「パルシステムを退会したい」と思って調べ始めたのに、“退会=脱退?” “休止でもいい?”と用語の違いで手が止まっていませんか。さらに、いつ配達や手数料が止まるのか、出資金はいつ返ってくるのか、共済やでんきはどうなるのか——気になる点が次々に出てきて、結局なにから手を付ければいいのか分からなくなりがちです。
この記事では、まず最初に休止と脱退のどちらを選ぶべきかを分岐で整理し、次に最短で手続きを終える手順を時系列でまとめます。最後に、返却物や確認ポイントをチェックリスト化して、忙しい方でも“やり残しゼロ”で手続きを終えられるようにします。読めば、今日のうちに「何を、いつ、どこへ」すればいいかがはっきりします。
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パルシステム退会は脱退と休止のどちらかを先に決める
退会と休止の違い
まず結論から言うと、「パルシステムをやめたい」は1つではありません。あなたの目的が次のどちらかで、必要な手続きが変わります。
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休止(注文のお休み):宅配の利用を止める。組合員の所属は続く
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脱退:組合員をやめる(一般にイメージする退会・解約に近い)
つまり、「今は忙しくて注文しないだけ」なら休止で十分なことがあります。一方で、「もう使わないから整理したい」「出資金を返してほしい」なら脱退が選択肢になります。
特に大事なのは、「共済・保険」や「パルシステムでんき」を使っているかどうかです。ここは公式案内でも分岐がはっきり示されています。
共済やでんき利用中の分岐
公式案内では、次のように整理されています。
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宅配サービスは休止したいが、保障(共済・保険)やでんきは続けたい
→ 宅配サービスだけを休止して継続できる。その場合、脱退の手続きは不要。 -
保障やでんきも含めて全部やめたい
→ 宅配の脱退だけで完結しない場合があるため、契約状況に応じて手続き先を確認する必要がある(少なくとも「休止で足りるか」「脱退が必要か」を先に確認する)。
「宅配だけ止めたい」と「全部やめたい」は、同じ“退会したい”でも分岐がまったく違います。ここを最初に決めるだけで、手続きが半分終わったようなものです。
迷ったときの判断チェック
次の質問に答えると、自分がどちらに向いているかが見えてきます。
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近いうちに再開する可能性はありますか?
たとえば、産後の数カ月だけ、転居が落ち着くまで、仕事が繁忙期の間だけなど。
→ 「ある」なら、まず休止が候補です。 -
出資金を返してもらいたいですか?
→ 「返してほしい」なら、脱退が候補です(出資金返金は「最後の支払い完了後」と案内されています)。 -
共済・保険やでんきだけは続けたいですか?
→ 「続けたい」なら、脱退ではなく休止で足りる可能性が高いです(脱退不要と明記)。
休止と脱退の比較表
迷いを一度でほどくために、要点だけを比較表で整理します。
| 比較ポイント | 休止(注文のお休み) | 脱退(退会・解約) |
|---|---|---|
| 目的 | しばらく宅配を止める | 組合員をやめる |
| 影響範囲 | 宅配のみ停止(所属は継続) | 所属終了、利用全体の整理へ |
| 手数料 | 申請タイミングにより、休止中はかからない旨の案内あり | 宅配利用が終わるため発生しない方向へ(精算完了が前提) |
| 期限・要注意 | 注文開始日2日前までの申請が目安として案内 | ネット登録有無で導線が分岐(書類手続き) |
| 共済・でんき | 継続できる(脱退不要のケースあり) | 「全部やめたい」場合は契約状況により要確認 |
| 出資金 | 原則預けたまま | 最終支払い完了後に返金の案内 |
| 向いている人 | 忙しい時期だけ止めたい/再開予定がある | もう使わない/出資金を返してほしい/整理したい |
休止は「また使うかもしれない人の安全策」、脱退は「完全に区切りをつけたい人の整理」です。どちらが正しいではなく、目的が違います。
パルシステム退会の手順を時系列で把握する
全体の流れ
脱退(退会・解約)の全体像は、次の順番で進みます。
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脱退したい旨を連絡する
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手続きに必要な案内(書類など)を受け取る
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必要書類を提出する
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最終の請求を支払い、精算を完了する
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出資金が返金される(最後の支払い完了後)
この「最後の支払い完了後に返金」が重要で、返金だけが独立して先に進むわけではありません。先に精算が完了してはじめて、出資金返金が安心して待てる状態になります。
いつ請求が止まるかの考え方
「手続きしたのに、引き落としが続くのはおかしい?」と感じる方が多いのですが、実際には“ズレ”が起きやすいポイントがあります。
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すでに確定している注文がある
たとえば翌々週お届けの商品を先に注文していた場合、休止期間中でもお届けや請求が発生し得る旨の案内があります。 -
締めのタイミングと引落日が別
配達が止まっても、精算の引落が後から来ることがあるため、「最終引落予定」を確認するのが安心です。 -
資材回収や最終配達の調整が必要なことがある
通い箱などの回収方法は地域運用で差が出るため、最後の受け渡しをどうするかを確認しておくと、後戻りが減ります。
出資金返金の条件と、よくある不安のほどき方
出資金について、公式サイトでは「お預かりしている出資金(積み立て増資分含む)は、最後のお支払いが完了後に返金」と案内されています。
また、定款(例:パルシステム東京の定款抜粋)には、次のようなポイントが示されています。
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脱退した組合員は、払込済出資額の払戻しを請求できる
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組合に対する債務(未精算など)を完済するまでは、払戻しを停止できる
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組合の財産状況により、払戻しが行えない場合がある旨の規定
これを踏まえると、不安を減らす最短の行動はシンプルです。
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未精算が残らないようにする(最終請求の見込みを確認)
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返金の時期と方法を、脱退連絡時に一緒に聞く(「いつ頃、どの方法で返金か」)
「返金が心配」な人ほど、脱退の連絡をしたタイミングで“最終請求と返金”をセットで確認しておくと、待ち時間のストレスが大きく減ります。
タイムラインで一気に理解する
目で追える形にすると、行動が決めやすくなります。
| タイミング | あなたがやること | 不安を減らすコツ |
|---|---|---|
| いま | 休止か脱退かを決める | 共済・でんきの有無で分岐 |
| 連絡当日 | 脱退の連絡/休止の申請 | 「最終配達」「最終引落」「出資金返金」も同時に質問 |
| 〜数日 | 書類受領・提出(脱退)/休止期間設定(休止) | 期限と提出方法をメモ |
| 〜翌月以降 | 最終請求の支払い | 未精算がない状態にしておく |
| 精算完了後 | 出資金返金 | 返金時期の目安を控えておく |
パルシステム退会の連絡方法
インターネット登録済みの人の手続き
公式FAQでは、インターネット登録をしている方は「お問い合わせフォームより『脱退』を選択して連絡」と案内されています(更新日が明記されています)。
ここで重要なのは、「問い合わせフォームで“脱退”を選ぶ」という点です。自由入力だけだと担当振り分けに時間がかかることがあるため、用件が選べる場合は迷わず「脱退」に寄せると進みやすくなります。
問い合わせフォームに入れるとスムーズな情報
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組合員番号(分かる範囲で)
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最終配達をいつまでにしたいか(希望)
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共済・でんきの利用有無(継続/解約の希望)
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連絡の取りやすい時間帯(電話が難しい場合はメール希望など)
インターネット登録がない人の手続き
インターネット登録がない方は、公式案内として「こちらよりお問い合わせください。お手続きに必要な書類をお送りします」とされています。
このルートでは「書類が届くまで」「返送してから処理が完了するまで」に時間がかかることがあるため、急いで止めたい場合は、問い合わせ時に以下を確認しておくと安心です。
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書類の発送目安
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返送方法(郵送/担当への手渡し等)
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返送後の処理目安(いつ完了するかの目安)
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最終配達や最終請求の見込み
電話や配達担当へ伝える場合のコツ
「引き止めが不安」「理由を聞かれたくない」と感じる方は多いですが、伝え方を用意しておくと気持ちが楽になります。
短く、目的だけを伝えるテンプレ
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「脱退の手続きをしたいので、案内をお願いします。」
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「最終配達日と、最後の引落予定を確認したいです。」
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「共済(またはでんき)は継続したい/全部解約したいので、分岐も教えてください。」
理由は聞かれても「家庭の都合で」で十分です。大切なのは、感情ではなく“手続き”を前に進めることです。
パルシステム休止のやり方と、損をしない期限
休止はいつまでに申請すればいい?
公式FAQでは、事前に注文がないことが分かっている場合、「インターネットの注文開始日2日前までに申請すれば、休止期間中のパルシステム手数料はかからない」と案内されています。
ここは損得に直結します。思い立ったら、まず「次の注文開始日」を確認し、2日前までに申請できるかをチェックすると、余計な手数料の発生を防ぎやすくなります。
休止申請の操作手順(注文サイト・アプリ)
休止申請は、注文サイト・アプリのメニューから行える旨が案内されています。
おおまかな流れは次の通りです。
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注文サイト/アプリのメニューを開く
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設定(組合員情報・設定)へ進む
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注文の休止・再開を選ぶ
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休止開始日・再開日(未定も可)を選ぶ
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確認画面で申し込みを確定する
休止できたか確認する方法
「本当に休止できたか不安」なときの確認方法も公式に案内があります。
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注文サイト/アプリのメニュー内(設定→休止再開)で確認
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申請時に届く「受付完了メール」で確認
忙しい人ほど、完了メールを“検索してすぐ出るラベル”にしておく(スター付け、ラベル付け)と後で助かります。
休止中に届いてしまうことがあるケース
休止は便利ですが、注意点もあります。公式FAQでは、休止期間中に「翌々週お届け商品などをご注文済みの場合、お休み期間中でも商品のお届けが発生する場合がある」旨が示されています。
つまり、休止申請だけで安心せず、次の確認が大切です。
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すでに確定している注文が残っていないか
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予約登録商品や定期的に届く設定がないか(該当する場合は停止条件を確認)
パルシステム退会でやり残しを防ぐチェックリスト
返却や停止が必要になりやすいもの
退会・休止で「やり残し」として多いのは、配達資材や配布物の扱いです。地域運用で差が出るため断定は避けますが、確認しておくと安心な代表例は次の通りです。
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通い箱・保冷剤など配達資材(回収方法と最終回収日)
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カタログ(停止のタイミング)
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ポイントや積立など、残高や特典(ある場合は扱いを確認)
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支払い方法(口座引落の最終月の確認)
「何を返すか分からない」状態で時間が過ぎると、後から連絡する心理的ハードルが上がります。脱退の連絡時に「返却物は何があるか」「いつ回収か」を一緒に聞くのが最短です。
インターネットサービスやメール配信はどうなる?
ここは誤解が多いポイントです。公式FAQでは、脱退手続きが完了するとインターネットサービスは自動的に登録解除となり、別途手続きは不要と案内されています。
ただし、「メール配信だけ止めたい」など、脱退とは別の目的がある場合は、メール配信設定の変更が必要になることがあるため、目的に合わせて整理すると迷いが減ります。
共済・でんきなど関連サービスの整理
共済・保険やでんきは、「宅配の休止」とセットで継続できるケースがある一方、全部やめたい場合は確認が必要です。公式案内でも「宅配は休止したいが、保障やでんきは続けたい場合は脱退不要」と明記されています。
ここでのポイントは、次のどちらを望んでいるかを言葉にすることです。
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「宅配は止めたい。でも保障(共済)やでんきは残したい」
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「宅配も保障もでんきも、全部整理してやめたい」
この一文が言えるだけで、窓口側の案内が一気に具体的になります。
印刷して使える:退会・休止の最終チェック表
「今日中に片づけたい」方向けに、1枚で終わる形にまとめます。
| チェック項目 | 目的 | 完了の目安 |
|---|---|---|
| 休止か脱退かを決めた | 手続きの分岐ミスを防ぐ | 判断できたらOK |
| 共済・でんきの希望を決めた | 脱退不要のケースを見落とさない | 継続/解約が言える |
| 休止なら申請期限を確認した | 手数料発生リスクを減らす | 注文開始日2日前を意識 |
| 休止申請を完了し、確認できた | 申請漏れ防止 | 画面と完了メール確認 |
| 脱退なら連絡し、導線に乗った | 書類手続きへ進む | 返信・書類案内を受領 |
| 最終配達・最終請求の見込みを確認 | 「いつ止まる?」不安を消す | 日付(目安)を控える |
| 出資金返金の条件・時期を確認 | 返金待ちのストレスを減らす | 「支払い完了後」理解 |
| 返却物の有無と回収方法を確認 | 後戻りを防ぐ | 最終回収の段取り完了 |
| ネットサービスは自動解除と理解 | 余計な作業をしない | 手続き不要を理解 |
パルシステム退会後に再加入したいとき
再加入の前に知っておくと後悔が減ること
退会を考えているときは「もう使わない」と思っていても、数カ月〜数年後に状況が変わることはよくあります。たとえば、次のようなタイミングです。
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仕事が変わって買い物時間が減った
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子どもの食事が増えて、食材の品質を重視したくなった
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引っ越し後に近所のスーパー事情が変わった
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介護や通院で外出が難しくなった
だからこそ、脱退を選ぶ場合でも、「何を控えておけば再加入検討が楽か」を先に決めておくと、未来の自分が助かります。
控えておくと便利なもの
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組合員番号(分かる範囲で)
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脱退手続きの完了時期
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共済・でんきの継続状況(継続した場合はそのままか、別途か)
「迷うなら休止」という選択肢もある
再加入の可能性が少しでもあるなら、最初から脱退ではなく休止で様子を見るのも合理的です。休止は、注文サイト・アプリから設定でき、再開も同じ導線で行える旨が案内されています。
「完全にやめる」前に、生活の波が落ち着くまで休止する。これは忙しい家庭ほど、心理的にも現実的にも続けやすい選択です。
よくある質問
最短でいつから配達を止められますか?
休止の場合は、注文開始日2日前までの申請が目安として案内されています。脱退の場合は、ネット登録有無で手続き導線が分かれ、書類のやり取りが絡むことがあるため、最短日数は個別確認が確実です。
休止したのに手数料が発生してしまうのはなぜ?
休止申請が注文開始日の2日前を過ぎている場合、手数料がかかる可能性がある旨が案内されています。申請前に「次の注文開始日」を確認し、間に合うかを見ておくのがポイントです。
休止できたか不安です。どこで確認できますか?
注文サイト/アプリの設定メニューで確認でき、さらに受付完了メールでも確認できる旨が案内されています。メールを見失いやすい方は、申請直後にスターやラベルを付けると安心です。
出資金はいつ返ってきますか?
公式サイトでは、出資金(積み立て増資分含む)は「最後のお支払いが完了後に返金」と案内されています。最終請求の見込みを確認しておくと、返金待ちの不安が減ります。
脱退後、ネットのIDやアプリは消さないといけませんか?
公式FAQでは、脱退手続きが完了するとインターネットサービスは自動的に登録解除となり、別途手続きは不要と案内されています。アプリ自体の削除は端末側の操作なので、使わないなら削除して問題ありません。
共済だけ残したい場合はどうすればいいですか?
公式案内では「宅配サービスは休止したいが、保障(共済・保険)やでんきは続けたい場合は、宅配だけ休止でき、脱退の手続きは不要」とされています。まずは休止の導線から進め、共済継続の希望を伝えるのが分かりやすいです。
全部やめたい場合、何を確認すべきですか?
「宅配」「共済・保険」「でんき」は分岐が起きやすい領域です。脱退連絡時に、次の一文を伝えると案内が早くなります。
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「宅配も共済もでんきも、すべて解約したいです。必要な手続きを教えてください。」
公式でも関連サービス利用者向けに注意喚起があります。
まとめ
パルシステムを「退会したい」と感じたら、最初にやるべきことは1つです。休止(注文のお休み)か、脱退(退会・解約)かを先に決めること。これだけで、迷いの半分は消えます。
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共済・保険やでんきを続けたいなら、宅配だけ休止でき、脱退は不要のケースがあります。
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休止は「注文開始日2日前まで」の申請が目安で、手数料の損を減らしやすいです。
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脱退はネット登録の有無で導線が分かれ、出資金は「最後の支払い完了後に返金」と案内されています。
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脱退後のインターネットサービスは自動解除で、余計な解除手続きは不要です。
忙しいときほど、「分岐」「期限」「確認ポイント」を先に押さえるのが最短です。この記事のチェック表を使って、今日中に“やり残しゼロ”で片づけてください。
参考にした情報源
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パルシステム公式:各種手続き(休止・脱退・出資金返金)
https://www.pal-system.co.jp/service/weekly-delivery/admission-withdrawal/ -
pal*system ヘルプ:脱退(退会・解約)方法(2026年1月更新)
https://support.pal-system.co.jp/faqs/319/ -
pal*system ヘルプ:パルシステムの利用をお休みしたいです(休止期限など)
https://support.pal-system.co.jp/faqs/70/ -
pal*system ヘルプ:注文のお休み(休止)の操作方法(2026年2月更新)
https://support.pal-system.co.jp/faqs/0010/ -
pal*system ヘルプ:休止申請が完了しているか確認する方法
https://support.pal-system.co.jp/faqs/0008/ -
pal*system ヘルプ:脱退後のインターネットサービス登録解除(手続き不要)
https://support.pal-system.co.jp/faqs/318/