冬の湖の鉱石場で「かっぱの玉」を狙い始めたものの、対象階で岩を割ってもなかなか出ず、「本当に手順が合っているのか」「何か条件を満たしていないのではないか」と不安になる方は少なくありません。かっぱの玉は確率入手であり、正しい階に到達して正しい対象を叩いていても“出ない回”が発生します。つまり、出ないこと自体が直ちにミスの証明にはなりません。
一方で、確率要素の収集は、準備と手順が曖昧なまま続けるほど、疲労と焦りが積み上がりやすい領域でもあります。本編集部では、出現階・確率という知識だけで終わらせず、セーブ位置、所持枠、撤退判断、進捗記録までを一連の流れとして整理し、周回のストレスを減らすことを重視いたします。
本記事で得られることは次のとおりです。
かっぱの玉の出現階を把握し、狙う順番を決められるようになります
セーブとリロードを用いた周回手順が理解でき、「出ない」を管理できるようになります
取りこぼしや勘違いを防ぐチェックポイントが分かり、納得感を持って周回できます
この記事は、湖の鉱石場の周回が可能になった中級者の方、または「出ない」状況に直面して不安を感じている方を主な対象としております。
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再会のミネラルタウンでかっぱの玉を集める前提条件
湖の鉱石場に入れる時期と基本ルール
かっぱの玉は、湖の鉱石場に存在する特定の階で、岩をハンマーで壊したときに確率で出現します。ここで重要なのは、「どこで」「何を」「どうするか」を先に固定しておくことです。基本ルールを整理いたします。
対象は岩です
地面をクワで掘る要素（別アイテムの探索）と混同すると、正しい階にいても成果が出ません。かっぱの玉は、あくまで岩を壊す行為と結び付いています。出現する階が決まっています
ランダムにどこでも出るのではなく、特定階に限定されます。そのため、周回では「目的階へ到達すること」と「目的階での試行回数を確保すること」が中心課題になります。同じ階で複数個は期待しない運用が安全です
周回の設計上、「1階につき最大1個」という前提で動くほうが混乱が少なく、記録管理も容易です。仮に内部仕様が異なるとしても、この前提は損をしにくい設計です。9個集めると交換イベントにつながります
最終的に「かっぱの秘宝」との交換を目指す流れになりますが、ここで事故が起きやすいのが所持枠です。所持枠不足は確率とは無関係に発生するため、序盤から運用ルールとして組み込んでください。
また、鉱石場は階段位置や落とし穴などが絡むため、「目的階へ着くまでに体力・時間を消費する」構造になりがちです。よって、準備段階で回復資源とセーブ運用を整えておくことが、周回の成否を大きく左右いたします。
持ち物チェックリスト
周回のストレスは、準備不足で急激に増えます。「今日は何階を狙う日か」を決めたうえで、持ち物を固定化しておくとブレが減ります。最低限、次を整えてください。
ハンマー
岩破壊が目的行動になるため、忘れた時点で周回が成立しません。強化段階が高いほど破壊のテンポが上がり、体力と時間の損失が減ります。回復アイテム
目的階へ到達するまでの消耗と、目的階で岩を割る消耗が重なります。回復手段が不足すると「もう少し試せたはずなのに撤退する」形になり、試行回数が減って成果が遠のきます。
目安としては、短時間の試行日でも複数回回復できる分量を確保し、深層狙いの日は余裕を持たせてください。所持枠の空き
かっぱの玉の回収を最優先にする日は、不要なアイテムを持ち込まない方針が安全です。鉱石や副産物を拾う欲求は自然ですが、最終盤で所持枠が詰まると精神的ダメージが大きくなります。
目安は最低2〜3枠ですが、深層狙い日はさらに余裕を持たせると安心です。セーブスロットの準備
後述する「対象階の直前」と「対象階に入った直後」を分ける運用を成立させるため、セーブ枠を2つ使う前提で準備します。メモ（進捗記録）
かっぱの玉の取得階は、後から見返して確認できない状況が起きやすいため、外部メモで管理するのが最も確実です。スマートフォンのメモで十分です。
このチェックリストは、「運が悪い日」を支える保険でもあります。確率要素に対して、準備と運用でできる範囲を先に固めておくことで、焦りが軽減されます。
かっぱの玉の出現階と確率一覧
かっぱの玉は、湖の鉱石場の決まった階で、岩を壊したときに確率で出現します。周回の設計では、出現階を「目的地」として固定し、目的地での試行回数を増やす考え方が基本になります。
ここで注意したいのは、確率の低い階が複数存在することです。正しいことをしていても出ない期間が発生し得るため、精神的に折れない設計が必要です。確率は「出る・出ない」ではなく「平均的には相当回数が必要になり得る」ことを意味します。
出現階と確率を表で確認する
周回計画を立てやすいように、代表的に挙げられる出現階と確率の目安をまとめます。ゲーム内で確率が明示されるタイプではないため、攻略情報として流通している目安値を参照しつつ、体感と整合するように運用で吸収する姿勢が重要です。
| 区分 | 階層 | 対象 | 出現確率の目安 |
|---|---|---|---|
| 序盤 | 地上1F | 岩 | 0.4% |
| 序盤 | 地下40F | 岩 | 0.4% |
| 中盤 | 地下60F | 岩 | 0.4% |
| 中盤 | 地下80F | 岩 | 0.4% |
| 深層 | 地下120F | 岩 | 0.8% |
| 深層 | 地下140F | 岩 | 0.8% |
| 深層 | 地下160F | 岩 | 0.8% |
| 深層 | 地下180F | 岩 | 0.8% |
| 最深部 | 地下255F | 岩 | 19.5% |
この表の見方として、重要なのは「0.4%帯が4回、0.8%帯が4回、最深部が1回」という構造です。つまり、単純計算でも低確率帯の回数が多く、ここでメンタルが削られやすい設計になっています。したがって、低確率帯こそ「短く回す」「撤退を早く決める」など、損失を抑えた運用が効きます。
確率帯ごとの狙い方
確率が違う以上、同じ気合いと同じ粘り方をすると疲弊します。おすすめは、確率帯ごとに周回の「勝ち筋」を変えることです。本編集部では、次の整理を推奨します。
0.4%帯（地上1F、40、60、80F）
ここは「長居しても報われにくい日がある」帯です。岩を全て割り切ることを目標にすると、体力と時間の損失が大きくなります。
したがって、リセット前提で短い試行を重ねるほうが、結果として試行回数が増えて期待値に近づきやすくなります。
具体的には「対象階に入った直後のセーブから開始し、一定数割って出なければ撤退・リロード」という形で、1回あたりの消耗を抑えます。0.8%帯（120、140、160、180F）
0.4%帯よりはマシに見えるものの、到達コストが高いため、粘り方を間違えると損失が膨らみます。
基本は「目的階到達を安定させるセーブ運用」と「目的階での試行のテンポ」を優先し、深追いしない判断基準を先に決めます。19.5%帯（255F）
ここは確率自体は高い一方で、最大の障害は「そもそも到達が難しい」点です。到達できない日が続くと、心理的には0.4%帯以上に消耗します。
したがって、255F狙いは「到達設計の日」と割り切り、回復資源、セーブ運用、撤退基準を最も手厚くします。
このように、確率帯によって「何を管理すべきか」が変わります。確率を変えられない以上、変えられるのは試行回数と損失です。ここを設計するのが周回の本質になります。
かっぱの玉を最短で9個集める周回手順
ここからは、実際の周回を「準備 → 到達 → 対象階での試行 → 記録 → 次へ」という流れに分解し、手順として固定いたします。ポイントは、鉱石場のランダム要素を前提に、セーブと撤退判断で損失を抑え、試行回数を最大化することです。
本記事では、どの階を狙う場合でも通用しやすい共通手順を提示したうえで、低確率帯と深層帯の運用差を補足します。
セーブ位置を固定して損失を減らす
セーブ運用は、周回の質を決める中核です。運用が曖昧だと「出ないのに続ける」「続けたのに体力が尽きて撤退する」「撤退したせいで次回も到達が遅れる」といった悪循環になりがちです。
本編集部では、次の2スロット運用を推奨します。
スロットA：対象階の1つ手前
例：60F狙いなら59F、120F狙いなら119Fです。
目的は「目的階の配置を引き直したいときの起点」を作ることです。目的階に入る前からやり直せるため、階段位置や落とし穴の展開が悪い場合に損失を抑えられます。スロットB：対象階に降りた直後
目的は「目的階での試行回数を確保すること」です。目的階に入った状態からやり直せるので、岩を割る行為だけを反復できます。
この2つを併用することで、次の判断が可能になります。
「目的階には着けた。配置は悪くない。ならBから反復して岩割りを増やす」
「目的階の展開が悪い。ならAからやり直して、目的階に入る瞬間から引き直す」
ここで大切なのは、セーブ位置を毎回同じにすることです。位置がブレると、判断もブレます。判断がブレると、「今日は何をやっているのか」が分からなくなり、疲労が増えます。セーブは行動の迷いを減らす装置として扱ってください。
対象階で岩を割る優先順位
対象階に到達したら、やることは単純です。「岩を壊す」ことに集中します。ただし、集中するためには「やらないこと」も決める必要があります。副産物拾い、地面掘り、むやみな探索は、目的階での試行テンポを落としがちです。
手順
対象階に降りた直後にスロットBへセーブします。
まずは起点を固定し、失敗時に戻れる状態を作ります。岩を壊す作業に入ります。
岩の密度が高い場所から始めると、歩行移動の時間が減り、試行回数が増えます。
もしハンマー強化で一度に複数マスを叩ける場合、配置次第でテンポが上がりますが、狙いの岩を壊し損ねる不安がある場合は、安全側（確実に壊す）を優先してください。かっぱの玉が出たら、最優先で回収します。
回収の瞬間に所持枠が足りない事故を防ぐため、対象階へ入る前から空き枠を確保しておきます。
「後で拾う」は事故の温床です。拾えるタイミングで拾い切るのが安全です。出ない場合は、撤退判断に入ります。
ここで重要なのは、「最後まで割り切ること」を正解としないことです。確率が低い階ほど、割り切っても成果が出ない日が発生し得ます。そのときの損失が大きくなるほど、次の試行が遠のきます。
撤退判断の目安
撤退の基準は、あらかじめ決めておくほど有効です。代表的な目安は次のとおりです。
体力が大きく削れた
回復アイテムの消費が想定以上になった
目的階での岩割りがある程度進んだのに成果がない
「今日の目標時間」を超えそう（短時間プレイの方に特に重要です）
撤退を決めたら、次のどちらかを選びます。
スロットBからロード：目的階の状態から、岩割りをもう一度やり直す
スロットAからロード：目的階へ入る前からやり直し、配置自体を引き直す
迷う場合の基本方針としては、次が扱いやすいです。
0.4%帯：A寄り（配置引き直しで短い試行を重ねる）
深層帯：B寄り（到達コストが高いので、到達後の試行を増やす）
この方針は万能ではありませんが、「迷いを減らす」という意味で効果があります。周回では、迷いを減らすことが継続の鍵になります。
短時間プレイ向けの進捗記録
かっぱの玉集めが長期化しやすい理由の一つは、「どの階で入手したか」を後から確実に把握しづらい点です。入手済みかどうかが曖昧になると、同じ階を何度も回してしまい、疲労だけが増えます。これは確率以前の問題として、避ける価値が大きいです。
本編集部では、次のような外部メモを推奨します。
記録テンプレ（コピーして使えます）
取得済み：1F / 40F / 60F / 80F / 120F / 140F / 160F / 180F / 255F
次に狙う階：＿＿F
今日の目標：＿＿Fを回収する（回収できなければ撤退）
所持枠：空き＿＿枠
回復：持込＿＿個／残り＿＿個
セーブ：A＝＿＿F、B＝＿＿F
このテンプレで重要なのは、「次に狙う階」と「A・Bのセーブ位置」を毎回書くことです。書くことで、周回の手順が固定され、翌日に再開しても迷いません。
かっぱの玉が出ないときの原因と対処
「正しい階で岩を割っているはずなのに出ない」という状況は起こり得ます。確率が低い階が存在するためです。したがって、出ないこと自体を根拠に「何か間違っている」と決めつける必要はありません。
ただし、周回を続けるうえでは、確率の問題と、手順ミスの問題を分離することが大切です。確率の問題は割り切って設計で吸収します。一方、手順ミスは発見した時点で修正すべきです。ここでは、手順ミスに近い原因を優先度順に潰します。
所持枠不足と9個目の取りこぼしを防ぐ
所持枠不足は、「出ない」「拾えない」「イベントが進まない」といった形で表面化しやすい事故です。確率ではなく準備不足で起きるため、対策の費用対効果が非常に高いポイントです。
対策は次のとおりです。
鉱石場に入る前に、不要アイテムは出荷・収納して空き枠を作る
「玉を優先する日」は、副産物を拾う量を制限し、空き枠を多めに確保する
目的階で玉が出たとき、空き枠が不安なら、その場で整理（捨てる判断も含む）をしてから拾う
特に「9個目」は、達成の期待が高い分、事故の精神的ダメージも大きくなります。最後に慌てないように、「常に空き枠を残して周回する」運用を徹底してください。
階の取り違えと対象の勘違いを見直す
次に多いのが、「対象の勘違い」や「階の取り違え」です。鉱石場では、1階違うだけで状況が完全に変わります。目的階を狙っているつもりが、実際は目的階ではない、ということも起こり得ます。
チェック項目は以下です。
本当に対象階にいるか
40Fと39F、120Fと121Fのような取り違えがないかを、到達直後に意識して確認します。
特に深層狙いでは「途中の疲労で数え間違える」ことが起こりやすいため、セーブAの時点で階数を明記しておくのが安全です。岩を壊しているか
地面を掘る要素や別アイテムの探索と混同すると、成果が出ません。目的行動は岩割りです。迷ったら、まず岩に戻ってください。取得済みの階を再挑戦していないか
外部メモがないと、ここで迷います。取得済みなら、その階は周回対象から外し、次の階へ進める判断ができます。
この三つを潰したうえで出ない場合は、確率の問題として扱い、セーブ運用と撤退基準で試行回数を積み上げるのが合理的です。
かっぱの玉9個の交換と次にやること
かっぱの玉集めは、9個揃えた時点で一区切りになりますが、同時に「次の目的」が始まるタイミングでもあります。交換によって得られるものを理解しておくと、周回のモチベーションが安定します。
かっぱの秘宝の効果と用途
9個集めると、交換イベントを経て「かっぱの秘宝」を得る流れになります。秘宝は、装備や効果によってプレイを便利にする要素として扱われることが多く、また一部の目標（結婚条件の一部など）と結び付けて語られる場合もあります。
ここで大切なのは、秘宝の価値を「今の自分の目的」に接続することです。
収集要素を埋めたい方：達成の証としての価値が高い
結婚やイベントを進めたい方：条件達成の道筋としての価値が高い
周回が苦手な方：一度仕組みを理解して揃えた経験が、今後の確率要素攻略の自信につながる
また、交換の瞬間に所持枠の空きが必要になる場面が想定されるため、最後まで「空き枠運用」を崩さないことが安全です。
同時に進めやすい収集と金策
湖の鉱石場は、宝石などの副産物も得られるため、「ついでに稼ぎたい」「ついでに別レアも狙いたい」という気持ちが自然に生まれます。ただし、かっぱの玉は低確率帯が複数あるため、何でも同時にやろうとすると集中が崩れやすく、周回が長期化します。
本編集部では、次の二択で日ごとにモードを固定することをおすすめします。
玉専用モード
その日の勝ち筋は「目的階での試行回数」です。副産物はほどほどにし、撤退基準も玉基準で決めます。短時間プレイの方と相性が良いです。ついで狙いモード
深層到達に成功した日など、到達自体が成果になるタイミングで採用します。玉の階では玉を優先しつつ、途中階での副産物回収を許容します。
ただし、ついでを増やしすぎると所持枠事故の確率が上がるため、空き枠を多めに確保してください。
この「モード分け」は、周回の迷いを減らす効果があります。今日は何を優先する日かが明確だと、撤退判断も速くなり、結果として試行回数が増えます。
よくある質問
岩を全部割っても出ないのはバグですか
バグと断定する前に、確率の影響を前提に整理してください。低確率帯では、正しい階で正しい行動をしていても出ない回が発生します。これは仕様の範囲として起こり得ます。
対策としては、次の順で確認すると納得感が上がります。
目的階が正しいか（階数の取り違えがないか）
目的行動が正しいか（岩を壊しているか）
取得済み階を再挑戦していないか（メモで確認）
セーブ運用が固定されているか（AとBが機能しているか）
この4点が問題なければ、あとは確率の問題として扱い、短い試行を反復できる設計（セーブ＆撤退）で試行回数を増やすのが合理的です。
9個目が出ない・拾えない原因は何ですか
代表的には、所持枠不足が疑わしいです。かっぱの玉の回収や交換の局面では、空き枠がないことで進行が止まったように感じる場合があります。まずは所持品を見直し、不要物を整理して空き枠を確保してください。
また、外部メモがないと「9個目の階をすでに取っているのに、別の階を探している」など、進捗の錯覚も起こり得ます。記録テンプレに沿って、未取得階を明確にするのが最短です。
かっぱの秘宝は何に使えますか
かっぱの秘宝は、交換によって得られる達成報酬として扱われ、効果（装備・回復など）を期待する位置付けで語られることが多い要素です。また、プレイ目的によっては条件達成と結び付けて考える方もいます。
おすすめは、秘宝を「目的のための手段」として捉えることです。収集が目的なら達成の証として、イベント進行が目的なら条件の一部として、周回克服が目的なら成功体験として活用できます。
まとめ
かっぱの玉は、湖の鉱石場の特定階で、岩を壊した際に確率で出現します。
低確率帯（0.4%帯）が複数あるため、「出ない回」は起こり得ます。出ないこと自体をミスと決めつけず、手順の確認と試行回数の設計で対応します。
周回の鍵は、セーブ位置の固定（対象階直前＝A、対象階直後＝B）と、撤退判断の事前設定です。これにより損失を抑え、試行回数を増やせます。
所持枠不足は確率と無関係に事故を起こすため、空き枠運用を序盤から徹底してください。
取得済み階の管理は外部メモが最も確実です。記録テンプレで迷いをなくすと、長期周回でも折れにくくなります。
次の行動としては、まず記録テンプレを作成し、未取得階を明確にしたうえで、0.4%帯を「短い試行の反復」で回収していくのが安定いたします。仕様の変更やプレイ環境差分があり得る点には留意しつつ、数値そのものよりも「損失を抑えて試行回数を積む」運用を軸に進めてください。