「マリオパーティ ジャンボリーって、結局どこが違うの?」
そう思って調べ始めたものの、比較対象が「スーパースターズ」なのか「スーパー マリオパーティ」なのか、あるいは「Switch2 Edition+ジャンボリーTV」なのかが混ざって、余計に分からなくなっていませんか。
マリオパーティは、作品ごとの“面白さの方向”が違うだけでなく、遊ぶ人数や環境(Switch Lite、Joy-Conの本数、オンライン加入、Switch2の周辺機器)によって「できる遊び・できない遊び」が変わります。ここを押さえずに買うと、評判が良い作品でも「やりたかった遊びができない」「メンバー構成に合わず盛り上がらない」という失敗が起こりがちです。
本記事では、ジャンボリーの違いを「旧作との比較」「ジャンボリーの新要素」「Switch2 Editionの追加要素」という3つの軸で整理し、比較表とチェックリストで“あなたの遊び方に合う1本”がその場で決まるように解説します。家族で遊ぶ予定の方も、友人の集まりで盛り上げたい方も、購入前にここだけ確認しておけば迷いません。
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マリオパーティ ジャンボリーの違いはどこを見るべきか
違いが混ざりやすい3つの比較軸
「ジャンボリーの違い」と一言でいっても、実際には“比べたい対象”が人によって違います。ここが混ざると、レビューや比較記事を読んでも結局よく分からないままになりがちです。まずは、比較の軸を3つに切り分けましょう。
ジャンボリーと旧作(Switchにある他のマリオパーティ)との差
「Switchでマリオパーティを買うならどれ?」という購入判断の軸です。主に迷うのは「スーパー マリオパーティ」
「マリオパーティ スーパースターズ」
「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」
の3つです。ここでは、ボリューム・遊びの方向性・操作のクセ・家族向けか友人向けか、そして“遊べる条件”が焦点になります。
ジャンボリーそのものの新要素・ボリュームの違い
「今作は何が増えた?」「どんな遊びが強い?」という内容面の軸です。ジャンボリーはスゴロクだけでなく、ミニゲームの種類やオンライン系の遊びが特徴として語られやすいので、ここを押さえると“買ってからの満足度”に直結します。Switch版ジャンボリーとSwitch2 Edition+ジャンボリーTVの違い
同じジャンボリーでも、Switch2向けには追加要素(ジャンボリーTVなど)があり、価格や周辺機器の要件が変わります。「Switchで買えばいいの?Switch2 Editionが必要?」という悩みは、この軸で整理します。
この3軸を頭に入れておくと、情報の読み方が変わります。たとえば「ジャンボリーはミニゲームが多い」という情報は2の話であり、「Switch2 Editionはカメラが必要なモードがある」は3の話です。自分が今困っているのはどれなのか、読み進めながら当てはめてください。
先に確認したい遊ぶ人数と遊び方
マリオパーティ選びで失敗する原因の多くは、「作品の良し悪し」ではなく「遊び方とのミスマッチ」です。だからこそ、最初に次の2つだけ決めるのが近道です。
誰と遊ぶか(メンバーの特徴)
子どもがいる(年齢差がある)
ゲーム慣れしている友人グループ
2人が多いのか、3〜4人が多いのか
オンラインで集まることが多いのか
どんな時間の使い方をしたいか(プレイ時間の感覚)
1回30分〜1時間で回したい
じっくりスゴロクを遊びたい
集まりの合間にミニゲーム中心で回したい
その場のノリで「短時間→長時間」へ伸びることがある
ここが決まると、優先すべき違いが見えてきます。たとえば「家族で、子どもも混じって遊ぶ」なら、初心者でも勝ち筋があるミニゲームの幅や、操作の分かりやすさが重要です。一方「友人グループで盛り上がりたい」なら、対戦の熱さや逆転の起こりやすさ、観戦していても笑える演出が重要になります。
そしてもう1点、現実的に大事なのが“手元の環境で遊べるか”です。Switch Lite、Joy-Conの本数、テレビで遊ぶか携帯モードか、Switch2ならUSBカメラを用意するのか。この確認を飛ばすと、「買ったのにその遊びができない」につながります。
マリオパーティ ジャンボリーと旧作の違いを一覧で比較
4タイトル比較表で全体像をつかむ
ここでは、迷いがちな4つを同じ視点で整理します。厳密な細部は今後の更新で変わる可能性があるため、購入直前は公式の記載も必ず確認してください。この記事では「選び方の軸」と「失敗しやすいポイント」を中心にまとめます。
| タイトル | こんな人に合う | ミニゲーム傾向 | スゴロク傾向 | オンラインの楽しみ | 注意しやすい点 |
|---|---|---|---|---|---|
| スーパー マリオパーティ ジャンボリー(Switch) | とにかく失敗したくない、幅広く遊びたい | 種類が多く、メンバー差を吸収しやすい | ボードが複数で飽きにくい | みんなで遊ぶ導線が強い | オンライン環境・人数・モード条件の確認が必要 |
| ジャンボリー Switch2 Edition+ジャンボリーTV | Switch2の機能まで使って盛り上げたい | 本編+追加の遊び | 本編同等 | 追加要素で“場”が強くなる | USBカメラ等、周辺機器・制限を要確認 |
| マリオパーティ スーパースターズ | 王道のマリパ感、定番で遊びたい | まとまりが良く遊びやすい | 定番寄りで分かりやすい | 無難に遊べる | 新しさより安心感重視向け |
| スーパー マリオパーティ | Joy-Conの機能で体感も楽しみたい | 操作に特徴がある | パーティ要素が強い | 条件が合えば楽しい | Switch Lite単体では不可など、条件の落とし穴 |
この表の使い方は簡単です。
「誰と遊ぶか」に対して、上から順に当てはめる
「注意点に該当するか」をチェックして脱落を決める
残った候補を、次のH3でさらに絞る
ジャンボリーが強いポイント
ジャンボリーの強みは、「マリオパーティに求める楽しさ」を複数の方向で満たしやすい点です。具体的には次のようなメリットがあります。
ミニゲームの種類が豊富で、得意不得意が分散しやすい
パーティゲームで地味に大事なのは、誰か1人だけが圧勝し続ける状態を避けることです。ジャンボリーはミニゲーム数が多く、運・反射神経・読み合い・協力など、勝ちやすい土俵が複数あります。結果として、初心者や子どもが混じっても「たまに勝てる」場面が作りやすいです。“スゴロクだけ”に偏らないので、気分に合わせて回せる
今日はスゴロクをがっつり、別の日はミニゲーム中心で短時間、というように、集まりのテンションに合わせて遊び方を変えられるのが便利です。オンラインを含めた“イベント感”が作りやすい
リアルに集まれない日でも、ただ対戦するだけでなく、人数やノリによって盛り上がる導線が用意されていると、続けやすさが変わります。ジャンボリーはその点で“現代の遊び方”に寄っています。
ジャンボリーを選ぶときの注意点は、「遊びが多いぶん、遊びたいモードの要件も確認する」ことです。特にオンラインでの人数や、Switch2 Editionの追加モード周辺は、後半の見出しで詳しく触れます。
スーパースターズが合う人
スーパースターズは、「とにかく王道のマリオパーティを安心して遊びたい」人に向きます。いわゆる“マリパってこうだよね”という楽しさに寄せやすいのが特徴です。
説明が少なくても回せる
集まりの場では、ルール説明が長引くとテンションが下がります。スーパースターズは定番寄りの作りのため、初見でも飲み込みやすいと感じる人が多いです。ゲーム慣れの差が出にくい回し方ができる
スゴロクとミニゲームのバランスが取りやすく、参加者の“置いていかれ感”が起きにくいです。新しさより、安定した盛り上がりがほしい場合に強い
ジャンボリーのように「新要素を試す」より、「いつもの面白さで盛り上がる」方向が好きな人に合います。
スーパースターズの弱点は、ジャンボリーに比べると“今っぽい追加要素”の話題性が少ないところです。逆に言えば、その分だけ「迷いが少ない」作品でもあります。
スーパー マリオパーティが合う人
スーパー マリオパーティは、Joy-Conの機能を活かした遊びが魅力で、条件が合うと「これぞパーティゲーム」という体験ができます。ただし注意点がはっきりしています。
Joy-Con前提の遊びが多く、体感系が好きなら刺さる
みんなで同じ動きをして笑うタイプのミニゲームが好きな人には向きます。ただし“遊べる条件”の確認が必須
代表的なのが、Switch Lite単体でのプレイが難しい点です。Switch Liteで遊ぶ予定があるなら、ここで選択を誤ると痛いです。
また、今から買うなら「なぜこの作品を選ぶのか」を明確にしておくと満足度が上がります。たとえば「家にJoy-Conが十分あり、体感ミニゲームをみんなでやりたい」という目的があるなら選ぶ価値はあります。逆に「とりあえずマリオパーティを1本」という場合は、ジャンボリーやスーパースターズが候補に上がりやすいでしょう。
マリオパーティ ジャンボリーの新要素とボリューム
スゴロクのボード構成と遊びの変化
ジャンボリーで満足度を左右するのは、実はミニゲームの数だけではありません。集まりで何度も遊ぶほど効いてくるのが、スゴロク(ボード)の“遊び心地”です。
スゴロクの楽しさは、単にマス目を進むだけではなく、
どこで逆転が起こるか
どのタイミングで駆け引きが生まれるか
参加者が笑える“事故”が起きるか
にかかっています。
ジャンボリーは複数のボードが用意され、テーマやギミックの違いで「同じメンバーでも展開が変わる」作りが意識されています。たとえば、テンポよく進むボード、読み合いが起きるボード、イベントの多いボードなど、ボード選び自体が“遊びの設計”になります。
おすすめの回し方としては、最初の1〜2回は「分かりやすく盛り上がるボード」で慣れ、次から「クセのあるボード」を混ぜると飽きにくいです。
また、集まりの時間が短い日は「短め設定」や「ミニゲーム中心」を選び、時間がある日は「スゴロクをがっつり」など、予定に合わせた遊び分けができると満足度が上がります。
110種類以上のミニゲームの特徴
ミニゲームが多いこと自体は分かりやすい魅力ですが、本当に大事なのは「多さがどう役立つか」です。ジャンボリーのミニゲームが豊富だと、次のようなメリットが出ます。
飽きにくい
マリオパーティは“同じメンバーで繰り返す”ことが多いゲームです。ミニゲームが少ないと、3回目くらいで「またこれか」が増えます。種類が多いほど新鮮さが残ります。得意不得意が分散して、全員が参加しやすい
反射神経が強い人、読み合いが得意な人、協力が得意な人。得意分野が違うと、1種類のゲーム性に偏ったときに勝敗が固定化しやすいです。種類が多いと、勝ち筋が散ります。場が盛り上がる“事故”が起きやすい
パーティゲームは、上手い人が勝つだけではなく、予想外の展開が起きると笑いが生まれます。運要素や駆け引き、協力などが混ざると、実況しながら盛り上がりやすいです。
人数別のおすすめ運用も押さえておくと便利です。
2人で遊ぶ場合:対戦が濃くなりやすいので、ミニゲーム中心で回すとテンポが良い
3〜4人の場合:スゴロク+ミニゲームの王道運用が映える
子どもが混じる場合:まずはルールが直感的なミニゲームが出やすい設定を選ぶ、負けても笑える系を多めにする
「たくさん入っている」からこそ、遊び方を少し工夫するだけで“会の成功率”が上がります。
クッパアスロンなどオンラインの盛り上がり
オンラインで盛り上がるかどうかは、「対戦できる」だけでは決まりません。重要なのは、
人数が増えたときに面白さが増す構造になっているか
離れていても“同じ場にいる感じ”が出るか
短時間でも盛り上がれる入口があるか
です。
ジャンボリーは、オンラインでの遊び方の選択肢が用意されており、その象徴として語られやすいのがクッパアスロンです。大人数で競う形式は、単純に「参加者が増えるほどワチャワチャする」ので、配信やボイスチャットとも相性が良いです。
オンラインで失敗しないコツは、次の3つです。
最初は短いモードから試す(いきなり長丁場にしない)
回線が不安な人がいるなら、人数やモードを工夫する
盛り上がる型を決める(例:負けた人が次のモード選ぶ、など)
オンラインは“環境差”が出やすい分、最初に成功体験を作ると継続しやすくなります。
Switch2 Edition+ジャンボリーTVの違いと注意点
追加される遊び マウス操作 マイク カメラ
Switch2 Edition+ジャンボリーTVを選ぶ最大の理由は、「本編の面白さ」に加えて、Switch2ならではの遊びで“場の熱量”を上げられる点です。ここで重要なのは、追加要素がゲーム体験の種類そのものを変える可能性があることです。
マウス操作系
直感的に狙ったり動かしたりする遊びは、ゲーム慣れしていない人でも参加しやすいことがあります。反射神経勝負ではなく「手の動き」や「狙い」が中心になると、強い人だけが勝つ構図が崩れやすいです。マイク系
声や拍手などを使う遊びは、上手い下手より「盛り上げたもん勝ち」になりがちです。集まりの場では強い武器になります。カメラ系
顔が映る、動きが反映されるタイプは、とにかく笑いが生まれやすいです。ゲームそのものの勝敗より、リアクション込みで面白くなります。友人グループや家族のイベントには刺さりやすい反面、周辺機器の準備が必要になりがちです。
ここでのポイントは、「追加要素が欲しいのか、それとも本編だけで十分か」を先に決めることです。本編だけで十分なら、Switch版ジャンボリーで満足できる可能性が高いです。逆に「せっかくSwitch2があるなら、そこでしかできない体験が欲しい」という人はSwitch2 Editionがハマります。
アップグレードパスの考え方
すでにSwitch版ジャンボリーを持っている場合に悩みがちなのが、「買い直すべきか、アップグレードで済むのか」です。ここはシンプルに、次の観点で判断すると迷いません。
判断基準1:追加要素を遊ぶ頻度
追加要素を“1回試して終わり”になりそうなら、買い直しはもったいない可能性があります。逆に「集まりの定番にしたい」「家族のイベントで繰り返し使う」なら投資価値が上がります。判断基準2:周辺機器を揃える意思
カメラ系を楽しみたいのに、USBカメラを買う気がないなら、Switch2 Editionにしても体験が限定されます。逆に、最初から揃えるつもりならSwitch2 Editionの価値が上がります。判断基準3:同居メンバーの反応
家族で遊ぶ場合、親だけが盛り上がっても意味がありません。子どもがカメラ遊びを気に入るか、友人がノってくれるか。ここが読めるほど、導入の成功率が上がります。
迷ったら、「まず本編で遊び切ってから、物足りなくなったらアップグレード」という順番でも遅くありません。マリオパーティは“遊ぶ機会が増えるほど”価値が出るゲームなので、焦らず“自分の生活に馴染むか”で判断すると失敗しにくいです。
USBカメラが必要なモードとおすそわけ通信の制限
Switch2 Edition周りで見落としがちな注意点を、実用的に整理します。ここを把握しておくと、「期待しすぎてガッカリ」を避けられます。
USBカメラが必要なモードがある
カメラを使う遊びは当然ながらカメラが必要です。もし「カメラ遊びが目玉だと思ってSwitch2 Editionを買う」なら、カメラが用意できる前提で計画するのが安全です。
逆に「とりあえず本編メイン、カメラは気が向いたら」というスタンスなら、購入直後は本編中心で満足し、後から環境を整えて追加要素を解放する形でも問題ありません。
おすそわけ通信は万能ではない
「ソフト1本でみんなに配って遊べる」という仕組みは魅力的ですが、遊べる範囲が限定されることがあります。ここは“夢が大きいほど落差が出やすい”ポイントです。
おすそわけ通信を期待している場合は、次をチェックしておくと安全です。
遊べるボード・遊べるミニゲームの範囲
携帯モード限定かどうか
何人まで・どんな接続が必要か
本当に自分の集まりにフィットするか(テレビで遊びたいのに携帯限定だと困る、など)
「とりあえずおすそわけで何でもできる」と思って買うと、想像していた遊び方とズレることがあるので、用途が明確な人ほど事前確認をおすすめします。
失敗しない選び方チェックリスト
家族向け 友人向け オンライン向けの選び方
ここからは、目的別に「どれを選べば満足しやすいか」を落とし込みます。ポイントは、作品の優劣ではなく“あなたの会に合うか”です。
家族向け(子ども・親・祖父母など混在)
家族は年齢差が出やすく、操作や理解のスピードもバラけます。家族で成功しやすいのは次のタイプです。
ミニゲームの種類が多く、勝ち筋が分散している
直感で楽しめる遊びがある
負けても笑える演出がある
この観点からは、まずジャンボリーが候補に上がりやすいです。Switch2がある家庭で「行事の定番」にするならSwitch2 Editionの追加要素も検討余地があります(カメラ遊びがハマる家族は強いです)。
友人向け(集まり・宅飲み・イベント)
友人グループは“盛り上がりの型”があると強いです。
王道でテンポよく回すならスーパースターズ
新しさや話題性、オンライン含めて広く遊ぶならジャンボリー
Switch2の機能で“リアクション込み”の爆発力を狙うならSwitch2 Edition
が分かりやすい整理になります。
オンライン向け(離れて集まることが多い)
オンライン中心なら、次の点を重視すると失敗しにくいです。
参加人数が多いほど盛り上がるモードがあるか
途中参加・短時間プレイの入口があるか
回線が不安定な人がいても成立する遊びがあるか
オンラインで遊ぶ頻度が高いなら、ジャンボリーのようにオンラインの遊び方が複数用意されている作品が安心です。
Switch Lite Joy-Con NSOを確認する
ここが最重要です。買ってから困るのは、ほぼこの項目です。チェックリスト形式で確認してください。
購入前チェックリスト
□ Switch Liteで遊ぶ予定がある
Lite単体で遊べる前提か
Joy-Conを別途用意できるか
テーブルモード(スタンド)やテレビ出力が必要な遊び方を想定していないか
□ Joy-Conの本数が足りている
4人で遊びたい場合、手元のコントローラーは足りるか
おすそわけプレイ前提なら、操作方法や必要数を確認したか
□ オンラインで遊ぶ予定がある
Nintendo Switch Onlineに加入しているか(または加入する気があるか)
遊びたいモードがオンライン対応か
ボイスチャットなど“盛り上げる環境”を用意できるか(必須ではないが満足度に影響)
□ Switch2 Editionの追加要素を使いたい
USBカメラが必要な遊びがある前提を理解しているか
置き場所(カメラの設置・距離)が確保できるか
集まりで“顔出し”がOKなメンバーか(意外と重要)
チェックが多く付くほど、選ぶべき作品が絞れます。逆に、ここを曖昧にしたまま「評判が良いから」で買うと、環境ミスマッチが起きます。
迷ったときの最短結論
最後に、どうしても迷う人向けに「最短で決めるルール」を置いておきます。迷いは情報不足ではなく、判断基準が決まっていないことが原因になりがちです。
基準1:1本だけ買って失敗したくない
→ ジャンボリー(Switch)を軸に考える
理由:遊びの幅が広く、家族・友人・オンラインのどれでも“とりあえず成立”しやすいからです。基準2:王道のマリパ感を優先したい
→ スーパースターズ
理由:変化球より、定番の盛り上がりを取りにいけるからです。基準3:Switch2があり、追加要素で盛り上げたい
→ Switch2 Edition+ジャンボリーTV(周辺機器チェック前提)
理由:“顔・声・動き”の要素は、集まりの爆発力を上げやすいからです。基準4:Switch Lite中心で遊びたい
→ まず“遊べる条件”で候補を絞る
理由:ここを間違えると、面白さ以前に成立しなくなるからです。
この「基準→作品」の対応を、あなたの状況に当てはめれば答えが出ます。
よくある質問
ジャンボリーはSwitch Liteでも遊べる
Switch Liteでも遊べるかどうかは、「ソフトが起動するか」だけでなく「遊びたいモードが成立するか」で決まります。ここを分けて考えるのがコツです。
ソフトとして遊べるか:多くの場合、Switch向けタイトルはLiteでも起動できます。
遊びたい遊び方ができるか:ここで差が出ます。
たとえば、複数人で遊ぶならコントローラーの本数や持ち方が必要になりますし、体感系・カメラ系など周辺機器が関係する遊びは追加条件が出ます。
結局のところ、Switch Liteで遊ぶなら「自分は携帯モード中心で、どの人数で遊ぶのか」「Joy-Conを用意するか」を先に決め、公式の対応表記(対応コントローラー・必要機材)を確認するのが安全です。
クッパアスロンはフレンドだけで20人できる
ここは誤解が起きやすいポイントです。大人数で遊べる形式でも、フレンドだけで常に最大人数が集められるとは限りません。
フレンドだけで遊びたい場合は、フレンドマッチの上限や、CPUの扱い、募集の仕組み(野良参加が絡むか)など、ルールが体験に直結します。
実感としては、
フレンドだけで固定メンバーを集めるのは難しい日もある
その場合、CPUやマッチングの仕組みが盛り上がりを支える
という構図になりがちです。よって「フレンドだけで最大人数」を前提に計画するより、「集まった人数で成立する遊び方」を用意しておくほうが満足度が上がります。
Switch版を持っているがSwitch2版を買い直すべき
買い直すべきかどうかは、次の3つで判断できます。
Switch2の追加要素を本気で使うか(カメラ・マイク・マウス操作など)
追加要素を遊ぶ機会が十分にあるか(集まりが多い、家族イベントの頻度が高いなど)
周辺機器を揃えられるか(USBカメラ、設置環境、メンバーの許容感)
この3つが揃うなら、Switch2版の価値は上がります。逆に「本編で十分」「追加要素は年に1回触るかどうか」という場合は、買い直しよりも本編を遊び切るほうが満足度が高くなることが多いです。
迷ったら、まずは本編で遊び、物足りなくなったタイミングで追加要素を検討するのが自然です。
オンラインにNintendo Switch Onlineは必要
オンラインで遊ぶ場合、Nintendo Switch Online(NSO)の加入が必要になることがあります。オンライン要件はタイトルや遊ぶモードで扱いが変わることがあるため、次の順で確認すると迷いません。
自分がオンラインで遊びたいモードを決める(スゴロク、ミニゲーム、特定のオンラインモードなど)
そのモードがNSO必須かを公式記載で確認する
フレンドと遊ぶのか、マッチングを使うのかを決める(必要な準備が変わる)
回線環境を整える(Wi-Fiが不安なら有線や置き場所見直し)
オンラインは、加入そのものより「遊びたいモードがちゃんと動くか」「一緒に遊ぶ相手と予定が合うか」が満足度を左右します。加入は手段なので、遊び方とセットで考えるのがおすすめです。
まとめ
マリオパーティ ジャンボリーの違いは、(1)旧作との違い、(2)ジャンボリーの新要素・ボリューム、(3)Switch2 Edition+ジャンボリーTVとの差、の3軸で整理すると一気に分かりやすくなります。
とくに失敗を生みやすいのは、作品そのものより遊べる条件(Switch Lite、Joy-Con、オンライン環境、Switch2の周辺機器)です。まずはチェックリストで“自分の環境で成立するか”を確認し、そのうえで「誰と遊ぶか」「どれくらいの頻度で遊ぶか」に合わせて選ぶと、納得感のある買い方になります。
最後に、迷ったときは次の考え方がシンプルです。
1本で広くカバーしたい → ジャンボリー
王道の定番で安心して盛り上げたい → スーパースターズ
Switch2の追加要素で“場”を最大化したい → Switch2 Edition(周辺機器チェック前提)
あとは、実際に遊ぶ相手の顔を思い浮かべながら選んでみてください。「このメンバーなら、こういう遊び方で盛り上がりそうだ」と想像できた作品が、あなたにとっての正解になりやすいはずです。