※購入先、ダウンロードへのリンクにはアフィリエイトタグが含まれており、それらの購入や会員の成約、ダウンロードなどからの収益化を行う場合があります。

OneNoteでマインドマップを作る方法|手描き・図形・埋め込みを最短で選ぶ

OneNoteでマインドマップを作ろうとして、「専用の機能が見当たらない」「どこから手を付ければいいのか分からない」と手が止まっていませんか。結論から言うと、OneNoteにはマインドマップ専用ツールのような機能は見つけづらい一方で、目的に合う作り方を選べば、ブレストから共有・運用まで十分に実用化できます。

本記事では、手描きで素早く発想を広げる方法、図形で見やすく清書する方法、外部マインドマップを埋め込んで共同編集する方法、表示崩れを防ぐ固定版(画像/PDF)運用、そしてアドイン活用までを「どれを選べば失敗しないか」から整理します。あなたの利用環境(Windows/Web/iPadなど)でも再現できる手順と、後から崩れない配置ルール、共有で揉めないための注意点までまとめて解説しますので、読み終えた頃には「自分はこのやり方で進める」がすぐ決まります。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

OneNoteでマインドマップは作れるのか

OneNoteに専用のマインドマップ機能はあるか

一般的なマインドマップツール(枝の自動整列、折りたたみ、テーマ変更、レイアウト自動調整など)を期待すると、OneNoteは同じ操作感ではありません。Microsoft Q&Aでは「内蔵のマインドマップツールはない」という趣旨で言及されており、必要ならアドイン等を検討する流れになります。

ただし、OneNoteには次のような強みがあります。

  • キャンバスが自由で、情報(テキスト、画像、リンク、ファイル)を混在できる

  • ノートとしての蓄積・検索・共有がしやすい

  • 手描き(ペン入力)と相性が良い

つまり、マインドマップの“作図専用”ではなく、発想整理と運用の拠点として使うと価値が出ます。

まずは目的で選ぶ:あなたの最短ルートはどれか

迷いを止めるために、最初に「目的」で選びます。以下の比較表で、あなたの状況に一番近い行を見つけてください。細かい好みは後で調整できますが、最初の選択を誤ると「作ったのに更新できない」「共有で揉める」「崩れて嫌になる」が起きやすくなります。

方法別比較表:手描き・図形・埋め込み・固定版・アドイン

方法 こんな目的に強い きれいに整える 更新しやすい 共有しやすい 共同編集 社内利用の安心 まず試す手間
手描き(ペン) ブレストを止めずに出す △(整形は工夫が必要) ○(描き足しは速い) △(読む人を選ぶ) とても低い
図形+テキスト 清書・資料として見せる
埋め込み(Coggle等) マインドマップの操作性を重視 ◎(外部側で整形) ◎(外部次第) △(公開範囲注意)
画像/PDF固定貼り付け 社内制約が強い・表示を固定したい △(再書き出し)
アドイン OneNote内でマップ操作を増やしたい ○〜◎(製品次第) △(導入制限)
  • OneNoteは「描画」や「図形」を公式に案内しています。

  • 埋め込みは、OneNote公式が対応サービス一覧を提示しており、Coggle.itも含まれています。

  • Coggle側はOneNoteへの埋め込み手順(リンクを貼る)を案内しています。

  • OneNoteGemのMind Map系アドインは更新日が明示されています(例:2025年更新のページあり)。


OneNoteで手描きマインドマップを作る手順

「まず3分で形にしたい」「会議中に発想を止めたくない」なら、手描きが最短です。特にペン入力(Surface、iPadなど)がある場合、思考と手の動きが直結するため、ブレストの速度が落ちにくいのがメリットです。OneNoteは指・ペン・マウスでの描画をサポートしており、図形ギャラリーも使えます。

ペン入力で描く基本手順

  1. 新しいページを作り、ページ名を「案件名+日付」にする
    後から検索・共有しやすくなります。

  2. 中央にテーマを書く(短い名詞が基本)
    例:「新サービス企画」「採用改善」「研修設計」など。文章ではなく名詞にすると枝が伸びます。

  3. 主枝を4〜6本に絞って伸ばす
    最初から細かくしすぎると散らかります。主枝の例:目的、対象、課題、施策、リスク、次アクション。

  4. 各主枝に「短いサブ枝」を足す
    1枝=1キーワード。文章にしない。迷ったら箇条書きでなく“単語”を並べる。

  5. 最後に「空白」を見て枝を追加する
    マインドマップは余白から生まれます。中央付近を詰めないのがコツです。

手描きでも読みやすくする3つのルール

手描きは速い反面、「自分以外が読むと分からない」問題が起きがちです。共有や後日の再利用を考えるなら、次の3つだけ守ると改善します。

  • ルール1:主枝の方向は左右だけに固定する
    上下にも伸ばすと読み順が曖昧になります。左=課題、右=施策など役割を分けると強いです。

  • ルール2:文字サイズは2段階にする
    テーマ・主枝は大きく、サブ枝は小さく。階層が見えるだけで理解が速くなります。

  • ルール3:ページ上部に「要点3つ」を別枠で書く
    マップは全体像を示す一方、結論が埋もれます。「結局何をする?」を上に置くと、読者の迷いが消えます。

Ink to Shapeを使える環境なら「整形」で一段ラクになる

もし手描きが苦手でも、OneNote for Windowsなどでは、描いた形をきれいな図形に変換する「Ink to Shape」が案内されています。手順は、描画タブでペンを選び、形を描いた後、リボンからInk to Shapeを選ぶ流れです。

この機能が使えると、次の改善が起きます。

  • 丸・四角のノードが整い、読みやすくなる

  • 後からサイズ変更しても見栄えが崩れにくい

  • “清書の第一歩”として手描き→図形の橋渡しになる

ただし、利用可否や操作の細部は環境により差が出ることがあるため、まずは自分のOneNoteに「描画」タブや図形整形の導線があるかを確認してください。


OneNoteの図形機能で見やすく作る手順

「人に見せる」「後から更新する」「チームで共有する」まで想定するなら、図形+テキストが最も安定します。OneNoteは図形ギャラリーを利用できるため、手描きよりも“崩れにくい”表現が作れます。

図形でノードを作る:見た目を統一するコツ

図形マインドマップのポイントは、凝ったデザインよりも「統一」です。統一されていると、読む人の脳が迷いません。

  • 中央テーマ:角丸四角(大)

  • 主枝ノード:角丸四角(中)

  • サブ枝ノード:四角(小)

この3段階だけでも十分です。色分けは、最初はやりすぎない方が運用がラクです(後で増やせます)。

ノード内の文字は、次の型で揃えると伸びます。

  • 主枝:名詞(例:目的/課題/施策/リスク)

  • サブ枝:動詞を避けた名詞(例:価格、導線、工数、承認)

  • さらに詳細:短い補語(例:A/B、5名、今期、来週)

線と配置を「崩れない」ようにするルール

図形で作っても、後から動かすと崩れることがあります。崩れない配置の最小ルールは3つです。

  1. 主枝は左右にだけ伸ばす(上下を作らない)

  2. 主枝ノードの幅を揃える(見えないグリッドを作る)

  3. 枝が増える側の“余白”を最初に確保する(詰めて作らない)

さらに、次の運用を足すと編集がラクになります。

  • 枝ごとに“段”を分ける(左上=課題、左下=制約、右上=施策、右下=次アクションなど)

  • 情報が増える枝は、最初から余白を大きく取る

  • 長文はノード内に書かず、ノード横に別テキストで置く

OneNoteらしく運用する:リンク・タグ・タスク化

マインドマップを「描いて終わり」にしないために、OneNoteのノート機能に接続します。

  • 次アクションにはチェックボックス(To Do)を付ける

  • 関連資料(議事録、仕様、URL)をノードの近くに貼る

  • 大きくなったら枝ごとに別ページへ分割し、相互リンクでつなぐ

こうすると、OneNoteが「情報のハブ」になり、マインドマップが“参照され続ける資料”になります。描画・図形が使えることは公式にも案内されています。


OneNoteにマインドマップを埋め込む方法

「マインドマップの操作性(折りたたみ、整理、きれいな整列)は専用ツールが一番。でも、保管や共有の起点はOneNoteにしたい」という場合、埋め込みが有力です。

OneNoteは外部コンテンツを埋め込めることが公式に案内されており、対応サービス一覧にはCoggle.itも含まれています。

Coggleを埋め込む手順(最短)

Coggleのヘルプでは、図の共有リンクを作成し、それをOneNoteに貼り付ける手順が案内されています。
基本の流れは以下です。

  1. Coggleで図を開き、共有(Sharing)を開く

  2. リンクを作成(New Link)し、リンクをコピーする

  3. OneNoteのページに貼り付ける

  4. 表示が埋め込みとして展開されるか確認する

この方式の利点は、図の更新が外部側でできることです。OneNote側は“表示・参照の窓”として働きます。

埋め込みの落とし穴:社内利用で最初に確認すること

埋め込みで最も重要なのは「リンクの公開範囲」と「閲覧者の環境」です。便利だからといって、いきなり業務情報を入れるとリスクが出ます。

導入前チェックリスト(社内利用向け):

  • そのリンクは「誰が見られる」設定か(組織外も閲覧可能になっていないか)

  • 外部サービスの利用が社内規定で許可されているか

  • 閲覧者が同じ環境で埋め込み表示できるか(Web版・デスクトップ版など)

  • “表示できない人”がいた場合の代替(画像/PDF固定)を用意できるか

OneNote側も「対応サービス一覧」を公式に提示しており、仕様は更新される可能性があります。運用では、この公式ページを定期的に確認できる状態にしておくのが安心です。

埋め込みが向くケース・向かないケース

向くケース:

  • チームで「育てる資料」としてマインドマップを使いたい

  • きれいな整列、折りたたみ等の操作性が必要

  • OneNoteは議事録や資料の集約拠点にしたい

向かないケース:

  • 機密性が高く、外部リンク運用が難しい

  • 閲覧環境がバラバラで、表示できない人が出そう

  • オフラインで完結させたい

向かないケースに当てはまる場合は、次章の「固定版(画像/PDF)」が堅い選択肢になります。


OneNoteでマインドマップを固定版として貼り付ける運用

「社内制約が強い」「外部ツールは禁止」「共同編集よりも“配布・保管”が大事」という場合、最もトラブルが少ないのが固定版運用です。やり方はシンプルで、マインドマップを画像またはPDFにしてOneNoteに貼る(または添付する)だけです。

固定版が強い理由:表示崩れと共有事故を減らせる

固定版の最大の価値は、見た目が固定されることです。

  • 相手の環境が違っても同じ見た目で見える

  • 埋め込みが表示できないトラブルを避けられる

  • 社内規定の範囲内に収めやすい(外部リンク不要)

弱点は「更新のたびに書き出しが必要」な点ですが、会議の意思決定や企画の版管理では、むしろ固定されている方が扱いやすい場面も多いです。

固定版の作り方:おすすめの流れ

  1. ブレストはOneNote手描きで出す(速さ重視)

  2. 清書は図形(OneNote内)または外部ツールで整える

  3. “確定版”を画像/PDFとして保存

  4. OneNoteに貼り付け、ページ上部に「更新日・版・次アクション」を書く

  5. 次の会議で更新するなら、v1.1として新しい固定版を貼る(履歴を残す)

この運用にすると、チームの認識が揃い、後から「いつの版で決めたか」が追えます。

固定版のUXを上げるコツ:見出しと目次を付ける

固定版は見やすい反面、「検索性」が弱くなりがちです。そこで、OneNote側にテキストで補助情報を置きます。

  • ページ冒頭に「要点3つ」「決定事項」「宿題」を箇条書きで置く

  • 固定版の下に「枝ごとの要約」を短文で付ける

  • 関連ページ(議事録、要件、参考URL)へリンクを置く

これにより、固定版が“画像で終わる”のを防げます。


OneNoteのアドインでマインドマップを補う選択肢

「OneNoteの中でマインドマップ操作を増やしたい」「トピックにOneNoteのタグ・リンクを持たせたい」というニーズでは、アドインが候補になります。OneNoteGemはMind Map for OneNoteを提供しており、OneNoteの機能(リンク、ToDoタグ等)と統合する目的が説明されています。
また、OneNoteGemにはクロスプラットフォームをうたうOneMind for OneNoteもあり、更新日が明示されています。

アドインのメリットと、導入前に確認すべき前提

メリット:

  • マインドマップのトピックにOneNoteの要素(リンク、タグ等)を絡められる可能性がある

  • OneNote内で“それっぽい操作”ができ、作業が一箇所に集約しやすい

  • (製品によっては)テンプレや自動生成で時短になる

確認すべき前提(これを飛ばすと失敗しやすいです):

  • 自社PCでインストールできるか(管理者権限、セキュリティポリシー)

  • 利用するOneNoteの版(Windows/Web/Mac/iPad)に対応しているか

  • 共同編集者も同じ環境を用意できるか(自分だけ便利でも運用が止まる)

  • 保存形式がどうなるか(OneNote内で編集できるのか、画像として保存されるのか)

例えばOneMind for OneNoteは「編集後に画像としてOneNoteへ保存される」旨が説明されています。運用としては“固定版に近い”と捉えると選びやすいです。

アドインを選ぶ判断基準:失敗しない優先順位

迷ったら、優先順位を次の順で決めると大崩れしません。

  1. 共有相手が見られるか(表示事故が起きないか)

  2. 継続して使えるか(更新停止・互換性の不安)

  3. 自分の作業が速くなるか(習得コストに見合うか)

  4. OneNote運用と噛み合うか(タグ・リンク・検索の活用)

「短期の会議資料なら固定版」「日常運用なら図形」「共同編集なら埋め込み」など、アドインは“必須”ではなく“上級オプション”として捉えると、判断が速くなります。


端末別に詰まらないための環境チェック

OneNoteは同名でも、Windows、Web、Mac、iPadで体験が変わります。ここで大事なのは、「どの方法が再現しやすいか」を先に見積もることです。埋め込みは公式の対応一覧と閲覧環境に依存し、描画や図形は基本機能として案内されています。

環境別できること早見表

方法 Windows Web Mac iPad
手描き(ペン) ◎(対応が広い) △(環境により制約)
図形+テキスト
埋め込み(Coggle等) ○(表示差に注意)
画像/PDF固定
アドイン ○〜◎(製品次第) △〜○(製品次第) △〜○ △〜○

見方:

  • ◎:再現性が高い

  • ○:概ね可能だが運用注意が必要

  • △:制約が出やすい(事前検証推奨)

埋め込みは、OneNoteの公式サポートページで「対応サービス一覧」が示されています。導入前に“今も対応しているか”を確認すると安全です。


OneNoteマインドマップでよくある失敗と対処

「作れたのに、運用で崩れる」のが一番つらいポイントです。ここでは、失敗が起きる理由と対処をパターンで整理します。

配置がずれて編集しづらい

原因:

  • ノードが増える余白を取っていない

  • 主枝の方向がバラバラ

  • ノード内が長文で、サイズ変更が頻発する

対処:

  • 主枝は左右だけに固定

  • 主枝ノードの幅を揃える

  • 長文はノード外へ(補足欄を別枠で)

  • 増える枝側は余白を大きく取る

「崩れない」最大のコツは、デザインではなく増える前提の設計です。

共有すると相手が読めない・表示が変わる

原因:

  • 手描きマップは読む訓練が必要で、相手が慣れていない

  • 埋め込みは相手の環境や権限で表示できない場合がある

  • 共同編集で同じ領域を触って崩す

対処:

  • 手描きは「要点3つ」をページ上部に必ず置く

  • 埋め込みは“表示できない人”向けに固定版(画像/PDF)を併記する

  • 共同編集は枝ごとに担当を分け、編集範囲を分離する

埋め込みについては、Coggle側の手順とOneNote側の対応サービス一覧を事前確認すると、事故が減ります。

清書しようとして時間が溶ける

原因:

  • 手描き段階で完璧に整えようとしてしまう

  • 色分け・装飾に凝りすぎる

  • ノード内に説明文を詰め込む

対処:

  • ブレスト段階は“単語で出す”に徹する

  • 清書は図形方式に切り替える

  • 説明は別枠に逃がし、マップは構造だけにする

清書は、見た目を整える作業ではなく「他者が理解できる構造にする」作業です。


目的別おすすめ:迷ったときの選び方チェックリスト

最後に、あなたの状況から最短で選べるようにチェックリスト形式でまとめます。

選び方チェックリスト

あなたの状況 最短のおすすめ 理由
会議中に思考を止めず出したい 手描き 最速で広げられる
企画書・資料として見せたい 図形+テキスト 読みやすく崩れにくい
チームで共同編集して育てたい 埋め込み 専用ツールの操作性が強い
外部サービスが使いづらい/制約が強い 画像/PDF固定 表示が固定で事故が少ない
OneNote内でマップ操作を増やしたい アドイン 統合・自動化が狙える

“まず何をすべきか”で迷うなら、次の一手だけ決めてください。

  • 今日中に形にする:手描きで出す

  • 明日チームに見せる:図形で清書する

  • 共同編集で進める:埋め込み+固定版の保険を付ける

  • 社内制約が強い:固定版で回す


OneNoteマインドマップのFAQ

OneNoteは無料版でもできる?

手描きや図形といった基本機能は、OneNoteが案内する「描画・スケッチ」機能の範囲で実現できます。どの機能が使えるかは版や環境によって差が出るため、まずは「描画」タブや図形ギャラリーがあるかを確認してください。

iPadだけで完結できる?

手描き中心なら非常に相性が良いです。清書までやる場合は、図形方式(短文ノード+別枠補足)に寄せると運用が安定します。共同編集が必要なら、埋め込み(外部サービス)+固定版の併用も検討してください。

仕事で使うならどの方法が安全?

安全性(情報管理・共有事故の少なさ)を優先するなら、次の順で検討するのが堅いです。

  1. 画像/PDF固定(表示事故が少ない)

  2. 図形+テキスト(OneNote内で完結しやすい)

  3. 埋め込み(公開範囲・規定を満たすなら強い)

  4. アドイン(導入条件と継続性を確認できるなら有効)


参考にした情報源