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シーズーが気持ち悪そうなときの見分け方|ブーブー音・えずき・嘔吐下痢の受診目安

シーズーが「ブーブー」「ズーズー」と鳴ったり、えずいたり、吐いたりすると、飼い主としては一気に不安になります。「逆くしゃみなら大丈夫なのか」「呼吸が苦しい病気ではないのか」「病院に行くべきタイミングはいつか」——その判断がつかないまま時間が過ぎるのが、いちばんつらいところです。

この記事では、まず最初に危険サインと受診の優先度を整理し、次に逆くしゃみ・咳・短頭種の気道トラブル・消化器不調を比較しながら見分けられるようにまとめました。さらに、家でできる応急対応、症状を的確に伝えるための記録テンプレ、見た目の「気持ち悪い」を減らす清潔ケアまで、1本で確認できます。

「今すぐ受診すべきか」「今日は何をして様子を見るべきか」が判断できるよう、チェックリストと比較表で迷いを減らしていきましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

シーズーが気持ち悪いと言われるのはなぜ

顔立ちが好みを分けやすいポイント

シーズーは、目が大きく見えやすく、鼻先が短い顔立ちになりやすい犬種です。これにより「愛らしい」と感じる人がいる一方で、シャープな顔立ちが好みの人には違和感が出ることがあります。
ただし、見た目は個体差とケアで大きく変わります。とくに顔周りの被毛は、伸びると目が隠れたり、口周りがもたついたりして“整っていない印象”になりやすいです。逆に言えば、トリミングの方向性(丸く整える、目周りをすっきりさせる)と日々の軽いケアで、清潔感はかなり改善します。

毛が伸びると不衛生に見えやすい理由

シーズーの被毛は伸び続けるタイプで、目周り・口周り・あご下に汚れが残りやすいのが特徴です。涙やけや食べかす、よだれによる湿りが続くと、毛が固まりやすく、見た目に「不潔そう」「臭そう」という印象につながります。
ここで重要なのは、見た目の印象と実際の健康が必ずしも一致しないことです。見た目の“気持ち悪い”は、多くの場合「顔周りの湿り」「汚れの蓄積」「乾かし残し」によって増幅されます。後半で、1日1分でできるケア設計を具体的に示します。

においが気になるときに起きていること

犬のにおいは、皮脂や常在菌、湿度・温度・時間経過の影響で強くなります。顔周りはとくに、涙やけ部分で雑菌が増えるとにおいにつながりやすいとされています。
においが気になるときに疑うポイントは、だいたい次の分類に収まります。

  • 顔周り:涙やけ(目の周りが常に湿る)、口周りのよだれ・食べかす

  • 皮膚・被毛:蒸れ、シャンプー後の乾かし残し、皮膚炎

  • 耳:外耳炎などで耳の中が臭う

  • 口腔:歯周病などで口臭が強くなる

「においがある=病気」とは限りませんが、ケアしても改善しない、赤み・かゆみ・耳を振る・口を気にするなどがあれば、原因切り分けのために相談する価値があります。


シーズーが気持ち悪そうに見える症状を整理する

ここからは「体調不良としての気持ち悪い」に焦点を当てます。最初に、迷ったときの安全策として、受診優先度を3段階に分けます。断定診断はできませんが、この分岐があるだけで不安が大きく減ります。

まず確認したい危険サイン

次のいずれかが当てはまる場合は、様子見よりも動物病院への相談を優先してください(夜間であっても相談先を検討する価値があります)。

  • 呼吸が明らかに苦しい、息をするたびに胸やお腹が大きく動く

  • 舌・歯ぐきが紫っぽい(チアノーゼが疑われる)

  • ぐったりして立てない、倒れそう、意識がぼんやりしている

  • 水を飲んでも吐く、嘔吐が何度も続く

  • 嘔吐物や便に血が混じる、真っ赤な下痢が出る

  • 異物を飲み込んだ可能性がある(おもちゃの破片、シート、ティッシュ等)

逆に、上の危険サインがなく、発作が短く治まり、元気・食欲が保たれる場合は、慌てず観察して切り分けに進めます。

吐く・えずく・よだれが増える

吐く(嘔吐)と、えずく(吐きそうで吐けない動き)は、見た目が似ていても原因が異なることがあります。さらに短頭種傾向の子では、喉の刺激や呼吸音が「吐きそう」に見えることもあります。
嘔吐で切り分けるときは、まず次の5点を押さえると整理しやすいです。

  • 回数:単発か、繰り返すか

  • タイミング:食後すぐ、空腹時、運動後、興奮後

  • 中身:未消化のフード、泡、黄色い液、異物、血の混入

  • その後:元気・食欲・水分摂取が保てているか

  • 併発:下痢、発熱、震え、痛がり、咳、呼吸の異常

よだれが増えるのは、吐き気だけでなく、口の痛み、歯の違和感、熱さ、緊張でも起きます。「吐いた後の様子」まで含めて観察するのがポイントです。

下痢や粘液便が出る

下痢は原因が幅広く、食事の変化やストレスで一時的に起きることもあります。ただ、回数が多いと脱水が進みやすく、子犬や高齢犬では負担が大きくなります。
水分の与え方については、「少量ずつ」「吐く・下痢が増えるなら受診」という考え方が重要です。

粘液便は腸の炎症で出ることがあります。真っ赤な下痢やジャム状の血便は緊急性が高いことがあるため、早めの相談が安全です。

ブーブー鳴る、ズーズー吸う

突然、首を伸ばして「ズーズー」「ブーブー」と息を吸い込むような動きが出て、しばらくすると落ち着く。こうしたときに疑われる代表が「逆くしゃみ」です。
逆くしゃみは、鼻や喉の粘膜刺激で起きる発作性の呼吸で、短頭種や小型犬に多く、数秒〜長くても1分程度で治まることが多いとされています。

ただし、頻度が急に増える、発作後に元気や食欲が落ちる、咳が混じる、呼吸が戻らない場合は、逆くしゃみ以外の疾患の可能性も考え、動画を撮って相談するのが確実です。

ゼーゼー、ガーガー、息が荒い

「ゼーゼー」「ガーガー」という音、いびきが大きい、暑いとすぐ苦しくなる、運動に弱い、興奮すると呼吸が乱れる。こうした傾向がある場合、短頭種に多い気道の問題が関係することがあります。
短頭種気道症候群は、短頭種の構造により気道が狭く、暑さ・高湿度・興奮・運動後など、呼吸が激しくなる状況で症状が出やすいとされています。重症化するとチアノーゼや熱中症につながる可能性があるため、「呼吸の異常」は軽視しない方が安全です。


シーズーの症状を見分ける比較表

ここでは“自分の子がどれに近いか”を、音・時間・きっかけ・併発症状で切り分けます。結論から言うと、迷うなら「動画+記録」を持って相談が最短です。逆くしゃみ・咳・気管虚脱などは、文章より動画の方が情報量が圧倒的に多いからです。

逆くしゃみと咳と呼吸器疾患の違い

状況 よくある音や動き 続く時間の目安 起こりやすいタイミング 家でできること 受診を急ぐ目安
逆くしゃみ 口を閉じたままズーズー吸う、ブーブー鳴る、首を伸ばす 数秒〜1分程度が多い 興奮後、飲水後、刺激(ホコリ等) 落ち着かせる、喉元を軽くなでる、刺激を減らす 頻回、長引く、元気食欲低下、咳が混じる、戻りが悪い
ケッケッ、カッカッ、吐きそうに見えることも 単発〜継続 興奮、運動後、首輪で引いた後、夜間 首への圧を避ける、動画記録 連続する、長期化、呼吸が苦しい、舌色不良
呼吸器疾患のサイン ガーガー、ゼーゼー、努力呼吸、開口呼吸 状況により様々 暑い日、運動後、興奮、高湿度 涼しい場所へ移動、安静、興奮を止める 呼吸困難、チアノーゼ、失神、ぐったり

ポイントは「時間」と「その後」です。短時間で治まり普段通りに戻るなら逆くしゃみの可能性が上がりますが、頻度が増える、戻りが悪い、元気が落ちるなら相談を優先してください。

短頭種気道症候群と気管虚脱の違い

代表的な視点 短頭種気道症候群で考えやすい点 気管虚脱で考えやすい点
体質・背景 短頭種の構造により気道が狭い 小型犬で多いとされ、加齢や肥満、刺激などが関与
目立ちやすい症状 いびきが大きい、暑いと急に悪化、運動に弱い ガーガー咳、興奮や散歩後に咳き込みが強い
悪化の引き金 高温多湿、興奮、運動後 興奮、運動、首周りの圧迫など
緊急度が高いサイン 呼吸困難、チアノーゼ、失神 呼吸困難、チアノーゼ、失神

短頭種気道症候群も気管虚脱も、家庭での“完全な切り分け”は難しい領域です。だからこそ、次章の「応急対応→記録→受診準備」が効きます。

消化器不調で受診が必要なパターン

観察ポイント 様子見しやすい例 受診を検討したい例
嘔吐の回数 1回で、その後元気 何度も繰り返す、止まらない
水分 少量ずつ飲めて保てる 水を飲ませると吐く/下痢が悪化する
便の状態 一過性の軟便 血便、ジャム状の下痢、真っ赤な水様便
全身状態 元気・食欲が保たれる ぐったり、震え、痛がる、発熱
誤飲の可能性 なし あり(シート・ティッシュ・おもちゃ等)

「水を飲ませた後に吐いたり下痢が悪化する」ケースは、家庭で粘りすぎず受診相談が推奨されます。


家で今すぐできる応急対応と観察ポイント

ここは“読むだけで終わらない”章にします。やることは多く見えますが、実際は「安全確保」「悪化因子を減らす」「記録する」の3つです。

落ち着かせ方と環境調整

呼吸音・えずき・嘔吐は、興奮と暑さで悪化しやすい傾向があります。短頭種気道症候群では、運動後や興奮時、高温多湿で症状が出やすいとされています。

次の順で対応すると、落ち着いて行動できます。

  1. 安全な場所へ移動:滑らない床、段差が少ない場所へ

  2. 室温と湿度を調整:涼しい部屋へ、風を当てる(直風が苦手なら間接風)

  3. 興奮を止める:声かけは短く、抱き上げるなら静かに

  4. 首周りの圧を避ける:首輪を引っ張らない(可能ならハーネスへ)

  5. 呼吸の観察:舌色、呼吸の深さ、音、落ち着くまでの時間を確認

  6. 危険サインがあれば受診:呼吸困難・チアノーゼ・失神は緊急度が高い

逆くしゃみが疑われるときは、落ち着かせて喉元を軽くなでるなどの方法が紹介されています。

水分と食事の考え方

嘔吐や下痢があるとき、焦って「食べさせる」「飲ませる」をすると逆効果になることがあります。ポイントは“少量ずつ”と“吐くなら中止して相談”です。

  • 水は少量ずつ、回数を分ける(一度に大量は悪化の原因になりやすい)

  • 水を飲ませると吐く/下痢が増えるなら、無理に続けず相談へ

  • 食事は、嘔吐直後は様子を見て、落ち着いてから少量で再開を検討(病院の指示があれば最優先)

  • 人の食べ物や脂っこいもの、急なフード変更は、胃腸に負担になることがあります(原因切り分けの妨げにもなる)

受診のために記録しておくこと

「何が起きたか」を短く正確に伝えられるほど、診察が進みやすくなります。次のテンプレをそのままメモしてください。

  • いつ:発生時刻/何分続いたか

  • 何が:吐いた/下痢/ブーブー/咳/ゼーゼー

  • 直前:飲水後/散歩後/興奮後/食後/空腹時

  • 音:ズーズー(吸う)/ケッケッ(咳)/ガーガー(詰まるよう)

  • 色:舌と歯ぐきの色(ピンクか、紫っぽいか)

  • 嘔吐物:泡/黄色/未消化フード/異物/血

  • 便:形・色・回数(可能なら写真)

  • その後:元気・食欲・水分摂取

呼吸音や逆くしゃみ、咳は、文章より動画が有効です。可能なら撮影して持参してください。

やってはいけない対応

不安なときほど、次の対応は避けてください。

  • 苦しそうだからといって、無理に走らせたり、興奮させる

  • 首輪を強く引く(咳や気道への刺激になることがある)

  • 嘔吐直後に大量の水を飲ませる(吐き戻しや悪化につながり得る)

  • 誤飲が疑われるのに、自己判断で様子見を長引かせる(腸閉塞リスクを否定できない)


シーズーの不調を減らす生活とケアの設計

症状の多くは「起きた後の対処」より、「起きにくくする設計」で減らせます。シーズーでは、短頭種傾向の呼吸・暑さ対策と、顔周りの清潔ケアが二本柱です。

暑さ対策と興奮コントロール

短頭種気道症候群は、高温多湿や興奮、運動後などで症状が出やすいとされます。
よって、次の設計が効きます。

  • 散歩:暑い季節は早朝・夜へ。短く回数を増やす

  • 室内:温度だけでなく湿度にも注意。風の通り道を作る

  • 遊び:テンションが上がり切る前に休憩を挟む

  • 来客:吠え・興奮が強い子は、別室でクールダウン時間を用意

  • 車移動:車内温度上昇に注意し、待機を短くする

「息が荒いのが長く続く」「呼吸音が急に悪化した」は、暑さが引き金で悪化している可能性があるため、軽視しない方が安全です。

体重管理と首周りへの負担を減らす

気管虚脱の原因・悪化要因として、肥満や首輪による圧迫が挙げられることがあります。
そのため、体重と首周りの負担を減らす工夫が有効です。

  • おやつ量を「毎日」ではなく「週合計」で管理する

  • 早食いの子は、食器を工夫して食べる速度を落とす

  • 首輪が原因で咳が出やすい子は、ハーネスを検討する

  • 運動は「短くこまめに」。息が上がり切る前に休憩する

目周り・口周り・被毛の清潔感を保つ

見た目の「気持ち悪い」評価は、顔周りの湿りと汚れで起きやすいです。涙やけ部位は雑菌が繁殖すると臭いの原因になることがあるとされます。
ここでは、ケアを“頑張り”ではなく“設計”にします。

  • 毎日:目の下をやさしく拭く(湿りを残さない)

  • 食後:口周りを軽く拭く(よだれ・食べかすを残さない)

  • 週:顔周りの毛が目に入っていないか確認し、伸びてきたら早めに整える

  • 入浴後:乾かし残しを作らない(蒸れは臭いの原因になりやすい)

涙やけケアについては、ホームケアの考え方が紹介されています(毎日短時間で継続する設計)。

口臭・耳臭・皮膚臭の切り分けチェック

においが取れないときは、場所で切り分けると対処が早いです。

  • 口が臭い:歯ぐきの赤み、歯石、よだれ増加がないか

  • 耳が臭い:耳を振る、かく、耳の中が湿っている

  • 皮膚が臭い:赤み、べたつき、フケ、かゆみ、特定部位をなめる

  • 顔が臭い:涙やけ部位の湿り、口周りの被毛の汚れ

顔周りのにおいに関しては、涙やけ部位で雑菌が増えると臭いにつながることがあると示されています。


よくある質問

ここは「検索の再発」を減らすため、実際に悩みやすい分岐を補強します。

逆くしゃみは放っておいて大丈夫ですか

逆くしゃみは、粘膜刺激で起きる発作性呼吸で、基本的に重大な病気に発展するものではないと説明されることがあります。多くは単発で、長くても1分程度で治まることが多いとされています。
ただし、頻回に起きる、長引く、元気食欲が落ちる、咳が混じる場合は、他の問題が隠れている可能性もあるため、動画を撮って相談すると安心です。

吐いたあと元気なら様子見でよいですか

単発で、その後に水が飲めて元気があるなら、様子見できることもあります。ただし、水を飲ませた後に吐く・下痢が増える場合は受診が勧められます。
また、血が混じる、何度も繰り返す、ぐったりする、異物誤飲が疑われる場合は相談を優先してください。

ブーブー音が増えたときは何を疑うべきですか

短時間で治まり普段通りなら逆くしゃみの可能性がありますが、頻度が増える、戻りが悪い、咳や呼吸の苦しさが混じる場合は、呼吸器の別の問題も視野に入れた方が安全です。動画+「いつ起きたか(興奮後/飲水後/散歩後/暑い日)」の記録が役立ちます。

気管虚脱はシーズーでも起きますか

気管虚脱は小型犬で多いとされ、原因には肥満や首輪による圧迫が挙げられることがあります。
犬種だけで決めつけず、咳が続く、興奮や散歩で咳き込みがひどい、ゼーゼーするなどがあれば早めに相談してください。

においが強いのは病気ですか

健康でも体臭はありますが、涙やけ部位で雑菌が増えると臭いにつながることがあるとされています。
ケアしても改善しない、赤み・かゆみ・耳を振る・口を気にするなどがあれば、皮膚・耳・口腔の原因切り分けのために相談すると安心です。

誤飲したかもしれないときはどうすればいいですか

誤飲が疑われる場合は、食べたもの・量・時間、現在の症状(嘔吐、下痢、食欲不振など)をメモし、症状があれば受診が勧められます。
自己判断で長く様子を見るほどリスクが増えるケースもあるため、「疑い」がある時点で相談先を確保するのが安全です。


参考情報