X(旧Twitter)を開いた瞬間、画面がすべて英語表示になっていて戸惑った経験はありませんか。
設定を変えた覚えがないのに突然英語になり、「どこを押せば日本語に戻せるのか分からない」「設定画面自体が読めず、直し方が分からない」と困っている方は少なくありません。
さらに厄介なのは、日本語を選択したはずなのに反映されなかったり、一度直っても再び英語に戻ってしまったり、トレンドやおすすめだけが英語のまま残るケースがある点です。このような状況では、単に設定手順をなぞるだけでは解決しないこともあります。
本記事では、Xの表示言語を最短で日本語に戻す方法を、iPhone・Android・PC・スマホブラウザ別に詳しく解説いたします。あわせて、日本語にしても反映されない原因の切り分け、OS側の言語設定との関係、キャッシュやログイン状態の影響、再発を防ぐためのチェックポイントまで網羅的に整理しています。
英語表示のままでも迷わず操作できるよう、メニュー名の読み替えも含めて解説していますので、今まさに困っている方でも順番に進めるだけで解決が可能です。
Xの言語設定を確実に日本語へ戻し、安心して利用できる状態に整えたい方は、ぜひ最後までご確認ください。
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Xの言語設定を日本語にする前に確認すること
X(旧Twitter)の表示が突然英語になった場合、多くの方は「どこを押せば日本語に戻るのか分からない」「設定画面が読めず、元に戻せない」といった状況に陥ります。ここで重要なのは、闇雲に設定を触るのではなく、まず「どの言語が、どこに効いているのか」を整理し、最短で復旧する導線を確保することです。
特に、Xはアップデートや表示仕様の変更が比較的頻繁に起こり得るため、画面の見た目が変わっても迷いにくい考え方を押さえておくと、今後同様の事象が起きても自力で対処しやすくなります。
表示言語とコンテンツ言語の違い
Xの言語設定で混乱しやすい原因は、同じ「言語」という言葉が、複数の意味で使われている点にあります。実務上、最低限区別したいのは次の2つです。
表示言語:ボタン、メニュー、設定画面など、操作インターフェースに使われる言語
コンテンツ言語:タイムライン上のおすすめ、トレンド、検索結果の傾向など、表示される内容に影響する言語
多くの方が困っているのは、まず「表示言語が英語になり、操作が難しくなる」問題です。したがって、本記事では最優先で表示言語を日本語に戻す手順を提示し、その後に「おすすめやトレンドも日本語中心に整える」流れで説明いたします。
ここで注意点として、表示言語を日本語にしても、コンテンツ言語が即座に日本語中心に切り替わるとは限りません。例えば、トレンドやおすすめが英語のまま、検索結果が英語寄りのまま、といった現象は、表示言語とは別の要因が関係していることが多いです。この違いを理解していないと、「日本語に戻したのに直っていない」と誤認し、不要な操作を繰り返してしまう可能性があります。
まずは「表示言語が日本語になったか」を復旧判定の基準にしてください。表示言語が日本語に戻れば、操作性は回復し、次の調整が落ち着いて行えます。
アプリ版とブラウザ版で設定場所が異なる理由
言語設定の場所が分かりにくいもう一つの理由は、利用環境によって「設定が存在する場所」と「影響範囲」が変わることです。大きく分けると次の通りです。
アプリ版:Xアプリ内の設定に加え、端末OS側でアプリの言語が指定されている場合は、その影響を受けることがあります
ブラウザ版:Xのアカウント設定で表示言語を変更できる一方、ブラウザの言語設定、キャッシュ、拡張機能などが表示に影響するケースがあります
つまり、Xの画面で日本語を選んだのに直らない場合、Xの設定が間違っているのではなく「OS側でアプリ言語が英語に固定されている」「ブラウザ側が古い表示を保持している」といった、外部要因が原因の可能性があります。
本記事では、復旧の成功率を上げるために、次の順番で確認していく方針を採用します。
X内の表示言語設定を日本語にする
反映しない場合は、OS側のアプリ言語や端末言語を確認する
ブラウザの場合はキャッシュやログイン状態を整える
一部だけ英語になる場合はコンテンツ言語の調整を行う
この順番を守るだけでも、余計な遠回りを大幅に減らせます。
英語表示でも迷わないメニュー名の読み替え
英語表示になっている時に最も困るのは、「どのメニューが目的の設定なのか分からない」点です。そこで、復旧で頻出する項目について、英語表記の目印を整理します。英語のままでも、次の単語を探せば辿れることが多いです。
設定とプライバシー:Settings and privacy
アクセシビリティ、表示、言語:Accessibility, display, and languages
言語:Languages
表示言語:Display language
保存:Save
また、PCブラウザ版では、左メニューの「もっと見る」が More と表示されることがあります。これらの単語を覚える必要はありませんが、「この単語を探せば良い」という目印があるだけで、英語UIでも復旧がしやすくなります。
以降の章では、手順の要所でこの読み替えを前提に解説いたします。
Xの言語設定を日本語に戻す手順
ここでは、最短で表示言語を日本語へ戻すために、端末別の手順を整理いたします。まず「どの環境で見ているか」を明確にし、その環境の手順だけを実行してください。複数の環境の手順を同時に試すと、原因切り分けが難しくなり、復旧までの時間が延びがちです。
iPhoneのXアプリで日本語にする手順
iPhoneでXアプリが英語表示になった場合、まずはXアプリ内の言語設定を変更するのが基本です。手順は次の通りです。
Xアプリを開く
左上のプロフィールアイコンをタップする
設定とプライバシーへ進む
アクセシビリティ、表示、言語を開く
言語を開く
表示言語で日本語を選ぶ
保存を押す
アプリを一度終了し、再起動する
英語表示の場合は、次の読み替えで進めてください。
設定とプライバシー:Settings and privacy
アクセシビリティ、表示、言語:Accessibility, display, and languages
言語:Languages
表示言語:Display language
保存:Save
ここでのポイントは、保存後に「表示が即座に変わらない」ことがあり得る点です。保存が完了しているのに変化がない場合は、アプリを完全に終了して再起動してください。アプリの内部状態によっては、画面更新が遅れることがあります。
また、iPhoneは端末側でアプリ単位の言語が指定されている構成の場合、X内の設定よりも端末側設定が優先されることがあります。アプリ内設定で直らない場合は、後述の「OSの言語とアプリ言語を見直す」を実施してください。
AndroidのXアプリで日本語にする手順
AndroidでXアプリが英語表示になった場合も、まずはXアプリ内の設定で表示言語を日本語に戻します。基本手順はiPhoneと同様です。
Xアプリを開く
プロフィールアイコンから設定とプライバシーへ進む
アクセシビリティ、表示、言語を開く
言語を開く
表示言語で日本語を選び、保存する
アプリを完全終了して再起動する
Androidで特に重要なのは、OS側の「アプリの言語」設定が有効になっている場合、X内の設定よりもOS設定が優先される可能性があることです。つまり、Xで日本語を選んでも英語のままなら、Android側でXのアプリ言語が英語に固定されている可能性があります。
その場合は、後述の「OSの言語とアプリ言語を見直す」を優先的に実施してください。X内設定とOS内設定の両方を日本語に揃えることで、復旧成功率が上がります。
PCブラウザ版で日本語にする手順
PCブラウザでXを見ている場合、表示言語はブラウザ上のX設定から変更できます。手順は次の通りです。
PCでXにログインする
左メニューから もっと見る を選択する
設定とプライバシーへ進む
アクセシビリティ、表示、言語を開く
言語を開く
表示言語で日本語を選び、保存する
ブラウザを更新する
反映しない場合は、別タブで開き直すか再ログインする
英語表示の際は次の表記が目印です。
もっと見る:More
設定とプライバシー:Settings and privacy
アクセシビリティ、表示、言語:Accessibility, display, and languages
言語:Languages
表示言語:Display language
保存:Save
PCでは、複数アカウントを運用している方ほど、どのアカウントで変更したのかが分からなくなることがあります。言語設定を変更する前に、画面右上などから「現在ログインしているアカウント」を一度確認すると、操作ミスを防げます。
スマホブラウザ版で日本語にする手順
スマホのブラウザでXを見ている場合も、基本はPCブラウザと同様に、Xの設定画面から表示言語を変更します。
ブラウザでXにログインする
メニューから設定とプライバシーへ進む
アクセシビリティ、表示、言語を開く
言語を開く
表示言語で日本語を選び、保存する
ブラウザを更新する
反映しない場合は、タブを閉じて開き直す
スマホブラウザはキャッシュの影響を受けやすいことがあるため、保存後に反映されない場合は、次章の「キャッシュとログイン状態を整える」を合わせて実施すると改善することがあります。
日本語にしても反映されない時の直し方
表示言語を日本語に設定したにもかかわらず、英語のまま変わらない場合は、手当たり次第に設定を触るのではなく、原因を切り分けながら対処することが重要です。ここでは、成功率が高い順に、確認ポイントを整理いたします。
まず試す三つの基本対処
反映されない場合、まずは以下の三つを上から順に実施してください。時間がかからず、効果が出やすい対処です。
アプリやブラウザを完全に閉じて再起動する
ネットワークを切り替える
いったん別言語に変更してから日本語に戻す
それぞれの意図は次の通りです。
再起動:画面表示が古い状態で固定されている場合にリセットできます
ネットワーク切替:保存処理が通信の影響で失敗している場合に再実行できます
別言語から戻す:設定保存のトリガーが発火しやすくなる場合があります
特に、保存ボタンを押したはずなのに変化がない場合は、再起動が最初の近道になりやすいです。
OSの言語とアプリ言語を見直す
Xの設定が正しいのに反映されない場合、OS側の言語設定が優先されている可能性があります。ここは「最も見落とされやすく、効果が大きい」確認ポイントです。
Androidの場合の考え方は次の通りです。
Androidはアプリごとに言語を指定できる場合があります
その指定が英語になっていると、X内で日本語を選んでも英語表示が維持されることがあります
Androidでの確認手順の例は次の通りです。
端末の設定アプリを開く
システムを開く
言語を開く
アプリの言語を開く
Xを選択する
日本語を指定する
Xアプリを再起動する
ここで重要なのは「X内の設定」と「OS内の設定」を矛盾させないことです。X内が日本語、OS側が英語、のように食い違うと、状況によっては表示が安定しません。両方を日本語に揃えるのが最も確実です。
iPhoneについても、構成やバージョンによりアプリ単位の言語指定が関わるケースがあります。iPhoneではまずXアプリ内の設定で日本語に戻し、それでも直らない場合に端末の設定側を確認する、という順番が混乱しにくいです。
キャッシュとログイン状態を整える
主にブラウザ版で、保存後も表示が変わらない場合は、キャッシュやログイン状態が影響している可能性があります。次の順番で対処すると、無駄な作業が減ります。
ブラウザを更新する
一度ログアウトして再ログインする
別のブラウザでログインして同じ設定を行う
シークレットモードで開いて表示を確認する
Xに関連するキャッシュを削除して再度確認する
この章の目的は、「設定が保存されていない」のか、「保存はされているが表示が古い」のかを切り分けることです。例えば、別ブラウザやシークレットモードで日本語表示になっているなら、アカウント側の設定は保存されており、元のブラウザが古い表示を保持している可能性が高い、と判断できます。
一方で、別ブラウザでも英語のままなら、X内設定が未保存か、OS側設定が影響している可能性が残ります。このように、順番に試すことで原因が絞れます。
一部だけ英語になる時の確認ポイント
「メニューは日本語になったのに、一部だけ英語のまま」というケースは、主に次の2パターンが多いです。
表示言語は日本語になっているが、コンテンツ言語が英語寄り
表示言語が部分的に反映されず、UIの一部が英語のまま
前者の場合は、次章の「おすすめやトレンドも日本語中心に整える設定」を実施してください。後者の場合は、次の確認が有効です。
アプリを最新状態に更新しているか
アプリを再起動したか
OS側のアプリ言語が日本語になっているか
複数端末でログインしている場合、別端末側で表示言語が食い違っていないか
一部だけ英語になる場合は「故障」ではなく「反映の遅れ」や「設定の二重管理」が原因のことが多いです。慌てず、上記を上から順に整えることが近道です。
おすすめやトレンドも日本語中心に整える設定
表示言語が日本語に戻った後、「トレンドが英語」「おすすめが海外寄り」と感じる場合があります。これは表示言語の問題ではなく、コンテンツ言語や興味関心の推定、地域情報などが関係している可能性が高いです。ここでは、違和感を減らすための整え方を説明いたします。
言語設定で日本語を優先する考え方
おすすめやトレンドの言語を整える際の基本方針は次の通りです。
日本語を優先する
不要な言語を増やしすぎない
表示言語と混同せず、コンテンツ側の言語として扱う
Xの言語設定の中には、表示言語以外に、表示されるコンテンツに関係する言語項目が含まれる場合があります。ここで日本語を中心に設定しておくと、タイムラインの混在が緩和されることがあります。
ただし、次の点は前提として理解しておく必要があります。
フォローしているアカウントの投稿言語は、そのまま表示されます
海外の話題を多く閲覧している場合、興味関心の推定により英語の話題が混ざることがあります
地域設定や端末環境によって、トレンドの候補が変わることがあります
したがって、言語設定は「日本語中心に寄せる」ための調整であり、「完全に英語を排除する」ものではない、という認識が現実的です。そのうえで、違和感が強い場合は、言語設定を日本語に絞る方向で調整してみてください。
検索やトレンドの言語が混ざる時の対処
検索結果やトレンドが英語寄りになる場合、言語設定以外にもいくつかの要因が考えられます。代表例は次の通りです。
端末の地域設定が日本以外になっている
ブラウザの優先言語が英語になっている
過去の閲覧や検索履歴が英語圏の話題に偏っている
VPNやプロキシなどのネットワーク経路で地域が推定されている
フォローやエンゲージメントが英語アカウント中心になっている
対処としては、いきなり複雑な設定へ踏み込む前に、次の順番で整理すると安全です。
表示言語が日本語であることを確認する
言語設定内で日本語を優先する状態に整える
端末の言語と地域が極端にズレていないか確認する
ブラウザの優先言語が英語になっていないか確認する
必要に応じて、閲覧傾向を変える運用で調整する
ここで大切なのは、トレンドや検索の混在は「設定が壊れている」わけではなく、複数要因の結果として起きることが多い点です。表示言語さえ日本語に戻っていれば、まずは復旧ができていると判断し、コンテンツ側は段階的に整えるのが適切です。
再発を防ぐためのチェックリストとFAQ
最後に、同じ問題を繰り返さないための再発防止策と、よくある質問への回答をまとめます。言語設定は一度直しても、端末の更新、アプリ更新、ログイン環境の切り替えなどで再発することがあります。再発をゼロにするのは難しくても、「再発してもすぐ戻せる状態」にしておくことは可能です。
再発防止チェックリスト
以下のチェックリストを、可能な範囲で整えてください。特に、複数端末でXを使っている方ほど、再発が起きやすいため有効です。
表示言語が日本語になっている
言語設定内で日本語が優先されている
AndroidはOS側のアプリ言語でXが日本語になっている
アプリを最新バージョンにしている
言語変更後にアプリ再起動を行っている
PCブラウザは別ブラウザやシークレットモードで日本語表示を確認できる
複数端末で利用している場合、主要端末の設定を揃えている
ブラウザの優先言語が英語に偏っていない
端末の地域が意図しない国になっていない
加えて、再発時の復旧を速くするために、次の「自分用メモ」を用意しておくのもおすすめです。
Settings and privacy → Accessibility, display, and languages → Languages → Display language → Japanese
英語になっても、この導線だけ分かれば、最短で戻せます。
よくある質問
日本語にしたのにトレンドが英語のままです
この場合、表示言語は日本語に戻っている可能性が高いです。まずはメニューやボタンが日本語であることを確認してください。表示が日本語なら復旧は完了と判断し、次にコンテンツ言語の調整を行ってください。フォローや閲覧傾向、地域推定の影響で英語が混ざることもあるため、言語設定だけで完全に日本語だけにするのは難しい場合があります。
設定画面が英語で日本語が見つかりません
英語UIでは、Languages、Display language、Save を目印に進んでください。また、Settings and privacy と Accessibility, display, and languages が見つかれば、言語設定まで辿り着ける可能性が高いです。画面が小さくて見つけにくい場合は、スマホなら横スクロールやメニューの展開を丁寧に確認してください。
変更が保存されないように見えます
保存後に見た目がすぐ変わらないことがあります。まずはアプリやブラウザを完全に閉じて再起動し、ネットワークも切り替えてください。それでも変わらない場合は、OS側のアプリ言語設定が優先されている可能性があります。特にAndroidは、OSのアプリ言語を確認すると改善することが多いです。
一時的に日本語表示にする方法はありますか
一時的な回避策が紹介されることがありますが、表示が不安定になったり、別の問題の原因になることがあります。本記事では、恒久的に安定させるために「X内の表示言語設定」→「OS側のアプリ言語」→「キャッシュとログイン状態」という順番で整える方法を推奨いたします。これにより、環境が変わっても再現性の高い復旧が可能になります。
