PCのモニターが突然映らない。No Signal(入力信号なし)や真っ黒な画面を前にすると、「故障かもしれない」と焦ってしまいます。けれど実際は、入力切替の見落としやケーブルの接触不良、Windowsの表示先設定など、手順どおりに確認すれば短時間で復旧できるケースが少なくありません。
本記事では、症状を「No Signal」「真っ黒」「外部だけ映らない」「BIOSだけ映らない」に分け、最短ルートで原因を切り分けるチェックリストを用意しました。HDMI・DisplayPort・USB-C、変換アダプタやドック経由の落とし穴、デスクトップの端子差し間違いまで整理し、直らない場合の故障判断と相談時に伝えるべき情報もまとめています。今すぐ画面を戻したい方は、上から順番に試してみてください。
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PCモニターが映らないとき最初に確認すること
症状で分ける:No Signalか真っ黒かOSは映るか
最短で復旧するコツは、最初に「どの種類の映らないか」を切り分けることです。モニターが映らないと一口に言っても、原因の出発点がまったく違います。まずは次の4分類に当てはめてください。
A:モニターに「No Signal」「入力信号なし」「表示できる映像信号がありません」などの表示が出る
これは「モニター自体は動作しているが、映像信号を受け取れていない」状態です。原因は、入力切替ミス、ケーブル・端子の接触不良、変換アダプタの相性、PC側の出力先設定、グラフィック出力の停止などに集中します。
重要なのは、ここで“モニターが壊れた”と即断しないことです。メッセージが出るなら、少なくともバックライトや表示回路の一部は動いています。まずは接続経路(ケーブル〜端子〜出力先)を疑うのが最短です。B:モニターが真っ黒でメッセージも出ない/電源ランプも不安定
こちらは電源系の可能性が上がります。主電源スイッチ、電源コードの奥までの差し込み、コンセント側、電源タップ、ACアダプタ(外付け電源のモニター)など、モニター単体の給電に問題があるパターンです。
ただし、モニターによっては「省電力状態」や「輝度ゼロ設定」で真っ黒に見えることもあります。OSDメニュー(モニター設定画面)が出るかどうかは重要な判断材料になります。C:PCは起動していそう(ファン音、ログイン音、キーボード反応等)なのに映らない/外部モニターだけ映らない
これはWindows側の表示設定(出力先)や、ディスプレイの検出、解像度・リフレッシュレート、グラフィックスドライバーが疑わしい領域です。特にノートPCでは「PC画面のみ」になっていたり、スリープ復帰後に外部が見失われたりするケースが多いです。D:OSは映るのにBIOS画面だけ映らない、または起動ロゴだけ映らない
起動前(BIOS/UEFI)と起動後(Windows)では、映像出力の条件や使われる制御が変わります。そのため「Windowsなら出るのにBIOSは出ない」「特定の端子だとBIOSだけ出ない」といった現象が起こります。ここはケーブル交換よりも、端子変更や別モニターでの切り分けが効果的です。
この分類ができるだけで、試す順番が大きく変わります。Aは“入力とケーブル”、Bは“電源と表示メニュー”、Cは“Windowsの表示設定”、Dは“起動前の出力条件”から入るのが合理的です。
まずは安全確保:焦って抜き差しする前の注意
映らないトラブルは、焦るほど状況を悪化させやすいです。ケーブルを勢いよく抜き差しして端子を曲げたり、デスクトップを通電したまま内部に触れてショートさせたりすると、軽いトラブルが重い故障に変わることもあります。以下を守ってください。
デスクトップPCで端子の挿し替え・内部確認をする可能性があるなら、電源を切り、コンセントも抜く
背面端子の抜き差しだけであっても、帯電や短絡のリスクを減らせます。ケーブルは端子を持ってまっすぐ抜き差しする
ケーブル部分を引っ張ると、内部断線や端子破損につながります。DisplayPortはロック機構がある場合があるため、抜く際のボタンやツメの有無も確認します。USB-Cドックや変換アダプタは無理に力をかけない
USB-Cは端子が小さいぶん、斜め方向の力に弱いです。差し込みが浅いまま引っ張ると、端子破損や接点不良の原因になります。電源タップのスイッチ・ブレーカーを見落とさない
意外と多いのが、電源タップのスイッチOFFや、ブレーカー落ちです。モニターとPCが別タップの場合、片方だけ通電していないこともあります。
早見表:症状別の原因と最初の一手(表)
まず最短で試すべき「順番」を固定化しておくと、無駄な迷いが減ります。
| 症状 | よくある原因 | 最初の一手(上から順に) |
|---|---|---|
| No Signal/入力信号なし | 入力切替ミス、ケーブル接触不良、端子違い、変換相性、PCの出力先設定 | 入力ソース確認 → ケーブル挿し直し → 別ケーブル/別端子 → 変換・ドックを外して直結 → Win+P/検出 |
| 画面が真っ黒(メッセージなし) | モニター電源系、主電源OFF、OSD非表示、故障 | 電源コード挿し直し → 別コンセント → 主電源確認 → OSDメニュー表示確認 → 別機器接続で切り分け |
| 外部だけ映らない(Windowsは動く) | 表示先設定、検出できていない、ドライバー問題、スリープ不具合 | Win+P → ディスプレイ設定で検出 → 解像度/Hz調整 → ドライバー更新/再インストール → Windows Update |
| BIOSだけ映らない | 起動前出力が範囲外、端子相性、変換の影響 | 端子変更 → 変換を外して直結 → 別モニターで確認 → BIOS設定やファーム更新検討 |
PCとモニターの接続で起きやすい原因
電源と入力切替を確認する
「No Signal」や「入力信号なし」の場合、最優先は入力切替です。モニターは複数の入力(HDMI1/HDMI2/DP/USB-Cなど)を持っており、正しい入力を選んでいないと、いくらPCが信号を出していても映りません。
確認のポイント
モニターのリモコンや本体ボタンで「Input」「Source」を開き、接続している端子と一致しているか確認します。
HDMIを2つ持つモニターは「HDMI1/HDMI2」の違いがあります。挿している側と選択している側がズレていないか見ます。
USB-C入力の場合、モニターによっては「USB-C(映像)」と「USB(ハブ)」の表示が分かれていたり、設定で優先入力を変えられたりします。
次に電源です。電源が入っているつもりでも、主電源スイッチが別にあるモデルや、ACアダプタが緩んでいるモデルがあります。
電源系の見落とし
背面に主電源スイッチがある(特に大型モニター)
ACアダプタの「コンセント側」ではなく「モニター側」だけ緩んでいる
電源タップのスイッチOFF、タップの差し込みが甘い
節電タップでPC連動になっており、モニター側の通電が切れている
モニターのOSDメニュー(設定メニュー)が表示できるなら、少なくとも電源と表示機能の基本は動いています。OSDすら出ないなら電源系を優先してください。
HDMI・DisplayPort・USB-Cの挿し直しと交換テスト
入力切替を確認したら、次は物理接続の切り分けです。ここは作業の順番が重要で、闇雲にいろいろ変えると「何を変えたら直ったのか」が分からなくなります。基本は次の順番です。
最短の切り分け手順
ケーブルを両端で挿し直す(PC側・モニター側)
コネクタが斜めに入っていたり、奥まで挿さっていなかったりすると信号が出ません。DisplayPortはロックがある場合、途中までしか入っていないことがあります。別の端子に挿してみる(同じ規格内、または別規格へ)
例:HDMI1→HDMI2、DP→HDMI、USB-C→HDMI(直結できるなら)など。
モニター側の特定端子が故障している場合、端子変更だけで映ることがあります。別のケーブルに交換する
ケーブルは見た目が同じでも内部断線、品質、規格の違いがありえます。特に長いケーブル、細いケーブル、古いケーブルは不安定になりやすいです。
交換するときは「同規格で短め、規格が明示されたもの」が無難です。別の機器でモニターを試す(可能なら)
例:ゲーム機、別PC、レコーダーなど。モニターが映るかどうかでモニター側の健全性が判断しやすくなります。別のモニターでPCを試す(可能なら)
これができると切り分けは一気に進みます。別モニターでも映らないならPC側に原因が寄ります。
この段階で「どちらが悪いか」を大きく二分できます。モニターが別機器で映るなら、モニター本体の故障可能性は下がり、PC側(設定、出力、ドライバー、グラボ、端子、ケーブル相性)に注力できます。
変換アダプタとケーブルの相性で映らないケース
映らないトラブルで厄介なのが、変換とドックが絡むケースです。例えば以下の構成はトラブルが起きやすくなります。
DP → HDMI 変換アダプタ
USB-C ドック(HDMI出力)
USB-C → HDMI 変換ケーブル
長距離配線(会議室や配線ダクト)
2枚以上の外部モニター(マルチディスプレイ)
高解像度・高リフレッシュレート(4K/144Hz等)
よくある落とし穴
変換の方向が違う:DP→HDMIとHDMI→DPは別物です。双方向対応でない製品も多く、向きを誤ると映りません。
USB-Cが映像出力に非対応:USB-Cでも充電やデータはできるが、映像(DisplayPort Alt Mode)非対応の端子があります。
ドック側の仕様制限:ドックによっては4K/60Hzに非対応、複数出力時に制限が出る、特定OS/ドライバーが必要などがあります。
HDCPや信号処理の相性:映像保護や信号の握手(ハンドシェイク)がうまくいかず、真っ黒や点滅になることがあります。
電力不足:バスパワーのドックや多機能ハブは、給電が不十分だと出力が不安定になります。
切り分けの基本は「変換を外して直結」
可能なら、PC本体のHDMI/DPからモニターへ直結します。
ドック経由で映らないなら、いったんドックを外して直結で映るか確認します。
直結で映るなら、原因はドック・変換・ケーブルの相性に寄ります。ここまで分かれば、買い替えるべき対象が絞れます。
デスクトップの出力端子の差し間違いに注意
デスクトップで非常に多いのが、挿す場所の間違いです。背面端子に「マザーボード側の映像端子(上側)」と「グラフィックボード側の映像端子(下側)」がある場合、グラボ搭載機は原則としてグラボ側に挿します。
差し間違いが起きやすい状況
以前は内蔵GPUで使っていたが、グラボを追加した
新しく買ったPCで、どこに挿すべきか分からない
PC移動後に配線し直した
背面を見ずに手探りで挿した
また、グラボは補助電源(6ピン/8ピン)が必要なモデルがあります。補助電源が刺さっていないと出力が出なかったり、起動に失敗したりします。
この段階で「起動はしていそうだが映らない」場合、端子位置と補助電源は必ず確認してください。
Windowsの設定でPCモニターが映らない場合の直し方
Win+Pで表示先を切り替える
Windowsで外部モニターが映らないとき、最短で効く操作がWin + Pです。表示先が「PC画面のみ」になっていると、外部に信号を出しません。操作は簡単です。
手順
キーボードで Windowsキー + P
右側にメニューが出たら、次を順番に試します。
「複製」:内蔵と外部に同じ表示
「拡張」:デスクトップを広げる
「セカンド スクリーンのみ」:外部だけ表示
どれかで外部が映ったら、その状態で落ち着いて次の設定(解像度等)を確認します。
ここでの注意点
外部モニター側が「入力切替ミス」だと、Win+Pをいくら変えても見えません。まず入力が正しい前提を作ってください。
外部を「セカンドスクリーンのみ」にすると、内蔵画面が消えます。操作に自信がない場合は「複製」から試すと安全です。
ノートPCはメーカー独自のショートカット(Fn + 画面切替キー)がある場合もありますが、まずWin+Pが分かりやすいです。
ディスプレイの検出と解像度・リフレッシュレート
Win+Pで変化がない、または外部に出たが不安定な場合は、Windowsの「ディスプレイ設定」で状況を見ます。
検出の手順(Windows 11の例)
設定 → システム → ディスプレイ
「複数のディスプレイ」付近にある 検出 を実行
ここで外部が認識されるか確認します。
認識はするのに映らない/表示が乱れる場合
解像度を下げる:まずフルHD(1920×1080)程度に落として様子を見る
リフレッシュレート(Hz)を下げる:60Hzに戻す
HDRや可変リフレッシュレート(VRR)を一時的にOFF:相性問題の切り分けに有効
拡張表示で外部が「左側/右側」にある:マウスだけが行方不明になっていることがある
その場合は「ディスプレイの配置」を整え、「どれがメインか」を確認します。
特に変換アダプタや古いモニターでは、高解像度や高Hzが通らず、映像が出ないことがあります。まず安全側(低解像度・低Hz)に落として映るか試すのが近道です。
ドライバー再インストールとWindows Update
外部が認識されない、認識が不安定、スリープ復帰で消える、といった場合は、グラフィックスドライバーが関係していることがあります。ここは順番が大切です。
推奨の順番
再起動
一時的な不整合は再起動で解消することがあります。最初に必ず試してください。Windows Updateを適用
グラフィックス関連の修正が更新で入る場合があります。更新後は再起動までセットで行います。グラフィックスドライバーの更新
ノートPC:メーカー提供のドライバーが安定しやすい場合があります。
デスクトップ:GPUメーカー(NVIDIA/AMD/Intel)提供ドライバーが更新されます。
更新後、外部の検出や映像出力が改善することがあります。
ドライバーの再インストール
更新では直らない場合、デバイスマネージャーから一度アンインストールして入れ直すと改善することがあります。
ただし操作が不安な場合は、メーカーのサポート手順に沿うのが安全です。
ドライバー周りでありがちな症状
OS起動中は映るが、設定を変えた瞬間に消える
外部だけ点滅する
片方のモニターだけ認識が外れる
スリープ復帰後に外部が復帰しない
この場合、更新・再インストールの効果が出やすい領域です。
スリープ復帰後に映らないときの対処
スリープ復帰は、ディスプレイの“握手”がうまくいかず、外部が復帰しないことがあります。対処は短い順に試すと効率的です。
おすすめの順番
Win+Pで表示モードを切り替え直す
いったん「PC画面のみ」にしてから「拡張」へ戻すなど、表示先を再確定させます。ケーブルを挿し直す/別端子に変える
物理接続をリセットすると復帰することがあります。DisplayPortの抜き差しは特に効くことがあります。モニターの電源を入れ直す
モニター側が省電力で固まっている場合、電源オフ→オンで戻ることがあります(主電源がある場合は主電源側も含む)。再起動
忙しいときほど悔しいですが、確実性が高いです。ドライバー更新・Windows Update
再発する場合は恒久対策として更新を検討します。
BIOS画面だけ映らないなど起動前後で症状が違うとき
OSは映るがBIOSが映らない理由
「Windowsのログイン画面やデスクトップは映るのに、BIOS画面だけ映らない」という現象は珍しくありません。原因として多いのは次の2つです。
起動前の出力条件がモニターの対応範囲外
BIOS/UEFI画面は、OSのドライバーを使わない簡易出力で表示されます。その際の解像度やリフレッシュレート、タイミングがモニター側の対応と噛み合わないと、映像が出ません。
特に変換アダプタや古いモニター、特定の端子(DP/HDMI)で起こりやすいです。表示の切替タイミングが短い/モニターの自動判別が間に合わない
PCの起動が高速だと、BIOS画面の表示時間が短く、モニター側の入力判別が間に合わないことがあります。結果として「Windowsになってから突然映る」ように見えます。
この場合、Windows側の設定をいくら触っても改善しないことが多く、ハード寄りの切り分けが近道です。
端子変更や別モニターで切り分ける
BIOSだけ映らない問題は、端子を変えるだけで解決することがあります。例えば、DPでは出ないがHDMIなら出る、というケースです。
切り分け手順
端子を変更する(HDMI⇄DP、別ポートへ)
同じHDMIでもポートごとに挙動が違う場合があります。変換を外し、直結に戻す
DP→HDMI変換などを挟むと起動前表示が出ないことがあります。可能なら同規格直結で確認します。別モニターで確認する
手元にテレビがあるならHDMIで繋いでみるだけでも切り分けになります。別の表示器でBIOSが映るなら、PC側の致命的故障ではなく“相性”が濃厚です。キーボード入力のタイミングを変える
BIOSに入るキー(Delete/F2など)を早めに連打する、起動直後に押し続けるなどで画面遷移が変わることがあります。
起動直後から真っ黒のときに疑うハード要因
起動ロゴすら出ない、完全に真っ黒、キーボードの反応も薄い場合は、ハード側の原因が視野に入ります。ただし、ここでも焦って分解する前に、できる範囲で“安全に”確認しましょう。
まず外側でできる確認
モニターを別機器につないで映るか(モニターの健全性)
PCを別モニターにつないで映るか(PC側の出力)
ケーブルを別のものに変える、端子を変える
デスクトップでよくある原因(分解を伴うため注意)
グラボの補助電源未接続
グラボの挿し込みが甘い(移動後に起きやすい)
メモリの接触不良
マザーボード側の設定や不具合
分解やパーツ抜き差しは、静電気や破損のリスクがあります。自信がない場合は、ここで無理をせず、切り分け結果を持って修理・サポートへ進むほうが安全です。
それでもPCモニターが映らないときの故障判断と次の手
モニター故障かPC側故障かを分ける手順
最後に大切なのは、「修理に出す対象を間違えない」ことです。モニターとPCのどちらが原因かで、相談先も費用も変わります。次の手順で、かなり高い確度で切り分けできます。
手順1:モニターを別機器につなぐ
映る:モニターは概ね正常(少なくとも表示機能は動く)
映らない:モニター側の故障、電源系、端子破損、設定異常の可能性
手順2:PCを別モニターにつなぐ
映る:PCの映像出力自体は生きている。元のモニター、ケーブル、変換、入力選択が原因候補
映らない:PC側の設定、出力端子、GPU、起動自体の問題など、PC側に寄る
手順3:変換・ドックを外して直結する
直結で映る:変換/ドック/ケーブル相性が原因候補
直結でも映らない:PC側またはモニター側のより根本要因
ここまで行えば「何を買うべきか」「どこに相談すべきか」がかなり明確になります。やみくもにケーブルを買い足すより、切り分け結果を揃えるほうが結果的に安く済みます。
修理に出す前にまとめて確認するチェックリスト
修理相談の前に、次を一度チェックしておくと、無駄な往復や説明の手間が減ります。できれば「チェック済み」の印を付けながら進めてください。
モニターの電源ランプは点灯し、OSDメニューが表示できる
入力ソース(HDMI/DP/USB-C)が接続端子と一致している
映像ケーブルを両端で挿し直した
別のケーブルで試した(同規格)
可能なら別端子で試した(HDMI1→HDMI2、DPへ変更など)
変換アダプタ/ドックを外し、直結で試した
Win+Pで表示モード(複製/拡張/セカンドスクリーン)を切り替えた
Windowsのディスプレイ設定で「検出」を実行した
解像度とリフレッシュレートを下げて試した(まず1080p/60Hz)
再起動を実施した
Windows Updateを適用した
グラフィックスドライバーを更新または再インストールした
別機器でモニターが映るか試した(可能なら)
別モニターでPCが映るか試した(可能なら)
BIOSだけ映らない/OSだけ映らないなど、症状の違いを把握した
このチェックが埋まるほど、原因の当たりが付いてきます。特に「別機器」「別モニター」での確認は切り分けの決定打です。
相談時に伝えるべき情報(型番・接続・症状)
サポートや修理店に連絡するとき、情報が揃っていると判断が早くなり、不要な指示を繰り返さずに済みます。最低限、次をメモしておくと安心です。
PCの情報:メーカー/型番、または自作ならCPU・GPU・マザーボード
モニターの型番:背面シールや箱、購入履歴で確認
接続構成:HDMI/DP/USB-C、変換の有無、ドックの有無、ケーブル長
症状:
「No Signal」などの表示文言
電源ランプの状態(点灯/点滅/消灯)
OSDメニューが出るか
OSは起動していそうか
BIOSは映るか/映らないか
実施済みの内容:上のチェックリストでどこまで行ったか
この情報があると、「ケーブルを買ってください」といった雑な提案ではなく、より具体的な切り分けや適切な修理判断につながりやすくなります。
PCモニターが映らないときのよくある質問
ノートPCのUSB-Cで映らないのはなぜ
USB-Cは形が同じでも、できることが端子や機種によって違います。よくある理由は以下です。
USB-Cが映像出力(DisplayPort Alt Mode)に対応していない
充電やUSB機器の接続はできても、映像が出せない端子があります。仕様表に「映像出力対応」「DisplayPort Alt Mode」などの記載があるか確認すると確実です。ドック側の仕様・ドライバーが必要
ドックによっては専用ドライバーが必要な場合があり、入っていないと出力が安定しません。給電不足
ドックやハブが不安定になり、映像が出ない・途切れるケースがあります。可能なら純正ACアダプタでPCに給電しながら試す、別のポートに挿すなどで変化を見ると切り分けになります。
切り分けの基本は、いったんドックや変換を外し「PC本体のHDMIなどで直結」し、PCが外部出力できる状態か確認することです。直結で出るならUSB-C経路の問題に絞れます。
「入力信号なし」が出続けるときの優先順位
「入力信号なし」は原因が多いため、優先順位が重要です。おすすめの順番は次の通りです。
入力ソースが正しいか(HDMI1/HDMI2、DP、USB-Cなど)
ケーブル挿し直し(両端)
別ケーブル・別端子で再現するか
変換/ドックを外して直結
Windows側の表示設定(Win+P、検出)
ドライバー更新/再インストール、Windows Update
この順で進めると、原因の層(モニター側/接続/PC設定/ドライバー)を順に潰せます。最初からドライバーに手を出すより、物理接続のほうが短時間で決着がつくことが多いです。
ケーブルはどれを買えばよいか
ケーブル購入で失敗しやすいのは、「何が原因か分からないまま買い足す」ことです。まずは次を優先してください。
変換を外し、同規格直結に戻して映るか確認する
別ケーブルで映るか(借りられるなら借りる)
別端子で映るか
それでもケーブルが原因と判断できたら、以下の方針が無難です。
短めを選ぶ(長いほど信号が劣化しやすい)
規格が明示されているものを選ぶ(解像度・Hzの対応が分かる)
高解像度/高Hzが必要なら、対応を明記したものにする(4K/60Hzなど)
とくにDisplayPortやHDMIは世代・対応が絡むため、「同じ形だから同じ」と思わないほうが安全です。
片方のモニターだけ映らないときは
マルチディスプレイ環境では「片方だけ映らない」がよく起こります。切り分けの考え方は単純で、問題がモニター側なのか、端子・ケーブルなのか、PCの設定なのかを順に分けます。
おすすめの手順
Win+Pで複製/拡張を切り替える
そもそも外部が無効になっているだけ、というケースがあります。ディスプレイ設定で認識されているか確認
2台目が「検出」されないなら物理接続や変換を疑います。認識されているなら配置や解像度/Hzを見直します。ケーブルと端子を入れ替える
映らない側のモニターに、映る側のケーブルを挿す
映る側の端子に、映らない側のモニターを挿す
これで「モニター本体の問題」「ケーブルの問題」「端子の問題」が見えます。
変換・ドックを外し、構成を簡単にする
まず1台だけ直結で安定させ、そこから2台目を追加して再発点を特定すると、無駄な試行錯誤が減ります。