iPhoneやiPadを手放す直前に限って、なぜか「制限されているためサインアウトできません」と表示されて先へ進めない――この状況は、時間がないほど焦りが増し、「初期化すれば何とかなるのでは」と誤った判断を招きやすい落とし穴です。
しかし実際には、原因の多くは端末の故障ではなく、スクリーンタイム、ファミリー共有、盗難対策の保護機能、会社・学校の管理といった“正規の制限”がサインアウトを止めているだけです。つまり、原因を切り分けて正しい順番で設定を戻せば、解決できる可能性が十分にあります。
本記事では、「どの制限が原因か」を最短で見極めるチェックポイントから、ケース別の解除手順、どうしても解決しないときの判断基準、売却・譲渡前に二度と困らないための準備までを、手順通りに進められる形で整理します。焦って遠回りする前に、まずは該当箇所の確認から始めてください。
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制限されているためサインアウトできませんが出る状況
表示される場所とよくある前提
このメッセージが表示される典型例は、次のような場面です。
「設定」アプリ最上部に表示されるユーザー名（Apple Account）を開き、画面下部の「サインアウト」を実行しようとしたとき
Apple Accountの画面がグレー表示になったり、タップしても反応が弱かったりして、アカウント関連の設定変更が進められないとき
端末を初期化して手放したいが、その前段のサインアウトが完了せず手順が止まるとき
重要なポイントは、この表示が出る場合、端末側で「アカウント関連の変更を許可しない」制御が働いている可能性が高いことです。制御の主体は、主に以下のいずれかです。
スクリーンタイム（コンテンツとプライバシーの制限、変更の許可）
ファミリー共有（保護者の管理）
盗難対策系のセキュリティ機能（待機時間や生体認証）
組織管理（会社・学校のMDMや構成プロファイル）
また、同じ「サインアウト」でも、端末やOSの状態によって必要な認証が増えたり、すぐに実行できず待機時間が入ったりします。表示文言だけで断定せず、後述の切り分けで原因を特定することが最短ルートになります。
先に確認すべき安全事項
実際の解除手順に入る前に、次の安全事項を必ず確認してください。ここを省略すると、サインアウトできても「データが消えた」「引き継げなくなった」「譲渡後に問題が起きた」など二次トラブルが発生しやすくなります。
1）必要なデータの保全（バックアップ）
サインアウト自体は端末を即時に初期化する操作ではありませんが、設定によっては端末内のデータ表示が変化することがあります。特に、写真・連絡先・メモ・ファイルなどをiCloud同期で利用している場合、同じデータでも「端末に残す／削除する」の選択肢が出ることがあります。売却・譲渡が目的でも、万一に備えてバックアップ（iCloudまたはPC/Mac）を取っておくことが安全です。
2）端末を手放す前提の確認（譲渡・売却時の事故防止）
サインアウトができない状態の端末を手放すと、受け取った側が初期設定を進められずトラブルになる可能性が上がります。また、端末の追跡機能やアカウント紐付けが残っていると、後から連絡が必要になりやすく、個人情報の観点でも望ましくありません。結論として、サインアウト完了（または確実に解除できる状態の見通し）を確認してから手放すのが基本です。
制限されているためサインアウトできませんの主な原因
原因は大きく4つのカテゴリに整理できます。以下の表は、読者様が短時間で見当を付けるための目安です。
| 原因カテゴリ | 典型的な状況 | 自分だけで解除できる可能性 | まず確認する場所 |
|---|---|---|---|
| スクリーンタイムの制限 | 端末にスクリーンタイムが設定されている／以前に家族向け設定を入れた | 高い（パスコードが分かれば） | 設定＞スクリーンタイム |
| ファミリー共有の子ども | 子どもアカウントとして保護者に管理されている | 低い（保護者の許可が必要） | ファミリー共有の構成 |
| 盗難対策の保護 | 外出先で重要操作が止まる／待機時間が出る | 中（場所や待機で解決） | パスコード設定周辺 |
| 会社・学校の管理（MDM） | 会社支給・学校配布端末／プロファイルが入っている | 低い（管理者対応が必要） | 設定＞一般＞VPNとデバイス管理 等 |
以降で、各原因の仕組みと見分け方を具体的に解説いたします。
スクリーンタイムの制限でアカウント変更が不可
最も多い原因はスクリーンタイムです。スクリーンタイムは本来、使用時間の管理やコンテンツ制限のための機能ですが、「変更の許可」領域でアカウント関連の操作が制限されると、サインアウトがブロックされます。
よくあるパターンは以下です。
過去に「子ども用」や「業務用」設定を試した
家族が端末の設定を一時的に管理した
アプリ制限や課金制限を入れるためにスクリーンタイムを有効にした
「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにしたまま忘れていた
この場合は、スクリーンタイムの設定を正しく戻せば解決しやすいです。ただし、スクリーンタイムパスコードが不明だと解除できない範囲が増えるため、後述の「分からない場合」へ進む必要があります。
ファミリー共有の子どもアカウントで親の承認が必要
ファミリー共有で「子ども」として設定されている場合、端末側の操作だけでは権限が不足し、サインアウトを止められることがあります。これは、保護者が子どもアカウントを守るための設計です。
このケースでは、次のような特徴が出やすいです。
スクリーンタイムの設定が「保護者の端末から管理」されている
端末側でスクリーンタイムの重要設定を変更しようとすると保護者の許可を求められる
パスコードが自分の記憶にない（保護者が設定した可能性が高い）
この場合の最短解は、保護者の端末で制限を解除してもらうことです。子ども側で無理に操作しても、権限の壁に阻まれます。
盗難デバイスの保護で待機時間や生体認証が必要
近年のiOSでは、盗難・不正利用対策が強化され、重要な操作（アカウント変更やセキュリティ関連）に追加要件が付くことがあります。状況によっては、すぐにサインアウトできず、待機時間が求められる場合があります。
このケースでは、次の現象が起こりやすいです。
外出先でサインアウトしようとすると急に止まる
生体認証が強制される、または一定時間後に再度認証が必要になる
自宅では進められたが、別の場所では進まない
対策は「機能をオフにする」または「待機時間を含めて正規手順で完了させる」です。焦って途中で電源を切ったり、設定を行き来し過ぎたりすると、かえって時間が伸びる印象を受けやすいため、後述の手順に沿って落ち着いて進めてください。
会社や学校の管理で設定変更が制限されている
会社支給端末、学校配布端末、あるいは業務用にMDM管理下に置かれた端末では、管理者が「アカウント変更やサインアウトを禁止」していることがあります。利用者の意思で解除できない設計の場合が多く、個人で解決しようとすると行き詰まりやすいです。
見分けの目安としては以下です。
「VPNとデバイス管理」「プロファイル」等に組織名がある
端末に業務アプリが強制インストールされている
設定の一部がグレー表示で変更できない
「このiPhoneは管理されています」等の表示がある（環境による）
この場合は、管理者（情報システム部門や学校窓口）への連絡が基本となります。
制限されているためサインアウトできませんを解除してサインアウトする手順
ここからは、読者様が迷いにくいよう「最も起こりやすい原因」から順に、具体的な手順を説明いたします。なお、途中で求められる認証（パスコードや生体認証）は、環境により異なります。表示に従って進めてください。
スクリーンタイムでアカウントを許可にする
スクリーンタイムが原因の場合、まずは「アカウントの変更が許可されているか」を確認するのが近道です。操作イメージとしては、「制限の中でアカウント変更が禁止されているため、禁止を解除する」という流れです。
手順
「設定」アプリを開きます。
「スクリーンタイム」を開きます。
「コンテンツとプライバシーの制限」を開きます。
画面内の「変更の許可」に進みます。
「アカウント」に相当する項目を探し、「許可」に切り替えます。
Apple Accountの画面に戻り、サインアウトを再実行します。
つまずきやすい点
「変更の許可」の名称や配置はOSバージョンにより見え方が異なることがあります。近い名称の項目（アカウント、パスコード、変更、許可など）を同階層で探してください。
設定変更後、即座に反映されないことがあります。その場合は設定アプリを一度閉じ、再度開いてからサインアウトを試すと改善することがあります。
スクリーンタイムパスコードの入力が求められた時点で不明な場合、次の「パスコードをオフ」手順へ進む前に、まずパスコードの確認が必要です。
スクリーンタイムパスコードをオフにする
「アカウントを許可にしても改善しない」「アカウント許可が変更できない」場合、スクリーンタイムパスコードそのものが強く効いている可能性があります。特に、端末の利用者が変わった、家族が一時的に管理した、という場合はパスコード由来の制限が残っていることがあります。
手順
「設定」アプリを開きます。
「スクリーンタイム」を開きます。
画面下部付近の「スクリーンタイムパスコード」に関連する項目を開きます。
「スクリーンタイムパスコードをオフ」を選択します。
パスコードを入力してオフにします。
Apple Accountの画面でサインアウトを再実行します。
注意点
パスコードをオフにすると、これまでの制限（アプリ時間制限、コンテンツ制限など）も緩む可能性があります。家庭や業務のルールがある場合は、事前に関係者と確認したうえで実施してください。
ファミリー共有で保護者が管理している場合、子ども側でパスコードオフができない設計になっていることがあります。その場合は「ケース別対応」に進むのが最短です。
盗難デバイスの保護をオフにする
外出先で止まる、待機時間が出る、という症状がある場合は、盗難対策の保護が影響している可能性があります。手順としては「パスコード関連の設定」付近から当該機能にアクセスし、オフにする流れになります。
手順（一般的な流れ）
「設定」アプリを開きます。
「Face IDとパスコード」または「Touch IDとパスコード」を開きます。
端末のパスコードを入力します。
画面下部付近にある盗難対策の保護機能の項目を開きます。
対象機能をオフにします。
Apple Accountの画面に戻り、サインアウトを実行します。
待機時間が出る場合の考え方
待機時間が表示された場合、仕様として必要なプロセスである可能性が高いです。無理に別操作を繰り返すより、表示に従って時間経過後に再認証して完了させるほうが確実です。
売却・譲渡前は、可能であれば自宅など落ち着いた場所でこの設定を確認し、待機時間が必要なら前もって完了させておくと当日の事故を避けやすいです。
それでもサインアウトできない時の基本対処
上記の主要原因を潰しても改善しない場合、以下の「基本対処」で状況が動くことがあります。目的は「端末や認証の一時的な不整合」を取り除き、再試行可能な状態に戻すことです。
1）通信環境の切り替え
Wi-Fiが不安定な場合はモバイル通信へ切り替える、または別のWi-Fiへ切り替えます。
認証画面やAppleのサーバーとの通信が途切れると、表示が不安定になることがあります。
2）再起動
設定反映の遅延や一時的なシステム不整合の切り分けとして有効です。
重要なのは「再起動しても制限設定そのものは消えない」ため、原因が制限である場合は設定変更が必要です。再起動は補助的手段として扱ってください。
3）OSアップデートの確認
設定項目の表示がOSで変わる場合があります。可能であれば最新に近い状態にして、該当設定が見つけやすい状態に整えると作業効率が上がります。
ただし、アップデートは時間がかかる場合があるため、売却期限が近いときは優先順位を考えて実行してください。
4）別の制限要因の再確認
スクリーンタイムを見直したつもりでも、「変更の許可」以外に「コンテンツとプライバシーの制限」全体がオンになっていることで影響が残ることがあります。
ファミリー共有や管理端末の可能性がある場合は、個人での粘りよりも、関係者（保護者・管理者）への連絡が早道です。
制限されているためサインアウトできませんが解決しないケース別対応
親の端末が必要な場合の進め方
ファミリー共有で子どもアカウントが保護者管理下にある場合、子ども側の端末でできる操作には限界があります。現実的には、保護者が以下のいずれかを行う必要があります。
子どものスクリーンタイム制限を一時的に緩め、アカウント変更を許可する
スクリーンタイムパスコードを入力して該当設定を変更する
必要に応じて、子ども端末のサインアウトや譲渡準備に立ち会う
進め方のコツ
口頭で説明するより、端末の画面を見ながら操作してもらうほうが誤解が少ないです。
売却・譲渡が目的なら、当日ではなく前日までに作業時間を確保すると安全です（待機時間やアップデートで時間が伸びる可能性があるためです）。
スクリーンタイムのパスコードが分からない場合
パスコード不明は、最も詰まりやすい状況です。ここで焦って回避策を探すと、根拠が薄い手段に流れやすく、データ消失やアカウントトラブルにつながりやすいです。安全に進めるための考え方は次の通りです。
パスコードを設定した当事者を特定する（自分か、家族か、前所有者か、組織か）
当事者に確認するのが最短（記録が残っていることもあります）
当事者が自分であり完全に失念している場合は、正規の復旧・サポート導線を使う
本記事では、不正な解除ツールや、アカウント所有権を証明せずに解除をうたう手段は推奨いたしません。サインアウトは個人情報と所有権に直結する操作であるため、正規手順での解決が結果的に最も安全です。
中古端末や譲渡端末で前所有者の協力が必要な場合
中古端末や知人から譲り受けた端末でこの表示が出る場合、前所有者の設定が残っている可能性があります。この場合の原則は明確で、前所有者の協力が必要になりやすいです。
前所有者に依頼すべき事項（代表例）
端末側でApple Accountからサインアウトしてもらう
必要に応じて、端末の紐付けを解除してもらう
受け渡し前に初期化して、初期設定が途中で止まらないことを確認してもらう
連絡が取れる場合は、端末の画面共有や通話で操作してもらうのが最短です。連絡が取れない場合は、購入元（店舗やフリマの取引先）に早期相談し、返品や手続きの可否を確認することが現実的です。
管理端末で管理者へ連絡すべき判断基準
以下に当てはまる場合、個人の設定変更で解決しない可能性が高いです。
会社・学校から支給された（あるいは登録を求められた）端末
端末内に組織名のプロファイルや管理項目が存在する
設定メニューがグレーアウトして変更できない箇所が多い
初期化・譲渡の許可が組織ルールで管理されている
この場合は、管理者へ「サインアウトが制限されている旨」「売却や返却など目的」「表示文言」を整理して伝えると、対応が早くなりやすいです。組織によっては、返却手順が決まっていることがありますので、独断で初期化等を進める前に確認するのが安全です。
制限されているためサインアウトできませんを回避する売却前の準備
ここでは、同じトラブルを繰り返さないための「事前準備」を整理いたします。売却・譲渡の直前に慌てないためには、前日までに確認することが重要です。
データ保護とバックアップ
バックアップの実行：iCloudまたはPC/Macでバックアップを作成します。
同期状態の確認：写真、連絡先、メモ、カレンダー等がどこに保存されているか（iCloudか端末内か）を把握します。
二要素認証の確認：機種変更や再ログインで必要になる場合があるため、受信可能な電話番号やメールが使える状態か確認します。
探すと関連設定の確認
盗難対策の保護が関係する場合、外出先で待機時間が発生し得ます。売却・譲渡の前日までに自宅で確認し、必要ならオフの手順を完了させてください。
スクリーンタイムがオンで「アカウント変更の許可」が不明確な場合、前日までに一度サインアウトの可否をテストし、制限が残っていないか確認しておくと安全です。
初期化と受け渡し前チェックリスト
受け渡し前に、最低限以下を満たしているか確認してください。
Apple Accountからサインアウトできている
スクリーンタイムの制限が譲渡後に影響しない状態になっている
盗難対策の保護が必要に応じてオフになっている、または待機時間のプロセスが完了している
初期化後に初期設定画面まで進み、前所有者の情報入力要求が出ないことを確認できる
eSIMを利用している場合、回線側の手続きや削除が必要か確認済みである
Apple Watch等の周辺機器がある場合、ペアリング解除など付随手続きが完了している
チェックリストを「当日」ではなく「前日まで」に確認しておくと、万一詰まった場合でも保護者・管理者・購入元への連絡が間に合いやすくなります。
制限されているためサインアウトできませんに関するよくある質問
サインアウトすると写真や連絡先は消えるか
状況によります。写真や連絡先がiCloud同期の対象であれば、同じApple Accountで再ログインした際に復元できる可能性があります。一方で、端末内にのみ保存されているデータや、同期設定によっては表示が変化する場合があります。売却・譲渡が目的でも、サインアウト前にバックアップを取ることが安全策になります。
また、サインアウト時に「データをこのiPhoneに残す」等の選択が出る場合がありますが、譲渡や売却が目的であれば、個人情報保護の観点から、端末に残さない判断が適切なケースもあります。目的（自分で使い続けるのか、手放すのか）に応じて判断してください。
待機時間が出るのは故障か
故障とは限りません。盗難対策の保護機能が有効で、場所条件や認証要件に該当すると待機時間が発生することがあります。待機が出た場合は、表示に従って時間経過後に再認証して完了させるのが基本です。急いでいる場合ほど心理的に不安になりますが、仕様として必要な工程である可能性が高い点を押さえてください。
親が不在でも解除できるか
ファミリー共有で子どもとして管理されている場合、親（保護者）の許可やパスコードが必要になるケースがあり、親が不在だと解除できない可能性があります。この場合は、親が対応できるタイミングまで待つ、または親に遠隔で手順を依頼する必要があります。売却期限がある場合は、期限前に必ず日程調整して対応してもらうことを推奨いたします。
サポートに相談すべき目安
以下に該当する場合は、自己解決に固執するより、早めにサポートや関係者へ連絡するほうが結果的に早く安全です。
スクリーンタイムパスコードが不明で、設定者にも確認できない
盗難対策の待機が絡み、売却・返却期限に間に合わない恐れがある
中古端末で前所有者と連絡が取れない
会社・学校の管理下にある疑いが強い（プロファイル、管理表示など）
特に「管理端末」「前所有者の協力が必要」領域は、個人での努力よりも窓口対応のほうが解決確率が高い傾向があります。
まとめ
「制限されているためサインアウトできません」は、端末の故障というよりも、アカウント変更を守るための制御（スクリーンタイム、保護者管理、盗難対策、組織管理）によって発生することが多いです。最短で解決するには、次の順番で切り分けてください。
スクリーンタイムで「アカウント変更が許可」されているか確認する
必要に応じてスクリーンタイムパスコードをオフにする
外出先で止まる場合は盗難対策の保護と待機時間の可能性を確認する
子どもアカウントや管理端末の疑いがある場合は、親／管理者へ連絡する
また、売却・譲渡前は「当日になってから」ではなく、前日までに自宅など落ち着いた環境で確認を済ませると、待機時間やパスコード確認の手間を吸収でき、トラブルを大幅に減らせます。仕様や表示名はOS更新で変わることがありますので、表示に従いながら、同じ階層の設定項目を丁寧に確認して進めてください。