夜に離島ツアーへ行ったのにタランチュラが全然出ない、擬似タランチュラ島を作ったはずなのに他の虫ばかり、やっと見つけても刺されてテンポが崩れる――そんな経験はありませんか。タランチュラ島は「当たり島を引く運」だけでなく、到着時刻・季節・湧き枠の管理といった前提条件を押さえることで、成功率を大きく上げられます。
本記事では、本物のタランチュラ島と擬似タランチュラ島の違いを最初に整理し、夜に到着すべき理由、北半球・南半球で変わる出現条件、擬似島の作り方を手順とチェックリストで丁寧に解説します。さらに、刺されない捕獲のコツや、湧かない時に真っ先に疑うべきポイントまで網羅しています。読み終えたら「今夜は何をすればよいか」が迷わず分かり、短いプレイ時間でもベル稼ぎを安定させられるはずです。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
タランチュラ島とは何か
ゲームのタランチュラ島と現実の呼び名の違い
「タランチュラ島」という言葉は、あつ森(あつまれ どうぶつの森)を遊んでいる人にとっては、離島ツアーで行ける“タランチュラが多く出現するレア島”や、離島を整地してタランチュラを狙いやすくした“擬似タランチュラ島”を指すのが一般的です。検索して出てくる多くの情報も、このゲーム内の話題が中心になります。
一方で、現実世界でも「タランチュラ島」と呼ばれる場所が話題になることがあります。旅行記事や動画の文脈で登場することがあり、同じ単語でも指している対象が違うため、検索直後に「どっちの話だろう」と一瞬迷いやすいのが特徴です。この記事では、あつ森の金策・捕獲に役立つ「ゲーム内のタランチュラ島」に焦点を当てて解説します。
ゲーム内の話として理解しておくべき大前提は、タランチュラ島が“常に行ける島”ではないことです。離島ツアーには複数の島パターンが存在し、その中にタランチュラが出やすいレア島が混ざっています。さらに、同じ離島でも時間帯や季節が合っていなければタランチュラが出ないため、「見た目がそれっぽいのに全然湧かない」といった混乱も起こりがちです。まずは言葉の整理を済ませて、これから何を狙うのかをはっきりさせることが、失敗を減らす第一歩になります。
本物のタランチュラ島と擬似タランチュラ島の違い
タランチュラで効率よくベルを稼いだり、捕獲を安定させたりする方法は、大きく分けて2種類あります。ひとつは、離島ツアーで“本物のタランチュラ島(レア島)”を引き当てる方法。もうひとつは、普通の離島を自分で整えて“擬似タランチュラ島”に寄せる方法です。
この2つは、ゴールが似ているようで、考え方と成功パターンが少し違います。
本物のタランチュラ島
メリット:到着した時点でタランチュラが出やすい条件が整っているため、整地作業が少なく回収に集中しやすい。
デメリット:そもそも出会える確率が低く、狙って引けない。短時間プレイだと“当たらないまま終わる”日が出やすい。
擬似タランチュラ島
メリット:当たり島を引けなくても、やり方次第でタランチュラを狙える。再現性を上げやすく、コツを掴むほど安定する。
デメリット:島の地形や湧き条件の理解が必要。整地に時間がかかり、やり残しがあると全く湧かないことがある。
どちらを選ぶかは、プレイ時間と目的で決めると迷いません。たとえば「今日は運が良ければ一気に稼ぎたい」「整地は面倒」という日なら本物狙いが向きます。一方で「夜に30分〜1時間だけ遊ぶ」「とにかく安定したい」という人は、擬似タランチュラ島の考え方を身につけた方が結果的にブレが少なくなります。
そして最重要の共通点がひとつあります。タランチュラは夜の虫であり、出現する前提条件(時間帯・季節)がそろっていないと、島が本物でも擬似でも成立しません。次の章で、この“前提条件”を固めます。
タランチュラ島の行き方と出現条件を押さえる
夜に到着しないと失敗しやすい理由
タランチュラ島を狙うとき、最初に押さえるべきポイントは「夜に到着する」ことです。ここを外すと、どれだけ頑張って整地しても、どれだけ離島を引き直しても成果が出ません。
よくある失敗が、「昼に離島へ行って、現地で夜になるまで待つ」パターンです。感覚的には正しそうに見えますが、離島の生き物は“到着した時点”の条件で決まりやすいとされ、昼に到着してしまうと夜の虫が期待したように湧かないことがあります。つまり、夜に狙いたい虫がいるなら、出発も到着も夜に合わせるのが安全です。
具体的には、タランチュラの活動時間に合わせて、19時以降に離島ツアーへ出るのが基本になります。夜に到着するために、次のような段取りをおすすめします。
19時を過ぎてからマイルりょこうけんを使う
もし現実時間で遊べない場合でも、ゲーム内時間が夜である状態で出発する
夜に出発したら、離島到着後すぐに島の状況(地形・虫の種類)を観察して方針を決める
この“夜に到着”を徹底するだけで、「湧かない」「そもそもタランチュラが出ない」という悩みの多くが解消しやすくなります。
北半球と南半球で季節が変わる
時間帯と同じくらい重要なのが「季節」です。タランチュラは一年中いつでも出る虫ではありません。さらに、北半球と南半球では季節が逆になるため、同じ月でも出現するかどうかが変わります。
ここで大切なのは、攻略情報を読むときに「あなたの島は北半球か南半球か」を必ず前提にすることです。友達や配信者が「今はタランチュラ稼ぎが熱い」と言っていても、その人の島の半球設定が違えば、あなたの島ではそもそも対象シーズン外という可能性があります。
季節チェックのコツは次の通りです。
まずは自分の島の半球設定を確認する(住民登録時の設定)
現在のゲーム内の月が、タランチュラが出る月に該当しているか確認する
もし季節外なら、タランチュラ以外の金策(高額魚・他の虫)に切り替える方が早い
「夜に行ってるのに出ない」場合、到着時刻と並んで真っ先に疑うべきが、この季節要因です。
行けたかどうかを見分ける地形の目印
本物のタランチュラ島(レア島)を引いたかどうかは、到着直後の観察である程度判断できます。タランチュラ島として紹介される島には、地形に特徴があると語られることが多く、例えば「中央に特徴的な区画がある」「川に囲まれたスペースがある」など、いくつかの“目印”が挙げられます。
ただし、ここで大切なのは「見た目だけで決めつけない」ことです。離島は似た地形も多く、さらにタランチュラが出るかどうかは時間帯・季節の条件にも左右されます。地形を見て「タランチュラ島っぽい」と感じても、条件が外れていれば湧きません。
おすすめの判断手順は以下です。
到着後、島を一周して地形と虫の種類を観察する
タランチュラが出る条件(夜・季節)がそろっているか再確認する
本物っぽい地形なら、まずは捕獲に集中して様子を見る
それでもタランチュラが全く出ない、または他の虫が支配的なら、擬似タランチュラ島へ切り替える
本物を引けたかどうかにこだわりすぎるより、「この島で何をするのが最も期待値が高いか」で判断した方が、最終的な稼ぎや満足度が上がりやすいです。
擬似タランチュラ島の作り方を手順で覚える
事前準備と持ち物チェックリスト
擬似タランチュラ島は、準備がすべてと言っても過言ではありません。現地であれこれ不足すると、作業が中断され、湧き条件が整わないまま時間だけが過ぎてしまいます。出発前に、次のチェックリストで準備を固めてください。
あみ(必須):捕獲の要。壊れそうなら予備も視野に入れます。
スコップ:穴掘りによる安全確保、岩の対応、アイテム回収で使います。
オノ(できれば):木や切り株の処理に必要です。
マイルりょこうけん:当然ですが忘れると始まりません。
ポケットの空き:回収量がそのまま稼ぎになるため、最初に空きを確保します。
不要な持ち物の整理:素材や家具を持ちすぎていると、タランチュラを持ち帰れません。
特に重要なのがポケット管理です。擬似タランチュラ島は「捕まえられた数」=「成果」なので、ポケットがパンパンだと作業をしても稼ぎが伸びません。離島へ行く前に、最小限の道具だけに絞り、持ち込み素材を減らすことをおすすめします。
また、擬似タランチュラ島は整地中に他の虫が湧き続けるため、気持ちが焦りやすいです。焦って走り回ると刺される確率が上がるので、「最初の10分は整地に集中する」「捕獲フェーズに入ったら落ち着いて迎撃する」といったように、行動をあらかじめ決めておくと安定します。
擬似タランチュラ島を作る手順
擬似タランチュラ島の基本原理はシンプルです。タランチュラ以外の虫が湧く“条件”を減らし、湧き枠をタランチュラに寄せることです。作業手順は次の流れで覚えると実践しやすくなります。
夜に離島へ到着する(19時以降が基本)
昼に到着すると夜虫の前提が崩れる可能性があるため、最初から夜に到着します。花をすべて摘む
花に湧く虫を減らす狙いがあります。花そのものを抜くのではなく、摘んで“花として機能しない状態”にするのがポイントです。島全体を回って摘み残しがないか確認します。木と切り株を処理する
木に湧く虫、切り株に湧く虫を減らします。木を切る場合、切り株が残ると切り株虫が湧く可能性があるため、方針を決めて徹底します(切るなら切り株の扱いまで含めて考える、残すなら虫が湧くリスクを織り込む、など)。岩を処理する(方針次第)
島のタイプによっては岩が要因になることがあります。岩の周辺に湧く要素が気になる場合は処理しますが、作業量が増えるため、時間が限られている日は“優先順位”を決めることが大切です。島を巡回して、タランチュラ以外の虫を消し続ける
擬似タランチュラ島は、作業が終わった瞬間に完成するものではなく、「消す→湧く→消す」を繰り返して、湧きの比率を寄せていくイメージです。特に、飛ぶ虫や水辺付近の虫など、見落としやすい虫が残っていると、いつまでも湧き枠が埋まってタランチュラが出ません。タランチュラが湧き始めたら、捕獲ループに移行する
ある程度整うとタランチュラが見える頻度が上がってきます。ここからは捕獲と回収に集中しつつ、他虫が増えたら消す、というループで成果を伸ばします。
この手順で重要なのは、完璧主義になりすぎないことです。整地を“全部完了させてから捕獲開始”とすると時間切れになりやすいので、途中でタランチュラが出たら捕獲を挟みつつ進める方が、結果として回収数が増えることがあります。
竹島が向いている理由
擬似タランチュラ島の成功率は、プレイヤーの作業だけでなく「島の地形」に大きく左右されます。特に向いているとされるのが竹島(竹が生えているタイプの島)です。
竹島が向いている主な理由は次の通りです。
見通しが良く、虫を見落としにくい
崖や入り組んだ地形が少ないと、湧いた虫をすぐ見つけて消せます。これは擬似島では非常に重要です。作業の対象が少なく、整地が早い
木の種類が単純で、作業がルーチン化しやすい島ほど、短時間プレイでも形にしやすくなります。捕獲時の事故が減る
見通しが悪い島は、突然タランチュラが視界に入って焦り、刺される原因になります。竹島のように視界が開けていると、落ち着いて間合いを作りやすいです。
逆に、段差が多い島、水辺が多い島、入り組んだ島は、擬似タランチュラ島に不向きな傾向があります。こうした島で無理に作るより、「今日はこの島は捨てる」と割り切って次の離島へ切り替えた方が、トータルの期待値が高くなるケースも少なくありません。
タランチュラの捕まえ方で刺されないコツ
威嚇の見分け方と近づき方
タランチュラ捕獲で一番のストレスは「刺される」ことです。刺されると家に戻され、テンポが崩れ、気持ちも焦ります。ここを安定させるだけで、回収効率は大きく上がります。
タランチュラは、近づくと威嚇する挙動を見せます。捕獲の基本は、「威嚇している間は止まる」「威嚇が解けたら少しだけ近づく」の繰り返しです。ポイントは“少しだけ”です。一気に距離を詰めると、威嚇に引っかかって刺されやすくなります。
実践のコツを、動作として覚えると安定します。
あみを構えた状態で、ゆっくり近づく
タランチュラが威嚇したら、完全に停止する
威嚇が収まったら、1〜2歩だけ近づく
このループで間合いを詰め、射程に入ったら捕獲する
焦って走らないことが最重要です。走るとタランチュラが反応しやすくなり、こちらの操作も荒くなって失敗が増えます。擬似タランチュラ島では特に、走り回るほど事故が増えるので、“落ち着いて迎撃する”スタイルが稼ぎの近道になります。
逃げ道を作って安全に回収するやり方
刺されないための次の工夫は、「逃げ道を作る」ことです。タランチュラは怖い存在ですが、地形や障害物を利用すれば、危険度を大きく下げられます。
代表的なのは、穴掘りを使った方法です。スコップで穴を掘って簡易的な柵のようにし、タランチュラがこちらへ直線で来られない状況を作ると、落ち着いて捕獲しやすくなります。島の移動ルートを邪魔しない範囲で、危ない場所(視界が悪い場所、曲がり角、水辺の近く)に“安全地帯”を作っておくと、事故が減ります。
また、回収の動線を整えることも重要です。捕獲自体は成功しても、回収しようとして別の個体に気づかず刺されることがあります。対策としては次のようなものが有効です。
捕獲したら、周囲を一瞬見渡して安全確認してから回収する
タランチュラが複数見えるときは、近い個体から順番に対処する
視界が狭い場所では無理に追わず、開けた場所へ誘導してから狙う
「捕まえる」よりも「安全に回収して次へつなげる」ことを意識すると、最終的な成果が伸びます。
失敗した時の立て直し
どれだけ慎重にやっても、刺されるときは刺されます。大切なのは、刺された後に“崩れない”ことです。立て直しの手順を決めておけば、気持ちが焦って連続で失敗する流れを断ち切れます。
立て直しの基本は、次の順番です。
現地に戻ったら、まず状況確認をする
他の虫が増えていないか、整地のやり残しがないかを確認します。刺された直後は焦って走り回りがちですが、ここで落ち着くのが重要です。他の虫を消して湧き枠を整理する
擬似タランチュラ島は“湧き枠の管理”がすべてです。タランチュラが見えないなら、どこかで湧き枠が埋まっています。見つけ次第消していきます。整地のやり残しを再点検する
花の摘み残し、木の残り、切り株の残りなど、原因になりやすい箇所をチェックし、必要なら追加で処理します。次の1匹は確実に取るテンポに落とす
刺された直後は“取り返そう”と焦って突っ込みやすいです。あえてテンポを落として、次の1匹を確実に取る方が、結果的に回収数が増えます。
失敗を前提にして「戻ってきたらこれをやる」と決めておくと、安定感が段違いになります。
タランチュラ島でベルを最大化する稼ぎ方
いくら稼げるかの目安と前提
タランチュラ島が金策として人気なのは、タランチュラが高額で売れる虫であり、うまく回収できれば短時間でまとまったベルを得られるからです。ただし、「必ずこの金額稼げる」とは言い切れません。稼ぎは次の要素で大きく変動します。
ポケットの空き(持ち帰れる数)
捕獲の成功率(刺される頻度)
島の地形(擬似島の作りやすさ)
他の虫の湧きやすさ(湧き枠の管理難易度)
プレイ時間(整地に使える余裕)
目安として考えるなら、「一回の離島でどれだけ持ち帰れるか」を成果の単位にすると分かりやすいです。ポケットをしっかり空けておけば、同じ時間でも稼ぎが伸びます。逆に、ポケットが埋まっている状態で離島へ行くと、捕獲しても持ち帰れず、稼ぎが頭打ちになります。
まずは「最大化する前に、取りこぼしをなくす」ことが重要です。つまり、稼ぎの上限を上げるよりも、基本動作の安定(刺されない、ポケットを空ける、湧きを整える)を優先した方が、結果的に稼ぎは増えます。
売るタイミングと優先順位
タランチュラをたくさん捕まえても、売り方が雑だと満足感が下がります。ここでは“売るタイミング”と“優先順位”を整理します。
まず優先順位はシンプルです。
タランチュラを最優先で持ち帰る
次に高く売れるものを状況に応じて拾う(ただしタランチュラ枠を圧迫しない範囲)
素材は必要分だけ(持ち帰っても売値が低いものは後回し)
売るタイミングについては、「今すぐ売ってベルが欲しい」か、「高く売りたい」かで判断が変わります。すぐに住宅ローンや橋・坂の建設費に充てたい人は、帰宅後すぐ売っても十分に効果があります。一方で、少しでも高く売りたい場合は、売却先の条件(買い取りが高いタイミングや相手)を意識すると差が出ます。ただし、こだわりすぎて倉庫を圧迫したり、管理が面倒になったりすると本末転倒になりやすいので、「自分が続けられる運用」を優先してください。
重要なのは、稼ぎは“継続”で伸びるということです。一回で最大化を狙うより、安定して何度も成功する仕組みを作った方が、結果的にベルは増えます。
時間がない人向けの最短ルート
「夜に30分しかない」「今日はサクッと稼ぎたい」という場合、擬似タランチュラ島の作り込みを完璧にするのは難しいことがあります。そこで、時間がない人向けに“最短ルート”を提案します。
夜に到着する(これだけは必須)
出発前の時点で勝負の半分は決まります。夜に到着しないと、以降の作業が無駄になりやすいです。島の地形を見て、作るか捨てるか即決する
見通しが悪い、段差が多い、水辺が多い島は、整地に時間がかかります。短時間なら潔く切り替えた方が期待値が高いです。最低限の整地だけやって、捕獲ループに入る
花を摘む、明らかに邪魔な木を処理するなど、効果が大きい作業を優先し、完璧を狙わず“回しながら寄せる”方向で進めます。刺されたら深追いしない
取り返そうとして焦ると連鎖します。テンポを落とし、次の1匹を確実に取ることを優先します。
このルートの狙いは、「短時間でも成果を出す」ことです。稼ぎの最大値ではなく、成功確率を上げる設計にすると、忙しい日でも満足度が上がります。
タランチュラ島で湧かない時の原因チェック
到着時刻・季節・天候の見落とし
タランチュラが湧かないとき、最初に疑うべきは“前提条件”です。ここを外していると、整地や巡回を頑張っても報われません。次のチェックを順番に確認してください。
夜に到着しているか
19時以前に到着していないか、昼に到着して粘っていないかを確認します。夜虫を狙うなら夜に到着が基本です。季節が合っているか(北半球/南半球)
月が対象外なら出ません。半球設定違いによる勘違いも多いので注意します。天候で判断を誤っていないか
「雨だから出ない」と決めつけてしまうと、実際には出る可能性がある条件でも諦めてしまいます。天候は影響がある場合もありますが、まずは到着時刻と季節の方が優先度が高いです。
“前提条件が合っているのに湧かない”と確認できてから、次の原因に進むのが効率的です。
地形が向いていない離島の特徴
擬似タランチュラ島で湧かない原因として多いのが、島の地形です。地形が不向きだと、湧き枠の管理が難しく、結果としてタランチュラの比率が上がりません。
不向きになりやすい特徴は次の通りです。
段差や崖が多い
視界が切れ、虫を見落としやすくなります。見落としはそのまま湧き枠の圧迫につながります。水辺が多い、入り組んでいる
水辺の虫が絡むと、管理が難しくなることがあります。島を巡回する時間も増え、整地のメリットが薄れやすいです。障害物が多く、走り回りやすい構造
走るほど事故が増え、刺されやすくなります。捕獲の安定が崩れると、湧き管理も乱れます。
こうした島で粘る場合は、最初から「今日は練習日」と割り切るか、「別の金策に切り替える」判断も大切です。成功率が低い条件で無理に続けると、疲れてしまい、次回もやる気が落ちやすくなります。
他の虫が減らない時の対処
前提条件も合っていて、島の地形も極端に悪くない。それでもタランチュラが増えないときは、「他の虫が減らない」状態が起きています。これは擬似タランチュラ島で最も典型的な詰まりどころです。
対処の基本は、原因を“具体物”として潰すことです。よくある原因と対処は次の通りです。
花の摘み残しがある
島の端や崖際、木の陰などに残りがちです。摘み残しがあると、それだけで花虫の湧きが続きます。島を一周して確認します。木や切り株が残っている
木の周りに湧く虫、切り株に湧く虫が残り続けると、湧き枠が埋まります。処理方針を決め、徹底します。虫を“消しているつもり”で消せていない
飛んでいる虫や、視界の外にいる虫が残っているケースが多いです。島の巡回ルートを決め、一定のテンポで巡回し続けると見落としが減ります。捕獲に夢中で巡回が止まる
タランチュラが湧き始めると捕獲に集中しがちですが、他虫が増えてきたら一度巡回に戻る必要があります。捕獲と管理を交互に行う意識が重要です。
ここでのポイントは、「原因を一気に全部消そう」としないことです。ひとつ潰して様子を見る、次を潰す、という順番で進めると、何が効いたのかが分かり、次回の再現性が上がります。
タランチュラ島のよくある質問
昼に行って夜まで待てば出るのか
結論としては、安定しません。夜の虫を狙う場合は、昼に到着して夜まで待つよりも、最初から夜に到着する方が成功率が高くなります。離島の生き物の出現は到着時刻の影響を受けやすいと考えられるため、昼到着のまま粘っても期待通りに切り替わらないことがあります。
どうしても昼にしか遊べない場合は、タランチュラ以外の金策(その時間帯に強い魚・虫)へ切り替えた方がストレスが少なく、成果も出やすいです。タランチュラ狙いは「夜に到着できる日」にまとめるのがおすすめです。
アップデートで稼げなくなったのか
体感として「前より湧かない」「昔のやり方が通じにくい」と感じる人がいるのは事実です。ただし、“完全に稼げなくなった”と断言できる形ではなく、状況や手順の精度で差が出やすいテーマです。
そこで大切なのは、流行の手順を丸暗記することではなく、原理を押さえてチェックで潰すことです。つまり、
夜に到着しているか
季節が合っているか
他の虫が湧く条件を減らせているか
虫を消し続けて湧き枠を管理できているか
島の地形が不利すぎないか
この順に確認すれば、仮に細かな挙動が変わっていたとしても、原因の切り分けが可能になります。うまくいかない日は「条件が悪い島だった」「時間が足りなかった」と割り切り、次回は改善点をひとつだけ持ち帰ると、長期的に安定します。
サソリ島との違いは何か
サソリ島(サソリを狙う流れ)とタランチュラ島は、考え方としてはよく似ています。どちらも「危険な高額虫を集中的に狙い、捕獲して稼ぐ」という枠組みです。違いは、出現する虫がサソリかタランチュラか、そして季節・時間帯などの前提条件が異なる点にあります。
どちらにも共通する重要点は次の通りです。
狙う虫が活動する時間帯に到着する
季節を外さない
他の虫が湧く条件を減らし、湧き枠を管理する
捕獲は“焦らず、間合いを刻む”ことで安定させる
タランチュラ島を安定させられるようになると、同じ考え方で他の高額虫にも応用しやすくなります。まずはタランチュラで「湧きの管理」と「刺されない捕獲」を身につけると、金策の選択肢が一気に広がります。