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LINEでデコ文字が出ない原因と復活手順!iPhoneとAndroid別に解決

LINEでいつも使っていたデコ文字が、ある日突然「出ない」「一覧にない」「送れない」――そんな状況になると、原因が分からず焦ってしまいます。しかも、iPhoneとAndroidで確認箇所が異なったり、アップデートや仕様変更が絡んでいたりすると、なおさら迷いやすいものです。

本記事では、デコ文字が出ない症状を4つに切り分け、最短で復旧しやすい「ダウンロード・再ダウンロード」から順に、端末別の確認ポイント、送れない・相手に表示されない場合の対処までを、手順どおりに進められる形で詳しく解説いたします。再インストールの前に確認すべき注意点も整理していますので、トーク履歴などを守りながら、無駄なく原因を特定できます。

「どこを触れば戻るのか」を明確にし、今すぐデコ文字を復活させたい方は、このまま順番に進めてください。

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目次

LINEでデコ文字が出ないときに最初に切り分ける症状

候補に出ない

「文字を入力すると候補(予測変換・サジェスト)にデコ文字が出ていたのに、急に出なくなった」という症状です。ここで重要なのは、デコ文字自体が消えたのか、それとも候補表示の出方が変わっただけなのかを分けて考えることです。候補に出ない場合でも、絵文字一覧を開くと残っているケースは少なくありません。

この症状でよくある状況は、次のとおりです。

  • 文字入力中の候補欄に出ていたデコ文字が表示されない

  • 以前は「あ」「ありがとう」など特定の入力で自動的に出ていた

  • 絵文字一覧(ニコニコの顔やスタンプのアイコン)を見ていない/見方が分からない

まずは、以下の順で切り分けてください。

  1. 絵文字一覧にデコ文字があるかを確認する

  2. 一覧にあるなら、候補に出ないのは「候補表示の条件」や「キーボード側」の可能性が高い

  3. 一覧にもないなら、次の「一覧にない」の症状として扱う

また、候補表示は端末やキーボードアプリの影響を受けやすい領域です。最近の変化として、次がある場合は特に疑ってください。

  • iOS/Androidのアップデートをした

  • キーボードアプリ(Gboard、Simeji等)を切り替えた

  • LINEのアップデート後から出なくなった

候補に出ない症状は焦りやすい一方で、復旧難易度は比較的低いことが多いです。まずは一覧で存在確認を行い、次章以降の「原因」と「復活手順」を上から試すのが最短です。

一覧にない

「絵文字一覧を開いても、デコ文字のカテゴリや該当絵文字が見当たらない」という症状です。候補に出ないよりも深刻に見えますが、多くの場合は未ダウンロード扱いになっている、あるいは再ダウンロードが必要という状態に該当します。

この症状が起きやすいタイミングは次のとおりです。

  • LINEのアップデート直後

  • 端末の機種変更や復元後

  • ストレージ不足や通信不良が続いていた

  • LINEの内部データが一時的に不整合になった

この段階で大切なのは、いきなり再インストールに飛ばず、「ダウンロード/再ダウンロード」で戻る可能性が高いことを前提に進めることです。特に、以前のデフォルト絵文字や過去に使っていた絵文字は、状況によって再取得が必要になる場合があります。次章の「復活手順」を最優先で実行してください。

送れない・反映されない

「選べるが送信できない」「送ったつもりなのに反映されない」「相手に届かない気がする」といった症状です。見た目はデコ文字の問題に見えますが、実態は次のように複数要因が混ざることがあります。

  • 通信環境が不安定で、送信自体が滞っている

  • LINEアプリが不調で表示更新が遅れている

  • 端末側の一時不具合で操作に反映されない

  • まれにアカウント状態や機能制限が影響している

この症状では、デコ文字固有の対応(再ダウンロード)だけでなく、送信系の基本対策(再起動、更新、通信切替)が非常に効果的です。焦って操作を繰り返すと状態が見えにくくなるため、落ち着いて「基本対策→症状別対策」の順に進めるのが安全です。

相手側で見えない・表示が崩れる

「自分の画面では正しく見えているが、相手側では見えない」「四角い記号になる」「表示が崩れる」という症状です。これは送信側だけで解決しないことがあり、受信側の環境が影響している可能性が高いです。

よくある原因は次のとおりです。

  • 相手のLINEが古いバージョンで、絵文字表示の仕様に追随できていない

  • 相手側で該当絵文字が未ダウンロード扱いになっている

  • 相手端末の表示環境(フォント・OS)が原因で崩れている

  • 一時的な通信不良で画像・絵文字データが読み込めていない

この症状は、双方で「更新」「再ダウンロード」を行うことで改善することが多いです。相手に依頼しづらい場合でも、まずは「自分側の更新」と「自分側の再ダウンロード」を行い、その後に相手へ依頼する流れがスムーズです。


LINEでデコ文字が出ない主な原因

LINEの絵文字リニューアルや仕様変更の影響

LINEの絵文字は、見た目やカテゴリ、配布形態が変わることがあります。ユーザー視点では「昨日まで普通に出ていたのに、突然消えた」と感じやすいのですが、実際は「表示方法の変更」「再取得が必要になった」「一覧の場所が変わった」などが原因であるケースもあります。

この場合の特徴は次のとおりです。

  • 端末の故障や誤操作ではなく、アップデートの前後で変化した

  • 1つだけでなく、複数のデコ文字がまとめて出なくなった

  • 友人・家族でも同様の症状が出ている、またはSNS等で同じ話題がある

仕様変更が疑われる場合でも、ユーザー側が取れる対処は基本的に同じです。

  • LINEアプリを最新化する

  • 絵文字をダウンロード/再ダウンロードする

  • 反映されない場合は再起動や通信切替を行う

ここで大切なのは「仕様変更だから諦める」ではなく、仕様変更後の正しい導線に合わせて再取得するという考え方です。

絵文字のダウンロード状態が外れている

デコ文字(絵文字)は、端末内に必要データが揃って初めて安定して表示されます。何らかのきっかけでその状態が崩れると、一覧から見えなくなったり、送信時に不整合が起きたりします。

ダウンロード状態が外れやすい要因は、主に次のとおりです。

  • 機種変更・端末移行で、絵文字が再取得状態になる

  • LINEのアップデートでデータ構造が更新される

  • ストレージ逼迫でキャッシュが整理され、再取得が必要になる

  • 通信不良中に取得が中断され、未完了のままになる

この原因は、対処が明確で、ダウンロード/再ダウンロードで復旧する確率が高いのが特徴です。後述の手順を上から試してください。

入力候補やサジェストの設定が変わった

「絵文字一覧にはあるのに、入力候補に出ない」場合はここが主因になりやすいです。候補表示は、LINEの機能というよりも、端末側の入力環境(キーボード、予測変換、学習データ)に影響されます。

代表的なケースは次のとおりです。

  • キーボードアプリを変更し、候補欄の仕様が変わった

  • 予測変換の学習データがリセットされた

  • 文字入力欄で「絵文字サジェスト」が動作しない状態になった

  • 「最近使った絵文字」の表示が初期化された

この場合、「候補に出ない=使えない」ではありません。まずは絵文字一覧から直接選べるかを確認し、使えるなら候補表示の問題として端末別の章で対応してください。

アプリ不具合や一時的な不調

LINEは通信・表示・入力など多くの機能が連動しているため、端末の状態が悪いと一時的に不安定になります。特に、以下が重なると「出ない」「反映されない」が発生しやすくなります。

  • ストレージ不足

  • メモリ不足(アプリを多数起動)

  • 低速な通信環境

  • OS更新直後でバックグラウンド処理が多い

この場合、根本対策は「再インストール」ではなく、まずは再起動・更新・通信切替です。再インストールはデータ関連のリスクがあるため、最終手段として位置付けるべきです。


LINEでデコ文字を復活させる手順

スタンプショップでデコ文字をダウンロードする

最初に実施すべき、最短の復旧手順です。手元で「一覧にない」症状が出ている場合でも、スタンプショップ側では対象が見つかり、ダウンロードで復旧するケースがあります。

進め方(迷いにくい順)

  1. LINEアプリを最新バージョンに更新します(可能であれば先に行う)

  2. スタンプショップを開き、絵文字のカテゴリを探します

  3. 目的のデコ文字(絵文字)を見つけ、ダウンロードします

  4. トーク画面へ戻り、絵文字一覧に表示されるか確認します

確認ポイント

  • ダウンロード後すぐに反映されない場合があります(後述の再起動で改善することがあります)

  • 複数のデコ文字を使っていた場合は、必要なものを順に取得します

  • 「以前使っていたのに見つからない」場合は、名称やカテゴリが変わっている可能性があります(検索機能がある場合は検索を活用します)

この手順は、操作ミスによるデータ消失リスクが低く、最初に試す価値が高いです。

マイスタンプから絵文字を再ダウンロードする

「過去に使っていたが、急に一覧から消えた」「表示が崩れる」などの場合は再ダウンロードが効果的です。これは、端末内の絵文字データが欠けたり古くなったりしている場合に、再取得で整合性を戻すという考え方です。

進め方(一般的な導線)

  1. LINEのホームから設定を開きます

  2. スタンプ・絵文字関連の管理画面(マイスタンプ等)を開きます

  3. 対象の絵文字に「ダウンロード」や「再ダウンロード」に相当する表示があれば実行します

  4. トークへ戻り、一覧と送信の両方で挙動を確認します

ここでのコツ

  • 「一覧にある/送れる」までをゴールにします

  • 送信はできるが相手に表示されない場合、相手側でも同様の操作が必要なことがあります

  • 一部だけ戻らない場合は、その絵文字セット単位で未取得の可能性があるため、対象を特定して再取得します

反映されないときの基本手順(再起動・更新)

ダウンロードや再ダウンロードを行っても反映されない場合は、次の「基本手順」を必ず上から順に実施してください。ここを飛ばして再インストールに進むと、不要なリスクを背負うことになりやすいです。

推奨手順(上から順)

  1. LINEアプリを完全終了し、再度起動します

  2. 端末を再起動します(最も効果が出やすい基本動作です)

  3. LINEアプリを更新します(最新化が前提となる場合があります)

  4. 通信を切り替えます(Wi-Fi⇔モバイル通信)

  5. ストレージの空きを確保します(不要データを整理)

反映確認の方法

  • 絵文字一覧に表示されているか

  • トークで実際に送信できるか

  • 相手側で表示されるか(可能なら確認)

この段階で大半のケースは改善します。改善しない場合は、端末別の確認へ進んでください。


iPhoneでLINEのデコ文字が出ないときの確認

LINEアプリの更新と再起動

iPhoneでは、App Storeでの更新が遅れていたり、アプリがバックグラウンドで不安定な状態になったりすると、絵文字の表示が乱れることがあります。基本ですが、以下の順で揃えるだけで改善することが多いです。

  • App StoreでLINEを最新にする

  • LINEアプリを完全終了して再起動する

  • iPhone自体を再起動する

ポイントは「アプリ再起動だけ」で終わらせず、端末再起動までセットにすることです。特に、ダウンロード後の反映が弱い場合に効果が出やすいです。

入力切替とキーボード設定の確認

「候補に出ない」症状で多いのが、入力環境の変化です。iPhoneはキーボードの切替や予測変換の挙動が、アップデートや設定変更で変わることがあります。

確認すべき観点

  • 絵文字一覧から直接選べるか(選べるならデコ文字は存在しています)

  • 文字入力中に候補が出なくても、一覧で送れるなら問題は軽微です

  • 最近、キーボードの種類を変えた、または追加したか

  • 予測変換の学習がリセットされた可能性があるか

対処の方向性

  • 候補に出ない場合でも、まずは「一覧から選んで送る」運用で回避できます

  • よく使うデコ文字を一度送ることで「最近使った」に出やすくなります

  • キーボードを切り替えて挙動が変わるかを見て、原因を切り分けます

ここでは「候補に出る状態に完全復帰」よりも、まず「使える状態に戻す」ことを優先すると、解決が早くなります。

ストレージ不足と通信状態の確認

iPhoneで「一覧にない」「反映されない」が続く場合、ストレージ不足と通信品質の影響も疑ってください。絵文字は表示や取得でデータ通信が発生するため、通信が不安定だと中途半端な状態になりやすいです。

チェックリスト

  • ストレージの空きは十分か

  • Wi-Fiが不安定ではないか(電波は強いが実効速度が遅いケースがあります)

  • モバイル通信に切り替えると改善するか

  • VPNや広告ブロック等の通信経路変更が影響していないか

ストレージと通信を整えたうえで、再起動と再ダウンロードを行うと改善率が上がります。


AndroidでLINEのデコ文字が出ないときの確認

LINEアプリの更新と再起動

Androidは端末の種類が多く、挙動が端末依存になりやすいです。そのため、まずは「更新」「再起動」という、端末に依らない基礎を固めてください。

推奨順

  • Google PlayでLINEを更新

  • LINEを完全終了して起動し直す

  • 端末を再起動する

OSアップデート直後は内部最適化が走って不安定になることもあるため、アップデート後に不具合が出た場合は特に再起動が有効です。

キャッシュ・ストレージの確認

Androidはキャッシュの影響で「一覧が出ない」「表示が崩れる」などが起きることがあります。ただし、操作は端末により差があり、また強い操作ほどリスクも上がります。以下の順に「安全側」から進めるのが望ましいです。

安全度の高い順に実施

  1. 端末再起動

  2. ストレージ空き容量を確保(不要アプリ、画像、動画の整理)

  3. LINEの動作が軽くなるか確認

  4. 改善しない場合に、アプリ管理画面でキャッシュ関連の見直しを検討

ポイント

  • いきなりデータ削除のような強い操作に進まない

  • 「ダウンロード→反映」が失敗している可能性があるため、通信環境も併せて整える

  • 端末固有の省電力設定がバックグラウンド通信を制限している場合、ダウンロードが中断されることがあります

まずは「容量」「通信」「再起動」を固め、それでも駄目なら再ダウンロードに戻る、という往復で原因を特定しやすくなります。

キーボードアプリの相性と設定

Androidで「候補に出ない」が強い場合、キーボードの影響が濃厚です。特に、キーボードアプリの更新で候補の出方が変わることがあります。

切り分けの考え方

  • 絵文字一覧にあるなら、デコ文字は存在しています(候補表示の問題です)

  • キーボードを一時的に別のものへ切り替え、候補表示が変化するかを確認します

  • 候補が出ない場合でも、一覧から選べるなら緊急度は低いです

改善のヒント

  • よく使うデコ文字を一度送信し、「最近使った」へ載せる

  • LINEの絵文字一覧から選ぶ運用に切り替え、候補依存を下げる

  • キーボードの予測変換設定を見直す(端末・アプリにより項目名は異なります)


LINEでデコ文字が送れない・表示されないときの対処

特定のトークだけ送れない場合の見方

「Aさんには送れないがBさんには送れる」「グループだけおかしい」など、限定的に起きる場合は、相手側要因やトーク固有要因を疑います。

まず確認すること

  • 通常の文字メッセージは送れるか

  • スタンプは送れるか

  • デコ文字だけが送れないのか

  • 相手がLINEを最新化しているか(可能なら確認)

対処の優先順位

  1. 自分側のLINE更新・再起動

  2. デコ文字の再ダウンロード

  3. 相手側でも更新・再ダウンロードを依頼

  4. それでも駄目なら、別のデコ文字で再現するか(特定絵文字だけの不具合かを切り分け)

特定の絵文字だけ駄目なら、絵文字セット単位の未取得、または表示互換性の問題の可能性があります。ここでも「まずは更新と再ダウンロード」が基本線です。

全てのトークで送れない場合の注意点

全てのトークで送信が不調なら、デコ文字の問題を越えて「送信機能全体」の問題になっている可能性があります。確認を誤ると、延々と絵文字を触ってしまい原因から遠ざかります。

優先チェック

  • 通信環境(Wi-Fiが不安定ならモバイルへ切替)

  • LINEのバージョン

  • 端末日時が大きくずれていないか

  • 文字メッセージも送れないか

  • 別のアプリ通信は正常か

この段階では、まず「通常の文字が送れるか」を必ず確認してください。文字すら送れない場合は、絵文字以前の問題です。文字が送れるのにデコ文字だけ駄目なら、再ダウンロードと反映手順に戻るのが適切です。

最終手段としての再インストールと事前チェック

再インストールは、内部データの不整合を一掃できる反面、データに関するリスクを伴います。そのため、最終手段として位置付け、実施前に必ず安全確認を行ってください。

再インストール前の安全確認チェックリスト

  • トーク履歴のバックアップ状況を確認します

  • 引き継ぎに必要な設定や認証手段を確認します

  • ログインに必要な情報(連携状況等)を確認します

  • 重要な連絡がある時間帯は避けます

  • 端末のストレージ空きを確保し、更新可能な状態にします

再インストール後の注意

  • インストール直後は各種データの再取得が走るため、通信が安定している環境で行います

  • 絵文字やスタンプは再ダウンロードが必要になることがあります

  • まずはLINEを最新化し、次に絵文字を取得し直す流れで戻します

再インストールは強力ですが、ここまでで改善しないケースは相対的に少数です。まずは「復活手順」と「端末別確認」で丁寧に潰すことが重要です。


LINEでデコ文字を消さないための設定と注意点

機種変更・引き継ぎ時は再ダウンロード前提で考える

機種変更や端末交換をすると、「以前の端末にあった絵文字データ」が新端末へ自動的に完全再現されないことがあります。その結果として「デコ文字が消えた」と感じやすくなります。対策としては、最初から次を前提にしておくのが有効です。

  • 機種変更後は、必要な絵文字を順に再ダウンロードする

  • まずLINEを最新化してから、絵文字の取得に進む

  • 通信が安定した環境で作業する

「消えた」というより「未取得状態に戻った」だけであることが多いため、焦らず取得を揃えるのが確実です。

無料配布や提供条件の違いに注意する

無料のデコ文字やキャンペーン配布は、提供条件が変更されたり、再取得できる範囲が変わったりすることがあります。「以前は使えたのに、戻らない」という場合は、次を確認すると整理しやすくなります。

  • その絵文字はデフォルトなのか、期間限定配布なのか

  • 取得したアカウントと現在のアカウントは同一か

  • 絵文字セットが別のものに置き換わっていないか

対処としては、まずはスタンプショップ側で検索・確認し、入手可能なら再ダウンロード、入手不可なら代替絵文字を検討する、という順が現実的です。

トラブル時に備えるバックアップ確認

デコ文字不具合がきっかけで再インストールや端末操作を行うと、思わぬデータ影響が起こる可能性があります。そのため、普段から「バックアップ状況を把握しておく」ことが、トラブル耐性として非常に重要です。

意識すべきポイント

  • トーク履歴を残したい場合、バックアップ手段を理解しておく

  • 端末変更の前後で、引き継ぎ設定を確認する習慣を持つ

  • 不具合時に慌てて強い操作をしない(まず更新・再起動・再ダウンロード)

「出ない」問題は、基本手順で直ることが多いからこそ、強い操作に飛ばない設計が重要です。


よくある質問

デコ文字は廃止されたのですか

完全に廃止されたというより、仕様変更やリニューアルにより「導線が変わった」「再ダウンロードが必要になった」ことで、ユーザーが「消えた」と感じるケースが多いです。まずは次を順に実施してください。

  1. LINEを最新化

  2. スタンプショップで対象絵文字を探してダウンロード

  3. マイスタンプ等から再ダウンロード

  4. 反映されない場合は再起動

この流れで戻ることが多いため、廃止と決めつけず手順で確認するのが確実です。

以前使っていたデコ文字だけ戻りません

一部だけ戻らない場合は、次の可能性が高いです。

  • 絵文字セット単位で未取得になっている

  • その絵文字が別カテゴリに移動している

  • 期間限定配布等で再取得できない状態になっている

対処としては、まずスタンプショップで絵文字名や関連語で検索し、見つかればダウンロードしてください。見つからない場合は、同系統の別絵文字が提供されていないか確認し、代替案を検討するのが現実的です。

相手の端末でだけ見えません

この場合は相手側の環境が影響している可能性が高いため、次の依頼が有効です。

  • LINEを最新に更新してもらう

  • 絵文字の再ダウンロードを試してもらう

  • 端末を再起動してもらう

自分側でできることとしては、「自分側の更新・再ダウンロード」を先に済ませ、別のデコ文字で表示が変わるかを確認すると、相手側依存かどうか切り分けしやすくなります。


まとめ

LINEでデコ文字が出ない場合は、まず「候補に出ない」「一覧にない」「送れない・反映されない」「相手側で見えない・表示が崩れる」のどれに該当するかを切り分けることで、最短の対処に進めます。多くのケースでは、スタンプショップでのダウンロード、またはマイスタンプ等からの再ダウンロードで復旧します。反映されない場合も、アプリ再起動・端末再起動・アプリ更新・通信切替といった基本対策を上から実施することで改善しやすくなります。

最後に、症状別の対処を一目で確認できるよう、対応表を掲載します。該当する列から上から順に試してください。

症状よくある原因最優先の対処次に試す対処
候補に出ないキーボード・予測変換の条件変更絵文字一覧に存在確認キーボード切替、よく使う絵文字を送って「最近使った」に載せる
一覧にない未ダウンロード扱い、再取得が必要スタンプショップでダウンロードマイスタンプ等から再ダウンロード、再起動
送れない・反映されない通信不良、アプリ不調、更新不足再起動・更新・通信切替再ダウンロード、ストレージ確保、最終的に再インストール
相手側で見えない・崩れる相手側が未更新・未取得自分側の更新・再ダウンロード相手側にも更新・再ダウンロード依頼

また、再インストールは最終手段です。実施する場合は、必ず事前にバックアップや引き継ぎの確認を行い、安全な状態で実施してください。今後も仕様変更等で導線が変わる可能性はあるため、「まず更新→ダウンロード/再ダウンロード→再起動」の基本手順を覚えておくと、同様のトラブルに強くなります。