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TweetDeckを日本語で使う方法:できない原因と直し方

X Pro(旧TweetDeck)を開いたら英語のまま、設定も見当たらない——そんな“あるある”を一発で解消します。
この記事では、X本体の表示言語とブラウザ設定の連動という肝を押さえつつ、日本語にならない/開けないときのチェックリストを具体例つきで解説。
拡張機能やキャッシュ、ネットワークの盲点までカバーし、最短手順で日本語UIにたどり着く道筋を示します。運用が捗るカラム設計テンプレ検索クエリ例も収録。読了後には、もう迷いません。

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この記事のまとめ
  • X Pro(旧TweetDeck)はX本体の表示言語に連動:まずWeb版Xで表示言語=日本語を設定。

  • 反映しない場合は A→Eの順でチェック

    1. アクセス要件・シークレットモード

    2. ブラウザの言語優先度(日本語を最上位)

    3. Cookie/キャッシュのサイト別削除(x.com / pro.x.com

    4. 拡張機能を一括停止(OldTweetDeck等)

    5. 別ブラウザ/別回線/別アカウントで切り分け

  • 運用効率はカラム設計×検索クエリで伸びる:ブランド監視、炎上検知、競合比較のテンプレを活用。

TweetDeckを日本語で使う方法

  1. ブラウザで pro.x.com を開く(Xアカウントでログイン)。

  2. X本体の 表示言語を日本語に設定する(X Proはこの設定に連動)。

  3. 反映しない/開けない場合は、以下のチェックリストA→Eの順に対処。

  4. 非公式拡張(OldTweetDeck等)は一旦すべて停止して検証。

  5. それでもダメなら、別ブラウザ・別回線・別アカウントで切り分ける。


手順1:X Proにアクセスする

  1. ブラウザで pro.x.com にアクセス。

  2. Xアカウントでログイン。

  3. 画面が表示されたら、上部メニューやサイドバーからWorkspace(ワークスペース)/Columns(カラム)などの項目が見えればOK。

メモ:ログイン後にエラーや空白になる場合は、ブラウザのトラッキング防止Cookie制限が影響することがあります。後述の「チェックリストC」を参照。


手順2:X本体を日本語表示にする

X ProのUI言語は、原則としてXアカウントの表示言語設定に連動します。
Web版Xで次の順に設定してください。

  1. [設定] → [アクセシビリティ、表示、言語] → [言語] → [表示言語]

  2. 「日本語 – Japanese」 を選択して保存

  3. ブラウザを再読み込み(必要なら一度ログアウト→ログイン)

補足:スマホアプリの言語設定は端末設定に引っ張られるケースがあり、PCのWeb版とは連動しないことがあります。PCはPC、モバイルはモバイルで個別に確認しましょう。


うまくいかない時のチェックリスト

A. 「開けない/権限が必要と出る」

  • 症状:pro.x.comがエラー、または「Premiumが必要」などの案内が出る

  • 対処

    1. 公式の要件を満たしているか確認(加入プラン・地域・年齢等)

    2. ブラウザのシークレットモードで再度アクセス(拡張機能の影響を排除)

    3. 別ブラウザ(Chrome/Edge/Firefox/Safari)で再現性を確認

    4. 別回線(テザリング等)でネットワーク要因を除外

B. 「日本語にならない/英語のまま」

  • 原因候補

    • X本体の表示言語が英語のまま

    • ブラウザの表示言語優先度で英語が上位

    • キャッシュ/Cookieに古い言語情報が残留

  • 対処(上から順に)

    1. X本体の表示言語を日本語に変更 → 再読み込み

    2. ブラウザの言語設定で「日本語」を最上位

    3. サイト別データの削除x.com / pro.x.com のCookie・キャッシュを削除

    4. それでもダメなら新規プロファイルポータブル版ブラウザで検証

C. 「真っ白/一部だけ読み込まれない」

  • 原因候補:トラッキング防止・広告ブロッカー・VPN/プロキシ・企業内ゲートウェイ

  • 対処

    • 拡張機能を一括停止(広告ブロッカー、スクリプトブロッカー、ユーザースクリプト等)

    • コンテナ系拡張(Firefox)やサンドボックス系の設定を緩めて一時検証

    • VPN/プロキシを一度切る(地域・レイテンシ起因を排除)

    • 企業ネットワークならセキュリティポリシー部門に一時的な許可を申請

D. 「アカウントAは日本語、Bは英語のまま」

  • 原因候補:アカウント単位の表示言語・ABテスト・キャッシュ差異

  • 対処

    1. 問題のアカウントでログアウト→ログイン

    2. 別ブラウザ/別プロファイルで同アカウントにログインして比較

    3. テスト用アカウントを用意して、差分を切り分け

E. 「拡張機能(OldTweetDeck 等)が干渉」

  • 症状:UIが崩れる/ボタンが効かない/意図しない英語化

  • 対処

    • OldTweetDeck/BetterTweetDeckなど、TweetDeck関連の拡張は全停止

    • 停止後、シークレットモードで pro.x.com を再検証

    • ブラウザ再起動 → 問題が再発する拡張を一点ずつ特定し、恒久的に無効化


ブラウザ別の実践ワザ

Chrome / Edge(Chromium)

  • アドレスバー→chrome://settings/languages

  • 日本語を最上位へドラッグ、ページを翻訳の自動提案はオフ推奨(UI表記の誤訳防止)

  • サイト設定→Cookieとその他のサイトデータ→サードパーティCookieを許可(検証時のみ)

Firefox

  • 設定→一般→言語→優先する言語で日本語を最上位

  • コンテナータブ使用時は、x.compro.x.com が同じコンテナにあるか確認

  • about:preferences#privacyトラッキング保護を標準に戻して検証

Safari(macOS)

  • システム設定→一般→言語と地域で日本語を上位に

  • Safari→設定→機能拡張で一括オフ→再検証

  • iCloudキーチェーンの自動ログインが古いセッションを引きずる場合は完全ログアウト→再ログイン


キャッシュ/Service Workerのクリア

  1. pro.x.com を開く

  2. DevTools(F12)→Application→Storage→Clear site data

  3. Unregister service workers があれば解除

  4. タブを閉じ、ブラウザ再起動→再アクセス

ポイント:通常の履歴削除よりサイト単位でのクリアが副作用少なく有効です。


安全面:非公式拡張・スクリプトは避ける

  • 仕様変更時に突然動かないUI崩れデータ流出のリスク

  • 認証トークンに触れるタイプは、アカウント保全の観点で非推奨

  • 特に業務利用や企業アカウント運用では、公式クライアントのみでの運用を推奨


便利なキーボードショートカット

  • N:新規ポスト作成

  • Cmd/Ctrl + Enter:送信

  • J / K:カラム内で次/前のツイート

  • Enter:ツイート詳細を開く

  • L / R:いいね/リポスト(UIによって変動。実機で確認を)

仕様は随時変わるため、ヘルプ内のショートカット一覧も合わせてチェックしましょう。


トラブルFAQ

Q1. PCで日本語にしたのに、別のPCでは英語です。
A. 端末ごとにキャッシュ/言語優先度が異なります。各端末でXの表示言語を日本語にし、ブラウザ言語も日本語を最上位に。x.compro.x.com のサイトデータも個別に削除を。

Q2. 翻訳拡張を入れると日本語UIが崩れます。
A. UIテキストまで上書きされることがあり、一時的に拡張を停止してください。必要ならページ翻訳ではなくポスト本文のみ翻訳できる拡張に切り替えを。

Q3. 会社のPCだとアクセスできません。
A. 企業向けセキュリティ(SSL検査やフィルタリング)がWebソケット等を遮断することがあります。ネットワーク方針の例外許可を依頼し、個人回線での再現確認も。

Q4. 旧TweetDeckと同じ見た目に戻せますか?
A. 現行では完全同一は不可。非公式のテーマや拡張は動作不安定・リスクがあるため非推奨。**公式UIでの運用最適化(カラム設計・ショートカット)**を進めましょう。