「マテ茶を毎日飲んだら、体はどう変わるんだろう?」
むくみやだるさ、便通、集中力など、少しでも楽になるなら続けてみたい。一方で、不眠や胃の不調、さらには“発がん性”のような言葉を目にすると、怖くて踏み出せない——そんな気持ちになりやすい飲み物でもあります。
実は、マテ茶の「飲み続けた結果」は、体質だけで決まるものではありません。量・温度・時間帯を整えるだけで、感じ方は大きく変わります。特に不安が強い人ほど、ポイントを押さえて“安全に試す”ことが何より大切です。
この記事では、飲み始めてから1週間・1か月・3か月で起こりやすい変化を整理しつつ、気をつけたい副作用のサイン、安心して続けるための飲み方の目安までを分かりやすくまとめます。読み終えたときに「自分はこう飲めばいい」と決められる状態を目指して、一緒に整理していきましょう。
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マテ茶を飲み続けた結果として起こりやすい体の変化
マテ茶を飲み続けた結果は、むくみやだるさの体感が出る人がいる一方、不眠や胃の不調が出ることもあります。
発がん不安は「65℃を超える非常に熱い飲料」が焦点とされ、原因は飲み物の種類より温度が中心です。
冷まして適量・時間帯を決めて続けましょう。
変化が出やすい人の共通点
飲み続けた結果が出やすい人は、実は「体質が特別」なのではなく、生活の中で次の条件を作れていることが多いです。
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毎日の水分摂取が少なく、飲み物の習慣を作るだけで体感が変わる
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甘い飲み物や間食の代わりにマテ茶を置き換えている
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飲む時間を決められる(夕方以降は控える、など)
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濃さを毎日そろえられる(薄すぎたり濃すぎたりしない)
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体調を観察できる(睡眠・胃・動悸のサインに気づける)
逆に言えば、「良いと言われたから」だけで闇雲に飲むと、睡眠が乱れたり胃が荒れたりして、途中で嫌になってしまいます。続けるほど損にならないためにも、最初から“安全運転”で整えるのが近道です。
1週間で感じやすいこと
最初の1週間で起こりやすいのは、体重の急変よりも「日常の軽い体感」です。例えば次のような変化を感じる人がいます。
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夕方のだるさが少し軽い
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口の中がさっぱりして、間食が減る
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食後に眠くなりにくい日が増える
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トイレが近くなる(量が増えたり、利尿を体感する人もいる)
この段階では「良い変化」だけでなく、「合わないサイン」も同時に観察してください。
たとえば、寝つきが悪くなる、胸がドキドキする、胃がムカムカする。こうしたサインが出たら、原因はだいたい次のどれかです。
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量が多すぎる
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濃すぎる
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時間帯が遅い
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空腹で飲んだ
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体質的にカフェインが合いにくい
ここまで切り分けられると、怖さが薄れて「調整すれば続けられる」状態になります。
1か月で差が出やすいこと
1か月くらい続けると、体調の上下がある人でも「平均との差」が見えてきます。感じ方として多いのは次の領域です。
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朝の顔や脚が軽い気がする(むくみの体感)
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食後の重さが少ない日が増える
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間食の回数や量が減る(置き換えがうまくいった場合)
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便通のリズムが整う方向に寄る(ただし個人差が大きい)
便通については誤解が起きやすいので、少し丁寧に整理します。
カフェインを含む飲み物は、体質によっては排尿が増えやすく、結果として水分不足で便が硬くなることもあります。「便秘に良い」と聞いて飲み続けたのに、逆に硬くなった場合は、マテ茶のせいというより“水分の総量”が足りていない可能性が高いです。水やノンカフェイン飲料も合わせて調整すると改善しやすいです。
3か月以降に判断したいこと
3か月を超えると、「続ける価値があるか」を感情ではなく事実で判断しやすくなります。
おすすめは、次の5項目だけを同じ基準で見続けることです。
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睡眠(寝つき・夜中に起きる回数)
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むくみ(夕方の脚、靴下跡、顔の重さ)
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便通(回数より“硬さ”と“すっきり感”)
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だるさ(夕方の疲れ、食後の眠気)
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体重(週平均で見る)
これだけで「合う」「合わない」がはっきりします。
合う人は、生活の中に自然に溶け込む形に変わり、合わない人は、睡眠や胃などの違和感が積み上がっていきます。違和感が積み上がる前に、次章の“出にくい理由”で条件を整えましょう。
マテ茶を飲み続けた結果が出にくい理由
「飲み続けたのに変化がない」と感じる人は珍しくありません。ここで大切なのは、落ち込むより“条件を整える”ことです。多くの場合、原因は体質ではなく設定にあります。
量が少なすぎるか多すぎる
極端に少ないと体感は出にくく、極端に多いと副作用が出やすくなります。
「健康に良いならたくさん」と考えてしまうと、睡眠や胃に影響が出て、続けられなくなります。まずは少量で固定し、体調が安定してから増やす方が結果的に早いです。
目安としては、迷う人ほど次のように段階を作ると失敗が減ります。
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まずは1日1杯から(午前)
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問題がなければ1日2杯へ(午前+午後早め)
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睡眠や胃に影響が出たら即1杯へ戻す
「増やす」のではなく「戻せる」設計にするのが、継続のコツです。
濃度が薄すぎるか濃すぎる
ティーバッグでも茶葉でも、濃度が定まらないと体感はブレます。
薄すぎると「ただのお湯っぽい飲み物」で終わり、濃すぎると眠れない・胃が痛い・動悸がする、となりやすいです。
おすすめは「最初の7日間は同じ濃さで固定」することです。
結果が出るかどうかの前に、“判断できる条件”を作る必要があります。
生活習慣の影響が強すぎる
むくみや体重、便通、疲れは、塩分・睡眠・ストレス・運動で簡単に揺れます。
マテ茶を主役にすると期待外れになりやすいので、位置づけを変えましょう。
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甘い飲み物の代わりにする
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食後のデザート代わりにする
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夜のエナジードリンクをやめる代わりにする(ただし時間帯は早め)
こうした“悪化要因の置き換え”として使うと、飲み続けた結果が見えやすくなります。
期待値が高すぎて変化を見落としている
「痩せる」「肌がきれいになる」など、大きな成果だけを期待すると、小さな変化が見えません。
しかし実際は、小さな変化が積み重なることで生活が変わります。
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夕方の間食が減った
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食後の眠気が軽い
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朝のだるさが減った
こうした変化は十分に価値があります。観察項目を固定すると、こうした“小さな成果”が見えるようになります。
マテ茶を飲み続けた結果として注意したい副作用
マテ茶は日常の飲み物として取り入れやすい一方で、合わない飲み方をすると不調が出ます。ここは怖がるより、早めに見つけて調整するのが正解です。
不眠や落ち着かなさが出るとき
マテ茶にはカフェインが含まれます。感じ方は人によって大きく違い、コーヒーより穏やかに感じる人もいれば、同程度に影響を受ける人もいます。カフェインは量だけでなく、摂る時間帯で睡眠への影響が出やすくなります。
不眠が出るときにやりがちな失敗は「疲れているから濃くする」「夜に飲む量を増やす」です。逆効果になりやすいので避けてください。
今すぐできる調整
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夕方以降をやめる(最優先)
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午後は薄めにする
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1日2杯なら1杯へ戻す
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どうしても飲みたい日は“食後に少量”へ
睡眠が戻ったら、再開は「午前1杯」からが安全です。
胃の不調と空腹時のリスク
空腹で濃いお茶を飲むと、胃がムカムカする人がいます。特に朝イチに起こりやすいです。
「体に良いことをしているはずなのに、なぜ?」と不安になりますが、これは体質とタイミングの問題で、改善しやすい領域です。
今すぐできる調整
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空腹では飲まない(朝は朝食後へ)
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温度を下げる(熱いほど刺激になりやすい)
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濃度を薄める
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胃の違和感が続くなら一度中止して回復を優先する
胃が弱い自覚がある人ほど「薄め・食後・午前」を基本にすると失敗が減ります。
動悸や不安感が出るとき
動悸やソワソワ感は、カフェインの影響や、ストレス状態のときに起こりやすい反応です。
特に「集中したいから」と濃くしたり量を増やしたりすると出やすくなります。
今すぐできる調整
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量を半分にする
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午前だけにする
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濃度を落とす
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体調が不安定な日は飲まない選択をする
動悸や強い不安が繰り返す場合、無理に続けるメリットは小さいです。別の飲み物へ切り替える方が安心です。
飲むのを控えたほうがよい人
次に当てはまる場合は、自己判断で習慣化せず、医師や薬剤師に相談した方が安全です。
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妊娠中・授乳中(カフェインの管理が必要)
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不眠症状が強い、睡眠薬などを使用中
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胃炎・逆流性食道炎などの症状がある
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動悸や不整脈の指摘がある
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カフェインで体調を崩した経験が多い
妊娠中のカフェインについては、公的な注意喚起があり、過剰摂取を避ける考え方が示されています。
マテ茶を飲み続けた結果と発がん不安の正しい整理
「マテ茶は発がん性があるのでは?」という不安は、検索すればするほど大きくなりやすいテーマです。ここは怖い話として受け止めるより、何が焦点なのかを分解すると、判断が一気に楽になります。
非常に熱い飲料は65℃を超える温度が焦点
まず押さえるべきポイントは、国際がん研究機関 が評価対象としているのは「飲み物の種類」だけではなく、“非常に熱い飲料”=65℃を超える温度だという点です。
非常に熱い飲料は「おそらく発がん性がある」と分類され、原因は飲み物そのものというより温度が中心だと説明されています。
また、農林水産省 も日本語で整理しており、**65℃より低い温度のマテ茶の飲用は「分類できない」**と説明しています。
つまり、不安を減らす最短の行動は「冷まして飲む」ことです。
マテ茶そのものより温度と習慣でリスクは変わる
不安が増えると「マテ茶=危険」と短絡しやすいのですが、実際に注意すべきなのは次の組み合わせです。
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熱いまま飲む習慣がある
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毎日大量に飲む
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さらに喫煙や飲酒など別の要因が重なる
逆に言えば、次の習慣に変えると不安は大きく減ります。
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熱いと感じたら少し待つ
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一気飲みしない
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量を増やしすぎない
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体調(睡眠・胃)を優先して調整する
怖い話をゼロにすることはできませんが、「自分でコントロールできる要素」が明確になると、過剰に振り回されなくなります。
リスクを下げる行動指針は冷ますことと増やしすぎないこと
具体策はシンプルです。
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65℃を超える熱さで飲まない(熱いなら冷ます)
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早飲みを避け、ゆっくり飲む
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毎日の量を増やしすぎない
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睡眠や胃に影響が出たら即調整する
温度計を使うのが面倒なら、「猫舌でも普通に飲める温度」を基準にするのが現実的です。熱いのを我慢して飲む必要はありません。
マテ茶を飲み続けた結果を最大化する飲み方の目安
ここからは、読了後に「自分はこうする」と決められるように、具体の設定をまとめます。迷う人ほど、まずは“選べるパターン”から入るのが最短です。
迷ったらこれで決まる飲み方3パターン
次の3つから選んでください。いずれも「冷まして飲む」が共通ルールです。
| パターン | 向く人 | 設定 | 起きやすい失敗 | リカバリ |
|---|---|---|---|---|
| 安全運転 | 不安が強い人、睡眠が大事な人 | 午前に1杯、薄め〜標準 | 体感が弱いと焦る | まず2週間は継続、増やすなら午後早めに半杯 |
| 標準 | 体調が安定している人 | 午前1杯+午後早め1杯 | 夕方以降にずれ込む | 夕方以降をやめて安全運転へ戻す |
| 控えめ継続 | 胃が弱い人、カフェインに敏感な人 | 薄めを1杯で固定 | 濃くしてしまう | 濃度を戻し、食後に変更 |
「標準」を選んでも、睡眠が乱れたらすぐ「安全運転」に戻す。この“戻れる設計”が、飲み続けた結果を出すうえで最も重要です。
1日の目安量とおすすめの時間帯
一般論で何杯と決めるより、体質差がある前提で“安全に試せる順番”を提示します。
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最初の1週間:午前に1杯(食後が無難)
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2週目以降:問題がなければ午後早めに追加してもよい
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避けたい時間帯:夕方以降(睡眠が乱れやすい人ほど避ける)
「午後早め」の目安は、睡眠に影響が出やすい人ほど早めに切り上げることです。迷うなら、午後は飲まずに午前だけで固定した方が、結果的に長く続きます。
温度の目安と淹れ方の考え方
温度は、安心のためにも、飲みやすさのためにも重要です。
一次情報では“65℃を超える非常に熱い飲料”が焦点になっています。
とはいえ、毎回温度計を使うのは現実的ではありません。実装しやすいルールに落としましょう。
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沸騰直後は避ける
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熱いと感じたら少し置く
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猫舌でも飲める温度にする
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早飲みしない
そして、苦味が気になる人は「温度を下げる」だけで飲みやすくなることがあります。濃度調整が難しい人ほど、温度の工夫は効きます。
目的別の飲み分け早見表
「何のために飲むのか」が曖昧だと、飲み続けた結果も評価できません。目的別に、最短で決められる形にします。
| 目的 | おすすめの時間帯 | 量の目安 | 温度 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| むくみが気になる | 午前〜昼 | 1〜2杯 | 冷まして飲む | トイレが近い日は量を減らす |
| 便通を整えたい | 朝食後〜昼 | 1杯から | 冷まして飲む | 水分総量を増やす意識が必要 |
| 集中したい | 午前〜午後早め | 1杯 | 冷まして飲む | 動悸や不安が出たら中止/減量 |
| ダイエット補助 | 間食前〜食後 | 1〜2杯 | 冷まして飲む | 置き換えが主役、飲むだけにしない |
「便通」と「ダイエット」は、特に“飲むだけ”で成果を期待しやすい領域です。置き換え(甘い飲み物・間食の代替)に寄せると、体感が出やすくなります。
続けるか迷ったときのチェックリスト
迷いが出るのは普通です。迷ったら、次のチェックリストで調整してください。
2つ以上当てはまるなら、量か時間帯を見直すか、一度休む判断が安全です。
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□ 寝つきが悪くなった、夜中に目が覚める
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□ 胃がムカムカする日が増えた
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□ 動悸・不安感・落ち着かなさがある
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□ 便が硬くなった(=水分不足のサインかもしれない)
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□ 量が増えて惰性になっている
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□ 「冷ます」ルールが守れない(熱いまま飲んでいる)
特に睡眠は、生活全体の質を左右します。「健康のために飲んで睡眠が崩れる」なら、本末転倒になりやすいです。睡眠が乱れたら、まず安全運転へ戻してください。
マテ茶を飲み続けた結果に関するよくある質問
毎日飲んでも大丈夫ですか
多くの場合、次の条件を守れば、日常の飲み物として取り入れやすいです。
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冷まして飲む(熱すぎない温度)
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量を増やしすぎない
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夕方以降を避ける(睡眠が乱れやすい人ほど)
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胃や動悸のサインが出たらすぐ調整する
「毎日飲むこと」よりも「毎日同じ条件で試すこと」の方が、飲み続けた結果は判断しやすくなります。
夜に飲むなら何時までが目安ですか
個人差が大きいので、迷うなら“夜は飲まない”が最も安全です。
どうしても夜に飲みたい場合は、次の順でリスクを下げてください。
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薄める
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量を半分にする
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食後にする
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睡眠が乱れたら即中止する
夜に飲むことが習慣化すると、寝つきの悪さに気づきにくくなります。睡眠の質が落ちると、むくみや体重、食欲にも影響が出やすいので注意してください。
ティーバッグと茶葉で結果は変わりますか
大きく変わるとすれば、成分そのものより「濃さが安定するかどうか」です。
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ティーバッグ:手軽で一定にしやすいが、薄くなりやすい
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茶葉:濃度調整が自由だが、濃くしすぎると不眠や胃の不調が出やすい
初心者はティーバッグで“条件固定”を作り、慣れたら茶葉に移行するのも良い方法です。
妊娠中や授乳中は飲んでもよいですか
妊娠中・授乳中はカフェイン管理が重要になるため、自己判断で習慣化せず、医師に相談するのが安心です。公的Q&Aでも、妊婦への注意喚起が示されています。
便が硬くなりました。飲み続けるべきですか
便が硬くなるのは、水分不足やカフェインの影響が重なっている可能性があります。次を優先してください。
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マテ茶の量を減らす、または午後をやめる
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水やノンカフェイン飲料を増やす
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食物繊維だけでなく、油分やたんぱく質も含めて食事全体を整える
それでも続くなら、いったん中止して体調を戻し、再開は午前1杯からにしてください。
参考情報と出典
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国際がん研究機関(IARC)Press Release: Drinking coffee, maté, and very hot beverages(PDF)
https://www.iarc.who.int/wp-content/uploads/2018/07/pr244_E.pdf -
農林水産省「マテ茶及び非常に熱い飲料の発がん性分類評価について」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/hazard_chem/coffee.html -
米国国立医学図書館(NCBI Bookshelf)IARC Monographs evaluation summary(Coffee, Mate, Very Hot Beverages)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK543943/ -
厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html -
MedBiol(研究報告)「マテ茶に含まれるポリフェノール、カテキン、およびカフェイン含量の分析」
https://medbiol.sabsnpo.org/EJ3/index.php/MedBiol/article/view/258