LINEの絵文字が突然消えてしまうと、「自分だけの不具合なのか」「買った絵文字まで消えたのか」「前の絵文字に戻せないのか」と不安になりがちです。しかし実際は、原因は大きく分けて数パターンに整理でき、手順を間違えなければ多くのケースは短時間で復旧できます。特に、デフォルト絵文字の仕様変更による“見え方の変化”と、引き継ぎ・再インストール後の“未ダウンロード状態”、さらに購入済みアイテムの“未反映”は、見た目が似ていても対処がまったく異なります。
本記事では、「絵文字一覧から消えたのか」「入力候補(サジェスト)に出ないだけなのか」を最初に切り分け、iPhone/Androidの違いやメイン端末・サブ端末の落とし穴も踏まえながら、最短で元に戻す手順を症状別にまとめました。旧デフォルト絵文字の復活方法、再ダウンロードの正しい順番、直らない時の判断基準まで網羅していますので、焦らずこの流れどおりに確認すれば、必要な対処が迷わず分かります。
※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。
LINE絵文字が消えた時に最初に確認すること
消えたのは一覧か候補かを切り分ける
「絵文字が消えた」と感じたとき、最初に行うべきは“どこから消えたのか”の切り分けです。ここが曖昧なまま対処すると、効果の薄い操作を繰り返して時間を消耗しがちです。主なパターンは次の2つです。
A:絵文字の一覧(絵文字タブ)から消えた
送信画面で絵文字一覧を開いても、以前使っていた絵文字パックが見つからない状態です。場合によっては、絵文字タブや絵文字アイコン自体が見当たらないと感じることもあります(実際には表示位置が変わっただけのケースもあります)。B:入力中の候補(サジェスト)に出ない
絵文字一覧には存在するのに、文章入力中に自動で出てくる候補(サジェスト)にだけ表示されない状態です。
例えば「ありがとう」と打っても、以前は候補に出てきた絵文字が出ない、という状況が典型です。
この切り分けは重要で、Aは「アイテムのダウンロード・再取得・表示の問題」であることが多い一方、Bは「設定(サジェスト表示)・入力環境(キーボードや言語設定)・アプリの挙動」の問題である可能性が高いです。
まずは、トーク画面の入力欄付近から絵文字一覧を開き、一覧自体に絵文字が存在するかを確認し、そのうえでサジェストの問題かどうかを判断してください。
加えて、次の誤認にも注意が必要です。
絵文字が“消えた”のではなく、並び順が変わっただけ
新しい絵文字を追加した、またはアプリ更新で並びが変化した場合、見慣れた位置にないだけで「消えた」と感じやすいです。トークの相手側で表示されていないだけ
自分の端末では送れていても、相手側が未ダウンロードや古い環境のため表示が崩れるケースがあります。これは「自分の一覧から消えた」とは別問題です。
まずは「一覧(A)」か「候補(B)」かを分けるだけで、次にやるべき作業が明確になります。
メイン端末かサブ端末かを確認する
次に重要なのが「今操作している端末がメイン端末かどうか」です。LINEのスタンプ・絵文字は、利用環境によって挙動が異なることがあります。特に、次のような構成の方は注意が必要です。
スマホ(メイン)+PC版LINE(サブ)を併用している
スマホ(メイン)+タブレット(サブ)を併用している
会社用と個人用で複数端末を使い分けている
機種変更直後で、旧端末と新端末が混在している
絵文字が「消えた」と感じたとき、サブ端末(PC版など)だけを見て判断すると、実際にはメイン端末には残っているのに「消えた」と誤認することがあります。また、再ダウンロードや購入反映などは、メイン端末での操作が前提になることが多く、サブ端末側でいくら探しても解決しないケースがあります。
ここでの確認ポイントは次のとおりです。
普段、スタンプ・絵文字を購入したり追加したりする端末はどれか
それが基本的にメイン端末です。今トラブルが起きている端末は、メイン端末か
まずメイン端末で症状を確認してください。サブ端末側だけの問題ではないか
サブ端末だけに症状が出る場合は、サブ端末の制限や同期の問題が疑われます。
結論として、絵文字復旧の操作はまずメイン端末(通常はスマホ)で行うのが最短です。
端末再起動とLINE更新を先に済ませる
原因が仕様変更でも設定でも不具合でも、最初にやってよい“安全で効果が出やすい操作”が次の2つです。
端末を再起動する
LINEアプリを最新バージョンに更新する
再起動は、キャッシュ・通信状態・バックグラウンド処理の詰まりなどを一度リセットできるため、軽微な不具合には特に有効です。
LINE更新は、絵文字やサジェストの挙動がバージョンに依存する場合があるため、古いままだと正しい表示にならないことがあります。
さらに、次の環境も併せて確認すると復旧率が上がります。
通信環境:不安定な回線だとダウンロードが完了せず「消えた」ように見えることがあります。可能ならWi-Fiへ切り替えてください。
空き容量:端末容量が逼迫していると、ダウンロード・キャッシュ・保存が失敗しやすくなります。写真や動画、不要アプリを整理してください。
省電力設定:省電力モードやバックグラウンド制限が強いと、ダウンロードが途中で止まることがあります。
「まず再起動+更新」は遠回りに見えても、結果的に最短になることが多いです。
LINE絵文字が消えた主な原因
ここでは「なぜ消えたように見えるのか」を、よくある順に整理いたします。原因を理解しておくと、復旧の手順選びで迷いが減ります。
デフォルト絵文字のリニューアルで旧絵文字が見えなくなる
LINEでは、標準で使える絵文字(デフォルト絵文字)が時期によって更新されることがあります。これにより、以前まで当たり前に使えていた絵文字が、突然「見当たらない」「別の絵文字に変わった」と感じることがあります。
このケースの特徴は次のとおりです。
ある日を境に、見慣れた顔や表情の絵文字が一覧で見つからない
トーク履歴の過去メッセージを見ると、絵文字の表示が変わったように見える
自分だけでなく周囲の人も「絵文字が変わった」と言っている
この場合、端末の故障やあなたの操作ミスではなく、仕様変更が中心です。
対応としては、旧デフォルト絵文字が「別パックとして追加できる」仕組みになっている場合があるため、後述の「旧デフォルト絵文字を追加して復活させる」の手順が該当します。
ポイントは、仕様変更を不具合と勘違いして、アプリを消したり再インストールしたりしてしまうと、かえって復旧の手間が増えることです。まずは原因候補として「デフォルト絵文字の変更」を押さえてください。
絵文字が未ダウンロードのままになっている
LINEの絵文字は、追加しただけでは端末側に完全保存されず、実際にダウンロードが完了してはじめて安定して使える場合があります。未ダウンロードやダウンロード不完全だと、次のような症状が起きます。
絵文字一覧にはあるが、タップしても送信できない
絵文字が表示されず、空白や四角(豆腐)に見える
送信できても相手側で表示が崩れる
一部だけ読み込みに失敗している
特に多いのは、機種変更直後やアプリ更新直後、通信が不安定な状態でダウンロード処理が中断されるケースです。
この場合は、いったん「再ダウンロード」を実行して端末側のデータを整えるのが最短です。
また、絵文字をたくさん持っている方ほど「どれが未ダウンロードか」が分からなくなりがちですので、後述する「すべてダウンロード」でまとめて整える方法が有効です。
引き継ぎや再インストール後に再取得が必要になる
機種変更、LINE再インストール、ログインし直しなどの後は、購入済み・追加済みのアイテムが「消えたように見える」ことがあります。これは、権利が消えたのではなく、端末側にデータが入っていないために起きることが多いです。
典型的な状況は次のとおりです。
新しいスマホにLINEを入れた直後、絵文字一覧がスカスカ
以前買った絵文字が表示されない
マイスタンプ(マイ絵文字)の一覧が空に近い
この場合、必要なのは「再取得(再ダウンロード)」です。
引き継ぎはアカウントに紐づく情報を移す作業であり、端末に入っているデータを自動で全部復元するとは限りません。そのため、再取得を前提に動くのが現実的です。
購入済みアイテムが反映されないケースがある
購入したのに反映されない場合、次の要素が絡み合うことがあります。
購入処理は完了しているが、アプリ側の反映が遅れている
別アカウントで購入している(ログイン違い)
端末側のキャッシュ不整合で、購入済みが表示されない
通信不安定で反映処理が止まっている
メイン端末とサブ端末の差で「見えない」だけ
この場合、むやみに連続購入や再インストールを行うと、支払いの混乱や確認の手間が増えます。
まずは「再起動」「購入履歴の確認」「マイスタンプ側の再ダウンロード」の順で落ち着いて確認することが重要です。
OSやアプリ不具合で表示やダウンロードに影響する
絵文字のトラブルは、あなたの設定だけでなく、OSやアプリの不具合が原因になる場合もあります。例えば以下です。
特定OSのアップデート後に、絵文字が表示されない
特定バージョンのLINEで、サジェストが動作しない
ダウンロードが完了しない不具合が発生している
このタイプは、ユーザー側でできることに限界があります。
ただし、全く何もできないわけではなく、次のような「回避策」を取れる場合があります。
OS/LINEを最新にする(修正版が出ている可能性)
端末再起動、通信変更、空き容量確保
不具合が解消するまで待つ判断をする
必要情報を揃えて問い合わせる
このため、後半の「直らない時の判断基準」を用意してあります。
LINE絵文字が消えた時の戻し方
まずは「早見表」で自分の症状に近いものを選び、その後に該当手順を実行してください。重要なのは、闇雲に操作するのではなく、症状に合う手順から順番に試すことです。
症状別の原因と対処の早見表
| 症状 | 可能性が高い原因 | 優先する対処 |
|---|---|---|
| 旧デフォルト絵文字が見当たらない | デフォルト絵文字のリニューアル | 旧絵文字をストア/ショップから追加 |
| 購入・入手した絵文字が一覧にない | 未ダウンロード/引き継ぎ後の再取得不足 | マイスタンプで再ダウンロード/すべてダウンロード |
| 絵文字はあるが送受信で崩れる/表示がおかしい | 再ダウンロード不足、相手側の未対応 | 送信側/受信側ともに再ダウンロード |
| 購入したのに反映されない | 購入反映の遅延、端末側状態、アカウント違い | 再起動→購入履歴確認→再ダウンロード |
| 絵文字がダウンロードできない/表示されない | OS/アプリ不具合、端末容量/回線問題 | 公式の不具合情報確認、環境見直し、待機判断 |
早見表のとおり、「旧デフォルト絵文字」だけは他と性質が違い、復旧方法も別です。そこだけ誤らないようにしてください。
マイスタンプからLINE絵文字を再ダウンロードする
絵文字が消えた・使えない・表示が崩れるといった症状では、まず「マイスタンプ(マイ絵文字)から再ダウンロード」を試すのが基本です。これは権利を変えず、端末側データだけを整える操作だからです。
手順(スマホ:iPhone/Android共通の考え方)
LINEのホームを開きます
右上の設定(歯車)を開きます
スタンプ関連の項目を開きます
マイスタンプを開き、絵文字タブに切り替えます
すべてダウンロード、または個別にダウンロードを実行します
うまくいかない時の確認ポイント
ダウンロードボタンが押せない/反応しない
通信不良、空き容量不足、バックグラウンド制限が疑われます。Wi-Fiへ切り替え、容量を確保し、必要なら省電力モードを解除してください。ダウンロードが途中で止まる
端末再起動後に再実行し、同時に複数の大きいアプリ更新が走っていないかも確認してください。一部だけ直らない
その絵文字パックのみ削除→再ダウンロードが有効なことがあります(ただし削除前に購入済み・再取得可能であることを確認してください)。
再ダウンロードは、最も“元に戻す”性質が強い対処です。迷ったらまずここから実行する価値があります。
旧デフォルト絵文字を追加して復活させる
旧デフォルト絵文字が見当たらない場合、原因は「仕様変更」であることがあります。この場合、再ダウンロードでは戻らず、「旧デフォルト絵文字を別パックとして追加する」考え方が必要です。
手順の考え方
スタンプショップ/絵文字ショップ/LINE STORE等で、旧デフォルト絵文字の配布ページへ進む
旧絵文字を追加(ダウンロード)する
追加後、絵文字一覧に表示されることを確認する
失敗しやすいポイント
“標準に戻す”設定を探してしまう
旧デフォルトが「標準切替」で戻るとは限りません。多くの場合は「追加する」扱いです。サブ端末で見つけようとしてしまう
追加操作はメイン端末のほうが確実です。購入済み絵文字と混同してしまう
旧デフォルトは無料配布の扱いである場合が多く、購入済み復旧の導線とは別です。
旧デフォルトの復活は「不具合修正」ではなく「再追加」である、という整理ができると迷いが減ります。
引き継ぎ後はすべてダウンロードでまとめて復旧する
機種変更直後に「絵文字が全部消えた」と感じる場合、個別ダウンロードでは追いつきません。そこで有効なのが「すべてダウンロード」です。
手順(引き継ぎ後の基本)
メイン端末(主にスマホ)でLINEを開きます
ホーム→設定→スタンプを開きます
マイスタンプ→絵文字タブ
すべてダウンロードを実行します
実行時の注意点
Wi-Fi接続を推奨:絵文字を多数持っている場合、通信量が増えます。
画面を閉じない:端末の設定によっては、画面を閉じるとダウンロードが止まることがあります。
時間がかかる場合がある:保有数が多いほど時間が必要です。途中で止まるなら、空き容量や省電力設定を見直してください。
「すべてダウンロード」を終えると、端末側に絵文字データが整い、「消えた」ではなく「未整備だった」状態が解消されることが多いです。
購入済み絵文字が未反映の時の手順
購入済みなのに未反映の場合は、焦って追加購入をしないことが重要です。二重購入や混乱を避けるため、次の順番で確認してください。
手順(安全に順番どおりに進める)
端末を再起動します
LINEを開き、購入済みの状態が確認できる場所(購入履歴や保有一覧など)で、該当アイテムが「購入済み」になっているか確認します
マイスタンプ(絵文字)で再ダウンロード(またはすべてダウンロード)を試します
それでも反映されない場合は、ログインしているアカウントが正しいか(別アカウントで購入していないか)を確認します
最後に、必要情報を揃えて問い合わせを検討します
ここで特に多い落とし穴
機種変更後、別アカウントでログインしていた
以前の購入が見えない典型です。電話番号やメールアドレスの組み合わせが異なると別アカウントになります。サブ端末だけで確認していた
購入や反映はメイン端末のほうが正確に確認できることが多いです。
購入済み未反映は、原因が複合的になりやすい分、順番を守って確認することが最短です。
LINE絵文字がサジェストに出ない時の直し方
ここからは「絵文字一覧にはあるのに、入力中の候補にだけ出ない」場合の対処です。一覧から消えたケースと同じ操作を続けても直りにくいので、別の問題として整理して進めてください。
サジェスト表示をオンにする
まず最初に確認するべきは「サジェスト表示」がオフになっていないかです。設定がオフなら、候補が出ないのは正常動作です。
手順
ホーム→設定
スタンプ
サジェスト表示をオンにします
オンにした直後は、候補が出るまで少し挙動が落ち着くまで時間がかかることがあります。いったんトーク画面に戻り、短い文章を入力して変化を確認してください。
サジェスト言語とキーボードの条件を見直す
サジェストは、入力言語やキーボードの種類の影響を受ける場合があります。特に次に該当する方は要注意です。
サードパーティ製キーボード(標準以外)を使っている
日本語入力と英語入力を頻繁に切り替える
端末の言語設定や地域設定を変更したことがある
予測変換・学習機能を強く制限している
見直しチェックリスト
LINEを最新版にしている
OS標準キーボードで入力している(可能な範囲で)
サジェスト表示がオンになっている
入力言語が想定どおり(日本語入力で試す等)
端末の省電力や制限でLINEの動作が抑制されていない
候補が出ない問題は「設定のつまみ違い」が原因であることが多く、設定を整えるだけで解消することが少なくありません。
公式手順に沿ってサジェスト不具合を切り分ける
サジェストが直らない場合は、「一度に全部直そう」とせず、切り分けの順番を決めて進めるのが確実です。おすすめの流れは次のとおりです。
サジェスト表示がオンか確認
端末再起動
LINE更新
OS標準キーボードでの再現確認
言語設定の見直し(不要な言語の整理、切り替えの安定化)
通信環境と空き容量の見直し
この順で確認すると「どの条件で症状が変わるか」が見えやすくなります。変化が出た時点で、原因の当たりがつくため、不要な操作を減らせます。
LINE絵文字が直らない時の判断基準と再発防止
公式の不具合情報を確認する
ここまでの手順を試しても直らない場合、OSやアプリ側の不具合・仕様上の制約が疑われます。この場合、ユーザーができることは「無限に試す」ではなく、次の判断に切り替えることです。
公式の不具合・障害情報が出ていないか確認する
公式が回避策を示しているなら、それに従う
修正待ちが妥当なら、無理に再インストール等を繰り返さない
特に、再インストールは状況を改善することもありますが、ログイン情報の確認や引き継ぎ状態の確認が不十分だと逆効果になり得ます。原因が不具合の場合、再インストールで直らないこともありますので、ここは慎重に判断してください。
問い合わせ前に揃える情報
問い合わせや切り分けをする場合、次の情報を揃えておくとやり取りが速くなります。メモに残しておくことを推奨いたします。
端末種別(iPhone/Android、機種名)
OSバージョン
LINEアプリのバージョン
症状の分類(一覧から消えた/サジェストのみ出ない/購入済み未反映 等)
発生タイミング(機種変更後、再インストール後、OS更新後など)
試した対処(再起動、更新、再ダウンロード、すべてダウンロード等)
この情報があるだけで、「同じ質問の往復」を避けやすくなります。
機種変更前後でやっておく設定と運用
最後に、再発を防ぐための運用面を整理いたします。絵文字トラブルは、機種変更やアプリ更新の節目で起きやすいので、事前・事後のルーチン化が有効です。
再発防止チェックリスト
機種変更後は、マイスタンプの絵文字タブで「すべてダウンロード」を実施する
絵文字が崩れたら、まず再ダウンロードで端末データを整える
購入済みが反映されない場合は、再起動→履歴確認→再ダウンロードの順で確認する
サジェストを使う場合は、サジェスト表示がオンであることを定期的に確認する
OS更新直後に異常が出た場合は、焦って操作を重ねず、不具合情報を確認してから動く
空き容量が少ない端末では、絵文字やスタンプのダウンロードが失敗しやすいので定期的に整理する
再発防止のコツは、「困ってから思い出す」ではなく、「節目で必ず実行する」形に落とし込むことです。機種変更後の“すべてダウンロード”だけでも、トラブル頻度は大きく下がります。
よくある質問
旧デフォルト絵文字はもう使えませんか
使えないとは限りません。デフォルト絵文字が更新されると旧絵文字が見えなくなることがありますが、旧デフォルト絵文字が別パックとして追加できる場合があります。まずは「仕様変更かどうか」を疑い、ショップ側で旧絵文字を追加できないか確認してください。
購入済みなのに表示されないのはなぜですか
原因は1つに限りません。反映遅延、通信不良、端末キャッシュ、アカウント違い、サブ端末で見ているだけ、など複数の可能性があります。まずは再起動し、購入済みの確認が取れたうえで、再ダウンロード(可能ならすべてダウンロード)を実施してください。
PC版やiPadでも同じように戻せますか
端末構成によって挙動が異なることがあるため、まずはメイン端末(通常はスマホ)で絵文字が正常に揃っている状態を作るのが先です。そのうえで、サブ端末側で同期・表示が追従するか確認してください。サブ端末だけで復旧操作を完結させようとすると、解決が遅れる場合があります。
サジェストにだけ出ない時は何が原因ですか
サジェスト表示がオフ、入力言語やキーボード条件、LINEのバージョン差などが原因として多いです。一覧に存在するかどうかを確認し、「一覧にはあるが候補に出ない」場合はサジェスト設定と入力環境を重点的に見直してください。
すべてダウンロードを押しても終わりません
保有数が多い、回線が不安定、空き容量が不足、バックグラウンド制限が強いなどが原因として考えられます。Wi-Fi接続、容量確保、再起動、省電力解除を行い、できるだけ画面を閉じずに再実行してください。それでも改善しない場合は、アプリ側の不具合や一時的な障害の可能性もあります。
まとめ
LINE絵文字が消えた場合は、まず「一覧から消えたのか」「サジェストに出ないのか」を切り分け、次にメイン端末で再起動・アップデートを行うのが最短です。旧デフォルト絵文字は仕様変更で見えなくなることがありますが、その場合は不具合ではなく「旧絵文字の追加」という復旧方針になります。
引き継ぎ・再インストール後は、マイスタンプの絵文字タブから再ダウンロード(可能ならすべてダウンロード)を実行し、購入済み未反映は再起動→履歴確認→再ダウンロードの順で確認してください。
それでも直らない場合は、OSやアプリ側の不具合の可能性があるため、公式の不具合情報の確認、待機判断、問い合わせ準備へ切り替えることが重要です。仕様変更や不具合は更新で変わることがあるため、困った際は「症状の切り分け」と「順番どおりの対処」を徹底していただくのが最も確実です。