PS5でApex Legendsを遊んでいて、「120fpsにしたいのに60fpsのまま」「ビデオ設定にパフォーマンスが出ない」「120Hz対応モニターのはずなのに切り替わらない」と悩んでいませんか。こうしたトラブルは、Apex側の設定だけが原因とは限らず、PS5本体の出力設定や、テレビ・モニター側の端子やOSD設定、さらには接続経路やケーブルがボトルネックになっているケースが少なくありません。
本記事では、買い替えを検討する前に、必要条件の確認→PS5本体設定→Apexの設定→出力信号での確認→原因別チェックリストの順で、120fpsに到達するまでの道筋を一気通貫で解説いたします。設定項目が見当たらない場合の「最優先チェック」や、直挿し検証で原因を切り分ける手順も整理していますので、読み終えた時には「次に何をすればよいか」が迷わず分かるはずです。
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PS5でApexを120fpsにするための条件
120fpsと120Hzの関係を先に整理する
PS5でApex Legendsを120fpsで遊ぶうえで、最初につまずきやすいのが「120fps」と「120Hz」がごちゃ混ぜになる点です。ここを整理すると、どこを設定すべきかが一気に明確になります。
120fps:Apex(ゲーム)が1秒間に描画するコマ数です。設定は主にゲーム側(Apex側)で行い、パフォーマンス重視のモードを選ぶことで120fps相当に近づきます。
120Hz:ディスプレイ(モニターやテレビ)が1秒間に画面を書き換えられる回数です。こちらはPS5からディスプレイへ出ていく映像信号(出力)が120Hzになっている必要があります。
つまり、Apex側でパフォーマンス設定をしても、PS5がディスプレイに120Hzで出力できていない状態だと、期待した120fps動作に到達しません。逆に、PS5が120Hz出力できても、Apex側がパフォーマンス設定になっていなければ、ゲームは60fpsのままになりやすいです。
ここから先は、次の順番で考えると最短です。
ディスプレイが120Hzを受け取れる状態か(端子・設定・経路)
PS5が120Hzを出力する設定になっているか(本体設定)
Apexが120fpsを狙う設定になっているか(ゲーム内設定)
実際に120Hz/120fps相当になっているか確認する(出力信号や表示)
この4点が揃って初めて「PS5でApex 120fps」が成立します。
120Hz対応の確認ポイントはモニターと入力端子
「120Hz対応モニターを買ったのに120fpsにならない」という相談は珍しくありません。その原因の多くは、“モニターは120Hz対応だが、PS5を挿している端子やモードが120Hz向けになっていない”というパターンです。確認ポイントを絞って、無駄な買い替えや遠回りを避けましょう。
確認すべきポイントは大きく3つです。
仕様として120Hz入力を受けられるか
モニター/テレビの仕様表で「リフレッシュレート:120Hz以上」「HDMI入力:120Hz対応」などの記載を確認します。
注意点として、機種によっては「PC(DisplayPort)では120Hz以上、HDMIでは60Hzまで」などの制限があります。PS5は基本的にHDMI接続なので、HDMI側の上限が重要です。
PS5を挿している“HDMI端子”が120Hz対応か
テレビはHDMI端子が複数あっても、すべてが同じ性能とは限りません。特定の端子だけが高機能で、残りは60Hzまでということがあります。
モニターでも、HDMI1とHDMI2で対応が異なる場合があります。
モニター/テレビ側のOSD(本体メニュー)設定が適切か
「HDMI拡張」「入力信号拡張」「高帯域」「Enhanced」「高速」など、名称はメーカーによって違いますが、入力を高帯域モードに切り替えないと120Hzを受けられない機種があります。
テレビの場合は「ゲームモード」や「PCモード」に切り替えることで、120Hz入力が有効になったり遅延が改善したりします。
この3点を確認してもなお怪しい場合は、接続経路も見直します。AVアンプ、キャプチャ機器、分配器、HDMI切替器を挟んでいると、そこが60Hzで頭打ちになることがあります。まずはPS5→ディスプレイ直挿しで検証できる状態を作るのが、原因特定の近道です。
PS5で確認すべき出力信号の見方
設定の成否を感覚だけで判断しようとすると、時間がかかります。最短で切り分けるなら、PS5がいま実際にどんな映像信号を出しているかを確認しましょう。
PS5には「現在出力している映像信号(映像出力情報)」を確認できる導線があります。名称や表示項目は環境で多少異なりますが、概ね次のような情報が見られます。
解像度(例:1920×1080、2560×1440、3840×2160)
周波数(例:60Hz、120Hz)
色深度やHDR、VRRなどの状態(機種・設定によって表示)
見るべき核心は「周波数が120Hzになっているか」です。ここが60Hzのままなら、Apex側で何をしても“出力が60Hzの状態”でプレイしている可能性が高いです。逆にここが120Hzになっているなら、ディスプレイ側・PS5側は概ねクリアしており、Apex側設定や起動バージョン(PS5版/PS4版)などに焦点を移せます。
また、確認のタイミングも重要です。ゲームによっては、PS5メニュー画面や一部の画面では60Hz表示になり、ゲームプレイ中だけ120Hzになることがあります。確認はApex起動後、可能なら実際にプレイ画面(ロビーや射撃訓練場)で行うと確実です。
PS5本体設定でApex 120fpsを有効にする手順
ゲームプリセットをパフォーマンス優先にする
PS5には、ゲーム全体に影響する“基本方針”として、パフォーマンス寄りか画質寄りかを選べる設定があります。Apexで120fpsを狙うなら、ここは基本的にパフォーマンス優先にしておくのが安全です。
操作の目安は次の通りです(表記はアップデートで多少変わる場合があります)。
PS5ホーム画面で設定を開く
セーブデータとゲーム/アプリ設定へ進む
ゲームプリセットを開く
パフォーマンス優先と画質優先で「パフォーマンス優先」を選ぶ
この設定は「Apexを起動するたびに毎回同じ方向に寄せる」役割があります。Apex側でパフォーマンスを選ぶのが主戦場ではありますが、PS5側が画質優先のままだと、ゲームによっては画質重視の選択が優先される挙動をすることがあります。迷うならパフォーマンス優先に揃えておくのが堅実です。
120Hz出力を自動にする
次に、PS5が120Hz出力に対応するディスプレイを検知したときに、120Hz出力へ切り替えられる状態にします。ここがオフになっていると、Apex側がどれだけ準備できていても60Hz出力のままになりやすいです。
操作の目安は次の通りです。
PS5ホーム画面で設定を開く
スクリーンとビデオへ進む
映像出力を開く
120Hz出力を有効にする(または同等の項目)を「自動」にする
この設定を変えたあと、次の“反映促進”も一度やっておくと無駄がありません。
HDMIケーブルを一度抜き差しする
PS5を再起動する
モニター/テレビも電源を入れ直す(可能なら)
機器同士の認識がズレたままだと、設定は正しいのに出力が切り替わらないことがあります。設定変更後に再起動・抜き差しを挟むのは、トラブルシュートとして効果が高い手順です。
出力信号で120Hzになっているか確認する
ここまで設定したら、必ず「実際に120Hzが出ているか」を確認します。確認のポイントは次の2つです。
PS5の出力情報で周波数が120Hzになっているか
ディスプレイ側の情報表示で120Hzになっているか(表示機能がある場合)
確認の順番としては、まずPS5側が簡単です。PS5の映像出力情報で周波数が120Hzになっていれば、少なくともPS5は“120Hzを出しているつもり”になっています。ここが60Hzのままなら、次のどれかが疑わしいです。
PS5側の120Hz設定が実は反映されていない
ディスプレイ側が120Hz入力を受けられない状態(端子・OSD・モード)
中継機器がボトルネック
ケーブルや接続が原因で高帯域が成立していない
この時点でApexの設定へ行く前に、まず「出力が120Hzになる環境」を作ることが大切です。120Hzが成立していないのにゲーム側をいじっても、症状が動きにくく、原因もぼやけてしまいます。
Apexの設定で120fpsを出す方法
ビデオ設定でグラフィックモードをパフォーマンスにする
PS5側の準備が整ったら、Apex内で“120fpsを狙う設定”に切り替えます。Apexは状況により表記が異なる場合がありますが、基本の考え方は「画質よりパフォーマンスを優先するモードを選ぶ」です。
操作の目安は次の通りです。
Apexを起動する
設定を開く
ビデオタブへ進む
グラフィックモードを「パフォーマンス」にする
適用して保存する
適用し忘れが意外と多いので、変更したら必ず「適用」や「保存」相当の操作を行い、いったん設定画面を閉じてから挙動を確認してください。可能なら射撃訓練場に入り、視点を素早く振ったときの滑らかさや入力追従の変化を確認すると違いが分かりやすいです。
設定が出ないときに最初に疑うポイント
「グラフィックモードが見当たらない」「パフォーマンスが選べない」といった場合は、設定の場所を探し続けるよりも、まず“出ない原因”を潰す方が早いです。特に重要なのは次の2点です。
1)PS5版ではなくPS4版を起動している
PS5本体にApexが入っている場合でも、PS4版とPS5版が混在していると、間違ってPS4版を起動してしまうことがあります。PS4版を起動していると、PS5向けの120fps前提の設定が出ない、あるいは挙動が期待と異なる可能性が高いです。
対策としては、次を確認します。
ホーム画面のApexアイコンで、バージョン選択(PS5/PS4)ができないか確認する
ライブラリーやインストール情報で、PS5版が入っているか確認する
どちらが起動されているか紛らわしい場合は、片方を整理し、PS5版のみ残す
2)PS5が120Hz出力を成立させられていない
Apex側に120fps関連の設定が出る条件として、環境側(PS5出力やディスプレイ受け)が整っている必要があるケースがあります。PS5の出力情報で周波数が60Hzのままなら、Apex側が出ない・効かない以前に、環境の土台から整えるのが先です。
この2点は、原因としての発生頻度が高く、チェックにかかる時間も短いので、真っ先に疑う価値があります。
適用後に確認する場所と注意点
Apexでパフォーマンスを選んだら、「本当に120fps相当になったか」を確認します。最も確実なのは、前述のとおりPS5の出力情報とディスプレイ側表示の両方でクロスチェックすることです。
PS5の出力情報:周波数が120Hzになっているか
ディスプレイ側:リフレッシュレート表示が120Hzになっているか(機能があれば)
注意点として、120fpsを狙うモードでは、負荷を下げるために画質が変化することがあります。いきなり「画質が荒くなった=失敗」と決めつけず、次章の“画質と遅延の考え方”も踏まえて納得できる状態を作るのが大切です。
PS5でApexが120fpsにならない原因別チェックリスト
PS4版を起動している
最初の落とし穴は、やはりここです。PS5で遊んでいるつもりでも、起動しているのがPS4版だと、120fpsに関する挙動や設定が期待通りにならない可能性が高まります。
切り分けのコツは「まずPS5版であることを確定する」ことです。対処の流れは次のように組むと迷いません。
ホーム画面のApexアイコンから、バージョン表記(PS5/PS4)を確認する
ライブラリーやインストール情報で、PS5版が入っていることを確認する
紛らわしければ、PS4版を削除し、PS5版だけ残す
再起動して、もう一度Apexを起動する
この時点でApex側のビデオ設定にパフォーマンス関連の項目が出るようになることがあります。
モニター側のOSD設定で120Hz入力が無効
モニターは「買った瞬間から最高性能が出る」と思われがちですが、実際には初期設定が省帯域寄りになっている機種もあります。OSD(モニター本体の設定メニュー)で、HDMI入力のモードを切り替える必要がある場合です。
よくある例として、次のような設定が関係します(名称は機種で異なります)。
HDMIモード:標準/拡張/高速
入力互換モード:ON/OFF
色深度やHDRを強制するモード(結果的に帯域が固定されるケース)
ゲームモードのON/OFF(テレビで顕著)
対処はシンプルで、まず“高帯域を許可する設定”へ寄せてみることです。もし項目が分からなければ、モニターの型番+「PS5 120Hz」「HDMI 拡張」「Enhanced」などで説明が出てくることが多いです(取扱説明書・メーカーFAQも有効です)。
そして検証の基本は、次の2点です。
PS5出力情報で120Hzに変わったか
モニター側の情報表示で120Hzになったか
この2点が動けば、OSD側がボトルネックだった可能性が高いです。
ケーブル帯域や端子の制約で120Hzが出ていない
ケーブルや端子が原因のときは、設定をいくら見直しても症状が動きません。逆に、ケーブルを替える/端子を替える/直挿しにするだけで一気に解決することがあります。
ここで大事なのは、“疑う順番”です。おすすめは次の順番です。
中継機器を外して直挿しにする
まず、PS5→ディスプレイに直接つないで検証します。AVアンプ、切替器、キャプチャなどを挟むと、そこが60Hz上限になっていることがあります。端子を替える
テレビやモニターによっては、特定端子だけが120Hz対応のことがあります。別のHDMI端子へ差し替えて試します。ケーブルを替える
できればPS5付属のHDMIケーブル、または信頼できる高帯域のケーブルに替えて試します。ケーブルは見た目では性能が分かりにくいので、検証で潰すのが確実です。再起動・抜き差し
設定や接続を変えたら、PS5とディスプレイを一度再起動し、HDMIの再ネゴシエーション(再認識)を促します。
この4段で「PS5出力情報が120Hzになるか」を見れば、原因が接続系かどうかがかなり高い精度で判定できます。
テレビ利用時のゲームモードや入力設定の見直し
テレビは特に設定項目が多く、初期状態では映像処理が盛られていることもあります。映像処理は見栄えを良くする反面、入力遅延が増えたり、特定の出力モードが成立しにくくなったりします。
テレビ利用時に優先したいのは次の観点です。
ゲームモードをONにする(もしくは低遅延モード)
HDMI入力の拡張(高帯域)を有効にする
不要な映像補正(ノイズ低減、輪郭強調、フレーム補間など)をOFFにする
120Hz対応のHDMI端子へ挿す
テレビは機種差が大きいので、「型番+PS5 120Hz 設定」「型番+HDMI拡張」などでピンポイントの手順を確認すると早いです。
120fpsにした後の画質と遅延の考え方
画質が荒く感じる理由と調整の方向性
120fpsに切り替えた直後に「画質が荒くなった」「遠くが見えにくくなった気がする」と感じることがあります。これは故障ではなく、一般にパフォーマンス重視モードが“描画負荷を下げる方向”へ寄るために起こりやすい変化です。
特に影響を感じやすいのは次の要素です。
解像感(細部のシャープさ)
影や遠景の密度
動いたときの見え方(ブレや残像の印象)
ただし、画質の印象はディスプレイ側設定にも左右されます。調整の方向性としては次が有効です。
シャープネス(輪郭強調)を控えめにする
パフォーマンスモードの映像に輪郭強調が強くかかると、ザラつきや荒さを強調して見えることがあります。過度な映像補正を切る
ノイズ低減やダイナミックコントラストなどが入っていると、動きの中で不自然さが増えることがあります。解像度設定や表示モードを確認する
出力が想定より低い解像度に落ちている場合、画質が荒く感じやすいです。PS5出力情報で解像度も合わせて見ておくと安心です。
そして、最終的には「勝ちやすさ(視認性・追従性)」と「見栄え」のどちらを優先するかです。Apexは対戦ゲームなので、120fpsのメリットが活きる人も多い一方、画質優先で60fpsの方が合う人もいます。射撃訓練場で数分ずつ切り替えて、自分が“見やすい・当てやすい”と感じる方を選ぶのが最も後悔が少ないです。
入力遅延を増やさないための設定観点
120fpsを狙う目的の一つは、滑らかさだけでなく入力追従の良さ(操作が画面に反映される体感)を高めることです。ところが、ディスプレイ側で遅延を増やす設定が残っていると、120fpsにしても恩恵が薄れることがあります。
入力遅延を増やしやすい代表例は次の通りです。
テレビのフレーム補間(ぬるぬる映像にする機能)
ノイズ低減、輪郭強調、超解像などの重い映像処理
映画向けの映像モード(シネマ、ダイナミックなど)
中継機器(AVアンプ、キャプチャ、分配器)による処理・制限
対策としては、次の“低遅延セット”を意識すると安定します。
ゲームモードON
不要な映像補正OFF
PS5直挿し(まずは検証時だけでも)
モニターの場合は高速応答や低遅延モードを有効化(機種による)
遅延は数値で測れないと判断しづらいですが、Apexでは視点移動や射撃の追従で体感差が出ます。設定を変えたら、同じ場所で同じ動きをして比較すると差が分かりやすいです。
fpsが安定しないときの現実的な期待値
「120fpsにしたのに、常に120で固定されない」「場面によって落ちる気がする」という声もあります。これは環境やゲーム負荷で起こり得ます。大切なのは、次の観点で現実的に評価することです。
120Hz出力が成立しているか
まず土台。PS5出力情報で120Hzになっていないなら、fps以前に環境が整っていません。体感が一貫して良くなっているか
常時120固定でなくても、視点移動の滑らかさや入力追従が改善していれば目的は達成しています。極端な不安定さがあるか
もしガクガクする、映像が乱れる、頻繁にカクつくなどがあるなら、接続やディスプレイ側設定(特に映像補正)を疑い、直挿し検証で原因を切り分けるのが安全です。
また、ゲーム側のアップデートで挙動が変わることもあります。以前は安定していたのに急に違和感が出た場合は、設定がリセットされていないか(PS5側・Apex側ともに)を確認し、再度「出力情報→Apex設定」の順で見直すと復旧が早いです。
Apex 120fpsをPS5で運用するためのFAQ
HDMI2.1がないと120fpsは無理ですか
「HDMI2.1じゃないと120fpsは出ない」と言い切られることがありますが、ここは目的によって整理すると混乱が減ります。
重要なのは、PS5が120Hzで出力でき、ディスプレイがそれをHDMIで受けられることです。
ただし、4K解像度やVRRなど、条件を盛り込むほど帯域要件が上がり、対応規格の差が効きやすくなります。
迷ったら、規格名で判断するよりも、次の実務的な判定が確実です。
PS5出力情報で「周波数:120Hz」になっているか
ディスプレイ側情報で「120Hz」で受けられているか
この2つが揃っていれば、少なくとも“あなたの環境では120Hz出力が成立している”と言えます。規格の理屈で悩むより、現物の出力情報で判断した方が早く、ミスも減ります。
120fpsと60fpsはどちらが有利ですか
一般論として、対戦では120fpsのメリットが出やすいです。理由は次の通りです。
視点移動が滑らかになり、索敵や追いエイムがしやすくなる
入力の反映が良く感じやすく、撃ち合いでストレスが減る
近距離戦で相手の動きが追いやすくなる
一方で、60fpsにも良さがあります。
画質の安定感が高く、見栄えや没入感が良いことが多い
目が疲れにくいと感じる人もいる
画質重視の表示が合う環境(大型テレビ等)では好みが分かれる
結局は「自分が見やすく当てやすい方」が正解です。射撃訓練場で、同じ武器・同じ距離・同じ動きで数分ずつ比較すると、納得感のある選択ができます。
120Hz表示はPS5メニューでも出ますか
出ないことがあります。PS5のメニュー画面や一部の画面では60Hz表示になり、ゲームプレイ中だけ120Hzになる場合があります。したがって、確認は次の条件で行うのが確実です。
Apexを起動している
できればロビーや射撃訓練場など、描画が安定した画面で確認する
PS5出力情報とディスプレイ表示を併用する
「メニューで60Hzだからダメだ」と早合点せず、ゲーム中の状態で確認するのがポイントです。
VRRはオンにしたほうが良いですか
VRR(可変リフレッシュレート)は、環境によって相性が出ます。基本方針としては次の順が無難です。
まず120fps(120Hz出力)を成立させる
次にVRRをオン/オフで比較して、見え方や安定性が良い方を選ぶ
VRRをオンにすると、フレームレートの揺れが目立ちにくくなる一方、機種や設定によっては色味や遅延の印象が変わることがあります。正解は環境ごとに異なるので、「Apexでの体感が良い方」を基準に選ぶのが最も実用的です。
まとめ
PS5でApexを120fpsにするには、設定を闇雲にいじるより、土台→本体→ゲーム→確認→切り分けの順に進めるのが最短です。最後に、買い替え前の行動が迷わないよう、要点を整理します。
まず、必須の流れは次の通りです。
ディスプレイが120Hz入力に対応しているか(仕様・端子・OSD)
PS5本体設定を整える
ゲームプリセット:パフォーマンス優先
120Hz出力:自動
Apex側をパフォーマンス設定にする
ビデオ設定のグラフィックモード:パフォーマンス
PS5出力情報で120Hzになっているか確認する
次に、「できないとき」の最終確認をチェックリストでまとめます。ここを上から潰せば、原因がほぼ必ず見えてきます。
PS4版ではなくPS5版を起動している
PS5の120Hz出力が「自動」になっている
PS5のゲームプリセットが「パフォーマンス優先」になっている
PS5の出力情報で周波数が120Hzになっている(ゲーム中に確認)
ディスプレイの120Hz対応端子に挿している
ディスプレイのOSDでHDMI拡張・高速モードなどが有効
中継機器を外し、PS5→ディスプレイ直挿しで検証した
HDMIケーブルを信頼できるもの(付属品等)に替えて検証した
設定変更後に再起動・抜き差しを行った
120fps化後の画質・遅延はディスプレイ側の映像補正も見直した
ApexやPS5はアップデートで設定項目の表記や導線が変わることがあります。ただ、探すべきポイントは変わりません。「パフォーマンス優先」「120Hz出力」「出力情報の周波数」「グラフィックモード:パフォーマンス」の4点を軸に見直せば、迷いにくく、復旧も早くなります。必要なら直挿し検証に戻って、土台から順に整えていくのが確実です。