※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

PULSE Exploreレビュー|PS Portal直結の実力は本物?音質・遅延・接続トラブルまで徹底解説

PS Portalで夜にこっそり遊びたい。テレビの音量を上げられない。ケーブルの煩わしさから解放されたい——そんなときに候補に挙がるのが、PlayStation Link対応のワイヤレスイヤホン「PULSE Explore」です。とはいえ価格は安くなく、ノイズキャンセリング非搭載、接続や切り替えにクセがあるという声も見かけます。「本当に買う価値があるのか」「PS5・PS Portal・スマホの同時接続は快適なのか」「切断や認識不良が起きたらどうすればいいのか」と迷うのは当然です。

本記事では、PULSE Exploreの“刺さる人・刺さりにくい人”を最初に整理したうえで、PlayStation Linkの特徴、音質と遅延の体感、装着感のコツ、PS5/PS Portal/PC/スマホの接続手順、そしてトラブル時の切り分けと復旧ポイントまで、購入前にも購入後にも役立つ形で丁寧に解説します。読み終えたときに「自分の使い方なら後悔しない」と判断できる状態を目指して、一つずつ確認していきましょう。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

PULSE Exploreは誰に向くかレビューで先に整理

PS Portalで直接ワイヤレスにしたい人は最有力

PULSE Exploreを検討している人の多くは、「PS Portalでワイヤレスイヤホンを使いたい」という一点で、ほぼ候補が固定されているはずです。PS Portalは一般的なBluetoothイヤホンをそのまま接続して使う前提ではないため、遅延が少なく、接続が安定しやすい“専用の道”が必要になります。その専用の道として用意されているのがPlayStation Linkであり、PULSE ExploreはこのLinkに対応していることが最大の強みです。

PS Portalでゲームをする場面は、リビングのテレビが空いていないとき、就寝前の短時間、家族が寝ている時間帯など、「音を出しにくい」「周りを起こしたくない」という状況が多くなりがちです。そんなとき、コントローラーに有線イヤホンを挿す運用でも成立はしますが、ケーブルの取り回しが気になったり、姿勢を変えたときに引っかかったりと、地味なストレスが積み上がります。PULSE Exploreはこのストレスを一気に減らし、「持ったらすぐ聴ける」体験に寄せられる可能性が高い製品です。

ただし、ここで重要なのは「PS Portalで使える=万人にとって最高」ではない点です。PS Portal直結の価値は大きいものの、装着感・遮音の好み・外出用途の比重によっては、別の選択肢のほうが結果的に満足する場合もあります。この記事では、用途別に「刺さる人」「刺さりにくい人」を先に整理し、買ってからの後悔を減らすための判断材料を揃えます。

先に確認したいチェックポイント

  • PS Portalでの使用頻度は高いか(週に何回以上か)

  • 夜間や家族のいる環境で、音漏れ対策が必須か

  • 外出時にもメインイヤホンとして使いたいか

  • ノイズキャンセリングがないと困る場面が多いか

  • ゲーム中にスマホ通話やDiscord等を同時に使いたいか

このチェックで「PS Portal中心」「家の中が主戦場」「同時接続もしたい」寄りなら、PULSE Exploreは検討する価値が非常に高いと言えます。

同時接続で“ながら”をしたい人に刺さる

PULSE Exploreの魅力として見逃しにくいのが、PS LinkとBluetoothを併用できる点です。具体的には、ゲーム音声をPS Linkで聴きつつ、スマホをBluetoothでつないで通話や別音源を扱う、といった“ながら運用”が想定できます。

たとえば次のようなシーンです。

  • PS5やPS Portalでゲームをしながら、スマホで通話を受ける

  • ゲーム音はイヤホンに入れつつ、スマホの通知音やナビ音声も拾いたい

  • フレンドとの連絡はスマホアプリ、ゲーム音は本体側、と役割を分けたい

この“二系統”は便利ですが、同時接続は「できる/できない」だけでなく、「操作が直感通りか」が満足度を左右します。特に音量操作の挙動は誤解されがちです。同時利用のとき、イヤホン側の音量ボタンで調整できる範囲が限られるケースがあり、スマホ側の音量はスマホで調整する必要が出ることがあります。ここを知らずに使い始めると、「壊れているのでは?」と不安になりやすいので、仕様として受け止められるかがポイントになります。

“ながら運用”が向く人の特徴

  • ゲーム中に着信が来ることが多い(仕事・家庭の事情など)

  • PS Portalで遊ぶが、連絡はスマホで受けたい

  • イヤホンを外さずに日常の音声も扱いたい

  • 「操作が多少クセがあっても便利さを優先できる」

逆に、操作の一貫性や単純さを強く求める人は、同時接続がかえってストレスになる可能性があります。便利さを取るか、単純さを取るか。この点は購入前に割り切っておくと、満足しやすくなります。

ノイキャン重視・外出メインの人は要注意(弱点の整理)

PULSE Exploreは、ゲーム用途、特にPlayStationの環境に寄せた設計です。そのため、「外出時の万能イヤホン」としては、弱点になりやすい部分があります。その代表がノイズキャンセリング(ノイキャン)です。

ノイキャンがない場合でも、イヤーチップで耳を塞ぐ遮音性(受動的遮音)である程度の外音は減ります。しかし、電車の走行音、バスのエンジン音、雑踏の低い騒音など、一定の環境ノイズは残りやすく、音量を上げたくなる場面が増えます。外出で「静けさ」を重視する人にとっては、ノイキャン搭載イヤホンとの差がはっきり出ます。

また、外出用途では次も重要です。

  • 風切り音や環境音がマイクに乗るか(通話品質)

  • 片耳運用のしやすさ(装着感や操作)

  • アプリでの細かな音作り(イコライザー等)に慣れているか

これらを総合すると、外出が主で、ノイキャンが必須の生活なら、PULSE Exploreを“唯一のイヤホン”にするのは慎重に考えたほうがよいでしょう。逆に、外出は別イヤホンで済ませ、PULSE Exploreは「PS Portal/PS5専用」と割り切れるなら、デメリットは小さくなります。


PULSE Exploreの特徴を公式仕様で押さえる

PlayStation Linkの低遅延・ロスレスとは何か

PlayStation Linkは、「遅延の少なさ」と「音質(圧縮の少なさ)」を狙ったワイヤレス方式として位置づけられます。ゲームで気になりやすいのは、映像と音のズレ、操作と効果音のズレです。特に、銃声の発砲音、パリィや回避のタイミング、リズム要素などは、ほんのわずかな遅れでも違和感になります。

一般的なBluetoothオーディオは、環境やコーデック、端末側の実装によって遅延が変わりやすく、「動画なら問題ないがゲームだと気になる」ことが起きがちです。PlayStation Linkは、このブレを減らし、ゲーム用途に寄せた安定した体験を狙うものだと理解すると分かりやすいです。

また、ロスレスという言葉が出ると「音楽向けの高音質」の印象が強いかもしれませんが、ゲームにおいても音の輪郭や分離の良さ、環境音の密度感に影響します。もちろん最終的な体感は耳の好みやゲームの音作りにも左右されますが、「ゲームで音が遅れないこと」を重視するなら、PS Linkを軸に考える価値があります。

Bluetooth接続の制約(同時再生・音量操作)

Bluetoothは汎用性が高い反面、仕様上の制約が分かりにくく、使い方次第でストレスが出ます。PULSE ExploreでBluetoothを使う場合、特に意識しておきたいのは次の2つです。

  1. 同時に音声を再生できるBluetooth機器は基本的に1台
    ペアリングできる台数と、同時に“音を出す”台数は別物です。複数台とペアリングしておいても、実際の再生は1台という運用になりやすいので、スマホとタブレットを頻繁に行き来する人は切り替えが発生します。

  2. PS Link+Bluetooth同時利用時、音量操作の“主導権”が分かれる
    ゲーム音声をPS Link、通話や動画をBluetooth、という運用は便利ですが、音量をどこで調整するかが混乱ポイントです。イヤホン側の音量ボタンはPS Link側のみが対象になり、Bluetooth側はスマホ側で調整する必要がある、といった挙動が起き得ます。慣れれば問題ない一方、直感的ではないので、事前に知っているかどうかで評価が分かれます。

接続方式別:できること・注意点(早見表)

項目 PS Link Bluetooth
主な用途 PS5/PS Portal/PC等で低遅延を狙う スマホ等の汎用接続
遅延の傾向 ゲーム向けに安定しやすい 端末・環境で変わりやすい
同時利用 Bluetoothと併用できる場面がある PS Linkと併用できる場面がある
音量操作 イヤホン側操作が素直に効きやすい 同時利用時は端末側調整が必要な場合

この表を頭に入れておくと、「ゲームはPS Link」「日常はBluetooth」と役割を切り分けやすくなります。

マイクのAIノイズ除去と通話の考え方

マイク性能は、ボイスチャット(VC)をする人にとって非常に重要です。PULSE Exploreは、AIノイズ除去(ノイズリダクション)をうたう設計が特徴のひとつです。ここで期待したいのは、周囲の定常ノイズ(空調、ファン音など)や、生活音の一部を抑え、声が聞き取りやすくなることです。

ただし、ノイズ除去は万能ではありません。以下のような音は、環境次第で残りやすい傾向があります。

  • 近距離の大きな衝撃音(ドアの開閉、物を落とす音)

  • 断続的で高い音(キーボードの強い打鍵、食器音)

  • 風切り音(外での通話時)

通話品質を判断するときは、「自分が話す環境」と「相手が聞く環境」の両方を考えると現実的です。静かな部屋でVCをするなら満足しやすい一方、外での通話や騒がしい場所では、ノイキャン非搭載も相まって快適さが下がる可能性があります。用途を限定できるほど、評価は安定します。

PS Link USBアダプター付属と追加購入の意味

PULSE ExploreにはPS Link USBアダプターが付属する構成が基本です。これにより、PS5側に挿してPS Link接続を使う、PC側に挿してPS Link接続を使う、といった運用ができます。

ここで悩みやすいのが「追加アダプターを買うべきか」です。追加購入の価値が出るのは、次のような人です。

  • PS5とPCの両方で使うが、毎回挿し替えたくない

  • デスクとリビングで使用場所が固定されている

  • 挿し替えによる接触不良や認識トラブルを避けたい

逆に、PS5(またはPS Portal)中心で、PCではほとんど使わない場合は、付属の範囲で十分なことが多いでしょう。


PULSE Exploreの音質と遅延をゲーム視点で見る

FPSの足音定位・分離感の評価軸

FPSでのイヤホン評価は、音楽の好みとは少し違う軸になります。重要なのは「勝ちにつながる情報が取れるか」です。代表的には足音、リロード、スキル音、遮蔽物越しの音などです。

  • 定位(方向):左右だけでなく、斜め前後、上下の感覚が掴めるか

  • 距離感:近い足音と遠い足音の差が分かるか

  • 分離(混ざらなさ):銃声や爆発音に足音が埋もれないか

  • 瞬間の立ち上がり:足音の“最初の一歩”がはっきり聞こえるか

ゲームによって音の作りは異なるため、最終的には自分が遊ぶタイトルで確認するのが確実ですが、少なくともPS Linkの低遅延を軸にすると「タイミングが合う」点での不満は減りやすくなります。

FPSでの調整のコツ

  • ゲーム内の「ヘッドホン」プリセットがあるなら試す

  • BGMを少し下げ、効果音を上げる(情報音の比率を上げる)

  • VCとゲーム音のバランスを固定し、日によって迷わないようにする

同じイヤホンでも、ゲーム内設定で聞こえ方は大きく変わるため、まずは設定側で改善できる余地を潰すのがおすすめです。

音の傾向(低域〜高域)と“疲れにくさ”

音質の好みは人によって差が大きいので、ここでは「疲れやすさ」と「情報の取りやすさ」を分けて考えると整理しやすいです。

  • 低域(低音):迫力は出るが、強すぎると足音が埋もれることがある

  • 中域:人の声や環境音の中心。VCの聞き取りやすさに関係

  • 高域:金属音や足音の輪郭。強すぎると刺さって疲れやすい

長時間プレイを前提にすると、刺激が強すぎないバランスのほうが疲れにくい一方で、競技寄りに情報を取りたい場合は、輪郭が立つ音作りが好まれることがあります。PULSE Exploreはゲーム向けの設計が意識されているため、音の“情報”に寄った調整に期待する人も多いはずです。

ここで大切なのは、購入後に「自分の耳に合う装着(密閉)」ができているかです。イヤーチップが合わず密閉が弱いと、低音がスカスカになり、音全体が薄く感じます。逆に密閉が強すぎると圧迫感が出るので、音質評価の前に装着の最適化が必須です。

遅延が気になる場面と回避策(接続方式の選び方)

遅延に敏感な人ほど、「どの接続方式で聴いているか」を意識するだけで満足度が上がります。基本はシンプルです。

  • ゲーム(PS5/PS Portal)で遅延を減らしたい:PS Linkを優先

  • スマホで動画・通話:Bluetoothを使う(必要に応じて)

  • 同時に使う:PS Linkを主、Bluetoothを副にするイメージ

遅延の違和感が出やすいのは、以下のような場面です。

  • 銃の発射音がワンテンポ遅れて聞こえる

  • 回避やガードの効果音が遅れて「ズレた感覚」になる

  • リズム要素の入力と音が一致しない

こうした場面で違和感があるときは、まずPS Link接続になっているかを確認し、Bluetooth経由でゲーム音を聴いていないかを切り分けるのが近道です。


PULSE Exploreの装着感と使い勝手で失敗を避ける

装着のコツ(回転させて固定)とサイズ選び

PULSE Exploreは、装着感の評価が分かれやすいタイプです。イヤホンは、耳の形状差が大きく、同じ製品でも「最高」「合わない」が出やすいカテゴリだからです。ここで失敗を避けるには、装着の“やり方”と、イヤーチップの“選び方”を分けて考えます。

装着の基本(イメージ)

  1. イヤホンを耳に軽く差し込む

  2. そのまま押し込むのではなく、角度を調整する

  3. ねじるように回転させて固定点を探す

  4. 口を動かしてもズレないか、軽く頭を振って落ちないか確認

この“固定点”が見つかると、密閉が安定し、音質も安定します。逆に固定点がないまま使うと、低音が抜け、定位もぼやけ、装着の不満も増えます。

イヤーチップ選びの目安

  • 落ちやすい:サイズを上げる、装着角度を変える

  • 痛い:サイズを下げる、深く入れすぎない

  • 低音が弱い:密閉不足の可能性(サイズ見直し)

  • こもる/圧迫感:密閉が強すぎる可能性(サイズ見直し)

左右で耳の形が違う人は、左右でサイズを変えるのも普通に有効です。「同じサイズでないと変」と思わず、快適さ優先で合わせると結果が良くなります。

ノイキャン非搭載の現実と遮音の期待値

ノイキャンがない場合、快適さは「遮音」と「音量の上げ方」で決まります。遮音は、イヤーチップの密閉度に左右されるため、装着が最適化できるほど外音は減ります。しかし、電車のゴーという低い騒音や、空調のような定常ノイズは残りやすいので、「無音に近い状態」を期待するとギャップが出ます。

自宅メインなら、次のように考えると判断しやすいです。

  • 自宅の生活音が気になる:遮音である程度軽減できる

  • 外の交通音が気になる:ノイキャンがないと厳しい場合がある

  • 家族の呼びかけに気づきたい:むしろ遮音が強すぎると不便

「どこで使うか」「何を減らしたいか」を明確にすると、ノイキャンがないことをデメリットとして受け止めるか、割り切れるかが決まります。

バッテリー・ケース運用で困りやすい点

ワイヤレスイヤホンは、単体の連続再生時間だけで判断すると失敗しやすいです。実際の運用では「ケースに戻すタイミング」と「充電の習慣」で体感が変わります。

よくある困りごと

  • 使い終わって机に置き、ケースに戻し忘れて翌日バッテリーがない

  • 同時接続を多用し、想定よりバッテリーが減る

  • 短時間プレイのつもりが長引き、途中でバッテリーが心配になる

対策はシンプルで、「置き場所をケースに固定する」ことです。プレイを終えたら必ずケースへ戻す癖がつくと、バッテリー不安はかなり減ります。あわせて、週に1〜2回はケースごと充電する習慣を決めておくと、突発的なバッテリー切れを避けられます。


PULSE Exploreの接続設定ガイド(PS5・PS Portal・PC・スマホ)

PS5は基本「PS Link USBアダプター」で始める

最初にやるべきなのは、PS5でPS Link接続を安定させることです。ここが安定すると、その後のPS Portal切り替えやBluetooth追加がスムーズになります。

迷いにくい導線(おすすめの順番)

  1. PS5でPS Link接続を確立する

  2. ゲームを起動して音が遅れないか、左右定位が自然かを確認

  3. 次にスマホをBluetoothでペアリングして単独動作を確認

  4. 最後に同時接続(PS Link+Bluetooth)を試して挙動を理解する

いきなり全部を同時に設定すると、どこで詰まっているか分からなくなります。まずPS Link単独で“基準”を作るのが近道です。

PS Portalへの接続とPS5↔PS Portal切り替え

PS PortalにPULSE Exploreをつなぐ価値は非常に大きいですが、切り替え運用には「手順を覚える」というコストが発生します。ここを面倒と感じるか、許容できるかは人によって差があります。

切り替えで意識したいこと

  • PS5とPS Portalのどちらで聴きたいかを明確にする

  • 片方がスリープ/オフのとき、意図しない側につながることがある

  • “いつも同じ手順”で切り替える癖を作ると迷わない

生活動線に落とし込むなら、「リビングはPS5」「寝室はPS Portal」のように、場所と機器を紐づけると混乱が減ります。頻繁な切り替えを想定する人ほど、初日に一度だけでいいので、切り替えの流れを通しで練習しておくと安心です。

スマホはBluetoothで接続、同時接続のやり方

スマホ側はBluetoothでペアリングします。ここで大事なのは、「Bluetoothは便利だが、ゲーム音声の主役にしない」ことです。ゲームの快適さ(遅延や安定)を優先するなら、PS Linkを主軸に据え、Bluetoothは通話や補助音源として扱うのが分かりやすい使い方です。

同時接続が便利な例

  • ゲーム中に着信が来たら、そのまま応答して会話できる

  • 連絡を待ちながらゲームをしたい(家族の連絡など)

  • 通話アプリの通知を逃したくない

同時接続の落とし穴(ここだけは覚える)

  • イヤホンの音量操作で動かない音源が出ることがある

  • Bluetooth側の音量はスマホ側で調整する必要がある

  • Bluetoothは複数台とペアリングできても、同時再生は1台の運用になりやすい

この挙動を「仕様」として受け止められるかが、評価の分かれ目です。便利さの代わりに操作の単純さを少し捨てる、という理解があるとストレスが減ります。

WindowsはPS Link PCドライバーでできること

PCでもPS Linkを活用したい人は、Windows向けのPS Link PCドライバーの存在を意識しておくと安心です。PC側での認識や設定、アップデートなどが関係してくるため、PS5だけで完結しない運用が可能になります。

PC利用で起きやすいのは、次のような悩みです。

  • PCに挿したが認識しない/音が出ない

  • 出力デバイスが複数あり、どれを選べばよいか分からない

  • ボイスチャットの入力(マイク)デバイスが別になっている

対策としては、Windowsのサウンド設定で「出力」と「入力」をそれぞれ正しいデバイスに揃えることが第一です。さらにドライバーや更新が関係する場合があるので、PC併用を前提にするなら、導入手順を把握しておくとトラブルが減ります。


PULSE Exploreの接続が切れる・認識しない時の対処

まず切り分け(イヤホン/アダプター/本体設定)

不具合が出たときに一番やってはいけないのは、焦って手当たり次第に設定を触ることです。まずは「どの組み合わせで起きるか」を切り分けます。これだけで解決までの距離が短くなります。

切り分けチェックリスト

  • PS5でもPS Portalでも発生するか

  • PS5だけで発生するか(Portalでは安定するか)

  • Bluetoothだけで発生するか(PS Linkは安定するか)

  • 特定の場所でだけ起きるか(部屋を移動すると変わるか)

  • 充電残量が少ないときだけ起きるか

この切り分けで、原因の当たりがつきます。たとえばPS5だけならアダプターやUSB周り、Bluetoothだけならスマホ側、両方なら装着や本体側、周辺電波などが疑いやすい、という具合です。

PS Link USBアダプターのリセット手順

PS Linkの不調で効果が出やすいのが、USBアダプターのリセットです。接続情報が絡むトラブルは、こうしたリセットで改善することがあります。

リセット後にやるべきことは「何が変わったか」を確認することです。たとえば、勝手に以前の機器につながらなくなったか、再ペアリングで安定するか、切断頻度が減ったか。ここを観察すると、単なる偶然ではなく、改善の根拠が見えてきます。

併せて確認したいポイント

  • USBポートを変える(前面→背面など)

  • 近くに干渉しそうな機器がないか(無線機器の密集)

  • PS5の再起動(スリープ復帰ではなく完全再起動)

  • イヤホン本体の充電状態(極端に低いと不安定になりやすい)

原因が複合していることも多いので、リセットだけで直らなくても、周辺条件を一つずつ潰すのが確実です。

Bluetooth再ペアリング手順と“よくある詰まり”回避

Bluetoothは、端末側に残る接続情報が不具合の原因になることがあります。音が出ない、片方しかつながらない、勝手に別端末につながる、といった問題は、ペアリング情報を整理することで改善しやすいです。

“よくある詰まり”の典型

  • ペアリングモードに入ったつもりが、時間切れで失敗している

  • スマホ側で旧情報が残り、つながったように見えて音が出ない

  • 別の端末が先につながり、意図した端末に切り替えられない

  • 同時接続時の音量仕様を故障と勘違いする

対策は「端末側のBluetooth設定から一度削除し、最初からペアリングする」ことが王道です。加えて、普段使わない端末とのペアリング情報を減らしておくと、勝手につながる事故が減ります。

返品・交換を考える判断基準(再現性と環境要因)

最終的に返品や交換を検討するべきかどうかは、「再現性」と「切り分け結果」で判断するとブレません。ポイントは、同じ条件で何度も起きるか、そして自分の環境だけの問題かどうかです。

判断のためのメモ項目

  • 発生する機器(PS5/PS Portal/PC/スマホ)

  • 発生する接続方式(PS Link/Bluetooth)

  • 発生するタイミング(起動直後/スリープ復帰後/一定時間後)

  • 発生する場所(リビング/寝室など)

  • 対策で変化したこと(リセットで改善したか等)

このメモがあると、サポートに相談するときも話が早く、交換判断もしやすくなります。逆に、条件が定まらないまま「なんとなく不安定」だと、対策が空振りしやすいので、短時間でも整理しておく価値があります。


PULSE Exploreと代替案の比較で後悔を減らす

比較表:PS Portal直結できるか/遅延/ノイキャン

イヤホン選びで迷う原因は、「比較軸が混ざる」ことです。音質、遅延、装着感、価格、ノイキャン、マイク……全部を同列にすると決められません。PULSE Exploreの比較軸は、まずPS Portal直結(PS Link)という一点が大きいので、ここを中心に据えると整理しやすいです。

選択肢 PS Portalへ直接接続 遅延の狙い ノイキャン 使い勝手の特徴
PULSE Explore できる(PS Link) 低遅延を狙いやすい 非搭載 PS Link+Bluetooth同時運用が可能だがクセもある
PULSE Elite(ヘッドセット) できる(PS Link) 低遅延を狙いやすい 製品仕様による 長時間の装着に向く場合がある、ヘッドセット形状
有線イヤホン 条件次第(端子側運用) 遅延が少ない 製品による ケーブルの取り回しが増える
ドングル型低遅延イヤホン 直接というよりドングル側に依存 低遅延を狙う製品が多い 製品による PS Portal運用は相性が出やすく、用途が分かれやすい

この表で「PS Portal直結」が必須なら、候補はかなり絞られます。そのうえで、イヤホン形状がよいか、ヘッドセット形状がよいか、という次の判断に進めるのが自然です。

候補例:PULSE Elite、有線、ドングル型低遅延イヤホン等

代替案を考えるときは、“何を捨てて何を取るか”をはっきりさせるのがコツです。

  • PULSE Elite(ヘッドセット)
    イヤホンの装着が苦手な人、長時間プレイで耳の中が疲れやすい人は、ヘッドセット形状が合う場合があります。反面、気軽さや携帯性はイヤホンに劣ります。

  • 有線イヤホン
    遅延を極限まで減らしたい、電池を気にしたくない、接続の確実性が欲しい、という人に刺さります。反面、ケーブルのストレスが出やすいので、寝転びプレイには不向きなことがあります。

  • ドングル型低遅延イヤホン
    PS5やPC中心で、ドングルを挿しっぱなしにできる環境なら便利です。ただしPS Portal運用との相性は製品や使い方によって差が出やすく、「Portalで直接」という要件が強い人には向きにくい場合があります。

代替案は「PULSE Exploreを否定するため」ではなく、「自分の条件だとどれが一番ラクか」を見つけるために使うと判断が早くなります。

あなたの用途別おすすめ(PS Portal中心/PS5据置き/PC併用)

最後に、用途別の選び方を“迷いにくい言葉”でまとめます。

  • PS Portal中心で、家の中で静かに遊びたい
    → PULSE Exploreが最有力。装着が合えば満足度が高い。ノイキャンが不要な環境なら弱点が目立ちにくい。

  • PS5据置き中心で、VCや長時間プレイが多い
    → イヤホンで耳が疲れるならヘッドセット(PULSE Elite等)も比較。音の広がりや装着の安定を優先しやすい。

  • PC併用で、ゲームも作業も同じイヤホンでまとめたい
    → PS LinkをPCで使う導線を把握し、設定(出力/入力)を揃える前提で検討。同時接続の利便性が刺さるなら選ぶ価値がある。

  • 外出が主で、ノイキャンが必須
    → PULSE Exploreをメインに据えるより、外出用は別イヤホンに分けるほうが後悔が少ない。Exploreは家用に割り切ると評価が安定する。


FAQ

PS LinkとBluetoothは同時に使える?

同時に使えるシーンは想定できます。ただし、同時利用時は操作が直感通りにならない部分が出やすいので、「ゲーム音はPS Link」「通話や補助はBluetooth」と役割分担を決めておくと迷いにくくなります。音量も同じ考え方で、PS Link側はイヤホン操作、Bluetooth側は端末操作、と分ける意識があるとストレスが減ります。

音量がイヤホンで変わらないのは故障?

まずは、どの音源(PS Link側かBluetooth側か)を聞いているかを確認してください。同時利用のとき、Bluetooth側の音量はスマホ側で調整が必要になるケースがあります。故障を疑う前に、接続方式と音源の主導権を切り分けると判断しやすくなります。

PS Portalで使うとき、PS5本体から離れても大丈夫?

PS Portalは本体と別の機器として使うため、運用の考え方は「PS5にドングルを挿して飛ばす」タイプとは異なります。PS Portal側での利用を前提にするなら、PS Portalとイヤホンの接続が安定するよう、切り替え手順を覚え、いつも同じ流れで接続することが重要です。加えて、PS Portal自体のネットワーク条件(家庭内のWi-Fi状況など)が体験に影響するので、音だけでなく環境全体で快適さが決まります。

PCでEQや更新はできる?

PC併用を考えるなら、Windowsでの利用は「出力デバイス」「入力デバイス」を正しく揃えることが第一です。音が出ない場合は、OS側で既定のデバイスが別になっていることが原因になりがちです。あわせて、PC側の導入や更新に関する導線を把握しておくと、PS5中心では見えないトラブルを減らせます。


まとめ

PULSE Exploreは、「PS Portalでワイヤレスを実現したい」という強い目的を持つ人にとって、選択肢そのものが少ない中で非常に有力な製品です。PlayStation Linkを軸に、低遅延でゲームに集中できる体験を狙える一方、ノイズキャンセリング非搭載や同時接続時の音量操作など、使い方によっては不満になりやすいポイントもあります。

後悔を減らすコツは3つです。
1つ目は、用途を「家用・PS Portal/PS5中心」と割り切れるかを確認すること。
2つ目は、装着を最適化して密閉を安定させ、音質評価を正しく行うこと。
3つ目は、接続で迷ったときに“切り分け→リセット→再ペアリング”の順で、焦らず原因を潰すこと。

この3つを押さえられるなら、PULSE Exploreは「迷いが多いけれど、刺さる人には強く刺さる」タイプの買い物になりやすいはずです。購入前にチェックリストで優先順位を整理し、自分の生活動線に合うかを具体的に想像してから選ぶと、満足度の高いイヤホン選びにつながります。