LINEの着信音が鳴らない原因と直し方｜iPhone・Android別の確認順と設定ポイント│はりぼう記

1 LINEの着信音が鳴らないとき最初に確認すること
- 1.1 いま起きている症状を3つに分ける
- 1.2 確認はこの順番が最短ルート
2 LINEアプリ内で着信音と通知音を確認する
- 2.1 通知設定とサウンド設定
- 2.2 通話の着信音と呼出音の設定
3 iPhoneでLINEの着信音が鳴らない原因と設定
4 AndroidでLINEの着信音が鳴らない原因と設定
5 それでも直らないときの対処と注意点
6 よくある質問
7 まとめ

LINEの着信音が鳴らないとき最初に確認すること

LINEの着信音や通知音が鳴らない状態は、日常でも仕事でも見逃しにつながりやすく、早めに直したいトラブルの代表例です。ただ、原因は大きく分けると「LINEアプリ側の設定」「スマホ本体（OS）の通知設定」「スマホのモードや省電力機能による抑制」「一時的な不具合」のいずれかに収まることがほとんどです。
重要なのは、思いつきで設定を行き来せず、確認する順番を固定して上から潰すことです。順番さえ正しければ、操作に慣れていない方でも復旧まで到達しやすくなります。

いま起きている症状を3つに分ける

最初に「どの通知が鳴らないのか」を切り分けます。ここが曖昧だと、見るべき項目が増えて迷子になります。次の3パターンに分けてください。

症状	具体例	主な原因の方向性
メッセージ通知音が鳴らない	トークは届いているが音がしない／バナーは出るが無音	LINE通知設定、端末通知のサウンド、消音・集中モード
通話の着信音だけ鳴らない	不在着信だけ残る／着信画面が出ない／鳴るはずの時間帯に無音	通話カテゴリの通知、権限、iPhone統合、Android通知チャンネル、省電力
メッセージも通話も鳴らない	何も気づかない／通知自体が出ない	端末側でLINE通知が全面オフ、モード系、ネットワーク不安定、アプリ不具合

ワンポイント

「バイブは動くが音が鳴らない」→サウンド設定・音量・モード系の可能性が高いです。
「トークは鳴るのに通話だけ鳴らない」→Androidの通知チャンネルや、通話まわりの設定差分が疑わしいです。
「通知が一切来ない」→端末側の通知許可や省電力、通信が関係していることがあります。

確認はこの順番が最短ルート

以下の順番は、復旧率が高く、かつ副作用が少ないものから並べています。途中で直ったらそこで終了して問題ありません。

LINEアプリ内の通知・サウンド設定
端末側（iPhone/Android）のLINE通知許可とサウンド
モード系（消音・サイレント・集中モード等）
Android：通知チャンネル（カテゴリ別設定）
省電力・電池最適化（通知抑制）
再起動・アップデート・空き容量・キャッシュ
最終手段：再インストール（引き継ぎ準備が前提）

この順番のメリットは、最初の1〜3で直るケースが多いこと、そして4以降は機種差が強く難易度が上がるため、前半で片付けられる可能性を先に潰せる点です。

LINEアプリ内で着信音と通知音を確認する

まずはLINEアプリ内の設定を見直します。LINE側の設定は「元に戻しやすい」「端末全体に影響を与えにくい」ため、最初に触れるのが安全です。
また、トークルームごとのミュートや通知オフなど、本人が気づかないうちに設定が変わっていることもあります。

通知設定とサウンド設定

以下のチェックリストを、上から順に確認してください。用語や表示名は端末・LINEバージョンで多少異なることがありますが、概ね同じ場所にあります。

チェックリスト（LINE側）

LINEの「設定」内で「通知」がオフになっていない
「メッセージ通知」や「通知を表示」が有効になっている
通知音（サウンド）が「なし」または極端に小さい設定になっていない
ポップアップ表示が必要な場合、ポップアップが無効になっていない
トークルーム単位で「通知オフ」「ミュート」にしていない
グループだけ鳴らない場合、グループ通知設定が無効になっていない

とくに見落としやすいポイント

トークルーム個別の通知オフ：全体設定がオンでも、特定の相手・グループだけ鳴らない原因になります。
通知音の種類：一部の端末では、通知音の選択が「システム通知音」に依存している場合があり、端末側の設定と連動します。
通知は来ているのに音だけ鳴らない：この場合は、LINE内のサウンド設定か端末通知のサウンド許可が原因のことが多いです。

簡易テスト方法（確認のコツ）

自分のスマホをもう1台用意できるなら、別アカウントからトークを1通送ってもらい、通知音が鳴るか確認します。
端末が1台しかない場合は、家族や友人に「今から1回だけ送って」とお願いしてテストするのが早いです。
テスト時は、集中モードやサイレントを一時的に解除して、切り分けを単純化します。

通話の着信音と呼出音の設定

次に、通話の着信音に関係する項目を確認します。LINE通話は「メッセージ通知」と扱いが異なることがあり、メッセージは鳴るのに通話だけ鳴らないという症状が起こり得ます。

チェックリスト（LINE通話まわり）

LINE設定内に「通話」または「通話の通知」項目がある場合、通話通知が無効になっていない
着信音（自分側に鳴る音）の設定がオフ/無音になっていない
Bluetoothイヤホン・車載Bluetoothに接続中ではない（接続先に音が出て「鳴っていない」ように見えることがあります）
スピーカーや受話音量ではなく、着信音量（通知音量）が下がっていない
端末の「メディア音量」と「着信音量」を混同していない

よくある勘違い

受話中の音量を上げても、着信音は大きくなりません。着信音は「着信音量・通知音量」に依存します。
Bluetooth機器がつながっていると、音がそちらへ出力され、周囲に聞こえないことがあります。接続を切ってテストすると切り分けができます。

iPhoneでLINEの着信音が鳴らない原因と設定

iPhoneで多い原因は、次の3つです。

通知許可（通知をそもそも出さない）
通知のサウンド（通知は出るが音だけ無い）
集中モード（時間帯や状況により通知を抑制）

そして、通話関連では「iPhoneの基本通話と統合」の影響で表示・鳴り方が変わるケースがあります。ここでは、確認すべき順番どおりに解説します。

アプリ通知のサウンドと通知許可

まずは「iPhone側でLINEの通知が許可されているか」を確認します。ここがオフだと、LINEアプリ側でどれだけ設定しても鳴りません。

手順（iPhone）

「設定」アプリを開く
「通知」を開く
アプリ一覧から「LINE」を選ぶ
次の項目を確認する
- 「通知を許可」：オン
- 「サウンド」：オン
- 「バナー」「ロック画面」「通知センター」：必要に応じてオン

ここで起こりがちなパターン

「通知を許可」はオンだが「サウンド」がオフ → 画面表示は出るが無音
「ロック画面」だけオフ → 置いているときに気づきにくい
バナー表示が一時的（または非表示） → 着信時に画面に出ないと誤認する

確認のコツ

まずは“全部オン”に寄せてテストし、鳴るようになってから不要な表示だけ絞ると失敗が少ないです。
「通知を許可」「サウンド」が最優先です。見逃しの多くはこの2つのどちらかです。

集中モードでLINEがブロックされていないか

次に、集中モードを確認します。集中モードは「通知を止める仕組み」として非常に強力です。仕事中や就寝中に使っている方は、知らないうちにLINEが止まっている可能性があります。

こんな症状があれば集中モードが有力です

特定の時間帯だけ鳴らない
仕事中（または夜間）だけ通知が弱い
画面上に通知が出ない／履歴にだけ残る

手順（iPhone：集中モード）

「設定」→「集中モード」を開く
使用中のモード（例：おやすみ、仕事、パーソナル）を選ぶ
「通知を許可するアプリ」を確認
LINEが許可されていなければ、許可アプリに追加する
一時的に集中モードをオフにして、通知が鳴るかテストする

注意点（落とし穴）

「通知を許可するアプリ」にLINEを入れても、「連絡先の許可」が厳しい設定だと、通話や通知が期待どおりに来ないことがあります。
集中モードは“モードごとに設定が別”です。仕事モードではOKでも、おやすみモードではブロックされている、ということが起こります。
「自動でオン」になっていると、本人がオフにしたつもりでも時間になれば再度オンになります。自動化設定も確認すると確実です。

iPhoneの基本通話と統合で挙動が変わる場合

LINE通話の着信画面や通知の出方が期待と違う場合、LINE側の通話設定で「iPhoneの基本通話と統合」が影響していることがあります。ここは「オンが正解・オフが正解」と一概に言えないため、切り分けの手順が重要です。

よくある症状

着信画面が出ず、あとから不在着信だけ残る
通話の鳴り方や表示が以前と変わった
端末の電話アプリ側の履歴や通知との絡みが不自然

切り分け手順（やることは1つずつ）

LINEの「設定」→「通話」を開く
「iPhoneの基本通話と統合」があれば、現在の状態（オン/オフ）を確認
いったん切り替えて（オン→オフ、またはオフ→オン）、テスト通話を受ける
改善した状態を採用し、しばらく運用して問題がないか見る

切り替え後にやると良いこと

端末再起動（通知まわりが安定する場合があります）
集中モードや通知設定を“改めて”確認（切り替えのタイミングで挙動が変わることがあるため）

AndroidでLINEの着信音が鳴らない原因と設定

Androidはメーカー・機種・OSバージョンで設定画面の名称がかなり違います。ただし、根本の考え方は共通です。
特に重要なのは次の2点です。

通知チャンネル（通知カテゴリ）：通話だけ、トークだけ、といった単位で音や重要度が変わる
電池最適化・省電力：バックグラウンドでの通知を抑制し、鳴らない・遅れる原因になる

ここでは、「どの画面名でも探せるように」探し方のキーワードも含めて説明します。

アプリ通知のサウンド許可

最初にAndroid側で、LINEの通知許可が有効かを確認します。端末の設定でアプリ通知がオフだと、LINE側で設定しても鳴りません。

手順（一般的な探し方）

端末の「設定」を開く
「アプリ」または「アプリと通知」を開く
アプリ一覧から「LINE」を選ぶ
「通知」を開く
次を確認する
- 通知が許可（オン）
- サウンドが有効
- 必要であればポップアップ表示やロック画面表示が許可

機種差がある表示名の例

「通知」
「アプリの通知」
「通知の管理」
「通知を許可」
「通知カテゴリ」や「通知チャンネル」

ここでのポイント

まずは「通知が許可されているか」を最優先で見ます。
“通知は来るが音だけ無い”場合は、サウンドやカテゴリ別設定が怪しいです。次の通知チャンネルへ進みます。

通知チャンネルで通話だけ音がオフになる

Androidで最も多い落とし穴がここです。Androidはアプリ通知を「カテゴリ（チャンネル）」で分け、ユーザーがカテゴリごとに音・重要度・バイブなどを変更できる仕組みがあります。
その結果、「トークは鳴るのに通話だけ鳴らない」が起こります。

代表的なカテゴリ（名称は例）

メッセージ、トーク、チャット
通話、着信、通話の通知
その他（お知らせ、バックアップ、システム）

確認手順（探し方）

端末の「設定」→「アプリ」→「LINE」
「通知」を開く
「通知カテゴリ」や「通知チャンネル」が一覧表示される画面へ進む
「通話」「着信」に相当するカテゴリを探す
そのカテゴリで以下を確認する
- 通知がオン
- サウンドがオン（または通知音が設定されている）
- 重要度が低すぎない（可能なら高め）
- ポップアップが必要なら許可

目安表（設定の意図で決める）

こうしたい	通話カテゴリの推奨状態
とにかく着信を逃したくない	通知ON／サウンドON／重要度高／ポップアップ許可
音は鳴らしたいが画面は控えめ	通知ON／サウンドON／重要度中〜高／ポップアップは好み
バイブだけにしたい	通知ON／サウンドOFF／バイブON（機種で設定項目が分かれる場合あり）

切り分けのコツ

まずは通話カテゴリを“強め”に設定し、鳴る状態を取り戻す
鳴るようになったら、通知の出方を好みに調整する
この順にすると、迷子になりにくいです。

電池最適化と省電力で通知が止まる・遅れる

Androidで「しばらくスマホを触っていないと鳴らない」「開いた瞬間にまとめて通知が来る」場合、省電力や電池最適化が関係していることが多いです。
省電力は、バックグラウンド通信や動作を抑制して電池を長持ちさせる仕組みですが、通知系アプリには不利に働くことがあります。

よくある症状

画面オフ中に着信音が鳴らない
端末を触ると急に通知が来る
モバイルデータ通信時だけ不安定（Wi-Fiではマシ）

手順（探し方）

端末の「設定」
「バッテリー」または「電池」
「電池の最適化」「アプリの電池使用量」「バックグラウンド制限」などの項目を探す
LINEを見つけ、以下のいずれかに変更できるなら変更する
- 「最適化しない」
- 「制限なし」
- 「バックグラウンドで許可」
設定後、再起動し、テスト通話や通知で確認する

注意点

省電力を緩めると、電池消費が増える可能性があります。どうしても電池が厳しい場合は、LINEだけ例外設定にするのが現実的です。
メーカー独自の省電力（例：アプリ自動終了、バックグラウンド抑制）がある場合、一般的な設定だけでは不十分なことがあります。その場合は「設定内検索」で「バッテリー」「最適化」「バックグラウンド」「自動起動」などの語で探すと見つけやすいです。

それでも直らないときの対処と注意点

ここまで確認しても直らない場合、設定以外の要因（更新不整合、端末の一時不具合、容量不足、音の出力先の問題など）が絡んでいる可能性があります。
この章では、リスクの低い順番で「安全な次の一手」をまとめます。

再起動・アップデート・容量・キャッシュ

以下の手順で、1つずつ実施してください。複数を同時に行うと原因が分からなくなり、再発時に困ります。

1. 端末を再起動する
通知まわりは、長時間起動しっぱなしだと内部処理が詰まったり、音の出力が不安定になったりすることがあります。まず再起動して、テストします。

再起動後は、すぐにテスト通話・テスト通知を行ってください。

2. LINEアプリを最新版に更新する
古いバージョンでは、OS側の仕様変更に追随できず不具合が出る場合があります。アプリストアで更新を確認します。

更新後も念のため再起動すると安定しやすいです。

3. OSを最新版に更新する（可能な範囲で）
OS更新は慎重さも必要ですが、通知まわりの不具合修正が含まれることがあります。

更新前に、Wi-Fi接続とバッテリー残量を確保してください。

4. 空き容量を確保する
空き容量が不足すると、通知処理だけでなく、アプリのバックグラウンド動作自体が不安定になります。

写真・動画の整理
使っていないアプリの削除
キャッシュの整理
これらで数GBでも空きを作ると改善することがあります。

5. Androidの場合：LINEのキャッシュ削除
キャッシュが原因で挙動が乱れるケースがあります。

「設定」→「アプリ」→「LINE」→「ストレージ」→「キャッシュを削除」
※「データを削除」はログイン情報等にも影響する可能性があるため、まずはキャッシュのみが安全です。

再インストール前にやるべきこと

再インストールは改善に効く場合がありますが、準備不足だと「ログインできない」「トーク履歴を失う」といった別トラブルにつながります。ここは慎重に進めてください。

再インストール前チェックリスト

LINEの引き継ぎに必要な情報（電話番号、メール、パスワードなど）を把握している
端末のロック解除手段（PIN/Face ID/指紋）が正常に使える
必要ならトーク履歴のバックアップ手段がある（バックアップの可否は環境により異なります）
二段階認証や端末認証が求められても対応できる（SMS受信や本人確認）
仕事で使っている場合、再ログインに必要な時間を確保できる

推奨手順（安全寄り）

上のチェックリストを満たす
LINEをアンインストール
端末を再起動
LINEをインストール
ログイン・初期設定
通知・通話のテスト

この順番にする理由は、アンインストール直後の残留データや通知設定の不整合を、再起動で一度リセットしやすくするためです。

不具合の可能性と公式情報の確認

設定が正しいのに鳴らない場合、アプリ側・OS側の不具合が絡むことがあります。特に、LINEやOSの更新直後に急増する症状は、同様の報告が出ていることもあります。
こういうときは、むやみに深追いせず、次の方針が安全です。

アプリ更新が来ていないか、しばらく数日〜数週間は定期的に確認する
端末の再起動や通知設定の再確認を行い、暫定的に回避できる設定がないか探る
重要な連絡がある期間は、LINE以外の連絡手段（通常の電話、メール、別メッセージアプリ）も併用する

また、LINEのヘルプ（公式案内）は、設定項目の名称変更や、OSごとの注意点が追記されることがあります。状況が改善しない場合は、公式案内もあわせて確認すると、最新の対処にたどり着きやすくなります。

よくある質問

LINEだけ鳴らないのはなぜ？

LINE以外の通知は鳴るのに、LINEだけ鳴らない場合は、原因が「LINEにだけ適用されている設定」に偏っている可能性が高いです。代表例は次のとおりです。

LINEアプリ内の通知・サウンド設定がオフ
端末側の「通知」設定で、LINEのサウンドだけオフ
集中モードやおやすみモードで、LINEが許可アプリに入っていない
Androidで、LINEの通知チャンネルの一部カテゴリが無音になっている
Bluetooth接続中で、音がイヤホン側に出ている

おすすめの確認順

LINE内設定 → 2) 端末のLINE通知（許可とサウンド） → 3) モード系 → 4) Android通知チャンネル
この順で見ると、最短で原因に届きやすいです。

通話は鳴らないがメッセージは鳴る原因は？

この症状は、かなりの確率で「通話だけ別カテゴリ扱いになっている」ことが原因です。

Android：通知チャンネルで「通話」カテゴリだけ音がオフ、重要度が低い、ポップアップが無効
iPhone：通知の出方の設定差、集中モードの許可設定、統合設定による挙動差

切り分けのポイント

Androidなら、LINEアプリ情報 → 通知 → 通知カテゴリで「通話」「着信」に相当する項目を重点的に確認してください。
iPhoneなら、通知の「サウンド」と集中モードの許可アプリにLINEが入っているかを優先し、必要なら統合設定を切り替えてテストします。

バイブだけ/音だけにしたい場合は？

バイブだけ、音だけ、といった調整は可能ですが、端末とLINEの両方で設定が絡むため、順番を意識すると失敗が減ります。

バイブだけにしたい（音は不要）

端末側：通知音量を下げる、またはサウンドをオフ
LINE側：通知はオンのまま
Androidの場合：通知チャンネルで「サウンドなし＋バイブあり」へ（可能な場合）

音だけにしたい（バイブは不要）

端末側：バイブ設定をオフ（機種により「サイレント時のみバイブ」などの項目あり）
LINE側：通知音はオン
通話カテゴリも音が出るように設定

時間帯だけ静かにしたい

iPhone：集中モードで「LINEを許可した上で」通知方法を調整（完全ブロックにしない）
Android：おやすみモードやサイレントの例外設定（機種依存）を活用

「やりたいこと」を先に決め、まずは“鳴る状態を確保してから”微調整するのが安全です。最初から細かく作り込むと、どこで鳴らなくなったのか分からなくなりやすいです。

まとめ

LINEの着信音が鳴らない問題は、原因が複雑に見えても、実際は「設定の見落とし」か「抑制機能（モード・省電力）」がほとんどです。迷わないために、確認順を固定して上から潰すのが最短です。

最初は LINEアプリ内の通知・サウンド を確認する
次に 端末のLINE通知許可とサウンド を確認する
それでもだめなら 消音／サイレント／集中モード を疑う
Androidは 通知チャンネル（通話カテゴリ） が最重要の落とし穴
さらに 電池最適化・省電力 で通知が止まる・遅れることがある
最後に 再起動→更新→空き容量→キャッシュ、必要なら準備して 再インストール を行う

OSやLINEの更新で設定項目の名称や場所が変わることはありますが、「通知」「LINE」「サウンド」「集中モード」「バッテリー最適化」といったキーワードで設定画面内検索を使えば、目的の項目に到達しやすくなります。
一つずつ切り分けて、着信を確実に受け取れる状態を取り戻してください。

LINEの着信音が鳴らない原因と直し方｜iPhone・Android別の確認順と設定ポイント