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Safariで「トップヒットを事前に読み込む」を無効化|最短手順

Safariのアドレスバーに文字を打っただけで、まだ開いていない“トップヒット”のページが勝手に読み込まれる——その小さな自動化が、プライバシーや通信量、誤アクセスのモヤモヤにつながることがあります。
この記事では、Mac と iPhone/iPad で「トップヒットを事前に読み込む」を最短手順でオフにする方法を、仕組み・メリット・関連設定までひとまとめに解説。
まずは30秒で設定を見直し、あなたのSafariを“必要なときだけ読み込む”スマートな状態へ整えましょう。

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この記事のまとめ

「トップヒットの事前読み込み」をオフにするだけで、意図しないアクセスの抑制・通信量の節約・表示挙動の透明性が手に入ります。
体感速度が少し落ちるケースはあるものの、まずはオフで運用し、必要な場面だけオンに切り替えるのが実用的。
あわせて検索候補やトラッキング防止などの関連設定も見直せば、Safariはさらに快適になります。
——今日の数タップが、これからの“静かで賢いブラウジング”をつくります。

Safariで「トップヒットを事前に読み込む」を無効化する方法

Mac(Safari)

  1. Safari を開く

  2. メニュー 「Safari」→「設定…」(macOS Ventura以降)/「環境設定…」(Monterey以前)

  3. 「検索」タブ を開く

  4. 「トップヒットをバックグラウンドで事前に読み込む」をオフにする

すぐ反映されます。SafariやMacの再起動は不要。

iPhone / iPad(Safari)

  1. 「設定」アプリ を開く

  2. 下にスクロールして 「Safari」 をタップ

  3. 「トップヒットを先読み」(または「トップヒットを事前に読み込む」等の表記)をオフ

こちらも即時反映。端末の再起動は不要です。


「トップヒットの事前読み込み」とは?

仕組みと動作タイミング

Safariのアドレスバー(スマート検索フィールド)にキーワードを入力すると、Safariは検索エンジンの予測や履歴などをもとに**「最も該当しそうなページ(トップヒット)」を判断します。
事前読み込みがオンの場合、そのトップヒットを
バックグラウンドで先に読み込み**、クリック時の体感表示を速くしようとします。

先読みが行われる条件と対象

  • アドレスバー入力中にトップヒットが判定されたとき

  • 検索エンジンの結果だけでなく、ブックマークや履歴が影響することもある

  • 先読みは**自動で1ページ(またはごく一部)**に限定され、常時すべてを読み込むわけではない


無効化のメリット・デメリット

メリット

  • プライバシー配慮:意図せず特定サイトへアクセス扱いになる可能性を抑制

  • 通信量の節約:バックグラウンドでのデータ消費を抑えられる

  • 誤アクセス防止:入力途中の“勘違いアクセス”が減りやすい

デメリット

  • 一部ページの初回表示がわずかに遅いと感じることがある

  • トップヒットを活用している人にとっては体感のキビキビ感が低下する場合も

迷ったらまずはオフで運用し、必要性を感じたらピンポイントでオンに戻すのが無難です。


詳細手順

Mac:設定 →「検索」→ スイッチをオフ

  1. Safari を起動

  2. 画面左上のメニュー 「Safari」→「設定…」(Ventura以降)

    • Monterey以前は 「Safari」→「環境設定…」

  3. 上部タブから 「検索」 を選択

  4. 「トップヒットをバックグラウンドで事前に読み込む」 のチェックを外す

  5. タブを閉じれば完了(即時反映)

補足:企業や学校の管理端末(MDM)では、ポリシーで固定されている場合があります。変更不可なときは管理者に相談してください。

iPhone / iPad:設定アプリ → Safari → スイッチをオフ

  1. 設定 アプリを開く

  2. 下へスクロールして 「Safari」

  3. 「トップヒットを先読み」(文言はOSバージョンで微差あり)をオフ

  4. そのまま閉じてOK(即時反映)


バージョン別の表記ゆれ

  • macOS

    • Ventura以降:メニュー名が 「設定…」

    • Monterey以前:「環境設定…」

  • iOS / iPadOS

    • 設定項目は 「トップヒットを先読み」「トップヒットを事前に読み込む」 など、細かな表記差がある場合あり

表記が見つからないときは、設定画面上部の検索で「トップヒット」と入力して探すと早いです。


併せて見直したい関連設定

1) 検索候補の最適化

  • 「Safariの検索候補」「Safariの候補」(Mac)

  • 「検索エンジンの候補」(iPhone/iPad)
    候補の出し方を調整して、**“出るけど勝手に読みに行かない”**理想バランスに。

2) プライバシー保護の強化

  • サイト越えトラッキングを防ぐ(iPhone/iPad)

  • プライバシーレポートの確認(Mac/iOS)
    不要なトラッキングを減らし、安心して検索・閲覧。

3) 学習情報のリセット(トップヒットの偏り対策)

  • 履歴を消去キャッシュ・サイトデータの削除
    トップヒット判定には履歴やブックマークの影響があるため、偏りを感じたらリフレッシュ。


よくある質問

Q. オフにしても検索候補は表示されますか?
A. はい。候補の表示と、先読み(自動読み込み)は別機能です。候補は出ますが、ページ自体の裏読みは止まります。

Q. 再起動は必要ですか?
A. 不要です。設定変更は即時反映されます。

Q. 通信量やバッテリーは変わりますか?
A. 先読み分の通信・処理が減る可能性があります。効果は利用状況により異なります。

Q. 企業や学校の端末で変更できません。
A. **管理ポリシー(MDM)**で固定されている可能性があります。管理者へ問い合わせてください。

Q. 表記が見つからない/メニューが違うのですが?
A. OSや言語設定で文言が異なることがあります。**設定内検索で「トップヒット」を試すか、「検索」「先読み」**などの関連語でも探してみてください。


トラブルシューティング

「オフにしたのに先読みされていそう」なとき

  1. Safariを一度終了→再起動

  2. 履歴/Webサイトデータを消去(キャッシュによる見かけの再取得を抑制)

  3. 拡張機能の影響を確認(候補や読み込み動作を変更する拡張がある場合)

  4. プロファイル/管理設定の有無を確認(企業・学校端末)

設定項目が見当たらないとき

  • OSアップデートで項目の位置・文言が変わることがあります

  • 言語・地域を切り替えると表記が変わる場合あり

  • どうしても見つからない場合は、設定内検索を活用