PDF資料を印刷しようとしたとき、「ページ数が多すぎる」「配布コストがかさむ」「持ち歩くと分厚い」と感じたことはないでしょうか。そんなときに役立つのが、PDFの4ページを1ページに2×2でまとめる4in1です。ところが実際には、「結合と何が違うのか分からない」「印刷はできたのにPDFとして保存できない」「並び順や余白が崩れて読みにくい」といったつまずきが頻発します。
本記事では、PDFを4枚を1枚にまとめる方法を、WindowsとMacで“保存までできる”手順として整理し、余白・向き・並び順の調整ポイントや、文字が小さくなる・順番が違う・見切れるといったトラブルの対処まで一気通貫で解説いたします。オンラインツールを使う場合の注意点も、社外秘・個人情報の観点から判断できるようにまとめています。
「最短で確実に4in1を作りたい」「社内資料でも安全に処理したい」「コンビニ印刷でも失敗したくない」という方は、ここから順番に進めてください。用途に合った方法がすぐに選べ、読みやすい仕上がりに整えられるようになります。
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PDFを4枚を1枚にまとめる前に知るべきこと
PDFを「4枚を1枚にまとめる」と言う場合、実際には複数の意味が混在しやすく、ここを取り違えると設定画面を行き来して時間を消耗しがちです。本章では、目的の整理と、仕上がりを安定させるための前提を固めます。
PDF結合と4in1は目的が違う
まず押さえるべきポイントは、「PDF結合」と「4in1(面付け/N-up)」がまったく別の作業であることです。
PDF結合(merge)
複数のPDFファイルや、複数のページを「一つのPDFに連結」します。ページは基本的に減りません。
例:A.pdf(2ページ)+B.pdf(3ページ)→ 1ファイル(合計5ページ)4in1(面付け/N-up)
1ページの中に複数ページを縮小配置します。ページ数は減ります。
例:元が8ページ → 4in1にすると2ページになる(2×2配置が2枚)
今回の「pdf 4枚を1枚にまとめる」は、ほとんどのケースで 4in1(面付け) を指します。一方で、「ファイルを一つにしたい」だけであれば結合が適切です。目的が異なるため、最初に以下のどちらかを決めてください。
「紙の枚数を減らして印刷したい」→ 4in1(面付け)
「複数ファイルを1ファイルにしたい」→ 結合
「4in1にしたPDFを保存して共有・持ち込みたい」→ 4in1(面付け)+PDF保存
ここが明確になるだけで、手順が一気に短くなります。
4in1で変わるのは印刷と保存のどちらか
4in1は多くの場合、「印刷」の機能として提供されます。つまり、画面上では4面付けができても、ファイルとして残すには一工夫が必要になります。
目的は大きく2つに分かれます。
4in1で印刷できればよい
→ プリンターに出して終わりです。保存は不要です。4in1の状態をPDFとして保存したい
→ 次のいずれかの方法が必要です。Windows:仮想プリンター(例:Microsoft Print to PDF)へ出力して保存
Mac:印刷画面から「PDFとして保存」
4in1変換に対応したツールで書き出し
特に「保存したいのに、印刷しかできない」というつまずきが多いため、最初に“印刷で終わりか、PDFにして残すか”を決めることが重要です。
仕上がりを左右する向きと並び順の考え方
4in1の成功を分けるのは、次の4点です。設定は同じでも、ここが合っていないと「読みにくい」「順番が違う」「余白が不自然」になりやすいです。
用紙サイズ(A4/Letterなど)
仕上がりが想定より小さい・余白が大きい場合、用紙サイズ不一致が原因になりやすいです。
例:A4想定の資料をLetterで出すと、余白や縮小率が変わります。向き(縦/横)
資料が横長(スライド)中心なら横向きが読みやすいことが多いです。文章中心なら縦向きが安定します。並び順(読み順)
4in1は「左上→右上→左下→右下」になるとは限りません。アプリによって、横方向優先/縦方向優先、右綴じ向け(右→左)などの選択があります。余白・枠線・縮小のバランス
余白を詰め過ぎると見切れやすく、余白が大きすぎると文字が小さくなります。枠線の有無も可読性に影響します。
仕上がりを安定させるため、4in1を作る前に以下を確認してください。
用紙サイズ:A4でよいか(配布・保管・コンビニ印刷の前提も含む)
向き:縦か横か(スライド資料は横が無難)
読み順:どの順に読ませたいか(ページ番号の流れが自然か)
可読性:4in1で文字が潰れないか(必要なら2in1へ切り替える)
WindowsでPDFを4枚を1枚にまとめてPDF保存する方法
Windows環境では、「印刷設定で4in1を作る」→「仮想プリンターでPDFとして保存する」という流れが、最も汎用的で安全です。オンラインにアップロードしないため、社外秘や個人情報が含まれる資料でも扱いやすい点がメリットです。
Acrobat Readerで4in1にして保存する手順
ここでは、Windowsで最も安定しやすい代表例として、Adobe Acrobat Readerを使う手順を整理いたします。画面の表記はバージョンにより多少異なりますが、考え方は共通です。
手順(4in1のPDFを新規作成)
対象のPDFを Acrobat Reader で開きます。
ファイル → 印刷 を開きます。
印刷画面で、ページサイズ処理(またはレイアウト関連)の項目を探し、複数(Multiple)を選びます。
1枚あたりのページ数 を 4 に設定します。
ページの順序(読み順)を選びます。
迷う場合は、まず「横方向優先」を選び、プレビューでページ番号の流れが自然か確認します。
(任意)枠線(ページ境界線) のオン/オフを調整します。
仕上がりが見やすいのは枠線オンですが、資料によっては枠線が邪魔になる場合があります。
プリンター(送信先)で Microsoft Print to PDF を選択します。
印刷 を実行します。
保存先とファイル名を指定して保存します。
この方法で作成されるPDFは、元PDFとは別ファイルになります。元データ保全の意味でも、必ず別名保存になる点が安心材料です。
仕上がり確認のポイント
保存後に、次の観点でチェックしてください。
1ページ内に4面入っているか(2×2になっているか)
ページ番号の順番が自然か(意図した読み順になっているか)
文字が潰れていないか(特に注釈、脚注、表の細字)
余白が過剰でないか(必要以上に縮小されていないか)
見切れがないか(上下左右の端が切れていないか)
問題がある場合は、次の「余白・枠線・縮小率」の調整に進んでください。
ブラウザ印刷で4in1にする手順
会社PCなどでAcrobat Readerのインストールが難しい場合、EdgeやChromeなどのブラウザでPDFを開いて印刷設定を使う方法も選択肢になります。ただし、ブラウザは更新頻度が高く、設定項目の位置や名称が変わりやすい点が弱点です。
そのため、ブラウザでの基本方針は「4in1(複数ページ/枚)を探して指定」→「Microsoft Print to PDFで保存」と覚えておくと運用しやすいです。
手順(考え方)
PDFをブラウザで開きます。
印刷画面を開きます。
詳細設定またはレイアウト関連の項目から、以下のいずれかを探します。
複数ページ/枚
1枚あたりのページ数
Pages per sheet
4を指定します(2×2配置になる設定)。
送信先に Microsoft Print to PDF を選びます。
保存先を指定して出力します。
ブラウザ利用時の注意点
「4ページ/枚」が見当たらない場合は、ブラウザがその形式の面付けに未対応の可能性があります。
オプションが少なく、並び順や枠線が調整できないケースがあります。
セキュリティ設定や会社の制限により、仮想プリンターが使えない場合もあります。
再現性を重視する場合は、可能な範囲でAcrobat Readerの利用が推奨です。
余白・枠線・縮小率の調整ポイント
4in1の仕上がり品質は、余白と縮小率が支配的です。ここでは、よく起きる不具合を「原因→対策」で整理いたします。
よくある不具合と対策
1)余白が大きすぎて文字が小さい
原因:用紙サイズが合っていない、または余白が固定で広い
対策:
用紙サイズをA4に合わせる
「用紙に合わせる」「ページを縮小して印刷」などの項目がある場合、プレビューを見ながら調整する
資料がスライド中心なら、横向きに切り替える
2)枠線が邪魔、または枠線が欲しい
原因:ページ境界線の設定が合っていない
対策:
「ページ境界線」や「枠線」のオン/オフを切り替える
配布資料は枠線オンが見やすいことが多いです
3)見切れ・はみ出しが発生する
原因:拡大縮小が強すぎる、用紙と元ページの比率差
対策:
拡大縮小を下げる(フィット優先)
用紙の向きを変える(縦横の切り替え)
どうしても見切れる場合は4in1を諦め、2in1に落とす判断も有効です
4)順番が想定と違う
原因:ページ順序(横優先/縦優先/右→左など)の設定違い
対策:
ページ番号が「1→2→3→4」と自然に流れる設定を、プレビューで確認しながら切り替える
事前確認チェックリスト(Windows向け)
用紙サイズはA4で統一している
4in1(1枚あたり4ページ)になっている
読み順が意図どおり(プレビューでページ番号を追って確認)
枠線の要否が合っている
見切れがない
文字が読める(厳しければ2in1へ切り替える)
MacでPDFを4枚を1枚にまとめてPDF保存する方法
Macは「印刷」画面の機能が充実しており、4in1(ページ数/枚)を設定して、そのまま「PDFとして保存」へつなげられる点が強みです。つまり、Macの場合はOS標準の導線で完結しやすいです。
macOSの印刷画面で4in1にする手順
アプリは「プレビュー」などの標準アプリを想定しますが、基本はどのアプリでも同様です。
手順(4in1設定)
対象のPDFを プレビュー で開きます。
ファイル → プリント を選びます。
印刷画面で、以下のいずれかの項目を探します(表示は環境により異なります)。
レイアウト
ページ数/枚
Pages per Sheet
ページ数/枚を4 に設定します。
可能であれば、以下も調整します。
並び順(左上→右上→左下→右下等)
枠線(必要に応じて)
向き(縦/横)
Macはプレビューが比較的わかりやすく、設定変更の影響を見ながら追い込める点が利点です。
PDFとして保存でファイル化する手順
4in1のプレビューが意図どおりになったら、次はPDFとして保存します。
手順(PDF保存)
印刷画面の下部にある PDF メニューを開きます。
PDFとして保存 を選択します。
保存先、ファイル名を指定します。
保存を実行します。
これで「4in1化された新しいPDF」が生成されます。元のPDFとは別ファイルになるため、元データ保全の観点でも運用しやすいです。
保存後の確認ポイント
4面が1ページに収まっているか
ページ順序が自然か
文字が潰れていないか
見切れがないか
余白が過剰でないか
問題がある場合は、再度プリント画面に戻り、向きや並び順、縮小関連の設定を見直します。
縦横が混ざるときの整え方
4in1で崩れやすい代表例が「縦向きページと横向きページが混在しているPDF」です。混在資料は、4面付けにすると“どれかが不自然に小さくなる”現象が起きやすくなります。
起きやすい問題
横向きページだけ極端に縮小される
余白が大きく、2×2が不均衡になる
読み順は合っているのに、視線移動がしづらい
対処の優先順位
元PDF側で向きを整える(可能なら)
ページ回転や向き統一が可能な場合、先に整えるほうが仕上がりが安定します。4in1を維持せず、2in1へ変更する
可読性が最優先の場合、2in1は現実的な落としどころです。資料の種類で分ける(ページ属性で分割)
例:縦ページ群と横ページ群を分けて、それぞれ4in1化してから管理するどうしても4in1固定の場合は、余白と向きを最適化する
横資料は横向き用紙にすると改善するケースがあります。
混在資料は「無理に4in1にしない」ことが、結果的に読みやすさと作業時間の両方を守ることにつながります。
オンラインでPDFを4枚を1枚にまとめる方法と注意点
オンラインツールは、インストール不要で即時に処理できる反面、PDFをアップロードする必要があるため、取り扱いの判断が不可欠です。本章では「使うべき場面」と「避けるべき場面」を明確にし、運用上の事故を防ぎます。
オンラインが向くケースと向かないケース
向くケース
公開資料、学習用資料など、アップロードしても問題がない内容
自宅PCや個人環境で、軽微な資料を短時間で処理したい
手元の環境で仮想プリンターや印刷設定が使えない
向かないケース
顧客情報、個人情報、契約書、見積書、社内資料などが含まれる
社内規程やセキュリティポリシーで外部アップロードが制限されている
監査・説明責任が求められる業務で、外部サービス利用の根拠が不足している
オンライン利用は便利ですが、「できるかどうか」より先に「アップロードしてよいかどうか」を判断してください。迷う場合は、Windows/Macのオフライン完結手順が安全です。
代表的なオンラインツールの比較
オンラインツールは大きく分けて3種類あります。名前が似ていても目的が違うため、機能の選び間違いが起きやすい点に注意が必要です。
| 種別 | 主な目的 | 4in1に向くか | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ページ/シート(N-up)系 | 1ページに複数ページ配置 | ◎ | 4in1に直結しやすい |
| 結合(merge)系 | PDFを連結して1ファイル化 | △ | 4in1ではなく「ページが増える」ことが多い |
| 専用4in1系 | 4→1の変換に特化 | ○ | シンプルだが細かい調整が少ない場合がある |
オンラインを使う場合は、機能名に「Pages per sheet」「N-up」「複数ページ/枚」などの文言があるものを優先すると、目的に合致しやすいです。
社外秘・個人情報があるPDFの判断基準
社外秘・個人情報が含まれる可能性がある場合、以下に1つでも該当すれば、オンライン利用は避けることを推奨いたします。
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、社員番号、顧客IDなどの識別情報がある
契約条件、金額、取引先情報、未公開情報が含まれる
社内規程で外部サービスへのアップロードが禁止されている、または承認が必要
データの保持期間・削除方針が明確に確認できない
ログインが必要なサービスで、アカウント管理が煩雑になる
端末が会社支給で、外部サービス利用が制限されている
オンラインが禁止ではない場合でも、社内ルールに従い、必要に応じて承認や代替手段を検討してください。
PDFを4枚を1枚にまとめるときのトラブル対処
4in1は「設定さえ合えば同じ結果になる」一方、つまずきポイントも定番化しています。本章では、現場で発生しやすいトラブルを原因別に整理し、最短で復旧できるようにいたします。
文字が小さくて読めない
原因
4in1は必ず縮小が入るため、元の文字が小さい資料では限界が来ます
表や図が密な資料は、2×2配置で情報が詰まりすぎます
余白が大きく、実質的に縮小率が上がっている場合があります
対処
2in1へ変更する(最も効果が出やすいです)
用紙サイズを上げる(A4→A3など)
余白を減らす(用紙サイズの整合、フィット設定の見直し)
重要ページだけ通常サイズで印刷し、補助資料として4in1を使う
「4in1でなければならない」という制約がない場合、可読性を優先して2in1に落とす判断は合理的です。
並び順が想定と違う
原因
横方向優先/縦方向優先の違い
右→左(右綴じ向け)などの設定が混ざっている
アプリによって並び順の名称が直感と一致しない
対処
プレビューでページ番号「1→2→3→4」の流れを追い、自然になる設定を選ぶ
右綴じの資料(漫画、縦書き文化の資料など)は右→左の設定が適切な場合があります
一度保存して結果を確認し、設定を固定化して運用手順としてメモしておくと再現性が上がります
余白が大きい・はみ出す
原因
用紙サイズがPDFの想定と合っていない
拡大縮小が強く、見切れが発生している
用紙の向きが不適切で、長辺方向が合っていない
対処
用紙サイズをA4などに統一する
縦/横を切り替える(スライド資料は横が改善しやすいです)
フィット(用紙に合わせる)関連の設定を見直す
見切れが解消しない場合は、4in1を諦めて2in1に切り替える
余白は「読みやすさ」とトレードオフです。詰め過ぎると見切れやすくなるため、プレビューで“端の文字”を必ず確認してください。
保存後に容量が増える・画質が落ちる
原因
仮想プリンター出力で再レンダリング(再描画)され、画像化・再圧縮が発生する場合があります
画像中心のPDFは、出力方式によって容量が増減します
画質設定が低い場合、文字や図表が滲みます
対処
画質優先の設定がある場合は高品質側を選ぶ
共有用途なら容量より可読性を優先する(特に表がある資料)
どうしても容量が問題になる場合は、4in1作成後に圧縮を検討する
図表の可読性が損なわれる場合は、4in1自体を見直す(2in1、または重要ページのみ通常)
PDFを4枚を1枚にまとめるFAQ
最後に、問い合わせが多い論点をFAQとして整理いたします。運用ルールを作る際にも、そのまま流用しやすい観点です。
4in1にしたPDFを元に戻せるか
原則として、4in1は「複数ページを1ページに縮小配置して再出力」する処理のため、元のページ構造に完全に戻すことは困難です。
そのため、必ず以下の運用を推奨いたします。
元PDFは別名で保管する(上書きしない)
4in1出力は「配布用」「印刷用」など用途名を付けて管理する
例:資料_原本.pdf、資料_4in1配布用.pdf
ページごとに向きが違うPDFでもできるか
可能ですが、仕上がりが崩れやすく、可読性が落ちやすいです。おすすめの対応は次の優先順位です。
元PDFで向きを整えられるなら整える
4in1ではなく2in1にする
縦資料と横資料で分割してから4in1にする
それでも4in1固定なら、用紙の向きや余白を調整して妥協点を探す
混在PDFを4in1にする際は、「読ませたい情報は何か」を軸に判断すると失敗が減ります。
コンビニ印刷でも同じ設定で出せるか
コンビニ印刷は店舗や機種、提供アプリにより設定の自由度が異なるため、最も再現性が高いのは「事前に4in1のPDFを作って持ち込む」方式です。
つまり、次の流れが安定します。
自PCで4in1化(Windows/Macの印刷設定)
4in1のPDFとして保存
そのPDFをコンビニ印刷に持ち込む(通常のPDF印刷として出す)
コンビニ側で4in1設定を探すより、手元で仕上げてから持ち込むほうが失敗しにくいです。
無料で安全に完結する最短手順はどれか
機密性も含めて「無料」「安全」「再現性」を重視する場合、次が最短ルートです。
Windows:印刷で4in1設定 → 送信先を Microsoft Print to PDF → 保存
Mac:印刷でページ数/枚を4 → PDFとして保存
オンラインにアップロードしないため、情報漏えいリスクを増やしにくく、社内資料でも扱いやすい選択肢になります。
また、手順を社内で標準化する場合は、以下のように「固定設定」を決めておくと、問い合わせが減ります。
用紙サイズ:A4
向き:資料の種類で固定(スライド資料=横、文章資料=縦)
ページ順序:横方向優先(必要に応じて縦方向)
枠線:配布用はオン、閲覧用はオフ(好みで統一)