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アンダーテールGルート最後が真っ暗で進まない原因と対処法|10分待機と選択肢の注意点

Gルートを最後まで進めたはずなのに、起動しても画面が真っ暗なまま。風の音やノイズだけが流れて、ボタンを押しても何も起きない――この状態に遭遇すると、「フリーズした?」「データが壊れた?」と不安になってしまいます。

しかし、その“真っ暗”は不具合ではなく、Gルート完遂者だけが通る演出である可能性が高いです。ポイントは、やみくもに操作を試すことではなく、正しい待機時間と、表示される選択肢の意味を理解することにあります。ここを知らないまま進めると、「いいえ」を選んで詰んだように見えたり、周回やPルートへの影響が気になって迷い続けたりしやすくなります。

本記事では、黒画面が起きるタイミングと理由を整理したうえで、最短で復帰する具体手順、選択肢ではい・いいえが示す意味、周回プレイへの影響、影響を消して最初から遊び直す方法までを、機種別の注意点も含めて丁寧に解説いたします。黒画面の正体をはっきりさせ、次に何をすべきか迷わず決められる状態にしていきましょう。

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アンダーテールGルート最後が真っ暗になるのはバグではない

黒画面が起きるタイミング

「Gルートの最後が真っ暗で進まない」という状況は、だいたい次の2パターンに分かれます。どちらも“操作不能に見える”ためフリーズを疑いがちですが、まずは自分がどの場面にいるのかを切り分けると安心できます。

1つ目は、Gルートを完遂したあとにゲームを起動し直したら、タイトル画面が出ずに真っ暗なままというパターンです。ロゴもメニューも出ないため、ソフトが壊れたように感じやすい代表例です。
2つ目は、エンディング後の流れの中で黒画面が続き、何も起きないように見えるパターンです。演出の途中に見えても「いつまで待てばいいのか」が分からず、つい終了してしまう方が多いポイントでもあります。

この2パターンに共通するのが、「黒画面のまま時間が進む」という点です。UNDERTALEはゲーム内演出として“待機”を要求する場面があり、特にGルートの終盤はそれが強調されます。したがって、最初に疑うべきはバグよりも、演出としての黒画面です。

見分けるコツとしては、黒画面の間に「風の音」「ノイズ」「環境音」のような音だけが鳴っているかどうかです。音がある場合は、演出が継続している可能性が高く、すぐに電源を切ったりアンインストールしたりするのは得策ではありません。反対に、画面が固まり音も完全に止まっている、あるいはゲーム自体が落ちるなら、環境依存の不具合も視野に入ります(本記事のFAQで触れます)。

風音やノイズだけになる理由

Gルートは物語上、「徹底的に壊す」選択の積み重ねです。通常ルートのように“次の周回へ自然につなぐ”演出ではなく、世界が空っぽになったような空間を見せることで、プレイヤーに余韻と違和感を残します。そのため、ロゴやタイトルが出ない黒画面は、単なる手抜きではなく、明確に意図された見せ方になっています。

また、Gルートの終盤は“取り返しのつかない選択”がテーマとして強くなります。だからこそ、黒画面の静けさや、何もない時間そのものが演出として機能します。ゲームとしては不親切に感じるかもしれませんが、「すぐに進ませない」ことで、選択の重さを体感させる狙いがあると考えると腑に落ちます。

重要なのは、ここで焦って操作を連打しないことです。黒画面の段階では、キー入力やボタン操作が効かないように見えることが多く、何かを押しても状況は変わりません。次に進むには、まず“待つ”という行動が必要になります。

真っ暗のまま進めるための最短手順

まず10分待つと出るメッセージ

黒画面でやるべき最優先の行動は、シンプルです。何もせず、10分程度待つ。これだけで次のイベントが発生するケースが非常に多いです。

ここでポイントになるのは、「10分」という時間の長さです。普段のゲームプレイの感覚だと、1分でも長く感じます。まして黒画面だと体感はさらに伸びます。「3分待ったからおかしい」「5分待ったのに変わらない」と判断しがちですが、演出はそれより長い待機を前提にしていることがあります。スマホのタイマーなどで測ってしまうのが一番確実です。

待機中は、次のような“やりがちなミス”に注意してください。

  • スリープや省電力で画面が暗転し、本来の黒画面と区別がつかなくなる

  • テレビの入力切替や画面設定をいじって、「映っていない」問題にすり替わる

  • 焦って終了して、また最初の黒画面からやり直しになる

特に携帯機や省電力設定が強い環境では、ゲームの黒画面と端末のスリープが混ざってしまい、余計に混乱します。10分待つ間だけでもスリープを切る、またはコントローラーを軽く触ってスリープに入らないようにするなど、環境側の対策が有効です。

選択肢ではいといいえの意味

待機を経てメッセージが表示されると、次に重要なのが選択肢の意味です。ここで「何となく」で選ぶと、再び黒画面に戻ったり、状況がさらに分かりにくくなることがあります。

この場面の選択肢は、ざっくり言えば次の2つの方向性です。

  • はい:世界を“戻す”方向へ進める(周回して続けるための道が開く)

  • いいえ:拒否する(“ここに留まる”方向へ進み、進行不能に近い状態を示す)

言い換えると、「はい」はゲームを続けたい人のための選択、「いいえ」は拒否した結果として“何もない”状態に留まる演出です。ここで重要なのは、これは単なる「Yes/No」ではなく、“ゲームを先に進める意思があるか”の最終確認に近いという点です。

もしあなたの目的が「とにかく次の周回に行きたい」「通常どおり遊べる状態に戻したい」なら、基本的には「はい」を選ぶことになります。逆に、「この選択をしたくない」「取引に納得できない」という気持ちがある場合は、そこで立ち止まることもできますが、その場合は“ゲームが進まない状態”が演出として続く可能性があります。

いいえを押してしまったときの復帰

「間違えていいえを押した」「意味を知らずに押してしまった」という相談はとても多いです。ここで大切なのは、必要以上に慌てないことです。演出として“留まる”方向へ振られているだけなら、やり直しの道筋はあります。

ただし、復帰の方法は「万能のボタン操作」ではありません。基本は次の考え方で整理すると迷いが減ります。

  • いいえを選んだ場合、その場で状況が好転することは期待しにくい

  • したがって、復帰したいなら「再起動→待機→今度ははい」を狙うのが現実的

  • それでも出ないなら、環境側の問題(スリープ・表示・入力)を疑う

ここで、状況別に“最短で次に進む”ための分岐表を用意します。まずは自分の状態に一番近い行を選び、上から順に試してください。

いまの状態まずやること次にやること期待できる結果
黒画面になった直後10分間、触らず待つメッセージが出たら内容を読む選択肢まで進む
メッセージが出たが「いいえ」を選んだ1〜2分ほど様子を見る変化がなければゲームを終了し再起動再びメッセージが出る可能性
再起動しても黒画面が続くもう一度10分待つスリープ設定や表示環境を見直すメッセージ表示の復帰
10分以上待っても何も出ない切り分けを開始FAQの「文字が出ない」へ環境依存の原因特定

「いいえ」を押したあとに、さらに“何か別のコマンド”があると考えてしまうのが落とし穴です。この段階はそうした操作で進めるより、再起動して“待機からやり直す”ほうが成功率が高いです。もし「はい」を選ぶのが心理的に引っかかる場合は、次章の「影響」の整理を読んだうえで、納得できる選択に切り替えてください。

周回プレイとエンディングへの影響を整理する

Gルート完遂後に残る変化

黒画面から抜けられても、次に気になるのが「この後の周回にどんな影響が残るのか」です。Gルートは作品全体の中でも特別扱いで、完遂したこと自体が“痕跡”として残ると言われています。つまり、単に周回できるだけではなく、以後の体験に変化が出る可能性があります。

ここで混乱しやすいのは、「周回できる=完全に元どおり」という誤解です。UNDERTALEは周回プレイを前提にしたゲームでありつつ、プレイヤーの行動に意味を持たせます。Gルート完遂はその極端な例で、「その後に優しい選択をしても、何かが違う」ような見せ方につながります。

ただし、影響の“出方”は人によって受け止め方が変わります。重要なのは、「影響がある」という情報を、恐怖ではなく意思決定の材料として扱うことです。

  • 今後もこのまま周回して遊び続けたいのか

  • 一度見たかったエンディングや演出を優先したいのか

  • 最初の状態に戻して、まっさらな気持ちで遊びたいのか

自分の目的を先に決めると、「影響を消すべきかどうか」がはっきりしてきます。

Pルートが変わると言われる理由

「Gルート完遂後だとPルートが変わる」という話が広まっているのは、まさにこのゲームが“記憶する”構造を持つからです。Pルート(True Pacifist)を目指す場合、通常は“誰も倒さずに最後まで行く”という一貫した行動が求められます。しかし、過去にGルートを完遂していると、その後にどれだけ優しい行動を積み重ねても、一部の結末が異なるとされています。

ここで勘違いしやすいのが、「もうPルートが見られない」という極端な理解です。多くの場合、Pルート自体の進行は可能で、ラストの印象や演出の一部に差が出る、というニュアンスで語られます。「完全なPルート体験」を求めるなら、影響を消して最初からやり直す人もいますし、「この世界線の結果として受け入れる」と考える人もいます。

どちらが正しいという話ではありません。UNDERTALEは、選択の結果を“取り戻す”ことも“受け止める”ことも含めて体験にしています。大事なのは、目的に合う選択を自分で決めることです。

ここで、判断のための簡易チェックを挟みます。該当が多いほど「影響を消す」を検討する価値があります。

  • 初見の友人に勧めたいので、自分も“まっさらなPルート”を見直したい

  • 演出差分があると聞いて、どうしても気になってしまう

  • 作品の意図として「元どおりにできない」ことを理解したうえで、それでもリセットしたい

  • ここまでのセーブに未練が少ない(周回のやり直しが苦ではない)

逆に、次のような場合は「影響を消さない」選択も十分あり得ます。

  • すでにGルート完遂も含めて“自分の体験”として残したい

  • もう一度最初から長い道のりをやり直すのが負担

  • 演出差分よりも、周回の自由さを優先したい

影響を消して最初から遊びたいときの方法

SwitchとPSは本体セーブ削除が基本

影響を消して“完全に最初の状態に近づけたい”場合、コンソール機(Switch/PS系)は考え方が比較的シンプルです。基本は本体側のセーブデータを削除することになります。ゲーム内のオプションだけで完全初期化できない場合、OS側のセーブ管理が最短ルートです。

ただし、ここでの注意点は「本体のセーブデータ削除=取り返しがつかない」ということです。迷いがあるなら、まずは周回を続ける選択をしたうえで、後日「やっぱり消す」と決めても遅くありません。削除はいつでもできますが、削除したセーブは基本的に戻りません。

実際の操作は本体OSのバージョンでメニュー名が変わるため、固定の文言で覚えるより、次の“探し方”で捉えると安全です。

  • 設定(本体設定)を開く

  • データ管理/ストレージ/保存データ といった項目を探す

  • 「セーブデータ管理」または「保存データ」からUNDERTALEを選ぶ

  • 削除(消去)を実行する

削除後にゲームを起動すると、初回起動に近い状態になります。もし「影響を消したい目的」がPルートの演出差分を避けることなら、この方法がもっとも確実です。

Steamはローカルとクラウド同期に注意

Steam(PC)版は、同じ「セーブを消す」でも難易度が一気に上がります。理由は2つあります。

1つ目は、ローカル(PC内)に複数の関連ファイルがあり、どれを消すべきかが環境で変わることです。
2つ目は、Steam Cloud(クラウド同期)が有効だと、消したはずのデータが“クラウド側から復元”されることがあることです。

この2つを理解せずに勢いで削除すると、「消えたと思ったのに戻ってきた」「同期の衝突が起きて訳が分からない」「別のゲームデータまで触ってしまった」という事故が起こりやすくなります。

そのためSteam版は、最初に“方針”を決めるのが大切です。

  • 方針A:今は黒画面を抜けたいだけ
    → セーブ削除に踏み込まず、まずは黒画面の復帰(待機→選択)を優先する

  • 方針B:影響を消して完全に最初からやりたい
    → ローカル+クラウドの整合まで含めて計画的に行う

特に方針Bの場合、次の考え方を押さえてください。

  • クラウド同期がONなら、ローカルを消してもクラウドが戻す可能性がある

  • 同期衝突が出たときに「どちらを正にするか」を選ぶ場面がある

  • “完全初期化”は、ローカルだけ、またはクラウドだけの操作では済まないことがある

PCの操作に不慣れな場合は、無理にファイル削除をせず、まずはSteam Cloudの設定を確認し、バックアップ(セーブ関連フォルダのコピー)を取ってから進めるのが安全です。

初期化前に確認したいチェックリスト

影響削除は、気持ちの整理と作業の準備が揃って初めて成功します。ここでは、コンソール機・Steam版共通で「最低限確認しておくべきこと」をチェックリストにします。ひとつでも不安があるなら、削除を急がないほうが後悔しにくいです。

  • 目的が明確か(まっさらなPルートを見たい/完全初期化したい等)

  • 今のセーブを残す可能性が本当にないか

  • コンソール機はセーブ削除の場所を把握したか(UNDERTALE以外を消さない準備)

  • Steam版はクラウド同期がONかOFFかを確認したか

  • Steam版はローカルのセーブ関連フォルダをバックアップできるか(コピーでOK)

  • 削除後に元へ戻せない点を理解したか

  • 「消す」の判断が“焦り”ではなく“納得”から来ているか

ここまで整理できると、「黒画面が怖いから消す」という短絡から抜けられます。黒画面自体は多くの場合仕様で、削除しなくても抜けられます。削除はあくまで「影響を消したい」という目的があるときの選択肢です。

よくある質問

何分待っても文字が出ない

10分待ってもメッセージが出ない場合、次の順番で切り分けると原因に近づけます。重要なのは、「演出の待機」なのか「環境側の問題」なのかを分けることです。

  1. 本当に10分以上待ったか
    体感ではなく、タイマーで計測してください。黒画面は想像以上に長く感じます。

  2. スリープや省電力で画面が落ちていないか
    携帯機やノートPCでは、一定時間で画面が暗くなったり、入力待ちで省電力に入ることがあります。UNDERTALEの黒画面と混ざると、何も起きていないように見えます。

  3. 表示環境の問題を疑う
    テレビの入力切替、HDMIケーブル、解像度、モニターの省電力など、ゲーム以外の要因で“映っていない”可能性もあります。音が鳴っているなら特に要注意です。

  4. 再起動して再度10分待機
    いいえを選んだ後の状態や、途中で終了した場合は、再起動後に改めて待機が必要になることがあります。

  5. それでも出ない場合は、機種・版・状況を特定して同症例を探す
    例として「Switch版 UNDERTALE Gルート 黒画面 文字が出ない」「Steam Undertale genocide black screen no text」など、環境情報を付けると同じ症状が見つかりやすいです。

最終的に「演出の待機ではない」可能性が高いと判断したら、再インストールや本体の再起動など一般的なトラブルシュートも候補になります。ただし、再インストールは環境によってはセーブや同期に影響するため、実施する前に「セーブがどこで管理されているか」を確認してください。

黒画面のままキー入力が効かない

黒画面中にキー入力が効かないのは、仕様として起こり得ます。ここでやってはいけないのは、入力連打で“解除”しようとすることです。解除というより、待機して次のメッセージを出すのが前提になっていることが多いからです。

ただし、以下に当てはまる場合は環境側の不具合も疑ってください。

  • 以前は同じ環境で問題なく起動できていたのに、突然黒画面になった

  • 黒画面のまま音も止まり、OS操作も重い

  • 他のゲームでも似た症状が出る

この場合は、コントローラーの再接続、USBの差し直し、本体再起動など一般的な対処が有効なことがあります。逆に音が鳴り続けているなら、まずは10分待機を優先してください。

Gルート後でも普通のPルートは見られる

「普通のPルート」をどう定義するかで答えが変わります。

  • Pルートの進行そのもの:多くの場合、条件を満たせば進められます。

  • 演出差分なしの“完全にまっさらな結末”:Gルート完遂の影響で変化が出るとされるため、それを避けたいなら影響削除(セーブ削除)を検討することになります。

つまり、「見られる/見られない」の二択ではなく、「どのレベルで同じ体験を求めるか」の問題です。少なくとも、Pルートに向けた行動が無意味になるわけではありません。自分が見たいのが“物語の到達点”なのか、“演出差分まで含めた完全な初回体験”なのかを決めると、次の行動が選びやすくなります。

ソウルを渡すのが嫌な場合はどうする

この問いは、技術的な操作よりも「納得できるかどうか」が中心になります。選択肢の「はい」は、周回してゲームを続けたい人のための道筋です。一方で、その取引に納得できず「いいえ」を選ぶと、“ここに留まる”方向へ進むため、ゲームが進行しないように感じる状態が続きやすいです。

対処としては、現実的に次のいずれかになります。

  • 作品の意図を受け入れた上で、周回を続けるために「はい」を選ぶ
    「嫌だ」と感じること自体が、このルートの体験に組み込まれているとも言えます。

  • どうしても納得できないなら、影響を消してやり直す(セーブ削除)
    “取引しない”という選択と“周回を続けたい”という目的は衝突しやすいため、両立させるなら初期化という判断になります。

どちらが正解という話ではありません。UNDERTALEは、プレイヤーが自分の選択に責任を持つことを促すゲームです。黒画面の不安が薄れた今のタイミングで、「自分はどう遊びたいか」を落ち着いて決めてください。