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厳島神社の鳥居が浮いてるように見える理由|満潮干潮の見分け方と潮位の目安

厳島神社の大鳥居を見て、「海に浮いてるみたい」と感じた方は多いはずです。ところが実際に訪れると、鳥居の足元が地面になっていたり、想像より“浮いて見えない”こともあります。原因はシンプルで、見え方の決め手は満潮・干潮の時刻ではなく潮位にあります。
本記事では、鳥居が浮いて見える仕組みをわかりやすく整理したうえで、浮いて見える目安と歩いて近づける目安、当日の回り方、撮影のコツ、安全に楽しむための注意点まで、旅行前に必要な情報をまとめて解説します。

※本コンテンツは「記事制作ポリシー」に基づき、正確かつ信頼性の高い情報提供を心がけております。万が一、内容に誤りや誤解を招く表現がございましたら、お手数ですが「お問い合わせ」よりご一報ください。速やかに確認・修正いたします。

目次

厳島神社の鳥居が浮いてるように見える理由

大鳥居は浮いているのではなく、潮位で足元が隠れて“浮いて見えます”。
目安は潮位250cm以上で浮遊感、100cm以下で徒歩接近がしやすいとされます。気象庁の潮位表で時間帯を確認し、安全第一で行けば景色を外しません。

潮位が上がると土台が隠れて浮遊感が生まれる

大鳥居が“浮いて見える”一番の理由は、「本当に浮いている」からではありません。潮位が上がることで、鳥居の足元や遠景の地面が水に隠れ、視界から“支え”が消えるため、結果として浮遊感が強くなるのです。

旅行者向けの目安として、「潮位250cm以上=神社や大鳥居が海に浮かんで見える」と説明されています。
重要なのは、この数値が“絶対条件”ではなく、“見え方が安定しやすいライン”だという点です。潮位が250cmを少し下回っていても十分に雰囲気が出ることもあれば、250cmを超えていても風波で水面が荒れて“水鏡”が消え、期待したほど幻想的に見えないこともあります。つまり「潮位+水面の状態」で仕上がりが決まります。

水面の反射があると写真が一気に映える

満潮時の魅力は、単に“水に浸かって見える”ことだけではありません。風が弱いと水面が鏡のようになり、鳥居や社殿が反射して映り込みます。これが、SNSで見かける「海に浮かぶ絶景」の正体の一部です。

逆に、風が強い日や雨の日は反射が崩れ、輪郭は見えても「浮いてる感」が弱まります。ここでのコツは、完璧な条件を追い過ぎず、「潮位が条件を満たす日を選び、当日は“反射が出たらラッキー”」くらいの気持ちで構えることです。期待値を適切に置くと満足度が上がります。

浮いているのではなく浮いて見えると理解すると失敗しない

「浮いてる?」の疑問は、言い換えると「どうすれば、あの写真の景色になる?」という問いです。答えはシンプルで、次の2点を押さえることです。

  • 視覚効果:潮位が高く、足元が隠れて“支えが見えない”状態をつくる(目安:250cm以上)

  • 環境条件:水面が落ち着いているほど反射が出て幻想的になる(天候・風)

この理解ができると、「満潮の時刻だけ見て行ったのに、思ったより普通だった」という失敗が減ります。時刻はあくまで入口で、判断の主役は潮位です。

厳島神社の大鳥居はどうやって立っているのか

大鳥居は高さ16.6mで総重量は約60tとされる

海の中に立っているように見える大鳥居が倒れない理由を理解するには、まず“スペック”を押さえるのが近道です。宮島観光協会の案内では、大鳥居は社殿から約160m沖に建てられ、高さ16.6m、棟の長さ24.2m、総重量は約60tとされています。
同じく大鳥居修理の完了(2019年6月開始→2022年12月竣工)は、公式サイトに明記があります。

この「約60t」という圧倒的な重量感を知ると、“浮いているわけではない”ことが直感的に分かります。むしろ、重いからこそ安定しやすい、という理解に繋がります。

両部鳥居という形式で柱を増やし荷重を分散している

大鳥居は「両部鳥居(四脚鳥居)」と説明され、左右の主柱に加えて前後に袖柱がある構造です。
柱が増えるほど接地面が広がり、荷重が分散され、横からの力(風や波)に対して踏ん張りが利きやすくなります。見た目の美しさだけでなく、海辺の環境に適した合理性がある、と捉えると納得しやすいはずです。

笠木と島木の中に小石が詰められているという説明がある

「倒れない理由」を語るうえでよく出るのが、鳥居上部の“重り”の話です。観光協会の説明では、笠木・島木が箱状に作られ、その中に小石が約4t分詰め込まれているとされています。
これにより、重心が安定し、外力を受けても“どっしり”した挙動になりやすい、という理解ができます。

※なお、別ソースでは重りの量が異なる表現も見られるため、本記事では観光協会の説明(約4t)を優先します。

大規模修理は2019年から行われ2022年12月に竣工と公式に明記

「今は工事中で見えないのでは?」という不安は、検索意図として非常に強いポイントです。嚴島神社公式サイトには「令和元年6月より行っておりました大鳥居修理工事ですが令和4年12月に竣工致しました」と記載があります。
古い旅行記やイベントページでは“工事終了日未定”と書かれているものも残り続けるため、最新判断は公式を基準にするのが安全です。

厳島神社で鳥居が浮いて見える時間を潮位で調べる

まず結論は潮位250cm以上と100cm以下という目安を使う

満潮と干潮の“時刻”だけを見て計画すると、失敗しやすくなります。なぜなら、同じ満潮でも潮位が十分に高い日と、そうでない日があるからです。そこで使うのが「潮位の目安」です。

  • 潮位250cm以上:海に浮かんで見える(目安)

  • 潮位100cm以下:大鳥居まで歩いて近づける(目安)

ここで大切なのは、どちらも“可能性が上がる目安”であって、現地の風波・ぬかるみ・混雑の影響で体感が変わる点です。断定ではなく、成功確率を上げる指標として使うのが正解です。

潮位の一次データは気象庁の潮位表で確認できる

潮位を調べる際、旅行者向けに分かりやすいページと、一次データを持つページを“セット”で見るのがおすすめです。一次データとしては、気象庁の潮位表(広島など)が参照できます。
「どのサイトを見ても時間がバラバラ」という混乱が起きたときに、一次データに戻れる構造を作っておくと安心です。

潮位で失敗しない3ステップ

ここからは、実際に“外さない”ための手順をテンプレ化します。旅行前日でも、この通りにやれば判断できます。

  1. 訪問日を決める(候補があるなら2〜3日並べる)

  2. 宮島観光協会の解説で「250cm以上/100cm以下」の考え方を確認する

  3. 気象庁の潮位表で「広島(HIROSHIMA)」を開き、当日の潮位の山(満潮)と谷(干潮)を見て、条件を満たす時間帯を拾う

補足:観光協会の潮汐ページでは「潮汐は広島港の潮位で、厳島港は若干早まることが予想されます」と注意書きがあります。
つまり、現地では“想定より少し早く”引いたり満ちたりすることがあるため、時間帯には余裕を持つのが安全です。

潮位早見表で迷いをゼロにする

判断をさらに簡単にするために、潮位を3段階で捉えます。

潮位の目安 見え方の傾向 できること 注意点
250cm以上 浮いて見えやすい 写真の“浮遊感”狙い 風で水鏡が崩れると印象が落ちる
100〜250cm 中間(印象が日による) 参拝・散策中心に満足しやすい “SNSの景色”を期待しすぎない
100cm以下 足元が出やすい 鳥居に徒歩で近づきやすい ぬかるみ・戻り潮・混雑で危険

数値はあくまで目安である点を明示しつつ、判断の手間を最小化します。

厳島神社の鳥居を満潮干潮で楽しむ回り方と撮影

満潮でおすすめの楽しみ方は浮遊感と水鏡を狙う

満潮の魅力は“水の上にあるように見える”ことです。特に潮位が高い時間帯(目安:250cm以上)では、鳥居の脚まわりが水に隠れやすくなります。

満潮時の満足度を上げるコツは、次の4点です。

  • 潮位条件を満たす時間帯を先に確保する

  • 風が弱いほど反射がきれいになりやすいと理解する

  • 人が多い日は“引きの構図”を先に撮り、近景はチャンス待ちにする

  • 参拝と撮影の順番を決める(迷うほど潮位のピークを逃しやすい)

撮影のテクニックより、タイミングと導線が勝ちます。「撮れる場所に、撮れる時間に立つ」ことが最重要です。

干潮でおすすめの楽しみ方は徒歩接近とスケール体験

干潮の魅力は、大鳥居の近くまで歩いて行ける体験です。目安として潮位100cm以下が挙げられています。
近づくと、遠目では分からない木の太さや、潮の匂い、足元の地形まで含めて“その場の記憶”になります。写真だけではなく、体験として強いのが干潮です。

ただし、干潮時は「歩ける=安全」ではありません。戻り潮はじわじわではなく、状況によっては体感以上に早く感じます。次章の安全チェックを前提に、時間帯に余裕を持って行動することが大切です。

満潮と干潮どちらを選ぶべきかを比較表で決める

「自分はどっちを優先すべき?」を一発で判断できるように、比較表を置きます。

比較項目 満潮が向く 干潮が向く
目的 浮いて見える写真を撮りたい 鳥居の近くまで歩いて体験したい
景色 浮遊感・水鏡が出ると幻想的 砂浜が出てスケールが分かる
成功条件 潮位250cm以上+できれば風が弱い 潮位100cm以下+足元が安定している
注意点 風波で反射が消える/混雑 ぬかるみ/戻り潮/転倒
おすすめの人 写真優先・短時間滞在 家族連れ・体験重視・時間に余裕

数値の根拠は旅行者向け目安として示されているもので、当日は安全第一で余裕を持つ設計が前提です。

同日に満潮と干潮を両取りするモデルプラン

「せっかくなら両方見たい」というニーズは強い一方、詰め込みすぎると疲れたり、ピークを逃したりします。そこで、優先順位別に2パターンを用意します(時間は潮位表で各自の訪問日に当てはめてください)。

パターン 流れ 向いている人 コツ
A:満潮優先 満潮の時間帯に撮影→参拝→食事・休憩→干潮で徒歩接近 写真の成功率を最優先 満潮のピーク前後を最優先で確保
B:干潮優先 早い時間に干潮で徒歩接近→参拝→休憩→満潮で水鏡狙い 体験重視・子連れ ぬかるみが少ない時間帯を選びやすい

同日攻略を成功させる最大のポイントは、「どちらのピークが外せないか」を先に決めることです。どちらも追う場合、移動・混雑・疲労が増えるため、どちらか一方を“主役”にすると満足度が上がります。

撮影で失敗しないチェック表

当日の意思決定をラクにするため、撮影条件をチェック表にまとめます。

チェック項目 OKの目安 代替策
潮位 満潮:250cm以上/干潮:100cm以下 中間なら参拝・散策を主目的に切り替える
弱いほど反射が出やすい 反射が無理なら“構図”重視に切り替える
斜光は朱色が映えやすい 曇りは人の影が出にくいメリット
混雑 少ないほど構図自由度が上がる 引きの構図を先に確保する
足元 硬い場所を選べる 無理に近づかず、戻り潮を最優先で回避

潮位は目安で、一次データ(気象庁)と旅行者向け解説(観光協会)を併用すると判断が安定します。

厳島神社の鳥居周辺で気をつけたい安全とマナー

干潮時は足元の危険が増えるので装備でリスクを下げる

干潮で徒歩接近する場合、転倒や靴の汚れ、戻り潮の判断ミスが起こりやすくなります。ここは“根性”ではなく“装備”で解決するのが合理的です。

装備チェックリスト

  • □ 滑りにくい靴(スニーカー等。ヒール・革靴は避ける)

  • □ 裾が汚れてもよい服(風で砂が舞う日もある)

  • □ 両手が空くバッグ(撮影で片手が塞がるなら特に)

  • □ タオル・ウェットティッシュ(汚れ対策)

「歩ける目安(潮位100cm以下)」は便利ですが、歩く場所の泥・貝殻・小石で体感は変わります。無理をしない前提で行動してください。

戻り潮は想像より早く感じるので引き返し基準を決める

干潮はずっと続きません。潮位は底(最も低い時刻)を境に上がり始め、体感としては「さっきより濡れてきた」「歩ける場所が狭くなった」と感じたら危険信号です。

引き返し基準の例

  • 足元に水が回り始めたら、写真より帰路を優先する

  • 人が一斉に戻り始めたら、それについて行く(渋滞回避)

  • 体感で“冷たい・濡れる”が増えたら即撤退する

また、潮汐は広島港の潮位で、厳島港では若干早まる可能性がある、と注意書きがあります。
この“ズレ”がある以上、ギリギリまで粘るのは合理的ではありません。

写真撮影のマナーは通行と安全を最優先する

人気スポットでは、同じ場所に人が集まりやすく、撮影に集中すると周囲が見えなくなります。次の行動は避けるとトラブルになりにくいです。

  • □ 通路の真ん中で長時間立ち止まる

  • □ 後ろ向きに歩いて転倒する

  • □ 人の前に割り込んで構図を作る

  • □ 戻り潮を無視して粘る

「いい写真」より「無事に帰る」が最優先です。安全に配慮した人ほど、結果として落ち着いて撮れて満足度も上がります。

厳島神社の鳥居が浮いてるでよくある質問

満潮と干潮はどちらが人気ですか

人気は目的で分かれます。満潮は“浮いて見える写真”、干潮は“近づける体験”が主役です。目安として、潮位250cm以上で浮いて見える、潮位100cm以下で歩いて近づけると説明されています。
「どちらが正解」ではなく、「何を持ち帰りたいか」で決めるのが一番の近道です。

雨や風の日でも浮いて見えますか

潮位が高ければ、鳥居は水に囲まれて“浮いて見えやすい”状態になります。一方で、水面の反射(いわゆる水鏡)は風で崩れやすく、写真の印象は変わります。雨は雰囲気が出ることもありますが、風が強いと期待した幻想感が落ちることがあります。
対策は「潮位で基礎点を取っておき、当日は反射が出れば上振れ」という考え方です。

潮位が条件を満たしても見え方が違うのはなぜですか

理由は大きく3つです。

  1. 風波で水面が荒れ、反射が消える

  2. 光の向き(晴れ・曇り・時間帯)で朱色の見え方が変わる

  3. 観測地点(広島港基準)と現地(厳島港)で時刻が若干ずれる可能性がある

潮位は重要ですが万能ではありません。条件を満たす“時間帯の幅”を取り、余裕を持って行動することでブレに強くなります。

大鳥居は固定されているのですか

一般向け説明としては「重みで立っている」と紹介されることが多く、観光協会の案内では、形式(両部鳥居)や笠木・島木内部の小石(約4t)など構造の説明があります。
ここで大切なのは、細部の工法を暗記することより、「浮力で浮いているわけではない」という誤解が解けることです。

混雑を避けるコツはありますか

  • 潮位条件を満たす時間帯の“ど真ん中”を避け、前後に少しずらす

  • 満潮狙いなら「引きの構図」を先に撮る(人が増えても成立する)

  • 干潮狙いなら、戻り潮が始まる前に切り上げる(帰路が混むため)

混雑回避は「朝早い/遅い」だけではなく、「ピークの取り方」で変えられます。

厳島神社の鳥居を外さないための要点整理

いちばん大事なのは時刻より潮位で判断すること

この記事で持ち帰ってほしい要点はひとつです。
“満潮は何時?”ではなく、“その時間帯の潮位は何cm?”で判断する。

旅行者向けの目安として、潮位250cm以上で浮いて見える、潮位100cm以下で歩いて近づける、という説明があります。
そして、一次データとしては気象庁の潮位表で確認できます。
この2本立てにすると、情報が揺れても判断がブレません。

次にやることチェックリスト

  • □ 訪問日を決める(候補があれば並べる)

  • □ 気象庁の潮位表で広島の潮位を確認し、250cm以上/100cm以下の時間帯を拾う

  • □ 満潮優先か干潮優先かを決めて、モデルプランに当てはめる

  • □ 当日は安全第一で、干潮は引き返し基準を先に決める

  • □ 最新情報(動線や注意事項)は公式案内も確認する

計画が立つと、不思議なほど気持ちが軽くなります。見たい景色が「運」ではなく「設計」で取りに行けるようになるからです。

参考にした情報源

嚴島神社 公式サイト(工事状況及び計画・大鳥居修理工事)
https://www.itsukushimajinja.jp/jp/construction.html

宮島観光協会(嚴島神社&大鳥居で干き潮・満ち潮を楽しむ方法)

嚴島神社&大鳥居で干き潮・満ち潮を楽しむ方法を3分マスター!中1レベルで解説

宮島観光協会(大鳥居|観光スポット:高さ・重量・構造の解説)
https://www.miyajima.or.jp/sightseeing/ss_ootorii.html

宮島観光協会(潮汐表:広島港基準・厳島港は早まる注意)
https://www.miyajima.or.jp/sio/sio06.php

気象庁(潮位表:広島 HIROSHIMA)
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=Q8

Discover Japan(嚴島神社:建築×自然の解説記事)

海に浮かぶかのように建つ広島《嚴島神社》建築×自然でめぐる神宿る島・宮島【後編】