※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

Outlook送信トレイから送信されない原因と直し方|30秒診断で最短復旧

送信ボタンを押したのに、Outlookのメールが送信トレイから動かない。相手に届いていないかもしれない不安で、何度も送受信を押したり、Outlookを再起動したりしていませんか。
このトラブルは、オフライン状態・送信トレイの目詰まり(大容量添付)・認証やアドイン・プロファイル不具合など、原因が複数に分かれるため、やみくもに試すほど時間を失いやすいのが厄介です。

本記事では、まず30秒で状況を切り分ける診断表で「最初の一手」を決め、次に送信トレイの詰まりを最短で解消する手順、最後に設定と修復で再発を防ぐ方法までを順番に整理します。
「今すぐ確実に送る」ことを最優先にしながら、送信漏れの不安を残さない確認方法もセットで解説しますので、焦っているときほど、上から順に進めてください。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

Outlook送信トレイから送信されないとき最初にやること

30秒で切り分けるための確認ポイント

Outlookで「送信」を押したのに送信トレイから動かないとき、焦って再起動や設定変更を始めると遠回りになります。最初の30秒は、次の3点だけを確認してください。

  • 画面下部(ステータス)に「オフラインで作業中」「切断済み」「接続中のまま止まる」などが出ていないか

  • 送信時にエラーコードやエラーメッセージが表示されていないか

  • 送信トレイに「大きい添付」が付いたメールが溜まっていないか(特に古いメール)

この3点で、対処の分岐がほぼ決まります。Microsoftも、送信トレイにメッセージがスタックする代表原因として大きな添付を挙げ、オフライン切替→送信トレイ操作の手順を提示しています。


症状から最初の一手が分かる30秒診断表

まずは以下の表で「いま最初に何をするか」を決めてください。迷ったら上から順に当てはまる行を探すだけで進められます。

症状(見えている状態) 可能性が高い原因 最初の一手 次に進む条件(成功判定)
「オフラインで作業中」「切断済み」と表示 オフライン/切断状態 送受信タブでオフライン解除→手動送受信 送信トレイが減る/送信済みに移る
エラーコードが出る(例:0x80042109) SMTP接続不可/設定/OP25B/セキュリティ エラー別表で原因候補を潰す エラーが消える/送信できる
エラーなしで送信トレイに溜まる 送信トレイ目詰まり(添付が多い等) オフラインに切替→詰まりメールを下書きへ 送信トレイが進む
受信はできるが送信だけ不可 送信系設定/SMTP/セキュリティ アカウント方式確認→設定見直し テストメール送信が通る
Web版は送れるがアプリだけ送れない アドイン/プロファイル/アプリ不具合 セーフモード→アドイン切り分け セーフモードで送れる

「直った」を判断する成功判定を先に決める

送信トレイのトラブルは「なんとなく動いた気がする」状態が一番危険です。必ず次の成功判定のいずれかで確認してください。

  • A:該当メールが「送信済みアイテム」に移動した

  • B:送信トレイの件数が0になった/減り続けている

  • C:自分宛てにBCCしたテストが到達した(緊急なら最も確実)

A〜Cが満たせない場合は、次の分岐へ進みます。「送れたと思っていたのに届いていなかった」を避けることが、最大の不安解消になります。


今すぐ送る必要があるときの安全な代替ルート

取引先・顧客対応など「今すぐ送らないと困る」状況では、原因調査より先に送信経路を確保してください。

  • Web版Outlook(Microsoft 365 / Outlook.com)で送れるか試す

  • 送信できた場合、アプリ側の問題(アドイン・プロファイル等)の可能性が上がります

  • 組織ルールがある場合、個人メールへの転送や私用アカウントからの送信は避け、社内で許可されるチャネル(Teamsなど)で「送信遅延中」を共有します

ここで「Web版も送れない」場合は、個人のPC設定ではなく、回線・サーバー・ポリシー側の問題が疑われるため、後半のエスカレーション判断表も参照してください。


Outlook送信トレイに残る主な原因

オフライン作業や切断状態になっている

送信トレイに残る原因として最も分かりやすいのが、Outlookが通信できていない状態です。Microsoftの送受信トラブルの案内でも、切断・オフライン表示とネットワーク確認が基本として挙げられています。

よくあるきっかけは次のとおりです。

  • スリープ復帰後に通信が不安定になった

  • VPNやプロキシの切替で一時的に切断された

  • 「オフライン作業」を意図せず押してしまった

  • Wi-Fiが弱い場所で送信を続けた

この場合は、原因探索より「オンラインに戻す」方が早いです。


大きい添付ファイルで送信トレイが目詰まりする

送信トレイに溜まり続ける症状は「送信処理が詰まって後続が進まない」ことが多いです。Microsoftは、送信トレイでスタックする最有力原因として大きな添付を挙げています。

特に注意すべきポイントは次の2つです。

  • 一番古いメールが詰まると、後ろのメールも送れない(送信トレイが渋滞する)

  • 返信・転送で、気づかないうちに巨大添付がぶら下がっていることがある

大容量を送る必要がある場合は、メール添付に固執せず「リンク共有」に切り替えると、送信トレイ詰まりの再発を大きく減らせます。


パスワード変更や認証の不整合で送信できない

受信はできるのに送信だけ止まるケースでは、認証が片側だけ不調なことがあります。パスワード変更後、Outlookが古い認証情報を握ったままだと送信が進まない場合があり、Microsoftの案内でも再サインインや設定確認が推奨されています。

次の兆候がある場合は、認証を疑ってください。

  • Outlook起動時にサインインが何度も求められる

  • 送信だけが止まり、エラーが出たり出なかったりする

  • 同じアカウントをスマホでは送れるがPCだけ送れない


アドインが送信処理を妨げる

Web版は送れるのにアプリだけ送れない場合、アドイン(拡張機能)の影響が代表例です。Microsoftコミュニティでも、セーフモード起動(outlook.exe /safe)で切り分ける手順が案内されています。


送信遅延・ルール・迷惑メール対策が絡む

「送信してもすぐに送られない」「特定条件のメールだけ送れない」という場合、次の設定が絡むことがあります。

  • 送信遅延(○分後に送信)を設定している

  • ルールで下書きや別フォルダへ移動している

  • セキュリティ対策の検疫で一時的に止められている

この場合は、送信トレイの目詰まりとは別の切り分けが必要になります(後半でチェックリスト化します)。


プロファイルやデータファイルの不具合

Outlookが不安定、クラッシュする、挙動が全体的におかしい場合は、プロファイル(設定のまとまり)やデータファイル側に原因があることがあります。Microsoftの案内では、Office修復・プロファイル・データ修復の流れが示されています。


SMTP設定ミス、回線制限、OP25B、セキュリティソフト

送信エラーで頻出するのが「SMTPサーバーに接続できない」系です。例えば 0x80042109 は、送信(SMTP)サーバーへ接続できない状態として説明され、設定の誤り・セキュリティソフト・回線側制限(OP25B)などが原因候補になります。


Outlook送信トレイの目詰まりを最短で解消する手順

手順1:オフラインに切り替えて送信トレイを操作できる状態にする

送信トレイが詰まっているとき、オンラインのまま操作すると「送信中」の処理とぶつかり、削除や移動ができないことがあります。Microsoftが提示している定番手順は次の流れです。

  1. 送受信タブで「オフラインで作業」を有効にする

  2. 送信トレイを開く

  3. 詰まっているメールを削除する、または下書きへ移動して添付を外す

  4. Outlookを閉じる(必要なら完全終了を確認)

  5. 再起動してオフラインを解除し、送信を再開する

ポイントは「オンライン→オフライン→整頓→オンライン復帰」です。これだけで解決するケースが非常に多いです。


手順2:一番古いメールから処理する

送信トレイは、基本的に古い順に送信処理が進みます。したがって「一番古いメール」が詰まっていると、それより新しいメールは順番待ちになりがちです。

  • 一番古いメールを開く

  • 添付を外す、本文だけにして送ってみる

  • 送れたら次のメールへ

この「古い順に渋滞解消」だけで、送信トレイが一気に流れ出すことがあります。


手順3:添付が大きい場合は“送り方”を変える

大容量添付は、送信トレイ詰まりの最大要因です。対処は「削除」だけではありません。

  • 画像:圧縮してから添付する

  • PDF:再生成や最適化でサイズを下げる

  • ファイル一式:ZIPでまとめ、サイズを確認する

  • どうしても大きい:OneDrive/SharePoint等のリンク共有へ切り替える

送信制限は相手側(企業のゲートウェイ)にも依存するため、添付で粘るより、早めにリンク共有へ切り替えた方が再送回数を減らせます。


送信トレイから削除できない・動かせないときの追加策

次の順で試してください(深追い防止の順番です)。

  1. Outlookを閉じて、タスクマネージャーでOutlookが残っていないか確認して完全終了

  2. 再起動してオフラインにし、送信トレイを操作

  3. それでも不可なら、該当メールを「新規メールにコピーして作り直す」(宛先・本文をコピーし、添付は付け直す)

「該当メールの内部状態が壊れている」こともあるため、作り直しは意外に有効です。


Outlookの設定と修復で送信できる状態に戻す

接続したら直ちに送信する設定を確認する

「送信を押したのに送受信を押さないと送れない」という場合、送信設定が影響している可能性があります。一般的には「接続したら直ちに送信する」系の設定を確認し、送信キューが溜まらない状態に整えます。

設定を見直す目安は次のとおりです。

  • 送信トレイに一定時間残る

  • 手動送受信をすると送れる

  • 特定PCだけで起こる


セーフモードで起動してアドインを切り分ける

Web版は送れるのにアプリは送れない、Outlookが重い、送信で固まる、といった症状はアドインが絡むことがあります。セーフモードで起動し、アドイン無しの状態で送れるかを確認します。

  • セーフモードで送れる → アドイン原因の可能性が高い

  • セーフモードでも送れない → 設定/プロファイル/通信側へ

アドインを疑うときは「全部OFF→1つずつON」で原因を特定すると、再発防止まで一気に進められます。


Office(Outlook)の修復を実行する

更新直後からおかしい、Outlook全体が不安定、という場合はOffice修復が有効です。Microsoftの案内でも修復手順が紹介されています。

修復は“最後の手段”ではなく、「症状が広いときに最短で当たる」ことが多い手段です。


Outlookプロファイルを新規作成する

同じPCでも「プロファイルを変えると直る」ケースがあります。症状がしつこい場合は、新しいプロファイルを作り、アカウントを入れ直して送信を試します。

プロファイル刷新を優先すべき兆候は次です。

  • セーフモードでも送れない

  • 送信だけでなく同期全体が不安定

  • アカウント追加・削除を繰り返した履歴がある


PST/OSTの影響が疑わしい場合の考え方

  • Exchange/Microsoft 365中心:多くはOST同期・プロファイル・通信の問題

  • POPでPST運用:PST破損が送受信不良につながることがある

自分がどの方式か分からない場合は、アカウント設定画面で「Exchange/IMAP/POP」の表示を確認すると切り分けが早くなります。


エラーコード別:Outlookで送信できないときのチェック表

0x80042109など「SMTPサーバーに接続できない」系の典型原因

この系統は、設定ミス・セキュリティソフト・回線制限(OP25B)などが絡みやすく、原因が1つに限りません。ISPのサポートでも、OP25Bの影響やセキュリティソフトが妨げになる可能性が説明されています。

表示・エラーの傾向 主な意味 原因候補 やること(優先順)
0x80042109、SMTPに接続できない 送信サーバーへ到達不可 SMTP設定誤り、FW/AV、回線、OP25B 1) メール提供元の最新設定に合わせる 2) 別回線で再現確認 3) セキュリティ保護の影響を検証
受信はできるが送信だけ失敗 送信経路だけ詰まり 送信ポート/暗号化、認証、添付 1) 添付を外してテスト 2) 設定値確認 3) 認証の再サインイン
突然送れなくなった 環境変化の影響 更新、ポリシー、ISP側変更 1) Web版で送れるか 2) 他端末/他回線で比較 3) 管理者へ相談

Outlook送信されないトラブルを再発させないコツ

添付ファイル運用をルール化するだけで詰まりが激減する

再発防止で最も効くのは「大容量添付を減らす」ことです。おすすめのルールは次のとおりです。

  • 5〜10MBを超える可能性があるものは、最初からリンク共有で送る

  • 返信・転送の前に「添付が残っていないか」を必ず確認する

  • 定期的に「送信トレイが0であること」を確認する習慣をつける

送信トレイが“詰まり始めたら早めに解消する”だけでも、被害(後続メールが全部止まる)を避けられます。


送信遅延やルールは、意図と違っていないか点検する

送信遅延は便利ですが、緊急時には「送ったつもり」を生みます。次の点を定期的に点検してください。

  • 送信遅延を常用していないか(誤送信防止が目的なら、必要時だけ使う運用にする)

  • ルールで送信前後の移動や転送が意図通りか

  • 特定条件(件名、宛先、添付)で想定外の動作をしていないか


通信・セキュリティの影響を受けやすい環境は「送信前チェック」を固定化する

在宅勤務・外出先・VPN利用など、通信が揺れやすい環境では、送信前に次を固定チェックにしてください。

  • オフライン表示がない

  • 重要メールはBCCで自分にも送って到達確認をする

  • 大容量添付は使わない


会社にエスカレーションすべき条件と、渡すべき情報

個人で深追いせず相談すべき条件(判断表)

企業PCでは、ポリシーやセキュリティ設定により個人で対処できないケースがあります。次の条件に当てはまる場合は、早めにIT部門へ相談してください。

状況 個人対処の推奨 理由
複数人が同時に送れない すぐ相談 サーバー/ポリシー側の可能性が高い
Web版も送れない すぐ相談 アプリではなくサービス側の可能性
エラーが繰り返し出る 相談推奨 設定/回線/セキュリティ要因が複合しやすい
機密情報のメールで検証が難しい 相談推奨 安全な手順・監査観点が必要
セキュリティソフトが関与しそう 相談推奨 一時無効化等は規程違反になり得る

IT部門に渡すと解決が早くなる情報テンプレ

連絡時は、次をコピーして埋めるだけで伝わります。

  • 発生日時:

  • Outlookの種類:クラシック/新しい(不明なら見た目)

  • アカウント方式:Exchange / IMAP / POP(不明なら「不明」)

  • 症状:送信トレイに残る/エラーが出る/Web版は送れる等

  • エラーコード(あれば):

  • 添付の有無と概算サイズ:

  • 自分だけか、複数人か:

  • 試したこと:オフライン解除、送信トレイ整理、セーフモード 等

これだけで、管理側が原因を切り分けやすくなり、復旧までの時間が短くなります。


Outlook送信トレイ送信されないでよくある質問

送信トレイのメールを削除できないときはどうする

オンライン状態で送信処理が走っていると、削除や移動ができないことがあります。オフラインに切り替え、送信トレイのメールを削除または下書きへ移動して添付を外す手順が定番です。


受信はできるのに送信だけできない原因は何

代表的には以下です。

  • 送信トレイ目詰まり(大容量添付が先頭にある)

  • SMTP設定/ポート/暗号化の不整合

  • セキュリティソフトや回線側制限(OP25B)

まずは「添付なしのテストメール」を送れるかで、目詰まりか設定系かを切り分けると早いです。


Web版Outlookでは送れるのにアプリだと送れないのはなぜ

Web版で送れるなら、サーバー側は正常で、PC側の要因(アドイン、プロファイル、アプリ不具合)が疑わしいです。セーフモードで送れるか→Office修復→プロファイル刷新の順で進めると、手戻りが少なくなります。


エラーコードが出る場合はどこを見るべき

「SMTPに接続できない」系は、設定・回線・セキュリティのどれでも起こり得ます。エラーコードとメッセージ文言(SMTP、ポート、接続など)を控え、エラー別のチェック表に沿って優先順に潰してください。


参考にした情報源