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Logicool G HUBが起動しない時の直し方|Windows・Mac別の最短手順と設定を守るコツ

Logicool(Logitech)のG HUBが起動しないと、マウスのDPIやボタン割り当て、キーボードのライティング、ヘッドセット設定まで一気に操作できなくなります。とくに「無反応」「ロゴループ」「無限ロード」の状態になると、急いで再インストールしたくなりますが、手順を誤るとプロファイルや設定が初期化され、復旧にさらに時間がかかることがあります。

本記事では、まずOS(Windows/macOS)と症状(無反応/ロゴループ/起動はするが不安定)で切り分け、次に設定をできるだけ失わない順番で対処法を整理します。Windowsではサービス競合や動的照明(Dynamic Lighting)、ファイアウォールの影響まで視野に入れ、macOSでは「削除して入れ直す前に確認すべきポイント」を明確にします。いま困っている症状に合わせて、最短ルートで復旧させましょう。

目次

まず最初に確認すること

macOSの方は先に読んでください:アンインストールしないケースがあります

macOSで「昨日まで動いていたのに急に起動しない」「ロゴ画面から進まない」「更新もできない」という場合、原因がアプリの破損ではなく、証明書期限切れでmacOS側にブロックされている可能性があります。このケースでは、公式は「アンインストールしない」ことを明確にし、手動でパッチを入れる手順を案内しています。

まずは本記事の「macOSでの直し方」へ進み、該当するか確認してください。

症状を3つに分類すると最短ルートが見えます

G HUBの不具合は、次の3つに分けると迷いが減ります。

  • 無反応:クリックしても起動しない/プロセスが一瞬出て消える

  • ロゴループ・無限ロード:Gマーク画面から進まない/ずっと読み込み

  • 起動はするが不安定:デバイス未認識、設定が反映されない、RGBだけ効かない

この分類に合わせて、下の表で「自分の行」だけ見てください。上から順に実行すれば、遠回りを避けやすくなります。

切り分け表:OS×症状→原因候補→最短手順

OS 症状 よくある原因候補 最短で試す順番(上から)
Windows 無反応 権限/プロセス残留 タスク終了→再起動→管理者実行
Windows ロゴループ サービス競合(例:logi_lamparray_service)/キャッシュ不整合 サービス停止を試す→キャッシュ整理→修復インストール
Windows 起動はするが不安定 Dynamic Lighting競合/通信遮断 Dynamic Lightingをオフ→FW/セキュリティ許可確認
macOS 無反応/ロゴループ 証明書期限切れ(2026年1月の事例) アンインストールせず公式パッチ適用
macOS 起動はするが不安定 権限/OS側ブロック 再起動→セキュリティ設定確認→公式告知確認

設定を消さずに直すための大原則

先に知っておきたい:設定が消えやすい操作と、消えにくい操作

一番の不安は「プロファイルが飛ぶ」「DPIや割り当てが初期化される」ことだと思います。そこで、操作を“リスク”で整理します。

  • 比較的設定を保持しやすい

    • タスク終了、再起動、管理者実行

    • サービス停止(切り分け目的)

    • 公式手順のパッチ適用(macOS証明書問題)

  • 設定が消える可能性が上がる(最後に回す)

    • クリーン再インストール(関連フォルダ削除を伴う)

    • 設定データベース削除

    • “削除して入れ直す”を闇雲に繰り返す

ポイントは、壊す系の操作は最後にし、まずは「戻せる」「影響が小さい」ものから順に進めることです。

迷ったらこの順番:安全→強力のグラデーション

  1. タスク終了→再起動→管理者実行

  2. (Windows)サービス競合の切り分け/(mac)公式告知の確認

  3. キャッシュ整理(設定DBに触れない範囲)

  4. 修復インストール(可能なら設定保持)

  5. 最終手段:クリーン再インストール

この順番で進めると「直らないのに設定だけ消える」事故を減らせます。

WindowsでG HUBが起動しない主な原因

サービス競合:logi_lamparray_serviceが邪魔をするケース

Windows環境では、G HUBがロゴループする原因として「サービス競合」が疑われる事例があります。具体的に logi_lamparray_service を停止すると起動できたという報告が複数見つかります(公式原因断定ではなく、ユーザー事例として理解してください)。

「無限ロード」「ロゴ画面から進まない」タイプは、まずここを切り分ける価値があります。

キャッシュ破損・不整合:読み込みが進まない典型パターン

G HUBは内部で複数コンポーネント(エージェント、アップデーターなど)を動かしており、キャッシュや一部ファイルの不整合で起動が詰まることがあります。症状はロゴループや真っ白、読み込み停止などとして現れやすいです。

通信遮断:ファイアウォールやセキュリティソフトが原因の例

「起動しない」と見えても、実際は起動後の内部通信が詰まって固まっている場合があります。実例として、ファイアウォールが lghub_agent.exe の通信を遮断していたため起動できなかった、という報告があります。

最近セキュリティソフトを変更した、Windowsのセキュリティ設定を厳しくした、VPNやフィルタリングを導入した、という方は疑ってください。

RGBだけ効かない:Windowsの動的照明(Dynamic Lighting)競合

Windows 11には「動的照明(Dynamic Lighting)」があり、OS側で照明デバイスを統合管理できます。ここがオンだと、メーカーアプリ側の制御と競合して「RGBだけ思い通りにならない」状態になり得ます。Microsoft公式は、設定アプリから動的照明へアクセスし、オン/オフできることを説明しています。

Windowsでの直し方:安全な順番で具体手順

手順1:タスク終了→再起動→管理者実行

最初は“壊さない手順”から入ります。

  1. タスクマネージャーを開く(Ctrl + Shift + Esc)

  2. 「LGHUB」「lghub」「Logitech」関連プロセスがあれば終了

  3. PCを再起動

  4. G HUBを右クリックし、管理者として実行

この段階で直るなら、プロセス残留や権限の問題だった可能性が高いです。

手順2:ロゴループならサービス競合を切り分ける

ロゴループ・無限ロードなら、次を試します(設定消失のリスクは低い切り分けです)。

  1. タスクマネージャーを開く

  2. サービス一覧から logi_lamparray_service を探す

  3. 右クリックで停止

  4. その状態でG HUBを起動

これで起動できた場合、サービス競合の疑いが濃くなります。恒久的にどうするかは環境次第ですが、まずは「起動できる状態に戻す」ことが優先です(後述の再発予防へ進んでください)。

手順3:キャッシュ整理(設定DBに触れない)

次はキャッシュを整理します。重要なのは、いきなり何でも削除せず、バックアップ→段階的に進めることです。

  • 作業前にG HUB関連プロセスをすべて終了

  • 可能なら、関連フォルダをコピーして退避(戻せる保険)

  • 「Cache」や一時ファイル系から整理し、挙動を確認

  • settings.db のような“設定本体”に見えるものは最後まで触らない(初期化の可能性があるため)

「設定が飛ぶのが怖い」方は、この段階で無理をしないほうが安全です。

手順4:通信遮断(FW/セキュリティ)を疑うときの確認ポイント

次に当てはまる場合は、通信遮断を疑ってください。

  • 以前は動いていたが、セキュリティソフトを変えた

  • VPN、フィルタリング、企業ネットワーク下で使っている

  • 起動はするが、画面が固まる・デバイスが出ない

この場合、セキュリティソフトやWindows Defenderのファイアウォールで、G HUB関連(例:lghub_agent.exe)がブロックされていないかを確認します。事例として、ファイアウォール遮断が原因だった報告があります。

手順5:RGB不調ならDynamic Lightingをオフにして切り分ける

RGBだけ効かない、照明が勝手に変わる場合は、Windowsの動的照明を切って挙動を比較します。

  • Windows 11:設定 → 個人用設定 → 動的照明

  • デバイスで動的照明を使用する」をオフにする

ここで改善するなら、G HUB単体の故障というより「OS側の照明制御が上書きしていた」可能性が高いです。

手順6:最後の手段—修復インストールとクリーン再インストールの考え方

「ここまで全部ダメ」なら、強力な手段に進みます。ただし、最終局面ほど大事なのは“順番”です。

方法 設定が消えるリスク 期待できる効果 使いどころ
修復(再インストール系) 低〜中 破損コンポーネントの復旧 起動不能が続くが設定は守りたい
通常の再インストール アプリの入れ直し 修復が効かない
クリーン再インストール 根本リセット どうしても直らない最終手段

クリーンに進む前に、可能な範囲でプロファイルの退避やスクリーンショット記録(DPI、割り当て)を残しておくと復旧が早くなります。

macOSでG HUBが起動しないときの直し方

2026年1月の証明書問題に該当するか確認する

macOSで突然起動しなくなった場合、証明書期限切れによりアプリが動作しないケースがあります。特徴は次のとおりです。

  • 直前まで問題なく使えていた

  • 突然、起動しない/ロゴから進まない

  • アプリ内アップデートも動かない(更新機構も影響を受ける)

この問題について、Logitech公式は「期限切れ証明書が原因」「手動パッチが必要」「アンインストールしない」と案内しています。

公式手順:アンインストールせず手動パッチを適用する

公式が案内している流れはシンプルです。

  1. G HUB用の更新されたパッチインストーラーをダウンロード

  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行

  3. 「ソフトウェアはすでに存在する」といった表示が出たら、インストーラーを終了

  4. G HUBを手動で起動し、デバイスと設定が戻るか確認

ここで重要なのは「削除して入れ直す」ではなく、“上書きパッチで復旧させる”という点です。設定を守る意味でも、先にアンインストールしないでください。

証明書問題でない場合の基本チェック

証明書問題に当てはまらない場合は、次の基本線で確認します。

  • 再起動後も同様か

  • セキュリティ設定でブロック警告が出ていないか

  • 周辺機器の抜き差しで認識が変わるか

  • 公式サポートの告知に同様の障害が出ていないか

macOSはOS側のセキュリティ挙動で症状が変わることがあるため、まず一次情報(公式告知)を踏むのが最短です。

それでも直らないときの最終チェックと再発予防

再発を減らすチェックリスト(更新後に30秒で確認)

  • G HUBが起動するか(ロゴループしないか)

  • デバイスが表示されるか

  • DPI・割り当て・プロファイルが反映されるか

  • Windowsなら「動的照明」が勝手にオンになっていないか

  • macOSなら公式の障害告知やパッチ案内が出ていないか

更新直後にここだけ見ておくと、トラブルの深刻化を防げます。

問い合わせや相談前にまとめると早い情報

  • OSのバージョン(Windows 11、macOS 13/14/15/26など)

  • 症状(無反応/ロゴループ/起動はするが不安定)

  • 試した手順(サービス停止、Dynamic Lighting切替、FW確認など)

  • 直前にした変更(OS更新、G HUB更新、セキュリティソフト変更)

「何をいつやったか」が揃うほど、解決までの往復が減ります。

よくある質問

再インストールしても直らないのはなぜですか

原因が「アプリ破損」ではなく、サービス競合や通信遮断、OS側照明制御の競合にあると、入れ直しても再発しやすくなります。たとえばファイアウォール遮断が原因だった例が報告されています。

Windowsの動的照明はどこでオフにできますか

Microsoft公式が案内しているとおり、Windows 11の設定から「個人用設定→動的照明」でオン/オフできます。

macOSは削除して入れ直していいですか

証明書期限切れの影響が疑われる場合、公式は「アンインストールしない」手順を案内しています。先にパッチ適用を試してください。

参考にした情報源