Steamでは、海外のゲームや日本のゲームなど様々なゲームが販売されています。
その中には英語のみのゲームや日本のゲームであっても、日本語がないゲーム(いわゆるおま国)が存在します。
今回は、日本語化出来るゲームを調べたり、日本語化の方法を紹介します。
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「Steam 日本語化」には、
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クライアントUIの日本語化
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ゲームごとの言語設定
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有志日本語化パッチ
の3レイヤーがあることを理解する
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まずは 公式の言語設定機能 を正しく使い切る
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クライアント:設定>インターフェイス>言語
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ゲーム:ライブラリ>プロパティ>言語タブ
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有志日本語化は、
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バックアップ
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対応バージョンの確認
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セキュリティリスクの理解
を前提とした「自己責任の選択肢」として位置づける
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自身の環境(Windows/Mac/Linux/Steam Deck/モバイル)ごとに、クライアント言語を日本語に統一する
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遊びたいゲームのストアページで「対応言語」を確認し、公式に日本語対応しているかをチェックする
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公式日本語がない場合は、
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英語で遊ぶ
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機械翻訳を併用する
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有志日本語化を検討する(バックアップを必ず取る)
の3つから、自分に合う方法を選ぶ
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クライアント言語・ゲーム言語・OS言語の違い
「Steam 日本語化」という言葉には、実は複数の意味が含まれています。
混乱を避けるために、まずは次の3つを切り分けて理解することが重要です。
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クライアント言語
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Steamアプリケーション本体(ストア、ライブラリ、設定画面など)の表示言語です。
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ここを日本語にすると、メニューやボタン、説明文が日本語になります。
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ゲーム言語
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各ゲームごとの字幕やUI、場合によってはボイスの言語です。
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同じアカウント・同じPCでも、ゲームごとに言語設定が異なる場合があります。
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OS言語(Windows / macOS / Linux / SteamOSなど)
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オペレーティングシステム全体の表示言語です。
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OSの言語は、フォントや日本語入力の可否、カレンダー表記などに影響します。
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多くのトラブルは、
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クライアントだけ日本語、ゲームは英語のまま
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ゲームは日本語にしたが、OSやフォントの関係で文字化けする
といった「設定の不一致」から生じます。
この記事では、クライアント言語 → ゲーム言語 → OS・環境別の注意点の順に整理し、どこを変えれば何が変わるのかを明確にしていきます。
公式日本語対応と有志日本語化の違い
Steamには、大きく分けて2種類の「日本語」が存在します。
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公式日本語対応
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ストアページの「対応言語」に日本語が記載されているものです。
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開発元・販売元が自ら提供するローカライズであり、アップデートでも基本的に維持されます。
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有志日本語化(ファン翻訳・MOD・パッチ)
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公式には日本語非対応でも、有志が翻訳ファイルやMODを作成しているケースです。
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Steamコミュニティガイドや外部サイトで配布されることが多く、バージョン不一致や配布停止などのリスクがあります。
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基本的なスタンスとしては、まず公式日本語対応を正しく使い切ることを優先し、そのうえで有志日本語化を利用する場合の考え方と注意点を把握することが重要です。
日本語化前に知っておきたいリスクとバックアップの重要性
クライアントやゲーム内の「言語設定」を変更するだけであれば、いつでも元に戻せます。
一方で、有志日本語化パッチは次のようなリスクを伴います。
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ゲームファイルの上書きにより、アップデート後に起動しなくなる
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バージョン不一致で文字化けやクラッシュが発生する
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元に戻すために、再インストールや大規模な修復が必要になる
そのため、次の対策を徹底することが望ましいです。
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有志パッチ導入前に、ゲームフォルダとセーブデータのバックアップを取る
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パッチの対応バージョンを確認し、不一致の場合は適用しない
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復旧手段(ファイル整合性チェックや再インストール)を把握してから作業する
Steamクライアントを日本語化する方法(PC・Steam Deck・モバイル)
Windows/Mac/Linux版クライアントを日本語化する手順
PC版のSteamクライアントでは、次の手順でUIを日本語化できます。
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Steamクライアントを起動する
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画面左上の 「Steam」メニュー をクリック
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メニューから 「設定(Settings)」 を選択
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左側メニューで 「インターフェイス(Interface)」 を選択
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「Steam Client Language」欄をクリックし、一覧から 「日本語(Japanese)」 を選択
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設定画面を閉じると、再起動を求めるダイアログ が表示されるので「Restart Steam」をクリック
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Steamが再起動すると、クライアント全体が日本語表示になります
Linux(Ubuntuなど)の場合も基本的な手順は同じです。ただし、
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OSの言語設定が英語のままでもSteamだけ日本語にできる一方で、
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日本語フォントやロケール設定が不十分だと、一部表示が乱れる可能性があります。
Linux環境では、OS側の日本語環境も合わせて整えておくと安定しやすくなります。
Steam DeckのUIを日本語化する手順と日本語入力の注意点
Steam Deckでは、SteamOS側の設定から日本語を選択します。
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Steam Deckの「…」ボタンまたはSteamボタンから 設定(Settings) を開く
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「システム(System)」メニューに移動
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「言語(Language)」で 「日本語」 を選択
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再起動を促された場合は再起動を実行
これにより、UIやストア表示が日本語になります。
ただし、Steam Deckでは日本語入力(テキスト入力)に制限が残っている場合があります。
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一部ゲームやテキストボックスでは全角入力がうまく動作しない
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デスクトップモードで本格的な日本語入力を行うには、FcitxやMozcなどの導入が推奨される
「日本語表示(UI)」と「日本語入力」は別物である点を意識しておくと、期待とのギャップを減らせます。
Steamモバイルアプリ・Web版の日本語表示設定
モバイルアプリ版(iOS/Android)
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Steamアプリを開き、右上または左上のメニューアイコンをタップ
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プロフィールアイコンから アカウント設定(Account Detailsなど) に進む
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Language preferences / 言語設定 の項目を開く
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Primary Language で Japanese を選択し保存する
Web版(ブラウザ)
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Steam公式サイト下部にある言語メニューから 「日本語(Japanese)」 を選択
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ログイン中であれば、その設定が以後の表示に反映されます
モバイルアプリやWebの言語設定は、PCクライアントとは別に管理されています。
スマホでは日本語なのにPCでは英語、という状態もあり得ますので、それぞれ別々に設定を確認することをおすすめいたします。
Steamゲームを日本語化する公式の方法
ゲームごとの言語設定(プロパティ>言語)で日本語化する
ゲーム自体の表示言語は、Steamクライアントのライブラリから次の手順で変更できます。
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Steamクライアントで 「ライブラリ」 を開く
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日本語化したいゲームのタイトルを右クリック
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「プロパティ(Properties)」 を選択
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左メニューで 「一般」 を選択し、右側の 「言語(Language)」 項目をクリック
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プルダウンメニューから 「日本語(Japanese)」 を選択
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設定画面を閉じる
日本語が選択可能なゲームの場合、
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日本語用の言語パックが自動的にダウンロードされる
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次回起動時から日本語表示になる
ことが多いです。
一方で、一部ゲームではSteamの言語設定ではなく、ゲーム内オプション画面 で言語を切り替える方式もあります。
この場合は、ゲーム起動後に「Settings」や「Options」メニューを開き、Language項目からJapaneseを選択してください。
ストアページの対応言語の読み方と「日本語非対応」の意味
ゲームのストアページには、「対応言語」の表が表示されています。ここでは、
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UI
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フル音声
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字幕
のそれぞれについて、どの言語に対応しているかが示されています。
よくあるケースとして、
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対応言語に日本語がない
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画面上部に「この製品はあなたの言語をサポートしていません」と表示される
といった状態があります。これはあくまで「公式としては日本語を提供していない」という意味であり、
有志日本語化パッチを使えば日本語で遊べる場合もあります。
ただし、有志日本語化は、
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動作保証がない
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アップデートで使えなくなる
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配布が突然終了する
などのリスクがあるため、必ず自己責任で利用する必要があります。
日本語化が反映されないときのチェックポイント
日本語を選んだのに英語のまま…というときは、次のチェックリストを確認すると原因を絞り込みやすくなります。
日本語化が反映されないときのチェックリスト
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クライアント言語が「日本語」になっているか
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対象ゲームの「プロパティ>言語」で「日本語」が選択されているか
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ゲーム内オプションの言語設定が英語のままになっていないか
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日本語言語パックのダウンロードが途中で止まっていないか(ライブラリのダウンロード状況を確認)
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Steamクライアントを再起動したか
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必要に応じて「ファイルの整合性を確認」(ゲームのプロパティ>ローカルファイル)を実行したか
これでも解決しない場合は、コミュニティハブや公式サポートに同様の事例がないか確認するとよいでしょう。
日本語非対応ゲームを遊ぶ3つの選択肢
英語のままプレイする場合の工夫(字幕・辞書・機械翻訳)
日本語非対応のゲームでも、ジャンルによっては英語のまま十分楽しめる場合があります。
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アクション・レース・パズルなど、テキスト依存度が低いゲーム
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UIがシンプルで、覚える英単語が少ないゲーム
このようなタイトルでは、
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ゲーム内の字幕をONにする
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分からない単語はスマホの辞書アプリで調べる
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重要なテキストだけスクリーンショットして機械翻訳にかける
といった工夫で、英語のままでもプレイしやすくなります。
有志日本語化パッチの探し方と導入の流れ
有志日本語化パッチを利用する場合の、一般的な流れは次のとおりです。
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情報源を探す
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日本語化情報をまとめているキュレーターやコミュニティグループをフォローし、対象ゲームの日本語化有無を調べる。
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Steamコミュニティガイドで「日本語化」「Japanese patch」などのキーワードで検索する。
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配布ページの手順をよく読む
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対応バージョン(例:v1.2.3専用など)を必ず確認する
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「導入前にバックアップを取ってください」といった注意事項を守る
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ゲームフォルダを開く
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Steamライブラリでゲームを右クリック
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「管理」>「ローカルファイルを閲覧」でゲームインストールフォルダを開く
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パッチを適用する
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説明書どおりにファイルをコピー・上書きする
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必要に応じて設定ファイルを書き換える
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動作確認とバックアップ保管
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ゲームを起動し、日本語表示を確認する
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問題がなければ、バックアップを安全な場所に残しておく
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有志日本語化パッチのリスク・注意点と自己防衛策
有志日本語化には次のような典型的なトラブルがあります。
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ゲームのアップデートでパッチが無効化される
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フォントや文字コードの関係で、一部が「*」や別文字になる
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パッチ作成者が配布を停止し、再入手できなくなる
自己防衛のポイントとして、次の点を意識するとリスクを下げられます。
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導入前にゲームフォルダとセーブデータを必ずバックアップする
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オンライン対戦ゲームやアンチチート付きタイトルには、原則として導入しない
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不明な配布元からの実行ファイル(.exeなど)は極力避け、必要に応じてウイルススキャンを行う
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バージョン違いのパッチは無理に適用しない
トラブルシューティング:日本語化でよくある問題と対処法
クライアントやゲームが英語に戻ってしまう場合
次のような状況で、言語設定が英語に戻ることがあります。
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OSの再インストールや大規模アップデート後
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Steamクライアントの再インストール後
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別PC・別デバイスで同アカウントを使用し、そちらで英語設定にした場合
対処の基本は、次のとおりです。
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再度クライアント言語を日本語に設定する
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ゲームごとの言語設定も確認し、日本語を選び直す
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必要に応じてクライアントを再起動する
それでも設定が戻ってしまう場合は、Steamクライアントの設定ファイル破損の可能性もあるため、再インストールや設定リセットを検討します。
文字化け・フォント不備・一部が「*」になる場合
有志日本語化や一部ゲームでは、日本語フォントの不備により、特定の漢字や記号が「*」で表示される事例があります。
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ゲーム側が用意している日本語フォントに、必要な文字が含まれていない
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独自フォント形式で、ユーザー側の修正が困難
このような場合、ユーザー側で完璧に修正することは難しいケースが多く、
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パッチ作者によるアップデートを待つ
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文字化け部分は前後の文脈で補う
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別の翻訳手段(機械翻訳など)を併用する
といった割り切りが必要になる場合があります。
アップデートで日本語化が解除された/ゲームが起動しない場合
アップデートにより、ゲームファイルが上書きされると、有志日本語化パッチが無効になったり、最悪の場合ゲームが起動しなくなることがあります。
その際は、次の手順を試すと復旧しやすくなります。
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ファイルの整合性チェックを実行する
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ライブラリでゲームを右クリック
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「プロパティ」>「ローカルファイル」>「ゲームファイルの整合性を確認」
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これにより、改変されたファイルが公式版に戻されます。
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日本語化パッチを最新版に更新する
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配布ページで、アップデート対応版が公開されていないか確認する
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対応バージョンが合わない場合は、適用を見合わせる
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どうしても起動しない場合は再インストール
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バックアップから復元するか、ゲームを再インストールする
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セーブデータが別フォルダの場合は、削除しないよう注意する
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よくある質問(FAQ)
有志日本語化でアカウントBANされることはありますか?
一般論として、シングルプレイのみのタイトルで、ローカルファイルを日本語化する行為は、オンラインチートとは性質が異なります。
しかし、最終的な判断は各ゲームの利用規約やアンチチートポリシーに依存します。
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オンライン対戦ゲーム
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アンチチートシステムが導入されているゲーム
では、ゲームファイル書き換えが予期せぬ検知を招く可能性もゼロではありません。
そのため、
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有志日本語化は、基本的にはオフライン・シングルプレイ作品に限定する
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利用規約に明確な禁止事項がないか確認する
といった自己防衛を強くおすすめいたします。
日本語化しても元に戻せますか?
公式の言語設定変更(クライアント・ゲームの言語タブ)は、いつでも元に戻せます。
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Steamの設定からクライアント言語を再度変更する
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ゲームのプロパティ>言語タブで、Englishなど別の言語を選択し直す
といった操作で元に戻せます。
一方、有志パッチの場合は、
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導入前にバックアップを取っていれば、上書きで簡単に戻せる
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バックアップがない場合は、「ファイルの整合性チェック」や再インストールで復旧できることが多い
という違いがあります。MODやセーブデータについては、別途バックアップしておくと安心です。
どの環境(OS)で日本語化するのが一番簡単ですか?
現状、情報量と対応状況から見ると、Windows版Steamクライアントが最も日本語化しやすい環境です。
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日本語ロケール・フォントが標準で整っている
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日本語化手順に関する記事やコミュニティ情報が豊富
一方で、
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Mac や Linux、Steam Deck でも基本的には同様の手順で日本語化可能ですが、
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日本語入力やフォント、ロケール設定など、環境固有の調整が必要になることがあります。
PCにあまり慣れていない場合は、まずWindows環境で日本語化に取り組むのが無難です。