「昔の街並みをもう一度見たい」「この場所、前は何があったんだろう」――そんな時に頼りになるのが、GoogleマップのストリートビューやGoogle Earthの過去画像です。ところが実際に試すと、「他の日付を見るが出ない」「思ったほど昔まで遡れない」「上空写真の切り替えが分からない」といった壁に当たりやすいのも事実です。
本記事では「昔のグーグルマップ」という言葉で混ざりやすい目的を、街並み・航空写真・見た目の3つに整理したうえで、端末別の手順と、見られない時の原因切り分け、すぐ試せる対処法までを丁寧に解説します。読み終えた頃には、探したい“昔”に最短で辿り着けるはずです。
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昔のグーぐルマップで見られるものを整理する
「昔のグーグルマップが見たい」と検索する方の多くは、実は同じ言葉で別のものを探しています。ここを最初に整理しておくと、遠回りせずに目的へ辿り着けます。本記事では、過去の街並みを見たいのか、過去の上空写真を見たいのか、あるいは地図の見た目を昔に戻したいのかを分けて考え、手順と“うまくいかない時の対処”まで一気に解決できるように構成しています。
昔の街並みはストリートビューの過去画像
昔の通学路、以前住んでいた家の周辺、再開発前の駅前、閉店した店の外観など、「地上の景色」を見たい場合は、Googleマップのストリートビューが中心になります。さらに、ストリートビューには同じ地点でも複数回撮影されている場所があり、その場合は撮影年月を切り替えて過去の画像を確認できます。
ここで大切なのは、「過去画像が見られるかどうかは、場所によって差がある」という点です。都会の幹線道路や観光地、主要施設の周辺は撮影頻度が高く、年ごとの差を追えることがあります。一方で、住宅街の細い道、私道に近い道、車が入りにくい場所などでは、そもそも撮影が少なかったり、1回分だけだったりして、過去へ遡れないことも珍しくありません。
また、「建物そのものの昔」を見たい場合でも、ストリートビューは道路上からの撮影です。敷地の奥まった場所や、道路から見えにくい位置にある建物は、そもそも写りづらいことがあります。そういう時は、建物の前にこだわりすぎず、周辺の道路から角度を変えて探すのがコツです。
昔の上空写真はGoogle Earthの過去のイメージ
「上から見た昔」を見たいなら、GoogleマップよりGoogle Earthのほうが得意です。たとえば、造成前の土地、畑だった頃の区画、埋め立てや河川改修の前後、駐車場ができる前の状態などは、上空写真で比較するほうが早く分かります。
上空写真はストリートビューと違い、道路上の撮影ではありません。その代わり、写真が更新される頻度や年代の揃い方は地域差が大きく、「どの年の画像があるか」は場所によって異なります。さらに、同じ場所でもズームの倍率や表示範囲によって利用できる年代が変わる場合があるため、「この地点では無理」と決めつけず、少し範囲を広げて試す発想が大切です。
「昔の地形や区画を知りたい」「街の成長を俯瞰で見たい」という目的なら、まずGoogle Earthの過去画像を試す、という順序が最短になることが多いです。
昔の見た目に戻したいは別問題として考える
「昔のグーグルマップのほうが見やすかった」「前の配色の地図に戻したい」という悩みは、過去の写真を見る話とは別です。地図サービスはデザインや表示ルールが更新され続けるため、過去の見た目をそのまま再現するのが難しいケースが多く、できることは「見やすさを改善する工夫」や「目的に応じた使い分け」に寄ります。
この悩みを解決するには、まず自分が“見づらいと感じている原因”を特定するのが近道です。たとえば、道路の強調が強すぎるのか、建物の輪郭が薄いのか、文字の密度が高いのか、色のコントラストが合わないのかで、取るべき対策が変わります。後半では、現実的な選択肢を整理して、目的に合わせて迷わず切り替えられるように解説します。
昔のグーぐルマップをストリートビューで見る手順
ストリートビューで過去画像を表示するポイントは、「ストリートビューを開いたうえで、日付切り替えの導線を見つける」ことです。導線の位置は端末やUI更新で見た目が変わることがありますが、発想は共通です。まずストリートビューで現在の景色を出し、撮影年月の表示や“他の日付”の選択肢を探します。
うまくいかない人の多くは、(1)ストリートビューを開けていない、(2)日付切り替えが存在しない地点にいる、(3)導線を見落としている、のどれかです。ここから順に潰せば、失敗しにくくなります。
パソコンで他の日付を見るを出す手順
パソコンは画面が広く、操作の自由度も高いので、過去画像の確認に向いています。手順は次の流れで進めます。
ブラウザでGoogleマップを開き、見たい場所を検索する
目的地周辺まで拡大し、右下に表示される人型アイコン(ストリートビューの入口)を探す
人型アイコンを道路上にドラッグする、または地図上の青い線(ストリートビュー対応道路)をクリックしてストリートビューを開く
ストリートビュー画面内に「撮影年月」や日付に関する表示がないか確認する
日付切り替えの導線があれば、クリックして年代一覧(サムネイルやスライダー)を表示する
見たい年・月を選択し、該当の過去画像へ切り替える
ここでのコツは、「建物のピンが立っている位置」よりも「道路上から見える位置」を優先することです。建物の中心点にこだわると、道路から離れた地点に誘導されてしまい、日付切り替えが出ない原因になります。まずは道路上でストリートビューを開ける場所を探し、そこから角度を回して対象を探す方が成功率が上がります。
また、年代一覧が出たとしても、必ずしも毎年撮影されているわけではありません。「数年おきにしかない」「特定の年だけ欠けている」こともあります。欲しい年がなくても、それは操作ミスではなく、データが存在しない可能性が高いので、次の候補として周辺道路や交差点へ移動して試してください。
スマホで他の日付を見るを出す手順
スマホは画面が小さいため、日付切り替えの導線が見えづらいことがあります。ただし、基本の流れは同じです。「ストリートビューに入る」「日付の導線を探す」「年代を選ぶ」です。
Googleマップアプリで目的地を検索し、地図を表示する
ストリートビューの入口を開く(場所の写真が出る場合はその中にストリートビューがあることがあります)
ストリートビュー画面に入ったら、画面の上部・下部・情報パネルなどに日付切り替えがないか探す
“他の日付”や撮影年月の表示がタップできる場合は開き、年代一覧から選択する
過去画像へ切り替えたら、画面操作で視点を変えて対象を確認する
スマホでつまずきやすいのは、「地図画面のまま、日付を探してしまう」ことです。日付切り替えはストリートビューの画面に入って初めて出ます。また、地点によっては日付切り替えが出ません。出ない場合は、同じ場所で粘るより、近くの道路上へ移動する方が早いです。
さらに、通信状態や端末の負荷が高いと、表示が遅れて導線が出るまで時間がかかることがあります。画面が切り替わらない時は、いったんストリートビューを閉じて再度開く、アプリを再起動する、Wi-Fiに切り替えるなど、基本的な改善策も試す価値があります。
年代を切り替えて比較しやすくするコツ
過去画像を開けたら、次は「比較しやすくする工夫」を入れると、目的に合った発見がしやすくなります。
まず大事なのは、同じ地点・同じ角度に揃えることです。視点が少し違うだけで、建物の見え方や道路の幅の印象が変わり、変化の本質が分かりづらくなります。以下の手順で揃えると比較が安定します。
目印を決める:信号機、横断歩道、交差点の角、電柱、看板など固定できる要素を選ぶ
角度を揃える:道路の向きに沿って真正面を意識し、左右に振れないようにする
距離を揃える:対象に近づき過ぎると画角が変わるので、同じ位置に戻りやすい場所を選ぶ
次に、過去画像が出ない地点に当たった時の探し方です。成功率が高いのは、次の順番です。
まず交差点に移動する:撮影頻度が高く、年代が揃いやすい
次に幹線道路に寄せる:主要道路は更新されやすい傾向がある
最後に小道へ戻る:幹線道路で年代を押さえたうえで、周辺へ広げる
また、「見たい対象が建物なのか」「道路の拡幅なのか」「看板や店舗の入れ替わりなのか」で見るべきポイントが変わります。店舗の入れ替わりなら入口周辺、道路工事なら車線や歩道、建物の建て替えなら外壁や高さ、というように観察対象を決めておくと、年代を切り替えるたびに迷いません。
昔のグーぐルマップを上空写真で見るならGoogle Earth
上空写真の年代比較は、目的がはっきりしているほど効果が出ます。たとえば「この駐車場は昔何だったか」「造成前は畑だったのか」「川の形はいつ変わったのか」など、地形や区画の変化を見たいならGoogle Earthが適しています。ストリートビューは“道路から見える景色”なので、土地全体の変化を追うには回り道になりがちです。
ここでは、使い分けの考え方と、過去のイメージを表示する基本手順、そして「どこまで遡れるか」の現実的な見方をまとめます。
ブラウザ版とアプリ版でできることの違い
Google Earthは利用環境によってメニュー配置や機能の出方が変わることがあります。細かいUIは変わっても、重要なのは「過去のイメージを出す導線があるかどうか」です。
一般に、上空写真の比較を落ち着いて行うなら、次の理由からパソコン環境が有利です。
画面が広く、タイムライン(年代のスライダー)を操作しやすい
ズームや視点移動がしやすく、比較の再現性が高い
必要に応じて別タブで地図やメモを見ながら作業できる
一方で、外出先でさっと確認したい、目安だけ掴みたいという用途ならスマホでも十分なことがあります。もし「過去のイメージの表示が見当たらない」と感じたら、別環境(PCや別端末)で同じ場所を開いてみると、導線を発見しやすくなります。
過去のイメージを表示する手順
過去のイメージは、基本的に「表示メニュー」や「時計(Time)に関する導線」から出します。操作の発想は次の通りです。
Google Earthを開き、検索で目的地へ移動する
衛星写真が見える状態にし、視点を真上に近い形へ整える
表示メニューやツールから「過去のイメージ」またはタイムラインの導線を探す
タイムライン(年代スライダー)が出たら、左右に動かして年代を切り替える
変化が見えにくい場合は、ズームを調整して表示範囲を広げたり狭めたりし、年代の候補を増やす
目的の年代に近づいたら、境界線(道路、区画、河川、建物の形)を観察し、変化点を押さえる
上空写真は、建物の陰影や季節の違いで印象が変わることがあります。たとえば冬の写真だと木が落葉していて地面が見えやすい、夏の写真だと緑で覆われて境界が見えにくい、ということが起こります。造成地や農地の確認は、季節差が影響しやすいので、年代だけでなく季節の違いも意識すると誤解が減ります。
さらに、地名検索よりも「周辺の大きな目印」で位置を合わせると、ズレが減ります。駅名、幹線道路、河川、公共施設などの固定要素を目印にしてズームしていくと、同じ地点を何度も見失わずに済みます。
どこまで遡れるかの考え方
「何年まで見られるか」は、場所とデータの条件によって決まります。だからこそ、最初から年を決め打ちするより、次の考え方で探索する方が現実的です。
まず「年代候補が多い範囲」を見つける
その範囲から「見たい地点」に寄せていく
必要なら、比較の目的を少し広げる(周辺一帯の変化として捉える)
たとえば、狭い範囲でズームし過ぎると年代が限られることがあります。その場合は、いったんズームアウトして年代の候補を増やし、目的の年が存在するかを確認してから、再びズームインして変化を追うと効率的です。
また、遡れる年が十分でない時は、ストリートビューとの合わせ技が役立つことがあります。上空で造成の前後を押さえ、地上で建物や店舗の変化を確認する、というように、目的に合わせて視点を切り替えると情報が立体的になります。
昔のグーぐルマップが見れない時の原因と対処法
「他の日付を見るが出ない」「過去画像が出ない」「思っていたより昔まで遡れない」といった悩みはよくあります。多くの場合、操作の問題ではなく「その地点にデータがない」「導線が出ない条件に当たっている」「表示の前提が満たされていない」のどれかです。
ここでは、原因を切り分け、最短で次の一手へ進むための考え方とチェックリストを用意します。時間をかけて同じ地点で粘るより、条件を変えて試す方が成功率が上がります。
他の日付を見るが出ない主な理由
ストリートビューの過去画像が出ない理由は、大きく分けて次のパターンです。
その地点は撮影が1回しかない:過去へ切り替える前提がない
道路条件が弱い:私道に近い道、狭い道、撮影車両が入りにくい道で撮影回数が少ない
位置が道路から外れている:建物の中心点に寄り過ぎて、ストリートビューの“道路上”になっていない
表示導線の見落とし:撮影年月の表示が小さく、気づきにくい場合がある
端末・アプリの状態:表示が重く、要素が読み込まれる前に離脱してしまっている
特に多いのは「建物の場所を見たいのに、建物のピン位置にこだわり過ぎる」ケースです。ストリートビューは道路から撮影されるため、道路上の地点に入っているかが重要です。建物の敷地内寄りだと、過去切り替えが存在していても導線が出ないことがあります。
近くの道路へ移動して探すコツ
過去画像が出ないとき、最も効果が出やすいのは「近くの道路へ移動する」ことです。やみくもに動くのではなく、次の順序で試すと効率的です。
交差点へ移動:車両が通り、撮影が入りやすい
一つ大きい道へ移動:幹線道路は更新されやすいことがある
商店街の入口へ移動:人の流れが多く、撮影回数が多いことがある
それでも出ないなら、周辺の別ルートへ:同じ地区でも道路ごとに撮影状況が違う
さらに、視点の回し方にもコツがあります。過去画像がある地点に入れたら、その地点で視点をぐるっと回し、対象を探してください。建物の正面に立てなくても、斜めからでも十分に判別できる場合があります。
「どうしても建物の正面を見たい」という時は、道路を一本変える、反対側の車線に移動する、建物の角が見える位置を探す、というように“角度を得る”動きを優先すると成功しやすくなります。
端末や表示モードの見直しチェックリスト
以下は、うまくいかないときに上から順に確認できるチェックリストです。どれか一つでも漏れていると、過去画像に辿り着けないことがあります。
ストリートビューの画面に入っている(地図画面ではない)
道路上の地点でストリートビューを開いている(建物の敷地内寄りになっていない)
撮影年月の表示がある位置を探した(上部・下部・情報パネルなど)
同じ地点にこだわらず、交差点・幹線道路など近くの道路でも試した
端末の通信状態が安定している(読み込みが途中で止まっていない)
アプリの再起動やブラウザの再読み込みを試した
上空写真の目的ならGoogle Earthも試した(目的に合った道具を選べている)
このチェックリストを使うと、「その場所にデータがない」のか、「自分の操作の前提がズレている」のかが切り分けやすくなります。切り分けができると、無駄に悩まず代替策へ移れます。
昔のグーぐルマップの見た目に戻したい時の現実的な選択肢
地図の見た目が変わると、慣れていた人ほど強いストレスを感じます。「前のほうが見やすかった」と感じるのは自然な反応です。ただ、地図デザインの更新は段階的に進むことが多く、過去の見た目を完全に復元するのは難しいケースが一般的です。
そこでこの章では、できること・できないことを整理しつつ、「今の環境で見やすくする」「用途に応じて切り替える」「要望を伝える」という現実的な選択肢に落とし込みます。
旧デザインへ完全に戻すのは難しいケースが多い
地図サービスの表示は、単なる色の問題ではなく、道路や施設情報の描画ルール、ラベルの表示優先順位、拡大率ごとの情報密度など、多数の要素が絡んでいます。そのため、昔の見た目をそのまま戻すのは簡単ではありません。
ここで重要なのは、「戻す」ことに固執して時間を使うより、「困っている状況を減らす」ことに焦点を移すことです。たとえば、徒歩移動で細道が見えづらいなら、拡大率の固定や視認性の高い表示への切り替えで改善できる場合があります。運転ルートの確認なら道路優先の表示がむしろ役立つこともあります。
「昔のほうが見やすかった」という感覚は大切にしつつ、目的別に“見やすい状態”を作るのが現実的です。
見やすさを改善する設定と使い分け
見やすさを改善するには、まず「何を見たいのか」を決めます。目的ごとに向く表示は異なります。
道路と経路を見たい:道路が強調される地図表示が向く
建物の形や土地利用を見たい:衛星写真(航空写真)表示が向く
昔と今の地形・区画の変化を見たい:Google Earthの過去画像が向く
店舗や施設の情報を探したい:ラベルが見やすい拡大率で固定し、周辺検索を併用するのが向く
具体的な工夫としては、次が効果的です。
表示を目的に合わせて切り替える:地図表示と航空写真表示を行き来する
拡大率を固定して見る:縮尺が変わると情報密度が変わり、見失いやすい
目印を決めて確認する:駅、交差点、河川など固定のランドマークを基準にする
PCとスマホを使い分ける:比較作業はPC、現地確認はスマホ、というように役割分担する
「何を見たいか」を決めてから表示を選ぶだけでも、体感の見やすさは大きく変わります。見た目の好みを完全に満たせなくても、目的達成のしやすさは改善できます。
要望を送る方法と伝え方のポイント
見づらさが解消しない場合は、要望を送るのも選択肢です。ただし、伝え方にはコツがあります。感想よりも「困っている具体的な場面」を短く書くと、受け取る側も状況を想像しやすくなります。
伝え方の例としては、次のように整理すると伝わりやすいです。
いつ:徒歩移動のルート確認をする時
どこで:住宅街の細い道が多いエリアで
何が:細道の判別が難しく、目的地への分岐を見落とす
どう困る:現地で迷いやすくなった/予定より時間がかかる
こうしてほしい:細道の視認性を上げる表示オプションがほしい
この形なら、単なる好みではなく、機能改善としての要望になります。要望が必ず実現するとは限りませんが、「困りごとを伝える」こと自体に意味があります。
よくある質問
何年くらい前まで見られますか
場所によって異なります。ストリートビューは地点ごとに撮影回数が違い、複数年分が揃っている場所もあれば、1回分しかない場所もあります。上空写真も同様で、過去画像の年代が豊富な地域もあれば、限られる地域もあります。
「何年まで」と一律に決めるより、次の順序で考えるのが確実です。
まず、過去切り替えができる地点かどうかを確認する
できる場合は、年代一覧やタイムラインで候補年を確認する
欲しい年がなければ、周辺の道路や範囲を変えて探す
目的が上空ならGoogle Earth、地上ならストリートビューと道具を合わせる
この手順なら、無駄に同じ場所で詰まることが減ります。
自宅周辺だけ見られないのはなぜですか
自宅周辺だけ見られない場合、次の理由がよくあります。
住宅街の細い道で撮影が少ない
私道に近く、撮影車両が入りにくい
袋小路や行き止まりで更新頻度が低い
建物の敷地内寄りに位置がずれていて、道路上のストリートビューになっていない
対処としては、「交差点や幹線道路へ移動してから視点を回す」「近くの大通りで年代を押さえてから戻る」が有効です。自宅の前で出なくても、数十メートル離れた場所で出ることがあります。
画像を保存して共有しても大丈夫ですか
個人で見返す範囲なら問題になりにくい一方、共有する場合は配慮が必要です。ストリートビューや上空写真には、住所が推測できる情報、個人宅の特徴、人物や車の写り込みなどが含まれる可能性があります。
安心して扱うための目安は次の通りです。
住所や表札、個人が特定される要素が分かる形で拡散しない
人物・車・住宅の特徴が強く出る場合は、画角を変えるか加工して配慮する
「面白いから」と第三者の住居周辺を晒すような共有は避ける
共有する目的を明確にし、必要最小限の範囲にとどめる
思い出の確認や比較のために使う場合でも、公開範囲が広くなるほどトラブルの芽が増えます。保存して自分用に見返す、家族や関係者の範囲で共有するなど、範囲を意識すると安心です。