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MBTI色分けを完全整理!4色の意味と16タイプ対応、食い違いの直し方

SNSで「紫」「緑」「青」「黄」といった色付きのタイプ表を見かけて、「これって何の色?」「自分はどれ?」「友だちと色が違うのはなぜ?」と戸惑ったことはありませんか。
結論から言うと、この色分けは多くの場合、16タイプを4つのグループにまとめて把握するための“見取り図”です。ただし、記事や投稿によって色の割り当てがズレることもあり、ここを曖昧なまま話題にすると「どれが正しいの?」と余計に混乱しがちです。

本記事では、まず4色の意味と16タイプ対応表を一目で整理し、次に色が食い違う理由と基準の揃え方を手順で解説します。さらに、会話や職場で使うときに起きやすい「決めつけ」を避けるために、そのまま使える声かけテンプレも用意しました。
読み終わる頃には、色分けの話題に自信を持って参加でき、相手とのすれ違いも減らせるはずです。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

MBTI色分けとは何か

ネット上で広く流通しているこの色分けは、主に16Personalitiesなどの“16タイプ系診断”が採用する4つのグループ表示(4ロール)を、見やすくするために色で表したものです。

一方で、注意しておきたい点もあります。
「MBTI」という言葉自体は、商標・運用基準を持つMBTI®(Myers-Briggs Type Indicator)を指す場合があり、公式のMBTI®とSNSで流通する“16タイプ系診断”は同一ではありません。日本MBTI協会も、ネットで流通する“MBTI風”の診断と公式MBTI®の混同に注意喚起しています。
つまり、「色分けの話題」は多くの場合、MBTI®そのものの公式仕様というより、16Personalitiesの表示・コミュニティ慣習として理解するのが安全です。

よくある4色は16Personalitiesの4ロール表示

16Personalitiesは、16タイプを大きく4つのロール(Role)にまとめて説明しています。

  • Analysts(分析家):直感(N)×思考(T)=NT

  • Diplomats(外交官):直感(N)×感情(F)=NF

  • Sentinels(番人):現実(S)×判断(J)=SJ

  • Explorers(探検家):現実(S)×柔軟(P)=SP

そして16Personalitiesの日本語ページにも、ロゴの説明として「4色の点がロールを表す」趣旨が記載されています。
このため、SNSで見かける「紫=分析家」「緑=外交官」「青=番人」「黄=探検家」という整理は、16Personalitiesの表示に沿った理解としては自然です(ただし派生記事で色の入れ替えが起きる場合があるため、後述の“基準確認”が重要です)。

MBTIと16タイプ診断が混同されやすい理由

混同が起きる最大の理由は、16Personalitiesが「INTJ」など、MBTIでよく知られる4文字コードに似た表記を使っている点です。そのため会話上は「MBTI診断した?」と言われても、実際は「16Personalitiesや類似の16タイプ診断をやった?」という意味で使われていることが少なくありません。

ただし、16Personalitiesは自社の枠組み(フレームワーク)を説明するページを持ち、MBTIの理論そのものと同一ではないことが読み取れます。
また、公式MBTI®は商標・運用ガイドが存在し、検査項目や取り扱いに許諾が必要であることも示されています。
この背景を踏まえると、色分けの話題は「公式MBTI®の決まり」というより、「16タイプ系診断でよく使われる分類」として扱った方が、誤解が起きにくくなります。


MBTI色分け4色の対応表

ここでは、もっとも流通量が多い「16Personalitiesの4ロール表示に基づく配色」を基準として、対応表を整理します。まずは表で全体像をつかみ、次に各色の“会話で使える要点”を短く押さえると理解が速くなります。

4色グループ対応表

グループ名 含まれる16タイプ ひとことで言うと
分析家 INTJ / INTP / ENTJ / ENTP 仕組みや戦略を考え、改善点を見つける
外交官 INFJ / INFP / ENFJ / ENFP 価値観や理想を軸に、人の気持ちを読む
番人 ISTJ / ISFJ / ESTJ / ESFJ ルールや段取りで、安定して回す
探検家 ISTP / ISFP / ESTP / ESFP 体験や行動で、場を動かし調整する

この4ロールの説明は、16Personalitiesの「Roles Defined」に明確に記載されています。

以降は、「その色の人はこうだ」と決めつけるのではなく、あくまで“意思決定の癖を推測するための目印”として読んでください。色は便利ですが、便利なほど雑に使うとトラブルになりやすいからです。後半で安全に使う方法を、具体的なテンプレと一緒に示します。

紫のタイプ一覧とキーワード

紫(分析家)は、NT(直感×思考)を共有するグループです。共通する傾向としては、「なぜそうなる?」「仕組みとして矛盾がない?」といった構造・論理・最適化への関心が強めに出やすい点が挙げられます。

  • INTJ:見通しを立て、長期の設計図を描くのが得意

  • INTP:概念を掘り下げ、矛盾を見つけて整えるのが得意

  • ENTJ:目標と資源を整理し、意思決定して推進するのが得意

  • ENTP:発想を広げ、議論から可能性を引き出すのが得意

会話での“使える観察ポイント”

  • 目的や前提が曖昧だと、話が進みにくくなる

  • 「例外は?」「再現性は?」「根拠は?」を確認したがる

  • 感情の共有より、論点の整理で安心しやすい

声かけテンプレ(摩擦を減らす言い方)

  • 「目的を一文で揃えたいです。いまのゴールは何ですか?」

  • 「判断基準を決めませんか。コスト・時間・品質ならどれ優先ですか?」

  • 「反対意見というより、リスクが気になります。起こり得る最悪は何ですか?」

避けたい言い方(NG)

  • 「細かいこと気にしすぎ」

  • 「理屈っぽい」
    これらは人格批判に聞こえやすく、議論の生産性を下げます。代わりに「判断基準を揃える」「前提を確認する」といった“作業”として言語化すると、衝突が減ります。

緑のタイプ一覧とキーワード

緑(外交官)は、NF(直感×感情)を共有するグループです。共通する傾向としては、「何が大事?」「その選択は誰を幸せにする?」といった価値観・理想・共感への関心が強めに出やすい点が挙げられます。

  • INFJ:理想を描き、現実への落とし込みを静かに考える

  • INFP:内側の価値観に忠実で、意味のある選択をしたい

  • ENFJ:人を巻き込み、合意形成しながら進めるのが得意

  • ENFP:可能性を見つけ、前向きな空気をつくるのが得意

会話での“使える観察ポイント”

  • 「その案で人はどう感じるか」を先に考える

  • 冷たい正論だけだと、納得が追いつかないことがある

  • 理想や方向性が見えると、一気に推進力が上がる

声かけテンプレ

  • 「その案で大事にしたい価値は何ですか?」

  • 「関係者が納得するポイントはどこだと思いますか?」

  • 「理想はこう、現実はこう。両方満たす落としどころを一緒に探したいです」

NG

  • 「感情で決めてるよね」

  • 「きれいごと」
    代わりに「価値観」「納得条件」「関係者の受け止め」を“要件”として扱うと、対話が噛み合いやすくなります。

青のタイプ一覧とキーワード

青(番人)は、SJ(現実×判断)を共有するグループです。共通する傾向としては、「手順」「責任」「再現性」「安定運用」への関心が強めに出やすい点です。

  • ISTJ:ルールと品質を守り、堅実に積み上げる

  • ISFJ:相手の負担を減らし、丁寧に支える

  • ESTJ:役割と締切を定め、進行を管理する

  • ESFJ:協力体制を整え、場を回す

会話での“使える観察ポイント”

  • 役割分担や締切が曖昧だと不安になりやすい

  • 実績や事実ベースの説明で納得が進みやすい

  • 変更が多いと疲れやすく、運用設計があると強い

声かけテンプレ

  • 「担当・期限・手順を先に揃えたいです。表にして決めませんか?」

  • 「この運用で、例外処理はどうしますか?」

  • 「まず現状の手順を棚卸しして、改善点を一つずつ潰しませんか?」

NG

  • 「融通が利かない」

  • 「保守的」
    代わりに「安定運用のために必要な条件は何か」と問い、同じゴールに向けた設計議論に変えるのが安全です。

黄のタイプ一覧とキーワード

黄(探検家)は、SP(現実×柔軟)を共有するグループです。共通する傾向としては、「まず試す」「状況に合わせて調整する」「体験から学ぶ」への関心が強めに出やすい点です。

  • ISTP:状況を観察し、実用的に直すのが得意

  • ISFP:自分の感覚に忠実で、心地よい選択を重視

  • ESTP:機会を掴み、スピードで突破する

  • ESFP:場を盛り上げ、周囲を巻き込む

会話での“使える観察ポイント”

  • 長い計画より、短いサイクルで回すと力を発揮しやすい

  • 机上の空論より、試作・検証で納得しやすい

  • ルールが多すぎると動きが止まりやすい

声かけテンプレ

  • 「まず小さく試しませんか。1週間で検証できる形にしましょう」

  • 「やりながら修正してOKにします。最初の成功条件だけ決めたいです」

  • 「現場の感触を聞かせてください。何が一番ネックですか?」

NG

  • 「落ち着きがない」

  • 「計画性がない」
    代わりに「短期検証」「最小実験」「改善サイクル」に翻訳すると、強みとして機能しやすくなります。


MBTI色分けの意味をつかむコツ

色分けを「当てる遊び」で終わらせず、役に立つ理解に変えるにはコツがあります。ポイントは、色をラベルではなく、観察の取っかかりとして扱うことです。

色は性格診断ではなく傾向の目印として使う

よくある失敗は、「色=性格の本質」と捉えてしまうことです。しかし実際の人間は、育った環境、職場の役割、ストレス状態、経験値によって行動が大きく変わります。同じタイプでも、家では静かなのに職場では仕切り役、といったことは普通に起こります。

そこで、色分けの安全な使い方としては次の3段階が現実的です。

  1. 仮説を立てる:「この人は段取り重視かもしれない」

  2. 質問で確認する:「進め方は手順を先に決めたいタイプですか?」

  3. 行動で調整する:合わなければ仮説を捨てる

この“仮説→確認→調整”を守ると、色分けは人を縛る道具ではなく、会話を楽にする道具になります。

4色から入って16タイプは後で覚える

16タイプをいきなり暗記しようとすると挫折しやすいですが、4色→グループ特徴→代表的な会話傾向、の順に入れると一気に理解が進みます。おすすめの覚え方は以下です。

  • 紫=「仕組み・最適化」

  • 緑=「価値観・共感」

  • 青=「段取り・安定」

  • 黄=「体験・即調整」

その上で、友だちのタイプが分かっているなら「青の中でもISTJ/ESFJで違う」など、必要になった段階で16タイプを確認すれば十分です。

タイプ論を使うときの最低限のガードレール

拡散しやすい話題ほど、炎上の芽も混ざります。色分けやタイプ論を使うなら、最低限この3つを守ると安全です。

  • 人格の優劣にしない:「紫が賢い」「青はつまらない」などは即アウト

  • 相手の可能性を狭めない:「あなたはこの色だから無理」は言わない

  • 本人の自己理解を尊重する:他人が勝手にタイプを決めない

日本MBTI協会が強調するMBTI®の目的は、他者理解や自己理解を深め、許容度を高めることにあります。
ネット上の色分けでも、この方向性に沿って使うほど、健全で役に立つ形になります。


MBTI色分けがサイトで違うのはなぜ

「私は緑って言われたのに、別の記事だと紫っぽい」――この混乱は非常によく起こります。原因を一言で言えば、色分けの“規格”が一つではないからです。

色分けは公式MBTIの統一仕様ではない

まず押さえておきたいのは、MBTI®は商標であり、検査項目や利用にもガイドや許諾が関わる領域だという点です。
日本MBTI協会も、公式MBTI®は「単なる性格診断」ではなく、認知スタイル理解を深める枠組みであることを説明しています。

一方で、SNSで「MBTI」と呼ばれているものの多くは、16Personalitiesなどの“16タイプ系診断”で、そこでは4ロール(NT/NF/SJ/SP)が使われ、色は視覚的な補助として配置されます。
つまり、色分けの話題は「公式MBTI®の統一仕様」ではなく、主に16タイプ系診断の表現だと理解するのが混乱回避に直結します。

友だちと色が食い違うときの基準判定フロー

食い違いが起きたとき、いちばん効くのは「どっちが正しいか」を争うことではなく、「同じ辞書で話す」ことです。次のフローで揃えてください。

  1. 参照元を確認(16Personalities公式?派生まとめ?独自解釈の投稿?)

  2. Role名を照合(分析家/外交官/番人/探検家 が書かれているか)

  3. NT/NF/SJ/SP表記を確認(書かれていれば16Personalities系の可能性が高い)

  4. 色とRoleの対応が一致するか確認(記事内で入れ替わっていないか)

  5. ここまでで一致しないなら、“別体系の色分け”として扱う

    • 例:「記事Aは紫=分析家、記事Bは紫=別のグループ」など

この手順を踏むと、「色が違う=自分のタイプが変」という話ではなく、「参照している地図が違う」という話に変わります。安心して話題に参加できるようになります。

ありがちな混乱パターンと対処

パターン1:色だけを見てRole名を見ていない

  • 対処:色ではなく、Role名(分析家など)で合わせる

パターン2:同じ色でも記事が独自配色

  • 対処:NT/NF/SJ/SPが本文にあるか確認(あればRole基準に戻れる)

パターン3:そもそも「MBTI=公式」と信じて色分けを公式扱いしている

  • 対処:MBTI®と16タイプ系診断の違いを先に共有する(揉めにくい)


MBTI色分けを人間関係に活かす方法

色分けを本当に役立てるなら、「相性占い」よりも「すれ違いの翻訳機」として使うのが正解です。人間関係の摩擦は、性格の善悪ではなく、たいてい「判断軸が違う」「前提が違う」「伝え方が違う」ことで起こります。色分けは、その違いを仮説として見立て、伝え方を調整するための道具になります。

会話が噛み合わないときに役立つ見立て術

会話が噛み合わないとき、相手はあなたを否定しているのではなく、単に「重要だと思っているポイント」が違うだけかもしれません。次の見立てで、衝突を減らせます。

  • 紫っぽい反応:前提・目的・根拠が曖昧だと止まる

  • 緑っぽい反応:価値観・影響範囲・納得が見えないと止まる

  • 青っぽい反応:手順・責任・締切が曖昧だと止まる

  • 黄っぽい反応:試せない・動けない・現場感がないと止まる

ここで大事なのは、「相手は紫だ」と断定するのではなく、「いま相手が止まっている理由は何か」を仮説として置くことです。

場面別:観察ポイントと声かけテンプレ集

場面 観察ポイント 声かけ例(テンプレ) NG例
会議で結論が出ない 判断基準が揃っていない 「判断基準を先に決めませんか。コスト・時間・品質の優先は?」 「早く決めて」
相手が納得しない 影響範囲・価値観が不明 「この案で大事にしたい価値は何ですか?関係者の不安はどこ?」 「感情的だね」
進行が遅い 手順・担当が曖昧 「担当・期限・手順を表にして決めたいです。例外はどうしますか?」 「融通きかない」
机上の空論になりがち 検証手段がない 「まず小さく試しませんか。1週間で検証できる形にします」 「計画性ない」
LINEが噛み合わない 情報粒度が合わない 「結論→理由→次の行動、の順で送りますね。必要情報ありますか?」 「読んでよ」
指示が通らない 成果物イメージがズレている 「完成形のサンプルを見せます。ここまででOKのラインは?」 「普通わかるでしょ」

この表は、タイプ当てではなく、コミュニケーションの摩擦を下げる運用表です。保存しておくと、仕事でも友人関係でも応用できます。

職場での役割分担に使うときの安全なコツ

色分けを職場に持ち込むとき、最も危険なのは「固定配置」です。

  • 「青だから運用だけ」

  • 「黄だから企画は無理」
    こうした言い方は、人の可能性を狭めて反発を招きます。

安全に使うなら、次のように運用してください。

  1. 本人の希望と得意を先に聞く(色より先)

  2. 色分けは“補助情報”として、役割候補を広げる

  3. 期間を決めて試し、合わなければ変える(固定しない)

役割の当て方(例)

  • 紫:課題整理、要件定義、リスク洗い出し、改善案

  • 緑:合意形成、顧客理解、チームの温度管理、メッセージ設計

  • 青:進行管理、手順化、品質管理、運用設計

  • 黄:試作、検証、現場対応、短期改善サイクル

この使い方だと、色分けは「人を縛るラベル」ではなく、「チームが回るための補助線」になります。

相性を決めつけずに衝突を減らす考え方

色分けが流行ると、必ず「この色とは相性が悪い」「この色は苦手」といった話に寄りがちです。ただ、相性は“好き嫌い”というより“摩擦が起きやすい点”の予測として扱う方が健全です。

たとえば、紫×緑で衝突が起きるのは、どちらが悪いからではなく、

  • 紫:論点整理が先

  • 緑:納得と影響配慮が先
    という“順番”が違うからです。
    この場合は「順番を両方入れる」ことで解決することが多いです。

  • 先に価値観(緑)を共有→次に判断基準(紫)を揃える
    あるいは逆でも構いませんが、両方を入れるだけで摩擦は減ります。


MBTI色分けでよくある誤解と注意点

ここは拡散力にも直結します。注意点が明確な記事ほど、安心してシェアされます。

色は一生固定ではないのか

ネット診断の結果は、回答時の気分・置かれた状況・自己認識の変化で揺れます。さらに、公式MBTI®は単なる「性格診断」ではなく、認知スタイルの理解を深める枠組みとして説明されています。
したがって、色やタイプは「一生固定の烙印」として扱わず、定期的に見直し、今の自分を理解するヒントとして使うのが現実的です。

他人のタイプを勝手に決めてよいのか

結論としてはおすすめできません。
理由は2つあります。

  1. 本人の内面(動機や判断軸)は外から確定できない

  2. 当たっていても、言われ方次第で“決めつけ”として不快になりやすい

どうしても話題にしたい場合は、次の言い方が安全です。

  • 「もしよかったら、どのタイプ(または色)って出た?」

  • 「私はこう出たんだけど、当たってる気がする?」
    このように、相手の自己申告と、相手の解釈を尊重する形に寄せるとトラブルになりにくいです。

“色分け”を使うほど人間関係が楽になる人・逆に疲れる人

色分けが向くのは、次のような人です。

  • 人の違いを、優劣ではなく“違い”として整理したい

  • 伝え方を調整して、衝突を減らしたい

  • 会話の取っかかりがほしい

逆に、疲れやすいのは次のケースです。

  • 色を“確定診断”と信じてしまう

  • 相性の良し悪しで人を切り分けてしまう

  • 他人を分類して安心しようとしてしまう

後者に当てはまるときは、色分けを一旦脇に置き、「相手が何を大事にしているか」を質問で確かめる方が、人間関係の改善に直結します。


MBTI色分けを最短で使いこなす手順

最後に、今日から迷わない“最短ルート”をまとめます。

ステップ1:自分の参照元を決める

まず「どの体系の色分けか」を揃えます。多くの人は16Personalities系を参照しているため、会話の互換性を取りやすいです。16Personalitiesは4ロール(NT/NF/SJ/SP)を明示しているため、基準としても扱いやすいです。

ステップ2:色→ロール名→NT/NF/SJ/SPで固定する

会話では色より、ロール名とNT/NF/SJ/SPで話すとブレが減ります。

  • 「紫」だけ:派生記事の独自配色でズレる可能性

  • 「分析家(NT)」:意味が固定され、ズレにくい

ステップ3:相手を断定せず、質問で確認する

テンプレはこれです。

  • 「進め方って、手順を固めてから進めたい?それとも試しながらがいい?」

  • 「納得するために、事実(数字)と気持ち(影響)どっちが先に必要?」
    この2問だけで、すれ違いの原因が見えやすくなります。

ステップ4:結果が外れたら“仮説を捨てる”のが正解

色分けは当てるためではなく、会話を楽にするための道具です。外れたら修正すればよいだけです。外れたのに固執すると、レッテル貼りになります。仮説の更新まで含めて使うと、最も賢い使い方になります。


よくある質問

自分の色はどうやって調べる?

手順はシンプルです。

  1. 自分の16タイプ(例:ENFP)を確認する

  2. 対応表で色(ロール)を確認する

  3. 人と共有するときは「分析家(NT)みたいにロール名も添える」

色そのものより、ロール名(分析家など)とNT/NF/SJ/SPを添えると誤解が減ります。

16Personalitiesの色分けはMBTIの公式?

一般にSNSでいう色分けは、主に16Personalitiesの4ロール表示を色で示したものです。16Personalitiesは独自の枠組みを説明しており、公式MBTI®と同一視しない方が安全です。
またMBTI®は商標・許諾の話があり、取り扱いにガイドが存在します。

色だけで相手を判断してよい?

おすすめしません。色は“傾向の目印”であり、断定すると関係が悪化しやすいです。
安全ルールは次の3つです。

  • 断定ではなく仮説

  • 質問で確認

  • 外れたら捨てる

友人と色が食い違う時はどうする?

「基準を揃える」が答えです。

  • 参照元を確認

  • Role名(分析家など)を照合

  • NT/NF/SJ/SP表記で固定
    この手順で、ほぼ解消します。


まとめ

紫・緑・青・黄の色分けは、多くの場合、16Personalities系が用いる4ロール(分析家・外交官・番人・探検家)を見やすくする表現です。色分けそのものが公式MBTI®の世界共通規格というわけではないため、混乱したときは「どの基準の話か」を揃えるのが最短です。

そして、色分けを役に立つ道具に変えるコツは、当てることではなく、すれ違いを翻訳することです。

  • 色は仮説

  • 質問で確認

  • 外れたら更新
    この使い方を守れば、会話も職場も楽になり、しかも揉めにくくなります。


参考にした情報源

16Personalities(日本語版) https://www.16personalities.com/ja
16Personalities|Roles Defined https://www.16personalities.com/articles/roles-defined
16Personalities|Our Framework https://www.16personalities.com/articles/our-theory
The Myers-Briggs Company|MBTI Guide to Permissions and Trademarks https://www.myersbriggs.org/using-type-as-a-professional/mbti-permission-trademarks/
The Myers-Briggs Company|Copyright and Permissions https://www.themyersbriggs.com/en-US/Support/Copyright-and-Permissions
日本MBTI協会(公式) https://www.mbti.or.jp/
日本MBTI協会|MBTIとは https://www.mbti.or.jp/what/
日本MBTI協会|日本MBTI協会について https://www.mbti.or.jp/about/
ダイヤモンド・オンライン|MBTI流行と協会の注意喚起(記事) https://diamond.jp/articles/-/338754?page=4