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Mi Band 4がつながらない時の対処法|アプリ選びと復旧チェックリスト

Mi Band 4を久しぶりに使おうとしたら、「アプリがどれか分からない」「ペアリングできない」「LINE通知が来ない」で止まっていませんか。スマートバンドは一度つまずくと、設定項目が多く見えて不安になりがちですが、原因はだいたい決まっています。

本記事では、Mi Band 4をいまのスマホ環境で迷わず使えるようにするために、事前確認からペアリング、LINE・電話・メール通知の設定、そして“つながらない・見つからない”時の最短復旧ルートまでを、iPhone・Android別に分かりやすく整理します。チェックリストと手順どおりに進めれば、試行錯誤を減らして、必要な機能だけをしっかり使える状態に戻せます。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

Mi Band 4を使う前に確認したいこと

対応スマホと必要アプリの考え方

Mi Band 4は、スマホとアプリを介して初期設定・同期・通知を行います。まず押さえておきたいのは、「アプリは1つに統一して運用するのが基本」という点です。複数アプリを行き来すると、接続が不安定になったり、通知が途切れたり、同じバンドが別デバイス扱いになったりして混乱しやすくなります。

特にMi Band 4は、過去に広く使われてきた系統のアプリと、近年のアプリが混在しやすく、検索結果でも「アプリが違った」「いつの間にか名称が変わっていて分からない」というトラブルが多い傾向があります。ここでは、アプリ選びで迷わないための考え方を先に示します。

  • 以前から使っていてデータ(体重・睡眠・運動履歴など)を継続したい場合
    当時使っていたアプリ系統を優先します。アカウントに紐づいたデータは、アプリ移行で見え方が変わることがあるため、まずは“復旧”を優先し、安定後に移行検討が安全です。

  • 初めて使う/中古で手に入れた/データ継続より「通知と基本計測」を重視する場合
    Mi Band 4のペアリングに成功しやすいアプリを1つ選び、固定します。最初から多機能を求めすぎず、通知と同期が安定した構成を作るのが近道です。

  • 重要な注意点
    → スマホのBluetooth設定画面で先にペアリングしようとするのは避けてください。原則はアプリ内の「デバイス追加」から紐づけます。Bluetooth画面で中途半端に登録されると、アプリ側が見つけにくくなる場合があります。

また、ペアリング・通知に関わる許可(権限)は、iPhoneとAndroidで考え方が異なります。

  • iPhone:通知の共有設定や通知プレビューなど、OS側の通知動作が鍵になります。

  • Android:位置情報、近くのデバイス、通知アクセス、電池最適化など、権限と省電力制御が鍵になります。

「アプリが合っているのに動かない」場合、実はOS側の許可が原因であるケースが非常に多いため、後続の章ではOS別に“どこを見ればよいか”を手順化します。

防水と充電の基本ルール

Mi Band 4は日常利用を想定した防水性能がありますが、防水は「万能」ではありません。長く使うためには、使ってよい範囲と避けるべき状況を先に理解しておくことが大切です。

防水に関しては、一般的に次のような点で故障リスクが上がります。

  • 高温:サウナ、熱いお湯、長時間の高温環境

  • 高水圧:ダイビング、強い水流を直接当てる、深い水中

  • 洗剤・薬剤:石けん、シャンプー、入浴剤、消毒用アルコールなどが長時間付着

  • 経年劣化:パッキン・接着部の劣化で、防水性能は新品時のままではない可能性

安全に使うための目安としては、次の運用が現実的です。

  • 手洗い・雨・汗:基本的に問題が起こりにくい

  • シャワー:短時間なら問題になりにくいが、石けん類が付着したら早めに水で流す/拭く

  • プール:浅い範囲での利用に留め、飛び込み・水圧の強い状況は避ける

  • 入浴・サウナ:避ける(高温+洗剤類+長時間で劣化要因が重なります)

充電については、「電池が少ないとペアリング・同期が不安定になる」ことがあるため、久しぶりに使う場合は、まず充電してから設定を始めるのが確実です。さらに、充電端子や接点が汚れていると充電が安定しないため、乾いた柔らかい布で軽く拭く程度のメンテナンスも有効です(濡れたまま充電は避けてください)。

Mi Band 4の初期設定:ペアリング手順

事前準備チェックリスト

ペアリングの成功率は「始める前の準備」で大きく変わります。以下を上から順に整えることで、遠回りを減らせます。

  • バンドを十分に充電する(最低でも数十分は充電してから開始)

  • スマホのBluetoothをオンにする

  • バンドとスマホを30cm以内に近づける(机の上で並べるのが確実)

  • スマホのBluetooth画面で先に機器登録しない(アプリから追加する)

  • アプリは1つに決める(複数を入れる場合は、まず片方で確実に成功させてから)

  • Androidの場合、位置情報や近くのデバイス権限を許可できる状態にする

  • 通信が不安定な環境(2.4GHzが混雑する場所、ルーター密集、電車内など)は避ける

  • 以前使っていたスマホがある場合、可能なら旧端末での解除も検討する(後述)

ここで多い失敗が、「アプリで見つからない→Bluetooth設定で見つけたからそこで接続→結局アプリが認識しない」という流れです。必ずアプリ内の手順で紐づけてください。

iPhoneのペアリング手順

iPhoneでは、基本的に「アプリで追加→バンド側で承認→同期確認」の順で進めます。うまくいかない場合も、後で紹介する復旧ルートに沿えば戻せますので、まずは標準手順を丁寧に行ってください。

  1. アプリをインストールし、最新版に更新する
    App Storeで目的のアプリをインストールし、すでに入っている場合はアップデートがないか確認します。
    古いバージョンのままだと、接続や通知の挙動が不安定になることがあります。

  2. アプリを起動してログインする
    初期設定では、アカウントへのログインが求められることがあります。ここでログインしておくと、データ同期や端末変更時の復旧がしやすくなります。

  3. アプリの「デバイス追加」からバンドを追加する
    「デバイス」「プロフィール」「機器管理」などのメニューから「追加」「バンド」を選びます。
    検出が始まったら、バンドとスマホはできるだけ近づけたままにしてください。

  4. バンド側に表示される確認に同意する
    ペアリング要求が出ると、バンドが振動し、画面上で許可操作が必要になります。ここで許可しないと接続は完了しません。
    表示が出ない場合は、いったん検出を止めて再検索し、スマホをバンドの近くに置いたまま待ちます。

  5. 同期が完了したら最低限の動作を確認する
    最初に確認しておきたいのは、次の3点です。

    • 時刻が合う(同期できているサイン)

    • 歩数がカウントされる

    • アプリ側でデバイスが「接続中」になる

この段階で「接続はできるが不安定」という場合は、通知設定に進む前に、iPhone側のBluetoothを一度オフ→オン、必要なら端末再起動を行うと安定することがあります。

Androidのペアリング手順

Androidは機種差が大きく、権限・省電力設定が原因で失敗するケースが多いです。そのため、標準手順に加えて「許可すべき項目」を意識して進めるのがポイントです。

  1. アプリをインストールし、最新版に更新する
    Google Playでアプリをインストールし、アップデートを適用します。

  2. アプリを起動してログインする
    ログインが必要な場合は先に済ませます。ログインしていないとデバイス追加が途中で止まることがあります。

  3. アプリの「デバイス追加」からバンドを追加する
    「追加」「バンド」などから検索を開始し、バンドとスマホを至近距離に置きます。

  4. 権限要求が出たら許可する(重要)
    Androidでは、次の許可がペアリングと同期に影響することが多いです。表示されたら基本的に許可してください。

    • 位置情報(ロケーション)

    • 近くのデバイス/Bluetooth

    • 通知(通知アクセス)

    • バックグラウンド動作(機種によっては別画面)

  5. バンド側の確認を承認する
    iPhone同様、バンド側に承認操作が出たら許可します。

  6. 同期後の確認を行う

    • 時刻が合う

    • アプリ側で接続状態が安定している

    • 画面を切り替えても切断しにくい

もしこの時点で「見つからない」「接続に失敗」になる場合、原因は多くが「権限不足」「干渉」「古い紐づけ情報」です。後の章で最短復旧ルートを用意していますので、そこで順に切り分けてください。

Mi Band 4の通知設定:LINE・電話・メール

通知が来る仕組みと詰まりどころ

通知は「バンドが通知を受け取る」というより、正確には「スマホが通知を受け取った情報を、アプリがバンドへ転送する」仕組みです。つまり、どこか一か所でも許可・設定が欠けると通知は届きません。

通知が来ない原因は、大きく分けると次の5種類です。

  1. アプリ側で通知がオフになっている(通知機能が無効、対象アプリが未選択)

  2. OS側で通知許可が不足している(iPhoneは通知共有、Androidは通知アクセスなど)

  3. 省電力でアプリが止められている(特にAndroid)

  4. 接続が切れている/バックグラウンドで同期が止まっている

  5. 通知の表示条件が合っていない(プレビュー設定、ロック中の扱い等)

ここからは、iPhone・Android別に「見れば直る可能性が高い順」で手順を示します。

iPhoneで通知が来ない時の設定

iPhoneで通知が来ない場合、「アプリの通知設定」だけを触っても直らないことがあります。iPhone側のBluetooth設定や通知プレビューの状態が関係するため、以下を順番に確認してください。

1. アプリ側で通知機能と対象アプリを有効化する

まず基本として、アプリ内で以下を確認します。

  • 通知機能がオンになっている

  • 通知したいアプリ(LINE、電話、メールなど)が選択されている

  • 振動の強さやサイレント設定で「鳴らない」状態になっていない

通知が多すぎるとストレスになり、途中で設定を変えて混乱しやすいので、最初は「LINEのみ」など最小構成でテストするのが確実です。

2. iPhoneの設定で通知が出る状態になっているか確認する

次に、iPhone側で、LINEやメールなどの通知自体が正常か確認します。

  • 設定 → 通知 →(LINEなど)→ 通知を許可がオン

  • ロック画面/バナー/通知センターの表示がオフになっていない

  • 集中モード(おやすみモード等)で通知が抑制されていない

「スマホに通知が出ていない」場合、バンドに来ることもありません。まずスマホ側を正します。

3. Bluetoothの詳細設定で通知共有を確認する

iPhoneは、Bluetooth接続機器との通知共有に関する設定が影響することがあります。

  • 設定 → Bluetooth → 接続中の機器の詳細(iマークなど)

  • 通知の共有(名称は機種・OSで異なる場合があります)がオフになっていないか確認

ここがオフだと、アプリ側の設定が正しくても通知が転送されないことがあります。

4. 通知プレビューの表示条件を見直す

通知プレビューが「ロック解除時のみ」などになっていると、想定した表示にならず「来ていない」と感じることがあります。

  • 設定 → 通知 → プレビュー表示

  • できれば「常に」または期待する表示条件に合わせる

5. それでも来ない場合のテスト方法

通知の切り分けは、同時に複数要因が絡むと難しくなります。以下の順でテストすると原因が見えやすくなります。

  1. LINEの自分宛メッセージでテスト(最も再現しやすい)

  2. 端末再起動後に再テスト

  3. アプリを一度終了→再起動し再テスト

  4. バンドの再接続(Bluetoothオフ→オン)

  5. それでも不可なら、後述の復旧ルートへ

Androidで通知が来ない時の設定

Androidは「通知アクセス」「電池最適化」「バックグラウンド制限」など、通知を止める仕組みが複数あります。機種ごとに画面名称は異なりますが、確認すべき観点は共通です。

1. アプリ側で通知機能と対象アプリを有効化する

まずはアプリ内の通知設定で、以下を確認します。

  • 通知がオン

  • LINE、電話、メールなど対象アプリが選択されている

  • 重要な通知がサイレント扱いになっていない

2. 通知アクセス(通知の読み取り許可)を確認する

Androidでは、スマートバンド通知の多くが「通知へのアクセス」を必要とします。設定の検索窓で「通知アクセス」「通知へのアクセス」「特別なアプリアクセス」などを探し、対象アプリに許可を付与してください。

  • 設定 → アプリ → 特別なアプリアクセス → 通知へのアクセス

  • 対象アプリをオン

3. 位置情報/近くのデバイス/Bluetooth権限を確認する

ペアリングが安定していないと通知も途切れます。接続が不安定な場合は、以下権限を確認します。

  • 設定 → アプリ →(対象アプリ)→ 権限

  • 位置情報を許可

  • 近くのデバイス/Bluetoothを許可(表示がある場合)

4. 電池最適化・省電力の除外設定を行う(最重要級)

Androidの省電力は、バックグラウンドの通信を止めてしまい、通知が途切れる最大要因になりがちです。以下のどれかに該当する設定を探し、対象アプリを「制限しない」「最適化しない」にします。

  • バッテリー最適化

  • バックグラウンド制限

  • 自動起動管理(メーカー独自)

  • 省電力モードの例外

  • 常駐許可、保護対象アプリ

設定名は端末ごとに異なりますが、検索で「最適化」「バックグラウンド」「自動起動」を入力すると見つけやすいです。

5. 動作確認の手順

Androidの通知テストも、最小構成が確実です。

  1. LINEだけ通知をオン

  2. スマホに通知が出ることを確認

  3. バンドが振動し表示されるか確認

  4. 問題がなければメールなどを追加

「最初から全部オン」にすると、通知が大量に来て、設定ミスや例外条件が見えにくくなります。段階的に増やすのが安定運用のコツです。

Mi Band 4がつながらない・見つからない時の対処法

原因切り分けの優先順

「見つからない」「つながらない」の原因は、体感として次の順で多いです。

  1. バンドの電池不足(起動はしていても通信が不安定)

  2. スマホとバンドの距離が遠い/障害物が多い

  3. アプリが古い/アプリが違う

  4. 権限不足(Android)

  5. スマホ側に古いBluetooth情報が残っている

  6. 2.4GHz帯の干渉(ルーター密集、混雑環境)

  7. 以前のスマホに紐づいたまま(中古・機種変更で発生)

上から順に潰していけば、無駄な初期化を避けられます。

公式FAQに沿った最短復旧ルート

ここからは「上から順にやれば、直るところで止まれる」一本道の復旧ルートです。途中で改善したら以降は不要です。

手順1:バンドを充電し、スマホと至近距離で再試行する

  • 充電してから再試行(最低でも数十分)

  • スマホとバンドを机に並べ、30cm以内で実施

  • スマホのBluetoothを一度オフ→オン

この段階で改善することも珍しくありません。

手順2:アプリを最新にし、アプリ内から「デバイス追加」をやり直す

  • アプリのアップデートを適用

  • アプリを一度終了して再起動

  • 「デバイス追加」から検索をやり直す

  • Bluetooth設定画面で中途半端に登録されていれば削除しておく

手順3:Androidは権限(位置情報・近くのデバイス)を再確認する

  • 位置情報を許可

  • 近くのデバイス/Bluetoothを許可

  • 必要に応じて通知アクセスも許可(通知目的の場合)

権限が1つ欠けるだけで「見つからない」状態になることがあります。

手順4:スマホ側のBluetooth関連データを整理する

スマホ側に古い接続情報が残っていると、アプリが正しく認識できないことがあります。以下を試してください。

  • Bluetooth設定で、バンドらしき機器が登録されていたら「削除」「ペア設定解除」

  • 可能ならBluetoothキャッシュや保存データのクリア(Androidの一部機種で実施可能)

  • 実施後、スマホを再起動

手順5:干渉を避ける(場所を変える)

2.4GHz帯が混雑している環境では、Bluetoothが不安定になりやすいです。

  • ルーターの近くを避ける

  • 電子レンジなどの近くを避ける

  • 人が多い場所(駅・満員電車・イベント会場)を避ける

  • 可能なら5GHz Wi-Fiを使う(2.4GHz利用を減らす)

「場所を変えたらあっさり直る」ケースもあります。

手順6:工場出荷状態への復元(最終手段)

ここまでで直らない場合、バンド側を工場出荷状態に戻し、最初からやり直します。初期化により、バンド内の設定が消える可能性があるため、最終手段として行ってください。

  • バンドの設定メニューからリセット(項目名は表示により異なります)

  • リセット後、アプリの「デバイス追加」から再ペアリング

  • うまくいったら通知などの設定を最小構成から再構築

それでも直らない時の最終手段

最終段階では「原因がスマホ側か、バンド側か」を切り分けます。

1. 以前のスマホでバインド解除を試す(可能な場合)

機種変更前のスマホが残っている場合は、旧端末側のアプリでデバイスの解除(バインド解除)を行うと解決することがあります。中古で譲り受けた場合も、前所有者が解除できるなら、そのほうが確実です。

2. 別のスマホでペアリングを試す

家族のスマホなど別端末で試し、次の切り分けができます。

  • 別スマホでペアリングできる → 原因は元スマホの権限・干渉・省電力設定の可能性が高い

  • 別スマホでも不可 → バンド側の不具合、電池劣化、ハード故障の可能性が上がる

3. アプリを入れ替える(最後の最後に)

アプリ系統の相性でつまずいている場合、別のアプリで検出できることがあります。ただし、やみくもに複数アプリを入れると状態が悪化しやすいので、次のルールを守ってください。

  • 先に使っていたアプリのデバイス登録を解除してから切り替える

  • Bluetooth設定の登録も削除してから試す

  • 切り替え後は“最小構成”で成功確認(時刻同期まで)してから通知へ進む

Mi Band 4を長く使うコツ

電池持ちを落とさない設定

Mi Band 4の魅力の一つが電池持ちですが、設定次第で体感は大きく変わります。電池を長持ちさせるには、次の要素が効きます。

1. 画面点灯に関する設定を控えめにする

  • 画面点灯時間を短くする

  • 手首を上げて点灯(リフトアップ点灯)の感度・時間帯を見直す

  • 不要なときは点灯機能を弱める

点灯が増えると、その分だけ消費も増えます。まずは日中だけ点灯し、就寝時は控えめにするなど、生活に合わせて調整すると無理がありません。

2. 通知を厳選する

通知は便利ですが、振動や表示が増えると電池に影響します。さらに、通知が多いほどストレスにもなり、結果的に設定迷子になりがちです。

  • 最初はLINEだけ

  • 安定したら電話・カレンダーなど必要なものだけ追加

  • 重要度の低いアプリは通知オフ

3. 自動計測の頻度を上げすぎない

心拍の常時計測などは便利ですが、頻度が高いほど電池は消費します。運動目的が明確な期間だけ高頻度にし、普段は控えめにするなど、メリハリ運用がおすすめです。

4. 同期の習慣を作る

同期が途切れると「通知が来ない」「記録が抜けた」につながります。毎日でなくても、数日に一度アプリを開いて同期する習慣を作ると、状態が安定しやすくなります。

防水の誤解とやってはいけないこと

防水性能があると、つい「ずっと付けっぱなしでも安心」と考えがちですが、実際は“水そのもの”よりも、温度・水圧・薬剤・経年劣化がリスクになります。長く使うために避けたい行為をまとめます。

  • サウナ、熱い湯:高温環境に長時間さらす

  • 深い水中や強い水流:水圧がかかる状況に持ち込む

  • 石けん・シャンプー・洗剤:付着したまま放置する

  • 濡れたまま充電:接点トラブルの原因になる

  • アルコール消毒を頻繁に行う:樹脂や接着部の劣化につながる可能性

もし濡れた場合は、柔らかい布で拭いて乾かし、操作や充電は乾いてから行うのが安全です。「水中で操作しない」運用を徹底すると、誤動作も減らせます。

Mi Band 4のよくある質問

アプリはMi FitnessとZepp Lifeどちらが良い?

目的によって最適が変わりますが、Mi Band 4で迷いがちな状況では「どちらが高機能か」よりも、「自分の環境で安定してつながるか」「通知が安定するか」を優先したほうが失敗しにくいです。

おすすめの考え方は次の通りです。

  • 過去のデータを継続したい:以前使っていたアプリ(当時の構成)を優先

  • はじめて使う/中古:まずはどちらか1つでペアリング成功を目指し、成功した構成を固定

  • どうしても不安定:別スマホで切り分けを行い、スマホ側の権限・省電力・干渉を優先的に見直す

アプリを頻繁に入れ替えるほど状態が悪化しやすいので、「成功したら固定」が基本方針です。

初期化したらデータは消える?

一般に、バンド本体の初期化は「バンド側の設定と紐づけ」をリセットします。記録データがどこまで残るかは、アプリ側での同期状況やアカウントへの保存状況に左右されます。

安全に進めるための手順は次の通りです。

  1. 初期化の前にアプリを開き、可能な限り同期する

  2. アプリのログイン状態(アカウントが分かるか)を確認する

  3. それでも直らない最終手段として初期化する

  4. 初期化後は“最小構成”(時刻同期→歩数→通知)から再構築する

「初期化=すべて消える」と決めつける必要はありませんが、戻せない情報がある可能性はあるため、最後に行うのが安心です。

中古で買ったが前の持ち主の影響はある?

中古では「以前のスマホに紐づいたまま」の状態が原因で、ペアリングが進まないことがあります。可能なら前の持ち主に解除してもらうのが最も確実ですが、現実には難しいこともあります。

前所有者の解除ができない場合は、次の順で試すのが現実的です。

  1. バンドを十分に充電し、至近距離でアプリからデバイス追加

  2. Androidなら権限(位置情報・近くのデバイス)を許可

  3. スマホ側のBluetooth登録を削除し、再起動して再試行

  4. 場所を変えて干渉を避ける

  5. 最終手段としてバンドを工場出荷状態に復元し、再ペアリング

  6. 可能なら別スマホで切り分け

中古は電池の劣化や本体の状態もまちまちです。切り分けの結果、複数端末で同じ症状が続く場合は、本体側の問題も視野に入れて判断すると無駄が減ります。