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Steam Remote Play Togetherで音が共有されない、出ないときの対処法

Steam Remote Play Togetherで音が共有されない原因と直し方完全ガイド

Steam Remote Play Togetherを使って友人とゲームを始めたのに、「なぜか相手に音が届かない」「招待された側だけ無音になる」「最初は聞こえていたのに途中から音が消えた」――このような状況に直面し、原因が分からず困っていませんでしょうか。設定をいくつも触ってみたものの改善せず、どこから手を付けるべきか分からなくなってしまう方も少なくありません。

Steam Remote Play Togetherの音声トラブルは、Steamの設定ミスだけでなく、Windowsの出力デバイス、アプリ別音量、Bluetooth機器の相性、さらには通信品質など、複数の要因が重なって発生するのが特徴です。そのため、やみくもに設定を変更すると、かえって状況が分からなくなってしまいます。

本記事では、「音が共有されない・出ない」という問題を最短で切り分け、直る可能性が高い順に確認できるよう、症状の整理から具体的な対処法、再発防止の考え方までを体系的に解説いたします。PC操作に慣れている方はもちろん、設定変更に不安を感じる方でも順番どおりに進められる構成となっておりますので、ぜひ本記事をチェックリスト代わりにご活用ください。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

Steam Remote Play Togetherで音が共有されない症状を切り分ける

Steam Remote Play Togetherは、ホスト側のゲーム映像・音声をネット経由で配信し、招待された側がコントローラー入力を共有して一緒に遊べる仕組みです。設定がシンプルで便利な反面、音声は「Steam側の配信設定」「OSの出力先」「デバイス相性」「通信品質」の影響を同時に受けます。そのため、原因を当てずっぽうで探すと、時間だけがかかってしまいます。

本章では、最初に“切り分け”を行い、どこを優先して触るべきかを明確にいたします。ここを丁寧に行うだけで、後続の作業が半分以下に短縮されることが多いです。

招待側だけ無音かホストも無音かを確認する

まず確認すべきは「無音なのは誰か」です。Remote Play Togetherの音声は基本的にホストから配信されますが、ホストが聞いている音と、招待側へ配信される音の経路は一致しない場合があります。したがって、次の3パターンを明確にします。

  • パターンA:招待側だけ無音(ホストは通常どおり音が出る)
    最も多いケースです。原因は招待側の出力デバイス選択ミス、アプリ別音量(ミキサー)、Bluetoothのプロファイル切替、Steam側の共有音量が0、あるいはホストの配信音声設定などが候補になります。
    このパターンは「招待側のPC設定」も関与するため、SteamだけでなくWindows側の確認が効きます。

  • パターンB:ホストも無音(ホスト自身のゲーム音が出ない)
    この場合、Remote Play以前の問題である可能性が高いです。ゲーム内設定、Windows側の音量、出力先が別デバイスになっている、ヘッドセット側の物理ミュートなどが典型です。
    まずホストのローカル音声が正常であることを確定させてください。ホストの音が出ていない状態で、招待側だけを直そうとしても改善しません。

  • パターンC:両方とも無音(ホストも招待側も聞こえない)
    SteamのRemote Play機能自体が音声を扱えていない可能性があります。Steamクライアントの状態、オーバーレイ、サウンドデバイスの異常、ドライバ不調など「基盤の問題」を疑います。
    まずは“短時間で戻せる設定”から順に試し、深い変更(ドライバ更新等)は後段に回します。

ここで重要なのは、「誰が無音か」によって“触る順番”が変わる点です。招待側だけ無音なら招待側の出力先と共有音量が最優先、ホストも無音ならホストのローカル音声の復旧が最優先、という具合です。

ゲーム音だけ無音か全体が無音かを確認する

次に、「何の音が聞こえないか」を確認します。音の種類によって疑うべき場所が大きく変わります。

  • ゲーム音だけ無音
    例:Discord通話は聞こえる、Steam通知音は鳴る、しかしゲームBGM・効果音だけが無音。
    この場合、次の可能性が高いです。

    • Steam側の共有音量(配信の音量)が0または極小

    • Windowsの音量ミキサーで“ゲーム”または“Steam”だけがミュート

    • ゲーム内の出力先が別デバイスに固定されている

    • 仮想ミキサー(Voicemeeter等)でゲーム音だけ別ルートに流れている

  • 全体が無音
    例:Steam通知音も鳴らず、OS全体も静か、あるいはアプリ全般が無音。
    この場合は、まず出力デバイスが意図したものか、デバイス自体が無効化されていないか、音量が0になっていないか、Bluetoothの接続が“通話用プロファイル”に切り替わっていないか等を優先します。

この段階では「結論を出す」のではなく、最短で当たりを付けることが目的です。ここで症状の特徴をメモしておくと、後段で設定を戻すときにも安全です(どの変更が効いたかを追いやすくなります)。

途中から無音になる場合の典型パターン

「最初は聞こえるのに、しばらくすると無音」は原因が複数あります。代表例と、切り分けの考え方を整理いたします。

  1. 既定の出力デバイスが切り替わる
    Windowsは、新しい音声機器が接続されたタイミングで既定出力を変更する場合があります。特に、Bluetoothイヤホンの再接続、USBヘッドセットの抜き差し、HDMI音声の認識などが引き金になります。
    対策は「既定デバイスを固定」「ゲーム中は抜き差ししない」「使わないデバイスを無効化」です。

  2. Bluetooth機器の省電力・プロファイル切替
    Bluetoothイヤホンは、通話開始やアプリの挙動でプロファイルが切り替わることがあります。すると音声の経路や品質が変化し、結果として“無音のように見える”状態になることがあります。
    切り分けは「有線へ一時的に切替」が最短です。これで直るなら、SteamではなくBluetooth起因の可能性が高いです。

  3. 通信品質の低下
    Remote Playは映像・音声を同時に送ります。回線が混雑すると、映像は出ていても音が途切れる、遅延する、最悪落ちることがあります。
    まず品質(帯域・解像度・フレームレート)を落として再現性を確認します。改善するなら“設定で安定化できる余地がある”と判断できます。

  4. Steamクライアントの状態変化
    Steamの更新後に挙動が変わるケースがあります。更新直後に発生し、他の切り分けで改善しない場合は、ベータ切替や再起動、設定の再読み込みで改善することがあります。

「途中から無音」は、単発ではなく再現することが多い症状です。したがって、直した後も再発防止のために“固定すべき設定”を後段で整理します。


Steam Remote Play Togetherの音声設定を最優先で見直す

切り分けができたら、まずはSteam側の設定を確認します。理由は単純で、影響範囲が狭く、元に戻しやすく、かつ改善率が高いためです。Windowsの奥深い設定に入る前に、Steam側の要点を押さえるだけで直る場合があります。

Remote Playのホスト設定で音声項目を確認する

ホスト側では、Remote Play関連設定に音声の扱いに関する項目が存在します。表現はSteamの更新で変わることがあるため、ここでは「探し方」と「確認観点」を軸に説明いたします。

確認観点(ホスト側)

  • Remote Play(ホスト側設定)に、音声再生や配信音声に関する項目がないか

  • ホスト側でオーディオの扱いが“特殊設定”になっていないか

  • 音声デバイスが正しく認識されているか(ホストPCの既定出力)

手順(ホスト側の基本)

  1. Steamクライアントを開きます

  2. 設定(Settings)へ進みます

  3. Remote Play(リモートプレイ)関連の項目を開きます

  4. ホスト側の詳細設定に、音声の設定があれば確認します

  5. 変更した場合は、いったんRemote Play Togetherを終了し、再度招待して動作確認します

注意点

  • 音声設定は“即時反映されない”ことがあります。再接続やSteam再起動を挟むと改善する場合があります。

  • 直った場合は、どの項目を変更したかを必ずメモしてください。再発時に最短で戻せます。

招待側の再生デバイスと音量を確認する

招待側(参加する側)は、意外なほど単純な理由で無音になっていることがあります。特に多いのは「出力先が別デバイスになっている」「アプリ側音量がゼロ」「物理ミュート」です。ここでは“最短で確認できる順”に並べます。

招待側の即チェック(1分)

  • イヤホン・ヘッドセット側に物理ミュートがないか

  • Windowsの音量が0、またはミュートになっていないか

  • 出力先が意図したデバイスか(スピーカー/ヘッドセット)

  • Steamやゲームの音量が極端に小さくないか

実務的に効くコツ

  • 迷ったら一度、出力先を「スピーカー」に切り替えて確認します。
    これで音が出るなら“ヘッドセット側”に原因が寄っていると判断できます。

  • 参加した直後に無音なら、出力先誤選択の確率が高いです。途中から無音なら、切り替わり(再接続)の確率が高いです。

オーバーレイ無効化やミュート誤認を潰す

Remote Play Togetherは、ゲーム操作の共有や招待の動作にオーバーレイが絡む場面があります。オーバーレイを無効化している環境では、機能の一部が想定どおり動かないケースがあるため、音声トラブル時は切り分けとして次を行います。

チェックポイント

  • Steamオーバーレイが無効になっていないか

  • ゲーム個別設定でオーバーレイを無効にしていないか

  • 招待画面やRemote Play TogetherのUIで、共有音量がゼロになっていないか

よくあるミス

  • “自分のPCで音が出ている”ために、共有音量も出ていると思い込む
    → 実際には共有音量がゼロで、相手だけ無音、ということがあります。

  • ゲーム内音量とWindows音量だけを見て、Steam側のUIを見落とす
    → 共有音量は別系統である可能性があります。


Steam Remote Play Togetherの音が出ないWindows側の確認ポイント

Steam側の確認で改善しない場合、次はWindows側です。ここは項目が多く見えますが、ポイントは絞れます。基本は以下の4本柱です。

  1. 既定の出力デバイス

  2. アプリ別音量(音量ミキサー)

  3. 出力形式(ビット深度・サンプリング周波数)

  4. Bluetoothなど無線機器の相性・プロファイル

順番どおりに確認すれば、無駄な操作を避けられます。

既定の出力デバイスを固定する

最も効果が出やすいのが「既定の出力デバイス」です。特に、招待側だけ無音の場合に直撃しやすい項目です。

確認の狙い

  • Steamやゲームが「意図しない出力先」に音を出している状態を排除します。

手順(Windowsの基本的な考え方)

  1. サウンド設定を開き、出力デバイス一覧を確認します

  2. 現在選ばれている出力が、実際に使っているデバイスと一致しているか確認します

  3. 一致していない場合は、正しいデバイスを選択します

  4. ゲーム中に抜き差しを避け、再現するか確認します

再発防止として有効な運用

  • 使わない出力(例:モニターのHDMI音声)を無効化できるなら無効化します。
    これにより、勝手に切り替わる可能性が減ります。

  • Bluetoothは再接続で切り替わりやすいので、安定性が必要な日は有線を優先します。

アプリ別音量とミキサー設定を見直す

Windowsの音量は「全体音量」と「アプリ別音量」が別管理です。全体音量が50でも、Steamだけ0になっていれば無音になります。また、出力先をアプリごとに変えられる場合もあり、これが原因で“別のデバイスに出力されている”ことがあります。

確認ポイント

  • Steam(またはゲーム)の音量が0になっていないか

  • ミュート状態になっていないか

  • 出力先が別デバイスに割り当てられていないか

通話併用(Discord等)で起きやすい事故

  • 通話用デバイスとゲーム用デバイスを分けた結果、Steamが通話用に出てしまう

  • 仮想ミキサーの出力先が切り替わり、Steam音だけ“宙に浮く”

この場合は、いったん構成を単純化してください。具体的には「出力先を1つに統一し、有線で試す」です。切り分けでは“美しい設定”より“単純な設定”が勝ちます。

出力形式を変更して相性問題を回避する

ここは万能ではありませんが、刺さると一発で直る代表格です。特定のビット深度(16bit/24bit)やサンプリング周波数で、Steamの音声配信がうまく動かないことが疑われるケースがあります。

試す価値が高い条件

  • Steam側・既定デバイス・ミキサーを確認しても改善しない

  • 無音が安定して再現する(たまにではなく毎回)

  • 以前は動いていたのに、ある日から動かなくなった

手順の考え方

  1. 現在の出力形式をメモします(戻すために必須です)

  2. 出力形式を別の候補へ切り替えます(例:24bit→16bit、48k→44.1kなど)

  3. Remote Play Togetherを再接続して確認します

  4. 直った場合は、その形式で安定するかを数回テストします

注意点

  • 音質の差は多くの場合、ゲーム用途では致命的ではありません。まずは“聞こえる状態の確立”を優先してください。

  • 直らなかった場合は、必ず元の形式へ戻してください。変更を積み重ねると原因が追えなくなります。

Bluetoothイヤホンや無線機器の落とし穴

Bluetoothは便利ですが、Remote Play Togetherのように“音声経路が複雑な状況”では落とし穴になりやすいです。特に、通話開始やアプリの権限により、プロファイルが切り替わると、音が消えたり音質が極端に変化したりします。

最短の切り分け

  • 一時的に有線イヤホン、またはPCスピーカーへ切り替えて試します。
    これで直るなら、原因はBluetooth周りに寄ります。

Bluetooth起因が濃厚な場合の対策

  • 可能ならゲーム中は通話とゲーム音を同じデバイスにまとめます(経路の分岐を減らす)

  • イヤホンをいったん削除(ペアリング解除)し、再登録します

  • USBの無線ヘッドセット(専用ドングル)など、別方式を検討します

“今すぐ遊びたい”局面では、根治よりも「その日だけ有線にする」ほうが合理的なことも多いです。


Steam Remote Play Togetherの音が途切れる通信と品質設定

音が出ないのではなく、途切れる・遅れる・ロボット音になる場合は、通信と品質の影響が疑われます。映像は耐えているのに音だけ崩れることもあり、これが混乱の原因になります。

Remote Playの品質設定で帯域を下げて試す

Remote Playの設定には、画質や帯域に関わる項目があります。ここで狙うのは「回線に余裕を作る」ことです。音声はデータ量が少ないと思われがちですが、遅延やジッター(揺れ)が大きいと破綻しやすいことがあります。

優先して下げる順番(目安)

  1. 解像度を下げる(高解像度は帯域を食います)

  2. フレームレートを下げる(60→30など)

  3. 品質プリセットを“高画質”から“バランス”または“高速”寄りへ

  4. ネットワーク混雑がある時間帯は、他の通信を止める

音声設定で確認したい点

  • ステレオ固定や自動検出の挙動差がある場合は、固定を試す

  • 直後に音が改善するか、5分程度プレイして再発するかを確認する

切り分けでは「一度直った」だけでは不十分です。途切れは時間経過で出るため、短時間の連続プレイで再現性を確認してください。

ルーター設定と同一ネットワークの注意点

ネットワークはPC側だけでなく、ルーター側の機能で想定外の制限がかかることがあります。代表例は「クライアント分離(AP分離)」です。同じWi-Fiに見えても、端末同士の通信が制限され、結果としてストリーミングが不安定になることがあります。

確認の方針

  • ルーターの管理画面で、端末間通信を遮断する設定がないか

  • メッシュWi-Fiや中継器を使っている場合、経路が複雑になっていないか

  • 可能ならホスト側だけでも有線にし、改善するかを確認する

“ルーター設定は怖い”と感じる場合は、まず有線化や時間帯変更など、変更リスクが低い方法から試してください。

安定させるための推奨環境チェック

再発防止のために、安定性を上げる基本方針をまとめます。ここは難しい設定よりも、日常運用で効く項目です。

推奨チェックリスト

  • ホストPCは可能なら有線LANを使用する

  • 招待側は5GHz帯Wi-Fiを優先し、電波が弱い場所は避ける

  • ゲーム中は大容量の同時通信(ダウンロード、動画再生)を止める

  • Bluetooth機器で不安定なら有線に切り替える

  • SteamやWindowsの更新直後に問題が出たら、変更点(更新日)を記録する

「何が原因か分からない」を減らすには、構成を固定して、変数を減らすことが最も効果的です。


Steam Remote Play Togetherで直らないときの最終手段

ここまでの対処は“戻しやすい変更”を中心にしています。それでも直らない場合、原因がSteam側の不具合、OS更新の影響、特定環境の相性にある可能性が高まります。最終手段は「安全性」と「即効性」のバランスを取りながら進めてください。

Steamクライアントの更新とベータ切替

まず、Steamクライアントの更新状態を確認してください。音声やRemote Playはクライアント側の改修で改善されることがあり、更新で直る・逆に更新で発生する、の両方が起こり得ます。

進め方

  1. Steamクライアントを最新に更新します

  2. PCを再起動します(音声デバイスの再認識が入るため有効です)

  3. 改善しない場合、ベータ切替を試します

  4. ベータで改善したら、しばらく安定するか検証します

  5. ベータで悪化したら、すぐ元に戻します(長時間粘らないことが重要です)

注意点

  • ベータは不具合修正が早い一方、別の不具合に当たる可能性もあります。

  • “直ったら固定”ではなく、数日様子を見てから常用するか判断してください。

Windows更新が疑わしいときの判断基準

Windows更新が引き金になった可能性がある場合、やみくもに設定を触り続けるよりも、状況証拠を集めて判断するほうが早いです。

疑うべきサイン

  • Windowsアップデート直後から発生し、以前は安定していた

  • 同じ相手・同じゲームで再現し続ける(偶発ではない)

  • 有線化や出力デバイス変更でも改善しない

  • Steam側設定の見直しで変化がない

現実的な対策の順番

  • Steam側の更新・ベータ切替・再起動で回避できないか試す

  • その日のプレイを優先するなら、代替策を使う

  • どうしてもWindows要因が濃い場合のみ、更新履歴・復元・ロールバック等を検討する
    ※ロールバックは影響範囲が大きいため、必要性が高い場合に限定してください。

代替手段と使い分けの考え方

「今夜遊ぶ必要がある」「イベントで必ず動かしたい」など、時間制約がある場合は代替手段も合理的です。ここでは“考え方”を整理します。

選択肢期待できる効果コストリスク向いている状況
Steamベータ切替修正が当たれば即改善Steam側の不具合が疑わしい
音声デバイスの単純化(有線化)相性問題の回避Bluetooth起因が疑わしい
回線・品質設定の低下途切れの改善途切れ・遅延が主症状
別のリモートプレイ手段その場の回避今すぐ成立させたい

代替手段を使う場合でも、本記事で行った切り分けは無駄になりません。なぜなら「原因がSteam側か、OS/デバイス側か」をある程度把握できれば、次回の復旧が圧倒的に速くなるからです。


Steam Remote Play Togetherの音声トラブルでよくある質問

VCは聞こえるのにゲーム音だけ無音です

この症状は、切り分けの観点では“最も原因が絞りやすい”部類です。優先順位は次のとおりです。

  1. 共有音量が0になっていないか
    Remote Play Togetherの画面やSteam側UIに、共有音量の調整がある場合があります。ここがゼロだと招待側は無音になります。

  2. Windowsの音量ミキサーでゲーム/Steamがミュートではないか
    全体音量ではなく、アプリ別が0になっているケースが非常に多いです。

  3. ゲーム内設定がミュート、または別デバイス固定ではないか
    特に、ゲームが“最後に使った出力先”を記憶するタイプだと起きます。

  4. 仮想ミキサーが絡んでいないか
    Discord配信用に複雑化している場合、一度単純化(出力先統一)して確認してください。

ポイントは、VC(通話)は別アプリで動いており、音声経路が別であることです。VCが聞こえる=PCの音声が正常、とは限りません。ゲーム音の経路だけが死んでいる可能性があります。

特定のゲームだけ音が出ません

ゲーム個別の問題は、Remote Play Togetherの一般設定では直らないことがあります。対処の順番としては、次が現実的です。

  • ゲーム内の音声設定を初期化する(可能なら)

  • ゲームの出力先設定がある場合、Windows既定と同じにする

  • フルスクリーン/ウィンドウで挙動が変わるか確認する

  • そのゲームだけ再現するなら、ゲーム固有の既知不具合の可能性もあるため、別タイトルでRemote Playの音声が正常かを確認する

別タイトルで正常なら、Steam全体ではなく“そのゲーム”に原因が寄ります。切り分けの精度が上がるため、必ず試す価値があります。

ホスト側の音が消える設定になっていませんか

ホスト側は「自分のPCで聞く音」と「招待側へ送る音」が必ずしも同じ設定になりません。音声に関する項目がホスト設定にある場合、ホスト側の音が意図せず抑制されている可能性があります。

  • ホスト側のRemote Play設定で音声に関する項目を確認する

  • Windowsの出力先が正しいか確認する

  • 物理ミュート(ヘッドセットのスイッチ)を確認する

ホストの音が消えるケースは、招待側の無音とは別の話として切り分けると迷いません。

毎回再発します。固定すべき設定はありますか

再発する場合は、環境の“変数”が多い可能性が高いです。次を固定すると改善しやすいです。

固定推奨(効果が出やすい順)

  • Windowsの既定出力デバイスを固定する(勝手に切り替わらない状態を作る)

  • 可能ならホスト側を有線LANにする(通信の揺れを減らす)

  • Bluetoothを使う場合、ゲーム中の再接続や通話開始を避ける

  • 音量ミキサーでSteam/ゲームが勝手に0になっていないか定期的に確認する

  • Steam更新直後に問題が出る場合、更新日を記録し、ベータ切替や設定再確認をルーチン化する

“再発防止”は一度直した後が本番です。直った瞬間の状態(出力先、品質設定、接続方式)をメモしておくと、次回の復旧が最短になります。


5分診断チェックリスト(優先順位付き)

以下を上から順に実施してください。途中で直った場合、以降は不要です。直った手順が「今後の最優先チェック項目」になります。

優先確認すること確認場所期待する結果次の一手
1ミュート・物理スイッチWindows音量、ヘッドセット即復旧する直らなければ2へ
2共有音量が0でないRemote Play TogetherのUI招待側で音が出る直らなければ3へ
3既定の出力デバイスWindowsサウンド設定意図した出力に統一直らなければ4へ
4アプリ別音量が0でない音量ミキサーSteam/ゲーム音が復帰直らなければ5へ
5オーバーレイ有効化Steam設定/ゲーム設定共有が安定する直らなければ6へ
6出力形式の変更出力デバイス詳細相性問題が解消する直らなければ7へ
7品質設定を下げるRemote Play設定途切れが改善する直らなければ8へ
8ルーター要因の排除AP分離等、可能なら有線通信が安定する直らなければ9へ
9Steam更新・ベータ切替Steamクライアント根本改善または回避代替策を検討

まとめ

Steam Remote Play Togetherで音が共有されない、または出ない場合は、最初に症状を切り分け、直る確率が高く、戻しやすい順に確認することが最短ルートです。特に以下は改善率が高い順に並びます。

  • 共有音量がゼロになっていないか

  • Windowsの既定出力デバイスが意図どおりか

  • 音量ミキサーでSteam/ゲームだけが0になっていないか

  • Bluetoothなど無線機器の相性が絡んでいないか(有線で切り分け)

  • 途切れる場合は品質設定と回線状況を下げて安定化できないか

それでも改善しない場合は、Steam更新やWindows更新の影響、あるいは特定環境の相性が疑われます。時間制約がある場合は、ベータ切替や代替手段も選択肢に入れつつ、原因の当たりを付けて次回以降の復旧を早めてください。

本記事の構成どおりに上から試すだけで、無駄な変更を最小化しながら復旧しやすくなります。必要であれば、最後に「直った設定(出力先、品質、接続方式)」をメモして、再発時のチェック項目として残しておくことを推奨いたします。