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マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ攻略ガイド|序盤の進め方とバトルプラグ活用

『マリオ&ルイージRPG ブラザーシップ!』は、コマンドを選ぶだけでは終わらないRPGです。マリオとルイージの一挙手一投足にタイミング入力が絡み、うまく決まった瞬間の爽快感は、他のRPGではなかなか味わえません。ところが一方で、序盤は「敵の攻撃が痛い」「戦闘が長い」「連携の使い分けが分からない」とつまずきやすく、なんとなく進めているだけでは遊び心地が重く感じられることもあります。

本記事では、序盤をスムーズにする進め方、バトルプラグの考え方、入力が苦手でも勝てるコツを、必要な順番に整理して解説します。取り返しの不安を減らし、戦闘のテンポを整え、兄弟の連携が「難しい」から「気持ちいい」に変わるところまで、迷わず辿り着ける内容にまとめました。

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マリオ&ルイージRPG ブラザーシップはどんなゲームか

発売日・舞台・シリーズ位置づけ

本作はNintendo Switch向けの『マリオ&ルイージRPG』シリーズ作品で、マリオとルイージの掛け合いと、兄弟ならではの連携を軸にした冒険が展開されます。シリーズに触れたことがある方にはおなじみの「タイミングよく押すと強い」「防御でも入力が重要」という設計が受け継がれており、初めての方には「コマンドRPGなのに、プレイヤーの操作が結果に直結する」という新鮮さがあります。

舞台や物語の核は、作品ごとに大きく変わりますが、シリーズとして一貫しているのは「兄弟が2人で1つのパーティとして機能する」点です。一般的なRPGであればキャラクターを入れ替えたり、役割を分担して編成を組んだりしますが、本シリーズはマリオとルイージが常に主役であり、2人の動きがそのまま戦闘の幅になります。つまり、攻略の上達は「レベルを上げる」「良い装備を拾う」だけではなく、「2人の操作の再現性を上げる」「連携の使い分けを理解する」ことでも起こります。

さらに、本作で特に意識したいのが「便利な仕組みを早く理解した人ほど、後半まで楽になる」タイプのゲームだという点です。具体的には、戦闘を補助する仕組みとして登場するバトルプラグの運用や、ブラザーアタックを含む連携技の扱い方がこれに当たります。RPGに慣れている方ほど「とりあえず進めば何とかなる」と思いがちですが、本作は「何となくで進めていると損が積み上がる」設計でもあります。逆に言えば、序盤で方針を整えるだけで、その後のストレスが大きく減ります。

戦闘の特徴(アクション入力とブラザーアタック)

戦闘はコマンドを選ぶ形式ですが、攻撃や防御の局面でタイミング入力が求められます。ここで重要なのは、入力の上手さが「ダメージを少し増やす」程度に留まらず、「戦闘の長さ」「被ダメージ量」「回復アイテムの消費」「レベル差をひっくり返す逆転力」まで左右する点です。

攻撃側の入力が安定すると、同じ敵と戦っても戦闘が短く終わり、被弾の機会が減ります。被弾が減れば回復が不要になり、回復が不要なら探索が止まりません。結果としてテンポが上がり、ゲーム体験がスムーズになります。つまり、入力が上達するほど「戦闘が気持ちいい」だけでなく、「RPG全体が快適になる」わけです。

一方、防御側の入力はさらに重要です。攻撃を多少失敗しても時間はかかるだけで済む場面が多いのに対して、防御を失敗すると一気にHPが削られ、回復の手間が増え、最悪の場合は立て直す前に全滅します。特にボス戦や、複数の敵が連続して攻撃してくる場面では、防御入力が勝敗に直結します。苦手な方ほど、攻撃の練習ばかりに目が行きますが、攻略を安定させるには「防御の事故を減らすこと」が先に効きます。

そして、シリーズの華であるブラザーアタックは、単なる必殺技ではありません。ブラザーアタックは、成功させることで高い火力を出しやすく、戦闘の流れを一気に変えられます。ただし、入力のクセが強かったり、要求されるリズムが攻撃コマンドと異なったりするため、苦手意識が出やすい要素でもあります。ここでのポイントは「全てのブラザーアタックを使いこなす」ことではなく、「自分が成功率を出しやすい手段を軸にする」ことです。成功率が低い技を無理に使うと、ダメージが伸びないだけでなく、チャンスを失って戦闘が長引きます。攻略としては、まず成功率の高い選択肢を増やすことが大切です。

また、本作には戦闘の流れを補助するバトルプラグが登場します。バトルプラグは「戦闘が苦手でも何とかなる」ための救済であると同時に、「戦闘が得意な人がさらに快適になる」ための加速装置でもあります。プラグの扱い方は後半で詳しく解説しますが、ここでは「戦闘の難しさを感じたら、入力だけで解決しようとせず、プラグの力を借りるのが正攻法」という点を押さえておいてください。


ブラザーシップの序盤を楽にする進め方

最初に意識したい育成と探索の優先順位

序盤が楽になるかどうかは、テクニックよりも「優先順位」で決まります。序盤にありがちな失敗は次の3つです。

  • 取りこぼしが怖くて寄り道をしすぎ、戦闘の負担が積み上がる

  • 入力が安定しないのに先へ進み、敵の火力が上がって詰まる

  • 何が強化につながるのか分からず、時間だけが消える

この失敗を避けるために、序盤は「探索の欲」と「攻略の安定」を分けて考えるのがコツです。まず優先したいのは、探索で拾える小さな報酬よりも、戦闘と移動の快適さを上げる要素です。例えば、戦闘が長引くなら火力や成功率を上げること、被ダメージが痛いなら防御の事故を減らすこと、回復が枯渇するなら消耗を抑えること。この順で整えると、結果として寄り道もしやすくなります。

育成については、単純なレベル上げの前に「勝ち方の型」を作ることが大切です。具体的には、次のような状態を目指します。

  • 雑魚戦が短く終わり、1戦ごとの消耗が小さい

  • 苦手な敵の攻撃に対して、被ダメージが抑えられている

  • 回復アイテムを乱用しなくても探索が続けられる

この型ができると、レベルを上げる必要がある場面が減ります。逆に型がないと、同じレベルでも消耗が大きく、結局は足踏みして経験値を稼ぐことになります。序盤で大事なのは、経験値を稼ぐことより「無駄な戦闘を減らす土台」を作ることです。

探索に関しては、次の考え方が有効です。
「寄り道は損ではないが、寄り道のために消耗しては本末転倒」です。寄り道で得られる報酬が、回復アイテムの消費や戦闘のストレスを上回っていないなら、その寄り道は今やる必要がありません。逆に、寄り道によって強化要素が手に入り、戦闘が楽になるなら、その寄り道は価値があります。つまり、寄り道の判断基準を「気分」ではなく「その後が楽になるか」で決めるだけで、攻略が安定します。

詰まりやすい場面の回避策

本作で「詰まった」と感じる場面は、大きく分けると次の3タイプに分類できます。

  1. 火力不足で戦闘が終わらないタイプ

  2. 被ダメージが大きく、立て直せないタイプ

  3. 入力が乱れて、安定しないタイプ

詰まりを解く最短手順は、まず自分がどれに当たっているかを見極めることです。ここを誤ると、努力が空振りします。

火力不足タイプの対処

戦闘が長い、雑魚戦が面倒、ボスのHPを削り切れないと感じる場合は、火力不足を疑います。火力不足はレベル差の問題に見えますが、実際には「成功率」と「選択肢の最適化」で解決できることが多いです。

  • まず、攻撃入力の成功率を確認します。成功率が低いと、同じ行動でもダメージが安定しません。

  • 次に、成功率が高い攻撃を軸にします。派手な技より、成功率が高い技の方が最終的な総ダメージが伸びることが多いです。

  • さらに、バトルプラグで火力寄りの構成に振ります。戦闘の短縮は、被弾回数の削減にもつながるため、結果として安定にも寄与します。

火力不足を「レベル上げ」で解決すると、時間がかかるだけでなく、入力の問題が放置されて後半で再発します。まずは「戦闘が短くなる工夫」を試すのが合理的です。

被ダメージ過多タイプの対処

HPがすぐに溶ける、回復が追いつかない、ボス戦で立て直す前に倒される場合は、被ダメージ過多を疑います。これは防御入力の問題であることが多いですが、同時に「戦闘設計の問題」である場合もあります。

  • 防御入力が苦手なら、まずは「見方」を変えます。攻撃の瞬間ではなく、敵の予備動作を見て準備するだけで成功率が上がります。

  • 回復が追いつかない場合は、回復の回数を増やすのではなく、被弾を減らす方向へ振ります。被弾が減れば回復は自然と足ります。

  • バトルプラグを安定寄りに振るのも有効です。火力に全振りすると事故が増える場合があるため、まずは負け筋を消すことを優先します。

入力が乱れて安定しないタイプの対処

入力が難しい、焦ってミスが増える、強い敵ほどテンパって操作が雑になる、という場合は「操作を減らす」のが正攻法です。ここでやりがちな失敗は、難しい技を練習しようとしてさらに焦り、ミスを重ねることです。

  • まずは成功率が高い行動だけを選び、戦闘を単純化します。

  • 苦手な局面では、攻めより守りを優先します。被弾を減らせば気持ちが落ち着き、入力の成功率が戻ります。

  • 連携技も、成功率が高いものだけを使うようにします。「成功率が高い=最終的な期待値が高い」という考え方が重要です。

詰まりは「自分の腕が足りない」ではなく、「今の戦い方がその場に合っていない」ことが原因で起こります。分類して対処するだけで、驚くほどスムーズに解決します。


バトルプラグの基本とおすすめの考え方

バトルプラグで何が変わるか

バトルプラグは、戦闘中の効果を追加したり、戦闘の流れを有利にしたりするための仕組みです。ここで重要なのは、バトルプラグが「強いプラグを付ければ勝てる」単純な装備ではない点です。プラグは戦闘の悩みに対して作用するため、悩みが違えば正解も変わります。

バトルプラグの効果を理解するうえでの基本は、次の3つの観点です。

  1. 火力への作用
    直接ダメージを増やしたり、攻撃回数を増やしたり、相手の耐性を崩したりして、戦闘を短縮します。

  2. 安定への作用
    被ダメージを抑えたり、立て直しを早くしたり、事故の確率を下げたりして、負け筋を消します。

  3. 資源への作用
    回復アイテムの消費を抑えたり、探索中の継戦能力を上げたりして、テンポを維持します。

初心者の方は火力に目が行きがちですが、序盤から中盤にかけての快適さは「安定」と「資源」によって決まる場面も多いです。特に入力が不安定なうちは、火力の伸びが期待値どおりに出ないことがあるため、安定を上げる方が結果的に早く勝てるケースもあります。

また、バトルプラグは単体で完結するというより、複数のプラグを組み合わせたときに「戦闘の設計」が変わる点が特徴です。例えば、火力を上げるプラグと、行動回数やチャンスを増やす系のプラグを合わせると、戦闘時間が目に見えて短縮されます。逆に、安定系を重ねると全滅のリスクが激減し、多少レベルが低くても突破できるようになります。

組み合わせで強くなるタイミングの作り方

プラグの運用で最も大切なのは「今の問題を一つだけ確実に解決する」ことです。あれもこれもと欲張ると、どれも中途半端になり、結果として変化を感じにくくなります。ここでは、状況別に「強くなるタイミングの作り方」を整理します。

雑魚戦が面倒なとき

雑魚戦のストレスは、主に戦闘回数の多さと、1戦あたりの時間の長さから来ます。ここでは「火力を上げて短くする」ことが最優先です。

  • 火力寄りのプラグを採用し、短期決戦に寄せる

  • 成功率の高い攻撃と相性が良い効果を選ぶ

  • 戦闘が短くなった分だけ、被弾回数が減るため安定も上がる

雑魚戦は事故が起きやすい反面、倒すのに時間をかける価値が低い相手です。短縮できるなら短縮した方が、探索全体が快適になります。

ボス戦で崩れるとき

ボス戦は長期戦になりがちで、被弾の積み重ねが負けに直結します。ここでは「安定」を最優先にし、負け筋を消します。

  • 被ダメージや事故を減らす効果を厚めにする

  • 立て直しができる設計(回復・防御の余裕)を作る

  • そのうえで、成功率が高い攻撃で確実に削る

ボス戦は派手な火力を狙うより「負けない設計」を作った方が、結果として早く終わります。負けるたびにやり直す時間がなくなるためです。

探索で息切れするとき

探索での息切れは、回復リソースの枯渇か、戦闘ストレスの蓄積が原因です。ここでは資源寄りの考え方が効きます。

  • 回復の消費を抑える方向へ振る

  • 戦闘の短縮と被弾減少を両立して、結果的に消耗を減らす

  • こまめに立ち止まる回数を減らし、テンポを維持する

探索が止まると、ゲーム全体が「だるい」に寄ってしまいます。資源管理は地味ですが、体験の快適さに直結します。

最低限の指針

迷ったら、次の指針で十分です。

  • 雑魚戦が長い:火力寄りに寄せる

  • ボスで負ける:安定寄りに寄せる

  • 探索が止まる:資源寄りに寄せる

そして、効果の細部を覚えるより、「自分の悩みを一つ解決したか」で評価します。変化が出たら、それが正解です。


戦闘が苦手でも勝てる入力のコツ

攻撃の成功率を上げる練習法

攻撃入力が苦手な方ほど、まず理解しておきたいことがあります。それは、成功率を上げるうえで必要なのは反射神経ではなく「再現性」だという点です。再現性とは、同じ状況で同じタイミングで押せることです。これができれば、体感難度は大きく下がります。

成功率を上げるための手順は次のとおりです。

  1. 使う攻撃を絞る
    序盤は選択肢が増えるほど迷いが増え、入力も乱れます。まずは成功率が高い攻撃だけを軸にします。

  2. リズムで覚える
    視覚だけで合わせようとするとブレやすいため、一定のテンポで押す感覚を作ります。特に連続入力は、目で追うよりリズムの方が安定します。

  3. 「成功率が高い=強い」と割り切る
    派手な技でも失敗するなら弱い、地味でも成功するなら強い、という発想に切り替えます。

練習は、難しい敵で無理にやる必要はありません。むしろ雑魚戦で「今日はこの攻撃だけ成功率を上げる」と決めて繰り返す方が、上達が早いです。上達の成果は、戦闘の短縮という形で分かりやすく返ってきます。

また、ブラザーアタックについても同様で、まずは成功率が出るものを基準にします。成功率が出る技を持っているだけで、苦しい場面での逆転力が上がります。新しい技を試すのは、余裕があるときで十分です。

防御・回避で事故を減らす見方

攻略を安定させるうえで最重要なのは、防御・回避の事故を減らすことです。攻撃の失敗は時間が増えるだけですが、防御の失敗は負けに直結します。ここでは「見方」を整えるのが最短です。

予備動作を見る

多くの攻撃には、必ず前兆があります。敵が溜める、構える、跳ねる、光る、音が鳴るなど、何らかのサインが出ます。このサインを見た瞬間に「押す準備」に入るだけで、防御の成功率は上がります。攻撃の瞬間に反応しようとすると遅れやすく、結果として被弾が増えます。

苦手な攻撃は割り切る

全ての攻撃を完璧に防ぐ必要はありません。苦手な攻撃に対しては、次のように割り切るのが現実的です。

  • その攻撃が来るターンは守りを優先する

  • 回復を温存せず、早めに立て直す

  • 事故を減らすプラグ構成に寄せる

「苦手を無理に克服する」より「苦手でも勝てる設計にする」方が、攻略としては正しい場合が多いです。苦手を潰すのは後回しでも問題ありません。

焦りを消すと成功率が上がる

入力ミスの大半は、焦りから生まれます。焦りは、被弾→HP減少→回復焦り→入力乱れ→さらに被弾、という連鎖を起こします。これを断ち切るには、次のような行動が有効です。

  • 1ターン守りに徹して立て直す

  • 回復を惜しまず、まず安全圏に戻す

  • 行動を単純化し、成功率が高い選択肢に固定する

この「落ち着くターン」を作るだけで、その後の入力が戻り、戦闘全体が安定します。戦闘が苦手な方ほど、攻め続けるより、一度落ち着く設計を持っておくと勝率が上がります。


購入前に知っておきたい注意点と向き不向き

テンポや演出の好みが分かれる点

本作は物語演出や会話、戦闘中のアクションなど、シリーズらしいテンポで進みます。ただし、このテンポが合うかどうかは人によって差が出ます。RPGに「軽快さ」や「短時間で区切れるテンポ」を強く求める方は、演出の密度を重く感じる可能性があります。

ここで重要なのは、テンポの不満が必ずしも作品そのものの問題ではなく、「遊び方の設計」で緩和できる場合がある点です。例えば、戦闘が長いと感じるなら火力寄りの構成にして短縮する、雑魚戦を面倒に感じるなら成功率の高い攻撃でサクサク倒す、寄り道をしすぎて疲れるなら寄り道を減らす、といった調整で体感は大きく変わります。

また、演出が多いと感じる場合は、プレイ時間の区切り方も影響します。長時間連続で遊ぶと演出の密度が気になりやすく、短時間で区切ると気になりにくいことがあります。購入前に不安がある方は、ゲームを「一気に進める」前提ではなく、「短いセッションで進める」遊び方を想定しておくと、ギャップが減ります。

どんな人におすすめか

本作が合いやすいのは、次のような方です。

  • タイミング入力の上達が楽しいと感じる方

  • 兄弟の掛け合いや、連携の気持ちよさを味わいたい方

  • 攻略を自分なりに調整しながら進めるのが好きな方

一方で、次の傾向が強い方は、購入前に注意が必要です。

  • タイミング入力そのものが強いストレスになる方

  • 戦闘を「選択だけで完結するRPG」として遊びたい方

  • 演出のテンポにシビアで、短縮できない要素が苦手な方

ただし、タイミング入力が苦手でも、攻略は十分に可能です。入力の成功率は上達で伸びますし、バトルプラグなどの補助要素を安定寄りに使えば、事故を減らして進められます。大切なのは「苦手でも勝てる設計を作る」ことです。入力が得意な人の真似をする必要はありません。自分の成功率に合う手段を選べば、しっかりクリアまで到達できます。