「共有PCを使ったあとにログアウトしたい」「OfficeやOneDriveも含めて、どこまでサインアウトすれば安全か分からない」「ログアウトしたつもりなのに、また勝手にサインインしてしまう」――このようなお悩みは非常に多いです。
Microsoftのサービスは、Windows・ブラウザ・各アプリでそれぞれログイン状態を持つため、“一か所でログアウトすれば終わり”になりにくい点が混乱の原因です。
本記事では、記事内の見出し構成を固定したまま、次のゴールを達成できるように詳しく解説いたします。
どこをログアウトすべきかを最短で判断できる
Windows/Edge/Web/Office/Teams/OneDriveの順に、漏れなくログアウトできる
共有PC返却、紛失・不正利用懸念など状況別に、適切な強度で対処できる
「ログアウトできない」「戻る」などのトラブルを、原因別に切り分けできる
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マイクロソフトアカウントのログアウトで最初に確認すること
ログアウトとサインアウトの違い
一般的に「ログアウト」と「サインアウト」は、日常会話では同じ意味で扱われます。Microsoftの画面表記は「サインアウト」が多いため、本記事でもログアウト=サインアウトとして説明いたします。
ただし、ここで最初に整理すべき大事な点があります。Microsoft関連の「ログアウト」には、主に次の2層があります。
Windowsのユーザーをサインアウトする(PCの利用を一旦終える、ユーザーを切り替える)
Microsoftアカウントの認証を外す(Webやアプリでログイン状態を解除する)
たとえば、Windowsのサインアウトをしても、次回同じユーザーでログインした際にEdgeが自動でサインイン状態を復元することがあります。また、Webブラウザだけサインアウトしても、Windows自体がMicrosoftアカウントでログインしたままだと、別の経路で情報が残る場合があります。
このため、本記事は「Windows」「ブラウザ」「アプリ」ごとに、ログアウトの場所と目的を切り分けて解説いたします。
サインアウトとアカウント削除の違い
ここが最も誤操作が起きやすいポイントです。次の違いを押さえてください。
サインアウト
その端末・そのアプリ・そのブラウザの「ログイン状態」を解除します。
アカウントそのものが消えるわけではありません。
いつでも再サインインできます。
アカウント削除(このデバイスから削除、プロファイル削除等)
端末やアプリに保存されたアカウント情報・関連情報を削除します。
端末に残る“痕跡”を減らす目的で使います。
多くの場合「Microsoftアカウント自体を解約する」操作ではありませんが、操作箇所によって影響範囲が異なるため注意が必要です。
共有PC返却の場合は、原則として
サインアウト →(必要に応じて)端末側の登録情報も整理
という順が安全です。
どこをログアウトすべきかの判断基準
まず、利用状況を次で判定してください。結論から言うと、「何を使ったか」=「どこにログイン状態が残りうるか」です。
| 対象 | 何をログアウトするか | よくある利用場面 | 影響 |
|---|---|---|---|
| Windows | Windowsユーザーのサインアウト | 席を外す、共有PCの利用終了 | そのユーザーのセッションが終了 |
| Web | Office.com、Outlook.com等のサインアウト | ブラウザでメール・Officeを使った | Web上のログイン状態が解除 |
| Edge | プロファイルのサインアウト、同期停止 | Edgeで同期やパスワード保存をした | 追加情報の残り方に影響 |
| Office | Word/Excel/PowerPointのアカウントサインアウト | デスクトップアプリを使った | ライセンス表示、保存先に影響 |
| Teams | Teamsのサインアウト | 会議、チャット、通知 | 企業・学校情報の残り方に影響 |
| OneDrive | リンク解除、同期停止 | 同期やバックアップ | 端末にファイルが残る可能性あり |
| 全端末 | すべての場所でサインアウト | 紛失、不正アクセス疑い | 全デバイスに影響(反映に時間) |
最短ルートの考え方
「ブラウザしか使っていない」:Webサインアウト+Edgeの状態確認
「Officeアプリも使った」:Officeアプリもサインアウト
「OneDriveを同期した」:リンク解除(同期停止)まで実施
「不正利用が怖い」:全端末サインアウト+パスワード変更も検討
Windowsでマイクロソフトアカウントでログアウトする方法
Windowsのユーザーをサインアウトする手順
Windowsのサインアウトは、“今使っているWindowsユーザーの利用を終える”操作です。共有PCの利用を終了するときの基本です。
手順(代表例)
画面左下のスタートメニューを開きます
ユーザーのアイコン(人のマーク)を選びます
「サインアウト」を選択します
別ルート(覚えておくと便利)
Ctrl + Alt + Delete を押し、表示された画面から「サインアウト」
画面が固まっている場合や、スタートが反応しづらい場合に有効です
注意点
サインアウトすると、開いているアプリは閉じられます。未保存の作業がある場合は保存してから実行してください。
Windowsのサインアウトは“Windowsセッション”を終えるだけです。後述するEdge・Office・OneDriveのログイン状態が別に残ることがあります。
ローカルアカウントへ切り替える手順
「今後はMicrosoftアカウントでWindowsにログインしたくない」「PCを他人に渡すので、Microsoftアカウントから切り離したい」という場合、ローカルアカウントへの切り替えが検討対象になります。
ここで重要なのは、ローカルアカウントへ切り替える行為は、単なるサインアウトではなく、Windowsログイン方式の変更に近いという点です。共有PC返却というより「自分のPCの運用変更」に該当することが多いです。
一般的な流れ(考え方)
Windowsの設定を開く
アカウント関連の項目へ進む
Microsoftアカウントでサインインしている状態から、ローカルアカウントへ切り替える導線を選ぶ
ローカルのユーザー名とパスワードを設定し、切り替えを完了する
切り替え後に起きやすいこと
Windowsの設定同期(テーマ、ブラウザ連携など)が変わる場合があります
Microsoft Storeや一部サービスは別途サインインが必要になる場合があります
Office、Edge、OneDriveは“アプリ側のサインイン”が残り得ます(ローカル切替だけでは片付かないことがあります)
共有PC返却においては、ローカルアカウント切替を無理に行うより、後述のチェックリストに従ってサインアウト・同期解除を進める方が安全で確実です。
端末に残る項目と消える項目
「ログアウトしたら全部消える」と思っていると、後で不安が残ります。残るもの・消えるものを整理します。
サインアウトで消える(終了する)もの
そのWindowsユーザーで開いていた作業状態(アプリのウィンドウ、セッション)
一時的なログイン状態(Windowsの“今”の利用状態)
サインアウトでは残りやすいもの
ブラウザのCookie(Webサイトのログインを保持する情報)
Edgeのプロファイル(同期・保存済みパスワードなど)
Officeアプリのサインイン情報
OneDriveの同期設定(リンク状態)
端末内に保存されたファイル(ダウンロードやデスクトップ等)
「共有PCで痕跡を残したくない」場合は、Windowsサインアウトだけで終えず、次章以降の“ブラウザ・アプリ・同期”も確認してください。
ブラウザとWebでマイクロソフトアカウントでログアウトする方法
Office.comとOutlook.comなどのサインアウト
ブラウザでOutlook.com(Webメール)やOffice.com(Microsoft 365)を使った場合、Web側でサインアウトが必要です。
基本手順(共通の考え方)
画面右上のアカウントアイコン(顔写真やイニシャル)を探します
メニュー内にある「サインアウト」を選びます
サインアウト後、同じタブで再度アクセスし、ログイン画面が出ることを確認します
共有PCでの確認ポイント
サインアウト後にブラウザを閉じても、Cookieが残っていると再訪時にログイン画面が省略される場合があります。
「戻る」「更新」をするとログイン状態に見えることがあります。これはキャッシュ表示の可能性があるため、別タブで新規に開き直して確認すると確実です。
Edgeのサインアウトとプロファイルの扱い
Edgeは「ブラウザのサインアウト」と「Microsoftアカウントのログイン」が密接です。特にEdgeのプロファイル機能があるため、共有PCではここが重要になります。
確認すべき状態は次の3つです。
Edge自体にMicrosoftアカウントでサインインしているか
同期(ブックマーク、履歴、パスワード等)が有効か
プロファイルが複数作られていないか(自分のものが残っていないか)
共有PCで推奨する進め方
まずEdge右上のプロファイルアイコンを押し、サインイン状況を確認します
サインインしている場合はサインアウトを実施します
必要に応じて、プロファイルや保存データの整理を検討します(ただし、管理されている端末では削除が制限される場合があります)
注意点
会社・学校の端末では、ポリシーによりサインアウトが制限される場合があります(後述)。
Edgeのサインアウトだけでなく、Webサービス側もサインアウトできているかを確認してください。
共有PCで安全に終えるポイント
共有PC返却時に「ここまでやれば安心」と言える終え方を、順番で整理します。
推奨手順(安全側)
Web(Outlook.com、Office.comなど)をサインアウト
Edgeのプロファイルを確認し、サインアウト
Edgeに保存された閲覧データを整理(必要に応じて)
Office/Teams/OneDriveを使ったなら、それぞれサインアウト・同期解除
最後にWindowsをサインアウト
閲覧データ整理の考え方
「Cookie」はログイン維持の原因になりやすいです
「保存済みパスワード」が残ると、次の利用者がログインできてしまう可能性があります
共有PCでの利用は、最初からInPrivate(シークレット)を使うと、終了時の片付けが格段に楽になります
アプリ別にマイクロソフトアカウントからログアウトする方法
Officeアプリのサインアウト
Word、Excel、PowerPointなどのデスクトップアプリは、独自にアカウント状態を保持します。Webでサインアウトしても、Officeアプリがサインイン状態のままというケースは珍しくありません。
確認方法(共通イメージ)
WordやExcelを開きます
「ファイル」や「アカウント」に相当する画面を開きます
サインインしているアカウント表示があるか確認します
サインアウトの実施
アカウント情報の画面に「サインアウト」「アカウントの切り替え」などがあれば、サインアウトを選びます
会社・学校アカウントと個人アカウントが混在している場合は、どちらを外すべきか(共有PCか自分のPCか)を明確にしてから実行してください
注意点
Officeは、サインアウトしても一部の機能や表示が想定どおりにならないことがあります。焦って何度も切り替えるより、状態を確認しながら進めることが重要です。
共有PC返却では、Officeアプリを使っていた場合に限り、サインアウトを優先してください。
Teamsのサインアウト
Teamsは、チャット履歴や会議情報など業務・学校情報が集約されるため、共有PCでは必ず確認したいアプリです。
基本の考え方
Teamsを開いている状態で、プロフィールアイコンからサインアウトします
サインアウト後、Teamsを再起動したときにサインイン画面が出るか確認します
Web版Teamsを使った場合は、ブラウザ側のサインアウト(前章)も忘れないでください
よくある落とし穴
Teamsはキャッシュを持つため、見た目だけログイン状態に見えることがあります
通知が残っている場合は、アプリを完全に終了し、再起動して確認すると確実です
会社・学校アカウントは管理者制限があり、端末側で自由に切り替えできない場合があります(後述)
OneDriveの同期解除とリンク解除
OneDriveは「ログアウト」というより、同期やリンクを外すのが重要です。特に共有PC返却では、ここが漏れると“ファイルの残り方”に直結します。
まず理解すべきなのは、OneDriveには次の2種類の状態があることです。
サインインしているだけ(アカウントが登録されている)
同期している(PCフォルダとクラウドが連携している)
共有PCで問題になりやすいのは後者です。同期していると、クラウド上のファイルが端末にダウンロードされ、端末内にデータが残る可能性があります。
推奨する対処(共有PC)
OneDriveのアイコン(雲のマーク)をタスクバー周辺で探します
設定やアカウント管理に相当する画面を開きます
「このPCのリンクを解除」「同期を停止」などの導線を選びます
同期が止まったことを確認します
重要な注意
リンク解除や同期停止をしても、すでにPC内に保存されたファイルが自動で消えるとは限りません。
「OneDriveフォルダ」にファイルが残っていないかは、必ず目視で確認してください。
返却前は「デスクトップ」「ダウンロード」「ドキュメント」も確認し、個人データが残っていないか点検してください(Windowsのユーザー領域に残る可能性があります)。
マイクロソフトアカウントを全端末からログアウトする方法
すべての場所でサインアウトする手順
PCの返却とは別に、次のようなケースでは「全端末からサインアウト」が最優先になります。
端末を紛失した、盗難の可能性がある
共有PCでログアウトし忘れたかもしれない
見覚えのない端末でログインされている疑いがある
パスワードが漏れた可能性がある
この場合、Microsoftアカウント側で「すべての場所でサインアウト」を実行します。操作場所はアカウントのセキュリティ関連ページです。
実施の前提
正しいMicrosoftアカウントでサインインできる状態であること
2段階認証がある場合は、認証手段を手元に用意しておくこと
反映時間と確認方法
全端末サインアウトは強力ですが、端末・アプリ・状況により反映に時間差が出ることがあります。よって「押したのにまだ使える」と見えても、即時に断定しないことが重要です。
確認の手順(おすすめ)
最重要の端末(スマホ、メインPC)で、Microsoftサービスにアクセスします
サインインを求められるか確認します
TeamsやOfficeなどアプリを起動し、再認証が必要か確認します
可能であれば、ブラウザを変えて再度確認します(Cookieやキャッシュの影響を避けるため)
注意点
ブラウザキャッシュで“ログイン中に見えるページ”が表示されることがあります。別タブで開き直す、シークレットで確認するなどの工夫が有効です。
念のため行うパスワード変更とサインイン履歴確認
不正利用が疑われる場合、全端末サインアウトだけでなく、次も併せて実施するのが安全です。
パスワード変更
漏えいが続く状況(使い回し、フィッシング等)では、サインアウトしても再ログインされる恐れがあります。
パスワードを変更し、可能なら2段階認証を強化します。
サインイン履歴の確認
見覚えのない地域・端末からのアクセスがないか確認します。
異常があれば、直ちにパスワード変更と追加のセキュリティ対策を優先してください。
マイクロソフトアカウントのログアウトができない時の対処
サインアウトが表示されない
「サインアウトが見つからない」場合は、まず“どこで探しているか”を整理してください。Microsoft関連のログインは複数箇所に存在します。
よくある見落とし
EdgeはWebページではなく「ブラウザのプロファイル」にサインアウトがある
OfficeはWord/Excelの「アカウント」画面内にある
Teamsは「プロフィールアイコン」配下にある
Windowsはスタートメニューのユーザーアイコン配下にある
対処の基本
画面右上のアカウントアイコンや、設定の「アカウント」項目を徹底的に確認します
会社・学校アカウントの場合、管理者制限で操作が隠れていることがあります(後述)
サインアウトしても戻る
この症状は、主に次の原因が多いです。
Cookieやキャッシュにより、見た目が戻っている
ブラウザの同期で自動的に復元される
アプリ側の認証が残り、再認証される(OneDriveやTeamsで起きやすい)
組織のポリシーにより強制サインイン状態になる
推奨する切り分け手順
サインアウト後、同じページを戻るのではなく、新規タブやシークレットで確認します
Edgeのプロファイル同期がONなら、同期OFFやサインアウトを確認します
OneDriveが同期中なら、リンク解除を先に実施します
会社・学校アカウントなら、端末管理の可能性を疑います
組織アカウントの制限が疑われる
会社・学校アカウントでは、端末やアプリが管理されているため、一般的な個人PCと同じ自由度がない場合があります。
典型的な兆候
サインアウト項目が出ない、出てもすぐ戻る
端末が管理ツールに登録されている
EdgeやOfficeで組織名が表示される
プロファイル削除ができない
この場合は、無理に手順を繰り返すより、組織のIT窓口に「共有PC返却のためにログアウトしたい」「端末上に情報を残したくない」旨を伝える方が確実です。誤って管理設定を崩すと、別のトラブル(業務停止等)につながる恐れがあります。
最終手段の切り分けチェックリスト
最後に、やり残しをゼロにするためのチェックリストです。共有PC返却の方は、上から順に実施してください。紛失・不正利用懸念の方は、下段の全端末対応を優先してください。
Web(Outlook.com、Office.com等)でサインアウトした
Edgeのプロファイルでサインアウトし、同期状態も確認した
必要に応じて、閲覧データ(Cookie、保存済みパスワード)を整理した
Officeアプリでアカウントのサインアウトを実施した(利用していた場合)
Teamsでサインアウトを実施した(利用していた場合)
OneDriveのリンク解除、同期停止を実施した(同期していた場合)
OneDriveフォルダ、デスクトップ、ダウンロードに個人データが残っていないか確認した
最後にWindowsをサインアウトした
緊急時(不正利用懸念)
すべての場所でサインアウトを実施した
パスワード変更を実施した
サインイン履歴を確認した
FAQ
サインアウトしたらデータは消えますか
基本的に、サインアウトは「ログイン状態の解除」ですので、クラウド上のデータ(OneDrive上のファイルなど)が勝手に消える操作ではありません。
ただし、次の点は区別が必要です。
端末内に保存されたファイル:サインアウトしても残ります(削除しない限り残ります)
同期されていたOneDriveファイル:同期していた期間に端末へダウンロードされたものは、リンク解除後も残る場合があります
Officeのサインイン状態:解除してもファイル自体が消える操作ではありませんが、保存先や機能の表示が変わることがあります
共有PC返却で重要なのは、データを消すことよりも、「他人があなたのデータへアクセスできない状態にすること」です。そのために、ログイン解除と端末内データ確認をセットで実施してください。
返却前に必ずやるべきことは何ですか
返却前に「最低限これだけは」という観点でまとめます。
WebとEdgeのログアウト確認(ブラウザで使った場合は最優先)
Office/Teams/OneDriveの状態確認(使ったものだけで構いませんが、使ったなら必ず実施)
端末内に個人ファイルが残っていないか確認(OneDriveフォルダ、ダウンロード等)
最後にWindowsのサインアウト
特にOneDrive同期は、“自分は保存した覚えがないのに端末にある”状態が起きやすいため、フォルダ確認は省略しないでください。
スマホ側もログアウトすべきですか
共有PC返却だけが目的で、アカウント漏えいの疑いがない場合、スマホまでログアウトする必要は通常ありません。スマホ側をログアウトすると、メールや認証アプリ、OneDrive等の再設定が必要になり、かえって手間が増えることがあります。
一方で、次に該当する場合はスマホ側も含めた対処(全端末サインアウト)が有効です。
ログアウトし忘れた可能性がある
不正利用が疑われる
パスワードを他サービスと使い回していた
見覚えのないサインインがある
この場合は、全端末サインアウトを実施し、パスワード変更と併せてアカウント防御を強化してください。
まとめ:マイクロソフトアカウント ログアウトのやり方と次の行動
マイクロソフトアカウントのログアウトは、Windowsだけ、ブラウザだけでは完結しないことがあります。特に共有PC返却では、Edge(プロファイル)・Web(Office/Outlook)・Officeアプリ・Teams・OneDriveの各所にログイン状態が残りうる点が重要です。
本記事の要点は次のとおりです。
最初に「どこをログアウトすべきか」を状況で判定する
共有PC返却は「Web→Edge→アプリ→OneDrive→Windows」の順が安全
OneDrive同期をしていた場合は、リンク解除とフォルダ確認まで行う
不正利用懸念がある場合は、全端末サインアウトとパスワード変更を優先する
「サインアウトできない/戻る」は、Cookie・同期・ポリシーの切り分けで解決に近づく
最後に、Microsoftの画面や導線は更新されることがあります。記事どおりの表示が見つからない場合でも、焦らず「どの層のログアウトか(Windows/ブラウザ/アプリ/同期)」を意識して探すと、迷いにくくなります。
