英語の文法問題で、「ここは to なのか、それとも ing なのか」と手が止まった経験はないでしょうか。
とくに enjoy や avoid、finish などの動詞は、感覚で選ぶと間違えやすく、定期テストや入試で確実に失点しやすいポイントです。
こうした混乱を防ぐために使われてきたのが、メガフェプス(MEGAFEPS)という語呂です。
これは「目的語に動名詞(V-ing)を取る動詞」をまとめた覚え方ですが、語呂だけを丸暗記すると、派生形や例外で一気に崩れてしまうという落とし穴もあります。
本記事では、
メガフェプスの正確な意味と役割
核となる8語の一覧と覚え方
to不定詞と動名詞を見分けるための考え方
stop や remember のように意味が変わる動詞の整理法
テストで迷わなくなるチェックリストと例文
を、見出しごとに段階的に整理して解説します。
「とりあえず暗記」から卒業し、どんな問題でも判断できる状態を目指したい方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
メガフェプスは、正しく使えば、英語の語法を一気に安定させる強力な武器になります。
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メガフェプスとは何か
メガフェプスが指すのは動名詞を目的語に取る動詞の語呂
英語では、「動詞のあとに何を置くか」で意味や正しさが決まる場面が多くあります。とくに頻出なのが、to不定詞(to do)と動名詞(doing)の使い分けです。たとえば次の2文は、見た目が似ているのに、正誤が分かれます。
I enjoy studying English.(英語を勉強するのを楽しむ)
I enjoy to study English.(×:一般に誤りとして扱われやすい)
この「どちらを置くべきか」を、暗記の負担を下げるために語呂化したのがメガフェプス(MEGAFEPS)です。一般的には「目的語に動名詞(V-ing)を取りやすい(取ると習うことが多い)動詞」を集めたもので、学校文法・受験英語で非常に定番です。
ただし注意したいのは、メガフェプスは“文法ルールそのもの”というより、学習用の整理術(覚え方)だという点です。英語の世界では「この動詞の直後に置ける形」は、長い歴史の中で慣用的に固まった部分もあり、すべてを一つの理屈で説明し切れるわけではありません。だからこそ、学習では次の2段階で考えると安定します。
まずは頻出の型として押さえる(点を落とさない)
迷いやすい例外・両方OK・意味が変わる型は別枠で整理する(混乱しない)
メガフェプスはこの「1」を強くしてくれる道具です。まず核を固めると、空所補充・並べ替え・誤文訂正などの語法問題で、判断が速くなります。
メガフェプスで起きる典型ミス(to不定詞を書いてしまう)
メガフェプスで最も多い失点は、「ついtoを置いてしまう」ことです。理由は単純で、英語学習では「動詞の後ろにtoが来る形」を早い段階で大量に学ぶため、手が勝手に動いてしまうからです。
典型例を見てみましょう。
誤:She avoided to make mistakes.
正:She avoided making mistakes.(彼女はミスをするのを避けた)
誤:He finished to read the book.
正:He finished reading the book.(彼はその本を読み終えた)
誤:They suggested to take a break.
正:They suggested taking a break.(彼らは休憩を取ることを提案した)
このタイプのミスは、語彙力ではなく型の取り違えなので、対策すれば短期間で改善できます。重要なのは「ミスをゼロにする手順」を持つことです。次のルールを最初に固定すると、誤答が減ります。
“後ろに名詞(目的語)を取る”動詞の一部は、名詞の代わりに“動名詞(ing)”を取ることが多い
したがって、目的語に来るのが行為(動作)なら、動名詞で置けるケースが多い
さらに、受験では「その代表がMEGAFEPS」として問われる
そしてもう一つ、ミスを増やす原因があります。それが「stop」のように形が違うと意味が変わる動詞を同じ箱に入れてしまうことです。これは後の章で丁寧に分けて整理します。
メガフェプスの動詞一覧と意味
核となるMEGAFEPSの8語一覧
まずは、最頻出で土台になる核8語を「意味」「よく出る形」「ありがちな誤り」とセットで覚えましょう。ここが反射レベルになると、語法問題での迷いが激減します。
| 語呂 | 動詞(熟語) | 代表的な意味 | よく使う形 | OK例(V-ing) | NG例(to do) |
|---|---|---|---|---|---|
| M | mind | 気にする、嫌がる | mind doing | Would you mind opening the window? | mind to open |
| E | enjoy | 楽しむ | enjoy doing | I enjoy listening to music. | enjoy to listen |
| G | give up | あきらめる、やめる | give up doing | He gave up smoking. | give up to smoke |
| A | avoid | 避ける | avoid doing | She avoided making mistakes. | avoid to make |
| F | finish | 終える | finish doing | I finished reading the book. | finish to read |
| E | escape | 免れる、逃れる | escape doing / escape being p.p. | They escaped being caught. | escape to be |
| P | practice | 練習する | practice doing | We practiced speaking English. | practice to speak |
| S | stop | やめる、止める | stop doing | Please stop talking. | stop to talk(※別の意味になる) |
この表の「OK例」を眺めると、共通点があります。どれも、動詞の後ろに来るのが「モノ」ではなく、行為(〜すること)*す。英語では「行為」を名詞のように扱うとき、動名詞(ing)を使うことが多く、それがMEGAFEPSの核になっています。
ただし、ここで落とし穴が2つあります。
語呂のPやAが、教科書や塾によって“混ざる”
stopはtoも置けるが、意味が変わる
この2つが、メガフェプスを暗記した人の混乱ポイントです。次で分けて整理します。
Pはput offとpostponeとpracticeが混ざる問題
Pが混乱する理由は、「P=practice」だけで終わらず、延期する系の熟語・動詞がセットで紹介されることが多いからです。代表が次の2つです。
put off(延期する)
postpone(延期する)
どちらも「予定していた行為を先に延ばす」ニュアンスなので、後ろには“やるはずだった行為”が来やすく、結果として ing が選ばれます。
We put off going on a trip.(旅行に行くのを延期した)
They postponed holding the meeting.(会議を開くのを延期した)
She postponed telling him the truth.(彼に真実を伝えるのを先延ばしにした)
覚え分けのコツは、「延期する=未来の話なのに、なぜtoじゃないの?」という疑問を抱いたときに、次の視点を持つことです。
put off / postpone が目的語として受け取るのは「目的」ではなく「延期の対象(行為そのもの)」
つまり「〜すること」を名詞として置く感覚が強い
その“名詞化”に ing が使われる
さらに試験対策としては、まずは次の形だけ固定すると十分です。
put off doing
postpone doing
practice doing
Pは「practice」だけで覚えても点は取れますが、上位校や文法問題が多い試験では put off / postpone が混ざって出ることがあります。よく出る3点セットとして、同じ箱に入れてしまうのが効率的です。
Aはavoidだけでなくadmitが入る場合がある
Aも記事や講義によって揺れます。核としては avoid が最優先ですが、拡張として admit(認める)が混ざるケースがあります。
He admitted making a mistake.(彼はミスをしたことを認めた)
She admitted lying to her parents.(彼女は親に嘘をついたことを認めた)
なぜingなのかを理解しようとすると、次の感覚が役に立ちます。
admit の目的語は「認める内容(事実・行為)」
「〜したこと」という既に起きた事柄を置きやすい
その“出来事の名詞化”に ing が選ばれやすい
受験では、まず核8語を固めたうえで、次の順番で拡張を足すのが安全です。
avoid(最優先)
admit(次点)
この「優先順位」を決めずに、語呂を増やしてしまうと暗記が崩れます。Aは「avoidを確実にしてからadmit」という順に固定しておくと、迷いが減ります。
動名詞とto不定詞の見分け方
まずは意味で判断するための基本イメージ
「動名詞とto不定詞の使い分け」は、最終的には個別の動詞ごとの型を覚える必要があります。ただ、丸暗記だけにすると忘れやすいので、最低限のイメージを持っておくと復習が速くなります。
to不定詞(to do):目的、これからすること、意志、向かう先
動名詞(doing):行為そのもの、経験、習慣、すでに起きたこととしての出来事
たとえば、次のように「目的」がはっきりしている動詞は to が来やすいです。
want to do(〜したい)
hope to do(〜したいと望む)
decide to do(〜すると決める)
plan to do(〜する計画だ)
一方で、次のように「行為そのもの」を対象として扱いやすい動詞は doing が来やすいです。
enjoy doing(〜するのを楽しむ)
avoid doing(〜するのを避ける)
finish doing(〜し終える)
practice doing(〜する練習をする)
このイメージは「絶対法則」ではありませんが、迷ったときに頭の中の交通整理をしてくれます。特に受験では、まず MEGAFEPSはing と割り切り、例外枠を別に作るのが安定します。
両方OKの動詞は意味が変わるパターンを押さえる
メガフェプスを覚えた人が最も混乱するのは、「ingしか取らない」と覚えたはずの動詞に toがついている例文を見たときです。その代表が stop です。
stop doing:〜するのをやめる
stop to do:〜するために立ち止まる/中断して〜する
例文で比べると違いがはっきりします。
He stopped smoking.(タバコをやめた)
He stopped to smoke.(タバコを吸うために立ち止まった)
前者は「smoking(喫煙という行為)を止めた」。後者は「stop(立ち止まる)→ to smoke(目的:吸うため)」です。つまり、同じstopでも、後ろの形が違うと、意味の軸が変わります。
同じように、両方OKで意味が変わる(または強く変わりやすい)動詞は、まとめて別枠で覚えるのが最短です。
remember doing:したことを覚えている(記憶がある)
remember to do:するべきことを覚えている(忘れずにする)
forget doing:したことを忘れる(記憶から抜ける)
forget to do:するのを忘れる(未実行)
try doing:試しにやってみる(実験的)
try to do:〜しようと努力する(挑戦・努力)
この枠は、MEGAFEPSの暗記とは性質が違います。ここを同じ箱で扱うと、「ingだっけ?toだっけ?」という記号の迷路になります。そうではなく、意味の対立(記憶 vs 予定、試す vs 努力)として覚える方が忘れにくいです。
試験での最短チェックリスト
テスト中に「toかingか」で止まると、時間も失点も増えます。そこで、機械的に処理できるチェックリストを用意します。迷ったら、次の順番で確認してください。
□ 1:その動詞はMEGAFEPSの核8語に入っているか
入っている → 基本は ing を選ぶ(まず迷わない)
□ 2:その動詞は「両方OKで意味が変わる枠」か(stop / remember / forget / try など)
そうなら → 意味で決める(やめる=ing、目的=to、未実行=to など)
□ 3:拡張で見たことがある動詞か(deny / admit / suggest / consider / miss / imagine など)
見たことがある → まず ing を疑う
□ 4:それでも不安なら、文脈で「目的」か「行為そのもの」かを読む
目的ならtoが自然なことが多い
行為を名詞化して置いているならingが自然なことが多い
この手順で大切なのは、“迷ったらto”をしないことです。受験英語では「toを置きたくなる罠」を作りやすいので、迷ったらまずMEGAFEPS(ing)や拡張(ing)を疑う方が、得点は安定します。
メガフェプス拡張版の扱い方
メガフェプスダとDAPAMICSなどの追加セット
MEGAFEPSだけでは足りない、と感じる場面が出てきます。たとえば、学校や塾で「メガフェプスダ」などと言って、追加で動詞が配られるケースです。代表的な追加語群には次のようなものがあります。
deny(否定する)
admit(認める)
suggest(提案する)
consider(検討する)
miss(し損なう)
imagine(想像する)
この拡張を扱うときのポイントは、“全部暗記”を目標にしないことです。なぜなら、拡張語群には複数の語呂が存在し、学校・教材によって採用セットが異なるからです。重要なのは、受験や定期テストで問われやすいものから順に「自分の固定リスト」に入れることです。
受験で優先すべき追加動詞の順番
拡張は、出やすさとミスりやすさで優先順位を付けるのが合理的です。おすすめの順番は次の通りです(核8語が前提です)。
deny doing(〜したことを否定する)
She denied stealing the money.(お金を盗んだことを否定した)
admit doing(〜したことを認める)
He admitted cheating.(カンニングしたことを認めた)
suggest doing(〜することを提案する)
I suggest taking a taxi.(タクシーに乗ることを提案する)
consider doing(〜することを検討する)
We considered moving abroad.(海外へ移住することを検討した)
miss doing(〜し損なう、〜を逃す)
I miss seeing my friends.(友達に会えないのが寂しい)
I missed catching the last train.(終電に乗り損ねた)
imagine doing(〜することを想像する)
Can you imagine living there?(そこに住むのを想像できる?)
ここまでを入れると、受験での語法問題のカバー範囲がかなり広がります。逆に言えば、核が曖昧なまま拡張に突っ込むと、暗記が崩れて両方忘れます。まず核、次に拡張の順が鉄則です。
覚え方を崩さない暗記設計
暗記が崩れる最大の原因は、語呂を増やして境界が曖昧になることです。おすすめは「箱」を分けるやり方です。
箱A:MEGAFEPS核8語(最優先・反射レベル)
箱B:拡張6語(deny / admit / suggest / consider / miss / imagine)
箱C:両方OKで意味が変わる動詞(stop / remember / forget / try)
さらに、覚え方を“作業”として固定すると強いです。以下の手順でノートや単語カードを作ると、復習効率が上がります。
各動詞につき「OK例文を1つ」「NG例を1つ」書く
OK例文は、主語だけ変えて2パターン作る(I / He / They など)
間違えた問題に出た形を、そのまま例文として箱に追加する(自分専用データになる)
暗記は量より「自分の誤答の蓄積」が効きます。語法は特に、間違えた型ほど強く記憶に残ります。だからこそ、誤答を材料にして例文を増やすのが最短です。
問題で落とさないための例文とトレーニング
頻出例文テンプレ10本
暗記を「単語」でやると抜けやすいので、1文で型を丸ごと覚えるのが効果的です。以下は、頻出の型がそのまま入るテンプレです。音読して、語順ごと体に入れるのが最短です。
I enjoy studying English after school.
Would you mind closing the door?
He gave up playing video games.
She avoided talking about the problem.
I finished doing my homework.
They escaped being seen by anyone.
We practiced speaking English every day.
Please stop making noise in the library.
He admitted telling a lie.
I suggest taking a short break.
さらに、定着を上げるために「入れ替え練習」をします。たとえば enjoy の文は、studying を reading / cooking / jogging に変えるだけで練習量が増えます。
I enjoy reading novels.
I enjoy cooking at home.
I enjoy jogging in the morning.
この“入れ替え”ができると、テストの空所補充でも反射で形が出ます。
空所補充で間違えるポイント
空所補充は「形の見分け」が問われるので、ミスはだいたいパターン化します。典型的なのは次の3つです。
動詞は合っているのにtoを入れてしまう
enjoy ( ) English. → to study を入れてしまう
avoid ( ) mistakes. → to make を入れてしまう
stopの意味を読まずに一律ingにする/一律toにする
He stopped ( ) smoke. が「やめた」か「吸うために止まった」かで答えが変わる
suggestの後ろをtoにしてしまう
suggest ( ) a break. → to take としてしまう(定番の罠)
対策は、問題を見た瞬間に“処理順”を回すことです。次の一行を、答案用紙に書くつもりで頭に置いてください。
MEGAFEPSならing、両方OKなら意味で決める、拡張も基本ing
この一本柱だけで、空所補充の失点はかなり減ります。
並べ替えで崩れるポイント
並べ替えは、選択肢に to が紛れているだけで引っ張られます。そこで、並べ替えの攻略は「見た瞬間に箱を決める」ことです。
たとえば次の並べ替え(空欄を埋めて英文完成)を考えます。
I ( enjoy / English / to / study / studying ).
→ 正解は enjoy studying の型です。
ここで迷う人は「study」が見えた瞬間に to を使いたくなります。対策は次です。
enjoy を見た瞬間に 箱A(MEGAFEPS)=ing と決める
すると、studying が確定して、残りが自然に並ぶ
もう一つ、stopの並べ替えは頻出です。
He ( stopped / to / smoke / smoking ).
文脈が「禁煙」なら stopped smoking
文脈が「歩いていて一服」なら stopped to smoke
並べ替えのstopは、文脈読解が必要です。問題文の前後に「because he wanted…」「in order to…」「for a break」など、目的を示す語があれば to を疑い、「quit」「no longer」など“やめる”方向なら ing を疑う、という読み方が安定します。
メガフェプスでよくある質問
メガフェプスだけ覚えれば十分ですか
短期的に点を伸ばすなら、まずはMEGAFEPS核8語を完璧にするのが最優先です。核が完璧なら、定期テスト〜標準的な入試の語法での失点は大きく減ります。
一方で、模試や入試で「もう一段上」を狙うなら、次の2つを足すと効果が出ます。
拡張(deny / admit / suggest / consider など)
両方OKで意味が変わる動詞(stop / remember / forget / try)
この2つは性質が違うので、核の延長でごちゃ混ぜにせず、「箱B」「箱C」と分けると崩れません。
メガフェップス表記や派生語呂の違いは
「メガフェプス」「メガフェップス」は、表記の揺れとして考えて問題ありません。重要なのは呼び方ではなく、中身の動詞と型が同じかです。
また、派生語呂(メガフェプスダ、別の拡張語呂など)は教材によって違いが出ます。ここで混乱しないためのコツは次の通りです。
核8語(MEGAFEPS)は固定する
派生は「自分の学校・模試で出るもの」だけを箱Bに追加する
増やすたびに、例文を1つ作って箱に貼り付ける
こうしておくと、呼び方が変わっても中身が崩れません。
suggestやconsiderはtoを取れないのですか
試験対策としては、suggest と consider は 基本的に doing を取ると押さえるのが安全です。
I suggest taking a break.
We considered buying a new computer.
「toが来るかもしれない」という不安が出るのは自然ですが、少なくとも学校文法・受験の語法では、suggest/consider の直後に to 不定詞を置く形は誤りとして扱われることが多いです。迷いが残る場合は、次の方針が有効です。
答案でブレないことを最優先にし、まずは doing を固定する
模試や学校の教材で出た形を「自分の正解」として例文に残す
語法は、正確さ以上に「試験での一貫性」が得点に直結します。
stop/remember/tryのように意味が変わる動詞はどう扱うべきですか
最短の答えは、MEGAFEPSと切り分けて、意味のペアで覚えることです。形を暗記するのではなく、意味の対立として整理すると崩れません。
stop doing:〜するのをやめる
stop to do:〜するために止まる
remember doing:したことを覚えている
remember to do:するのを忘れない
try doing:試しにやってみる
try to do:〜しようと努力する
この3セットだけでも、入試・定期テストの出題に十分対応できます。余裕が出てきたら forget や regret などを同じ“意味ペア”で追加していくと、理解が広がります。
まとめ
メガフェプスは、英語の語法で頻出の「動詞+目的語の形」を、最小の暗記で押さえるための強力な語呂です。得点を安定させるには、次の順番が最短です。
MEGAFEPS核8語は反射で出せるまで固める(enjoy/avoid/finish などで止まらない状態)
次に、必要に応じて 拡張(deny/admit/suggest/consider…)を頻出順に追加する
そして、混乱の原因になりやすい 両方OKで意味が変わる動詞は別枠で“意味ペア”として覚える(stop/remember/try)
最後に、学習の仕上げとしておすすめなのは、この記事の表とチェックリストをそのままノート化し、間違えた問題の文を例文として追記することです。語法は「自分の誤答ログ」が増えるほど強くなります。派生語呂が登場しても、「核→拡張→両方OK」の箱分けを守れば、暗記は崩れず、試験でも迷いにくくなります。