Windows UpdateにKB5078127が表示されているのに、ダウンロードが0%のまま動かない、途中で失敗して再試行を繰り返す――。急いでいるほど何度もボタンを押してしまい、状況が変わらず不安だけが増えていきます。
本記事では、KB5078127がダウンロードできないときにまず確認すべきポイントから、失敗の原因を最短で切り分ける早見表、Windows Updateのリセット手順、そして最後にMicrosoft公式に沿った手動適用(Update Catalog+DISM)まで、迷わず進められる順番でまとめました。作業前の安全チェックや、適用できたかの確認方法もセットで解説いたしますので、「失敗ループを止めて確実に更新を入れたい」方は、このまま手順どおりに進めてください。
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- 1 KB5078127がダウンロードできないときに最初に確認すること
- 2 KB5078127のダウンロード失敗を最短で解決する早見表
- 3 KB5078127がダウンロードできないときの基本手順
- 4 Windows UpdateをリセットしてKB5078127のダウンロード詰まりを解消する
- 5 システム修復(SFC/DISM)で“インストール段階の失敗”を減らす
- 6 KB5078127を手動で適用して“確実に入れる”方法
- 7 KB5078127が入ったか確認する方法(不安を残さない)
- 8 それでもKB5078127がダウンロードできない・失敗する場合の追加手段
- 9 KB5078127に関するよくある質問
- 10 参考にした情報源
KB5078127がダウンロードできないときに最初に確認すること
KB5078127の対象とOSビルドを確認する
最初に、KB5078127が「あなたのPCで入るべき更新か」を確認します。KB5078127はWindows 11の25H2/24H2向けOOB累積更新として公開され、OSビルドとして26200.7628および26100.7628が示されています。
確認手順は次のとおりです。
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キーボードで「Windowsキー + R」を押す
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「winver」と入力して実行する
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表示された画面で「バージョン」と「OSビルド」を確認する
ここで、Windows 11 24H2/25H2ではない場合、KB5078127が表示されない、または別の更新が対象になっている可能性があります。表示されているKB番号と更新名はメモしておくと、後の手動適用や切り分けが格段に楽になります。
まず“詰まり”を消す:再起動待ち・空き容量・回線の例外
更新が進まない原因は難しいものばかりではありません。次の3点は、最初に潰す価値が高いです。
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再起動待ちが残っていないか
更新は「再起動で完了」待ちの状態が残っていると、新しいダウンロードが進みにくいことがあります。いったん再起動し、Update画面を開き直します。 -
空き容量が極端に少くないか
累積更新は一時領域を使います。空き容量が少ないと途中で失敗しやすくなります。不要ファイルの削除やストレージセンサーで確保してから再試行します。 -
VPN/プロキシ/セキュリティ製品の通信制御が強くないか
会社のVPNやプロキシが有効だと、更新配布サーバーへの到達や検証が妨げられることがあります。可能な範囲で一時的に外し、通常回線で試します(業務端末は社内ルール優先)。
いきなり深掘りしないための安全チェックリスト
失敗が続くと、焦って“強い対処”へ飛びがちです。次の安全策を先に用意しておくと、後半の作業が怖くなくなります。
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復元ポイント(システムの復元)を作成できる状態にしておく
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BitLocker利用中なら回復キーを確認できる状態にする
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作業中のファイルを保存し、アプリを閉じる
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外付け機器(不要なUSBや周辺機器)は外す
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ノートPCは電源接続し、スリープしない設定で作業する
KB5078127のダウンロード失敗を最短で解決する早見表
症状から最短ルートを選ぶ
まずは、あなたの症状に近い行を見て「上から順に」進めてください。途中で成功したら次の手順へ進む必要はありません。
| 症状 | まずやること | それでもダメなら | 最終手段 |
|---|---|---|---|
| 0%のまま動かない | 再起動→回線例外を外す | Windows Updateのリセット(キャッシュ再構築) | 手動適用(Catalog+DISM) |
| 途中まで進んで失敗→再試行ループ | トラブルシューティング→エラーコード確認 | リセット+SFC/DISM | 手動適用/修復インストール |
| 0x80070002/0x80070003 | 公式の基本手順(再起動/トラブルシューティング) | キャッシュ再構築 | 手動適用 |
| 0x800f081f | SFC/DISM(修復) | ソース一致の確認/修復インストール検討 | 修復インストール |
※0x80070002等はMicrosoftの「更新できない」トラブルシュートで代表例として挙げられています。
KB5078127がダウンロードできないときの基本手順
Windows Updateトラブルシューティングを実行する
最初の王道は、OSが用意しているトラブルシューティングです。Microsoftも更新トラブル時の手順として案内しています。
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設定を開く
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(Windows 11の場合)システム → トラブルシューティング → その他のトラブルシューティングツール
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「Windows Update」を実行
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完了後に再起動し、再度Windows Updateを確認
ここで直れば終了です。直らない場合は次へ進みます。
更新履歴でエラーコードと失敗タイミングを控える
分岐精度を上げるために、更新履歴を見て情報を控えます。
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設定 → Windows Update → 更新の履歴
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KB5078127の状態(失敗/保留)
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表示されるエラーコード(例:0x80070002、0x800f081f)
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失敗するタイミング(ダウンロード中/インストール中/再起動後)
これだけで、無駄な対処を大幅に減らせます。
0x80070002など“基本対処で直りやすい”ケースを先に片付ける
0x80070002/0x80070003/0x80070057は「更新がインストールできない」代表例として、再起動やトラブルシューティングが案内されています。
すでに再起動済みでも、次の順で“整える”だけで改善することがあります。
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再起動(シャットダウンではなく再起動)
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トラブルシューティング実行
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一時停止中なら解除して更新のチェック
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もう一度更新のチェック
それでも改善しなければ、次章の「Windows Updateのリセット」に進むのが近道です。
Windows UpdateをリセットしてKB5078127のダウンロード詰まりを解消する
リセットが効く典型パターン
次のような症状は、Updateの部品(サービス・キャッシュ・検証情報)が詰まっている可能性が高く、リセットが有効なことが多いです。
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ダウンロードが0%から動かない
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途中まで進むが失敗して戻る
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更新の一覧に出るのに「取得」できない
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何度も同じ失敗を繰り返す
実行前の注意点
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この作業は、更新キャッシュを“作り直す”手順です。
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データファイルを消す目的ではありませんが、操作ミスは避けたいので、手順通りに進めてください。
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会社PCは管理者ポリシーがある場合があります。制限があると実行できないことがあります。
手順:更新サービス停止→キャッシュリネーム→再開
ここでは、代表的なやり方を「やることだけ」に絞って示します。
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管理者権限で「ターミナル」または「コマンドプロンプト」を開く
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次のサービスを停止する
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Windows Update(wuauserv)
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BITS
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Cryptographic Services(cryptsvc)
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キャッシュフォルダーをリネームする
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SoftwareDistribution
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catroot2
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停止したサービスを再開する
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PCを再起動する
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Windows UpdateでKB5078127を再試行する
リセット後は、最初の更新チェックに少し時間がかかることがあります。ここで動き出せば成功率が上がります。
システム修復(SFC/DISM)で“インストール段階の失敗”を減らす
SFCでシステムファイルを検査・修復する
「ダウンロードは進むのにインストールで失敗する」「再起動後に戻る」タイプは、OS側の整合性が影響することがあります。まずはSFCで検査・修復します。
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管理者ターミナルで次を実行
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sfc /scannow
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完了後に再起動し、更新を再試行します。
0x800f081fが出る場合は“ソース不一致”に注意する
0x800f081fは、修復に必要なコンポーネントやソースが一致しない場合に出ることがあり、Microsoft LearnのQ&Aでも「提供ソース(install.wim/esd)が一致しない」ことが原因として説明されています。
このエラーが出る場合、闇雲にISOを当てるのではなく、次の方針が安全です。
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まずSFC
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次にWindows Updateリセット
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それでもダメなら「KB5078127の手動適用」へ
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さらに難しい場合は「修復インストール(後述)」を検討
KB5078127を手動で適用して“確実に入れる”方法
手動適用が有効な場面
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Windows Updateが混雑・詰まり・不整合で動かない
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0%停止や再試行ループから抜けられない
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更新を急いで適用したい(業務影響が大きい)
KB5078127はMicrosoft Supportで、Update CatalogからMSUを同じフォルダーに配置し、DISMで適用する例が示されています。
Microsoft Update CatalogでKB5078127を探すときのポイント
Update CatalogにはKB5078127の検索結果があり、複数エントリが表示されます。
ここで重要なのは次の2点です。
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アーキテクチャ(x64/ARM64)を間違えない
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同じKBでも複数のMSU(前提を含む構成)があり得る
→ Microsoftの説明では、同一フォルダーに置くことでDISMが必要に応じて前提MSUも検出してインストールするとされています。
手順:MSUを同一フォルダーへ→DISMで適用する(公式例ベース)
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Cドライブ直下に作業フォルダーを作成(例:
C:\Packages) -
Update CatalogからKB5078127関連のMSUをダウンロードし、
C:\Packagesへ入れる -
管理者権限でコマンドプロンプト(またはPowerShell)を開く
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次のコマンドを実行(ファイル名は実物に合わせる)
Microsoft Supportの例:
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DISM /Online /Add-Package /PackagePath:c:\packages\Windows11.0-KB5078127-x64.msu
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完了後に再起動する
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Windows Updateの履歴でKB5078127が成功になっているか確認する
よくあるつまずき
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パスのスペルミス(packagesの綴り、ドライブ文字)
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ファイル名の相違(ダウンロードしたMSUの名称が違う)
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管理者権限で起動していない
これらは“失敗ループ”の原因になりやすいので、落ち着いて見直してください。
KB5078127が入ったか確認する方法(不安を残さない)
更新履歴でKB5078127が成功になっているかを見る
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設定 → Windows Update → 更新の履歴
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KB5078127が「正常にインストールされました」になっていれば第一関門クリアです。
OSビルドが目安に到達しているか確認する
KB5078127の案内では、OSビルドとして26200.7628および26100.7628が示されています。winverで確認し、近い値になっているかを見ます。
※環境や配信状況で表示が異なる場合もあるため、更新履歴とセットで判断してください。
症状(Outlook等)が改善したかを確認する
KB5078127は、1月の更新に関連する不具合への対処として報道されています(Outlook/クラウド連携アプリ等)。
更新適用後に、該当アプリの起動・送受信・添付ファイル操作など、問題が出ていた動作を再現して確認します。
それでもKB5078127がダウンロードできない・失敗する場合の追加手段
会社PC・管理ポリシーが原因の可能性を切り分ける
業務端末では、更新の配信やインストールが管理者側で制御されていることがあります。次の特徴があれば、端末側の操作で解けない可能性があります。
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Windows Updateの画面が一部グレーアウトしている
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「組織によって管理されています」等の表示がある
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他の更新も同様に失敗する
この場合は、情シス・管理者に「KB5078127がダウンロード/インストールできない」「エラーコード」「試した手順」を共有したほうが早く解決することが多いです。
修復インストールを検討する(0x800f081fが続く場合など)
SFC/DISM、リセット、手動適用まで試しても改善しない場合、OSの更新基盤自体が不安定になっていることがあります。0x800f081fはソース不一致などの要因が絡むことがあるため、無理に修復を重ねるより、環境に応じて修復インストール(インプレースアップグレード等)を検討する価値があります。
※修復インストールは環境・アプリ構成に影響するため、業務端末は管理者方針に従ってください。
KB5078127に関するよくある質問
KB5078127が自動で降ってこないのはなぜですか
KB5078127は帯域外(OOB)として案内されており、通常の月例更新と配信のされ方が異なることがあります。
そのため、環境や段階的配信の状況によっては、手動で更新のチェックをして初めて表示される、または手動適用のほうが早いケースがあります。
手動適用は危険ではありませんか
MicrosoftがUpdate CatalogとDISMによる適用例を示している手順であり、正しく行えば一般的な復旧手段の範囲です。
ただし、アーキテクチャの取り違え、パスの誤り、管理者権限不足などで失敗しやすいので、本文のチェックポイントを踏むことが重要です。
不具合が出たら元に戻せますか
更新後に不具合が出た場合、設定から更新プログラムをアンインストールできることがあります。ただし、累積更新は複数の修正をまとめているため、戻すと別の改善も外れる可能性があります。まずは復元ポイントや回復オプションの有無を確認し、業務PCは管理者と相談して進めてください。
参考にした情報源
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Microsoft Support(KB5078127:2026年1月24日 帯域外更新)
https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/2026-%E5%B9%B4-1-%E6%9C%88-24-%E6%97%A5-kb5078127-os-%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89-26200-7628-%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3-26100-7628-%E5%B8%AF%E5%9F%9F%E5%A4%96-cf5777f6-bb4e-4adb-b9cd-2b64df577491 -
Microsoft Support(Troubleshoot problems updating Windows)
https://support.microsoft.com/en-us/windows/troubleshoot-problems-updating-windows-188c2b0f-10a7-d72f-65b8-32d177eb136c -
Microsoft Learn(Troubleshoot Windows Update error 0x80070002)
https://learn.microsoft.com/en-us/troubleshoot/windows-server/installing-updates-features-roles/troubleshoot-windows-update-error-0x80070002 -
Microsoft Update Catalog(KB5078127検索)
https://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=KB5078127 -
Windows Central(KB5078127の背景報道)
https://www.windowscentral.com/microsoft/windows-11/windows-11-second-emergency-out-of-band-update-kb5078127-released-address-outlook-bugs