可能性は十分にあります。

本記事では、「Unifyingレシーバーが認識しない」ときに多くの人がつまずくポイントを整理しながら、
最初に確認すべきこと → 規格の見分け方 → 再ペアリング手順 → Windows側の復旧 → 再発防止策
までを、順を追って詳しく解説します。

「何から手を付ければいいか分からない」「同じトラブルを繰り返したくない」という方でも、この記事を上から順に確認するだけで、今の状況と次にやるべき行動がはっきり分かる構成になっています。焦らず一つずつ確認し、無駄な買い替えや遠回りを避けながら、安定した環境を取り戻しましょう。

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Unifyingレシーバーが認識しないときに最初に確認すること

Unifyingレシーバーが「認識しない」と感じたときは、いきなりペアリングやアプリの入れ直しに走るより、まず状況を二つに分けて考えるのが最短です。

  • レシーバーそのものがPCにUSB機器として認識されていない

  • レシーバーは認識されているのに、マウスやキーボードが反応しない

この切り分けをせずに作業すると、「本当はUSBポートやハブの問題だった」「実はBolt製品をUnifyingで使おうとしていた」などの落とし穴で時間を失いがちです。以下の表で、まず現在地を特定してください。

いま起きていること よくあるサイン まずやること
レシーバーがPCに認識されない 挿しても接続音がない/通知が出ない/デバイスマネージャーが変化しない 直挿し・ポート変更・別PCで確認→Windows復旧へ
レシーバーは認識されるが動かない 接続音はするが操作できない/マウスが動かない/キー入力できない 規格確認→再ペアリングへ
たまに切れる・再起動後だけダメ スリープ復帰で不安定/特定のUSB口だけ不調 干渉・省電力・ハブの影響を疑う

また、ここで意識しておくと良いのが「焦りの原因」です。会議直前、締切前、学習中のトラブルは気持ちが先走ります。だからこそ、最短で片付く順にチェックしていきます。

レシーバー自体がPCに見えているかを切り分ける

「見えている/見えていない」は、Windowsの場合だと次の三つで判断しやすいです。

  1. 挿した瞬間にWindowsが反応するか
    USB接続音が鳴る、画面右下に通知が出る、何かしらの反応があるかを見ます。反応がゼロなら、レシーバーかUSBポート、ハブ、電源管理など物理〜OS層の問題の可能性が上がります。

  2. デバイスマネージャーの表示が変化するか
    デバイスマネージャーを開いた状態で、挿す→抜くをすると一覧が更新されます。更新されるなら、少なくともUSB機器としては認識されています。更新されないなら、USBとして掴めていない可能性が高いです。

  3. 「不明なデバイス」や警告マークが出ていないか
    正常に認識できないと、USBデバイスとしては見えていても「!」マークが付いたり、「不明なデバイス」として出たりします。この場合は、Windows側の認識情報の破損・ドライバー適用不全・省電力の影響などが疑わしいです。

ここで大事なのは、「マウスが動かない=レシーバー未認識」と決めつけないことです。レシーバーが見えているのに動かないなら、次は規格やペアリングの問題へ進むべきです。

確認のポイントをチェックリストにまとめます。

  • USB挿入時に接続音または通知が出る

  • デバイスマネージャーの一覧が更新される

  • 警告マーク「!」や「不明なデバイス」が出ていない

  • 反応がない場合は「ポート・ハブ・物理・OS層」を優先する

別USBポートと直挿しで確認する

「認識しない」系トラブルで最も効果が出やすいのが、直挿しポート変更です。理由は単純で、Unifyingレシーバーは小型で電力も微弱なため、ハブやドック、相性の悪いポート、電力供給が不安定な環境の影響を受けやすいからです。

次の順番で試してください。上から順に成功率が高く、作業時間も短いです。

  1. USBハブ・ドッキングステーション・モニターのUSB端子から外し、PC本体へ直挿し
    とくにノートPCでドック経由の場合、ドックの電源状態や内部のチップ相性で不安定になることがあります。

  2. 別のUSBポートへ差し替え(可能なら複数)
    同じ形状でも内部で系統が分かれている場合があります。前面/背面、左/右、USB2.0系/USB3.0系で差が出ることがあります。

  3. 可能ならUSB2.0ポートも試す
    環境によってはUSB3.0周辺のノイズ(後述)に影響されることがあります。USB2.0側が安定するケースもあります。

  4. 別PCで認識するかテスト
    これで「レシーバーが壊れているのか」「このPC環境の問題か」を一気に切り分けできます。別PCで普通に認識するなら、問題はPC側(OS、ポート、電源、干渉、設定)に寄っています。

ここまでで改善した場合、原因は「レシーバーそのもの」ではなく周辺環境であることが多いです。改善したポート・条件をメモして固定運用すると、再発率が下がります。

電池と電源スイッチを最短で確認する

レシーバーが認識されているのにデバイスが動かない場合でも、意外と多いのが「電池/電源」の単純な問題です。特に急いでいるときほど見落とします。

  • 電池を新品に交換
    充電池は残量があるように見えても、瞬間的な電圧が不足して通信が不安定になることがあります。「とりあえず新品の乾電池で確認」が最短です。

  • 本体の電源スイッチを入れ直す
    ただONになっているだけではなく、一度OFF→数秒→ONで復帰することがあります。

  • ペアリング作業中はデバイスを近づける
    ペアリングや初期認識の段階では、レシーバーから数十センチ程度に近づけた方が成功しやすいです。机の下のPC本体に挿しているなら、マウスをPCの近くに持っていくなども有効です。

この段階で「電池を替えたら復活」は珍しくありません。逆に、ここを飛ばしてアプリ再インストールに進むと、無駄に遠回りになります。


UnifyingレシーバーとLogi Boltの違いで詰まらないために

「Unifyingレシーバーが認識しない/動かない」という相談で、実はかなりの割合を占めるのが規格の取り違えです。見た目が似ていても、対応規格が違えば当然つながりません。ここを最初に潰すだけで、解決までの時間が大きく短縮されます。

BoltとUnifyingは相互互換がない

ポイントは一つだけです。

  • Logi Bolt対応デバイスは、Unifyingレシーバーでは接続できません

  • Unifying対応デバイスは、Boltレシーバーでは接続できません(基本的に別規格)

「買ったレシーバーに挿したのに動かない」「会社のレシーバーに家のマウスをつなぎたい」などで詰まりやすい部分です。Bluetooth対応機器も増えているため、余計に混乱しやすくなっています。

特に注意したいのは、次のような状況です。

  • 新しいロジクール製品を最近購入した(Bolt世代の可能性)

  • 以前のUnifying環境に新機種を追加しようとしている

  • 付属レシーバーを失くして、別途レシーバーを買い足した

こうしたケースでは、まず規格の確認を最優先にしてください。

手元のデバイスがUnifying対応か見分ける

見分け方は「ラベル・仕様・付属品・ソフトウェア導線」の四方向から確認すると確実です。

  1. 本体・箱・説明書にUnifyingのロゴがあるか
    Unifying対応機器は、ロゴが印字されていることが多いです。小さなアイコンなので見落としがちですが、最短で判定できます。

  2. 付属していたレシーバーの種類を確認する
    もともと同梱されていたレシーバーがUnifyingなら、デバイスもUnifying対応の可能性が高いです。ただし「同梱レシーバー=絶対」ではないため、次の仕様確認も併用すると安心です。

  3. 製品型番で仕様(接続方式)を確認する
    デバイスの裏面や電池カバー内に型番が書かれていることがあります。型番が分かれば、製品仕様でUnifying対応かBolt対応か、Bluetoothのみかを判定できます。

  4. いま使っている接続方式の現状を思い出す
    「以前はBluetoothでつないでいた」「Unifyingでつないだことがない」という場合、そもそもUnifying接続が前提ではない可能性があります。

判定できたら、次のアクションが決まります。

  • Unifying対応:再ペアリング手順へ

  • Bolt対応:BoltレシーバーまたはBluetooth接続へ(Unifyingでは解決しません)

  • Bluetoothのみ:Bluetoothペアリングへ(Unifyingは使えません)


Unifyingレシーバーで再ペアリングする手順

レシーバーがPCに認識されているのに操作できない場合、次に疑うべきはペアリングです。特に、次のケースは「再ペアリングが必須」になりやすいです。

  • 付属レシーバーを紛失して、交換用レシーバーに替えた

  • 会社・自宅など別のPCに接続先を変えた

  • 複数台運用で、登録状況が分からなくなった

  • 一度つながっていたのに、ある日突然動かなくなった(登録が外れた、競合した)

交換用レシーバーでは再ペアリングが必要

交換用レシーバーは、挿しただけで以前の設定が引き継がれるわけではありません。デバイス側は「以前のレシーバー」を覚えているため、新しいレシーバーに対して接続先を作り直す必要があります。

再ペアリングを成功させるために、準備を整えるのがコツです。

  • ペアリングしたいデバイス以外の無線機器を可能な範囲で離す
    近くに2.4GHz帯の機器が多いと、検出や通信が不安定になります。

  • 作業中は対象のUnifyingレシーバーだけを挿す
    複数レシーバーが挿さっていると、どれに登録したか混乱しやすく、失敗の原因になります。

  • ペアリング対象デバイスはレシーバー近くに置く
    机の下のPC背面に挿しているなら、延長USBで手元に持ってくると成功率が上がります。

基本手順は次のとおりです(画面表示は環境により多少異なりますが、流れは同じです)。

  1. PCにUnifyingレシーバーを直挿しする

  2. ロジクールの管理ソフト(環境によりOptions/Options+等)を起動する

  3. 「デバイスの追加」や「新しいデバイスを接続」といったメニューを選ぶ

  4. 画面指示に従って、マウス/キーボードを操作(電源ON/OFF、接続ボタン、キー入力など)する

  5. 接続完了を確認し、実際に操作して安定しているかを確認する

うまくいかないときは「失敗した理由」を特定して、同じ手を繰り返さないことが大切です。次のH3で失敗しやすい状況を整理します。

登録台数は最大6台まで

Unifyingは便利ですが、1つのレシーバーに登録できるのは最大6台です。ここに引っかかると、次のような症状が出やすくなります。

  • 新しいデバイスを追加しようとしても完了しない

  • 追加できたように見えるのに動作が不安定

  • どれか一つが突然つながらなくなる(登録の入れ替えや競合が起きている)

6台も登録する人は少ないように見えて、実際は「会社PC+自宅PC」「ノート+デスクトップ」「マウス2台+キーボード+テンキー+予備」などで、気づかないうちに上限に近づくことがあります。

対策は現実的に二つです。

  • 不要な登録を整理する
    もう使っていない機器が登録されているなら、整理して空きを作るのが最も合理的です。

  • 用途ごとにレシーバーを分ける
    例えば「会社用」「自宅用」「会議室用」など、環境が違うならレシーバーを分ける方が安定しやすいです。登録を詰め込み過ぎると、切り分けが難しくなります。

ペアリングが失敗しやすい状況と回避策

ペアリングが失敗するときは、原因がパターン化しています。以下の「状況→回避策」を一通り試すと、成功率が大きく上がります。

  • USBハブ経由で接続している
    → まずPC本体へ直挿し。可能ならUSB2.0ポートも試す。

  • デバイスがレシーバーから遠い
    → 延長USBでレシーバーを手元へ。ペアリング中は特に近距離が有利。

  • 周囲に2.4GHz機器が密集している
    → 近くの無線マウス、キーボード、ヘッドセット、Wi-Fiルーター近接などの配置を一時的に変える。ペアリングが終わってから元に戻す。

  • 電池が弱い/充電池を使っている
    → 新品の乾電池でテストし、通信が安定するか確認する。

  • 複数レシーバーが挿さっている
    → 作業中は対象のUnifyingだけに絞る。混乱と競合を避ける。

  • 一度ペアリングできたが、すぐ切れる
    → 干渉・省電力・USB3.0ノイズの可能性が高いので、後半の対策も併用する。


WindowsでUnifyingレシーバーが認識しないときの復旧手順

ここからは、「レシーバーがUSBとして見えない」「不明なデバイス扱い」「認識が不安定」といった、Windows側の層に踏み込んだ対処です。ポイントは、Windowsが持っている認識情報をリセットし、再検出させることです。

なお、この章の前に、必ず以下を済ませてください。

  • 直挿しと別ポートを試した

  • 可能なら別PCでレシーバーが反応するか試した

  • 規格違い(Boltなど)ではないことを確認した

この前提があると、「やるべきこと」が絞れます。

デバイスマネージャーでの再認識

Windowsが周辺機器をうまく掴めないとき、最も基本で効果が高いのがデバイスマネージャーでの再認識です。次の手順で進めてください。

  1. Unifyingレシーバーを抜く

  2. デバイスマネージャーを開く

  3. 次のカテゴリを中心に確認する

    • USBコントローラー

    • ヒューマンインターフェイス デバイス

    • ほか「不明なデバイス」が出ていないか

  4. レシーバーを挿し直し、増える項目/変化する項目を確認する

  5. もし「不明なデバイス」「!」マークがある場合は、対象を右クリックしてデバイスのアンインストール

  6. PCを再起動し、Windowsに再検出させる

ここでのコツは、「怪しいものを消して再起動する」ことです。Windowsは再起動で検出フローが整理されることが多く、挙動が戻るケースがあります。

また、レシーバーを挿すポートはできれば固定してください。ポートを変えながら作業すると、Windowsが別物として認識を積み重ね、余計にややこしくなることがあります。

ドライバー再適用とソフトウェア導線

デバイスマネージャーで改善しない場合、次は「必要なソフトウェア導線で認識を補助する」方向です。ロジクールの管理ソフトは、単なる設定アプリではなく、環境によっては認識や更新の導線として機能します。

進め方は次の通りです。

  1. 管理ソフト(環境によりOptions/Options+等)をインストール、または最新版へ更新する

  2. インストール後、PCを再起動してからレシーバーを挿す

  3. ソフト上でデバイスが表示されるか、追加導線が使えるか確認する

  4. うまくいかない場合は、いったんアンインストールして入れ直す(中途半端な状態を避ける)

ここで意識したいのは、「アプリを入れたのに変わらない」場合でも、再起動を挟むだけで急に認識が整うことがある点です。時間がないときほど再起動を嫌がりがちですが、結果的に最短になることがあります。

更新後に発生した場合の切り分け

「Windows更新の後から突然おかしくなった」というケースでは、原因がPC側に寄っている可能性が高いです。ただし、決めつけずに次の切り分けを行うと、無駄な作業を減らせます。

  • 別PCでレシーバーが認識する
    → レシーバー故障の可能性は低く、PC側(ドライバー、USB周り、電源管理、設定)の問題が中心です。

  • 別PCでも認識しない
    → レシーバーの物理不良や寿命の可能性が上がります。後半の「故障判断」へ。

  • 認識はするが、スリープ復帰で毎回ダメ
    → 省電力設定や干渉が絡んでいる可能性が高いです。次章の対策へ。

この切り分けの良いところは、「直す手順」だけでなく「再発を止める手順」まで見通しが立つことです。更新直後は設定が変わっていることもあるため、再発しやすい条件を早めにつぶすのが効果的です。


干渉や省電力が原因の不安定を止める

「認識しない」という表現の中には、実際には次のような“揺らぎ”が含まれていることがあります。

  • さっきまで動いていたのに突然切れる

  • USBを挿し直すと戻るが、また切れる

  • 再起動すると直るが、翌日またダメ

  • スリープ復帰で必ずおかしくなる

このタイプは、ペアリングやドライバーだけでは直り切らないことがあります。多くの場合、原因は干渉(ノイズ)電源管理(省電力)です。ここを押さえると「直ったけど再発する」を減らせます。

USB3.0周辺やハブの影響を避ける

2.4GHz帯の無線は便利ですが、周辺環境の影響を受けます。特にUSB3.0機器の周辺は、環境によってノイズが増えることがあります。そこで、次の対策が有効です。

  • レシーバーはPC本体へ直挿し(可能ならUSB2.0ポートも試す)

  • 延長USBでレシーバー位置を机上へ移す
    PC背面に挿していると、机や金属、配線、PC筐体が遮蔽になりやすいです。レシーバーを前面や机上に出すだけで安定することがあります。

  • USBハブやドック経由を避ける
    電源供給や信号品質が影響する場合があります。まず直挿しで安定するか確認し、安定するなら「ハブが原因」と判断できます。

  • 近くの無線機器の配置を見直す
    Wi-Fiルーター、無線ヘッドセット、他社の2.4GHzレシーバーが至近距離にあると、不安定になりやすいです。

再発防止用のチェックリストです。

  • レシーバーは直挿しまたは延長USBで机上へ

  • ハブ/ドック経由で不安定なら直挿し固定

  • PC背面の金属やケーブル束からレシーバーを離す

  • 周辺の2.4GHz機器の密集を避ける

  • 可能ならUSB2.0ポートでも比較する

再起動やスリープ復帰で再発する場合

再起動やスリープ復帰で再発する場合、「そのタイミングでUSB機器の電源管理が変化している」可能性があります。ここでは、現象に合わせて効く手を優先します。

  1. 完全シャットダウン→起動を試す
    再起動よりも、完全シャットダウンの方がUSB周りの状態がリセットされることがあります。復帰不良が多い場合に試す価値があります。

  2. 挿すUSBポートを固定する
    いつも同じポートで運用すると、Windows側の認識が安定しやすくなります。日替わりで差し替えると、認識情報が増えてトラブルが起きやすくなることがあります。

  3. 直挿し+延長USBで距離と遮蔽物を減らす
    スリープ復帰後は通信が弱い状態で始まることがあります。距離が短いほど復帰しやすいです。

  4. 「安定する条件」を優先して固定運用する
    例えば「USB2.0だと安定」「前面ポートだと安定」「延長USBだと安定」が分かったら、それを標準運用にするのが最も確実です。

ここで大事なのは、「一度だけ直す」のではなく、「安定条件を決める」ことです。再起動やスリープ復帰のたびに挿し直す運用は、ストレスにも時間にも直結します。


Unifyingレシーバーが故障か判断する目安と次の手

最後に、もっとも気になる「これって壊れているのか?」の判断基準を整理します。レシーバーは小型で紛失も多い一方、原因が別にあるのに買い替えると無駄になりやすいので、判断は丁寧に行うのがおすすめです。

別PCで認識しない場合の判断

故障の可能性が高い状況は、次の条件が複数当てはまるときです。

  • 別USBポートに挿しても、接続音や通知が一切ない

  • 直挿しでも認識しない

  • 別PCでも同様に反応がない

  • 何度挿し直してもデバイスマネージャーが変化しない

  • PC側のUSB機器(USBメモリ等)は正常に認識する(ポート自体は生きている)

この状態なら、レシーバーの物理不良や寿命の可能性が上がります。逆に、別PCで認識するなら、レシーバー故障よりPC側の問題を優先すべきです。

故障と誤判定しやすい例もあります。

  • たまたま相性の悪いUSBハブ経由でしか試していない

  • 規格違い(BoltやBluetooth専用)をUnifyingで解決しようとしている

  • そもそもペアリングが未実施で、認識しているのに「動かない」状態になっている

この三つを潰してから判断すると、無駄な買い替えを避けられます。

買い替え時の注意点

買い替えや追加購入で失敗しないために、次のポイントを押さえてください。

  1. デバイスがUnifying対応か確認する
    Unifyingロゴ、型番仕様、同梱レシーバーの種類などで判定します。ここを間違えると、買い替えても解決しません。

  2. Bolt対応デバイスはUnifyingでは接続できない
    規格が違うため、BoltはBolt、UnifyingはUnifyingで揃える必要があります。

  3. 複数台運用なら「最大6台」制約を前提に構成する
    追加運用が増えるほど、どのレシーバーに何を登録したかが不明瞭になります。用途ごとにレシーバーを分けるなど、後から困らない設計にすると安定します。

  4. 再ペアリング前提で準備する
    新しいレシーバーを買ったら、原則として再ペアリングが必要です。会議直前に買って挿すだけで直る、とは限りません。時間があるタイミングで登録を済ませておくと安心です。


よくある質問

Unifying対応なのにペアリングできません。何から見ればよいですか

最初に「レシーバーがPCにUSB機器として認識されているか」を確認してください。挿しても反応がない、デバイスマネージャーが変化しない場合は、ペアリング以前の問題です。直挿し・別ポート・別PC確認で切り分けたうえで、Windows側の再認識(デバイスマネージャーでアンインストール→再起動)へ進むのが近道です。
一方、レシーバーは認識されているのに動かないなら、規格の確認(Boltではないか)→再ペアリングの順で確認すると迷いません。

交換用レシーバーにしたら動きません

交換用レシーバーは挿すだけでは動かないことがあります。以前の付属レシーバーに紐付いているため、原則として再ペアリングが必要です。作業中は対象のUnifyingレシーバーだけを挿し、周囲の無線機器を離し、デバイスをレシーバーに近づけて実施すると成功率が上がります。

Unifyingに何台まで登録できますか

Unifyingレシーバーは最大6台まで登録できます。台数が増えるほど管理が難しくなるため、「会社用」「自宅用」など用途でレシーバーを分けると、追加・切り分けが楽になり、安定しやすくなります。

Logi BoltとUnifyingは一緒に使えますか

同じレシーバーに混在させることはできません。Bolt対応機器はBoltレシーバー(またはBluetooth)、Unifying対応機器はUnifyingレシーバーで接続する必要があります。見た目が似ているため、まず対応規格の確認が最優先です。

Windows更新後から認識しません

別PCでレシーバーが認識するかを確認し、PC側の問題かレシーバー側の問題かを切り分けてください。PC側の可能性が高い場合は、デバイスマネージャーでの再認識(不明デバイスのアンインストール→再起動)や、管理ソフトの導線での再適用が有効です。加えて、スリープ復帰で再発する場合は干渉や省電力の影響も疑い、直挿し・延長USB・ハブ回避などの再発防止策を併用すると安定します。


まとめ

Unifyingレシーバーが「認識しない」ときは、原因が一つとは限りません。最短で復旧するための要点は次のとおりです。

  • まず「レシーバーがPCに見えているか」を切り分ける

  • 直挿し・別USBポート・別PCで、物理〜OS層を素早く判定する

  • UnifyingとLogi Boltなど、規格違いの可能性を最初に除外する

  • レシーバーが認識されているのに動かないなら、再ペアリングを優先する

  • Unifyingは最大6台まで。台数が増えるほど整理と運用設計が重要になる

  • 不安定さや再発は、干渉や省電力、ハブ経由の影響で起きやすい。安定する条件を見つけて固定運用する

  • 別PCでも認識しない、どのポートでも反応がない場合は、故障の可能性が高い

一度直ったあとも、再起動やスリープ復帰で再発するようなら、干渉・配置・直挿し運用を見直すだけで安定することがあります。原因の層を一段ずつ切り分けていけば、焦っている状況でも無駄な遠回りを避けられます。