「TikTokは動画のアプリ」というイメージが強いですが、ここ数年は写真だけ・写真メインの投稿がとても強くなっています。
動画編集が苦手でも、写真投稿をうまく使えば、十分フォロワーや再生数を伸ばすことが可能です。
本記事では「tiktok 写真投稿」と検索した方に向けて、
TikTokで写真投稿する基本のやり方
フォトモードやスライドショーなどモード別の違い
バズりやすい写真投稿の“型”
ビジネス・店舗での活用アイデア
うまくできない時のチェックリスト
まで、まとめて解説いたします。
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TikTokでは、動画だけでなく写真投稿(フォトモード・スライドショー)も強くなっています。
写真投稿の基本は、「+ボタン → 写真選択 → 編集 → キャプションとハッシュタグ → 投稿」というシンプルな流れです。
重要なのは、1枚目の写真で興味を引き、枚数と構成でストーリーを作ることです。
ビジネス・店舗でも、商品カタログやBefore/After、制作過程など、写真投稿だけでできる施策は多数あります。
TikTokの写真投稿にはどんな種類がある?
まずは「TikTokで写真を投稿する」と言ったときに、どんな種類があるのかを整理しておきます。
通常の写真投稿(フィード投稿)
もっとも基本的なのが、通常のフィードへの写真投稿です。
画面下の「+」ボタンをタップ
「写真」や「アップロード」から端末内の写真を選択
最大 2〜35枚程度 の写真をまとめて選択可能(枚数上限は仕様上約35枚)
フィルター、音楽、テキスト、ステッカーなどを追加できる
見た目としては、写真がスライド形式で表示される「フォトモード」に近い動きになりますが、ここでは「通常の写真投稿」として押さえておけば問題ありません。
フォトモード(スライド形式の写真投稿)
フォトモードは、複数枚の写真をスライド形式で見せることに特化したモードです。
特徴は次のとおりです。
最大約35枚の写真をスライド形式で表示できる
長めの説明文(数千文字レベル)を書ける
音楽も設定でき、Instagramのカルーセル投稿に近い見せ方が可能
ストーリー性のある解説や、マンガ風のコマ割り投稿などと相性が良いモードです。
スライドショー投稿(自動/手動スライド)
TikTokでは、写真をスライドショーとして見せる機能も用意されています。
大きく分けると以下の2種類です。
自動スライド:一定時間ごとに自動で次の写真に切り替わる
手動スライド:ユーザーがスワイプして次の写真へ進む
同じく最大約35枚までの写真を使えますが、
情報量が多い説明や漫画的な見せ方 → 手動スライド
テンポ重視で見せたい、音楽に合わせて流したい → 自動スライド
といった使い分けがしやすいです。
ストーリーズやテキスト投稿との使い分け
写真を使う場面としては、以下のようなものもあります。
ストーリーズの写真投稿
24時間で消えるため、「今日だけのお知らせ」「リアルタイムの様子」などに向いています。
テキスト投稿+写真
文章中心の投稿に、写真を1枚添えることで情報を補足する形です。
本記事では、フィードに残る写真メインの投稿(フォトモード・スライドショー)を中心に解説します。
5分でできる!TikTokの写真投稿 基本手順
ここでは、もっともシンプルな「写真だけで1本の投稿を作る」手順を解説します。
投稿準備:素材と目的を決める
撮る前・投稿前に、次の2点を決めておくと迷いません。
目的
例)今日のコーデを見せたい/カフェ紹介をしたい/商品を説明したい
写真枚数と流れ
例)1枚目:全体、2〜4枚目:ポイント説明、最後:まとめや値段
ざっくりで構いませんので、「1枚目で興味を引いて、2枚目以降で説明する」イメージを持っておくと良いです。
アプリ操作の3ステップ
アプリ上の操作は、基本的に次の3ステップです。
画面下中央の「+」ボタンをタップ
「写真」または「アップロード」をタップし、写真を選択
「複数を選択」などのボタンから、投稿したい写真をまとめて選びます。
写真は最大で約35枚まで選択できます。
編集画面で装飾 → キャプションを入力して投稿
フィルター、音楽、テキスト、ステッカー等を追加
説明文(キャプション)とハッシュタグを入れる
プライバシー設定(公開範囲)を確認して投稿
この基本の流れさえ覚えておけば、フォトモードやスライドショーもほぼ同じ感覚で操作できます。
失敗しないためのチェックポイント
写真投稿でよくあるミスを、事前に防ぐためのチェックです。
縦長の写真を優先する
TikTokは縦長画面のアプリのため、縦写真の方が画面いっぱいに表示されます。
1枚目の写真は「サムネ」だと思って選ぶ
1枚目で興味を引けないと、スワイプされてしまいがちです。
写真の順番を意識する
「結論 → 理由 → 詳細 → まとめ」の流れにしておくと、読み進めてもらいやすくなります。
プライバシー設定を確認する
「公開」「友だち」「非公開」など、意図どおりの設定になっているか必ず確認してください。
モード別の詳しいやり方と使い分け
ここからは、フォトモードやスライドショーなど、モードごとの具体的な使い方を見ていきます。
フォトモードでストーリー性のある投稿を作る
フォトモードは、ストーリー仕立ての投稿と相性が抜群です。
基本的な手順(イメージ)
「+」ボタン → 写真(またはアップロード)をタップ
投稿したい写真をまとめて選択(2〜35枚程度)
編集画面で「フォトモード」やスライド表示のモードを選択
音源を選び、必要に応じてテキスト・スタンプを追加
キャプション・ハッシュタグを入力して投稿
枚数ごとの構成イメージ
3〜5枚構成:
1枚目:ビフォー
2〜3枚目:途中経過
最後:アフター+まとめ
10枚前後の構成:
1枚目:タイトル的なスライド(例:「○○のやり方3選」)
2〜9枚目:解説スライド
最後:まとめ+行動の一言(「保存して見返してください」など)
情報量が多い場合は、1枚あたりの文字量を控えめにして、枚数で分割するイメージを持つと読みやすくなります。
スライドショーで“テンポの良い”写真投稿を作る
スライドショーは、音楽に合わせてテンポよく写真を流したいときに便利です。
自動スライドのポイント
人気の音源に合わせて、写真をテンポ良く切り替える
1枚あたりの表示時間は短めになるため、文字を多く載せすぎないことが重要です。
手動スライドのポイント
ユーザーが自分のペースでスワイプできる形式
解説系・マンガ系・チェックリスト系など、じっくり読んでほしい投稿に向いています。
音源に合わせる簡単なコツ
1枚目はサビ前の盛り上がる直前に合わせる
ビートや歌詞の区切りに合わせて写真を切り替えると、見ていて気持ちの良い投稿になります。
テンプレート機能を使って一気に仕上げる
TikTokアプリ内には、写真をはめ込むだけのテンプレートが用意されています。
テンプレートを選ぶ
指定枚数の写真を選ぶ
文字やスタンプを微調整して投稿
といった流れで、デザイン性の高いスライドショーを短時間で作ることができます。
目的別おすすめモード早見表
| 目的 | おすすめモード | ポイント |
|---|---|---|
| 解説・HowToを分かりやすく伝えたい | フォトモード+手動 | 1枚ごとに見出し+要点を入れる |
| 商品をカタログ的に見せたい | スライドショー自動 | 角度違い・細部アップを組み合わせ |
| 日常のスナップをサクッと共有したい | ストーリーズ写真投稿 | テキスト少なめ・スタンプ多め |
| 世界観・雰囲気を見せたい | 通常写真投稿 or フォトモード | トーンを揃えた写真を選ぶ |
バズりやすい写真投稿の“型”と具体例
ここからは、伸びやすい投稿に共通するポイントを、具体的な“型”としてご紹介します。
伸びる写真の共通点
1枚目のインパクトが強い
顔のアップ/ビフォーアフターの差が分かる写真/驚きのあるビジュアルなど
情報は“縦に”ではなく“枚数で”分ける
1枚に文字を詰め込まず、シンプルなメッセージを複数枚に分割する
色味と明るさが統一されている
同じフィルターや似たトーンの写真を選ぶと、全体の世界観が伝わりやすくなります。
キャプションとテキストの書き方テンプレ
型1:結論ファースト+メリット
1行目で「何が分かるのか」「見るメリットは何か」を伝える型です。
例)
「【保存版】スマホだけで撮れる盛れる自撮り3パターン」
「#PR 学生でもできる月1万円の副業アイデア3選」
型2:ビフォーアフターのストーリー型
例)
「3ヶ月でここまで変わりました」
「この一手間で写真の印象がここまで違います」
1枚目にビフォー、最後にアフターを置くとストーリー性が出ます。
型3:チェックリスト・箇条書き型
例)
「写真投稿する前にチェックしてほしい3つのポイント」
「初めてのカフェ紹介でやりがちなNG」
箇条書きは“保存”されやすく、アルゴリズム的にも好影響が期待できます。
ハッシュタグと投稿時間の基本
ハッシュタグ
大きなタグ(例:#tiktok写真投稿)+中規模タグ+ニッチなタグを組み合わせる
地域やジャンル(#東京カフェ #プチプラコーデ など)を入れると、興味が近いユーザーに届きやすくなります。
投稿時間
ターゲットがアクティブになりやすい時間帯(学生なら夕方〜夜、社会人なら通勤時間や21時以降など)を中心にテストしてみてください。
NGパターンとやりがちな失敗
1枚目に情報を詰め込みすぎて読みにくい
枚数が多いのに、1枚ごとのメッセージがぼやけている
ハッシュタグが多すぎて、何の投稿か分からない
世界観や色味がバラバラで、フィードで見たときの印象が弱い
ビジネス・店舗が写真投稿を活用するアイデア
企業や店舗アカウントでも、写真投稿は非常に使いやすいフォーマットです。
商品カタログとしてのスライドショー
1商品を多角的に見せる
1枚目:全体
2〜3枚目:細部アップ
最後:価格・スペック・購入方法
シリーズ商品をまとめて紹介
1枚目:シリーズの集合写真
各スライドで1商品ずつアップ+特徴を一言
Before / After・制作過程の見せ方
美容室・サロン
カット前 → 途中 → 完成の流れを写真で見せる
フィットネス・パーソナルトレーニング
体型の変化や食事の写真を時系列で見せる
クリエイター・ブランド
デザインのラフ → 制作過程 → 完成品 の流れ
写真なら、お客様の顔出しNGの場合でも、後ろ姿や手元のみなど工夫して投稿しやすいのがメリットです。
事例に学ぶ写真投稿のポイント
大手企業アカウントの中には、車やファッション、食品などを写真スライドショーで“カタログ的”に見せている例があります。
共通しているのは、
1枚目で「世界観」や「一番の魅力」を見せる
角度違い・ディテール・利用シーンなどをスライドで見せる
キャプションは短く、視覚情報で伝える
という点です。
写真投稿がうまくいかない時のチェックリスト
最後に、よくあるトラブルとその対処法をまとめます。
写真投稿モードが見つからない・表示されない
アプリが最新バージョンかどうかを確認する
使用している端末やOSのバージョンが古すぎないかチェックする
一部機能は地域やアカウントによって段階的に提供されることがある点も念頭に置いてください。
スライドにならない・1枚だけになってしまう
写真選択画面で「複数選択」や類似のボタンを押しているかを確認
スライドショーやフォトモードのテンプレートを選んでいるかを再確認
写真が1枚しか選ばれていない、または上限枚数を超えていないかチェック
画質が落ちる・ぼやける時
元の写真が小さすぎないか(極端にトリミングしていないか)
スクリーンショットを何度も撮り直した画像を使っていないか
アップロード時に通信環境が悪く、再圧縮されていないか
元画像の解像度をなるべく高めに保ち、撮影→編集→アップロードの回数を減らすと、画質の劣化を抑えやすくなります。
そもそも伸びないときに見直すこと
1枚目の写真は「スクロールを止められるか」という基準で選んでいるか
テーマがぼやけていないか(1投稿1テーマに絞る)
投稿頻度が少なすぎて、検証するチャンスが足りていない可能性はないか
短期的な結果だけで判断せず、最低でも10〜20本程度は写真投稿を続けてみることをおすすめします。