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Midjourneyの使い方完全ガイド|最短で1枚作る手順と失敗の直し方

「Midjourneyを触ってみたいのに、Web版とDiscord版のどちらから始めるべきか分からない」「プランやFast/Relax/Turboの違いが難しい」「プロンプトに何を書けばいいのか迷う」「思った絵にならない時に、どこを直せばいいのか不安」。この4つが同時に来て、最初の一歩で止まってしまう方は少なくありません。

本記事では、初心者でも迷わず進められるように、最短で1枚生成する手順を“一本道”に整理したうえで、狙いに寄せるためのプロンプトの型と、まず覚えるべきパラメータ最小セットを順番付きで解説いたします。さらに、よくある失敗を「症状→原因→次の一手」で切り分けられる診断表と、商用利用・所有権・企業要件などの重要ポイントも、判断に迷わない形でまとめます。読み終えた頃には、「次に何を試せば良いか」が自分で選べるようになり、安心して試行錯誤を進められる状態を目指します。

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目次

Midjourneyの使い方を始める前に知っておくこと

MidjourneyはWeb版とDiscord版がある

Midjourneyは、ブラウザで使うWeb版と、Discordで使うDiscord版の2つの導線があります。Web版ではCreateページのImagineバーに入力して生成するのが基本です。
Discord版はチャット内でコマンドを使い、/imagine で生成するのが定番です。

最初のおすすめは、次の考え方です。

  • とにかく迷わず1枚作りたい:Web版

  • 生成ログを管理したい・作業場を分けたい:Discord版(自分用サーバー運用が向く)

下の表で、あなたの状況に近い方を選んでください。

観点 Web版 Discord版
最初の迷いにくさ 高い(画面中心) 慣れが必要(チャンネル/コマンド)
作品の整理 Organize+Foldersで整理しやすい 自分用サーバーを作ると整理しやすい
試行錯誤 生成→見比べが直感的 流れが速い場所だと追いにくい
学習コスト 低め 中〜高(Discord操作)
チーム/共有 共有はしやすい コミュニティ共有が強い

Web版は「作る→整理する」までが素直で、OrganizeのFolders運用と相性が良いです。


料金プランはBasic/Standard/Pro/Megaの4段階

MidjourneyのプランはBasic/Standard/Pro/Megaの4段階です。どのプランもサブスクリプションで、比較表が公式に用意されています。

ただし、初心者にとって分かりにくいのは「プラン名」よりも、GPU Speed(Fast/Relax/Turbo)が体験を左右する点です。生成の速さや消費(GPU time)が変わり、作業スタイルが大きく変わります。


GPU Speed(Fast/Relax/Turbo)は“時間”ではなく“GPU time”が軸

Midjourneyの速度モードはFast/Relax/Turboの3種類です。ここで重要なのは、待ち時間の長さよりも「GPUが実際に処理している時間(GPU time)を買っている」という考え方です。

  • Fast:標準。GPU timeを消費しながら素早く生成する

  • Relax:時間はかかるが、条件によりGPU time消費を抑えられる(プラン差に注意)

  • Turbo:より高速だが、消費が増えやすい(運用の工夫が必要)

ここが腹落ちすると、「自分は月にどれくらい生成し、急ぎはどれくらいあるか」でプランが決められます。


商用利用・所有権は“原則OK”のまま放置しない

商用利用や所有権は、最初に一度だけでも公式の規約を確認しておくと、後からの不安が激減します。結論から言うと、生成物の所有は作成者に帰属する設計ですが、第三者の権利や規約上の義務に従う必要があります。

さらに重要なのは、企業利用の条件です。公式ToSでは、年商100万USDを超える企業(またはその従業員)が業務としてサービスを使う場合、作成物を所有するにはProまたはMegaが必要と明記されています。副業で使う人でも、将来的に法人案件に関わるなら必ず押さえてください。


Midjourneyの使い方の最短手順:1枚目を作るまで

最短チェックリスト:始める前にこれだけ確認

  • Web版で行くか、Discord版で行くかを決めた

  • 目的(SNS投稿/サムネ/資料/商品画像)を1つに絞った

  • 画像の形(正方形/横長/縦長)を決めた(後で–arに反映)

  • 商用の可能性があるなら、ToSの企業要件を把握した


Web版:CreateのImagineバーで生成する

Web版は、CreateページのImagineバーに入力して送信(Enter)すると生成が始まります。Imagineバーには、画像を追加したりデフォルト設定を調整したりする入口も用意されています。

手順は次の通りです。

  1. midjourney.comにログインしてCreateを開く

  2. Imagineバーに、作りたい内容を短い文章で入力する

  3. 生成された4枚を見比べ、方向性が近いものを選ぶ

  4. 必要に応じてバリエーションやアップスケールで詰める

  5. 良かったものはOrganizeでフォルダ整理する(後述)

「まず1枚」を最短にするなら、プロンプトは“短く、具体的に”が勝ちです。


Discord版:/imagine で生成する

Discord版では、/imagine を呼び出してpromptに文章を入れます。Discordはログが流れやすいので、落ち着いて作業したい人は自分用サーバーで運用すると迷いが減ります。/imagineの基本導線は一般的にも広く紹介されています。

手順の例です。

  1. DiscordでMidjourneyを利用できる状態にする

  2. 生成したいチャンネルを開く(自分用サーバー推奨)

  3. /imagine を入力し、promptに作りたい内容を書く

  4. 生成結果から選び、追加生成やアップスケールを行う

  5. 良い結果のプロンプトをメモして再利用する


作りっぱなしを防ぐ:OrganizeとFoldersで“上達の回路”を作る

生成ができたら、次にやるべきは「整理」です。ここを飛ばすと、上達が遅くなります。
Web版にはOrganizeページがあり、Foldersで目的別に整理できます。フォルダを開いた状態で生成すると、そのフォルダ内に結果が入るため、素材管理が一気にラクになります。

おすすめのフォルダ設計例:

  • SNS(正方形)

  • サムネ(16:9)

  • 人物(顔・表情)

  • 商品(白背景・物撮り)

  • 背景(横長)

  • ロゴ風(雰囲気)


Midjourneyの使い方が上達するプロンプトの型

まずは「短い文章+要素の順番」で勝つ

最初から長文で指示すると、要素同士がぶつかって狙いが散ります。最初は“短く、順番を守る”だけで結果が安定します。

おすすめの順番:

  1. 主題(何を描く?)

  2. 重要な特徴(色・素材・表情など)

  3. 雰囲気(光・空気感・時代)

  4. 画角・構図(全身/バストアップ/俯瞰など)

  5. スタイル(写真風/イラスト/3D)

  6. 仕上げ(パラメータ:–arなど)


目的別テンプレ:まずはコピペして単語だけ替える

以下は“最初の成功率が高い型”です。慣れるまではそのまま使い、主題だけ差し替えるのがおすすめです。

写真風の人物(自然光)

  • portrait photo of [人物], soft natural light, 50mm lens, shallow depth of field --ar 3:4

商品の物撮り(白背景)

  • product photo of [商品], studio lighting, clean white background, high detail --ar 1:1

横長の背景(サムネ・バナー向き)

  • cinematic landscape of [場所/世界観], dramatic lighting, ultra detailed --ar 16:9

かわいいイラスト(線がきれい)

  • cute illustration of [対象], clean line, pastel color, simple background --ar 1:1

“いい感じ”になったテンプレは、必ずメモしてフォルダ名とセットで残すと再現が速くなります。


日本語でも作れるが、ズレたら「短い日本語→英語骨格」に寄せる

日本語で始めても問題ありませんが、結果がズレるときは「名詞が曖昧」「形容が多すぎる」「文章が長い」が原因になりがちです。
その場合は、主題だけ日本語で決め、骨格(光・画角・写真風など)を英語の短句で補うと安定します。

例:

  • 日本語(主題):抹茶ラテ

  • 英語(骨格):product photo, studio lighting, clean background


Midjourneyの使い方で必須のパラメータ最小セット

パラメータは必ずプロンプト末尾に置く

Midjourneyのパラメータは、文章で内容を説明した後、末尾に付けるのがルールです。これを守るだけでエラーや意図ズレが減ります。

例:
product photo of matcha latte, studio lighting --ar 1:1 --stylize 100


初心者はこの順番:–ar → –stylize → –chaos

パラメータはたくさんありますが、最初から全部を覚える必要はありません。初心者は次の3つだけで十分です。

  1. –ar(縦横比):用途の形を先に決める

  2. –stylize(創造性/作風の強さ):指示に忠実か、アート寄りかを調整

  3. –chaos(ばらつき):候補4枚の差を広げたいときに上げる

この3つは公式にもそれぞれの役割が説明されています。


–ar:用途で決める(迷ったらここから)

縦横比は成果物の用途に直結します。よく使う目安は次の通りです。

用途 推奨の縦横比
SNS投稿・アイコン 1:1 --ar 1:1
YouTubeサムネ・バナー 16:9 --ar 16:9
スマホ壁紙・縦動画素材 9:16 --ar 9:16
人物ポートレート 3:4 / 4:5 --ar 3:4

–stylize:忠実さと“作風の強さ”を調整する

stylizeは、プロンプトに忠実な“リテラル寄り”にするか、創造的でアート寄りにするかのつまみです。デフォルト値や調整範囲(0〜1000など)は公式で説明されています。

目安:

  • 指示通りに寄せたい(商品・資料素材):下げる(例:50〜150)

  • 雰囲気を作りたい(アート・世界観):上げる(例:200〜600)


–chaos:候補が似すぎるときに上げる

chaos(WebではVarietyと表記されることがあります)は、4枚の候補の“違いの大きさ”を調整します。デフォルト0で、上げるほど予測不能になり、プロンプトから外れやすくなります。

目安:

  • 方向性を固めたい:0〜10

  • 新しい案が欲しい:15〜40

  • 発想のジャンプが欲しい:50以上(外れる覚悟)


追加で覚える2つ:–seed(再現性)と–raw(写真的)

最初の3つで安定したら、次に追加するのがこの2つです。

  • –seed:同じseedを使うと、出発点が揃いやすく、比較検証がやりやすくなります(完全一致の保証ではなく“検証しやすくする”道具)。

  • –raw:自動の“味付け”を弱め、シンプルな指示で写真的に寄せやすくする考え方です。


パラメータ最小セット早見表(目的→触る順番)

目的 触る順番
形を合わせたい(サムネ/壁紙) 1) –ar --ar 16:9
指示に寄せたい(商品/資料) 1) –ar → 2) –stylize --ar 1:1 --stylize 80
発想を広げたい(案出し) 1) –ar → 2) –chaos --ar 1:1 --chaos 25
安定させたい(検証) 1) –seed --seed 1234
写真的に寄せたい 1) –raw → 2) –stylize調整 --raw --stylize 100

Midjourneyの使い方でよくある失敗と直し方(診断表つき)

失敗の直し方は「症状→原因→次の一手」で固定すると速い

思い通りにならないとき、多くの人はプロンプトを全部書き換えてしまいます。これをやると、何が効いたのか分からなくなります。
コツは、“ズレの種類”を先に判定して、直すレバーを固定することです。


失敗診断表:症状→原因→次の一手

症状 ありがちな原因 次の一手(最短)
そもそも主題が違う 名詞が曖昧/要素が多すぎ 名詞を1つに絞る、不要要素を削る
雰囲気が違う 光・色・質感が不足 soft light / studio lighting / warm toneなど短句を足す
絵っぽくなる(写真にしたい) stylizeが強い/自動味付け --stylizeを下げる、--rawを付ける
候補が全部似ている chaosが低い --chaosを上げる(15〜30)
ばらつきすぎる chaosが高すぎ --chaosを下げる(0〜10)
形が用途に合わない ar指定がない --arで固定する
再現できない 条件が毎回変わる --seedで検証しやすくする

人物が崩れる・手が変になるときのコツ

人物は情報量が多く、最初から盛りすぎると破綻しやすくなります。改善の順番は次の通りです。

  1. まず「人物+画角+光」だけにする(服や背景を削る)

  2. 安定したら要素を1つずつ足す

  3. うまくいった条件をseedで固定して検証する

例(最初の土台):
portrait photo of a woman, soft natural light, 50mm lens --ar 3:4 --raw


文字を入れたいのに崩れるときの現実的な対処

画像生成の文字は崩れやすいことが多いので、実用上は「画像はMidjourney、文字はデザインツールで合成」が最も成功率が高いです。
どうしても入れる場合は、短い単語に限定し、何度か試し、最終的には手直し前提で設計してください。


似たテイストを量産したい(SNS運用・シリーズ制作)

シリーズ制作は、次の3点で安定します。

  • フォルダを用途別に分け、同じ用途の中で比較する(Organize運用)

  • テンプレを固定し、差分は1つだけ変える

  • 必要ならseedを使って検証ログを残す


Midjourneyの料金とプランの選び方:迷わない判断フロー

判断フローは「急ぎ頻度×月の生成量」で決める

プラン表を眺める前に、まずこの2つだけ決めてください。

  • 急ぎ(その場で案を出す/納期が短い)がどれくらいあるか

  • 月にどれくらい生成したいか(少なめ/そこそこ/大量)

ここにGPU Speed(Fast/Relax/Turbo)を当てはめると、プランが自然に決まります。GPU Speedは公式に説明があります。


GPU Speed比較表(Fast/Relax/Turbo)

モード 体感 向く場面 注意点
Fast 速い 日常の制作、試行錯誤 GPU timeを消費
Relax 遅め 大量生成、時間に余裕がある 使える条件はプラン差あり
Turbo とても速い 打合せ中の即出し、緊急 消費が増えやすい(運用要)

プランの選び方早見表(用途×おすすめ)

あなたの使い方 おすすめの考え方 目安
まず試したい、生成は少なめ まずは低コストで開始 Basic検討
量を作って慣れたい Relaxも視野に入れて運用 Standard以上検討
仕事で継続、非公開運用も気になる Pro以上の機能要件を確認 Pro/Mega検討
年商100万USD超の企業で業務利用 所有要件として必須 ProまたはMega必須

プランは改定される可能性があるため、購入前は公式の比較ページで再確認してください。


商用利用・公開範囲・権利の注意点:不安をゼロに寄せる

まず押さえるべきは「所有は原則作成者、ただし条件あり」

公式ToSでは、作成物の所有は原則として作成者に帰属しますが、第三者の権利や規約上の義務に従う必要がある旨が示されています。
つまり「商用OK」という短い言葉だけで判断せず、次のチェックを通すのが安全です。


商用前チェックリスト(最低限)

  • 企業の年商が100万USDを超える(またはその従業員として業務利用)→ Pro/Megaが必要

  • 他者の著作物・商標・ロゴ・有名キャラクターをそのまま再現していない

  • 実在人物の肖像や権利に配慮できている

  • クライアントワークなら、利用規約の要点(所有・公開・再配布)を共有できる

「権利」はケースごとの判断になりますが、少なくとも“プラン要件”だけは明確に条件が出ているため、ここだけでも固定して覚えておく価値があります。


すぐ使える運用術:作業が速くなる小技

Describeで「この画像っぽく」を言語化してもらう

Web版では、画像を右クリックしてDescribe Imageを使うと、画像からプロンプト案を生成してくれます。自分の言葉にする前の叩き台として便利です。


“良いプロンプト”はフォルダ名と一緒に保存する

上達が速い人は、プロンプトを単体で保存しません。「用途(フォルダ)」「縦横比」「狙い(写真風/イラスト)」とセットで残します。
例:

  • フォルダ:サムネ16:9

  • プロンプト:cinematic landscape ... --ar 16:9 --stylize 200

これだけで、翌月の自分が助かります。


迷ったら戻る場所は公式ドキュメント

Midjourneyは仕様が更新されることがあります。特にプラン、ToS、パラメータは変わりやすい領域です。迷ったときの確認先として、公式ドキュメントをブックマークしておくのが安全です。


よくある質問

Midjourneyは無料で使えますか?

提供形態は変更される可能性があります。最新状況は、公式のプラン情報(Plan InformationやComparing Plans)で確認するのが確実です。

Discordが苦手でも使えますか?

Web版ならCreateのImagineバーで完結しやすく、最初の導線として選びやすいです。

まず覚えるパラメータは何ですか?

最初は –ar → –stylize → –chaos の3つで十分です。再現性が必要になったら–seed、写真的に寄せたいなら–rawを追加してください。パラメータは末尾です。

仕事で使うなら何に気をつけるべきですか?

商用利用そのものだけでなく、年商100万USD超の企業が業務利用する場合の所有要件(Pro/Mega)を必ず確認してください。


まとめ:最短で作って、診断で直して、安全に続ける

Midjourneyは、最初の分岐(Web/Discord、プランとGPU Speed、パラメータの触る順番)さえ整理できれば、急に簡単になります。
まずはWeb版のImagineバーで1枚出し、用途に合わせて–arを固定し、次に–stylize、必要なら–chaosで候補の幅を調整してください。写真的に寄せたいときは–raw、再現性が必要になったら–seedで検証すると、試行錯誤が速くなります。
そして商用や業務利用を視野に入れるなら、ToSの企業要件(年商100万USD超→Pro/Mega)を先に押さえておくと、後から慌てずに済みます。


参考情報