Xを開こうとしたら、突然「Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.」と表示されて先に進めない。Try againを押しても直らず、ログインも投稿もできない――そんな状態になると、アカウントの異常や端末トラブルまで疑ってしまいがちです。
しかし、このエラーはあなたのせいとは限りません。多くの場合、ブラウザの追跡防止機能やプライバシー系の拡張機能が、x.comの読み込みに必要な処理をブロックして起きています。そこで本記事では、闇雲に設定をいじらず、まず60秒で原因を切り分け、Edgeならx.comだけ例外設定、FirefoxならETPと例外管理の調整という順で、最小変更で復旧する手順をわかりやすく整理しました。直った後にやるべき「戻し方」と再発防止までまとめているので、今すぐ困っている方も、同じエラーを繰り返したくない方も、この記事どおりに進めれば迷わず対処できます。
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Something went wrong, but don’t fretを60秒で切り分ける
ここが最重要です。設定をいきなり大きく変える前に、結果が分かれやすい3点だけ確認してください。X公式も、問題が起きた場合にネットワーク確認やプライベートブラウジングを試すことを案内しています。
まず試す3つの確認
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別ブラウザでx.comを開く(ChromeやSafariなど)
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プライベートウィンドウでx.comを開く(シークレット/プライベート)
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VPNを使っているならオフにして試す
この3つで「原因の場所」がかなり絞れます。
結果別の対応が一目で分かる60秒切り分け表
| 確認結果 | 疑う原因 | 次にやること |
|---|---|---|
| 別ブラウザでは開く | 元のブラウザ設定・拡張機能 | 拡張機能を一時停止→保護機能の例外設定へ |
| プライベートでは開く | Cookie/サイトデータ/拡張機能 | x.comのCookie削除→拡張機能を1つずつ確認 |
| VPNを切ると開く | VPN側の通信・フィルタ | VPNの例外設定か、別回線で利用する |
| どれでも開かない | 回線・DNS・X側の不具合 | 回線切替→時間を置く→公式トラブルシュート確認 |
「プライベートでは開く」が出た場合、原因はかなり高い確率でブラウザ内(Cookieか拡張機能か保護機能)です。ここから先は、あなたが使っているブラウザごとの最小手順で直していきます。
EdgeでSomething went wrong, but don’t fretを最小変更で直す
Edgeでの基本方針は、追跡防止を丸ごと弱めるのではなく、x.comだけを例外にすることです。Microsoftは追跡防止の例外(Exceptions)を追加できることと、例外を作るとトラッカーが許可され得る点を明記しています。
Edgeで最優先は追跡防止の例外にx.comを追加する
手順は次のとおりです。表示名はバージョンや表示言語で多少異なることがありますが、流れはほぼ共通です。
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Edgeの右上メニューから設定を開く
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プライバシー、検索、サービスへ進む
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追跡防止を開く
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例外を開く
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サイトを追加を選び、x.comを追加する(可能ならフルURLで入力)
追加後、x.comを再読み込みして改善するか確認してください。
例外は広げないほうが安全
例外を増やしすぎると、保護の“穴”が広がります。直ったら「例外はx.comだけ」に絞り、不要になれば削除して戻すのが安心です。Microsoftも例外がトラッカーの許可につながり得ることを注意しています。
Edgeで次に疑うのは拡張機能とセキュリティソフト
例外を入れても直らないときは、次を疑ってください。
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広告ブロック
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トラッカー遮断
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スクリプト制御(JavaScriptを止めるタイプ)
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セキュリティソフトのWeb保護
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企業ネットワークのフィルタやプロキシ
最短のやり方は「全部オフ→直ったら一つずつオン」です。原因が分かれば、x.comだけホワイトリストに入れて運用できます。
どこまでオフにして良いかの目安
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一時的にオフ:拡張機能、セキュリティソフトのWeb保護、VPN
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慎重に:追跡防止の全体レベル変更(例外で足りるなら触らない)
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最終手段:ブラウザのリセット(ブックマークや設定への影響が大きい)
Edgeでプライベートなら開く場合はCookieとサイトデータを疑う
「プライベートでは開くのに通常では開かない」場合、Cookieやサイトデータの破損・競合が疑わしいです。
やることはシンプルです。
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x.comのCookieとサイトデータを削除
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Edgeを再起動
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x.comへ再アクセスしてログインし直す
可能なら「全サイト削除」ではなく、x.comだけに限定してください。全削除すると、他サービスのログインが大量に外れて面倒になりやすいためです。
FirefoxでSomething went wrong, but don’t fretを安全に直す
Firefoxでは、Enhanced Tracking Protection(ETP)が強い設定のときに、x.comで問題が出る例が繰り返し報告されています。Mozillaの公式ドキュメントではETPの概要に加え、WebCompat例外の管理についても説明されています。
Firefoxはまず盾アイコンでサイト単位の保護を切り分ける
Firefoxで最初にやるべきことは、原因がETPなのかを素早く確かめることです。
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x.comを開いた状態で、アドレスバー付近の盾アイコンを見る
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保護が有効になっている場合、サイト単位で一時的にオフにする操作が可能です
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再読み込みし、エラーが消えるか確認する
ここで直るなら、原因はETP(もしくはETPに関連する例外の扱い)である可能性が高いです。
盾アイコンで直ったら「恒久対処」を次で行う
一時的にオフで直っても、次回また同じ問題が起きることがあります。次の「例外管理」へ進んで、最小範囲で安定させます。
FirefoxのETPとWebCompat例外を理解して無駄な迷走を防ぐ
FirefoxのETPには一般的に以下の考え方があります。
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標準:多くのサイトでの互換性を保ちつつ保護する
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厳格(Strict):保護が強いぶん、サイトが壊れやすい場合がある
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カスタム(Custom):何を止めるかを自分で調整する
近年のFirefoxでは、サイト互換性のために「WebCompat例外」という考え方が説明されています。バージョンによって扱いは変わり得ますが、少なくとも公式が例外管理を案内しており、StrictやCustomで例外の効き方が変わる点が示されています。
このため、「x.comが壊れる→例外を入れたつもりなのに直らない」というケースも起こり得ます。実際、例外に追加しても改善しないという相談も見られます。
Firefoxで例外を管理してx.comだけ最小調整する
Firefoxの公式サポートでは、強化型トラッキング防止の例外管理について手順がまとまっています。
基本の方針は「全体を弱めるのではなく、必要な範囲だけ調整」です。
実施の流れは次のとおりです。
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Firefoxの設定を開く
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プライバシーとセキュリティへ進む
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強化型トラッキング防止の関連項目を確認する
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例外管理(例外の調節)の画面で、x.comに関する扱いを確認する
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Strict/Customを使っている場合は、互換性例外の扱いを含めて見直す
ここでのポイントは「x.comに関係する部分だけ」を調整することです。何でもかんでも緩めると、日常のブラウジング全体が無防備になりやすいからです。
Firefoxで拡張機能が原因かどうかを短時間で特定する
Firefoxでも拡張機能が原因になることは多々あります。特に次のタイプはx.comで影響が出やすい傾向があります。
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広告ブロック
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追跡ブロック
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スクリプト制御
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Cookieを厳しく隔離するもの
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指紋対策を強めるもの(環境によっては表示崩れが出ることがあります)
切り分けは「全部オフ→直ったら一つずつオン」が最短です。原因が分かったら、x.comだけ例外にする運用に切り替えると、プライバシーと利便性の両立がしやすくなります。
プライベートブラウジングでだけ起きる場合の考え方
プライベートブラウジングでは、保護が強くなる設定になっていることがあります。普段は問題なくても、プライベートだとx.comが動かない、という現象が起きる場合があります。
この場合の現実的な対処は、次の順番です。
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まず通常ウィンドウで使えるか確認
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プライベートで使う必要があるなら、ETPのStrict/Customと例外の扱いを確認
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どうしても難しいなら、閲覧だけ別ブラウザに切り替える(時間を溶かさない)
「どうしてもプライベートでないといけない」事情がない限り、最小の負担で使える方法を選ぶのが結果的に安全です。
直ったあとにやるべき再発防止とプライバシー調整
復旧できても、次に同じ条件が揃うと再発します。ここでは「直ったけれど不安」という状態を解消し、再発の確率を下げます。
例外はx.comだけに限定し不要になったら戻す
EdgeでもFirefoxでも、例外は便利ですが「許可を増やす」側の操作です。必要がなくなったら戻す、という習慣が最も効きます。
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例外はx.comだけに限定する
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一時しのぎで全体設定を弱めたなら、元のレベルに戻す
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拡張機能が原因だった場合、例外で対応できるなら全体を緩めない
特にEdgeは、例外によりトラッカーが許可され得る旨が明記されています。だからこそ、範囲を最小化するのが安心です。
原因になった拡張機能を特定して運用ルールを作る
原因を一つに絞れたら、次のどれかが現実的です。
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x.comではその拡張機能を自動で無効にする設定にする
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x.comだけホワイトリストに入れる
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別の拡張機能へ乗り換える
「全部オフで使う」より、サイト単位で調整するほうが、日々の安全性を保ちやすいです。
次に起きたときのためにメモしておくべき3点
再発時に迷わないために、次の3点だけメモしておくと効果的です。
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直った操作は何だったか(例外追加、拡張オフ、Cookie削除など)
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どの拡張機能が原因だったか
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元に戻したか(例外削除、設定復帰など)
それでも直らないときの現実的な対処法
ここからは「深追いしすぎない」ことも大切です。原因が複合している場合、時間がかかりがちだからです。X公式のトラブルシューティングでは、ネットワーク確認やVPN、プライベートブラウジングなど基本の確認が案内されています。まずはそれに沿って見直してください。
X公式の基本トラブルシュートを先に実施する
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ネットワーク接続を確認する
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VPNを使っているならオフにする
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プライベートブラウジングで試す
これで改善するなら、ブラウザ側の設定やVPN側に原因が寄っている可能性が高いです。
DNSやセキュリティ製品、組織ネットワークが原因のこともある
家庭の回線ではなく、会社や学校のネットワークの場合、フィルタやプロキシで動作が変わることがあります。またセキュリティ製品がWeb通信を検査している場合も、特定サイトだけ不安定になることがあります。
この場合は、次の順が安全です。
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可能なら別回線(スマホのテザリングなど)で試す
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セキュリティ製品のWeb保護を一時的に確認する
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組織ネットワークなら管理者へ相談する
急ぎのときは「別ブラウザ」か「アプリ」に逃げる
「今すぐ見たい」「今すぐ投稿したい」なら、復旧にこだわりすぎるより、別ブラウザやスマホアプリを使って目的を達成したほうが合理的です。
復旧作業は時間があるときに落ち着いて行うほうが、余計な設定変更やリスクを避けられます。
よくある質問
追跡防止をオフにすると危険ですか
危険度は「どれくらい広くオフにするか」で変わります。最も避けたいのは、全サイトに対して保護を下げることです。
おすすめの順番は次のとおりです。
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x.comだけ例外にする
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拡張機能はx.comだけホワイトリストにする
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全体設定を下げるのはどうしても必要な場合だけ
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直ったら戻す
Edgeの例外はトラッカーを許可し得る点が公式に明記されています。だからこそ、範囲を最小にしてください。
Firefoxで例外に入れたのに直らないのはなぜですか
FirefoxではETPのモード(標準/厳格/カスタム)や、WebCompat例外の扱いが影響する場合があります。公式はWebCompat例外の管理について説明しており、StrictやCustomで例外の有効無効が変わることがあります。
また、拡張機能が原因の場合、ETPだけ調整しても改善しないことがあります。拡張機能の一括オフで切り分けてください。
スマホでも同じエラーが出るときはどうすれば良いですか
スマホでは、次の影響で似たエラーが出ることがあります。
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VPNアプリ
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コンテンツブロッカー
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アプリ内ブラウザの制限
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端末の省データ・省電力の影響
まずはVPNを切り、通常のブラウザでx.comを開き、アプリでも試してください。急ぎなら、利用できる手段(アプリ・別ブラウザ)で目的を達成し、原因究明は後回しでも構いません。
Try againを押し続ければ直りますか
一時的な不安定やX側の負荷で、時間を置いたら自然に直るケースはあります。ただし、多くはブラウザ側の保護や拡張機能が原因なので、Try againを繰り返すより、プライベートでの切り分けと例外設定に進むほうが早いことが多いです。
参考情報源
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Microsoft Support「Learn about tracking prevention in Microsoft Edge」
https://support.microsoft.com/en-us/microsoft-edge/learn-about-tracking-prevention-in-microsoft-edge-5ac125e8-9b90-8d59-fa2c-7f2e9a44d869 -
Microsoft Edge「Tracking prevention」
https://www.microsoft.com/en-us/edge/features/tracking-prevention -
Mozilla Support「Enhanced Tracking Protection in Firefox for desktop」
https://support.mozilla.org/en-US/kb/enhanced-tracking-protection-firefox-desktop -
Mozilla Support「強化型トラッキング防止の例外を管理する」
https://support.mozilla.org/ja/kb/manage-enhanced-tracking-protection-exceptions -
X Help「Troubleshooting X.com」
https://help.x.com/en/using-x/x-issues