マッシュにしたら顔が丸く見えた、パーマをかけたら横に広がって太って見えた、短髪にしたのに幼く見える。そんな経験がある丸顔の男性は少なくありません。原因はセンスではなく、丸顔が強調されやすい形の条件を踏んでしまっているだけです。
本記事では、「この髪型はダメ」と髪型名で決めつけるのではなく、失敗の原因をサイドの膨らみ・重い前髪・トップの潰れという“3つのNG要素”で整理し、あなたの候補が危険かどうかをすぐ判定できるようにします。さらに、丸顔でも似合う形に寄せるための具体条件、美容室でズレなく伝わるオーダー台本、朝の成功率を上げるセット手順と髪質別の対処まで一気通貫でまとめました。
「次は失敗したくない」「仕事でも好印象に見せたい」「自分に似合う基準が欲しい」という方は、まずチェックリストから確認してみてください。読み終える頃には、迷いなく髪型を選べる軸と、今日から再現できる手順が手に入ります。
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丸顔メンズがやってはいけない髪型は髪型名ではなく形で決まる
ここからは「やってはいけない髪型」を、髪型名の羅列ではなく“形の失敗”として具体化します。あなたが検討している髪型がどれに当てはまるかを見てください。1つでも当てはまる場合は、次章の「似合わせ条件」と「オーダー台本」で修正可能です。
重いマッシュでサイドが膨らむ
マッシュが丸顔に不利になりやすいのは、丸いフォルムが顔の丸さと重なるからです。特にサイドとハチ周りが膨らみ、トップが低いと「マッシュルーム」の丸みが強く出て輪郭が強調されます。
一方で、ハチ周りとサイドを抑え、トップに高さを作ることを意識すれば、マッシュでもひし形寄りに寄せられます。丸顔×マッシュの注意点としても「ハチ周りとサイドをおさえてトップに高さ」が挙げられています。
ぱっつん前髪で縦の流れが止まる
前髪が一直線に切り揃えられていると、顔の上半分でラインが止まり、縦に流れる印象が弱くなります。丸顔は縦要素が減るほど、頬の丸みや横幅が目立ちやすくなります。
「前髪は軽く流す、または上げる」が有効という整理も見られます。
横に広がるパーマで顔幅が増える
パーマは万能ではありません。ボリュームが横方向に出る設計(サイドが膨らむ、耳上が広がる、毛先が外へ逃げる)だと顔幅が増えたように見えます。
丸顔向きにするなら、動きはトップ〜表面中心に寄せ、サイドはタイトに収める方向が基本です。
丸いアウトラインが強いスタイルで全体が丸く見える
アウトライン(外側の輪郭)が丸いほど、顔の丸みと同調して“丸が二重”になります。襟足が詰まっていて首が短く見える場合も、丸みが強調されやすいです。
丸顔を引き締めたい場合は、アウトラインのどこかに「締まり」か「高さ」を作る必要があります。
サイドに厚みが残る短髪で頬の余白が目立つ
短髪は清潔感が出ますが、サイドが厚いままだと頬の余白が目立ち、横幅が増えたように見えます。短髪ほど「サイドを締める」設計の影響が大きい点を理解しておくと失敗が減ります。
ハイ位置の刈り上げで頭の丸さが強調される
刈り上げ(フェード含む)は便利ですが、位置が高すぎると頭の丸みが輪郭として出やすく、顔の丸さと合わせて丸みが強調されることがあります。特にトップが短いと、頭の丸さが前に出ます。
丸顔で引き締めたい場合は、刈り上げ位置をロー〜ミドル寄せにし、トップに高さを作る設計が安全です。
セットしないセンターパートでトップが潰れる
センターパートは大人っぽく見せやすい反面、トップが潰れてサイドに広がると逆効果です。分け目が広く、根元が立ち上がらず、顔周りに重さが残ると、顔が大きく見えやすくなります。
つまり、センターパートの成否は「根元の立ち上げ」と「サイドの収まり」にかかっています。
丸顔メンズのNGを一瞬で判定するチェックリスト
髪型選びで迷ったら、髪型名ではなく次のチェックで判定してください。YESが2つ以上なら要修正です。
NG要素チェック
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サイド(耳上〜こめかみ)が膨らみやすい
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ハチ周り(頭の横の張り)が広がって見える
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前髪が重く、額がまったく見えない
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トップが潰れやすく、高さが出ない
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アウトラインが丸く揃い、全体が球体っぽい
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刈り上げ位置が高く、頭の丸さが目立つ
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セットをしない前提なのに、センターパートや長め前髪を選んでいる
このチェックは、丸顔の似合わせポイントとして繰り返し語られる「縦ライン強調」「サイドをタイト」「トップに高さ」を裏返したものです。
丸顔メンズでも似合う髪型に変える条件
ここからは、上のNG判定に当てはまっても“修正できる条件”を、カット設計・前髪設計・セット設計に分けて説明します。
カット設計はサイドを締めてトップを残す
丸顔を引き締めたい場合、最優先は「サイドとハチ周りを締める」です。
短くするだけではなく、膨らみやすいゾーン(こめかみ〜耳上)をタイトにしてもらうことが重要です。そのうえで、トップは潰れない長さを残し、立ち上げやすくします。
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サイド:ツーブロックや刈り上げで“収まり”を作る
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トップ:短すぎると高さが出ないため、セット可能な長さを残す
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後頭部:絶壁気味なら丸みを補正して「ひし形」に寄せる
前髪は重く下ろすより流すか上げる
前髪は顔の印象の大部分を決めます。丸顔で引き締めたい場合、次のいずれかが安全です。
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上げる(アップバング):額の抜けができ、縦ラインが出やすい
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流す(斜め前髪・ニュアンス前髪):直線で止めず、縦へ流す
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下ろす場合:重くしすぎず、束感や抜けで“面を軽く”する
前髪を重く下ろしたい場合は、サイドの締まりとトップの高さがより重要になります。
パーマはトップ中心、サイドはタイトに収める
パーマは「横に広がるとNG」「縦や立体感に寄せるとOK」です。
トップ〜表面中心に動きを出し、サイドは膨らませない。これだけで失敗率は大きく下がります。
丸顔メンズにおすすめの髪型をTPO別に提案
ここでは「結局どれが良いのか」をTPO別に整理します。職場の規定、清潔感の要求度、セット時間で選べるようにしています。
ビジネスで外しにくい髪型
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アップバングショート:額を出して縦ラインを作り、清潔感と信頼感が出やすい
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ツーブロックショート:サイドを締められ、頬の余白が目立ちにくい
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ソフトモヒカン寄せ:トップに高さを作りやすく、顔の横幅が締まって見える
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ニュアンスセンターパートショート:セット前提で、根元を起こしてサイドをタイトにできる人向け
ビジネスに寄せたい場合は、サイドを締められる選択肢が多いショート系が安定します。
休日に垢抜けたい髪型
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軽めマッシュ(条件付き):サイド膨張を抑え、前髪に抜け、トップに高さ
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シャドウパーマ(条件付き):動きはトップ中心、サイドはタイト
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フェザーパーマ寄せ:縦に流れる動きが出せるなら相性が良い
休日のスタイルほど「丸く作りすぎない」を意識してください。
セットが苦手・時間がない人向け
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短めショートでサイドを締める設計:朝の再現はドライだけでも形になりやすい
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つむじ・生え癖に合わせた分け目固定:無理にセンターパートにせず、浮きにくい方向に流す
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前髪は上げる寄せ:“重く下ろして崩れる”失敗が減ります
美容室で失敗しない丸顔メンズのオーダー台本
「オーダーが苦手で失敗した」という人向けに、そのまま読める会話台本を用意します。ポイントは、①悩み、②仕上がり、③やりたくないこと(NG)をこの順で言うことです。
オーダー前に決めるべき3項目
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TPO:ビジネス優先か、休日優先か
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セット頻度:毎朝セットできるか(3分/5分/10分)
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前髪方針:上げる・流す・下ろす(下ろすなら軽め)
この3つが決まると、美容師側の提案も速くなり、仕上がりのズレが減ります。
台本A:ビジネス優先で清潔感を取りたい
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「丸顔が強調されるのが悩みなので、横に広がらない髪型にしたいです」
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「サイドとハチ周りはタイトに、トップは潰れない長さで高さを出したいです」
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「前髪は上げるか流す方向で、重く下ろしすぎないようにお願いします」
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「NGはサイドの膨らみと、ぱっつん前髪です」
台本B:マッシュ希望だが丸く見せたくない
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「マッシュが好きですが、顔が丸く見えるのは避けたいです」
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「ハチ周りとサイドが膨らまないように抑えて、トップは高さが出るようにしてください」
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「前髪は重く下ろさず、抜けと動きが出る量感にしてください」
丸顔×マッシュは「ハチ周りとサイドをおさえてトップに高さ」が重要という説明もあります。
台本C:センターパートで大人っぽくしたい
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「センターパートで大人っぽくしたいです。ただ、丸顔なので横に広がりたくないです」
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「根元が立ち上がる長さを残して、トップが潰れないようにしてください」
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「サイドはタイトに収まるように、広がりやすいところは量感調整してください」
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「朝セットはします。分け目が広くなりすぎないようにお願いします」
やってほしくないことを角が立たずに伝える言い方
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「ぱっつん前髪だと丸顔が目立つので、直線にならないようにしたいです」
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「サイドが膨らむと横幅が強調されるので、ここは締めたいです」
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「トップが潰れると顔が大きく見えるので、高さが出る設計にしたいです」
否定は“理由付き”にすると、要望として通りやすくなります。
丸顔メンズのセット手順を成功率80%まで上げる方法
丸顔のセットは、ワックス選びよりもドライ(乾かし方)が重要です。サイドが膨らむ・トップが潰れる人ほど、乾かし方を変えるだけで改善します。
まずはドライでサイドを膨らませない
丸顔×マッシュのセットでも、ハチ周りとサイドを抑えることが重要とされています。
以下は、膨らみやすい人向けの基本手順です。
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髪を軽く濡らし、タオルで根元の水分を取る
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サイドとハチ周りから先に乾かす(ここが最優先)
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乾かすときは手のひらで押さえ、風を上から当てて収める
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次に後頭部を整えて、ひし形の土台を作る
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最後にトップを起こす(根元に風を当て、持ち上げるように)
「トップから乾かす」のは、膨らみやすい人には逆効果になりやすいです。まず横を抑え、最後に縦を作るのが安定します。
整髪料の順番で見え方が変わる
丸顔を引き締めたい場合、整髪料は「横に広げない」ことが第一です。
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基本:少量→足りなければ追加
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つける順番:後ろ→トップ→前髪→最後にサイド
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サイドは“整えるだけ”:つけすぎると膨らんでNG要素になります
よくある失敗とその場での修正
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失敗1:サイドが広がってしまった
対処:手のひらで押さえ、上からドライヤーの風(弱め)で収める。必要なら少量のバームやオイルで“面”を作ってから整える。 -
失敗2:トップが立たない
対処:根元を起こす方向に乾かし直す。ワックスは根元ではなく中間〜毛先中心に。 -
失敗3:前髪が重く見える
対処:束感を作るか、流す方向を固定する。直線で止めない。
マッシュを成立させるセット例
丸顔×マッシュは「丸いマッシュルーム」にしないことが重要です。注意点として、サイドを抑えてトップに高さを作る説明があります。
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サイド:タイトに面を作る(膨らませない)
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トップ:束感+少し高さ
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前髪:重く下ろさず、抜けと動き(または軽く流す)
髪質別に失敗を回避するコツ
ここからは、同じオーダーでも失敗しやすい「髪質・生え癖」の分岐を整理します。ここが入ると“自分ごと化”が一気に進みます。
直毛でサイドが浮く人
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カット:サイドの量感を取り、収まる長さへ調整(短すぎると逆に浮く場合もあります)
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セット:ドライで押さえて収め、最後に少量の整髪料で固定
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前髪:上げる・流すが相性良い(重く下ろすと硬さが出やすい)
猫っ毛でトップが潰れる人
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カット:トップを短くしすぎず、根元が立ち上がる長さを確保
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セット:最初にトップの根元を乾かして“土台”を作る(サイドは押さえる)
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整髪料:軽めのワックスやスプレーで固定(つけすぎ厳禁)
くせ毛で横に広がる人
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カット:広がるゾーン(耳上〜ハチ)を抑える設計、必要なら縮毛や部分ストレート相談
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セット:オイルやバームで面を整えてから束感を足す
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避けたい:横に広がる強いパーマ設計
眼鏡・ひげ・体型との相性で印象を最適化する
丸顔の悩みは髪型だけでなく、顔周りの情報量でも変わります。仕事の印象を上げたい人ほど、ここを調整すると効果が出ます。
眼鏡をかける人はサイドをよりタイトに
眼鏡は顔の横方向に情報が増えるため、髪のサイドが膨らむと横幅が強調されやすくなります。
相性が良いのは、サイドを締めてトップに高さがあるスタイル(アップバングショート、ツーブロックショート等)です。
ひげがある人はトップの高さでバランスを取る
ひげは下顔面に重心ができるため、トップが潰れると顔が大きく見えがちです。トップに高さを作り、視線を上へ引き上げるとバランスが取りやすくなります。
よくある質問
最後に、検索されやすい疑問をまとめます。
丸顔でもマッシュは本当にやってはいけないですか
マッシュ自体がNGではありません。避けたいのは「サイド膨張」「前髪の重さ」「トップ潰れ」が重なって丸く見える状態です。ハチ周りとサイドを抑え、トップに高さを出すことが重要という説明もあります。
短髪にすると顔が目立ちませんか
サイドが厚い短髪は頬の余白が目立つことがあります。短髪ほど「サイドを締める」「トップを潰さない」が重要です。丸顔はサイドをタイトにしトップに高さで補正できるという整理もあります。
センターパートは丸顔に向きますか
向きますが条件があります。根元が立ち上がらずサイドに広がると逆効果です。セット前提で、分け目を広げすぎず、サイドをタイトにできる場合におすすめです。
パーマで失敗しないコツはありますか
横に広がる設計は避け、トップ中心に動きを作ることが大切です。サイドはタイトに収め、縦方向の流れを意識すると丸顔が強調されにくくなります。
美容室で「ハチ周り」や「刈り上げ位置」はどう伝えるべきですか
「ハチ周りが膨らむと横幅が強調されるので、そこは抑えたいです」「刈り上げは高すぎない位置で、トップに高さが出るようにしたいです」と“理由付き”で伝えるのが有効です。