Bluetoothの設定って、たった1ステップ抜けただけで沼りますよね。Shokz(旧AfterShokz)も例外ではありません。でも大丈夫。
この記事は最短でペアリングする手順から、「認識しない・つながらない」原因の切り分け、さらにMultipoint(マルチポイント)やリセットのコツまでを、迷わず実行できる順番でまとめました。
iPhone・Android・Windows・Macの画面表記に沿って解説するので、今まさに手元で操作しながら読み進めればOK。
読み終えるころには、Shokzが赤/青点滅→接続完了までスムーズにたどり着き、次回からは30秒以内で再現できるはずです。
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Shokzをペアリングする方法
準備(まず確認)
充電:初回や久しぶりなら30分以上充電してから。
既存接続の切断:他端末でShokzが自動再接続していると新規接続ができません。思い当たる端末のBluetoothをOFFにするか、Shokzの電源OFF→ONで切り替えます。
1. Shokzをペアリングモードへ
電源をOFF(電源ボタン長押しでOFFアナウンス)
再び電源ボタン(機種により音量+兼用)を5〜7秒長押し
LEDが赤/青点滅し、音声で「ペアリング」等のガイダンス
コツ:3〜4秒で離すと「電源オン」止まりでペアリングになりません。赤/青点滅を必ず目視。
2. 接続したい端末で操作
iPhone/iPad:設定 → Bluetooth → ON → 「その他のデバイス」内の**Shokz ○○**をタップ
Android:設定 → 接続済みのデバイス → 新しいデバイスを追加 → Shokz ○○
Windows:設定 → Bluetoothとデバイス → デバイスの追加 → Bluetooth → Shokz ○○
Mac:システム設定 → Bluetooth → 一覧のShokz ○○ → 接続
3. 成功のサイン
Shokz:青点滅へ移行/「接続しました」等の音声
端末側:接続済み表示。音が出るかテスト(YouTube・楽曲など)
うまくいかない時は、端末側で登録解除(削除)→再検索が最速リカバリ。
端末別の詳しい設定手順(スクショ用の文言つき)
iPhone / iPad
設定 → Bluetooth → トグルを緑(ON)
Shokzをペアリングモード(赤/青点滅)
「その他のデバイス」に表示されたShokz ○○をタップ
状態が「接続済み」に変わればOK
再接続できない時:自分のデバイスの中にあるShokzをタップ → このデバイスの登録を解除 → 端末を少し待ってから再検索
音が出ない時のiOS小ワザ
画面右上からスワイプ → コントロールセンター → 右上の音楽ウィジェットで出力先(AirPlayマーク)をShokzに変更
設定 → サウンドと触覚 → ヘッドフォン安全設定の音量制限を一時的に確認
Android(Pixel/Samsung想定の共通表記)
設定 → 接続済みのデバイス → 新しいデバイスを追加(または「ペアリング 新しいデバイス」)
Shokzをペアリングモード
検出一覧のShokz ○○ → ペアリング
失敗時:登録済みデバイスの歯車 → 削除/登録解除 → Bluetooth一度OFF/ON → 再検索
音が出ない時のAndroid小ワザ
クイック設定の**出力先切替(メディア出力)**でShokzを選択
設定 → アプリ → Bluetooth共有(端末により名称差)→ ストレージとキャッシュを削除 → 端末再起動
Windows 10/11
設定 → Bluetoothとデバイス → デバイスの追加
Bluetooth → Shokz ○○を選択
追加後に音が出ない:タスクトレイのスピーカーアイコン → 出力デバイスにShokzを選ぶ
不安定な時:設定 → Bluetoothとデバイス → デバイス → Shokz → デバイスの削除 → PC再起動 → 再追加
会議アプリ注意
Teams/Zoom内のスピーカー・マイク設定はアプリ内にもあります。両方 Shokzを選択。
macOS
システム設定 → Bluetooth → ON
一覧のShokz ○○ → 接続
音が出ない:コントロールセンター → サウンド → 出力をShokzへ
トラブル時:Bluetoothのi(情報) → 削除 → Bluetooth一度OFF/ON → 再検索
Multipoint(マルチポイント)を使いこなす
対応モデルのみ。仕様は機種ごとに異なるため、ここでは実践的な汎用手順を示します。
基本手順(2台同時待受の例)
1台目と通常ペアリング(接続)
Shokzの電源をOFF → ペアリングモードへ
2台目のBluetooth設定からShokzを選び接続
両方が接続済みになったら完了
切替のコツ(音が出ない・奪い合う時)
最後に再生した端末が主導権を取りやすい
端末Aで一時停止 → 端末Bで再生 → 数秒待つ
会議中はもう片方の端末のBluetoothを一時OFFにすると安定
よくある挙動
着信はスマホ優先で鳴ることが多い
音楽→会議の切替時は数秒のディレイが起きる場合あり(仕様)
つながらない・見つからない時のチェックリスト
✅ 第1段階:超速リカバリ
端末側で登録解除 → 再検索
Shokzを電源OFF→ペアリングモードでやり直し
他端末のBluetoothをOFF(自動再接続の阻止)
✅ 第2段階:原因切り分け
ペアリングモード未突入
長押し5〜7秒まで確実に。赤/青点滅を目視。
バッテリー切れ/過放電
30〜60分充電してから再試行(ケーブル/ポートも確認)。
電波干渉
混雑エリアを離れる/不要な2.4GHz機器を停止。
✅ 第3段階:端末側の整備
Bluetooth OFF/ON → 端末再起動
OS更新(iOS/Android/Windows/macOS)
Androidは「Bluetooth共有」等のキャッシュ削除を実施
✅ 第4段階:根本解決(最後の一手)
Shokzのリセット(工場リセット)
その後に新規ペアリングからやり直し
リセット(工場出荷状態に近い状態へ)※一般的な目安
モデルで操作やガイダンスが異なります。下は代表的な目安です。
Shokzの電源をOFF
ペアリングモードに入れる(赤/青点滅まで長押し)
音量+と音量−を同時に3〜5秒押す(または多機能ボタン長押し)
音が鳴る/LED変化 → 電源OFF
再度通常ペアリングを実施
リセットでペアリング履歴が消去され、相性問題や履歴詰まりが解消されることがあります。
症状別・すぐ試せる対処ガイド
「接続済み」と出るのに音が出ない
出力先の確認:
iPhone:コントロールセンター → 出力先をShokz
Android:メディア出力先をShokz
Windows:スピーカーアイコン → 出力デバイスをShokz
Mac:コントロールセンター → サウンド → 出力:Shokz
会議アプリはアプリ内設定もShokzに揃える(スピーカー/マイク両方)
ペアリング名が複数あって混乱する
端末の登録済みShokzを一度すべて削除 → 新規に検出し直す
似た名称(例:Shokz OpenRun / OpenRun Pro)がある場合は使わない方を非接続化して再試行
片側しか聞こえない/音が遠い
リセット→再ペアリング
骨伝導は装着位置が重要:頬骨にしっかり当てる/眼鏡やマスクのバンドが干渉していないか確認
音がプツプツ切れる
端末とShokzの距離を1m以内に
壁・人体・金属で遮られやすい位置関係を避ける
Multipointを一時OFF(単一端末のみ接続)で安定するケースあり
充電中にペアリングできない
モデルにより異なります。基本は充電ケーブルを外してから実施
運用の小技(快適に使うためのヒント)
2台運用の基本姿勢:普段はスマホのみ接続、会議時だけPCを追加 → 会議終了後にPC側を手動切断
電池残量の見方:iPhoneはウィジェットで確認、Androidはステータスバー/クイック設定に表示される機種あり
ケース収納時の誤接続:ケース(またはケーブル)を外した直後は自動接続が走ることがある → 不要端末のBluetoothをOFFしておくと混乱が減る
よくある質問(Q&A)
Q. 初回はつながったのに2回目以降が不安定です。
A. 過去に接続した別端末へ先に掴みに行くのが典型です。使わない端末のBluetoothをOFF、またはShokzの登録を削除してから、使う端末と新規ペアリングしてください。
Q. マルチポイント対応かわかりません。
A. 製品箱・本体刻印・アプリ表示名で正確なモデル名を確認 → 公式ページの仕様欄で同時接続数や対応有無をチェックしましょう。わからない場合は単一端末接続にすると安定します。
Q. マイクの音が小さい/相手に届きにくい。
A. 端末の入力デバイスがShokzになっているか確認。風切り音・騒音が強い環境だと拾いにくいので、口元とマイク位置の向きを整える、屋内で試すと改善することがあります。
Q. 端末を機種変更したらつながらない。
A. 旧端末のBluetoothをOFFにし、Shokzをリセット→新端末に初回ペアリングが確実です。