韓国ドラマやK-POPの字幕で見かける「ポッポ」。日本語では「キス」と訳されることもありますが、実際はもっと軽い「チュー」に近いのか、恋人以外に使っても失礼にならないのか、迷う人は少なくありません。
この記事では、ポッポの韓国語表現である뽀뽀の意味を最短で整理したうえで、키스とのニュアンス差、相手別のOK・注意ライン、同意確認と断り方、そして濃音ㅃの発音のコツまで、すぐ使える例文と表で分かりやすくまとめます。言葉の意味だけで終わらせず、「場に合う使い方」まで一緒に身につけたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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ポッポは韓国語で何?まず答えは뽀뽀
「ポッポ」は、韓国語では 뽀뽀(ッポッポ) と書きます。意味は一言でいうと、“チュー寄りの軽い口づけ”です。日本語の「キス」よりも、もう少し可愛らしく、日常の愛情表現として使われやすい語感があります。
ただし、ここで大事なのは「意味が分かった=誰にでも言っていい」ではない点です。뽀뽀は距離の近い表現なので、恋人・家族・子どもなど、関係性が近い相手で自然に使われることが多く、初対面や仕事相手には不向きです。この記事では、意味だけでなく「使える場面」と「避けたほうがいい場面」、さらに「同意確認」「断り方」まで、誤解が起きにくい形でまとめます。
すぐ使える最小セットの基本形
「とにかく今すぐ言える形が欲しい」という人向けに、まず最小セットだけ先に置きます。
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뽀뽀(名詞):ポッポ、チュー
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뽀뽀하다(動詞):チューする
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뽀뽀해줘:チューして(タメ口・親しい相手向け)
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뽀뽀해 주세요:チューしてください(丁寧)
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뽀뽀하지 마:チューしないで(強め)
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뽀뽀해도 돼?:チューしてもいい?(同意確認)
この「同意確認(해도 돼?)」をセットで覚えるだけでも、会話の安全度がぐっと上がります。
뽀뽀はどんなニュアンス?키스・입맞춤との違い
同じ「キス」系の言葉でも、韓国語にはニュアンスの段階があります。代表的なのが 뽀뽀 / 키스 / 입맞춤 の3つです。辞書や学習サイトでも、一般に「뽀뽀=軽め」「키스=恋人っぽい」「입맞춤=やや文章的(口づけ)」の整理が多く見られます。
ここでは、暗記ではなく「いつ、どれを選ぶと自然か」を判断できるように、比較表で固定します。
뽀뽀/키스/입맞춤 のニュアンス比較表
| 表現 | ハングル | 近い日本語 | よく出る場面 | 体感の距離 | 体感の重さ |
|---|---|---|---|---|---|
| ポッポ | 뽀뽀 | チュー、軽い口づけ | 親子、恋人、かわいく言うとき | 近い | 軽め |
| キス | 키스 | キス | 恋人同士、ロマンチックな場面、説明 | 近い〜中 | 中〜重め |
| 口づけ | 입맞춤 | 口づけ | 説明文、少し硬めの言い方、文章 | 中 | 文脈次第 |
使い分けのコツは、「可愛く・軽く言いたい」なら뽀뽀、「恋人っぽく言う/一般的に言う」なら키스、「表現を整えて言う」なら입맞춤、です。会話では키스が万能に見えますが、軽さを出したいときには뽀뽀が効きます。
「뽀뽀は子どもっぽい?」への現実的な答え
뽀뽀は幼児語として説明されることがあります。だからといって、大人が使うと必ず不自然かというと、そうでもありません。大人同士でも、次の条件が揃うと自然に聞こえます。
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恋人同士など、すでに距離が近い
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“冗談っぽさ”や“甘え”のニュアンスを出したい
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重く言いたくない(軽く、可愛く言いたい)
反対に、関係が浅い相手に突然言うと、言葉の可愛さが逆に「馴れ馴れしい」「距離が近すぎる」と受け取られることがあります。ここが誤用ポイントです。
뽀뽀を使っていい相手と場面の目安
意味を知った次に知りたいのは、「どの関係性なら安全か」です。文章だけで判断するのは難しいので、相手別の目安表に落とし込みます。これは恋愛表現でいちばん役立つUXです。
相手別OKライン早見表
| 相手・関係 | 뽀뽀の使用 | 理由 | 安全な言い方例 |
|---|---|---|---|
| 恋人・配偶者 | OK | 距離が近い前提が成立 | 뽀뽀해도 돼? / 뽀뽀해줘 |
| 家族(親子) | OK | 愛情表現として自然 | 볼에 뽀뽀해 줄게(ほっぺにチューしてあげる) |
| 子ども | OK | 可愛がる表現として自然 | 뽀뽀해 줄까?(チューしてあげようか) |
| 親しい友人 | 注意 | 冗談なら成立するが誤解余地 | 장난이야(冗談だよ)を添える |
| 初対面・知人 | 避ける | 距離が近すぎる表現 | 使わないのが無難 |
| 仕事相手 | 避ける | 不適切・誤解のリスク | 使わないのが無難 |
この表は「絶対ルール」ではありませんが、初学者が事故を避けるための“安全側の基準”として役立ちます。
推し活・ファンコミュニケーションでの注意点
推し活の文脈では、言葉が軽く見えても、受け取られ方は別です。ファン同士のSNSで「今日の推し最高、뽀뽀したい」など、内輪で盛り上がる表現として出ることはありますが、本人や公の場に向けて直接言うと、距離が近すぎるお願いに見える場合があります。
推し活で「キス系」を言いたいときは、距離の取り方を工夫すると安全です。
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손키스(投げキス):距離のある表現で、場に合いやすい
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하트(ハート)など別の愛情表現:より一般的で安全
“言えるかどうか”だけでなく、“相手がどう感じるか”を先に置くとトラブル回避になります。
迷ったときのチェックリスト(誤解を防ぐ)
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相手は恋人・家族など、親密さが前提の関係か
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冗談が通じる距離感か(通じない相手には使わない)
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周囲に人がいる状況で言っても問題ない内容か
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相手が嫌がる可能性が少しでもあるなら、先に確認できるか
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断られても空気が悪くならない言い方を選べているか(「해도 돼?」など)
뽀뽀の発音をポッポに近づける:濃音ㅃのコツ
뽀뽀が「ポッポ」に近く聞こえる鍵は、真ん中の母音ではなく ㅃ(濃音)です。ここを普通の「ポ」にしてしまうと、韓国語としては別の印象になり、「それっぽく」聞こえません。
ㅃは「強く言う」ではなく「短く詰めて破裂させる」
濃音は「声を大きくする」ではありません。ポイントは次の3つです。
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唇を一度しっかり閉じる(空気をためる準備)
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息を強く出しすぎない(息が多いと別の音に寄る)
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短く破裂させる(“ッ”の詰まりを作る)
カタカナに寄せるなら「ポ」ではなく「ッポ」。そして2回繰り返して「ッポッポ」です。
最短で身につく練習手順(録音セルフチェック推奨)
手順1:単発で「ッポ」だけを作る
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唇を閉じる → 一瞬止める → 「ッポ」
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伸ばさない(ポーはNG)
手順2:テンポを一定にして2回
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「ッポ・ッポ」
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間を空けすぎない
手順3:つなげて「뽀뽀」
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「ッポッポ」
手順4:録音して確認
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自分の耳は慣れでごまかしやすいので、短く録音して聞くと改善が早いです。
よくある失敗と修正方法
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失敗:ポポ(詰まりがない)
修正:最初に必ず一瞬閉じて「ッ」を作る -
失敗:ボボ(濁る)
修正:声帯を濁らせず、破裂のキレで差を出す -
失敗:ポッポー(伸びる)
修正:母音を伸ばさず、2拍で切る
そのまま使える뽀뽀フレーズ集:意図別・強さ別に整理
例文は「覚えてすぐ使える」ことが重要です。ここでは、意図ごとに整理し、さらに誤解を減らすために「同意確認」「断り方」も強さ別に分けます。恋愛表現は、言い方ひとつで空気が変わるため、安全な選択肢を複数持つのがコツです。
お願いする:甘えたい・軽く言いたい
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뽀뽀해줘:チューして(タメ口・かなり近い相手)
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나 뽀뽀해 줘:ねえ、チューして
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여기 뽀뽀해줘:ここにチューして(指差しなど)
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뽀뽀해 주세요:チューしてください(丁寧)
注意:丁寧語にしても、内容自体が親密なので、相手との距離感が重要です。「丁寧=誰にでもOK」にはなりません。
同意確認する:誤解を減らす最重要フレーズ
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뽀뽀해도 돼?:チューしてもいい?
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지금 뽀뽀해도 돼?:今、チューしてもいい?
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싫으면 말해:嫌なら言って(相手に選択肢を渡す)
相手に「選べる余地」を渡す言い方は、関係を壊しにくく、安心感が出ます。
断る・やめて:強さ別(柔らかい→はっきり)
柔らかい(空気を壊しにくい)
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지금은 좀…:今はちょっと…
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오늘은 안 될 것 같아:今日は無理そう
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나중에(하자):あとで(しよう)
ふつう(意思は伝える)
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지금은 안 돼:今はだめ
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그건 좀 부담스러워:それはちょっと負担(重い)
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아직은(좀):まだちょっと…
はっきり(境界を引く)
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뽀뽀하지 마:チューしないで
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싫어:いや
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그만해:やめて
断りは相手との関係にもよりますが、少しでも嫌なら「柔らかい→はっきり」に段階を持っていると、無理をしないで済みます。
「したい」「した」「してあげる」:気持ちを言う
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뽀뽀하고 싶어:チューしたい
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뽀뽀했어:チューした
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내가 뽀뽀해 줄게:私がチューしてあげる
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볼에 뽀뽀해 줄게:ほっぺにチューしてあげる
「볼(ほっぺ)」を入れると、唇同士のキスより軽く聞こえやすく、可愛らしさも出ます。
丁寧度別フレーズ対応表(タメ口⇔丁寧語)
| 目的 | タメ口(親しい) | 丁寧語(丁寧) | ひとこと注意 |
|---|---|---|---|
| お願い | 뽀뽀해줘 | 뽀뽀해 주세요 | 丁寧でも親密表現 |
| しないで | 뽀뽀하지 마 | 뽀뽀하지 마세요 | 目上には丁寧が無難 |
| 許可・同意 | 뽀뽀해도 돼? | 뽀뽀해도 돼요? | まずこれを覚える |
| 今は無理 | 지금은 안 돼 | 지금은 안 돼요 | 角を立てにくい |
| やめて | 그만해 | 그만하세요 | 強めなので場面注意 |
ありがちな誤解とトラブルを避ける言い換え
「意味は合っているのに、場に合わなくて気まずい」ことが一番起きやすいです。ここでは、よくある誤解を先回りして、言い換え案を出します。
誤解1:丁寧語にしたから安全だと思う
丁寧語は礼儀を整えるだけで、内容の親密さを消しません。つまり「뽀뽀해 주세요」は丁寧ですが、相手が恋人・家族などでないと成立しにくい表現です。距離が浅い場合は、キス系の話題自体を避けるほうが安全です。
誤解2:冗談のつもりが本気に取られる
親しい友人間で「뽀뽀할래?(チューする?)」のような冗談はあり得ますが、文脈がないと誤解されます。冗談で言うなら、次のように“冗談の印”を添えると安全です。
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장난이야:冗談だよ
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그냥 말해 본 거야:言ってみただけ
誤解3:断り方が強すぎて空気が悪くなる
嫌なときは強く断って問題ありません。ただ、関係を壊したくない場合は、まず柔らかい拒否から入るのも一手です。
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「今はちょっと」→「今日は無理」→「しないで」
という段階があると、必要以上に角が立ちません。
よくある質問:ポッポの不安をここで全部解消
ポッポはハングルでどう書く?
뽀뽀です。動詞形は 뽀뽀하다(チューする)。会話では 뽀뽀해(チューして)など、하다を活用した形がよく使われます。
뽀뽀と키스はどちらが重い?
一般的な体感では、키스のほうが恋人っぽさが強く、뽀뽀は軽めです。뽀뽀は可愛さ・甘え・軽さを出したいときに選ばれやすい語です。
友だちに言っても大丈夫?
親密な友人なら冗談として成立することはありますが、誤解の余地はあります。安全にいくなら、冗談の印(장난이야)を添えるか、そもそも使わないのが無難です。
発音が難しい。ポッポっぽく言えない
最重要は濃音ㅃです。「ポポ」になってしまう場合は、最初に唇を閉じて一瞬止め、「ッポ」を作ってください。録音して聞くと改善が早いです。
「チューしてもいい?」を丁寧に言いたい
뽀뽀해도 돼요? が基本です。状況により「지금(今)」「여기(ここ)」などを足すと自然になります。ただし丁寧でも親密表現なので、相手との距離感は前提です。
まとめ:뽀뽀を安心して使うための要点
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「ポッポ」は韓国語で 뽀뽀。意味は チュー寄りの軽い口づけ
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使い分けは、軽く可愛く=뽀뽀、恋人っぽく一般的=키스、文章的=입맞춤
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使う相手は 恋人・家族など近い関係が基本。初対面・仕事相手は避ける
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誤解を減らす鍵は 同意確認(뽀뽀해도 돼?) と 断り方の選択肢
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発音は濃音ㅃが要点。「ポポ」ではなく「ッポッポ」を目指す
言葉は合っていても、場に合わないと誤解が起きます。意味だけで終わらせず、「相手」「場面」「同意確認」をセットで覚えると、安心して韓国語を使えるようになります。
参考情報
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1 Hangul(韓国語「뽀뽀」解説)
https://www.1hangul.com/ala/16122/ -
K Village 韓国語(뽀뽀の意味・使い方)
https://kvillage.jp/column/141786/ -
ハングルマッチ(뽀뽀 表現・用例)
https://dictionary.hangul-match.com/expression-popo/ -
All About 韓国(関連表現の学習記事)
https://allabout-kankoku.info/4273/