LINEで誤って送ってしまった瞬間、「削除すれば消える?」と焦って操作しがちですが、削除では相手の画面から消えません。相手から消したいなら必要なのは「送信取り消し」です。さらに近年は、通常トークの送信取り消しが1時間以内へ順次変更され、オープンチャットは24時間以内のままなど、条件が分かれています。
本記事では、まず30秒で迷いが消える判断基準を提示したうえで、iPhone/Androidの手順、削除を押し間違えたときの救済ルート、相手に表示される痕跡や通知プレビューの注意点まで、状況別に整理します。今すぐ必要な対処が分かり、次から誤送信を減らすコツまで持ち帰れる構成です。
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LINEの削除と送信取り消しの違いを先に整理
LINEで誤送信に気づいた瞬間、頭の中が真っ白になるのは珍しくありません。とくに「削除」と「送信取り消し」が同じ場所に並ぶため、急いで押してしまいがちです。まずは、最短で迷いを消すために“30秒判断”から入ります。
相手から消したいならLINEは「送信取り消し」、自分の整理だけなら「削除」です。通常トークの送信取り消しは送信後1時間以内、オープンチャットは24時間以内のまま。未読ならLYPプレミアムで通知なし取消も可能。迷ったら制限時間と未読を確認して即実行。
30秒で決める:今すぐやるべきことチェック
次の順番で確認すると、ほぼ迷わず決められます。
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送信から何分経ったか
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通常のトーク:原則「送信後1時間以内」が目安
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オープンチャット:例外的に「送信後24時間以内」が目安
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相手が未読か既読か
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未読なら、内容を見られていない可能性が高く、回収の価値が大きい
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既読でも送信取り消し自体はできる場合がある(ただし見られた可能性は残る)
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目的はどちらか
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相手の画面から消したい:送信取り消し
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自分の画面を整理したいだけ:削除
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ここが固まると、焦りが一段落し、次の一手が具体的になります。
相手の画面から消えるのは送信取り消しだけ
「削除」は自分のトーク画面から消すだけで、相手の画面には影響しません。相手に残るのが困る誤送信(宛先間違い、個人情報、言い間違い)で削除を押してしまうと、根本的な解決にならないので要注意です。
一方「送信取り消し(送信取消)」は、自分と相手の双方のトークから対象メッセージを削除できる機能です。
痕跡や通知の違いを理解する
送信取り消しは、メッセージ本文を消せても「取り消した事実」が見える場合があります。つまり、完全に何事もなかったようにはならないことがある、という前提が必要です。
一方、削除は基本的に自分側の整理なので、相手に「削除した」通知が飛ぶ性質のものではありません(ただし、相手がすでに内容を見たかどうかは別問題です)。
制限時間が変わったので最初にトーク種別を確認する
送信取り消しには制限時間があります。ここが最近の落とし穴です。
通常のトークは、送信取り消し可能期間が「送信後24時間以内」から「送信後1時間以内」へ順次変更されています。一方で、オープンチャットは「送信後24時間以内」のままです。
「昨日送ったのを取り消せない」「オープンチャットだけ取り消せた」などの体験差は、この分岐で説明できることが多いです。
LINEで送信取り消しをする手順と注意点
送信取り消しの操作自体は簡単ですが、誤送信直後は手元が滑りやすいので、「押し間違いを防ぐコツ」とセットで覚えるのが安全です。
iPhoneの送信取り消し手順
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該当トークを開く
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取り消したいメッセージを長押しする
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表示されたメニューから送信取消を選ぶ
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確認画面で実行する
注意:同じ場所に「削除」が出ることがあります。相手の画面から消したいなら、必ず「送信取消」です。
Androidの送信取り消し手順
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該当トークを開く
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取り消したいメッセージを長押し
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メニューから送信取消
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確認画面で実行
Androidでも基本は同じです。焦っていると「削除」を押しやすいので、確認画面の文言を一度だけ読み、目的(相手から消す)と一致しているかを確認してください。
写真やスタンプも取り消せる範囲
送信取り消しの対象はテキストだけではありません。スタンプ、画像・動画、ファイル、ボイスメッセージ、リンクなど、多くの送信内容が対象になります。
ただし、LINEはアップデートで表示や対象範囲が変わる場合があります。送信取り消しを探すときは「その送信内容を長押し」が基本と覚えると迷いにくくなります。
LINEで削除をする手順と相手にバレるか
削除は「相手から消すため」ではなく、「自分の画面を整えるため」の機能です。目的が違うので、ここを混同しないだけで事故はかなり減ります。
削除は自分の画面整理で相手には影響しない
削除をしても、相手のトーク画面に変化は起きません。相手に対して「削除しました」と通知が飛ぶ仕組みではないため、削除そのものが相手にバレる心配は基本的に不要です。
ただし、誤送信自体が相手の画面に残る点は変わりません。誤送信回収には向きません。
トーク削除とメッセージ削除の混同を防ぐ
「削除」にも種類があるように見えて、ここも混乱ポイントです。
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メッセージの削除:特定の発言だけを自分の画面から消す
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トーク(履歴)の削除:トークルームの表示や履歴を自分側でまとめて消す(相手には残る)
どれを選んでも「相手から消す」にはなりません。相手から消したいなら、迷わず送信取り消しへ戻るのが正解です。
LINEで削除と送信取り消しを間違えた時の対処法
ここが現実にいちばん多い事故です。「送信取消のつもりで削除を押した」場合、状況によってはまだ間に合います。大事なのは“やり直せる条件”を知っておくことです。
削除してしまったメッセージを送信取り消しできる条件
原則として、削除は「その端末の表示を消す操作」です。つまり、次の条件に当てはまると救済できる可能性があります。
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同じLINEアカウントでログインしている別端末(PC版LINE、iPad等)に、該当メッセージがまだ表示されている
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かつ、送信取り消しの制限時間内(通常トークは1時間目安、オープンチャットは24時間目安)である
この2つを満たせるかが勝負です。削除してしまった直後ほど、別端末に残っている可能性が高くなります。
PCやiPadに残っている場合の救済手順
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PC版LINE(またはiPad等)を開き、同じアカウントでログインしているか確認
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該当トークを開き、問題のメッセージが表示されているか確認
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残っていれば、そのメッセージを右クリック(または長押し)
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メニューから送信取消を選び、確認画面で実行
注意点:別端末側で表示が消えている場合は、この救済は使えません。また、PCやタブレットを普段使っていない人ほど「ログインしていないから残っていない」ことが多いので、期待しすぎず、次の現実的対応も並行で考えてください。
もう取り消せない時にやるべき現実的対応
送信取り消しができないと分かったとき、焦って長文で弁解すると、誤解が拡大しやすくなります。状況別に“最小の一言”で収束させるほうが結果的に安全です。
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軽微な誤送信(誤字、雑談の誤爆)
「すみません、今のは誤送信でした。」 -
宛先ミス(送る相手が違う)
「宛先を間違えました。申し訳ありません。今のメッセージは無視してください。」 -
個人情報・機密の可能性(住所、電話、口座、社内情報など)
「誤って情報を送ってしまいました。申し訳ありません。拡散せず削除していただけますか。」
※相手が信頼できる関係なら、電話や対面で補足し、文面の追加誤爆を避けるのが有効です。 -
感情的な文面(怒り、皮肉、関係悪化につながる)
「先ほどの文面は不適切でした。申し訳ありません。落ち着いて改めて話します。」
“取り消せなかった場合の次善策”が頭にあるだけで、精神的なダメージは大きく下がります。
LINEの送信取り消しは相手にどう表示されるか
「送信取り消しをしたら相手にバレる?」という疑問は、実際には次の2つに分解できます。
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トーク画面に取り消しの痕跡が残るか
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相手が別経路で内容を見ている可能性があるか
ここを整理すれば、必要以上に怯えず、必要なときはきちんとフォローできます。
「送信を取り消しました」は見える可能性がある
通常の送信取り消しでは、相手の画面に「送信を取り消しました」等の表示が出て、取り消した事実が伝わる場合があります。内容は消えても、「何かを消した」は残り得る、というのが基本姿勢です。
そのため、相手との関係性によっては「誤送信でした」と短く添えるほうが、かえって不信感を生みにくいことがあります。
通知プレビューやスクショのリスク
送信取り消しで消せるのは、基本的に「トーク上の表示」です。ところが、相手は次の経路で内容を把握している可能性があります。
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通知プレビュー:ロック画面や通知一覧で冒頭が見えていた
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既読:トークを開いて内容を読んでいた
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スクリーンショット:証拠や共有目的で保存されていた
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PC通知:PC版LINEの通知で先に見られていた
このため、「取り消せた=絶対に見られていない」とは言い切れません。
特に個人情報や機密が含まれる場合は、「送信取り消し+拡散しない依頼」をセットで行うほうが被害を抑えられます。
LYPプレミアムの通知なし送信取り消しとは
「取り消した事実すら残したくない」というニーズに対応するのが、LYPプレミアムの「通知なしで送信取消」です。ポイントは条件です。
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相手が未読のメッセージに限り、トーク上の「送信を取り消しました」等の証跡を出さずに取り消せる
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さらに、送信取消できる期間が最大7日間に拡張される(会員特典)
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ただし、相手側のアプリ状況や既読など、条件次第では通知が残る場合があるため、過信は禁物です
「未読のうちに静かに回収したい」人にとっては強力ですが、既読になった時点で状況が変わるため、誤送信に気づいたら結局“早く動く”のが最善です。
LINEで誤送信を減らす設定と習慣
送信取り消しの制限時間が短いほど、誤送信を“取り返す余裕”は減ります。だからこそ、再発防止は「意志」ではなく「仕組み」で作るのが勝ち筋です。
送信前チェックの型を作る
送信ボタンを押す直前に、次の4点だけ確認する習慣を付けると事故が激減します。
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宛先確認:個人かグループか、名前を目で追う
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情報確認:住所・電話・口座・社内情報などが混ざっていないか
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画像確認:スクショの写り込み(通知、地図、書類、別人の名前など)がないか
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感情確認:怒りや焦りの文面なら、いったん下書きしてから送る
“1秒止まる”だけで、取り消しに頼らない運用が可能になります。
誤送信時のテンプレ謝罪文
誤送信の直後は、言い訳が長くなり、さらに誤爆することがあります。短いテンプレを用意すると安全です。
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「すみません、誤送信でした。無視してください。」
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「宛先を間違えました。申し訳ありません。」
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「先ほどの内容は不適切でした。申し訳ありません。改めて話します。」
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「誤って情報を送ってしまいました。拡散せず削除をお願いできますか。」
文章を短くするほど、相手にも意図が伝わり、炎上や誤解を減らせます。
バックアップと端末ログイン管理の重要性
削除の押し間違い救済は、別端末に表示が残っていることが条件になる場合があります。一方で、端末が増えるほど「どこかに通知が出る」「誰かに見られる」リスクも増えます。
使っていない端末のログイン状態は定期的に見直し、共有PCや古い端末にログインしたままにしないことが、誤送信対策としても有効です。
参考情報源
LINEヘルプセンター(削除と送信取消の違い)
https://help.line.me/line/ios/?contentId=20007159&lang=ja
LINEヘルプセンター(送信取消の仕様変更:通常トーク1時間、オープンチャット24時間)
https://help.line.me/line/smartphone?contentId=200001626&lang=ja
LY Corporation公式リリース(通知なしで送信取消:LYPプレミアム)
https://www.lycorp.co.jp/ja/news/release/019830/
LINE公式ガイド(LYPプレミアムの通知なし送信取消・条件注記)
https://guide.line.me/ja/chats-calls-notifications/chats/chat-delete.html